JPS639614Y2 - - Google Patents

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JPS639614Y2
JPS639614Y2 JP14638583U JP14638583U JPS639614Y2 JP S639614 Y2 JPS639614 Y2 JP S639614Y2 JP 14638583 U JP14638583 U JP 14638583U JP 14638583 U JP14638583 U JP 14638583U JP S639614 Y2 JPS639614 Y2 JP S639614Y2
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JP
Japan
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net
seeds
groove
slope
grooves
Prior art date
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JP14638583U
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JPS6053832U (ja
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Landscapes

  • Pretreatment Of Seeds And Plants (AREA)
  • Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は土留兼植生用ネツトに関するものであ
る。
例えば、造成地などにおいて法面の保護を行う
場合、従来では、広巾線条からなる金網によつて
土留柵を形成し、この土留柵を法面に設置するこ
とが行われていたが、該法面に芝生などの植生を
行う場合には、土留柵を設置した後改めて法面上
に種子を蒔く必要があり、作業完了までに多くの
手数がかかつていた。
叙上に鑑み、本考案は、土留と蒔種とを同時に
行うことのできる土留兼植生用ネツトの提供を目
的とするもので、縦横の線条のうち少なくとも一
方を長さ方向に凹溝を備えた広巾線条とし、該広
巾線条における凹溝内に緑化用の種子を収容した
ことを特徴とするものである。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に
説明するに、第1図において、1は法面、2は該
法面1に設置した土留柵であつて、該土留柵2
は、縦横の線条5,6によつて形成したネツト3
と、強度の大きい針金によつて三角形状に形成し
た多数の支持部材4とを備え、一定間隔で配設し
た支持部材4間に上記ネツト3を張設支持させる
ことにより構成したものである。
上記ネツト3を構成する縦横の線条5,6のう
ち少なくとも横線条6は、第2図から明らかなよ
うに、合成樹脂製の帯状被覆7の両端に針金8,
8を埋入することにより広巾に形成し、該帯状被
覆7の一面に凹溝9を長さ方向に形設してなり、
該凹溝9内に芝生など植物の種子10を収容し、
その発芽によつて法面の緑化を行うように構成し
ている。
上記凹溝9への種子10の収容に当つては、そ
れを直接収容して接着等により凹溝内に保持させ
るようにしても、テープや多孔状のストローなど
の保持体に種子を保持させ、この保持体を凹溝9
内に収容止着させるようにしてもよい。
第3図A,Bは、ネツト3における線条の別実
施例を示すもので、Aに示すものは、その一面の
みに複数の凹溝9を設けており、Bに示すもの
は、その両面に凹溝9を設けている。
また、上記各実施例においては、凹溝9を口部
が狭いあり溝状に形成し、それによつて種子の脱
落を生じにくくしているが、必ずしもこのような
あり溝にする必要はなく、コ字状あるいはV字状
としてもよい。
上記実施例の土留柵2において、ネツト3に
は、線条5,6の織合に基づく凹凸だけでなく、
線条自体に凹溝9による凹凸が形成されており、
従つて土砂とネツト3との間の摩擦が非常に大き
く、法面1上の土砂は該ネツト3に係止して確実
に支持され、その滑落や移動が防止される。
また、線条6における凹溝9内の種子10は、
土中の水分と養分とを摂取して発芽育成し、これ
によつて法面1の土留と植生とによる保護が同時
に行われることになる。
なお、上記ネツト3は、必ず第1図に示す態様
で使用されるものではなく、第4図に示すよう
に、一定間隔で立設した支持部材としての杭11
間に張設したり、法面1内にその一部または全部
を埋入するなど、設置条件に応じた態様で使用し
得るものであることはいうまでもない。
このように、本考案のネツトによれば、それを
構成する広巾線条に凹溝を設け、この凹溝内に緑
化用の種子を収容するようにしたので、それを所
定の場所に設置するだけで土留と植生とを同時に
行うことができ、植生を伴う法面保護工を少ない
工程で確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2
図はその部分拡大図、第3図A,Bはネツト用線
条の別構成例を示す断面図、第4図は本考案の異
なる使用例を示す断面図である。 3……ネツト、5,6……線条、9……凹溝、
10……種子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 縦横の線条のうち少なくとも一方を長さ方向に
    凹溝を備えた広巾線条とし、該広巾線条における
    凹溝内に緑化用の種子を収容したことを特徴とす
    る土留兼植生用ネツト。
JP14638583U 1983-09-21 1983-09-21 土留兼植生用ネット Granted JPS6053832U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14638583U JPS6053832U (ja) 1983-09-21 1983-09-21 土留兼植生用ネット

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JP14638583U JPS6053832U (ja) 1983-09-21 1983-09-21 土留兼植生用ネット

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Publication Number Publication Date
JPS6053832U JPS6053832U (ja) 1985-04-16
JPS639614Y2 true JPS639614Y2 (ja) 1988-03-22

Family

ID=30325852

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JPS6053832U (ja) 1985-04-16

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