JPH0198640A - 親水性四弗化エチレン樹脂多孔質膜の製造方法 - Google Patents

親水性四弗化エチレン樹脂多孔質膜の製造方法

Info

Publication number
JPH0198640A
JPH0198640A JP25463587A JP25463587A JPH0198640A JP H0198640 A JPH0198640 A JP H0198640A JP 25463587 A JP25463587 A JP 25463587A JP 25463587 A JP25463587 A JP 25463587A JP H0198640 A JPH0198640 A JP H0198640A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hydrophilic
tetrafluoroethylene resin
porous
membrane
irradiation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP25463587A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0774289B2 (ja
Inventor
Shigeru Asako
茂 浅古
Shosuke Yamanouchi
昭介 山之内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority to JP25463587A priority Critical patent/JPH0774289B2/ja
Publication of JPH0198640A publication Critical patent/JPH0198640A/ja
Publication of JPH0774289B2 publication Critical patent/JPH0774289B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D71/00Semi-permeable membranes for separation processes or apparatus characterised by the material; Manufacturing processes specially adapted therefor
    • B01D71/06Organic material
    • B01D71/30Polyalkenyl halides
    • B01D71/32Polyalkenyl halides containing fluorine atoms

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、四弗化エチレン樹脂多孔質膜の親木化方法に
関するものであり、より詳しくは、放射線照射により四
弗化エチレン樹脂多孔質膜に親水性上ツマ−をグラフト
重合させて、親水性かつ透水性に優れた四弗化エチレン
樹脂多孔質膜を製造する方法に関する。
従来の技術 四弗化エチレン樹脂は撥水性であり、その多孔質膜は気
体は容易に透過させるが、液体の水は透過させないとい
う性質をもっているので、その選択透過性を利用して数
々の用途に用いられている。しかしながら、撥水性であ
るため四弗化エチレン樹脂多孔質膜を親水性高分子膜の
応用分野、すなわち濾過膜や透析膜、限外11!過膜、
逆浸透膜などとして水の存在する系における物質分離に
応用するには困難が伴なっている。
従来、四弗化エチレン樹脂多孔質膜を親水化する方法と
して、界面活性剤やアルコールによる処理、プラズマや
スパッタリングによる表面処理、あるいは親水性無機物
の充填など種々の方法が試みられているが、親水化が不
十分であったり、親水性が持続しない、あるいは親水性
が不均一であるなどの欠点があった。
一方、放射線を照射し、生成したラジカルを利用して親
水性モノマーのグラフト反応を進め四弗化エチレン樹脂
を親水化する研究も行なわれている。四弗化エチレン樹
脂はγ線照射により容易にラジカルを生温し、他の七ツ
マ−が存在すればグラフト重合するが、親水性七ツマ−
をグラフト重合させると、各種の性能をもった選択性透
過膜が得られる。。
例えば、シャピロ(A、Chapiro)らは、四弗化
エチレン樹脂フィルム(非多孔質III)を、アクリル
