JPH02100375A - 光電変換装置の製造方法 - Google Patents
光電変換装置の製造方法Info
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- JPH02100375A JPH02100375A JP63254147A JP25414788A JPH02100375A JP H02100375 A JPH02100375 A JP H02100375A JP 63254147 A JP63254147 A JP 63254147A JP 25414788 A JP25414788 A JP 25414788A JP H02100375 A JPH02100375 A JP H02100375A
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/50—Photovoltaic [PV] energy
Landscapes
- Photovoltaic Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は、基板上に複数個の光発電素子を直列接続し
て得られる薄膜太陽電池等の光電変換装置の製造方法に
関するものである。
て得られる薄膜太陽電池等の光電変換装置の製造方法に
関するものである。
[従来の技術]
第3図は例えば特開昭62−33477号公報に示され
た従来の光電変換装置の製造方法によって製造された直
列接続型アモルファス太gk電池を示す断面図であり、
図において、11は基板、12は基板11上に形成され
た透明電極膜で、この透明電動膜12は、レーザビーム
の照射により複数の部分12a、12b、12c、・・
・に分離・分割されている。13 b、13 c、・・
・はそれぞれ透明電極膜12b、12c、・・・上に形
成された導電部材、14b、14c、・・・はそれぞれ
透明電極膜12b。
た従来の光電変換装置の製造方法によって製造された直
列接続型アモルファス太gk電池を示す断面図であり、
図において、11は基板、12は基板11上に形成され
た透明電極膜で、この透明電動膜12は、レーザビーム
の照射により複数の部分12a、12b、12c、・・
・に分離・分割されている。13 b、13 c、・・
・はそれぞれ透明電極膜12b、12c、・・・上に形
成された導電部材、14b、14c、・・・はそれぞれ
透明電極膜12b。
12c、・・・上に形成された耐熱性の無機絶縁部材で
ある。
ある。
また、15は非晶質半導体膜、16は裏面電極膜で、こ
の裏面電極膜16は複数の部分16a。
の裏面電極膜16は複数の部分16a。
16 b、16 c、・・・に分離・分割されている。
なお。
LB□、、LB1□はレーザビームの照射箇所である。
このような太陽電池を製造する際には、まず、例えば、
厚さ1〜5 rm 、面積10aaX10an8度の透
明なガラス等の絶縁材料からなる基板11上の全面に厚
さ約2000〜5000人の透明電極膜12が被着され
た後、隣接間隔部a b、b c、・・・がレーザビー
ムの照射により透明電極膜12の一部を除去して形成さ
れ、個別の各透明電極膜12a、12b、12c、・・
・が分離形成される。このとき、使用されるレーザは1
例えば、波長1.06μmのQスイッチ付きNd: Y
A Gレーザであり、隣接間隔部a b、b c、・
・・の間隔は、約50〜100μmに設定される。
厚さ1〜5 rm 、面積10aaX10an8度の透
明なガラス等の絶縁材料からなる基板11上の全面に厚
さ約2000〜5000人の透明電極膜12が被着され
た後、隣接間隔部a b、b c、・・・がレーザビー
ムの照射により透明電極膜12の一部を除去して形成さ
れ、個別の各透明電極膜12a、12b、12c、・・
・が分離形成される。このとき、使用されるレーザは1
例えば、波長1.06μmのQスイッチ付きNd: Y
A Gレーザであり、隣接間隔部a b、b c、・
・・の間隔は、約50〜100μmに設定される。
次に、先の工程で分割・配置された透明電極膜12 a
、12 b、12 c、−の一方の隣接間隔部ab、b
c、・・・の近傍に偏って、該隣接間隔部ab。
、12 b、12 c、−の一方の隣接間隔部ab、b
c、・・・の近傍に偏って、該隣接間隔部ab。
be、・・・に近い側から導電部材13 b、13 c
、・・・および絶縁部材14b、14c、・・・が各々
1本ずつ平行に且つ帯状に形成される。例えば、導電部
材13 b、13 c、・・・は、銀ペーストをスクリ
ーン印刷手法により高さ約10〜20μm2幅約100
〜150μ履にパターニングされた後、約550℃の温
度にて焼成される。また、絶縁部材14b、14c、・
・・は、二酸化シリコンペーストが銀ペーストと同様に
スクリーン印刷手法により所定の箇所に高さ約10〜2
0μm1幅約100〜150μmにバターニングされた
後、約550℃の温度にて焼成される。
、・・・および絶縁部材14b、14c、・・・が各々
1本ずつ平行に且つ帯状に形成される。例えば、導電部
