JPH0210046Y2 - - Google Patents

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JPH0210046Y2
JPH0210046Y2 JP10427883U JP10427883U JPH0210046Y2 JP H0210046 Y2 JPH0210046 Y2 JP H0210046Y2 JP 10427883 U JP10427883 U JP 10427883U JP 10427883 U JP10427883 U JP 10427883U JP H0210046 Y2 JPH0210046 Y2 JP H0210046Y2
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switch
washer
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drive
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Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案は、車両のフロント側及びリヤ側に夫々
設けられたワイパ及びウオツシヤの駆動を選択す
る駆動回路に関する。
従来技術 従来より、この種のワイパ及びウオツシヤ駆動
回路は種々知られている。例えば、フロント側に
設けられたワイパ駆動モータ及びウオツシヤ駆動
モータの駆動回路と、リヤ側に設けられたワイパ
駆動モータ及びウオツシヤ駆動モータの駆動回路
を別々に設け、かつフロント側ワイパ駆動スイツ
チとフロント側ウオツシヤ駆動スイツチ及びリヤ
側ワイパ駆動スイツチとリヤ側ウオツシヤ駆動ス
イツチの計4個のスイツチをステアリング部もし
くはメータパネルに設けて、フロント側のワイパ
もしくはウオツシヤ、リヤ側のワイパもしくはウ
オツシヤ又は両側のワイパもしくはウオツシヤの
駆動を各スイツチの操作で選択するようにしたも
のがある。
しかしながら、上記構造のものでは、フロント
側とリヤ側につき夫々2個ずつスイツチすなわち
計4個のスイツチが設けられるので、スイツチの
配置スペースが大きくなるとともに、誤作動が生
じやすいといつた問題があつた。
考案の目的 本考案の目的は、上記問題を解決することにあ
つて、ワイパ及びウオツシヤの駆動スイツチを少
なくしてスイツチの配置スペースを小さくすると
ともに、スイツチの誤操作を少なくすることがで
きるワイパ及びウオツシヤ駆動回路を提供するこ
とである。
考案の構成・作用・効果 上記目的を達成するために、本考案は、少なく
ともフロント側とリヤ側とに切換えられる切換ス
イツチを設け、かつワイパ駆動スイツチとウオツ
シヤ駆動スイツチをフロント側とリヤ側に夫々兼
用しうるように設けて、合計3個のスイツチで両
側のワイパ及びウオツシヤの駆動を選択するよう
にしたことを特徴とする。すなわち、フロント側
ワイパ駆動モータの入力端子及びリヤ側ワイパ駆
動モータの入力端子を上記ワイパ駆動スイツチに
並列に接続し、該スイツチを電源の一方の極に接
続するとともに、フロント側ウオツシヤ駆動モー
タの入力端子及びリヤ側のウオツシヤ駆動モータ
の入力端子を上記ウオツシヤ駆動スイツチに並列
に接続し、該スイツチを上記電源の一方の極に接
続する一方、フロント側のワイパ及びウオツシヤ
の各駆動モータの各出力端子を上記切換スイツチ
の一方の固定接点に接続するとともに、リヤ側の
ワイパ及びウオツシヤの各駆動モータの各出力端
子を上記切換スイツチの他方の固定接点に接続
し、さらに上記一方の固定接点もしくは他方の固
定接点に選択的に接触する上記切換スイツチの可
動接点を上記電源の他方の極に接続するように構
成した。
上記構成によれば、従来、フロント側とリヤ側
の両側に夫々ワイパ駆動スイツチとウオツシヤ駆
動スイツチを設けていたので、計4個のスイツチ
をステアリング部もしくはメータパネルに配置し
なければならなかつたのが、少なくともフロント
側とリヤ側とに切換える切換スイツチを設け、か
つワイパ駆動スイツチとウオツシヤ駆動スイツチ
を夫々フロント側とリヤ側とに兼用できるように
