JPH02102218A - 硬化性エポキシ樹脂混合物及びその用途 - Google Patents

硬化性エポキシ樹脂混合物及びその用途

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JPH02102218A
JPH02102218A JP21840889A JP21840889A JPH02102218A JP H02102218 A JPH02102218 A JP H02102218A JP 21840889 A JP21840889 A JP 21840889A JP 21840889 A JP21840889 A JP 21840889A JP H02102218 A JPH02102218 A JP H02102218A
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JP21840889A
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Rolf Schmid
シュミット ロルフ
Werner Stauffer
ヴェルナー スタウファー
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Ciba Geigy AG
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉 本発明は、少なくとも1種の三核性ジアミン(dinu
clear diaminelの、好ましくはジアミノ
ジフェニルメタン、ビス(3,5−ジエチル−4−アミ
ノフェニル)メタンのテトラグリシジル化合物を、好ま
しくは硬化剤としての他のアルキル−もしくはハロゲン
原子置換三核性ジアミンと共に又は特定のジ第ニジアミ
ンと共に、そしてまた少なくとも 150℃のガラス転
移温度を有する熱可塑性樹脂を含む硬化性混合物に、及
びその用途特にはプレプレグ用マトリックス樹脂として
の用途に関する。 〈従来の技術・発明が解決しようとする課題〉置換 三
核性ジアミン例えばビス(4−アミノ−3,5−ジアル
キルフェニル)メタン又はビス(4−アミノ−3−クロ
ロ−5−エチルフェニル)メタンはエポキシ樹脂硬化剤
として例えば英国特許節935.606号、西独特許出
願公開筒2339237号又はヨーロッパ特許出願A−
0171588号明細書から知られている。今まで知ら
れていた硬化性混合物は貯蔵安定性が低く、また加工を
より容易にするうえで望まれている粘着性を早く失うの
でプレプレグ製造にとって単に制限された適性しか持た
ない。 またエポキシ樹脂混合物の性質は特定の熱可塑性樹脂を
加えることによって変性され得ることが知られている。 例えばヨーロッパ特許出願AO108476号明細書に
は、硬化性エポキシ混合物に加えられた時にポリエーテ
ルイミドはその混合物の粘性に有利な効果を及ぼすこと
が開示されている。西独特許出願公開第2650019
号明細書には、硬化性エポキシ樹脂にポリエーテルアミ
ドイミドを加えるとより柔軟性の成形物が得られること
が開示されている。 〈課題を解決するための手段〉 今になって、二価ジアミンのテトラグリシジル化合物の
ための硬化剤としてビス(3,5−ジエチル−4−アミ
ノフェニル)メタンが熱可塑性樹脂と混合して用いられ
た時に、驚ろくほど高い伸び(elongation)
及び破壊靭性ならびに高ガラス転移温度(Tg)を有す
る成形物が得られることが見い出された。 混合硬化剤を用いた場合、本発明の混合物はより良い加
工特性を有するのみならず硬化剤が硬化性混合物中に晶
出しないという利点も有し、その結果として本発明の混
合物で製造されたプレプレグの粘着性は長期にわたって
保たれる。本発明の混合物は良好な薄膜(50,1mm
)の製造 にも使用することができる。 かように本発明は、 (al  エポキシ樹脂成分として、50ないし 1(
1(1重量%の次式1: [式中、R5、 R”、 R3及びR4は互に独立して
水素原子、ハロゲン原子又は炭素原子数1ないし4のア
ルキル基を表わし、そしてXは直接結合、メチレン基、
イソプロピリデン基、o、 co、 s又はS02を表
わす]で表わされるテトラグリシジル化合物と、式Iで
表わされる化合物に基づいて0ないし50重量%の式I
で表わされる化合物とは異なるジェポキシ化合物もしく
はポリエポキシ化合物、 (b)  エポキシ樹脂成分用硬化剤として、エポキシ
樹脂成分(alの1エポキシ当量につきアミン水素当量
が0.2ないし1.1となる量の次式II: で表わされるジアミン、lエポキシ当量につきアミン水
素当量が0.0ないし0.8となる量の次式III m
【式中、R5、 R5、 R’及びR8は互いに独立し
て炭素原子数1ないし4のアルキル基を表わすがR8な
いしR8の2を越える置換基がエチル基を表わすことは
