JPH021029B2 - - Google Patents

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JPH021029B2
JPH021029B2 JP56178482A JP17848281A JPH021029B2 JP H021029 B2 JPH021029 B2 JP H021029B2 JP 56178482 A JP56178482 A JP 56178482A JP 17848281 A JP17848281 A JP 17848281A JP H021029 B2 JPH021029 B2 JP H021029B2
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acid
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BASF SE
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は感圧性でかつ感熱性の記録材料に関す
る。 現在普通に用いられているカーボン紙不要の複
写紙は、複数紙葉の組合わせから成る。上葉紙は
その背面上にマイクロカプセルの塗膜を有し、中
葉紙も同様にその背面にマイクロカプセル塗膜
(付与面:CB−面)を有し、そしてその表面に
は、その面上で色素形成体が反応して発色する酸
性化合物(電子受容体)を含有する(受容面:
CF−面)。また色素形成体を含有するマイクロカ
プセルと受容体を同じ紙葉面に重ねて施してもよ
い。この場合にはマイクロカプセルが破壊すれば
いつでも発色が起こる。 色素形成体は既知であつて、たとえば個々には
下記のものが用いられる。クリスタルバイオレツ
トラクトン、N−ベンゾイルロイコメチレンブル
ー、マラカイトライトグリーンラクトン、ローダ
ミンラクトン、スピロジピラン又はフルオラン誘
導体(ドイツ特許出願公開2422899号、同2025171
号、同2318403号、同2323803号、ドイツ特許出願
公告2156214号、ドイツ特許出願公開2243483号及
び同2230225号、英国特許1417695号の各明細書参
照)。 電子受容体(受容体)としては活性化粘土、ア
クパルジヤイト、酸化アルミニウム、ベントナイ
ト、シルトン粘土、カオリン及びその他の粘土類
が用いられる。 米国特許3222557号及び同3488207号各明細書に
よれば、発色は固体の芳香族カルボン酸によつて
も起こることが知られている。ドイツ特許出願公
開2152765号明細書によれば、芳香族カルボン酸
特にオキシカルボン酸の、多面金属たとえばマグ
ネシウム、亜鉛、カルシウム、カドミウム又はア
ルミニウムの塩類は、遊離のカルボン酸よりも有
効である。 ドイツ特許2252901号及び同2303405号各明細書
には、粘土類と芳香族カルボン酸及び/又はその
金属塩類からの混合物を受容体として用いること
が記載されている。 これらの受容体物質は、まず粉砕及び混合さら
に場合により分散により、水性分散液に加工さ
れ、次いでドクターナイフ塗布により又は印刷に
より紙表面に塗布される。 無機質受容体は水分に対し敏感であるため、最
近はフエノール樹脂を受容体として用いることが
試みられた。米国特許3466184号明細書には、油
に可溶なフエノール性重合体を受容面として用い
ることが記載されている。樹脂としては、エチレ
ングリコールモノエチルエーテル、n−ブタノー
ル、酢酸エチル、エタノール、それらの混合物及
び類似の溶剤に可溶である、p−フエニルフエノ
ール、アルキルフエノール及びアルキルフエノー
ル−アセチレンを基礎とするノボラツクが使用さ
れる。この重合物は有機溶液としてたとえばフレ
キソ印刷により塗布されうる。 ドイツ特許出願公開2631832号明細書には、有
機溶剤から紙上に施用しうる、ヒドロキシベンゾ
