JPH02102922A - トルク伝達軸のためのダンパ構造 - Google Patents

トルク伝達軸のためのダンパ構造

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JPH02102922A
JPH02102922A JP63252289A JP25228988A JPH02102922A JP H02102922 A JPH02102922 A JP H02102922A JP 63252289 A JP63252289 A JP 63252289A JP 25228988 A JP25228988 A JP 25228988A JP H02102922 A JPH02102922 A JP H02102922A
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JP
Japan
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input shaft
shaft
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outer peripheral
input
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JP63252289A
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JP2520286B2 (ja
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Tadashi Sekine
関根 忠
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Mitsuba Corp
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Mitsuba Electric Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] 〈産業上の利用分野〉 本発明は、回転式駆動機のトルク伝達経路に設けられる
ダンパ構造に関する。
〈従来の技術〉 動力の断続頻度が高い、あるいは入・出力軸間の相対ト
ルク変動が大きい回転式駆動機の場合、動力伝達経路に
及ぶ繰返し応力の緩和、あるいは歯車装置などから生ず
る噛合い音の緩和を計るために、入・出力軸間にダンパ
機構を介設することが通例である。
このダンパ機構としては、例えば自動車の乾式単板クラ
ッチ装置に見られるように、入力軸に連なるインチ部材
と、出力軸に断続されるアウタ部材との間に、接線方向
にその軸線を向けたコイルばねなどの弾性部材を介装し
た構造が知られている。
〈発明が解決しようとする課題〉 ところで、動力断続時の衝撃緩和をより円滑に行なう上
には、弾性部材のコンプライアンスをより高く設定し得
ることが好ましく、そのためには、衝撃吸収に要する変
位ストロークが可及的に大きくとれることが望ましい。
しかるに、上記した公知形式によると、周方向に配設さ
れた弾性部材の変形により衝撃吸収を行なうことから、
衝撃吸収に有効な変位角度を増大しようとすると、円周
長を増大させねばならず、その径方向寸法の増大を余儀
なくされる。
本発明は、このような従来技術の問題点を解消すべくな
されたものであり、その主な目的は、衝撃吸収に有効な
変位角度をより大きくとることができ、しかもコンパク
トに構成し得るトルク伝達軸のためのダンパ構造を提供
することにある。
[発明の構成] く課題を解決するための手段〉 このような目的は、本発明によれば、入力軸と出力軸と
の間に於ける回転トルク伝達の緩衝作用を行うダンパ4
M造であって、互いに同軸的にかつ相対回動自在に係合
し、その一方が前記入力軸に連なり、その他方が前記出
力軸に連なる内周部材及び外周部材と、前記外周部材の
径方向中心部に螺合すると共に、前記内周部材に対して
軸線方向にのみ変位可能かつ弾発手段を介して中立位置
に支持されたスライド部材とを有することを特徴とする
トルク伝達軸のためのダンパ構造を提供することにより
達成される。
〈作用〉 このようにすれば、入・出力軸間のトルク差により内周
部材と外周部材との間に周方向変位が生ずると、内周部
材に設けられたスライド部材が外周部材との間のねじ結
合にて軸線方向に変位し、このときのスライド部材のス
ラスト力を弾発手段が受は止める。そしてスライド部材
の軸線方向変位にてもたらされる弾発手段の弾性変形を
もって、入・出力軸間に伝達される衝撃トルクの吸収・
減衰がなされる。
〈実施例〉 以下に添付の図面を参照して本発明を特定の実施例につ
いて詳細に説明する。
第1図は、本発明に基づくダンパ構造が適用された動力
伝達機構を模式的に示している。
電動モータ1の出力軸2には、ウオームギヤ3が固着さ
れ、このウオームギヤ3には、ウオームホイール4が噛
合している。このウオームホイール4が固着された入力
軸5は、ピニオンギヤ6及びスパーギヤ7などを介して
所定の被動機に連結される。
このような動力伝達機構にあって、例えば動力の断続頻
度が高い場合、あるいは駆動機と被動機との間の相対ト
ルク変動が大きい場合には、入・出力軸間に繰返し応力
が作用して金属疲労を誘発したり、入・出り軸間のギヤ
の噛合い部に打音を生じたり、あるいは歯条が損傷する
不都合がある。
そこで本発明に於いては、つ4−ムホイール4と入力軸
5との接続部に、ダンパ機構8を設けるものとしている
第2図にダンパ機構8の構成を示す。入力軸5の軸端に
は、内周部材としての中心軸9が突設されており、この
中心軸9の軸端には、エンドホルダ10が固着されてい
る。中心軸9は、入力軸5に一体的に固着されており、
