JPH0198441A - 食用スプレッドおよびその製造法 - Google Patents

食用スプレッドおよびその製造法

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JPH0198441A
JPH0198441A JP63164837A JP16483788A JPH0198441A JP H0198441 A JPH0198441 A JP H0198441A JP 63164837 A JP63164837 A JP 63164837A JP 16483788 A JP16483788 A JP 16483788A JP H0198441 A JPH0198441 A JP H0198441A
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Henry J Izzo
ヘンリィ ジェイ.アイゾ
Stephen M Pincus
スチーブン エム.ピンカス
Jane B Theiler
ジェーン ビー.セイラー
Michael C Cirigliano
マイクル シー.シリグリアノ
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Unilever NV
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    • A23D7/015Reducing calorie content; Reducing fat content, e.g. "halvarines"
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    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23CDAIRY PRODUCTS, e.g. MILK, BUTTER OR CHEESE; MILK OR CHEESE SUBSTITUTES; MAKING THEREOF
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    • A23C15/12Butter preparations
    • A23C15/16Butter having reduced fat content
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    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は連続脂肪相を有する食用スプレッドおよびその
製造法に関する。
食用スプレッドとしてはバターやマーガリンがある。こ
のような製品は通常約15〜20重け%の不連続水性相
を含む。60重量%以上の多量の不連続水性相を含有す
る類似のスプレッドは四通「低カロリースプレッド」と
か「低脂肪スプレッド」と呼ばれる。
不連続水性相のフラクションが増すにつれ、高品質の製
品をつ(るのが段々難しくなる。
更に詳記すると、水分含量が増すにつれ、所要の物理的
安定性を得るのが一層難しくなる。分散水滴の合体を防
ぐために、英国特許用1.094゜268号明細書には
水性相に増粘剤を加え、脂肪相に乳化剤を加える方式を
提案している。
しかし、水分含量が増すと、物理的安定性の問題を生じ
るだけでなく、水っぽい官能的印象を与え易い。このた
めに、特にフレーバの放出を改善するために、乳タン白
が往々にして使われる。しかし、乳タン白が存在すると
、物理的微生物学的に安定である可塑性分散体を得るの
が増々難しくなる。ハイドロコロイドを加えて物理的安
定性を改善する場合がある。微生物による劣化を防ぐた
めに、保存料を加え、pHを下げることが提案された。
しかし、保存料が増えることは消費者には好まれないし
また酸mが増すと製品の味に悪影響を及ぼし得る。
英国特許用1,450.269号明細書は低カロリース
プレッド、特に脂肪部分が実質耐のパター脂から成るス
プレッドに関している。水性相に乳タン白やハイドロコ
ロイドを加えることが推奨されている。この特許には微
生物学的理由で、水性相のpHを6.0未満にし、他方
官能的理由から4.5未満望ましくは4.8未満にすべ
ぎでないことを開示している。更に、ハイドロコロイド
を使ってタン白を可溶性にして低脂肪スプレッドを物理
的に安定化し、ペクチンとカラギナンの混合物が望ま゛
しいことが開示されている。安定な製品を得るために、
乳化剤として部分グリセリドが含まねばならない。
英国特許用1.450.269号明m書には、バターを
80℃に加熱し、乳タン白、ハイドロコロイド、塩およ
び部分グリセリドを含有する水性相により35℃に冷却
する、低脂肪スプレッドの製造法を開示している。pH