したので、切換スイツチとワイパ駆動スイツチと
ウオツシヤ駆動スイツチの3個のスイツチで各ワ
イパ駆動モータ及び各ウオツシヤ駆動モータの駆
動を選択でき、スイツチ1個分のスペースが従来
よりも少なくなつて全体としてのスイツチの配置
スペースが少さくなるとともに、誤操作も少なく
なる。
実施例 以下に、本考案を図示の実施例に基づいて具体
的に説明する。
第1図に本考案の一実施例の原理を示す。図に
おいて、フロント側ワイパ駆動モータ部5内のモ
ータ13の入力端子(+1)及びリヤ側ワイパ駆
動モータ部6内のモータ14の入力端子(+1)
は、ワイパ駆動スイツチ4に並列に接続し、該ス
イツチ4をヒユーズ3及びイグニツシヨンスイツ
チ2を介して電源1の正極に接続している。フロ
ント側ウオツシヤ駆動モータ8の入力端子(+
W)及びリヤ側ウオツシヤ駆動モータ9の入力端
子(+W)はウオツシヤ駆動スイツチ7に並列に
接続し、該スイツチ7を上記ヒユーズ3とワイパ
駆動スイツチ4間に接続して電源1の正極に接続
している。電源1の負極はアースされている。さ
らに、フロント側ワイパ駆動モータ13の出力端
子(EF)及びフロント側ウオツシヤ駆動モータ
8の出力端子(EF)をフロント・リヤ切換スイ
ツチ10の一方の固定接点10bに接続するとと
もに、リヤ側ワイパ駆動モータ14の出力端子
(ER)及びリヤ側ウオツシヤ駆動モータ9の出力
端子(ER)を上記切換スイツチ10の他方の固
定接点10cに接続し、さらに上記両固定接点1
0b,10cのいずれかに選択的に接触するか、
又は両固定接点10b,10cに同時に接続する
可動接点(コモン接点)10aをアースに接続し
ている。したがつて、イグニツシヨンスイツチ2
をオン操作したのち、切換スイツチ10の可動接
点10aを例えば一方の固定接点10bに接触さ
せたとき、ワイパ駆動スイツチ4をオン操作すれ
ばフロント側ワイパ駆動モータ13が作動してワ
イパを動かす一方、ウオツシヤ駆動スイツチ7を
オン操作すればフロント側ウオツシヤ駆動モータ
8が作動してウオツシヤ液を噴出する。また、上
記切換スイツチ10の可動接点10aを他方の固
定接点10cに接触させれば、リヤ側のワイパ駆
動モータ14及びウオツシヤ駆動モータ9が各ス
イツチ4,7の操作で作動する。さらに、上記切
換スイツチ10の可動接点10を両固定接点10
b,10cに接触させれば、フロント側及びリヤ
側の両方の各ワイパ駆動モータ13,14がワイ
パ駆動スイツチ4の操作で、フロント側及びリヤ
側の両方の各ウオツシヤ駆動モータ8,9がウオ
ツシヤ駆動スイツチ7の操作で夫々作動する。な
お、第1図中、11及び12は、夫々各モータ部
5,6内に設けられたカム接点であつて、フロン
ト側ワイパ駆動モータ13及びリヤ側ワイパ駆動
モータ14を夫々ワイパ駆動スイツチ4のオフ操
作で停止させるとき、各ワイパが所定の停止位置
で必ず停止するように、スイツチ4のオフ操作後
にワイパを所定の停止位置まで回転させるもので
ある。
次に、上記原理に基づいたより具体的な実施例
を第2図に示す。同図中、ワイパ駆動スイツチ4
は、ワイパを高速で作動させるHI位置18と、
ワイパを低速で作動させるLO位置17と、ワイ
パの作動を停止させるOFF位置16の計3位置
に切換操作のできるものであつて、その各端子の
接続構造は以下の如くである。
すなわち、ワイパ駆動スイツチ4の(+B)端
子には電源(バツテリ)1の正極をイグニツシヨ
ンスイツチ2を介して接続し、(F/+2)端子
にはフロント側ワイパ駆動モータ部5の高速駆動
用入力端子(F/+2)を接続し、(F/+1)
端子にはフロント側ワイパ駆動モータ部5の低速
駆動用入力端子(F/+1)を接続し、(R/+
1)端子にはリヤ側ワイパ駆動モータ部6の入力
端子(R/+1)を接続し、さらに(F/R+
S)端子には、フロント側ワイパ駆動モータ部5
のカム接点11の可動接点aの(F/+S)端子
とリヤ側ワイパ駆動モータ部6のカム接点12の
可動接点aの(R/+S)端子とを並列に接続し
ている。なお、上記各カム接点11,12の一方
の固定接点bの端子(+B)は上記電源1の正極
に接続している。
また、ウオツシヤ駆動スイツチ5は、ウオツシ