酸水溶液やメタクリル酸水溶液などの七ツマー溶液中で
γ線照射し、これら七ツマ−のグラフト重合を行なって
いる。  (Pal!mer Engineering
 AndScience、vol、2(1,No、3,
202.1980)四弗化エチレン樹脂フィルムにスチ
レンをグラフト重合し、これをスルフォン化すると強酸
性の膜が得られ、この膜は逆浸透膜としての性能を示す
、またアクリル酸やメタクリル酸をグラフト重合すると
、弱酸性の膜が得られるが、これらの膜も逆浸透膜とし
て良好な性質をもっている。4−ビニルピリジンをグラ
フトすると弱塩基性の膜が得られる。
また、林らは、N−ビニルピロリドンの共存下で四弗化
エチレン樹脂にγ線照射を行ない、そのグラフト重合体
を得ている。(大阪工業技術試験所季報、 vol、3
5. No2.11?、 1984)これらはいずれも
、親水性七ツマ−の共存した状態で照射を行なっている
これに対し、セイド(EL−9a!ed)らは、四弗化
エチレン樹脂フィルム(非多孔質膜)に予めγ線照射を
行ない、しかる後に酢酸ビニルやN−ビニルピロリドン
、アクリル酸、4−ビニルピリジン、メチルメタクリレ
ートなどの各種親水性モノ”F −の溶液を入れ、グラ
フト重合反応を行なっているa  (Journal 
of Applie’d Polrger 5cien
ce。
vol、28.3117.1981) このように、親水性七ツマ−のグラフト反応による四弗
化エチレン樹脂の親木化に関する従来の技術には、■親
水性モノマーを共存させて放射線照射を行なう方法と、
■放射線照射を行なった後、親水性七ツマ−を導入し反
応させる方法とがあった。ところが、これらの従来技術
を四弗化エチレン樹脂多孔質膜に応用しようとした場合
、■の方法は、親水性モノマーの単独重合によるホモポ
リマーの生成により膜中の孔が塞がり、その抽出が困難
であるという問題点を有し、また、■の方法は、グラフ
ト率が極めて少なく、十分な親水化が期待できないとい
う問題があった。
他方、四弗化エチレン樹脂多孔質膜を含む弗素樹脂多孔
性構造物の多孔性空間にポリアクリル酸水溶液を含浸し
、電離放射線によってポリアクリル酸を水に不溶化せし
めて親木化多孔性複合構造物を得ることも公知である。
(特公昭56−2094号公報)しかしながら、この方
法によれば、弗素樹脂多孔性構造物の多孔性空間に水に
不溶化したポリアクリル酸微細多孔性膨潤ゲルが充填さ
れた構造となるため、四弗化エチレン樹脂多孔質膜の透
過性の低下が大きく、また、ポリアクリル酸が溶出する
可能性があるなどの欠点を有していた。
以上のように、従来、親水性かつ透水性(透過性)に優
れた四弗化エチレン樹脂多孔質膜を製造することは困難
であった。
発明が解決しようとする問題点 本発明の目的は、前記従来技術の問題点を解決し、親水
性の四弗化エチレン樹脂多孔質膜を製造することにある
本発明の他の目的は、親水性かつ透水性(透過性)に優
れた四弗化エチレン樹脂多孔質膜を製造することにある
本発明者らは、鋭意研究した結果、四弗化エチレン樹脂
多孔質膜に放射線照射を行ない1M水水性フッマーグラ
フト重合させて四弗化エチレン樹脂多孔質膜を親水化す
るにあたり、照射中には該多孔質膜の樹脂表面にのみ親
水性七ツマ−を存在させ、照射終了後に再び親水性七ツ
マ−を供給し、照射を行なうことなく、グラフト鎖中に
残存する活性点を利用して重合反応を継続させることに
より親水性かつ透水性(透過性)に優れた四弗化エチレ
ン樹脂多孔質膜の得られることを見出し、この知見に基
づいて木゛発明を完成するに至った。
問題点を解決するための手段 かくして本発明によれば、四弗化エチレン樹脂多孔質膜
に放射線照射を行ない親水性上ツマ−をグラフト重合す
ることにより該多孔質膜を親水化する方法において、照
射中に該多孔質膜の樹脂表面にのみ親水性モノマーを存
在させ、照射終了後、該多孔質膜の全面に再び親水性モ
ノマーを供給し、重合反応を継続させることを特徴とす
る親水性四弗化エチレン樹脂多孔質膜の製造方法が提供
される。
以下、本発明の構成要素について詳述する。
(四弗化エチレン樹脂多孔質膜) 本発明で使用する四弗化エチレン樹脂多孔質膜は、四弗
化エチレン樹脂がマトリックスを形成して内部に空間を
有しており、その空間が膜の表面から裏面まで間通して
いるものを対象としている。このような四弗化エチレン
樹脂多孔質膜は。
例えば、四弗化エチレン樹脂のペースト押出により得ら
れる未焼結成形体を融点以下の温度で延伸し、しかる後