を例えば5.15〜5.3に調整し、混合物を一連のボ
テータ(0録商標)Aユニット型表面掻取り、熱交換機
に通す。
米国特許用4.103,037号明細書は、減脂肪スプ
レッドの水分含量が高いことはバターやマーガリンと比
較して、製品の官能性や安定性に悪影響を与え、かつこ
のような製品中にタン白を加えると物理的、微生物学的
に脱安定化をおこす問題を吸っている。その明細書の記
載によると、スリップ溶融点25〜35℃のゲル化剤例
えばピラチンやアガーおよび乳タン白のような非ゲル化
性タン白を特定比率水性組成物に、主寸法5μ以上の未
溶解タン白粒子の形成が回避される条件下で加えること
が必要である。乳化剤とじでモノグリセツトを加え、か
つ細菌学的理由でpHを望ましくは4.6〜5.8に調
整することが推奨されている。低pHで容易におこり得
ると言われるフロック化からタン白を防止するために、
先ずゲル化剤とタン白の別々の溶液を調製し、ゲル化剤
の溶液は実質的にタン白を含まず、pH1−7を有しか
つタン白の溶液は実質的に中性で、タン白溶液に脱フロ
ック剤例えばキサンタンガム、ロカストビーンガム又は
カルボキシメチルセルロースナトリウムを含め、ついで
ゲル化剤溶液と脱フロック剤含有タン白溶液を一緒にし
、続いてDHを目的の値に調整することが開示されてい
る。
米国特許第4,389.426号明細占には、低脂肪ス
プレッドの官能性はその高い水分含量によりしばしば劣
っており、水性相にタン白を加えて改良するのは常法で
ある旨開示している。乳タン白の脱安電化効果を克服す
るために、水性相にゲル化剤を加えている。この防止機
構はタン白のゲル化剤によるカプセル化又は複合化、水
性相の水の結合およびその粘度の増大によると考えられ
る。
上記明細書には、高価なゼラチンの代りに、ゲル化剤と
して直線ゲル構造を形成するコロイドと球面ゲル構造を
形成し得るコロイドの配合を使うことを提唱している。
細菌学的理由では、pHを4.6から5.8にすること
が望ましいことがJul奨されている。
EPl 1,891号明m書には、スプレッドの分散水
性相を例えば脂肪、増粘剤(ガムやタン白)で増粘する
ことが提案されかつそのような製品では官能性の減少、
不十分な微生物保持性および/又は不十分なエマルジョ
ン安定性の問題がみられることが記述されている。特に
、しばしば水っぽい味を示すとされる低脂肪スプレッド
は連続可塑性脂肪相に非ゲル化、1〜5μの微分子li
滴から成る不連続水性相とさらには10〜20μの直径
を有する粗い、ゲル化滴から成る不連続性相を加えるこ
とにより改善しうろことが教示されている。
不連続水性相の一方又は両方はタン白、特に乳タン自か
ら成る。ホスファチドや部分グリセリドのような乳化剤
を含ませることも推奨されている。
上記特許により得た生成物に適したものではない、@物
理的安定性、(A)官能特性および(B)微生物学的保
持性について望ましい性質間にいくつかの妥協がある。
バターや高級マーガリン比較して、低脂肪スプレッドの
品質に少なくともこれらの1つの性質について、通常2
つか3つの点で低い傾向がある。
米国特許第4,520,037号明[1書は低脂肪スプ
レッドの微生物的安定性を改善することを目的としてい
る。提案された製品は脂肪連続エマルジョンであり、少
なくとも2つの異なる不連続水性相を含み、その各々は
微生物的に不安定な栄養例えば乳タン白、植物タン白、
グルコース、ラクトース、又は部分澱粉加水分解物を含
むべきとされている。更に、バクテリアの生育を抑える
1種以上の成分、例えば酸、塩又は保存料の有効1を2
つの水性相の各々に濃縮すべきである。、製品には2つ
の別々の分散水性相より多く含むことができ、付加的水
性相は栄養を含んでもよい。しかし、存在する任意の栄
養は上記の細菌生育抑制成分により又は栄養を含む水性
相滴のサイズが5μ未満又は2μ未満にすることにより
保護すべきであり、その条件下でコンタミの微生物の生
育は抑制される。
安定な製品を調製し得るためおよび各種処方の水性相滴
の混じ合いゃ合体がおきるのを防ぐために、乳化剤を加
えることが推められている。特に望ましい乳化剤はポリ
グリセロール脂肪酸エステ ′ル型のものである。
出発物質としてバターを使ってスプレッドを製造するこ
とを記述する多くの文献が発行されている。
米国特許第4,555,411号明m書は脂肪連続低脂
肪スプレッドの製造を容易にすることを目的としている
。エマルジョンを生成し、疎水物質を被覆しであるか又
はそれから作った装置を使って剪断冷却してこのような
スプレッドを製造する方法を教示している。例えば疎水
性物質で被覆したボテータ装置を使うと、例えば乳クリ
ームは−層容易に相転換をおこす。したがって、この特
許明細古によれば、低カロリーバターは非−礼系乳化剤
を使わずに乳クリームを相転換して製造することができ
る。
このような製品は溶融バターの組成物から特にゼラチン