なく、そしてRe、 RIGRl及びR11+は互に独
立して水素原子又はハロゲン原子を表わす] で表わされるジアミン、及びlエポキシ当量につきアミ
ン水素当量が0.0ないし0.2となる量の次式■: 〔式中、Yは非置換のもしくは炭素原子数1ないし4の
アルキル基で置換された線状ポリメチレン鎖中に少なく
とも4個の炭素原子を含むポリメチレン基を表わし、そ
してR11及びR14は各々非置換の又は炭素原子数1
ないし4のアルキル基で置換された飽和炭素環を表わす
か又は少なくとも5個の環形成炭素原子を含む理系を表
わす] で表わされるジ第ニジアミン(但し式II、III及び
IVで表わされる各ジアミンのアミン水素当量の総計は
1.2を越えない)、 (c)エポキシ樹脂成分(a)に基づき10ないし60
重量%の少なくとも150℃のガラス転移温度を有する
熱可塑性樹脂、及び (d)エポキシ樹脂成分(alに基づき0ないし20重
量%の、ブタジェン又はブタジェン−アクリロニトリル
をベースとしアミン−又はカルボキシル基を末端基とす
るゴム からなる硬化性組成物に関する。 本発明の混合物中、エポキシ樹脂成分子al は好まし
くは100重量%まで式■で表わされる化合物からなる
。式1で表わされる化合物の中では4,4′−ジアミノ
ジフェニルメタンのテトラグリシジル化合物が好ましい
。 式Iで表わされる化合物は知られており、そのうち幾つ
かは市販されている。 以下のエポキシ化合物は本発明の硬化性エポキシ樹脂混
合物中に50重量%まで存在させることのできる可能性
のあるジェポキシ又はポリエポキシ化合物の例である: 1分子当たり2つ又はそれ以上のカルボキシル基を含有
する化合物をエビクロロヒドリン、グリセロールジクロ
ロヒドリン又はベーターメチルエビクロロヒドリンとア
ルカリの存在下で反応させることにより得ることができ
るポリグリシジル及びポリ(ベーターメチルグリシジル
)エステル。このようなグリシジルエステルは脂肪族カ
ルボン酸例えばシュウ酸、コハク酸、グルクル酸、アジ
ピン酸、ピメリン酸、スペリン酸、アゼライン酸、セバ
シン酸、又は二量化若しくは三量化リルン酸;環状脂肪
族ポリカルボン酸例えばテトラヒドロフタル酸、4−メ
チルテトラヒドロフタル酸、ヘキサヒドロフタル酸:及
び4−メチルへキサヒドロフタル酸、及び芳香族ポリカ
ルボン酸例えばフタル酸、イソフタル酸及びテレフタル
酸から誘導することができる。 他の例は、1分子当たり少なくとも2つの遊離アルコー
ル性ヒドロキシル基及び/又はフェノール性ヒドロキシ
ル基を含む化合物を特定のエビクロロヒドリンとアルカ
リ性条件下で反応させるか、又は代わりに酸触媒の存在
下で反応させ、その後アルカリで処理することによって
得ることができるポリグリシジル及びポリ(ベーターメ
チルグリシジル)エーテルである。これらのエーテルは
、アシルアルコール例えばエチレングリコール、ジエチ
レングリコール、及びより高級なポリ(オキシエチレン
)グリコール、プロパン−1,2−ジオール及びポリ(
オキシプロピレン)グリコール、プロパン−1,3−ジ
オール、ブタン−1,4−ジオール、ポリ(オキシテト
ラメチレン)グリコル、ペンタン−1,5−ジオール、
ヘキサン−1,6−ジオール、ヘキサン−2,4,6−
トリオール、グリセロール、1,1.1−トリメチロー
ルプロパン、ペンタエリトリトール、ソルビトール及び
ポリエビクロロヒドリン:環状脂肪族アルコール例えば
レゾルシノール、キニトール、ビス(4−ヒドロキシシ
クロヘキシル)メタン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ
シクロヘキシル)プロパン、及びl、1−ビス(ヒドロ
キシメチル)シクロヘキセ−3−エン;及び芳香族核を
有するアルコール例えばN、 N−ビス(2−ヒドロキ
シエチル)アニリン及びp、p′−ビス(2−ヒドロキ
シエチルアミノ)ジフェニルメタンから製造できる。そ
れらは、又、単核フェノール例えばレゾルシノール及び
ヒドロキノン;及び多核フェノール例えばビス(4−ヒ
ドロキシフェニル)メタン、4゜4′−ジヒドロキシジ
フェニル、ビス(4−ヒドロキシフェニル)スルホン、
1,1,2.2テトラキス(4−ヒドロキシフェニル)
エタン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−プ
ロパン、2.2−ビス(3,5−ジブロモ4−ヒドロキ
シフェニル)プロパン、及びアルデヒド例えばホルムア
ルデヒド、アセトアルデヒド、クロラール及びフルフラ
ールアルデヒドから、フェノール例えばフェノールそれ
自体、及び環に塩素原子によって、又は9個までの炭素
原子を含有するアルキル基によって置換されたフェノー
ル例えば4−クロロフェノール、2−メチルフェノール
、及び4−第三ブチルフェノールで形成されたノボラッ