ール−又はヒドロキシナフタリン−カルボン酸、
フエノール及びホルムアルデヒドからの低分子量
縮合生成物が受容体として記載されている。この
剤は、有機溶剤に可溶な塩類と併用されることも
ある。 米国特許3466184号及びドイツ特許出願公開
2631832号各明細書により公知の受容体物質は、
これを有機溶剤中の溶液の形で施用せねばなら
ず、その際溶剤蒸気のために吸収装置を設置せね
ばならないという欠点を有する。 さらにこの受容体は、有機溶剤のために水性マ
イクロカプセルと一緒に「自己含有紙」の製造の
ため共同して施用することができない。なぜなら
ばマイクロカプセルが普通は溶剤に対し不安定で
あり、したがつて変色が起こるからである。した
がつて「自己含有紙」ではまず受容体が塗布さ
れ、そして溶剤が完全に除去されたのち、第二段
階でマイクロカプセルが塗布される。こうして得
られた「自己含有紙」は、カプセルが樹脂粒子上
に無防備で存在するという理由から、摩擦に過敏
であるという欠点を有する。 ドイツ特許出願公告2064155号明細書によれば、
受容体としてのフエノールホルムアルデヒド樹脂
の使用が公知であつて、そこではアニオン性分散
剤の存在下に樹脂が水性懸濁分散液中に移行され
る。分散液は常法により水性懸濁液中で樹脂を湿
式粉砕することにより製造される。その粒径は、
有効な受容体層を得るために5μm以下、好ましく
は1μm以下であることを必要とする。また微細粒
子は、水酸化アルカリ溶液にフエノール/ホルム
アルデヒド樹脂を溶解し、酸により溶液から樹脂
を沈殿させ、次いで湿式粉砕することによつも得
られる。この微細な樹脂の懸濁分散液は、噴霧乾
燥により又はドラム乾燥器内で微細な樹脂として
分離することができる。 受容体として用いられる無機又は有機の物質
は、塗布たとえば印刷に際して、腐食及び磨耗を
起こす、稜角がとがつた凝集塊をしばしば含有し
ている。 本発明の課題は、受容体物質(電子受容体)が
均一な大きさで摩耗を起こさない形で含有され、
かつ自己含有紙の製造を一工程で可能にする、色
素形成体により発色する塗膜を有する感圧感熱性
の記録材料を開発することであつた。 この課題は、本発明により、直径5μm以下好ま
しくは0.5〜2μmの球状樹脂粒子を有するフエノ
ール樹脂の二次分散液及び室温において固体の脂
肪アルコールを発色層として用いることにより解
決される。 本発明者らは、(a)5μm以下の粒径を有する微細
球状の固体フエノール樹脂、(b)分散剤としての、
次式 (式中R1はC8〜C20−アルキル基又はC1〜C20
アルキル基により置換されていてもよいフエニル
基、R2は水素原子又はメチル基、nは2〜100そ
してmは0〜50を意味する)により表わされる共
重合可能な化合物5〜95重量%(α)、共重合可
能なエチレン性不飽和C3〜C5−カルボン酸又は
重合可能なエチレン性不飽和基を有するスルホン
酸又はホスホン酸5〜95重量%(β)及び(α)
及び(β)と異なる少なくとも1種の共重合可能
なエチレン性不飽和基化合物0〜50重量%(γ) から成る共重合物、(c)少なくとも1種の室温で固
体の脂肪族アルコール及び所望により(d)この種の
塗膜に普通の助剤を含有し、そして(a)が(b)と共に
水性又は水−有機性の二次分散液の形で用いられ
ているとき、卓越した性状を有する感圧及び感熱
性の記録材料が得られることを見出した。 本発明による発色層を用いると、マイクロカプ
セル中に埋め込まれた色素形成体と協同して鮮明
で強力でかつ安定な複写/記録が得られる。 本発明の記録材料は、成分(a)、(b)、(c)及び場合
により(d)を含有する水性又は水−有機性の調製物
を担持体上に塗布することにより得られる。 水性又は水−有機性の調製物は、(a)及び(b)を含
有する二次分散液を、室温で固体の脂肪族アルコ
ール及び場合によりこの種の塗膜に普通に含有さ
れる助剤と混合することにより製造される。 必要な(b)を含有する(a)の水性−又は水−有機性