や脱脂乳と混合して製造できることが記述されている。
水一連続エマルジョンはクリームを急速冷却しそして高
剪断を適用するAユニットとクリスタライザーユニット
(両方のユニットには脂肪をフラッシュして疎水被覆し
である)により乾燥して、脂肪一連続低カロリーバター
にする。
米国特許筒1,024,009号明III力には、ミル
ク、ゼラチンおよびバターを配合しそして混合物を乳化
して均質可塑性物を得る代用バターが開示されている。
ゼラチンは乳化剤である旨記述され、その指示占には「
1バインドの全乳にティースプーン−杯」を使う旨記述
されている。成分を配合した後、混合物を加熱してバタ
ーを溶融し、ついで混合物を攪拌しながら冷却する。
更に、多年Knex Gelatin社は料理の本を配
布して来た。この本にはブレーンのフレーバをつけてい
ないげラチンを冷水で柔かくし、熱水で完全に溶解し、
新鮮乳かエバミルクと混合し、溶液を電気ミキサーで安
定な混合物が得られるまで泡立て、ソフトにし未溶融の
バターにした。この混合物を硬くなるまで冷蔵庫に入れ
る。
1979年11月28日に公開された英国特許出願用2
.021.14OA号明細書にはバターと植物油の均質
混合物およびそれと水性ゼラチン溶液と混合した乳配合
物を開示している。この生成物はバターを過剰ソフト化
せず30〜35℃の温度に軟化し、軟化バターとゼラチ
ンと乳化剤の部分ゲル化溶液とを混合し、混合物を放置
し、その後植物油を連続混合しながら加えて作る。ゼラ
チンと乳化剤の溶液は乳タン白および例えば塩を含んで
もよい。植物油を添加しないで、製品を冷蔵から取り出
して直接塗布できないと言われている。
出発物質としてバターを使うこれらの方法により調製し
た減脂肪スプレッドは明確な欠点を有する。特に、貯蔵
性は不満足である。例えば、KnoxGelatin社
の処方により作った製品は冷蔵庫内でも約1週間しかも
たなかった。
バターやマーガリンより脂肪含量の低いスプレッドで、
物理的にも微生物学的にも良好な貯蔵性を有するものが
得られ、かつすぐれた官能性を有するものが得られるこ
とを見出した。
本発明の製品は本質的に別々の2つの水性相を有し、1
つは未修飾のバターであり、他は乳タン白を含まないハ
イドロコロイド含有相である。このような製品はバター
と低pH水性相を望ましくはどの乳化剤を添加せずに注
意深く混合して製造する。
本発明の第1側面によれば、i)連続脂肪相と、実質的
に未修飾乳清を含まない不連続水性相から成る食用可塑
性分散体(A)と、ii) pH4,7以下でありかつ
実質的にミルクと大豆タン白を含まないがハイドロコロ
イドを含有する食用水性組成物の)との混合物を作り(
a)、ついでこの混合物を可塑性分散体(A)の脂肪相
が可塑性のままにある温度でワーキング処理して、連続
脂肪相を有する生成物を形成する、連続脂肪相を有する
食用スプレッドの製造法を供する。
このようにして製造した製品は水性組成物■が低pHで
あるに拘らず酸味を呈しないことが分った。
またこのように物理的に安定なスプレッドは多量の乳化
剤を使用する必要なく製造できることが分った。以下に
詳記するように、ある場合には、このような乳化剤の添
加は全く不要とすることができる。このような実質量の
乳化剤の使用は望ましくない。官能性に悪影響があるか
らである。日中における分散体の破壊が遅れるから、フ
レーバの放出にネガティブの影響を示す。更に、通常側
われる乳化剤は不快なフレーバを有し、実質量のこのよ
うな乳化剤を含む製品に顕著である。更に、この方法に
より、製品の微生物学的保持性が改善されることが分っ
た。以下に詳記するように、保存料を加えることは望ま
しい。しかし、非常に良好な微生物学的安定性は比較的
少量の任意の保存料により得られる。したがって、バタ
ーやマーガリンと実質的に類似するシェルフライフをも
つ低脂肪スプレッドはは/νの僅かの保存料を使って製
造することができる。
こうして作った製品は通常のバターと殆んど区別できな
いバターフレーバを有することが分った。
バターを増世するように意図した製品は稀釈効果により
バターフレーバが減少することは当業者には明らかであ
る。市販されている最も低脂肪の製品は人工フレーバを
使って製品を一層通常のバターに似せてこの欠点を緩和
している。
本発明の第2の側面によれば、連続脂肪相を有し、かつ
未修飾バター乳清から本質的になる第1不連続水性相お
よびハイドロコロイドを有しかつpH4,7以下の第2
不連続水性相を含み、第2水性層には乳タン自と大豆タ
ン白を実質的に含まない、低脂肪スプレッドを供する。
更に、望ましい態様によれば、可塑性分散体(A)の連
続脂肪相内は15μ未満、望ましくは0.1〜10μ、
最も望ましくは1〜5μの容積重量平均直径を有する。
水性相0は連続相として存在でき、この場合、製品は二