材13 b、13 c、・・・は、銀ペーストをスクリ
ーン印刷手法により高さ約10〜20μm2幅約100
〜150μ履にパターニングされた後、約550℃の温
度にて焼成される。また、絶縁部材14b、14c、・
・・は、二酸化シリコンペーストが銀ペーストと同様に
スクリーン印刷手法により所定の箇所に高さ約10〜2
0μm1幅約100〜150μmにバターニングされた
後、約550℃の温度にて焼成される。
そして、各透明電極膜12a、12b、12c。
・・・;導電部材13 b、13 c、・・・;および
絶縁部材14b、14c、・・・の表面を含んで基板1
1上のほぼ全面に光電変換に有効に寄与する厚さ400
0〜7000人の非晶質半導体膜15が形成される。
絶縁部材14b、14c、・・・の表面を含んで基板1
1上のほぼ全面に光電変換に有効に寄与する厚さ400
0〜7000人の非晶質半導体膜15が形成される。
ついで、半導体膜15および透明電極膜12a。
12b、12c、・・・の各露出部分を含んで基板11
上の全面に4000人〜2μm程度の厚さの裏面金属膜
が裏面電極膜16として被着される。この裏面電極膜1
6は1例えば、アルミニウム、チタン銀合金などである
。
上の全面に4000人〜2μm程度の厚さの裏面金属膜
が裏面電極膜16として被着される。この裏面電極膜1
6は1例えば、アルミニウム、チタン銀合金などである
。
次に、導電部材13 b、13 c、・・・および絶縁
部材14b、14c、・・・の表面上に位置する非晶質
半導体膜15および裏面電極膜16の積層体部分に。
部材14b、14c、・・・の表面上に位置する非晶質
半導体膜15および裏面電極膜16の積層体部分に。
この積層体部分の表面側からレーザビームが位置LB、
、、LB1.に照射される。導電部材13b。
、、LB1.に照射される。導電部材13b。
13c、・・・上の積層体部分の位fiLB、、に照射
されるレーザビームは、同位置における積層体を溶融し
、その溶融により生じた溶融物は1周囲の非晶質半導体
膜15を貫通した形でその直下に位置する導電部材13
b、13c、・・・に当接する。一方、絶縁部材14b
、14c、・・・上の積層体部分の位置LB□2に照射
されるレーザビームは、非晶質半導体膜15と裏面電極
膜16との不要な部分を除去し、それらを分離する分離
溝18ab、18bc。
されるレーザビームは、同位置における積層体を溶融し
、その溶融により生じた溶融物は1周囲の非晶質半導体
膜15を貫通した形でその直下に位置する導電部材13
b、13c、・・・に当接する。一方、絶縁部材14b
、14c、・・・上の積層体部分の位置LB□2に照射
されるレーザビームは、非晶質半導体膜15と裏面電極
膜16との不要な部分を除去し、それらを分離する分離
溝18ab、18bc。
・・・が形成されて、個別の各裏面電極膜16 a、1
6 b、l 6 c、・・・が分割・配置される。その
結果。
6 b、l 6 c、・・・が分割・配置される。その
結果。
相互に隣合う光電変換領域17 a、17 b、17
C。
C。
・・・の裏面電極膜16a、16b、16c、・・・と
透明電極膜12b、12c、・・・とは、それぞれ、上
記分離溝18 a b、18 b c、・・・よりも裏
面電極膜16a、16b、16c、−の隣接間隔部ab
、bc、−に近い側において結合され、各光電変換領域
17a、17b、17c、”’は、導電部材13b、1
.3c。
透明電極膜12b、12c、・・・とは、それぞれ、上
記分離溝18 a b、18 b c、・・・よりも裏
面電極膜16a、16b、16c、−の隣接間隔部ab
、bc、−に近い側において結合され、各光電変換領域
17a、17b、17c、”’は、導電部材13b、1
.3c。
・・・を介して電気的に直列接続される。
[発明が解決しようとする課題]
第3図に示す直列接続型の太陽電池は、レーザビーム加
工を用い以上のような製造工程によって製造されるので
、透明電極膜12上に高さ約10〜20μmの高い導電
部材13b、13c、・・・および14b、14c、・
・・が形成され、その上に、さらに厚さ4000〜70
00人の非晶質半導体膜15および4000人〜2μm
程度の厚さの裏面電極膜16が形成されることになる。
工を用い以上のような製造工程によって製造されるので
、透明電極膜12上に高さ約10〜20μmの高い導電
部材13b、13c、・・・および14b、14c、・
・・が形成され、その上に、さらに厚さ4000〜70
00人の非晶質半導体膜15および4000人〜2μm
程度の厚さの裏面電極膜16が形成されることになる。
すなわち、急峻な段差上に薄膜の非晶質半導体膜15お
よび裏面電極膜16を形成することになるので、ステッ
プカバリッジ(step coverage)がうまく
いかず、段差部では水平面に比べて垂直面の膜厚が極め
て薄くなる。直列接続型の太陽電池では、薄膜の裏面電
極膜16が個々の太陽電池を接続するリード線の役目も
兼ねているので、前記段差部では垂直面の裏面電極膜1
6が薄くなると、直列抵抗が大きくなり太陽電池の特性
が悪くなるという問題があった。