二次分散液は、激しく撹拌しながら共重合物(b)を
分散剤として溶存又は懸濁して含有する、水と混
合可能な溶剤中のフエノール樹脂(ノボラツク)
の溶液を水に添加することにより得られる。(a)の
粒径は、沈殿の際の温度、用いた溶剤により、さ
らに用いた撹拌装置たとえばプロペラ型撹拌器、
混合サイレン又は強力撹拌器により影響を受ける
ことがある。本発明による記録材料のためには、
0.2〜5μm好ましくは0.5〜2μmの大きさの(a)の球
状粒子が特に適する。より小さい粒子(a)特に
0.2μm以下のものは、紙上に塗布するとき、紙繊
維の間で消失して、発色のため役立たないか又は
部分的にしか役に立たない。 (a)のための水と混合可能な溶剤としては、経済
上の理由からエタノール、n−及びi−プロパノ
ール、メタノール、ブタノール、デトラヒドロフ
ラン、アセトン又はそれらの混合物が用いられ
る。 分散に際して得られた分散液から、必要に応じ
有機溶剤を一部又は全部既知の手段たとえば蒸留
により除去する。 分散剤(b)としては、共重合物に対し (α)次式 (式中R1はC8〜C20−アルキル基又はC1〜C18
アルキル基により置換されていてもよいフエニル
基、R2は水素原子又はメチル基、nは2〜100、
そしてmは0〜50を意味する)で表わされる共重
合可能な化合物5〜95重量%、(β)共重合可能
なエチレン性不飽和C3〜C5−カルボン酸又は重
合可能なエチレン性不飽和基を有するスルホン酸
又はホスホン酸5〜95重量%及び (γ)(α)及び(β)と異なる少なくとも1
種の共重合可能なエチレン性不飽和の化合物0〜
50重量%から構成されている共重合物が用いられ
る。 コモノマー(α)のR1は、個々はたとえばC8
〜C20−特にC10〜C20−アルカノールから誘導さ
れる基、たとえばオクチ基、2−エチルヘキシル
基、ノニル基、パルミチル基、ステアリル基、オ
レイル基、ラウリル基;フエノール又はC1〜C20
−アルキルフエノールたとえばヘキシルフエノー
ル、ドデシルフエノール、ヘキサデシルフエノー
ル及びオクタデシルフエノールから誘導される基
である。 R1としては獣脂アルコール、椰子油アルコー
ル又はC5〜C18−アルキルフエノールから誘導さ
れる基が優れている。 式()のコモノマーについては、nが10〜
100、mが0であることが好ましい。 コモノマー(β)の例としては、C3〜C5−カ
ルボン酸たとえばアクリル酸、メタクリル酸、ク
ロトン酸、ビニル酢酸、そしてスルホン酸及びホ
スホン酸たとえばビニルスルホン酸、スルホエチ
ルアクリル(メタクリル)酸、スルホプロピルア
クリル(メタクリル)酸、マレインイミド−N−
エタンスルホン酸、2−アクリルアミド−2−メ
チル−プロパンスルホン酸及びビニルホスホン酸
があげられる。 (b)のためのコモノマー(β)としては、アクリ
ル酸、メタクリル酸及び2−アクリルアミド−2
−メチルプロパンスルホン酸が優れている。 場合により用いられるコモノマー(γ)の例
は、アクリル(メタクリル)アミド、ラウリルア
クリレート、スチロール、酢酸ビニル、メチル
(メト)アクリレート、三級−、二級又はn−ブ
チルアクリレート、ヒドロキシプロピルアクリレ
ート、ブタンジオールモノアクリレート、プロピ
オン酸ビニル、2−エチル−ヘキシルアクリレー
トであり、そのうちアクリルアミド、前記の各ブ
チルアクリレート、2−エチルヘキシルアクリレ
ート、ヒドロキシプロピルアクリレート及びラウ
リルアクリレートが優れている。 特に優れているものは、エチレンオキシド40〜
90モルとの獣脂アルコールの反応生成物のアクリ
ル酸エステル、アクリルアミド及び2−アクリル
アミド−2−メチルプロパンスルホン酸からの共
重合物、ならびにラウリルアクリレート及びメタ
クリル酸及び前記変性獣脂アルコールアクリレー
トらの共重合物、あるいは変性獣脂アルコールの