連続系を記述でさ、又は不連続相として存在することが
できる。後者の製品では、水性組成物03)の分散滴は
40μ未満、望ましくは1〜30μの容積重量平均直径
を右する。
このようなスプレッドは上記した本発明方法を使って製
造できる。
本製品は本発明方法の態様により製造でき、工程(a)
で得た混合物は連続脂肪相を右する分散体である。これ
は例えば水性組成物0を伯のやり方よりむしろ分散体(
A)に有効に混合する装胃を使って混合物を生成して行
なうことができる。
こうして製造した本発明の製品は構造的には通常連続脂
肪相と2つの異なる不連続水性相から成る。連続脂肪相
は液状油と固型脂肪を含む。この製品に含まれる実質的
にすべての脂肪を含む。不連続水性相の1つは本発明に
使われる水性組成物■と実質的に似ている組成を有する
滴から成り、それに対し他の水性相【よ使用した可塑性
分散体ぐ→の不連続水性相から本質的になる。
バターを使用する望ましい態様では、本発明により作っ
た生成物中の2つの別々の相を有する効果の1つは、未
稀釈形で通常の水性バター層を含み、そのものを食べる
時、完全なバターフレーバの全インパクトを供するよう
に日中に存在することである。分子稀釈はないから、未
稀釈バター乳清により供される潜在的フレーバインパク
トを保持しつつ、非脂肪水性相を加えてスプレッドを増
りすることが可能である。このことは人工フレーバを添
加する必要がなく、高品質のフレーバ製品の実現を可能
にしている。
望ましい態様によれば、本発明方法の工程(2)におい
て、水一連続相を有する混合物が生成される。
これは例えばD置ミキサーを使って水性組成物0に可塑
性分散体(A)を分散させて行なうことができる。この
混合物は本質的にW10/W構造を有する。
■程Oにおいて、連続脂肪相を有する生成物は混合物に
十分のエネルギーを加えて生成するが、全体の組成物の
重量で計算して少なくとも約2%のような固形脂を継続
して含むようにする。連続脂肪相は混合物をワーキング
し、特に高剪断ミキサーに通して作るのがよい。
構造的に梢々複雑な生成物を得ることができる。
例えば、連続脂肪相内に分散するものに、例えば水性相
組成物[F])に類似する組成を有する水性相から成る
領域、その領域は順次その中に分散して、可塑性分散体
(A)から出発して小さな脂肪球あるいはW10構迄の
部分も含む。すなわち、生成構造は○/W10又はW1
0/W10である。生成物の構造はこのような構造の組
み合わせである。例えば、主としてW10構迄であり、
若干はO/WZO型を有することができる。
更に、完全な相転換の必要はない。はんの一部転換をお
こさせて、連続脂肪相と連続水性相を有する二連続生成
物を得ることができるが、後者の水性相は水性組成物■
に類似の組成である。
更に生成物は水性組成物■と可塑性分散体に)の水性相
由来の成分を含む水性滴を分散して含むことができる。
しかし、水性相のこのような直じり合いは好ましくなく
、本発明方法では少しもおきない。しかし、このような
混合が有意程度におきるのを防ぐために、工程(A)を
バター脂が可塑性であり続けるように行なう必要がある
と発明者は考える。明確な水性相をもつ製品を作るため
に、2つの水性相を含む段階から非常に注意深く、特に
高剪断を適用すべきでない段階から組成物を処理する必
要がある。このような信念に例えば米国特許用4.52
0.037号明細書に表明されている。2種の冷却し、
組織化したエマルジョンを静置ミキサーを使って注意深
く混合する。しかし、本発明方法において、例えば可塑
性分散体(A)としてバターを使う場合、明確な水性相
の利点を失なわずに非常に高い剪断を使うことができる
ことが分った。
本発明の望ましい態様において、可塑性分散体(A)は
ポンプ輸送可能な可塑性のコンシスタンシイのマーガリ
ン又はバターである。
特に有利な結果は可塑性分散体(B)としてバターを使
い、工程(2)における水一連続相を有する混合物を生
成しそして混合物を工程(A)における油一連続分散体
とすることにより得ることができる。分散体の生成は高
剪断ミキサーに通して行なうのが適している。すぐれた
バター様の性質をもつ製品が得られる。
高剪断条件を適用するにも拘らず、良好なバター様の製
品が得られることが分った。バター様を維持するために
、出発物質としてバターを使う場合、バターを注意深く
取扱い、特に高rM断を適用すべきでないと当業者は考
えていた。このような信念は例えばEP199.397
号明細書に表明されており、特別の型の、比較的低剪断
ミキサー、所謂キャピテイトランスファーミキサーを使
い、例えばバタ7−やマーガリンを混合し、バター様の
性質をもつ「メランジュ」を製造することが推奨されて
いる。しかし、本発明方法において、通常のA−ユニッ
トで生じる高剪断あるいは高い条件をバター様の性質を
失なわずに適用することができることが分った。
