JPH0210152Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0210152Y2 JPH0210152Y2 JP1981085388U JP8538881U JPH0210152Y2 JP H0210152 Y2 JPH0210152 Y2 JP H0210152Y2 JP 1981085388 U JP1981085388 U JP 1981085388U JP 8538881 U JP8538881 U JP 8538881U JP H0210152 Y2 JPH0210152 Y2 JP H0210152Y2
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- slope
- metal wire
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- Expired
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- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 13
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Landscapes
- Knitting Of Fabric (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、法面に大量に使用されている繊維ネ
ツトの欠点である法面の起伏に沿いにくいという
欠点を改善したネツトの考案に係るものである。
ツトの欠点である法面の起伏に沿いにくいという
欠点を改善したネツトの考案に係るものである。
繊維ネツトのうち特に化学性の繊維ネツトを種
子吹付工法等と併用して用いると、植生物が成長
してネツトを遮光する状態となり、遮光するとネ
ツトの基材が分解することがなくなり、半永久的
に強度を保ち得るという長所を有しているので、
大量に使用されている。
子吹付工法等と併用して用いると、植生物が成長
してネツトを遮光する状態となり、遮光するとネ
ツトの基材が分解することがなくなり、半永久的
に強度を保ち得るという長所を有しているので、
大量に使用されている。
ところが、化学性のネツトは、反復力と伸長率
に富んでいる為、法面の凹部にあつては沿いがた
く、法面の起伏に沿つた張り付けがむずかしいと
いう欠点を有している。
に富んでいる為、法面の凹部にあつては沿いがた
く、法面の起伏に沿つた張り付けがむずかしいと
いう欠点を有している。
ネツトが法面の起伏に沿つて張設できなけれ
ば、ネツトが法面より浮いてしまうことから、法
面の表層部がエロージヨンを起こしてゆき、土砂
がネツトの下部に貯つて孕み出し、やがては土砂
の重量によつてネツトがずり落ちる。あるいは、
種子吹付等と併用した場合、植生物の芽が発芽時
にネツトに邪魔されて成長できず又、成長すると
ネツトを浮き上げてしまう。更には、種子吹付し
た緑化基材は、ネツトの下部に位置するか、ネツ
トの上にのつた状態となり、ネツトの下部に位置
した緑化基材は、ネツトによる崩落防止作用がで
きない、又、ネツトの上にのつた緑化基材は、乾
燥により、発芽、成長できない等々の技術的な問
題がでてくるのである。
ば、ネツトが法面より浮いてしまうことから、法
面の表層部がエロージヨンを起こしてゆき、土砂
がネツトの下部に貯つて孕み出し、やがては土砂
の重量によつてネツトがずり落ちる。あるいは、
種子吹付等と併用した場合、植生物の芽が発芽時
にネツトに邪魔されて成長できず又、成長すると
ネツトを浮き上げてしまう。更には、種子吹付し
た緑化基材は、ネツトの下部に位置するか、ネツ
トの上にのつた状態となり、ネツトの下部に位置
した緑化基材は、ネツトによる崩落防止作用がで
きない、又、ネツトの上にのつた緑化基材は、乾
燥により、発芽、成長できない等々の技術的な問
題がでてくるのである。
本考案は、以上の従来の繊維ネツトのもつてい
る問題点を解決できるネツト、すなわち法面の起
伏に沿うネツトにつき研究し、繊維ネツトの反復
力を弱めてやればよいという知見に基き、反復力
を弱める材料として金属線に着目し、完成された
ものである。
る問題点を解決できるネツト、すなわち法面の起
伏に沿うネツトにつき研究し、繊維ネツトの反復
力を弱めてやればよいという知見に基き、反復力
を弱める材料として金属線に着目し、完成された
ものである。
本考案の構成を以下図面に基き説明する。
本考案で使用する化学性の繊維ネツトは、通常
ラツセル織りといわれる織り方にて編織されたネ
ツト１であつて、第１図に示す如く、両端と真中
に補強ロープ２が通されている。
ラツセル織りといわれる織り方にて編織されたネ
ツト１であつて、第１図に示す如く、両端と真中
に補強ロープ２が通されている。
この補強ロープが通つている部分を拡大したの
が第２図であり、横方向の２本の糸３の中を補強
ロープ２が通る構造となつている。
が第２図であり、横方向の２本の糸３の中を補強
ロープ２が通る構造となつている。
本考案の金属線入りネツトは、基本的に従来の
補強ロープ入りラツセル編みネツトの補強ロープ
を入れる部分の構造を利用する。
補強ロープ入りラツセル編みネツトの補強ロープ
を入れる部分の構造を利用する。
すなわち、第３図及びその拡大図である第４図
に示されるように、縦方向に補強ロープが入つて
いるのと同じ構造で金属線４を配設するもので、
配設する金属線は通常16〜20番手のビニール被覆
鉄線あるいはなまし鉄線である。
に示されるように、縦方向に補強ロープが入つて
いるのと同じ構造で金属線４を配設するもので、
配設する金属線は通常16〜20番手のビニール被覆
鉄線あるいはなまし鉄線である。
金属線として使用できるのは、番線、樹脂コー
テイング鉄線、メツキ鉄線、帯状を呈する金属線
等、いずれにしても折り曲げても折れないで、反