アクリレートとメタクリル酸約30重量%との共重
合物である。 (b)の製造はドイツ特許出願公開2758122号明細
書の記載に従つて行われる。 分散剤(b)の量は、通常樹脂(a)に対して1〜10重
量%好ましくは2〜8重量%特に3〜8重量%で
ある。 フエノール樹脂(a)としては、フエノール及びホ
ルムアルデヒド(又はイソブチルアルデヒド)の
1:0.5ないし1:1の比での縮合により得られ
たノボラツク型の樹脂が用いられる。この樹脂は
既知である(ヌーベル著「デイ・インダストリ
ー・デル・フエノール−アルデヒド−ハルツエ」
ウイルヘルム・クナツプ社1931年;ロバート
W.マーチン著「ザ・ケミストリー・オブ・フエ
ノリツク・レジンズ」ジヨン・ウイリー・アン
ド・サンズ社1956年;ドイツ特許出願公開
2805763号及び同2918593号各明細書参照)。 室温で固体の脂肪族アルコールとしては12〜18
個の炭素原子を有するものが用いられ、そのアル
キル基は直鎖状でも分岐状でもよい。これらのア
ルコールの混合物も使用できる。 アルコールの個々の例としては、ラウリルアル
コール、ミリスチルアルコール、セチルアルコー
ル、ステアリルアルコール及びC11〜C18−留分か
ら製造された混合物があげられ、好ましくはセチ
ルアルコール及びミリスチルアルコールが用いら
れる。 他の助剤(d)は、たとえば(a)、(b)及び(c)を含有す
る調製物の粘度を調整することができる助剤であ
り、そのほか結合剤たとえば殿粉、可溶性セルロ
ース誘導体、アクリレート又はスチロール−ブタ
ジエンとの共重合物を基礎とする結合剤分散液、
白色顔料及び充填材たとえば不溶性殿粉、不溶性
メラミン−ホルムアルデヒド縮合物、微孔質球状
物、二酸化チタン、炭酸カルシウム及び粘土であ
る。 (a)、(b)、(c)及び(d)からの塗膜は、たとえば水性
の又は水−有機性の分散液の形で既知の手段によ
り担持体上に施される。この分散液に、マイクロ
カプセル中にまだ封入されている色素形成体が添
加されると、いわゆる「自己含有」記録材料が得
られる。 下記例中の部及び%は重量を意味する。 A 分散液 1 水浴、いかり形撹拌器、温度計及びN2
給管を備えたウイツトの容器に、イソプロパ
ノール954部、水954部、エチレンオキシド80
モルとの獣脂アルコールの反応生成物のアク
リレート315部、2−アクリルアミド−2−
メチルプロパンスルホン酸105部及びアクリ
ルアミド210部を窒素雰囲気下で撹拌しなが
ら60℃に加温して溶解させる。次いでアゾビ
スイソブチロニトリル21部を加え、80℃に混
合物を3時間保持した。 冷却した重合体溶液は26%の固形物含量を
有していた。重合体はフイケンチヤーによず
K−値(ジメチルホルムアミド中の3%溶液
で測定)36を示した。 2 分散剤1の場合と同様に操作し、ただし下
記のものを用た。 イソプロパノール 315部 水 315部 エチレンオキシド80モルとの獣脂アルコー
ルの反応生成物のアクリレート 140部 メタクリル酸 70部 アゾビスイソブチロニトリル 7部 得られた重合体溶液は固形物含量25%を有
し、フイケンチヤーによるK−値(DMF中
3%)は32であつた。 B 本発明による記録材料の評価 1 複写の強度の測定: マイクロカプセルを塗布した普通市販の紙
(CB−紙)を、本発明による記録材料の紙葉
(CF−紙)と一緒に、8枚重ねの複写の一組
を作り、この組に4×4cmの面積上に印字の
強さ2をもつて電気タイプライターにより文
字“W”を印書した。その際文字を直接に行
中に並べ、そして各行は上下に密接して配置
した。 強度を測定するため8番目の複写を用い
た。そのためにはフイルターYを有するツア
イス社の規約反射率光度計(エルレホ)によ
り、印字しないものの規約反射率と印字した
塗被紙の規約反射率を、白色標準の規約反射
率(100)と比較して測定した(相対規約反