クから製造することができる。 ポリ(N−グリシジル)化合物の例は、エビクロロヒド
リンと、少なくとも2個のアミノ水素原子を有するアミ
ン、例えばアニリン、n−ブチルアミン、及びm−キシ
リレンジアミンとの反応生成物を脱塩化水素して得られ
る化合物ニトリグリシジルイソシアヌレート及び環状ア
ルキレン尿素、例えばエチレン尿素、1.3−プロピレ
ン尿素及び5,5−ジメチルヒダントインのようなヒダ
ントインのN、N’ −ジグリシジル誘導体である。 ポリ(S−グリシジル)化合物の例は、エタン−1,2
−ジチオール及びビス(4−メルカプトメチルフェニル
)エーテルのようなジチオールのジ−S−グリシジル誘
導体である。 また異なった種類のへテロ原子に結合した1、2−エポ
キシド基を有するエポキシド樹脂、例えば4−アミノフ
ェノールのN、N、0−トリグリシジル誘導体、サリチ
ル酸のグリシジルエーテルグリシジルエステル、N−グ
リシジル−N′−(2−グリシジルオキシプロピル)5
.5−ジメチルヒダントイン、及び2−グリシジルオキ
シ−1,3−ビス(5,5−ジメチル−1−グリシジル
ヒダントイン−3−イル)プロパンを用いることもでき
る。 上記エポキシ化合物は知られており、それらの幾つかは
市販されている。 本発明の硬化性混合物は好ましくは硬化剤(b) とし
て式IIで表わされるジアミンと式III又はIVで表
わされるジアミンとの混合物を含む。 硬化剤(blはまた式IIで表わされるジアミン、式I
11で表わされるジアミン及び式IVで表わされるジア
ミンの混合物(式II、I11及びIVで表わされる各
ジアミンのアミン水素当量の総計は1.2より大きくな
い)からなることもできる。 特に硬化剤fb)は式IIで表わされるジアミンと式I
IIで表わされるジアミンとの混合物からなり、■=1
ないし3:1の混合比で用いられるのが好ましい。 最初に述べたように式II及び式IIIで表わされるジ
アミンは知られている。式III中、R1!、 R6゜
R7及びR8好ましくは互に独立してメチル基、エチル
基、プロピル基又はイソプロピル基を、特には互に独立
してメチル基又はイソプロピル基を表わし、そしてp、
9. RIO,R1+及び112は各々水素原子を表わ
すのが好ましい。 式111で表わされる好適な化合物の例はビス(3−メ
チル−4−アミノ−5−エチルフェニル)メタン、ビス
(3−メチル−4−アミノ−5−イソプロピルフェニル
)メタン、ビス(3,5−ジイソプロピル−4−アミノ
フェニル)メタン、ビス(2−クロロ−3,5−ジエチ
ル−4−アミノフェニル)メタン、ビル(3−エチル−
4−アミノ−5−第二ブチルフェニル)メタン及びビス
(2,6−ジクロロ−3,5−ジエチル−4−アミノフ
ェニル)メタンである。 特に好ましい硬化剤(b)は式IIで表わされるジアミ
ンと式1■で表わされるジアミンとの混合物である。式
1■で表わされるジアミン及びそれらの製造方法は西独
特許第1770539号から知られている。式IVで表
わされるジアミンとして、式中のYが4ないし8個の炭
素原子を含む非置換ポリメチレン基を表わし、そしてR
13及びR14が各々シクロペンチル基又はシクロヘキ
シル基を表わす化合物を用いるのが好ましい。 式1■で表わされる好適な化合物の例はN−N′−ジ(
シクロペンチル)−へキサメチレンジアミン、N、N′
−ジ(シクロヘキシル)−2,2,4−1−ジメチルへ
キサメチレンジアミン、N、N’−ジ(シクロヘキシル
)−2゜4.4−トリメチルへキサメチレンジアミン及
び特にN、N’−ジ(シクロヘキシル)へキサメチレン
ジアミンである。 本発明物質の硬化性混合物中に使用できる熱可塑性樹脂
(cl は充分な高ガラス転移温度(Tg)すなわちT
ga 150℃を有しまた当該エポキシ樹脂硬化剤系と
混和することのできるよく知られたポリマーである。そ
れらの性質ゆえに、熱可塑性樹脂として特にポリスルホ
ン、ポリエーテルスルホン、ポリイミド又はポリエーテ
ルイミドが、とりわけポリスルホン及びポリエーテルイ
ミドが適している。この目的のためには180ないし3
50℃、特に190ないし250℃の範囲のガラス転移
温度を有する熱可塑性樹脂が特に好ましい。ポリエーテ
ルイミドが使用される場合220ないし250℃の範囲
のTgを有するポリマーが特に好ましく:ポリイミドが
使用される場合、 280ないし340℃の範囲のTg
を有するものが特に好ましい。 熱可塑性樹脂として使用される好適なポリスルホン(c
)としては例えば次式: %式% 〔式中Aは、エーテル性酸素原子及び/又は2価の脂肪
族基で中断されていてよい二価の芳香族基を表わす] で表わされる反復単位(repeat unitl を
含有しているものが挙げられる。 用いられるポリスルホン類は公知の方法、例えば、式H
AISO□X(式中、A、はエーテル性酸素原子及び/
又は2価の脂肪族基で中断された二価の芳香族基を表わ