に焼結する方法(特公昭42−13560号公報)や四
弗化エチレン樹脂繊維粉末を抄紙して多孔質膜を作る方
法など各種の方法により得ることができる。本発明で用
いる四弗化エチレン樹脂多孔質膜は、いずれの製造方法
によるものであってもよく、また、市販のものを使用し
てもよい、これらの四弗化エチレン樹脂多孔質膜は、製
造条件により微細孔の大きさを0.02〜100牌m、
通常0.1〜10終mの範囲にかえることができ、また
、気孔率も最大95〜96%程度にまですることができ
るが、高い気孔率と大きな機械的強度を有するものが好
ましく使用できる。四弗化エチレン樹脂多孔質膜の形状
は、シートやチューブなど任意のものを対象としている
(グラフト重合方法) 四弗化エチレン樹脂は、放射線に対する感受性が強く、
容易に分解し、ラジカルを生成するが、ガラス転移点も
低く、生成したラジカルは消滅し易い、したがって、放
射線照射中に四弗化エチレン樹脂多孔質膜の樹脂表面の
周囲に親水性上ツマ−を存在させると、樹脂に生成した
ラジカルが直ちにモノマーとの反応を行なうので有効で
ある。
しかし、多量の親水性上ツマ−が四弗化エチレン樹脂多
孔質膜の周囲に存在するときは、放射線照射条件下でグ
ラフト反応していない親水性モノマーだけからの親水性
ポリマーが過剰に生成し、そのホモポリマーが多孔膜の
孔を閉塞し、膜の透過性を著しく損う、したがって親水
性上ツマ−は、四弗化エチレン樹脂多孔質膜の樹脂表面
にのみ存在させることが必要である。この親水性上ツマ
−は四弗化エチレン樹脂にグラフト重合反応し、かつ活
性点を残すことになる。放射線照射後、親水性モノマー
が追加導入される。この七ツマ−は、前記親水性上ツマ
−と同じか、または異なっていてもよい、親水性モノマ
ーが追加された後、必要であれば温度を上げて反応を進
める。追加された七ツマ−は、すでに樹脂にグラフトし
た七ツマ−により生成したグラフト鎖に残存する活性点
に作用し、引き続き放射線を照射しなくてもグラフト重
合反応が継続される結果、グラフト鎖が成長する。所定
のグラフト鎖長あるいはグラフト量に達したところで重
合反応を終了させる。追加された親水性上ツマ−による
上記グラフト!!E合反応は、多孔質膜の親水性を向上
させ、かつホモポリマーの過剰な生成が抑制されるため
多孔質膜の透過性を損うことがない。
照射中に四弗化エチレン樹脂多孔質膜の樹脂表面にのみ
親水性上ツマ−を存在させるには1例えば、親水性モノ
マー中に四弗化エチレン樹脂多孔質膜を浸漬した後、取
り出し、11!紙で孔中の余剰の七ツマー液を吸い取っ
て、樹脂表面のみにモノマーを存在させる方法、あるい
は親水性モノマーを所定量樹脂表面に塗布する方法など
任意の方法が採用できる。
放射線の照射は、Coを線源としたγ線や電子線により
行なうことができる。四弗化エチレン樹脂は、電離性放
射線の照射により分解し易いが、空気中の酸素を排除し
た条桂下では分解反応が少なくなるので、樹脂表面にの
み親水性モノマーを存在させた四弗化エチレン樹脂多孔
質膜は窒素ガスなどの不活性ガスの雰囲気下で照射を行
なうことが好ましい、そのためには1例えば、樹脂表面
にのみ親水性モノマーを存在させた四弗化エチレン樹脂
多孔質膜をプラスチックフィルムで包装し1次いでその
中を窒素ガスで置換した後密封し、その包装状態のまま
で放射線を照射すればよい、放射線量は、親水性上ツマ
−の種類や四弗化エチレン樹脂多孔質膜の大きさなどに
より適宜定めることができるが1通常、0.1〜12M
radの範囲が四弗化エチレン樹脂多孔質膜を劣化させ
ないために好ましい。
照射終了後、四弗化エチレン樹脂多孔質膜の全面に再び
親水性上ツマ−を供給するには、四弗化エチレン樹脂多
孔質膜を親水性上ツマ−で浸漬すればよい0例えば、プ
ラスチックフィルム中に密封して照射を行なった場合に
は、照射終了後、包装中に親水性上ツマ−を満たすこと
により、多孔質膜の全面に親水性上ツマ−を供給するこ
とができる。もちろんプラスチックフィルムの包装以外
にも適当な容器を用いてもよい、前記したとおり、追加
した親水性上ツマ−は、照射を止めてもグラフト鎖中に
残存する活性点により重合反応が継続される。この段階
での反応の継続は、室温でもよいが1通常、30−12
0”O1好ましくは40〜80℃の温度範囲で、0.5
〜48時間、好ましくは1−12時間反応させる。
反応終了後は、親水性モノマーをグラフト重合した四弗
化エチレン樹脂多孔質膜を取り出して。
グラフト重合せずに単独に生成した親水性ポリマーや未