よび裏面電極膜16を形成することになるので、ステッ
プカバリッジ(step coverage)がうまく
いかず、段差部では水平面に比べて垂直面の膜厚が極め
て薄くなる。直列接続型の太陽電池では、薄膜の裏面電
極膜16が個々の太陽電池を接続するリード線の役目も
兼ねているので、前記段差部では垂直面の裏面電極膜1
6が薄くなると、直列抵抗が大きくなり太陽電池の特性
が悪くなるという問題があった。
と記の段着部垂直面に形成されろ裏面電極膜16の膜厚
を厚くして直列抵抗を減少させるには、裏面電極膜16
の厚さを十分に大きくしなければならないが、裏面電極
として使用されるアルミニウムや銀合金などの金属は沸
点が高く蒸気密度も大きいため、レーザビームを照射し
た部分の金属は、レーザビームのエネルギ強度を十分大
きくしても完全に蒸発揮散させることは難しく、一部の
金属は溶融して、下層の半導体層に溶は込んだり、ある
いは周囲に飛散しリーク(漏れ電流)の原因となり太陽
電池の特性を著しく損なうといった問題があった。
を厚くして直列抵抗を減少させるには、裏面電極膜16
の厚さを十分に大きくしなければならないが、裏面電極
として使用されるアルミニウムや銀合金などの金属は沸
点が高く蒸気密度も大きいため、レーザビームを照射し
た部分の金属は、レーザビームのエネルギ強度を十分大
きくしても完全に蒸発揮散させることは難しく、一部の
金属は溶融して、下層の半導体層に溶は込んだり、ある
いは周囲に飛散しリーク(漏れ電流)の原因となり太陽
電池の特性を著しく損なうといった問題があった。
また、導電部材13b、13c、・・・上の積層体部分
に照射されるレーザビームによって積層体を溶融し、そ
の溶融により生じた溶融物が周囲の非晶質半導体膜15
を貫通した形でその直下に位置する導電部材13b、1
3c、・・・と当接するが、レーザビームの照射によっ
て溶融した非晶質物質が。
に照射されるレーザビームによって積層体を溶融し、そ
の溶融により生じた溶融物が周囲の非晶質半導体膜15
を貫通した形でその直下に位置する導電部材13b、1
3c、・・・と当接するが、レーザビームの照射によっ
て溶融した非晶質物質が。
導電部材13 b、13 c、・・・と裏面電極膜16
との間に介在したり、裏面電極膜16と非晶質半導体膜
15との溶融混合物は体積比で1対1がそれに近い割合
であるために、前記溶融混合物は比較的高抵抗になり易
く、導電部材13b、13c、・・・との接合部の接続
抵抗が高くなり、太陽電池の特性を低下させるなどの課
題があった。
との間に介在したり、裏面電極膜16と非晶質半導体膜
15との溶融混合物は体積比で1対1がそれに近い割合
であるために、前記溶融混合物は比較的高抵抗になり易
く、導電部材13b、13c、・・・との接合部の接続
抵抗が高くなり、太陽電池の特性を低下させるなどの課
題があった。
この発明は上記のような課題を解消するためになされた
もので、薄膜金属電極の溶融による悪影響や金属部材と
光電変換素子との溶融混合物による悪影響の発生を防止
して、高特性の光電変換装置を製造できるようにした光
電変換装置の製造方法を得ることを目的とする。
もので、薄膜金属電極の溶融による悪影響や金属部材と
光電変換素子との溶融混合物による悪影響の発生を防止
して、高特性の光電変換装置を製造できるようにした光
電変換装置の製造方法を得ることを目的とする。
[課題を解決するための手段]
この発明に係る光電変換装置の製造方法は、■絶縁基板
上に薄膜金属電極を層状形成し、■前記薄膜金属電極に
溝を形成して前記薄膜金属電極を所定の区分に分離・分
割し。
上に薄膜金属電極を層状形成し、■前記薄膜金属電極に
溝を形成して前記薄膜金属電極を所定の区分に分離・分
割し。
■前記薄膜金属電極上および同薄膜金屈電極の溝−Lに
薄膜光電変換素子を層状形成し。
薄膜光電変換素子を層状形成し。
(4,)前記薄膜光電変換素子に前記!fil!に近接
し且つ平行な溝を形成して前記薄膜光電変換素子を所定
の区分に分離・分割し、 CD前記薄膜光電変換素子上および同薄膜光電変換素子
の溝−hに透明電極膜を層状形成し、(の前記透明電極
膜」−において前記薄膜光電変換素子の溝により生じた
段差部分を埋めるように4電部材を配置・形成し、 ■前記透明電極膜上において前記導電部材に近接し且つ
平行に絶縁部材を配置・形成し、■前記絶縁部材」―に
エネルギビー11を照射して同エネルギビーム照射部の
絶縁部材の一部とその下層に在る前記透明電極膜とを気
散せしめ絶縁分離溝を形成する、 以jユ■〜■までの工程を含むものである。
し且つ平行な溝を形成して前記薄膜光電変換素子を所定
の区分に分離・分割し、 CD前記薄膜光電変換素子上および同薄膜光電変換素子
の溝−hに透明電極膜を層状形成し、(の前記透明電極
膜」−において前記薄膜光電変換素子の溝により生じた
段差部分を埋めるように4電部材を配置・形成し、 ■前記透明電極膜上において前記導電部材に近接し且つ
平行に絶縁部材を配置・形成し、■前記絶縁部材」―に
エネルギビー11を照射して同エネルギビーム照射部の