ヤ液を噴出させるON位置20と、ウオツシヤ液
の噴出を停止させるOFF位置19とに切換操作
することができ、その各端子の接続構造は次のと
おりである。
すなわち、(+B)端子には上記電源1の正極
を接続し、(F/R+W)端子にはフロント側ウ
オツシヤ駆動モータ8の入力端子(+W)とリヤ
側ウオツシヤ駆動モータ9の入力端子(+W)と
を並列に接続している。
さらに、上記切換スイツチ10は、フロント側
のワイパ駆動モータ13及びウオツシヤ駆動モー
タ8の駆動を選択する。FRONT位置21と、リ
ヤ側のワイパ駆動モータ14及びウオツシヤ駆動
モータ9の駆動を選択するREAR位置22と、
フロント側及びリヤ側の両方のワイパ駆動モータ
13,14及び両方のウオツシヤ駆動モータ8,
9の駆動を選択するF/R位置23とに切換操作
することができるものであつて、その各端子の接
続構造は次のとおりである。
すなわち、(EF)端子にフロント側ワイパ駆動
モータ13の出力端子とフロント側ワイパ駆動モ
ータ部5のカム接点11の他方の固定接点cとを
接続した上記モータ部5の出力端子(EF)とフ
ロント側ウオツシヤ駆動モータ8の出力端子
(EF)を並列に接続し、(E)端子はアースに接
続して上記電源1の負極に接続し、(ER)端子に
リヤ側ワイパ駆動モータ14の出力端子とリヤ側
ワイパ駆動モータ部6のカム接点12の他方の固
定接点cとを接続した上記モータ部6の出力端子
(ER)とリヤ側ウオツシヤ駆動モータ9の出力端
子(ER)を並列に接続している。
さて、上記構成にかかるワイパ及びウオツシヤ
駆動回路は、ワイパ駆動スイツチ4、ウオツシヤ
駆動スイツチ5及び切換スイツチ10の切換操作
により以下の如く、ワイパ及びウオツシヤの各駆
動モータ13,14;8,9の駆動を行う。
一例として、切換スイツチ10をFRONT位置
21に切換えて、(EF)端子を(E)端子に接続
し、フロント側ワイパ駆動モータ部13の出力端
子(EF)とフロント側ウオツシヤ駆動モータ8
の出力端子(EF)をアースに接続する。そして、
ワイパ駆動スイツチ4をLO位置17にして
(F/+1)端子と(R/+1)端子を(+B)
端子に接続すれば、フロント側ワイパ駆動モータ
部5の低速駆動用入力端子(F/+1)とリヤ側
ワイパ駆動モータ部6の入力端子(R/+1)が
電源1の正極に接続されて、フロント側ワイパ駆
動モータ13を低速で回転させ、ワイパを低速で
動かす。上記ワイパ駆動スイツチ4をHI位置1
8にして、(F/+2)端子と(R/+1)端子
を(+B)端子に接続すれば、フロント側ワイパ
駆動モータ部5の高速駆動用入力端子(F/+
2)とリヤ側ワイパ駆動モータ部6の入力端子
(R/+1)が電源1の正極に接続されて、フロ
ント側ワイパ駆動モータ13が高速で回転し、ワ
イパを高速で動かす。上記ワイパ駆動スイツチ4
をOFF位置16にして(F/R+S)端子を
(F/+1)端子と(R/+1)端子に接続すれ
ば、フロント側ワイパ駆動モータ部5のカム接点
11の可動接点aに接続された(F/+S)端子
とリヤ側ワイパ駆動モータ部6のカム接点12の
可動接点aに接続された(R/+S)端子が、フ
ロント側ワイパ駆動モータ部5の低速駆動用入力
端子(F/+1)とリヤ側ワイパ駆動モータ6の
入力端子(R/+1)に接続される。よつて、カ
ム接点11の可動接点aが一方の固定接点bに接
続している間はモータ13を駆動してワイパを作
動させ、ワイパが所定の停止位置に達するとカム
接点11の可動接点aが他方の固定接点cに接続
してモータ13を停止させ、上記ワイパの作動を
停止する。このとき、上記ワイパ駆動スイツチ4
の操作とは無関係にウオツシヤ駆動スイツチ5を
ON位置20にして(F/R+W)端子を(+
B)端子に接続すれば、フロント側ウオツシヤ駆
動モータ8の入力端子(+W)とリヤ側ウオツシ
ヤ駆動モータ9の入力端子(+W)が電源1の正
極に接続されて、フロント側ウオツシヤ駆動モー
タ8が駆動され、ウオツシヤ液を噴出させる。
また、上記切換スイツチ10をREAR位置2
2に切換えて、(ER)端子を(E)端子に接続す
ると、リヤ側ワイパ駆動モータ部6の出力端子
(ER)とリヤ側ウオツシヤ駆動モータ9の出力端
子(ER)がアースに接続される。そして、ワイ