反応モノマーなどを水や温水などを用いて洗浄すること
により十分に抽出・除去する。
(親水性モノマー) 本発明において用いる現水性モノマーとしては、例えば
、アクリル酸、メタクリル酸、N−ビニルピロリドン、
N−ビニルピリジン、メチルメタクリレート、アクリル
アミドなどが挙げられる。これらのモノマーは、単独で
、あるいは数種頚組み合わせて使用する。また、放射線
照射の際に四弗化エチレン樹脂多孔質膜の表面にのみ存
在させた七ツマ−と照射後に追加されるモノマーとは同
一であっても、異なるものであってもかまわない。
(親水性四弗化エチレン樹脂多孔質膜)本発明の方法に
より得られた親水性四弗化エチレン樹脂多孔質膜は、該
多孔質膜の表面にのみ親水性上ツマ−を存在させて放射
線照射によるグラフト重合を行なっているため、孔中に
親水性上ツマ−の重合体が生成して膜の透過性が損なわ
れることがない、しかも、照射後に親水性モノマーを該
多孔質膜の全面に供給してグラフト鎖に残存する活性点
を利用してグラフト重合反応を!1続させているため、
グラフトaを調整することができ、親水性が高度に達成
されたものとなる。
本発明の親水性四弗化エチレン樹脂多孔質膜が現水性お
よび透過性に優れていることは、!l!水性モノマーの
グラフト率が適度に高く、かつ透水量が大きいことから
明らかである。また、親水性モノマーをグラフト重合し
て親水化を行なっているため、本発明の多孔質膜を使用
中にグラフトした親水性ポリマ一部分が溶出することが
ない。
(用途) 本発明の親水性四弗化エチレン樹脂多孔質膜は、その親
水性と透過性を活用して、癌過膜や透析膜、限外濾過膜
、逆浸透膜などとして水の存在する系における物質分離
に応用することができ、特に耐熱性、耐薬品性1機械的
強度に優れていることから医療やバイオ技術関連の分離
膜として好適である。
実施例 以下、本発明を実施例および比較例を挙げて具体的に説
明するが1本発明はこれらの実施例のみに限定されるも
のではない。
実施例 平均孔径0.45Bmの四弗化エチレン樹脂多孔jjl
l!(住友電気工業社製、フロロポアFF−045)を
メタクリル酸中に完全に含浸した後取り出し、2枚の濾
紙にはさんで軽く押さえ、孔中の余剰の七ツマー液を除
い起、この表面のみにメタクリル酸モノマーが存在する
多孔質膜を、厚さ25gmのポリエチレンフィルムで包
装し、その中を窒素ガスで封じた。
これに加速電圧400kvの電子線を2M r a d
室温で照射した後、包装の中にメタクリル酸を満たして
多孔質膜の全面にメタクリル酸を供給し、60″Cで8
時間反応させた9次いで包装の中から多孔質膜をとり出
し、流水中で2時間、さらに80℃の温水中でよく攪拌
しながら2時間にわたって未反応モノマーとグラフト反
応していない親水性ポリマーの抽出を行なった。その後
、60 ”Cで一昼夜真空乾燥した。得られた多孔質膜
の重量増加を求めたところ4.2重量%の増加率であり
、該多孔質膜を水に浮かべたところ、ただちに水が膜全
体に浸透した。この多孔質膜の透水量を測定したところ
、32mjL/mi na cITT′matmであっ
た。
比較例1゜ 実施例で用いたのと同じ多孔質膜をエチレン−酢酸ビニ
ル共重合体ケン化物フィルムで包み、その中にメタクリ
ル酸を多孔質膜容積の4倍量入れ、その中を窒素ガスで
置換した後密封した。この後実施例と同じ条件で電子線
を照射し、次いで60℃で8時間反応させた。多孔質膜
中には白いポリマーが析出した。これを実施例1と同じ
条件で抽出乾燥し、重量増加を求めたところ、8.4重
量%の増加率であり、その透水量を測定したところ、3
mM/mi n@crn’a atmと極めて低い値し
か得られなかった。
比較例2 実施例で用いたのと同じ多孔質膜を用い、同様にメタク
リル酸中に完全に含浸した後取り出し、2枚の濾紙には
さんで軽く押さえ、孔中の余剰の七ツマー液を除いた。
この多孔質膜をエチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物
フィルムで包み、その中を窒素ガスで置換した。
このあと実施例と同じ条件で電子線を照射してグラフト
反応を行ない、その後メタクリル酸を追加供給すること
なく多孔質膜を取り出し、抽出操作を行なった。グラフ
ト率は、0.7重量%と低く、水はほとんど膜に浸透し
なかった。
発明の効果 本発明は、以上説明したように、放射線照射により四弗
化エチレン樹脂多孔質膜に親水性七ツマ−をグラフトす