絶縁部材の一部とその下層に在る前記透明電極膜とを気
散せしめ絶縁分離溝を形成する、 以jユ■〜■までの工程を含むものである。
[作 用]
この発明における光電変換装置の製造方法では、絶縁基
板上に形成する材料の成膜順序が、薄膜金属電極、光電
変換素子、透明電極膜の順であるので、レーザなどによ
るビーム加工に際し下層に対して悪影響を与える薄膜金
属電極が最初に基板上に成膜されるので、ビーム加工に
て分離・分割することによって生じていた従来の不具合
を解消できる。また、光電変換素子や透明電極膜に比べ
て膜厚が数十倍〜数百倍も厚い導電部材および絶縁部材
が最上層の透明電極膜上に形成されるので、ステップカ
バリッジの問題もなくなる。
板上に形成する材料の成膜順序が、薄膜金属電極、光電
変換素子、透明電極膜の順であるので、レーザなどによ
るビーム加工に際し下層に対して悪影響を与える薄膜金
属電極が最初に基板上に成膜されるので、ビーム加工に
て分離・分割することによって生じていた従来の不具合
を解消できる。また、光電変換素子や透明電極膜に比べ
て膜厚が数十倍〜数百倍も厚い導電部材および絶縁部材
が最上層の透明電極膜上に形成されるので、ステップカ
バリッジの問題もなくなる。
また、光電変換素子を成膜した後、溝を形成し透明電極
膜を成膜してからさらにそのE部の前記溝に対応する部
分に導電部材を配置・形成するようにしているので、透
明電極膜を薄くしても直列抵抗が増加せず、光電変換素
子材料による接続抵抗増加の心配もない。
膜を成膜してからさらにそのE部の前記溝に対応する部
分に導電部材を配置・形成するようにしているので、透
明電極膜を薄くしても直列抵抗が増加せず、光電変換素
子材料による接続抵抗増加の心配もない。
さらに、エネルギビーム照射部周辺の絶縁部材が溶融し
、わずかに残留する透明電極膜が存在してもそれを取り
込んで溶融混合物をつくる。この溶融混合物の大部分は
絶縁部材であるので、絶縁性が大きく除去すべき透明電
極膜の残留によるリークの問題も解消される。
、わずかに残留する透明電極膜が存在してもそれを取り
込んで溶融混合物をつくる。この溶融混合物の大部分は
絶縁部材であるので、絶縁性が大きく除去すべき透明電
極膜の残留によるリークの問題も解消される。
[発明の実施例]
以下、この発明の一実施例を図について説明する。第1
図(a)〜(g)は、この発明による光電変換装!!(
例えば直列接続型アモルファス太陽電池)の製造方法に
おける工程を順次示して説明するための断面図である。
図(a)〜(g)は、この発明による光電変換装!!(
例えば直列接続型アモルファス太陽電池)の製造方法に
おける工程を順次示して説明するための断面図である。
これらの第1図(a)〜(g)において、1は絶縁基板
、2はこの絶縁基板1上に層状形成された薄膜金属電極
で、後述するレーザビームの照射により複数の部分2
a、2 b、2 c、・・・に分離・分割されている。
、2はこの絶縁基板1上に層状形成された薄膜金属電極
で、後述するレーザビームの照射により複数の部分2
a、2 b、2 c、・・・に分離・分割されている。
2ab、2bc、・・・はレーザビームにより薄膜金属
電極2に形成されこの薄膜金属電極2を各部分2a、2
b、2c、・・・に分離・分割する溝。
電極2に形成されこの薄膜金属電極2を各部分2a、2
b、2c、・・・に分離・分割する溝。
3は薄膜金属電極2およびその溝2ab、2bc。
・・・上に層状形成されたPIN接合を有する少なくと
も1層の薄膜光電変換素子で、この薄膜光電変換素子3
も、レーザビームにより各溝2ab、2be、・・・に
近接し且つ平行に形成された溝3ab。
も1層の薄膜光電変換素子で、この薄膜光電変換素子3
も、レーザビームにより各溝2ab、2be、・・・に
近接し且つ平行に形成された溝3ab。
3bc、−によって、複数の部分3 a、3 b、3
a。
a。
・・・に分離・分割されている。
また、4は光電変換素子3およびその溝3ab。
3bc、・・・上に層状形成された透明電極膜、4a。
4 b、4 c、・・・はそれぞれ光電変換素子3 a
、3 b。
、3 b。
3c、・・・上に沿う透明電極膜、5a、5b+・・・
は透明電極膜4上において溝溝3ab、3bc、・・・
により生じた段差部分を埋めるように配置・形成された
導電部材、 6 a、6 b、・・・はそれぞれ透明電
極膜4上において導電部材5 a、5 b、・・・に近
接し且つ平行に配置・形成された絶縁部材、7 a H
7b+・・・はそれぞれ後述するレーザビーム(エネル
ギビーム)の照射により絶縁部材6 a、6 b、・・
・に形成された絶縁分離溝、L B1. L B、、
L B、は後述するレーザビーム照射箇所、10 a、
10 b、10 c。
は透明電極膜4上において溝溝3ab、3bc、・・・
により生じた段差部分を埋めるように配置・形成された
導電部材、 6 a、6 b、・・・はそれぞれ透明電
極膜4上において導電部材5 a、5 b、・・・に近
接し且つ平行に配置・形成された絶縁部材、7 a H
7b+・・・はそれぞれ後述するレーザビーム(エネル
