JPH02103255A - フェノール樹脂成形材料 - Google Patents

フェノール樹脂成形材料

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JPH02103255A
JPH02103255A JP25675088A JP25675088A JPH02103255A JP H02103255 A JPH02103255 A JP H02103255A JP 25675088 A JP25675088 A JP 25675088A JP 25675088 A JP25675088 A JP 25675088A JP H02103255 A JPH02103255 A JP H02103255A
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JP
Japan
Prior art keywords
phenolic resin
molding material
resin molding
millet
filler
Prior art date
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Pending
Application number
JP25675088A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Kotani
粉谷 佳男
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、フェノール樹脂成形材料に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
フェノール樹脂成形材料は、熱硬化性樹脂成形材料の中
でも、日用雑貨用品、厨房品など一般用途、電気用品用
途、機械用品用途等巾広い分野で使用されている。この
フェノール樹脂成形材料に含めるフィラーは、有機物の
木粉、綿フロック等と無養吻母無機物のガラス繊維、タ
ルク、マイカ等に大別され、先述の各用途に適したフィ
ラーが選択使用されている。たとえば、主フィラーとし
て木粉使用の場合、比重が軽く、成形性が良好で成形品
の外観に優れているが故に、各用途の汎用品として巾広
く使用されている。しかし、これら汎用品においても安
全性の向上、品質の向上の観点から、特に成形材料の物
性項目の中で、煮沸後の絶縁抵抗の低下と、煮沸後の成
形品表面の光沢劣化、肌荒れが問題となっている。これ
らの問題点を解決するために、ガラス繊維などの無機物
フィラーが使用される。しかし、この場合には、得られ
る成形品の比重が大きくなる、成形性が悪くなるため成
形不良が多発するなどの問題点を伴なう。
〔発明が解決しようとする問題点〕
フェノール樹脂成形材料の成形品で、木粉が主フィラー
の場合の比重と殆ど変わらず、煮沸後の絶縁抵抗が、ガ
ラス繊維を主フィラーとする場合と同じ程度の劣化にと
どまるような成形品を与えるフェノール樹脂成形材料を
提供することにある〔問題点を解決するための手段〕 本発明はフィラーとして全体量の20〜70重量%の粟
殻粉、硬化剤、離型剤、着色剤及び改質材から成ること
を特徴とするフェノール樹脂成形材料でその解決手段と
するものであり、フェノール樹脂成形材料で木粉フィラ
ーの一部又は、すべてを粟殻粉にすることで比重を増す
ことなく耐煮沸性の改良を成し得、本発明に至った。以
下に、本発明のフェノール樹脂成形材料について詳しく
説明する。本発明で、フィラーとして用いる粟殻粉は、
成形材料の全体量に対して配合量20〜70重量%(以
下単に%と記す)に制限される。すなわち配合量20%
未満では、木粉を主フィラーとする成形材料と同様で、
煮沸後の成形品表面の光沢、平滑性が悪く、配合量70
%を越えると、流動性が悪くなり成形不良が多発するの
である。
粟殻粉の粒度は、特に範囲を限定するものではないが、
40〜200メツシユが適当である。すなわち、40メ
ツシユ以下では、フェノール樹脂、フィラー、硬化剤、
離型剤、着色剤、例えば流動調整を目的とした改質剤と
の混合、粉砕に時間がかかりこの間の発熱でフェノール
樹脂と硬化剤との反応が進行し、製造される樹脂成形材
料の品質が一定しないと同時に不経済でもある。200
メツシュ以上では粉状材料として嵩高すぎて、所定量仕
込むのに容積の大きな装置を必要とする上、粉塵が舞い
易く衛生上も好ましくない。フェノール樹脂としてはフ
ェノール樹脂、クレゾール樹脂、キシレソ樹脂等の単独
、変性物、混合物等を用いることができ、フェノール樹
脂であるならばよく特に限定するものではない。なお、
フェノール樹脂、粟殻粉以外の配合物については、フェ
ノール樹脂成形材料として一般に使用される材料で良い
。すなわち、硬化剤として例えばヘキサミンを樹脂に対
して15〜20%、離型剤として例えばステアリン酸亜
鉛、天然カルナバ等を1%、着色剤として例えばカーボ
ンブラックを1%、流動を調整する改質材として例えば
タルクを10〜15%を配合して成形材料とすることが
できる。
〔実施例〕
実際には、融点90°Cのノボラック型フェノール樹脂
を用いて第1表の配合表に従って混合、混練、粉砕して
、実施例1乃至5、比較例1と2のフェノール樹脂成形
材料を得た。これら成形材料をJIS試験用金型で、射
出成形して所定の試験片を得、JIS−に6911に準
じて行った試験項目の中から、今回の特徴を示す試験結
果を第1表下段に示した。
試験結果において、粟穀粉の配合量20%〜70%で比
較例1の主フィラーが木粉の場合に比べ、煮沸後の絶縁
抵抗が約102Ω−cm向上し、比較例2の主フィラー
がガラス繊維の場合の絶縁抵抗値に近似し、その割には
比重は1.40乃至1.43で、比較例2の1.85に
比べると小さく殆ど比較例1並であった。煮沸後の外観
についても、配合量20〜70%では、主フィラーがガ
ラス繊維の場合に近い平滑な外観を維持したが、粟穀粉
の配合量80%では、樹脂分不足の成形不良に起因する
カスレで、煮沸後の外観が比較例1が木粉フィラーの場
合と同じ肌荒れを呈した。
〔発明の効果〕
これら試験結果で明らかなように、粟穀粉をフィラーと
して20〜70%配合したフェノール樹脂成形材料の成
形品では、その比重を木粉フィラーのものに比べ殆ど増
大させることなく、ガラス繊維フィラーのものにほぼ同
等な煮沸後の絶縁抵抗と外観を示すのである。
以下余白

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)フィラーとして全体量の20〜70重量%の粟殻
    粉、硬化剤、離型剤、着色剤及び改質材から成ることを
    特徴とするフェノール樹脂成形材料。
JP25675088A 1988-10-12 1988-10-12 フェノール樹脂成形材料 Pending JPH02103255A (ja)

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