パ駆動スイツチ4をLO位置17もしくはHI位置
18にすれば前述の如く端子が接続され、リヤ側
のワイパ駆動モータ14が、LO位置17とHI位
置18とで同速で回転して、ワイパを作動させ
る。上記ワイパ駆動スイツチ4をOFF位置16
にすれば前述の如く端子が接続され、リヤ側のワ
イパが所定の停止位置で停止する。このとき、ウ
オツシヤ駆動スイツチ5をON位置20にすれば
前述と同様にリヤ側のウオツシヤ駆動モータ9が
駆動されてウオツシヤ液を噴出させる。
さらに、上記切換スイツチ10をF/R位置2
3に切換えて(EF)端子と(ER)端子を(E)
端子に接続すると、上記ワイパ駆動スイツチ4の
各位置フロント側とリヤ側の両方のワイパ駆動モ
ータ13,14が同時に駆動される。また、ウオ
ツシヤ駆動スイツチ5をON位置20にすれば、
フロント側とリヤ側の両方のウオツシヤ駆動モー
タ8,9が駆動される。
上記実施例によれば、ワイパ駆動スイツチ4と
ウオツシヤ駆動スイツチ5と切換スイツチ10の
3個のスイツチでフロント側とリヤ側の両方のワ
イパ駆動モータ13,14及び両方のウオツシヤ
駆動モータ8,9の各駆動を行うようにしたの
で、従来、ワイパ駆動スイツチとウオツシヤ駆動
スイツチを夫々フロント側用とリヤ側用に計4個
設けていたものと比べて、スイツチが1個少なく
なり誤操作も少なくなるとともにスイツチを配置
するスペースも小さくなる。
なお、本考案は本実施例に限定されるものでは
なくその他種々の態様で実施できる。例えば、第
3図に示すように、ワイパ駆動スイツチ4′に
INT位置24を設けて、フロント側ワイパを間
欠的に駆動しうるようにしてもよい。すなわち、
ワイパ駆動スイツチ4′の(EF)端子にダイオー
ドD、抵抗R2,R3を介して切換スイツチ10の
(EF)端子を接続するとともに、この2つの抵抗
R2とR3間にダーリントン接続されたトランジス
タTrのベース側を接続している。このトランジ
スタTrのエミツタ側は、切換スイツチ10の
(EF)端子に接続し、コレクタ側はソレノイド2
6を介して電源1の正極に接続している。上記ト
ランジスタTrのコレクタとソレノイド26との
間と上記切換スイツチ10の(EF)端子間には
ツエナーダイオードZDを介設して、ソレノイド
26の作動に伴う逆起電力の発生時に、トランジ
スタTrを保護するようにしている。また、上記
ワイパ駆動スイツチ4′の(C1)端子には抵抗R1
を介して電源1の正極を接続するとともに、この
抵抗R1と(C1)端子間をコンデンサCの正極側
に接続している。コンデンサCの負極側にはフロ
ント側及びリヤ側のワイパ駆動モータ部5,6の
各カム接点11,12の可動接点aに接続された
(+S)端子を並列に接続している。上記コンデ
ンサCの負極側と上記両(+S)端子間には、リ
レー接点25の一方の固定接点bを接続してい
る。該リレー接点25の他方の固定接点cは電源
1の正極に接続するとともに可動接点aを上記ワ
イパ駆動スイツチ4′の(F/R+S)端子に接
続している。このリレー接点25は、上記ソレノ
イド26の作動により可動接点aを他方の固定接
点cに接続する一方、ソレノイド26の作動停止
により可動接点aを一方の固定接点bに接続して
いる。
この回路構成において、切換スイツチ10を
FRONT位置21にしたうえでワイパ駆動スイツ
チ4′をINT位置24にすれば、(C1)端子が
(EF)端子に接続してダイオードDの正極側が抵
抗R1とコンデンサC間に接続される。このため、
抵抗R2とR3による電圧降下分を除いた電源電圧
がトランジスタTrのベース側にかかつてトラン
ジスタTrが作動するとともにソレノイド26が
作動する。よつて、ソレノイド26によりリレー
接点25の可動接点aが固定接点cに接続され
る。また、上記ワイパ駆動スイツチ4′をINT位
置24に切換えることにより、(F/+1)端子
と(R/+1)端子を(F/R+S)端子に接続
し、フロント側ワイパ駆動モータ部5の低速駆動
用入力端子(F/+1)とリヤ側ワイパ駆動モー
タ部6の入力端子(R/+1)が上記リレー接点
25の可動接点aに接続される。よつて、リレー
接点25の可動接点aが一方の固定接点bに接続