ギビーム)の照射により絶縁部材6 a、6 b、・・
・に形成された絶縁分離溝、L B1. L B、、
L B、は後述するレーザビーム照射箇所、10 a、
10 b、10 c。
・・・は光電変換領域である。
さて、次に、本実施例の方法による工程を第1図(a)
〜(g)により順次説明する。
〜(g)により順次説明する。
まず1例えば厚さ085〜2mm、面積10国×1Oa
11〜50al×50a11の透明なガラス等の絶縁基
板1上に、第1図(a)に示すように、厚さ1000〜
3000人の薄膜金属電極2を層状に形成する(第1工
程)。この薄膜金属電極2は、SUS膜またはNi膜を
スパッタ法またはICB法によって形成される。
11〜50al×50a11の透明なガラス等の絶縁基
板1上に、第1図(a)に示すように、厚さ1000〜
3000人の薄膜金属電極2を層状に形成する(第1工
程)。この薄膜金属電極2は、SUS膜またはNi膜を
スパッタ法またはICB法によって形成される。
この後、薄膜金属電極2が下面を向くように絶縁基板1
を保持して、この絶縁基板1の上方から位@L B、に
レーザビームを照射し、50〜200 μm幅にレーザ
ビーム照射部の金gc電極2を除去して溝2ab、2b
c、・・・を形成する。これにより、薄膜金属電極2は
、第1図(b)に示すように、複数の部分2a、2b、
2c、・・・に分離・分割される(第2工程)、なお、
レーザビームの照射は、薄膜金属電極2を上面にしてこ
の金属電極2の上方あるいは絶縁基板1の下方から行な
ってもよいが、金属蒸気は重く蒸散し難く溶融した金属
が周辺に飛散しやすく、この場合、きれいな溝2 a
b、2 bC9・・・を形成するのが難しくなるので、
前述のとおり、薄膜金属電極2を下向きとして絶縁基板
1の上方からレーザビーム照射を行なうのが望ましい、
また、分離・分割した各薄膜金属電極2a。
を保持して、この絶縁基板1の上方から位@L B、に
レーザビームを照射し、50〜200 μm幅にレーザ
ビーム照射部の金gc電極2を除去して溝2ab、2b
c、・・・を形成する。これにより、薄膜金属電極2は
、第1図(b)に示すように、複数の部分2a、2b、
2c、・・・に分離・分割される(第2工程)、なお、
レーザビームの照射は、薄膜金属電極2を上面にしてこ
の金属電極2の上方あるいは絶縁基板1の下方から行な
ってもよいが、金属蒸気は重く蒸散し難く溶融した金属
が周辺に飛散しやすく、この場合、きれいな溝2 a
b、2 bC9・・・を形成するのが難しくなるので、
前述のとおり、薄膜金属電極2を下向きとして絶縁基板
1の上方からレーザビーム照射を行なうのが望ましい、
また、分離・分割した各薄膜金属電極2a。
2b、2c、−の幅は50 as X 50 am基板
の場合で7〜2501I11程度となる。さらに、レー
ザビームとしては1例えば波長1.06μIのYAGレ
ーザを使用する。
の場合で7〜2501I11程度となる。さらに、レー
ザビームとしては1例えば波長1.06μIのYAGレ
ーザを使用する。
次に、薄膜金属電極2a、2b、2c、・・・および溝
2ab、2bc、・・・上に、第1図(c)に示すよう
に、薄膜光電変換素子3を層状に形成する(第3工程)
、光電変換素子3は、pin接合を有するアモルファス
シリコン半導体膜を0層、i層、p層の順にP−CVD
法により約3000〜6000人厚に成膜して形成する
。
2ab、2bc、・・・上に、第1図(c)に示すよう
に、薄膜光電変換素子3を層状に形成する(第3工程)
、光電変換素子3は、pin接合を有するアモルファス
シリコン半導体膜を0層、i層、p層の順にP−CVD
法により約3000〜6000人厚に成膜して形成する
。
そして、波長1.06μmもしくは0.53μmのレー
ザビームを用いて、第1図(d)に示すように、光電変
換素子3の位置LB2に、各溝2ab、2bc。
ザビームを用いて、第1図(d)に示すように、光電変
換素子3の位置LB2に、各溝2ab、2bc。
・・・に近接し且つ平行な143ab、3bc、・・・
を形成し、光電変換素子3を、複数の部分3 a、3
b、3C9・・・に分離・分割する(第4工程)。溝3
ab、3bc、−の幅は100〜200 p m、溝2
ab、2bc、・・・と溝3ab、3bc、・・・との
間隔は50〜200μI程度とする。
を形成し、光電変換素子3を、複数の部分3 a、3
b、3C9・・・に分離・分割する(第4工程)。溝3
ab、3bc、−の幅は100〜200 p m、溝2
ab、2bc、・・・と溝3ab、3bc、・・・との
間隔は50〜200μI程度とする。
ついで、光電変換素子3 a、3 b、3 c、・・・
およびその溝3 a b、3 b Q、・・・上に、第
1図(e)に示すように、酸化インジュウム・錫からな
る透明電極膜4をスパッタ法またはICB法により約7
00人の厚さで層状に形成する(第5工程)。
およびその溝3 a b、3 b Q、・・・上に、第
1図(e)に示すように、酸化インジュウム・錫からな
る透明電極膜4をスパッタ法またはICB法により約7
00人の厚さで層状に形成する(第5工程)。
