JPS583870Y2 - ドドメヨウアミサク - Google Patents
ドドメヨウアミサクInfo
- Publication number
- JPS583870Y2 JPS583870Y2 JP3312274U JP3312274U JPS583870Y2 JP S583870 Y2 JPS583870 Y2 JP S583870Y2 JP 3312274 U JP3312274 U JP 3312274U JP 3312274 U JP3312274 U JP 3312274U JP S583870 Y2 JPS583870 Y2 JP S583870Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- knitting machine
- slope
- belt
- knitting
- earth
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、道路や宅地の周辺における傾斜地を保護する
ために使用する土留用編機に関するもので、それ自体に
よってすぐれた土留機能を発揮するだけでなく、育樹に
よってさらにすずれた土留機能を発揮し、これらの相乗
的効果により長期にわたって法面の保護を極めて効果的
に行うようにしたことをその特徴とする。
ために使用する土留用編機に関するもので、それ自体に
よってすぐれた土留機能を発揮するだけでなく、育樹に
よってさらにすずれた土留機能を発揮し、これらの相乗
的効果により長期にわたって法面の保護を極めて効果的
に行うようにしたことをその特徴とする。
本考案の実施例を図面に基すいて詳細に説明するには、
１は針金に合成樹脂被覆線条により織成した金網からな
る編機帯で、該編機帯１の下端に適宜間隔を置いて、地
中にほぼ水平方向に埋設する下部支持骨２を設けると共
に、該支持骨２の先端を編機帯１の上端と上部支持骨３
により連結している。
１は針金に合成樹脂被覆線条により織成した金網からな
る編機帯で、該編機帯１の下端に適宜間隔を置いて、地
中にほぼ水平方向に埋設する下部支持骨２を設けると共
に、該支持骨２の先端を編機帯１の上端と上部支持骨３
により連結している。
上記編機帯１は、法面の傾斜よりも急な傾斜状態で、該
法面の傾斜角度に応じて適切な傾きを持つように施設し
、必要に応じてその下端に網目を粗く形成した底面部１
ａを下部支持骨２に沿うように連設することができる。
法面の傾斜角度に応じて適切な傾きを持つように施設し
、必要に応じてその下端に網目を粗く形成した底面部１
ａを下部支持骨２に沿うように連設することができる。
上記支持骨２，３は、長期にわたって腐朽せずに編機帯
１を支持できるように、合成樹脂被覆を施こした線材等
を用いるのが望ましく、該支持骨には地中に埋設してそ
の上に植けた草木の根との絡み合いを密にさせるために
環状部４を付設している。
１を支持できるように、合成樹脂被覆を施こした線材等
を用いるのが望ましく、該支持骨には地中に埋設してそ
の上に植けた草木の根との絡み合いを密にさせるために
環状部４を付設している。
なお、支持骨２，３は編機帯１と別体に形成して編機帯
に連結するようにしても、あるいは編機帯中にその端部
を編込んでおいても差支えない。
に連結するようにしても、あるいは編機帯中にその端部
を編込んでおいても差支えない。
上記の構成を有する本考案の編機は、第２図に示すよう
に傾斜地に埋設して、編機帯１によって土砂の滑りを防
止する土留柵として使用するものであるが、その埋設時
に、上方からの土圧のかかった土砂が環状部４の中空部
分や底面部１ａの粗い網目を通して上下によく密着し、
該編機全体の移動を効果的に防止すると共に、埋設当初
に下部支持骨２上に押えとして載置した藁等によっても
移動が防止され、その後土地が落付いて上記藁等を肥料
として草木の根が張るに至れば、この根が編機帯１や支
持骨２，３の間、特に支持骨の環状部４に絡みつき、或
いはその環状部４を通して根を伸ばし、これによっても
編機の移動が効果的に防止され、これらの相乗的効果に
よって編機は埋設当初から長期にわたって土留としての
十分な機能を発揮し得るものである。
に傾斜地に埋設して、編機帯１によって土砂の滑りを防
止する土留柵として使用するものであるが、その埋設時
に、上方からの土圧のかかった土砂が環状部４の中空部
分や底面部１ａの粗い網目を通して上下によく密着し、
該編機全体の移動を効果的に防止すると共に、埋設当初
に下部支持骨２上に押えとして載置した藁等によっても
移動が防止され、その後土地が落付いて上記藁等を肥料
として草木の根が張るに至れば、この根が編機帯１や支
持骨２，３の間、特に支持骨の環状部４に絡みつき、或
いはその環状部４を通して根を伸ばし、これによっても
編機の移動が効果的に防止され、これらの相乗的効果に
よって編機は埋設当初から長期にわたって土留としての
十分な機能を発揮し得るものである。
従来、この種の土留柵としては割竹等を使用し、それら