るにあたり、照射時に樹脂表面にのみ親水性七ツマ−を
存在させ、かつ照射後にも親水性七ツマ−を追加導入し
て反応を継続させることにより、親水性かつ透水性に優
れた親水性四弗化エチレン樹脂多孔質膜を製造する方法
を提供する0本発明により得られる親水性四弗化エチレ
ン樹脂多孔質膜は、耐熱性、耐薬品性、機械的強度に優
れることからとりわけ医療、/<イオ関連の分離膜など
として広範な分野で好適に利用することができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 四弗化エチレン樹脂多孔質膜に放射線照射を行ない親水
    性モノマーをグラフト重合することにより該多孔質膜を
    親水化する方法において、照射中に該多孔質膜の樹脂表
    面にのみ親水性モノマーを存在させ、照射終了後、該多
    孔質膜の全面に再び親水性モノマーを供給し、重合反応
    を継続させることを特徴とする親水性四弗化エチレン樹
    脂多孔質膜の製造方法。
JP25463587A 1987-10-12 1987-10-12 親水性四弗化エチレン樹脂多孔質膜の製造方法 Expired - Lifetime JPH0774289B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25463587A JPH0774289B2 (ja) 1987-10-12 1987-10-12 親水性四弗化エチレン樹脂多孔質膜の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25463587A JPH0774289B2 (ja) 1987-10-12 1987-10-12 親水性四弗化エチレン樹脂多孔質膜の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0198640A true JPH0198640A (ja) 1989-04-17
JPH0774289B2 JPH0774289B2 (ja) 1995-08-09

Family

ID=17267757

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25463587A Expired - Lifetime JPH0774289B2 (ja) 1987-10-12 1987-10-12 親水性四弗化エチレン樹脂多孔質膜の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0774289B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5282965A (en) * 1990-11-29 1994-02-01 Nitto Denko Corporation Membrane filter for liquids and filtering device using the same
EP0682978A1 (en) * 1994-05-20 1995-11-22 Pall Corporation Hydrophilic PTFE membrane
WO2005023921A1 (ja) * 2003-09-03 2005-03-17 Toagosei Co., Ltd. 機能性膜の連続製造方法
JP2006265556A (ja) * 2005-03-22 2006-10-05 Solvay Solexis Spa 表面親水性を有する粉末又は製品
KR100763212B1 (ko) * 1998-12-30 2007-10-08 에디컨인코포레이티드 가요성 내시경용 살균 밀폐 용기
JP2016013544A (ja) * 2014-06-13 2016-01-28 ダイキン工業株式会社 多孔膜
CN113004569A (zh) * 2021-02-09 2021-06-22 深圳华源再生医学有限公司 多孔膜的改性方法、改性多孔膜及其应用

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5282965A (en) * 1990-11-29 1994-02-01 Nitto Denko Corporation Membrane filter for liquids and filtering device using the same