しかし、本発明方法において高剪断を使う必要のないこ
とが理解されよう。例えば、工程(a)において、連続
脂肪相をもつ混合物が生成される場合、工程0において
比較的低剪断ミキサーを使い、ワーキング処理例えばゆ
っくり回転するC−ユニット、静置ミ4−ナー又は上記
EP199,397号明細占に記載されるキャビティト
ランスファーミキサーで行なうのがよい。比較的低剪断
を使うのは、可塑性分散体(A)が比較的ソフトで、低
減脂肪含量のスプレッドなどで時におきる比較的粗い不
連続水性相を含む場合に特に適している。
可塑性分散体(A)として、各種製品を使うことができ
る。例えば、高脂肪又は低脂肪含量の通常のマーガリン
、バター即ちスプレッドを使うことができる。特に有利
な結果はマーガリン特にバターのような製品を使って得
られる。分散体(A)として使う分散体は予め調製し、
若干貯蔵しておく。適当ならば、本発明方法において使
用前に加熱してソフト化することができる。別法として
、新しく調製した分散体を使用できる。製造直接、本タ
イプの可塑性分散体はソフトである。使用す方法により
、不十分な冷却状態、即ち固型脂の結晶化と生成がまだ
完了していないからである。
本発明のスプレッドは脂肪含量で変ることができ、26
%脂肪の製品は乳化剤の助けにより製造した。望ましい
範囲は30−65%脂肪である。
脂肪金回は可塑性分散体の脂肪含量および水性組成物0
に比例して使用する可塑性分散体(A)の8により変る
。可塑性分散体(A)は40〜95重量%、望ましくは
70−90重滑%の脂肪を含有し1qる。
適当なスプレッドは30〜80重量%の食用可塑性分散
体(A)と70〜20重け%の水性組成物0の混合物を
形成して本発明により製造した。40〜60重量%の食
用可塑性分散体(A)と60〜40重量%の水性組成物
0から成る混合物を生成するのが望ましい。
分散体咎と水性組成物(B)の混合物を形成する場合、
続く工程(A)とバッキング中に、混合物と分散体の温
度を30℃未満に維持するのが望ましい。
したがって、工程(2)と工程0の生成物の温度は30
℃未満である。
処理中温度を維持して、最終生成物がその完了時に70
°から30℃の温度を右するようにするのが望ましい。
最適品質のスプレッドを得るために、食用可塑性分散体
(A)と水性組成物0の混合物をワーキング処理して、
可塑性分散体(A)の脂肪相が可塑性の状態に維持して
、連続脂肪相を有する製品を得る必要のあることが分っ
た。
本発明方法により、食用可塑性分散体(A)として新た
にチヤーニングしたバターおよびp1!4に酸性化しか
つ塩のみおよび保存料として安息香酸塩やソルビン酸塩
を含有するゼラチン水溶液を使ってすぐれた製品を!!
!造できることが分った。しかし、ワーキング処理中温
度を十分な時間上げて、脂肪が可塑性でなくなり、かつ
すべての結晶脂肪が本質的に溶融する場合、混合物を脂
肪の再結晶がおきるように冷部しながら連続ワーキング
しても適当な製品はもはや容易に得ることができなかっ
た。
脂肪の溶融は直ぐにはおきないから、ワーキング処理中
の短時間比較的高い湿度が許容できるが、生成物の品質
を落さない様にするために、その温度に長時間例えば約
10分維持しても脂肪は可塑性のままであるように工程
(A)の全体のワーキング処理中混合物の温度をコント
ロールするのが望ましい。脂肪相は混合物の全体の重量
に基づいて計算して、微量でない固型脂例えば少なくと
も約2%を含有する限り、脂肪相は可塑性であると考え
られる。工程(A)のワーキング処理中の温度は、混合
物が少なくとも4重量%の結晶化脂肪を含むようにコン
トロールするのが望ましい。固型脂の存在量はNMRに
より測定するのが適している(「Fctte、  5e
iran、八nstrichmittcl、  8 0
  (1980)180−186J )。この明細占で
は、固型脂と結晶化脂肪とは区別しない。m密に言えば
、すべての固型脂は必ずしも結晶状態で存在しないが、
本発明においてそのような区別は適当でない。
適当な間は固型脂の母である。便宜上、全ての固型脂は
結晶の形で存在すると考えられるから、この用語は相互
に使う。本明細書では、油と脂肪は互換的に使用する。
ハイドロコロイドはr 1eitschrHt rii
rLebensIlittel−technologi
e undVerfahrenstechnik、32
  (1981)6.253〜256」に記載されるよ
うにゲル化剤や増粘剤を指す。ゼラチンや多糖類例えば
生および加工澱粉、セルロース誘導体および天然ハイド
ロコロイド例えばカラゲニン、寒天、ペクチン、アルギ
ン、アルギネート、アラビアガムおよびキサンタンガム
やグランガムの如きm肝性産物を含む。
乳タン白とはその一般的意味で使い、ミルクに存在する
あるいはそれ由来の変性又は未変性形のタン白質をいう