し、Xは塩素原子又は臭素原子を表わす)で表わされる
スルホニルハライ1’ (11又ハXSO□A、SO,
X  (式中、A1及びXは前記の意味を表わす)で表
わされるジスルホニルハライドの混合物(2)のどちら
かと、式HASH(式中、A2はエーテル性酸素原子及
び/又は2価の脂肪族基で中断されてた二価の芳香族基
を表わす)で表わされるハロゲン不合スルホニル化合物
を不活性溶媒中、ルイス酸溶媒の存在下加熱することに
よって得ることができる。 製法(1)により製造されたポリスルホン類は反復単位 −A、−3o□ − を含み、一方、製法(2)により製造されたものは反復
単位 −A、−3O□−A2Sow− を含む。 本発明の混合物中に使用されるポリスルホンは、その反
復単位中にエーテル基を含有するが側鎖中にヒドロキシ
ル基をもたないようなものが好ましい。 次式; %式% くはフェニレン基を表わし、それらは塩素原子又は炭素
原子数1ないし4のアルキル基、例えばメチル基で置換
していてもよい〕 で表わされる反復素成分を含むポリスルホン類が好まし
い。そのようなポリスルホン類は、式IOA、OHで表
わされる二価フェノールのジアルカリ金属塩と、式I 
A、SO□A、l  で表わされるビス(モノクロロア
リール)スルホンをジメチルスルホキシド中で反応させ
ることにより、それ自体公知の方法で得ることができる
。より以上に好ましいポリスルホン樹脂類は、次式:%
式% 〔式中、A6及びA6の各々は非置換の、或いは塩素原
子又は炭素原子数1ないし4のアルキル基、例えばメチ
ル基で置換したフェニレン基を表わし、そして Y、は炭素−炭素結合、−8O□−基又は次式。 H3 −C1,−又は−C− [式中、A3及びA4は二価のアリール基、好ましCI
。 で表わされるもののような、好ましくは4より多くない
炭素原子を含む、脂肪族炭化水素基を表わす1 で表わされる反復素成分を含んでいるものである。 次式■: [式中、nは好ましくは50ないし120の平均値を表
わす1 で表わされる反復単位を含む熱可塑性ポリスルホン樹脂
が特に好ましい。 特に都合のよいポリスルホン類としては、例えばユニオ
ン・カーバイド社(Union CarbideCor
poratin)から人手できる「ポリスルホンニーデ
ル P1800 (Polysulfone Udel
P18001Jのようなものが挙げられ、製造業者によ
ればそれは350°ないし370℃の範囲の融点、 1
75℃の加熱撓み温度(ASTM規格試験D−648)
を有し、そして式1■で表わされる反復単位を平均分子
あたり50ないし80含んでおり、分子量が約2200
0ないし35000であると推定される。 同様に適当なのはユニオン・カーバイド社から入手でき
る「ポリスルホンP2300 fPolysul−fo
ne P2300) Jという商品名の類似物質であり
、製造業者によれば、それは30000ないし5000
0の範囲の分子量を有し、該物質は、平均分子あたり約
68ないし113の式IVで表わされる反復単位を含む
と推定され、またユニオン・カーバイド社から入手でき
る[ポリスルホンP3500 Jという商品名の類似物
質も好ましく、製造業者によればそれは[ポリスルホン
ニーデルP1800Jの分子量と「ポリスルホンP23
00 Jの分子量の間に位置する分子量範囲を有し、そ
の分子量は約35000である。 本発明によれば、硬化性混合物中の成分(c)として2
種もしくはそれ以上の熱可塑性樹脂の混合物を使用する
ことも可能である。 特に適する熱可塑性樹脂(c)は例えば以下の様なポリ
イミドである。 −例えば米国特許第3.856.752号及びヨーロッ
パ特許出願筒92.524号に記載されているフェニル
インダン単位を含有するポリイミド、特に約350℃の
ガラス転移温度と約65.000の平均分子量を有する
もの、例えばチバーガイギ−[Ciba−Geigy1
社製[マトリミツド5218、 ■ (Matrzmid  5218J、 −例えば米国特許第4,629,777号に記載されて
いる少なくとも1個の芳香族テトラカルボン酸及び少な
くとも1個の芳香族ジアミンからなるホモポリイミド及
びコポリイミド、並びに 例えばヨーロッパ特許出願筒162.017号、同第1
81,837号及び米国特許第4.629.685号に
に記載されているホモポリイミド及びコポリイミド。 他の好ましい熱可塑性樹脂(d)は、例えばゼネラルエ
レクトリック(General Electric)社
で商品名Ultem” (例えばUltem■1000
) −c販売されている製品のようなポリエーテルイミ
ドである。他の好ましい熱可塑性樹脂は、例えばIC,
I社から市販されているVictrex PES 10
0Pまたはユニオンカーバイド社から市販されているU
del P1800のようなポリエーテルスルボンであ
る。 適するポリアミドイミドの例は米国特許第3、894.