この後、第1図(f)に示すように、透明電極膜4上の
所定位置に導電部材5 a、5 b、・・・および絶縁
部材6 a、6 b、・・・を配置・形成する(第6工
程および第7工程)。このとき、導電部材5 a、5
b。
所定位置に導電部材5 a、5 b、・・・および絶縁
部材6 a、6 b、・・・を配置・形成する(第6工
程および第7工程)。このとき、導電部材5 a、5
b。
・・・は、溝3ab、3bc、・・・により透明゛電極
膜4に生じた段差部分を埋め尽くすように形成される。
膜4に生じた段差部分を埋め尽くすように形成される。
また、導電部材5 a、5 b、・・・は、例えばAg
ペース1−をスクリーン印刷法により幅約100〜10
00μm。
ペース1−をスクリーン印刷法により幅約100〜10
00μm。
厚さ約10〜20μmに形成される。一方、絶縁部材6
a、6 b、・・・は、透明電極膜4上においてそれ
ぞれ導電部材5 a、5 b、・・・に近接し且つ平行
に配置・形成される。また、絶縁部材6a、6b、・・
・は、例えばポリイミド樹脂を含む透光性の有機絶縁部
材をスクリーン印刷法により幅約100〜200μm、
厚さ約10〜20μmに形成される。
a、6 b、・・・は、透明電極膜4上においてそれ
ぞれ導電部材5 a、5 b、・・・に近接し且つ平行
に配置・形成される。また、絶縁部材6a、6b、・・
・は、例えばポリイミド樹脂を含む透光性の有機絶縁部
材をスクリーン印刷法により幅約100〜200μm、
厚さ約10〜20μmに形成される。
そして、幅約100〜200μmの絶縁部材6a、6b
。
。
・・・の上方から各絶縁部材Ga、Gb、・・・の中央
部(位置LB、)に、幅約50μmのcotレーザを照
射し、レーザビーム照射部の絶縁部材6a、6b、・・
・の一部とその直下に在る透明電極膜4を分解または蒸
散させて除去して絶縁分離溝7 a、7 b、・・・を
形成する(第8工程)。このとき、透明電極膜4のさら
に下層に在る光電変換素子3 b 、 :3 c 、・
・・の全部もしくは一部を絶縁部材6a、6b、・・・
および透明電極膜4b、4c、・・・とともに除去して
もよい。
部(位置LB、)に、幅約50μmのcotレーザを照
射し、レーザビーム照射部の絶縁部材6a、6b、・・
・の一部とその直下に在る透明電極膜4を分解または蒸
散させて除去して絶縁分離溝7 a、7 b、・・・を
形成する(第8工程)。このとき、透明電極膜4のさら
に下層に在る光電変換素子3 b 、 :3 c 、・
・・の全部もしくは一部を絶縁部材6a、6b、・・・
および透明電極膜4b、4c、・・・とともに除去して
もよい。
即ち、1枚の絶縁基板1上に積層形成された光電変換装
置を、複数個の光電変換領域10 a 、 10b 、
l OQ l・・・に分割するために、位[LI’3
.に照射するレーザビームによって、透明電極膜4の所
定部分を除去し、絶縁分離溝7 a、7 b、・・・に
より透明電極膜4を複数の部分4 a、4 b、4 c
、・・・に電気的に絶縁分離する。
置を、複数個の光電変換領域10 a 、 10b 、
l OQ l・・・に分割するために、位[LI’3
.に照射するレーザビームによって、透明電極膜4の所
定部分を除去し、絶縁分離溝7 a、7 b、・・・に
より透明電極膜4を複数の部分4 a、4 b、4 c
、・・・に電気的に絶縁分離する。
レーザビーム照射による絶縁部材6a、6b、・・・お
よび透明電極11J 4 b 、 4 c 、・・・の
除去工程においては、レーザビームが照射された部分の
絶縁部材6 a、6 b、・・・および透明電極膜4
b、4 c、・・・が除去されるとともに、レーザビー
ム照射部周辺の絶縁部材6 a、6 b、・・・が溶融
し、絶縁分離溝7a。
よび透明電極11J 4 b 、 4 c 、・・・の
除去工程においては、レーザビームが照射された部分の
絶縁部材6 a、6 b、・・・および透明電極膜4
b、4 c、・・・が除去されるとともに、レーザビー
ム照射部周辺の絶縁部材6 a、6 b、・・・が溶融
し、絶縁分離溝7a。
7b、・・・の一部を埋めることになる。
以上のようにして、絶縁基板1上に形成された相互に隣
合う光電変換領域10a、LOb、10c。
合う光電変換領域10a、LOb、10c。
・・・の薄膜金属型wA2 b 、 2 e 、・・・
と透明電極膜4a。
と透明電極膜4a。
4b、・・・とは、導電部材5a、5b、・・・によっ
て電気的接合が強化される一方、透明電極膜4は、絶縁
分離溝7 a、7 b、・・・によって分離・分割され
。
て電気的接合が強化される一方、透明電極膜4は、絶縁
分離溝7 a、7 b、・・・によって分離・分割され
。
相互に隣合う透明電極膜4 a、4 b、4 c、・・
・間は電気的に絶縁されているので、1枚の絶縁基板1
上に複数個の光電変換領域」−0a 、 10 b 、
1. Oc、 。
・間は電気的に絶縁されているので、1枚の絶縁基板1
上に複数個の光電変換領域」−0a 、 10 b 、
1. Oc、 。
・・・が電気的に直列接続された光電変換装置が1!)