。ミルク、脱脂乳、バターミルク等により誘導されるタ
ン白質、そのままあるいは濃縮形や粉末およびフラクシ
ョンやその柊飾形例えば酸カゼイン、カビイネートおよ
びホエイタン白を包含する。同様に、大豆タン白とは大
豆から得られるタン白、そのフラクションで天然形や変
性形をいう。
容積重量平均直径および数重聞平均直径(生成物の水性
滴の)、所謂それぞれD(3,3)とD(0,0>値は
粒度分析に通常使う対数正規分布を使ってNMRにより
評価するのが適している(J、Co11oia and
 Interface 5cience(1972)、
40 (2)、206〜218および(1983)、9
3(2>、521〜529)。
生成物の性質は小さいものに対してより大きな水性相滴
に大きく依存する。したがって、水性滴の容積重量平均
直径は数重量平均直径より一層適切な性質を表わします
。別法では、容積重量平均直径は製品の顕微鏡写真を使
って計算することができる。容積重量平均直径により大
きい滴により主に測定されるから、実際通常十分正確で
ある容積重量平均直径の第1評価として、顕微鏡写真を
左右する大きな滴の大体の直径、但し極端に大ぎな滴を
除いて、使用できる。
可塑性分散体(A)として新たにチヤーニングしたバタ
ーを使いそして水性組成物0)としてp]14に酸性化
しかつわずかの塩、保存料として安息香酸ナトリウムや
ソルビン酸カリウムを含有するゼラチン水溶液を使って
作った本発明の望ましい製品の場合に、物理的にも微生
物学的にもすぐれた安定性、バターに非常に類似してい
るすぐれた味と食性をもつ製品は、可塑性分散体(A)
の不連続水性相の滴が15μ未満、望ましくは0.1〜
10μ、更に望ましくは1〜5μの容積宙吊平均直径を
有する場合に、供されることが分った。同時に、水性組
成物の)を分散して生成した分散水性相の「滴」は大き
い。これらの分散水性滴が不連続である場合、40μ未
満、望ましくは1〜30μの容積宙吊平均直径を有する
のが望ましい。
本発明の望ましい生成物の場合、それを製造する時、バ
ターの温度は15〜20℃が望ましくかつゼラチン溶液
の温度はそれらを一緒にする時、32°〜38℃で、1
5°〜30℃の温度を有する混合物を生成するのが望ま
しいことが分った。
50℃もの高いゼラチン溶液を使っても成功した。
25℃のゼラチン溶液を使用した場合、ゼラチン溶液が
一層ゲル化すると、生成物は粒状で、官能特性は劣って
いることに留意することは肝要である。更に、8°〜2
8℃のバター温度は成功裡に使用できた。
本発明の別の側面によれば、 a)ヂャーニングにより、ポンプ輸送可能な可塑性コン
シスタンシイのバター流を作り、b)工程(2)の生成
物とゼラチン水溶液流とを一緒にして、バターとゼラチ
ン溶液を有する生成物流を得、 C)工程(A)の生成物を全体的に混合し、d)工程幻
の生成物を高剪断ミキサーに通して、連続バター相にゼ
ラチン滴の分散を達成ゼしめ、そして e)この分散体を冷却して、低脂肪バタースプレッド を得ることから成る、低脂肪バタースプレッドの製造法
を提供する。
理論にしばられるものではないが、本発明の生成物の有
利な性質は特に乳タン白を含まない、低pHの水性層と
このようなタン白を含む、高pHの不連続水性相との相
互作用によるものと考えられる。
未修飾バターシラム中のタン白は日中にて生成物の急速
な膜安定化とフレーバの放出を促進すると考えられる。
水性組成物■の水性相が低pHであるに拘らず、酸の含
有量は比較的少ない。分散体が破れかつ酸が該水性組成
物から放出すると、タン白により急に中和される。更に
、(B)の水性相にミルク又は大豆タン白が存在しない
から、所望の低pHを得るためにほんの僅かの酸でよい
。とに角、酸味は感じられない。貯蔵中、生成物の実質
量の水性相は低pHであり、微生物の生育には望ましく
ない媒質である。更に、安息香酸塩やソルビン酸塩の如
き保存料は低pHで有効に作用するから、低濃度でもこ
れらの保存料は非常に有効である。しかし、(B)の水
性相がミルクや大豆タン白を含む場合、日中にて生成物
が膜安定化する前に酸を中和し、pHを上げることにな
る。その時、水性相0はバクテリアの生育には良好な媒
質を供し、また含まれる任意の保存料は有効に働かない
。あるいは、水性相0の乳タン白の中和作用が低1)H
を維持するために一層の酸を使ってなされるならば、l
!1mは非常に高くなるので、生成物は酸味を呈するこ
とになる。したがって、本スプレッドの水性相(c)は
高バッファー能の成分を含まない方が望ましい。
食用スプレッド用の通常の添加剤は本発明のスプレッド
に使うことができる。例えば、β−力ロチンやアンナツ
ト−を少量脂肪に添加しそして油相に分散させて、生成
物に望ましい色を物質につけることができる。
水性組成物■は上記の添加剤以外の成分を含むことがで
きるが、水性組成物■の全体の組成は、全体の結果が低