するとともにカム接点11の可動接点aが固定接
点bに接続しているので、フロント側ワイパ駆動
モータ部5の低速駆動用入力端子(F/+1)と
リヤ側ワイパ駆動モータ部6の入力端子(R/+
1)がリレー接点25及びカム接点11を介して
電源1の正極に接続され、フロント側ワイパ駆動
モータ13が駆動されワイパが作動する。
このとき、コンデンサCの正極側には、抵抗
R2による電圧降下分を除いた電源電圧がかかる
とともに、トランジスタTrのベース側にも抵抗
R2,R3による電圧降下分を除いた電源電圧がか
かり、トランジスタTrが作動してソレノイド2
6も作動を行う。このソレノイド26の作動によ
りリレー接点25の可動接点aが固定接点cに接
続して、カム接点11を介することなくフロント
側ワイパ駆動モータ部5の入力端子(F/+1)
を電源1の正極に接続され、モータ13の駆動は
続けられる。そして、ワイパが所定の停止位置に
達するとカム接点11の可動接点aが固定接点c
に切換接続され、コンデンサCの負極側がアース
に接続される。このため、コンデンサCの負極側
に一時的に急激な電圧降下を生ぜしめるととも
に、正極側にも同様に急激な電圧降下を生ぜし
め、トランジスタTrのベース側電圧も急激に降
下してトランジスタTrの作動が停止する。よつ
て、ソレノイド26の作動が停止してリレー接点
25の可動接点aが固定接点bに切換接続され、
フロント側ワイパ駆動モータ部5の入力端子
(F/+1)がリレー接点25及びカム接点11
を介してアースに接続され、モータ13が停止し
てワイパが上記所定の停止位置で停止する。
ここで、コンデンサCの正極側は抵抗R1を介
して電源1の正極に接続されるとともに負荷側は
カム接点11を介してアースに接続されているの
で、コンデンサCは上記電圧降下のあと充電を行
い始めてその正極側の電圧が上昇する。所定時間
経過後、コンデンサCの正極側の電圧が上昇して
トランジスタTrのベース側電圧が所定の電圧に
達すると、トランジスタTrが作動してソレノイ
ド26も作動させる。よつて、リレー接点25の
可動接点aが固定接点cに切換接続され、フロン
ト側ワイパ駆動モータ部5の入力端子(F/+
1)が上記リレー接点25を介して電源1の正極
に接続され、モータ13が駆動されて再びワイパ
が作動する。このワイパが所定の停止位置から動
き始めると同時に、カム接点11の可動接点aが
固定接点bに切換接続され、コンデンサCの負極
側に電源電圧がかかり、トランジスタTr及びソ
レノイド26はそのまま作動し続ける。その後、
ワイパが再び所定の停止位置に達すると、カム接
点11の可動接点aが固定接点cに切換接続さ
れ、コンデンサCの負極側をアースに接続して急
激な電圧降下を生ぜしめて、前述の如くモータ1
3を停止させる。以後、このサイクルを繰り返す
ことにより、ワイパを間欠的に作動させる。な
お、他の位置での接続及び作動及び他のスイツチ
5,10の構成作用は前記と同様である。
本実施例によれば、フロント側ワイパの間欠作
動をも行えるワイパ駆動スイツチ4′とウオツシ
ヤ駆動スイツチ5と切換スイツチ10の3つのス
イツチで、各ワイパ及びウオツシヤの駆動モータ
13,14;8,9の駆動を選択でき、従来より
もスイツチ1個分スペースが小さくなり、かつ誤
操作も少なくすることができる。
なお、第1,第2実施例とも、切換スイツチ1
0におけるF/R位置は省略することもできる。
また、上記第2図の回路構成に係る各スイツチ
4,5,10を一例として、自動車のステアリン
グ部に配置したものを第4図に示す。図中、27
はステアリングシヤフトであつて、そのシヤフト
27の図中右方にその先端にライトスイツチノブ
28aを有するターンシグナルスイツチレバー2
8を設けている一方、シヤフト27の図中左方に
ワイパ駆動スイツチレバー29を設けている。こ
のワイパ駆動スイツチレバー29は、図中A位置
でOFF位置16に、B位置でLO位置17に、C
位置でHI位置18に夫々切換操作される。上記
レバー29の端部には、レバー軸回りに回転し
て、FRONT位置21、REAR位置22、F/R
位置23に夫々切換操作されるフロント・リヤ切
換スイツチ30を設けている。レバー29の先端
面には、押圧することによりOFF位置19から