られる。
られる。
このように、本実施例の製造方法によれば、絶縁基板1
上に形成する材料の成膜順序が、従来、透明電極膜、光
電変換素子、薄膜金属電極の順であったのを、薄膜金属
電極2.光電変換素子3゜透明電極膜4の順に成膜して
いる。つまり、レーザビーム加工に際し下層に対して悪
影響を与える薄膜金属電極2が最初に絶縁基板1上に成
膜されるので、レーザビーム加工にて分離・分割するこ
とにより生じていた従来の不具合を解消できるとともに
、光電変換素子3や透明電極膜4に比べて膜厚が数十倍
〜数百倍も厚いN導電部材5 (r HJ b H・・
・および絶縁部材6 a、6 b、・・・が最上層の透
明電極膜4上に形成されるので、従来のように導電部材
および絶縁部材を中間層部分に形成する場合に比べてス
テップカバリッジの問題もなくなる。
上に形成する材料の成膜順序が、従来、透明電極膜、光
電変換素子、薄膜金属電極の順であったのを、薄膜金属
電極2.光電変換素子3゜透明電極膜4の順に成膜して
いる。つまり、レーザビーム加工に際し下層に対して悪
影響を与える薄膜金属電極2が最初に絶縁基板1上に成
膜されるので、レーザビーム加工にて分離・分割するこ
とにより生じていた従来の不具合を解消できるとともに
、光電変換素子3や透明電極膜4に比べて膜厚が数十倍
〜数百倍も厚いN導電部材5 (r HJ b H・・
・および絶縁部材6 a、6 b、・・・が最上層の透
明電極膜4上に形成されるので、従来のように導電部材
および絶縁部材を中間層部分に形成する場合に比べてス
テップカバリッジの問題もなくなる。
また、光電変換素子3を成膜した後、レーザビームによ
り溝3ab、3bc、・・・を形成し、透明電極膜4を
成膜してさらにその」二部の溝3 a b、3be、・
・・に対応する部分に導電部材5 a、5 b、・・を
配置・形成するようにしているので、透明電極膜4を薄
くしても直列抵抗が増加することはなく、光電変換素子
3の材料、例えばアモルファスシリコンの残留皮膜によ
り接続抵抗が増加するおそれもない。
り溝3ab、3bc、・・・を形成し、透明電極膜4を
成膜してさらにその」二部の溝3 a b、3be、・
・・に対応する部分に導電部材5 a、5 b、・・を
配置・形成するようにしているので、透明電極膜4を薄
くしても直列抵抗が増加することはなく、光電変換素子
3の材料、例えばアモルファスシリコンの残留皮膜によ
り接続抵抗が増加するおそれもない。
さらに、エネルギビーム照射部周辺の絶縁部材6 a、
6 b、・・・が溶融し、わずかに残留する透明電極[
4が存在してもそれを取り込んで溶融混合物をつくる。
6 b、・・・が溶融し、わずかに残留する透明電極[
4が存在してもそれを取り込んで溶融混合物をつくる。
この溶融混合物の大部分は絶縁部材であるので、絶縁性
が大きく除去すべき透明な極膜4の残留によるリークの
問題も解消されることになる。
が大きく除去すべき透明な極膜4の残留によるリークの
問題も解消されることになる。
従って、薄膜金属電極2の溶融による悪影響や金属部材
と光電変換素子3との溶融混合物による悪影響の発生が
防止されるほか、ステップカバリッジの問題も解消され
るので、本実施例の方法により、極めて高い特性の直列
接続型アモルファス太陽電池(光電変換装置)が製造さ
れるのである。
と光電変換素子3との溶融混合物による悪影響の発生が
防止されるほか、ステップカバリッジの問題も解消され
るので、本実施例の方法により、極めて高い特性の直列
接続型アモルファス太陽電池(光電変換装置)が製造さ
れるのである。
また、本実施例では、絶縁部材6 a、6 b、・・・
としてポリイミド樹脂を含む透光性の有機絶縁部材を使
用しているので、レーザビーム照射部の絶縁部材6 a
、6 b、・・・が分解揮散する際に、その直下の透明
電極膜4も同時に蒸発揮散あるいは分解揮散しやすくな
っているほか、透光性を有する絶縁材料を用いることに
より、絶縁部材6 a、6 b、・・・を形成した部分
の下層の光電変換領域にも光が入射し、光電変換が行な
われるようになるので、光電変換装置の有効面積が向上
する利点もある。
としてポリイミド樹脂を含む透光性の有機絶縁部材を使
用しているので、レーザビーム照射部の絶縁部材6 a
、6 b、・・・が分解揮散する際に、その直下の透明
電極膜4も同時に蒸発揮散あるいは分解揮散しやすくな
っているほか、透光性を有する絶縁材料を用いることに
より、絶縁部材6 a、6 b、・・・を形成した部分
の下層の光電変換領域にも光が入射し、光電変換が行な
われるようになるので、光電変換装置の有効面積が向上
する利点もある。
なお、本発明の方法に従い、第2図(a)、(b)に示
すような直列接続型アモルファス太陽電池(光電変換装
置)を製造してもよい。なお、第2図(a)、(b)は
それぞれ製造された太陽電池の断面図および平面図であ
る。
すような直列接続型アモルファス太陽電池(光電変換装
置)を製造してもよい。なお、第2図(a)、(b)は
それぞれ製造された太陽電池の断面図および平面図であ
る。
図において、50a、50b、50c、−は櫛形導電部
材の櫛部分である。第2図(a)、(b)に示した薄膜
太陽電池においては、分離・分割された薄膜金属電極2
の幅は約20〜50IIg、櫛形導電部材の櫛部分50
a、50b、50c、・・・の幅は約50〜100μ鳳
、*と櫛との間隔は約5〜10111fi、櫛形電極の
櫛の背の部分の幅は約500〜1000μ鴎とする。こ
のような太陽電池も第1図(a)〜(g)にて説明した
製造順序と同様にして製造される。
材の櫛部分である。第2図(a)、(b)に示した薄膜
太陽電池においては、分離・分割された薄膜金属電極2
の幅は約20〜50IIg、櫛形導電部材の櫛部分50
a、50b、50c、・・・の幅は約50〜100μ鳳
、*と櫛との間隔は約5〜10111fi、櫛形電極の
櫛の背の部分の幅は約500〜1000μ鴎とする。こ
のような太陽電池も第1図(a)〜(g)にて説明した
製造順序と同様にして製造される。
[発明の効果コ
以上のように、この発明によれば、絶縁基板上に薄膜金
属電極を形成した後、まず、最初にそれを分前・分割し
、その上に薄膜光電変換素子と透明電極膜とを順に形成
するようにしたので、薄膜金属電極が最上層に形成され
ている場合にビーム加工を行なった場合の問題、即ち、
ビームの照射によって溶融した金属が他の薄膜に悪影響