バッファー能を有する混合物であることが望ましい。例
えば、I−(Cj!5.4ミリモル未満の表工のバッチ
4は、1%塩と0.23%保存料を含む脱イオン水中1
.55%のピラチン水溶液200gのpHを1p11単
位下げるのに必要である。他方、水性組成物■が1%塩
と0.23%同じ保存料を含む脱脂乳溶液200gから
成る場合、I)Hを1pH単位下げるのに18ミリモル
のHClが必要である。このことは有意に高いバッファ
ー能を示す。
本発明方法において、例えば乳タン白を含有し、4.7
以上のpHを有する水性相は可塑性分散体咎に含まれ、
最終製品と比較して比較的高い脂肪含量を有する。例え
ば、マーガリン特にバターは分散体(A)として使用で
きる。バターやマーガリンのような比較的高脂肪含mの
分散体に含まれる水性相は、低脂肪スプレッドに含まれ
る水性相の場合より微生物劣化の問題は通常少ない。本
発明では特に非常に低い脂肪含量の生成物を作るのに使
う時、非常に良い結果が得られる。比較的高pHのタン
白含有水性相は高脂肪生成物に含まれるのと実質的に同
じようにjul製品中に含まれるからである。水性組成
物(B)は乳タン白等を合まず、低pHであるから、例
えば分散体(A)としてバターを使用する場合、急速な
バクテリアの生育を来たさないから、低脂肪最終製品は
分散体に)として使われるバターと実質的に同じ微生物
的貯蔵性を有する低脂肪最終製品を得ることができる。
これらの理由から、水性相■は連続相であるとしても、
生成物は良好な微生物安定性をもちうる。
上記したように、食用分散体(A)として新しくチヤー
ニングしたバターを使いそして水性組成物(B)として
塩と保存料を含有しかつp114のぜラヂン水溶液を使
ってすぐれた生成物を得た。水性組成物σ9として水の
代りに脱脂乳溶液を使う場合、脂肪一連続生成物を製造
するのは一層難しいことが分った。各種試験において、
脂肪一連続生成物は全く得られなかった。このことは水
一連続系の生成を促進する乳タン白の表面活性に原因す
ると考えられる。分散体(A)に含まれる乳タン白は本
発明方法中類似の破壊効果をもたないと考えられる。こ
のタン白は可塑性バター脂により封入され不活性化され
ているためである。したがって、分散体に)としてバタ
ーを使用する時、安定な低脂肪スプレッド(乳タン白含
有)を製造でき、添加乳化剤に頼る必要がなく、官能的
にすぐれた性質の生成物が得られる。
しかし、本方法は添加乳化剤の使用を排除するものでは
ない。安定な最終製品を(qることができる十分な乳化
作用を供する各種界面活性成分をバターは含有するのに
対し、別の分散体(A)を使う場合には相当しない。例
えば、はんのわずかの乳化剤を含有するか殆んど含まな
いマーガリンを分散体(A)として使用する場合、本方
法において乳化剤を加えることは望ましい。その場合、
部分グリセリド、特にモノグリセリド、ホスファチド又
はその混合物を使うのがよい。乳化剤は水性組成物■に
溶解、分散させて加えることができ、また例えば中足の
油に溶解、分散させて別々に添加することができる。あ
る場合に、分散体に)としてバターを使用する場合でも
、このような乳化剤を加えることは望ましい。これは組
成物(B)の添加量が高い場合、例えば組成物(B)と
使用する分散体(A)量の重量比が1以上の場合に然り
である。
本スプレッドの水性組成物(B)にハイドロコロイドが
存在するのは生成物の物理的安定性のために必要である
。このようなハイドロコロイドが存在しない場合、生成
物はその製造直後普通の脂肪−連続相を有するが、数日
の貯蔵で、生成物は脱安電化し、水分を遊離することが
分った。
使用するハイドロコロイドはゲル化剤が望ましい。ゲル
化剤は25℃の臨界濃度以上の堡、即ち25℃でh!l
置した時、水性組成物■をゲル化させるに十分高い量で
使用するのがよい。ゲル化剤の使用量は重要ではない。
通常は臨界濃度の1−10倍足置適している。最適濃度
はある稈i使用するゲル化剤および使用する他の成分の
組成による。
しかし、最適濃度は2・3の実験により容易に決定する
ことができる。実際、ハイドロコロイドの最適がは水性
組成物(B)の0.5〜15重ω%、特に1−10重は
%のようである。これらの範囲は臨界m度以上のゲル化
剤の場合に適用するだけでなく、臨界濃度以下のゲル化
剤又は非ゲル化性ハイドロコロイドを使用する場合にも
当てはまる。
しかし、ハイドロコロイドとしてその臨界濃度以上のゲ
ル化剤を使用するのは望ましい。水性組成物■のゲル溶
融点が35℃未満であるようなゲル化剤を使用すること
は特に望ましい。最も望ましい結果は、生成物の水性相
におけるゼラチン約3重量%を使う時に得られる。
塩として、本発明の生成物では通常の料理塩や塩化ナト
リウムが使用可能である。他の塩例えばKClやNH4
Cj!も単独あるいはNaCj!と併用して、生成物に