114号、第 3,948,835号、第 3,926
,911号及び第3.950.408号に記載されてい
る化合物である。 本発明の硬化性混合物中に成分+dl として存在させ
ることのできる、ブタジェン又はブタジェン−アクリロ
ニトリルをベースとしアミン−又はカルボキシル基を末
端基とするゴムは公知であって、グツドリッチ社(13
,p、 Goodrich)■ からHycar  という商品名で市販されており、そ
れは反応性液状ポリマーである。アミンを末端基とする
(AT)又はカルボキシル基を末端基とする(CT)反
応性液状ポリマーはブタジェン(B)のホモポリマー又
はブタジェンとアクリロニトリル(BN)のコポリマー
である。 得られる生成物の幾つかにおいては、付加的反応基、例
えばビニル基又はカルボキシル基がポリマー鎖中に配置
される。 カルボキシル基を末端基とするブタジェン−アクリロニ
トリルゴム(CTBN)として、例えばその構造は次の
様に簡単な形で表わすことができる: 〔式中、Xは工ないし10、好ましくは2ないし7の数
を表わし、yは1ないし5、好ましくは1ないし3の数
を表わし、そしてZは1ないし30、好ましくは5ない
し15の数を表わす〕。 成分子dl として、本発明の混合物はブタジェン又は
ブタジェン−アクリロニトリルをベースとしアミンを末
端基とするゴム、特にはブタジェンをベースとしアミン
を末端基とするゴムを含むのが好ましい。 本発明の混合物は全ての成分を充分に混合することによ
って、或はそれらを相互に溶解させることによって製造
することができ、各成分は順序を変えて加えることがで
きる。例えば熱可塑性樹脂はエポキシ樹脂中に加熱下で
溶解させることができ、そしてその溶液を冷却した後、
他の成分を加えることができる。他の可能性のある製法
は、不活性溶媒例えばメチレンクロライドに熱可塑性樹
脂を溶かした溶液を調製し。 そしてこの溶液をエポキシ樹脂硬化剤の混合物と混合す
ることである。 本発明の混合物は多くの用途を有し、例えば注型用樹脂
、積層用または含浸用樹脂、成形材料、シール用組成物
、電気産業における埋封用または絶縁用組成物、及び好
ましくは接着剤として、そして複合材料、特には繊維強
化プラスチツク類の製造における母材樹脂として好適で
ある。 特には、所望により改質材を用いる場合、本発明の混合
物は、トルエン、キシレン、メチルエチルケトン又はメ
チレンクロライドのような有機溶媒中に、或は類似溶媒
またはワニス産業で慣用されている溶媒混合物中に溶解
させることができる。そのような溶液は、特には含浸剤
又はコーティング剤として好適である。 硬化前のどの段階においても、慣用の改質剤を本発明の
硬化性混合物に加えることができる。そのような改質剤
の例としては増量剤、充填剤、強化剤、顔料、染料、有
機溶媒、可塑剤、流動調節剤、チキソトロープ剤、難燃
剤、離型剤が挙げられる。本発明の混合物に用いること
のできる増量剤、強化剤、充填剤及び顔料の例は、液状
クロマンーインデ′ン樹脂、紡織繊維、ガラス繊維、ア
スベスト繊維、ホウ素繊維、炭素繊維、ポリエチレン粉
末、ポリプロピレン粉末、石英粉末、鉱物シリケート例
えば雲母、アスベスト粉末、スレート粉末及びカオリン
、チョーク粉末、二酸化アンチモン、ベントン、リトポ
ン、重晶石、二酸化チタン、カーボンブラック、グラフ
ァイト、酸化鉄のような酸化物系顔料あるいはアルミニ
ウム粉末または鉄粉のような金属粉末が挙げられる。も
し本発明の混合物がプレプレグの製造に使用されるなら
短繊維を加えるのが特に好ましい。 本硬化性混合物を特には表面保護のために用いる時に加
えてもよい増量剤の例としては、シリコン類、液状アク
リル樹脂、セルロースアセトブチレート、ポリビニルブ
チラール、ワックス類、ステアレート類等である(その
内の幾つかは離型剤としても用いられる)。 本硬化性混合物を改質するために用いることのできる可
塑剤の例としては、ジブチルフタレート、ジオクチルフ
タレート、ジノニルツクレート、トリクレジルホスフェ
ート、トリキシレニルホスフェート及びジフェノキシエ
チルホルマールが挙げられる。 本発明の混合物は、120°から250℃の、特には1
60℃から220℃の温度範囲に加熱することによって
良好に硬化される。該硬化は、最初の硬化工程を低温で
行い、そしてその後の硬化を高めた温度で行う公知の方
法によって、二工程又は多工程によって行なわれる。 所望により、粘度を低下させるために活性希釈剤例えば
ネオペンチルグリコール、ブタンジオール又はヘキサン
ジオールのジグリシジルエーテルを本発明混合物に加え
ることができる。 本発明はまた、硬化成形品を製造す
るための本発明混合物の使用、並びに繊維強化複合材用
プレプレグの製造のためのその使用に関する。プレプレ
グは、それ自体公知の方法、例えば前記溶媒又はメチレ
ンクロライドのようなハロゲン化溶媒の一種の存在下、
含浸法によるか又は熱溶融法により製造することができ
る。 本発明の成形物は、良好な機械的強度を持つ方で高いガ
ラス転移温度を著わすということによって、また特には
優れた破壊靭性と非常に高い伸び率を示すということに
よって特色づけられる。 実施例・発明の効果〉 下記実施例において次の化合物がエポキシ樹脂、熱可塑
性樹脂又はゴムとして用いられるxg土2旦1込:エポ
キシ分が7.8当量/kgで、50℃での粘度が13.