射率)。 複写強度(IG)は、次式 IG=Ryp−Ryn 〔式中Rypは白色標準に対する印字しない紙
の相対規約反射率;Rynは印字した紙の相対
規約反射率(フイルターYにより測定)〕に
より与えられる。 2 印字の鮮明度の判定: このためには、各複写から複写へ不鮮明度
が増加するので、第8番目の複写が用いられ
た。判定は下記の意味を有する評点1〜5を
用いて行つた。 評点1=鮮明な複写 評点2=やや不鮮明 評点3=不鮮明 評点4=塗りつぶれ 評点5=強度に塗りつぶれ 実施例 1 (a) 分散液 フエノール−ホルムアルデヒド−ノボラツク
樹脂(モル比フエノール:ホルムアルデヒド=
1:0.75;分子量500;DIN52011による環球式
試験法による軟化点:104℃;アルカノール及
びケトンに良好に可溶)140部及びセチルアル
コール20部をエタノール210部に溶解する。次
いで分散剤(1)の溶液28部(分散剤として7.28部
に相当)を撹拌しながら混入し、得られた溶液
を分散装置(ウルトラ−ツ−ラツクス)を備え
た容器内に装入する。室温及び6000rpmで水
300部を除々に添加し(添加終了時の温度は約
40℃)、次いで蒸留装置内で分散液から有機溶
剤を除去する。こうして安定なフエノール樹脂
の分散液が得られ、これは1週間後も安定であ
る。固形物含量:36%;球状粒子の粒径は約
1μm。 (b) 塗布色料:(a)によつて得られた分散液に、そ
の固形物含量に対し10%の食用殿粉、及びスチ
ロール/ブタジエン共重合物を基礎とする50%
結合剤分散液5%を添加する。次いでこの混合
物を、色料がフオードカツプ(DIN−ビーカ
ー、口径4mm)からの流出時間30秒を有するに
致るまで水で希釈する。この色料を紙(40g/
m2)上にドクターナイフにより塗布する(塗布
量5.1g/m2)。 塗布して得られた記録材料を用いてB1によ
り複写を作り、B1及びB2による8番目複写
の強度及び鮮明度を判定した。IG=40;印字
の鮮明度は評点1。 実施例 2〜5 (a) 分散液 実施例1(a)と同様に操作し、ただし下記性質
のフエノール−イソブチルアルデヒド−ノボラ
ツク樹脂を用いる。モル比1:1;分子量
650;DIN52011による環球式試験法による軟
化点:120℃;アルカノールとケトンに良好に
可溶。樹脂と共に溶存するセチルアルコールの
量は下記に示すとおりである。実施例 部 2 10 3 20 4 35 5 70セチルアルコール (b) これらの分散液を用いて実施例1(b)と同様に
して塗布色料を作り、そしてB1及びB2によ
り記録材料を、8番目複写の複写強度と印字鮮
明度につき評価した、市販のマイクロカプセル
紙との組合わせにおいて鮮明で強度の高い複写
が得られた。最良の成績は、セチルアルコール
20部の混合の場合に得られた。IG=45、印字
の鮮明度は評点1。 実施例 6〜9 (「自己含有」塗膜) (a) 実施例2(a)ないし5(a)の樹脂分散液を使用す
る。 (b) 実施例2(a)ないし5(a)の各分散液に、ブタジ
エン/ステロールを基礎とする50%結合剤分散
液45部、セルロース粉末80部及びポリアクリル
酸を基礎とする濃化剤13部を添加し、その均質
な分散液を苛性ソーダ溶液によりPH8にする。 得られた混合物に40%マイクロカプセル分散
液を、フエノール樹脂マイクロカプセルの重量
比が2:1になるように添加する。このマイク
ロカプセル分散液は、ドイツ特許出願公開
2940786号明細書例1に記載された方法により
製造されたものである。 塗布色料を製造するために、この混合物をフ
オードカツプ(口径4mm)からの流出時間が約
30秒になるように水で希釈する。この塗布色料
を用いて得られた記録材料の試験結果を、第1
表に一括して示す。 (c) この塗布色料又は適当な粘度に希釈すること
により得られた塗布色料の調製物において、樹
脂対マイクロカプセルの比率を1:1又は1:
2に高めると、第8番目複写が高いIG−値