従って、中心軸9とエンドホルダ10とは、入力軸5と
一体的に回転する。
入力軸5の軸端とエンドボルダ10との間には、つt−
ムホイール4を一体的に形成してなる外周部材11が、
入力軸5と同軸的にかつ相対回動自在に挟設されている
。そして入力軸5の軸端とエンドホルダ10との間に於
ける中心軸9の軸上には、スライド部材12が摺合して
いる。このスライド部材12は、外周部材11の中心部
に形成された内ねじTf螺合すると共に、エラストマ材
料を環状に成形した弾性部材13がその両端に介装され
ている。また、スライド部材12の軸線方向両端部の外
周には、入力軸5の軸端及びエンドホルダ10にそれぞ
れ設けられた回り止めピン14に係合する軸線方向溝1
5が凹設されており、これにより、スライド部材12が
入力軸5と共に回転し1qるようにされている。
次に上記実施例の作用について説明する。
入力軸5の軸端とエンドホルダ10との間にてスライド
部材12を挾んで中心軸9上に装着された弾性部材13
の弾発力により、通常時スライド部材12は、入力軸5
の軸端とエンドボルダ10との間の中立位置に向けて弾
発的に押圧保持されている。この状態で出力軸2により
ウォームホイ−ル4と共に外周部材11が駆動されると
、所定の負荷範囲内であれば、外周部材11とスライド
部材12とが共回りをし、回り止めピン14を介して入
力軸5に駆動力が伝達され、ピニオンギヤ6などを介し
て被動機が駆動される。
ここで、例えば被動機の負荷変動などにより、特に入力
軸5に制動トルクが作用して入・出力軸5・2間にトル
ク差が生じた場合を想定すると、入力軸5と共にスライ
ド部材12は回転を停止しようとするが、外周部材11
は、入力軸5軸端とエンドホルダ10との間に相対回動
自在に挟持されていることから、ウオームホイール4と
共に回転を継続しようとする。すると外周部材11に対
してスライド部材12がねじ結合していることから、ス
ライド部材12は、外周部材11に対して相対回動じつ
つねじのリード角に従って軸線方向に変位する。そして
このときのウオームホイール4の回転方向に応じていず
れか一方の弾性部材13が押し縮められ、この弾性部材
13の弾性変形により、入・出力軸5・2間に作用する
衝撃的なトルク変動成分が吸収・減衰される。そして上
記とは逆にウオームホイール4側に制動トルクが作用し
た場合にも、同様にしてスライド部材12か軸線方向に
変位し、弾性部材13にスラスト力を作用させる。
尚ゴム材などの弾性部材13に代えて、圧縮コイルばね
、あるいは圧縮性流体を封入するなどしても良い。
[発明の効果] このように本発明によれば、ねじ手段にて回転力を軸力
に変換するようにしたことから、径方向寸法を増大させ
ることなく所要の衝撃トルク減衰力を得ることが可能と
なり、この種の緩往i装首をコンパクト化する上に大き
な効果がある。また、弾性部材を装着する部分に於ける
り11性部材周囲の空隙を適宜に定めておくことにより
、弾性部材としてエラストマ材料を使用した際にはその
変形限度を規定することができ、弾性部材の過度な変形
を抑!l[シてその耐久性を高めることかできる。加え
て、ねじのピッチあるいはリード角により、衝撃吸収に
有効な内・外周両部材間の相対変位角度を適宜に設定し
得ることから、高い緩衝特性の設定自由度をjqること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が適用された動力伝達機構の模式図であ
り、第2図は本発明装置の構成を示す断面図である。 1・・・電動モータ   2・・・出力軸3・・・つl
−ムギャ  4・・・つA−ムホイール5・・・入力軸
     6・・・ピニオンギヤ7・・・スパーギヤ 
  8・・・ダンパ機構9・・・中心軸     10
・・・エンドホルダ11・・・外周部材   12・・
・スライド部材13・・・弾性部材   14・・・回
り止めピン15・・・軸線方向溝 特 許 出 願 人 株式会社三ツ菓電機製作所代  
 理   人 弁理士 大 島 陽第1図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)入力軸と出力軸との間に於ける回転トルク伝達の
    緩衝作用を行うダンパ構造であつて、互いに同軸的にか
    つ相対回動自在に係合し、その一方が前記入力軸に連な
    り、その他方が前記出力軸に連なる内周部材及び外周部
    材と、 前記外周部材の径方向中心部に螺合すると共に、前記内
    周部材に対して軸線方向にのみ変位可能かつ弾発手段を
    介して中立位置に支持されたスライド部材とを有するこ
    とを特徴とするトルク伝達軸のためのダンパ構造。
JP63252289A 1988-10-06 1988-10-06 トルク伝達軸のためのダンパ構造 Expired - Lifetime JP2520286B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017133520A (ja) * 2016-01-25 2017-08-03 株式会社オティックス 動力伝達装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5188756U (ja) * 1975-01-10 1976-07-15
JPS5937459U (ja) * 1982-09-01 1984-03-09 富士電機株式会社 電動操作機の過負荷防止装置

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JP2017133520A (ja) * 2016-01-25 2017-08-03 株式会社オティックス 動力伝達装置

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