500mPa−5である、4゜4′−ジアミノジフェニ
ルメタンのN、N。 N’ 、N′−テトラグリシジル誘導体。 L並上2里崖上=エポキシ分が9.1当量/kgで、5
0℃での粘度が5000mPa−sである、4゜4′−
ジアミノジフェニルメタンのN、N。 N′  N′−テトラグリシジル誘導体。 と弘土之亘1ヱ:エポキシ分が5.2〜5.4当量/k
gで、25℃での粘度が103〜123 MPa−sで
あるビスフェノールAグリシジルエーテル。 L敗土2旦1上:エポキシ分が5.5〜50g当量/k
gで、25℃での粘度が3000〜10000 MPa
−sである、ビスフェノールFグリシジルエーテル。 と弘土之崖1上:エボキシ分が5.6〜5.8当量/k
gで、50℃での溶融粘度が110(1〜1700 M
Pa・sである、フェノールノボラックエポキシ樹脂。 と虱土之里崖工:N、N−ジグリシジル−p−アミノフ
ェノールグリシジルエーテル(ERL4■051゜)。 ポリスルホン■:融点が350℃ないし370℃、撓み
温度が175℃(ASTM  0468  による)、
ガラス転移温度が200℃で、分子量が約22000な
いし23000の範囲であるポリスルホン「。、eよP
1800■J (ユニオア、カー、<イ8社製) ポリエーテルイミド■ニガラス転移温度が219℃で下
記式で表わされる反復構造単位を含んでい、ポ1.エー
ヶ、、イ”、 l’ rLllte+++o1000 
J  (+!ネラルエレクトリック社製) ポリエーテルスルホン■:荷重下での撓み温度(ISO
75による)が215℃で、下記式で表わされる反復構
造単位を含んでいるポリエーテルスルホンr Vict
rex P 5003J  (I CI社製)。 実1目生1: ポリスルホンI  15gを150℃にてエポキシ樹脂
A  128g  (1エポキシ当量)中に溶解する。 次いでその溶液をビス(3,5−ジエチル−4−アミノ
フェニル)メタン71g (0,9アミン水素当量)と
混合し、その混合物を約130℃に冷却する。この混合
物にN、N′−ジシクロへキシル−1,6−ジアミツヘ
キサン10g(0,07アミン水素当量)を混合する。 その樹脂混合物は室温で粘性であり、室温で5週間貯蔵
した後、まだ粘着性を示す。混合物に含まれている気泡
を除き、厚さ4mmのアルミニウム(耐蝕性)型内に注
ぐ。下記性質を有する成形品が、 160℃で2時間及
び180℃で2時間の硬化時間後に得られるニ ガラス転移温度[Tg、メトラー(uettlerlの
°ゴMA 300°゛装置を用い、針入速度のビーク最
大値で測定)      = 198℃ISO178に
よる23℃での曲げ強さ(FSI= 131MPa lS0178による曲げ伸び(FEI    =11%
実1d引l: 実施例1の如く樹脂混合物を製造するが、この時ビス(
3,5−ジエチル−4−アミノフェニル)−メタン77
g (1,0当量)を加え、他のジアミンは加えない。 室温で6日間貯蔵した後には、混合物はその粘着性を失
なう。同一条件下で硬化された成形品は次の性質を有す
る:Tg = 203℃ FS  =  133  MPa FE  =  13.2  % 支五炭ユ ポリエーテルイミドI  40gをメチレンクロライド
200g中に室温にて溶解し、モしてエポキシ樹脂A 
128g  (1当量)と充分に混合する。 撹拌しながら 150℃に加熱し溶媒を蒸発させる。ビ
ス(3,5−ジエチル−4−アミノフェニル)メタン 
71g  (0,g当量)及びN、N′−ジシクロへキ
シル−1,6−ジアミツヘキサン 10g (0,07
当量)を実施例1の如く加える。 その硬化性混合物は室温において非常に高い粘性を有し
、20日間貯蔵後でさえ、まだなお良好な粘着性を示す
。】0°/分の速度で加熱したときのDSCダイアグラ
ムによると、硬化反応は235℃で最大発熱(T ma
x)に到達する。 120℃での粘度(η)は7600
 mPa−5である。 160℃で2時間及び200℃
で2時間の硬化時間後に下記性質を有する成形品が得ら
れる: Tg = 208℃ FS =  142 MPa FE = 10.1% 支胤皇A: 実施例3を繰り返すが、この時ポリエーテルチルイミド
I  20gの混合物を用いる。同一硬化条件下で製造
された成形品は次の性質を有する: T max  fDsc)   =  237℃=  
4800  mmPa− 5T          =  139  MPaFE
           =  9.0%実1d乱塁: 実施例3を繰り返し、そしてアミンを末端基■ とするブチルニトリルゴムrHycar  ATBN 
1300X16J  (グツドリッチ社製)もまた硬化
性混合物に加える。同一硬化条件下で製造された成形品
は次の性質を有する: T max (osc)  = 234℃(120℃)
=70001IIPa−8FS           