(IG49.5〜62)を有する記録材料が得られる。
しかしこの複写は不鮮明ないし強度に塗りつぶ
れたものであり、したがつて実際上判読が不可
能である(第1表中の例6.1、6.2、7.1及び7.2
を参照)。
【表】
【表】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 発色性の塗膜が、(a)5μm以下の粒径を有する
    微細球状の固体フエノール樹脂、(b)分散剤として
    の、次式 (式中R1はC8〜C20−アルキル基又はC1〜C20
    アルキル基により置換されていてもよいフエニル
    基、R2は水素原子又はメチル基、nは2〜100そ
    してmは0〜50を意味する)により表わされる共
    重合可能な化合物5〜95重量%(α)、共重合が
    可能なエチレン性不飽和C3〜C5−カルボン酸又
    は重合可能なエチレン性不飽和基を有するスルホ
    ン酸又はホスホン酸5〜95重量%(β)及び
    (α)及び(β)と異なる少なくとも1種の共重
    合可能なエチレン性不飽和化合物0〜50重量%
    (γ) から成る共重合物、(c)少なくとも1種の室温で固
    体の脂肪族アルコール及び所望により(d)この種の
    塗膜に普通の助剤を含有し、そして(a)が(b)と共に
    水性又は水−有機性の二次分散液の形で用いられ
    ていることを特徴とする、色素形成体により発色
    する塗膜を有し、そして所望によりその塗膜と反
    応して発色する1種又は2種以上の色素形成体を
    有する担持体から成る、感圧及び感熱性の記録材
    料。 2 (b)の割合が(a)に対し1〜10重量%であること
    を特徴とする、特許請求の範囲第1項に記載の記
    録材料。 3 (c)の割合が(a)に対し10〜100重量%であるこ
    とを特徴とする、特許請求の範囲第1項又は第2
    項に記載の記録材料。 4 (c)の割合が(a)に対し25〜50重量%であること
    を特徴とする、特許請求の範囲第1項又は第2項
    に記載の記録材料。 5 (c)としてセチルアルコールを使用することを
    特徴とする、特許請求の範囲第1項ないし第4項
    のいずれかに記載の記録材料。 6 (a)が0.5〜2μmの粒径を有することを特徴と
    する、特許請求の範囲第1項ないし第5項のいず
    れかに記載の記録材料。 7 (b)が、獣脂アルコール、椰子油アルコール又
    はC5〜C18−アルキルフエノールの、アルコール
    又はフエノール1モル当りエチレンオキシド10〜
    100モルとの反応生成物の少なくとも1種のアク
    リル(又はメタクリル)酸エステル(α)、アク
    リル酸、メタクリル酸、2−アクリルアミド−2
    −メチル−プロパンスルホン酸又はそれらの混合
    物(β)及び所望によりアクリルアミド、ブチル
    アクリレート、2−エチル−ヘキシルアクリレー
    ト、ヒドロキシプロピルアクリレート、ラウリル
    アクリレート又はそれらの混合物(γ)からの共
    重合物であることを特徴とする、特許請求の範囲
    第1項ないし第6項のいずれかに記載の記録材
    料。 8 (b)が、獣脂アルコールとその1モル当りエチ
    レンオキシド40〜90モルとの反応生成物のアクリ
    ル酸エステル(α)と、2−アクリルアミド−2
    −メチルプロパンスルホン酸(β)及びアクリル
    アミド(γ)からの、あるいはメタクリル酸
    (β)及び場合によりラウリルアクリレート(γ)
    からの共重合物であることを特徴とする、特許請
    求の範囲第1項ないし第6項のいずれかに記載の
    記録材料。
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