復力の少ない金属線であればどのようなものでも
よい。
テイング鉄線、メツキ鉄線、帯状を呈する金属線
等、いずれにしても折り曲げても折れないで、反
復力の少ない金属線であればどのようなものでも
よい。
金属線を配設する間隔は、縦方向に通常10cm程
度のピツチであり、編みあげ機械の編みあげ工程
で配設してゆくが、極端に凹凸のはげしい現場に
使用するものにあつては、縦方向のみでなく、横
方向にも10〜20cm間隔に金属線を配設する場合も
ある。
度のピツチであり、編みあげ機械の編みあげ工程
で配設してゆくが、極端に凹凸のはげしい現場に
使用するものにあつては、縦方向のみでなく、横
方向にも10〜20cm間隔に金属線を配設する場合も
ある。
このようにして完成された金属線入り繊維ネツ
トは、通常補強ロープも装着するもので、形状
は、巾１〜2m、長さ15〜30mのロール巻で、目
合いは、ヨコ12〜30mm、タテ20〜50mmである。
又、時としてネツトは二重のネツトにする場合も
ある。
トは、通常補強ロープも装着するもので、形状
は、巾１〜2m、長さ15〜30mのロール巻で、目
合いは、ヨコ12〜30mm、タテ20〜50mmである。
又、時としてネツトは二重のネツトにする場合も
ある。
以上のように本考案は、横方向が少なくとも２
本以上の糸で構成された繊維ネツトにおいて、適
宜間隔に少なくとも横方向２本の糸間に金属線を
通してなる法面の起伏になじむ繊維ネツトである
から、これを法面に張設すると、従来の繊維ネツ
トと異なり、反復力に乏しい為、法面の凹部にお
し込むと、そのまま起伏に沿つてゆき、ネツトが
法面より浮いてしまうといつた欠点がなくなつ
た。
本以上の糸で構成された繊維ネツトにおいて、適
宜間隔に少なくとも横方向２本の糸間に金属線を
通してなる法面の起伏になじむ繊維ネツトである
から、これを法面に張設すると、従来の繊維ネツ
トと異なり、反復力に乏しい為、法面の凹部にお
し込むと、そのまま起伏に沿つてゆき、ネツトが
法面より浮いてしまうといつた欠点がなくなつ
た。
従つて、法面の表層部がエロージヨンをおこす
ことがなくなり、吹付られた緑化資材が、ネツト
の上にのつて乾燥し植生物が、発芽成長できない
とか、あるいは植生物がネツトによつて発芽時に
邪魔されて成長できないこともなくなつた。更に
は、吹付緑化基材が、ネツトにより係止され崩落
することがなくなる等、数々の効果を有するので
ある。
ことがなくなり、吹付られた緑化資材が、ネツト
の上にのつて乾燥し植生物が、発芽成長できない
とか、あるいは植生物がネツトによつて発芽時に
邪魔されて成長できないこともなくなつた。更に
は、吹付緑化基材が、ネツトにより係止され崩落
することがなくなる等、数々の効果を有するので
ある。
第１図は従来の化学性の繊維ネツトの一部を表
す正面図、第２図は第１図の円形部分を拡大した
拡大図、第３図は本考案の金属線を配設した化学
性繊維ネツトの一部を表す正面図、第４図は第３
図の円形部分を拡大した拡大図。 図中１は化学性のネツト、２は補強ロープ、３
は横方向の２本線、４は金属線である。
す正面図、第２図は第１図の円形部分を拡大した
拡大図、第３図は本考案の金属線を配設した化学
性繊維ネツトの一部を表す正面図、第４図は第３
図の円形部分を拡大した拡大図。 図中１は化学性のネツト、２は補強ロープ、３
は横方向の２本線、４は金属線である。
Claims (1)
- 横方向が少なくとも２本以上の糸で構成された
繊維ネツトにおいて、適宜間隔に少くとも横方向
２本の糸間に金属線を通してなる法面の起伏にな
じむ繊維ネツト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981085388U JPH0210152Y2 (ja) | 1981-06-08 | 1981-06-08 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981085388U JPH0210152Y2 (ja) | 1981-06-08 | 1981-06-08 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57196185U JPS57196185U (ja) | 1982-12-13 |
| JPH0210152Y2 true JPH0210152Y2 (ja) | 1990-03-13 |
Family
ID=29880682
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1981085388U Expired JPH0210152Y2 (ja) | 1981-06-08 | 1981-06-08 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0210152Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51143774A (en) * | 1975-06-06 | 1976-12-10 | Takeda Maiyaa Kk | Knitted net with warp knitting machine |
-
1981
- 1981-06-08 JP JP1981085388U patent/JPH0210152Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51143774A (en) * | 1975-06-06 | 1976-12-10 | Takeda Maiyaa Kk | Knitted net with warp knitting machine |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57196185U (ja) | 1982-12-13 |
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