=  141  MPaFE           =
  12.9  %夫凰■玉: ポリエーテルイミドI  35gをメチレンクロライド
200 mI2中に溶解する。次いでエポキシ樹脂B 
 110g  (1当量)を加え、撹拌しながら加熱す
ることによりメチレンクロライドを留去する。次いで混
合物を約150℃に加熱し、ビス(3,5−ジエチル−
4−アミノフェニル)メタン 55g  (0,7当量
)、ビス(3−メチル−4−アミノ−5−イソプロピル
フェニル)メタ>  24g  (。、3当量)及U 
rHycar■ATBN 1300X16J3gをそこ
に溶解する。実施例1と同様にしてこの混合物から製造
される成形品は次の性質を有する: Tg = 197℃ FS = 148 MPa FE = 11.6% 未硬化樹脂混合物は120℃で2550 mPa−5の
粘度を、また70℃で52,000 mPa−5の粘度
を有し、そして例えばメチレンクロライド溶液からプレ
プレグの製造に使用される薄いフィルム(0,1mm1
 に容易に加工できる。そのフィルムは良好な粘着性を
示し、数日間の貯蔵後でさえまだ粘着力があり透明であ
る:即ち硬化剤は樹脂中に晶出していない。 及嵐炭ユニ エポキシ樹脂A 60g(0,47当量)、エポキシ樹
脂C40g (0,21当量)、ビス(315−ジエチ
ル−4−アミノフェニル)メタン31.8g(041当
量)、ビス(3−エチル−5−メチル4−アミノフェニ
ル)メタン15.2g (0,24当量)及びポリスル
ホンI  20gからなる硬化性混合物を実施例1と同
様にして製造する。混合物は溶融により良好な粘着性の
フィルムに加工することができる。数日間の貯蔵後、フ
ィルムは再結晶の徴候を何ら示さない。そのような条件
下で硬化させた成形品は次の性質を有する27g  =
  206℃ FS  =  130  MPa FE  =  11.3  % 実11」旦: エポキシ樹脂A 80g、エポキシ樹脂D 20g、プ
クジエンとアクリロニトリルをベースとし力4.ヤ、、
、基ヶ末端基、□81(=□、。81■CTBN  1
300x13J 5g 、ビス(3,5−ジエチル−4
−アミノフェニル)メタン(硬化剤n )43g、ビス
(3−メチル−4−アミノ−5−イソプロピルフェニル
)メタン(硬化剤I ) 11.5g、ポリスルホンI
  10g及びポリエーテルイミドI  15gから別
の混合物を製造する。熱可塑性樹脂及びアミンを添加す
る前に、カルボキシル基を末端基とするゴムを150℃
で1時間予備反応させる。得られたフィルムは再結晶の
徴候を何ら示さない。硬化成形品は次の性質を有する: Tg  =  205℃ FS  =  117  MPa FE  =  5.1% 実1目1ユニ 同じく結晶化しない粘着性フィルムが下記混合物から得
られる。 エポキシ樹脂A エポキシ樹脂E A             B 80g (0,63当量1 80g(0,63当量)2
0g(0,11当量) 0 0       20g (0,21当量)43g(0
,56当量1 43g(0,56当量)11.5gf0
.56当量)  0 0       14g (0,15当量)20g  
        20g ビス(3,5−ジエチル−4−ア ミノ−6−クロロフェニル)メタ ン 実施例1の如く硬化された成形品は次の性質を有する: エポキシ樹脂F 硬化剤II 硬化剤I 硬化剤IIIリ ポリスルホンI り硬化剤■ A         B Tg[’C]        208     213
FS [MPa  ]      138     1
45FE [%]        8.4     1
0.2支直籠且:炭素繊維ラミネートの製造 a)実施例3による混合物で、一方向ブレプレグを溶融
により製造するC TORAY社製炭素繊維°ゴー30
06 K ” )。一方向ラミネートはオートクレーブ
中で減圧バッグ技術(3℃/分の速度で180℃まで加
熱した後180℃と7 bar圧を3時間保つ)により
製造する。そのラミネートは23℃で94MPaの及び
120℃で56MPaの眉間剪断強さ(DIN2997
1によるILSS)を示す。14日間水中貯蔵後では、
そのILSSは23℃で83MPaそして120℃で4
4MPaである。 b)実施例6による混合物から製造されたラミネートは
次の性質を有する: Tg= 219℃ 23℃でのILSS= 81MPa 120℃でのILSS= 66MPa 0℃でのFS= 1870MPa 90℃でのFS= 91MPa 水吸収=0.5%

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)(a)エポキシ樹脂成分として、50ないし10
    0重量%の次式 I : ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中、R^1、R^2、R^3及びR^4は互に独立