ON位置20に切換操作されるウオツシヤ駆動ス
イツチ31を設けている。
本実施例によれば、各スイツチの切換操作が容
易に行え、かつ誤動作も少なく、スイツチの配置
スペースも少なくてよい。
さらに、第5,6図に、上記第3図の回路構成
に係る各スイツチ4′,5,10を、自動車のメ
ータパネルに配置した例を夫々示す。
まず、第5図において、32はフロント・リヤ
切換スイツチであつて、図中横方向にスライドす
ることによりREAR位置22、FRONT位置2
1、F/R位置23に夫々切換操作することがで
きる。33はワイパ駆動スイツチであつて、図中
横方向にスライドさせることにより、HI位置1
8、LO位置17、INT位置24、OFF位置16
に夫々切換操作することができる。また、34は
ウオツシヤ駆動スイツチであり、押圧することに
よりOFF位置19からON位置20に切換操作す
ることができる。
一方、第6図において、35はフロント・リヤ
切換スイツチであり、図中横方向にスライドさせ
てREAR位置22、FRONT位置21、F/R位
置23に夫々切換操作することができる。36は
ワイパ駆動スイツチであり、図中表示の如く各表
示ボタンを押圧することにより各位置に切換操作
することができる。また、37はウオツシヤ駆動
スイツチであつて押圧することによりOFF位置
19からON位置20に切換操作することができ
る。
上記第5,6図に夫々示したいずれの実施例に
おいても、スイツチの配置スペースが従来より小
さくなり、かつ誤動作を少なくすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係るワイパ及びウ
オツシヤ駆動回路の原理的な結線図、第2図は本
考案の他の実施例の結線図、第3図はさらに他の
実施例の結線図、第4図は上記第2図の結線図に
基づいて各スイツチを自動車のステアリング部に
配置した状態を示す正面図、第5図は第3図の結
線図に基づいて各スイツチを自動車のメータパネ
ルに配置した状態を示す部分正面図、第6図は第
5図の変形例を示す図である。 1……電源、4,4′……ワイパ駆動スイツチ、
7……ウオツシヤ駆動スイツチ、8,9……フロ
ント側・リヤ側ウオツシヤ駆動モータ、10……
切換スイツチ、13,14……フロント側・リヤ
側ワイパ駆動モータ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 フロント側ワイパ駆動モータとフロント側ウオ
    ツシヤ駆動モータと、リヤ側ワイパ駆動モータ
    と、リヤ側ウオツシヤ駆動モータとを備え、かつ
    少なくともフロント側ワイパ及びウオツシヤの駆
    動と、リヤ側ワイパ及びウオツシヤの駆動とを選
    択する切換スイツチと、ワイパ駆動スイツチと、
    ウオツシヤ駆動スイツチとを備えたワイパ及びウ
    オツシヤ駆動装置にして、 上記フロント側ワイパ駆動モータの入力端子及
    びリヤ側ワイパ駆動モータの入力端子を上記ワイ
    パ駆動スイツチに並列に接続し、該スイツチを電
    源の一方の極に接続するとともに、上記フロント
    側ウオツシヤ駆動モータの入力端子及びリヤ側の
    ウオツシヤ駆動モータの入力端子を上記ウオツシ
    ヤ駆動スイツチに並列に接続し、該スイツチを上
    記電源の一方の極に接続する一方、フロント側の
    ワイパ及びウオツシヤの各駆動モータの各出力端
    子を上記切換スイツチの一方の固定接点に接続す
    るとともに、リヤ側のワイパ及びウオツシヤの各
    駆動モータの各出力端子を上記切換スイツチの他
    方の固定接点に接続し、さらに上記一方の固定接
    点もしくは他方の固定接点に選択的に接触する上
    記切換スイツチの可動接点を上記電源の他方の極
    に接続するようにしたことを特徴とするワイパ及
    びウオツシヤ駆動回路。
JP10427883U 1983-07-04 1983-07-04 ワイパ及びウォッシャ駆動回路 Granted JPS6011259U (ja)

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