を及ぼす問題が解消されるとともに、光電変換素子をビ
ームで分離・分割した後に透明電極膜を形成しさらにそ
の上に導電部材を形成するようにしたので、王族抵抗お
よび直列抵抗の極めて小さい優れた特性を有する光電変
換装置を製造できるという効果がある。また、絶縁部材
を透明電極膜上に形成し透明電極膜を絶縁部材とともに
除去するようにしたので、透明電極膜の分離・分割が容
易かつ確実に行なえるという効果もある。
属電極を形成した後、まず、最初にそれを分前・分割し
、その上に薄膜光電変換素子と透明電極膜とを順に形成
するようにしたので、薄膜金属電極が最上層に形成され
ている場合にビーム加工を行なった場合の問題、即ち、
ビームの照射によって溶融した金属が他の薄膜に悪影響
を及ぼす問題が解消されるとともに、光電変換素子をビ
ームで分離・分割した後に透明電極膜を形成しさらにそ
の上に導電部材を形成するようにしたので、王族抵抗お
よび直列抵抗の極めて小さい優れた特性を有する光電変
換装置を製造できるという効果がある。また、絶縁部材
を透明電極膜上に形成し透明電極膜を絶縁部材とともに
除去するようにしたので、透明電極膜の分離・分割が容
易かつ確実に行なえるという効果もある。
第1図(a)〜(g)はこの発明による光電変換装置の
製造方法における工程を順次示して説明するための断面
図、第2図(a)、(b)はそれぞれ上記実施例と同様
の製造方法にて製造された他の光電変換装置の例を示す
断面図および平面図、第3図は従来の光電変換装置の製
造方法によって製造されたアモルファス太陽電池を示す
断面図である。 図において、1−・−絶縁基板、2,2a、2b。 2a、−一薄膜金属電極、3,3a、3b、3c。 ・・・・−薄膜光電変換素子、4,4a、4b、4c。 ・・・−透明電極膜、5a、5b、・・・・・・導電部
材、6a、6b・・・・・−絶縁部材、7 a 17
b *・・・・・・絶縁分離溝。 なお9図中、同一の符号は同一、又は相当部分を示して
いる。
製造方法における工程を順次示して説明するための断面
図、第2図(a)、(b)はそれぞれ上記実施例と同様
の製造方法にて製造された他の光電変換装置の例を示す
断面図および平面図、第3図は従来の光電変換装置の製
造方法によって製造されたアモルファス太陽電池を示す
断面図である。 図において、1−・−絶縁基板、2,2a、2b。 2a、−一薄膜金属電極、3,3a、3b、3c。 ・・・・−薄膜光電変換素子、4,4a、4b、4c。 ・・・−透明電極膜、5a、5b、・・・・・・導電部
材、6a、6b・・・・・−絶縁部材、7 a 17
b *・・・・・・絶縁分離溝。 なお9図中、同一の符号は同一、又は相当部分を示して
いる。
Claims (1)
- 絶縁基板上に薄膜金属電極を層状形成する第1工程と、
前記薄膜金属電極に溝を形成して前記薄膜金属電極を所
定の区分に分離・分割する第2工程と、前記薄膜金属電
極上および同薄膜金属電極の溝上に薄膜光電変換素子を
層状形成する第3工程と、前記薄膜光電変換素子に前記
溝に近接し且つ平行な溝を形成して前記薄膜光電変換素
子を所定の区分に分離・分割する第4工程と、前記薄膜
光電変換素子上および同薄膜光電変換素子の溝上に透明
電極膜を層状形成する第5工程と、前記透明電極膜上に
おいて前記薄膜光電変換素子の溝により生じた段差部分
を埋めるように導電部材を配置・形成する第6工程と、
前記透明電極膜上において前記導電部材に近接し且つ平
行に絶縁部材を配置・形成する第7工程と、前記絶縁部
材上にエネルギビームを照射して同エネルギビーム照射
部の絶縁部材の一部とその下層に在る前記透明電極膜と
を気散せしめ絶縁分離溝を形成する第8工程とを含むこ
とを特徴とする光電変換装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63254147A JPH02100375A (ja) | 1988-10-07 | 1988-10-07 | 光電変換装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63254147A JPH02100375A (ja) | 1988-10-07 | 1988-10-07 | 光電変換装置の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02100375A true JPH02100375A (ja) | 1990-04-12 |
Family
ID=17260878
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63254147A Pending JPH02100375A (ja) | 1988-10-07 | 1988-10-07 | 光電変換装置の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02100375A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002373995A (ja) * | 2001-06-15 | 2002-12-26 | Honda Motor Co Ltd | 太陽電池の製造方法 |
WO2020188777A1 (ja) * | 2019-03-19 | 2020-09-24 | 株式会社 東芝 | 光電変換素子および光電変換素子の製造方法 |
JP2022537593A (ja) * | 2019-08-26 | 2022-08-26 | 杭州繊納光電科技有限公司 | 太陽電池の切断・不動態化の一体化加工方法及びその太陽電池 |
-
1988
- 1988-10-07 JP JP63254147A patent/JPH02100375A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002373995A (ja) * | 2001-06-15 | 2002-12-26 | Honda Motor Co Ltd | 太陽電池の製造方法 |
WO2020188777A1 (ja) * | 2019-03-19 | 2020-09-24 | 株式会社 東芝 | 光電変換素子および光電変換素子の製造方法 |
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