    して水素原子、ハロゲン原子又は炭素原子数1ないし4
    のアルキル基を表わし、そして Xは直接結合、メチレン基、イソプロピリデン基、O、
    CO、S又はSO_2を表わす]で表わされるテトラグ
    リシジル化合物と、 式 I で表わされる化合物に基づいて0ないし50重量
    %の式 I で表わされる化合物とは異なるジエポキシ化
    合物もしくはポリエポキシ化合物、 (b)エポキシ樹脂成分用硬化剤として、エポキシ樹脂
    成分(a)の1エポキシ当量につきアミン水素当量が0
    .2ないし1.1となる量の次式II: ▲数式、化学式、表等があります▼(II) で表わされるジアミン、1エポキシ当量につきアミン水
    素当量が0.0ないし0.8となる量の次式III: ▲数式、化学式、表等があります▼(III) [式中、R^5、R^6、R^7及びR^8は互いに独
    立して炭素原子数1ないし4のアルキル基を表わすがR
    ^5ないしR^8の2を越える置換基がエチル基を表わ
    すことはなく、そしてR^9、R^1^0、R^1^1
    及びR^1^2は互に独立して水素原子又はハロゲン原
    子を表わす] で表わされるジアミン、及び1エポキシ当量につきアミ
    ン水素当量が0.0ないし0.2となる量の次式IV: ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) 〔式中、Yは非置換のもしくは炭素原子数1ないし4の
    アルキル基で置換された線状ポリメチレン鎖中に少なく
    とも4個の炭素原子を含むポリメチレン基を表わし、そ
    して R^1^3及びR^1^4は各々非置換の又は炭素原子
    数1ないし4のアルキル基で置換された飽和炭素環を表
    わすか又は少なくとも5個の環形成炭素原子を含む環系
    を表わす〕で表わされるジ第二ジアミン(但し式II、I
    II及びIVで表わされる各ジアミンのアミン水素当量の総
    計は1.2を越えない)、 (c)エポキシ樹脂成分(a)に基づき10ないし60
    重量%の少なくとも150℃のガラス転移温度を有する
    熱可塑性樹脂、及び (d)エポキシ樹脂成分(a)に基づき0ないし20重
    量%の、ブタジエン又はブタジエン−アクリロニトリル
    をベースとしアミン−又 はカルボキシル基を末端基とするゴムからなる硬化性組
    成物。 (2)エポキシ樹脂成分(a)が100重量%の程度ま
    で式 I で表わされる化合物からなる請求項1記載の混
    合物。 (3)エポキシ樹脂成分(a)が式 I (式中X_1は
    メチレン基を表わし、R^1ないしR^4は各々水素原
    子を表わす)で表わされる化合物からなる請求項1記載
    の混合物。(4)硬化剤(b)が式IIで表わされるジア
    ミンと式III又はIVで表わされるジアミンとの混合物で
    ある請求項1記載の混合物。 (5)硬化剤(b)が式IIで表わされるジアミンと式I
    IIで表わされるジアミンの混合物である請求項1記載の
    混合物。 (6)ジアミンの式III中、R^5、R^6、R^7及
    びR^8が互いに独立してメチル基、エチル基、プロピ
    ル基又はイソプロピル基を表わし、そして R^9、R^1^0、R^1^1及びR^1^2が各々
    水素原子を表わす請求項1又は5記載の混合物。 (7)ジアミンの式III中、R^5、R^6、R^7及
    びR^8は互に独立してメチル基又はイソプロピル基を
    表わす請求項6記載の混合物。 (8)硬化剤(b)が式IIで表わされるジアミンと式I
    Vで表わされるジアミンとの混合物である請求項1記載
    の混合物。 (9)ジアミンの式IV中、Aが4ないし8個の炭素原子
    を含む非置換ポリメチレン基を表わし、そしてR^1^
    3及びR^1^4が各々シクロペンチル基又はシクロヘ
    キシル基を表わす請求項1又は8記載の混合物。 (10)熱可塑性樹脂(c)がポリスルホン、ポリエー
    テルスルホン、ポリイミド又はポリエーテルイミドであ
    る請求項1記載の混合物。 (11)熱可塑性樹脂(c)がポリスルホン又はポリエ
    ーテルイミドである請求項10記載の混合物。 (12)成分(d)がアミンを末端基とするブタジエン
    又はブタジエン−アクリロニトリルゴムである請求項1
    1記載の混合物。 (13)請求項1記載の混合物を用いることを特徴とす
    る硬化成形物の製造方法。 (14)請求項1記載の混合物を用いることを特徴とす
    る繊維強化複合材用プレプレグの製造方法。
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