EP0682978A1 (en) * 1994-05-20 1995-11-22 Pall Corporation Hydrophilic PTFE membrane
KR100763212B1 (ko) * 1998-12-30 2007-10-08 에디컨인코포레이티드 가요성 내시경용 살균 밀폐 용기
WO2005023921A1 (ja) * 2003-09-03 2005-03-17 Toagosei Co., Ltd. 機能性膜の連続製造方法
US7674349B2 (en) 2003-09-03 2010-03-09 Toagosei Co., Ltd. Method for continuous production of a functional film
JP2006265556A (ja) * 2005-03-22 2006-10-05 Solvay Solexis Spa 表面親水性を有する粉末又は製品
JP2016013544A (ja) * 2014-06-13 2016-01-28 ダイキン工業株式会社 多孔膜
CN113004569A (zh) * 2021-02-09 2021-06-22 深圳华源再生医学有限公司 多孔膜的改性方法、改性多孔膜及其应用

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0774289B2 (ja) 1995-08-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0352199B2 (en) Hydrophilic material and method of manufacturing the same
US5049275A (en) Modified microporous structures
US5202025A (en) Porous membrane and method for preparing the same
EP0772488B1 (en) Porous composite membrane and process
EP2446077B1 (en) Functionalized nonwoven article
KR100999048B1 (ko) 스티렌계-비닐벤질계 공중합체가 함유된 음이온교환 복합막의 제조방법
EP0229019B1 (en) Hydrophilized porous membrane and production process thereof
JPH03136838A (ja) 親水性表面を有する膜
JPH06505756A (ja) ポリマー膜
JPS62262705A (ja) 親水性多孔質膜、その製造方法およびこの親水性多孔質膜を用いた血漿分離装置
WO1991010498A1 (en) Strongly acidic microporous membranes for cationic exchange
JPH0198640A (ja) 親水性四弗化エチレン樹脂多孔質膜の製造方法
Lee et al. Design of urea-permeable anion-exchange membrane by radiation-induced graft polymerization
US6458310B1 (en) Process of making a polymeric material having a microporous matrix
JPH0478328B2 (ja)
JPH01275639A (ja) 表面改質方法
JPH02212527A (ja) 多孔性分離膜の製造方法
JPH0198641A (ja) 親水性弗素樹脂多孔質チューブの製造方法
JPS62298405A (ja) グラフト微多孔膜
JPS61249503A (ja) 親水性ポリテトラフルオロエチレン濾過膜及びその製造方法
KR101734841B1 (ko) 방사선 그라프트 방법으로 제조된 친수화 다공성 지지체 제조방법 및 이에 따라 제조된 친수화 다공성 지지체
JPH0977900A (ja) 親水性ポリエチレン微多孔膜の製造方法
JPH0931226A (ja) 親水性ポリエチレン微多孔膜、その製造方法及びそれを用いた電池用セパレータ
US4379200A (en) Novel method of producing ion exchange membrane
JPS6034980B2 (ja) 放射線グラフト重合法による寸法安定性の優れたグラフト膜の製造方法