は育樹、青草までの短年月の間土留の役を果し、その後
は風化して土壌となるのが普通であり、そのため長年月
にわたって土留としての機能を十分に発揮させることが
できなかったが、本考案によれば、上述したように編機
帯またはそれに連結した上下の支持骨の間、特に該支持
骨に付設した環状部に草木の根を絡みつかせることによ
り、それらが一体となって長期にわたって強力な土留機
能を発揮し、しかも、編機帯を法面の傾斜よりも急な傾
斜で法面内に埋設したので、法面と平行方向に発生する
断層に沿って土砂が滑るのを該編機帯によって確実に受
は止めることができるばかりでなく、その土庄の方向を
編機帯の傾きに沿って法面の内側を向くように偏向させ
ることができ、その偏向によって上下の土砂の密着度を
高めて上記断層を解消させることができ、また、編機の
埋設にあたってほぼ水平に配置する下部支持骨の部分以
外の土砂を掘る必要がないため、傾斜地の安定した部分
を崩すことなく設置でき、また編機帯の下端に適宜間隔
を置いて上下の支持骨を設けただけであるから、その構
造が極めて簡単であるなどのすぐれた利点がある。
は育樹、青草までの短年月の間土留の役を果し、その後
は風化して土壌となるのが普通であり、そのため長年月
にわたって土留としての機能を十分に発揮させることが
できなかったが、本考案によれば、上述したように編機
帯またはそれに連結した上下の支持骨の間、特に該支持
骨に付設した環状部に草木の根を絡みつかせることによ
り、それらが一体となって長期にわたって強力な土留機
能を発揮し、しかも、編機帯を法面の傾斜よりも急な傾
斜で法面内に埋設したので、法面と平行方向に発生する
断層に沿って土砂が滑るのを該編機帯によって確実に受
は止めることができるばかりでなく、その土庄の方向を
編機帯の傾きに沿って法面の内側を向くように偏向させ
ることができ、その偏向によって上下の土砂の密着度を
高めて上記断層を解消させることができ、また、編機の
埋設にあたってほぼ水平に配置する下部支持骨の部分以
外の土砂を掘る必要がないため、傾斜地の安定した部分
を崩すことなく設置でき、また編機帯の下端に適宜間隔
を置いて上下の支持骨を設けただけであるから、その構
造が極めて簡単であるなどのすぐれた利点がある。
第１図は本考案に係る編機の斜視図、第２図はその使用
状態の断面図である。 １・・・・・・編機帯、２・・・・・・下部支持骨、３
・・・・・・上部支持骨、４・・・・・・環状部。
状態の断面図である。 １・・・・・・編機帯、２・・・・・・下部支持骨、３
・・・・・・上部支持骨、４・・・・・・環状部。
Claims (1)
- 法面の傾斜よりも急な傾斜状態で該法面に埋設する編機
帯を金網によって形成し、該編機帯の下端に適宜間隔を
置いて地中にほぼ水平方向に埋設する下部支持骨を設け
、該支持骨の先端と編機帯の上端を上部支持骨により連
結し、これらの支持骨に草木の根を絡みつかせる環状部
を形成したことを特徴とする土留用編機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3312274U JPS583870Y2 (ja) | 1974-03-23 | 1974-03-23 | ドドメヨウアミサク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3312274U JPS583870Y2 (ja) | 1974-03-23 | 1974-03-23 | ドドメヨウアミサク |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS50122405U JPS50122405U (ja) | 1975-10-06 |
| JPS583870Y2 true JPS583870Y2 (ja) | 1983-01-22 |
Family
ID=28145465
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3312274U Expired JPS583870Y2 (ja) | 1974-03-23 | 1974-03-23 | ドドメヨウアミサク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS583870Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2541425Y2 (ja) * | 1992-06-10 | 1997-07-16 | 富士見緑化株式会社 | 土留め用ストッパ |
-
1974
- 1974-03-23 JP JP3312274U patent/JPS583870Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS50122405U (ja) | 1975-10-06 |
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