添加できる。使用量は望みの味によりいろいろ変る。本
発明の無加塩低脂肪バタースプレッドを製造することが
望ましい場合、バター製造中バターに塩を添加しない。
その代り、必要に応じて保存料を添加して、生成物のシ
ェルフライフを伸ばすことができる。この場合、塩はゼ
ラチン水溶液から除くこともできる。
ピラチンゲルの溶融特性は多くの点でスプレッドに含ま
れる可塑性脂肪のそれと類似している。
ゲルをヒトの体温より低いゲル溶融点く望ましくは28
〜35℃)とするゲル化剤を使用する場合、ゲル化した
水性滴は溶融し、フレーバを放出する(製品を日中に入
れた時)。ゲルは溶融するから、日中で受容された製品
は薄くなる。更に、溶融熱により、溶融は日中に冷蔵を
与える。低脂肪スプレッドを得るために、体温以下で溶
融するゲル化した水性滴によりスプレッド中の可塑性脂
肪を置換するのは、比較的わずかに生成物の性質に影響
しかつ消費者に容易に受は入れられる。特に有利な結果
はゼラチンで得られる。これはゼラチンのゲル粒子とス
プレッド中に通常存在する可塑性脂肪の日中における作
用の類似性に帰因すると考えられる。またゼラチンゲル
の特有の構造にも関係していよう。
通常のバター添加物も本発明の低脂肪バタースプレッド
に使用できる。例えば、β−カロチンやアンナツト−は
少量の溶融バターに添加できまた油相に分散でき、製品
の色を均質に黄色化できる。
本発明のスプレッドの脂肪量は広範囲に変動でき、通常
のバターの80%脂肪含清から下である。
高品質の望ましい製品は40%のバター脂を含有して作
った。26%脂肪程度の製品は乳化剤としてレシチンや
モノグリセリドを使用して製造した。
実施例 以下の例により本発明を説明する。
例1 一連の4〜5 Kyバッチの低脂肪バタースプレッドを
以下に示す方法により作った。各バッチの組成は人工に
示す。方法はバッチ1について説明する。操作は残りの
バッチも同じであるが、成分レベルは適宜変化させる。
バッチ1を作る場合、1.75+0.2%NaC1を含
有する僅かに加塩したバター2,220gを25℃でナ
ンバリングした。ゼラチン水溶液は2.20(lの水と
70.3gの225ブルームボークスキン型Aゼラチン
を一緒にし、別別に調製し、混合物を約1分間放置して
、ゼラチンを湿めらせた。この溶液を44℃に加温し、
攪拌し、ゼラチンを溶解した。45.49の食塩、モー
トン・エクストラ・ファイン・ナンバー200を攪拌し
ながら加え、ピラチン水溶液に溶解した。この水溶液を
約30℃に放冷した。
スプレッドは西独のステファン・フード・チクノロシイ
社製のステファン・バーチカル・カッターミキサー、モ
デル2184、型UCM−12にて調製した。ナンバリ
ングしたバターを先ず加え、ついでゼラチン溶液を加え
た。ミキサーは低速、1720rpmで作動させ、バタ
ーを小片に細断した。ついでミキサーを高速、3400
 rplに作動させ、脂肪一連続分散体を生成した。ス
プレッドをミキサーから取出し、0.23/(yタブに
充填し、15℃で硬化させた。
他のバッチを作る場合、酸と保存料を塩と共にピラチン
溶液と混合した。
官能評価により、各スプレッドは非常に満足のいくフレ
ーバおよびすぐれたフレーバの放出と口中の溶融特性を
示し、バターとは殆んど区別できなかった。酸含有処方
物、即ちバッチ2,4および5では、酸の存在は呈味者
に分らなかった。
上記の処方中、バッチ1.3.4および5は微生物の汚
染に対して抵抗性があると判所された。
これらの試験を行なう場合、低脂肪スプレッドの汚染原
因として知られる細菌、酵母およびカビを含有するミッ
クスカルチャーを製品に接種した。
2つの別々の微生物を接種物の調製に用い、1つはグラ
ム陽性菌、酵母およびカビ混合物を含有し、他はダラム
陰性菌を含有した。
低脂肪バタースプレッドの製造中ピラチン水性相に接種
物を加えた。各バッチを4つの無菌ジャーに分け、2つ
は4℃で培養し、残りは10℃でJ8!Iした。1つの
ジャーは!?11放にし、他は密閉した。
生成物は6′R間毎週検査し、その11M2週毎に検査
した。各アッセイ点で行なった試験は標準プレートカウ
ンターおよび酵母/カビ、腸内測菌、糞由来連鎖球菌お
よび5taphy+ococcus aureusの特
定試験を含む。接種したものの増大が2以上のロック単
位である場合に、生成物は汚染されたと決定した。
処方1は3日後に汚染の徴候を示した。処方3は4週後
に汚染した。処方4は同じ汚染条件下でも24時間開に
汚染の徴候はなかった。処方5は10週後汚染の徴候は
なかった。
例2 一連のI Kyバッチの低脂肪バタースプレッドを以下
に示す方法により作った。各バッチにおいてゼラチンを
44℃のミルクに溶解し、必要に応じて塩と酸を加え、
溶解した。各々の場合、表■に示す処方の全成分はキシ
ナート・フード・プロセッサー、モデルDLC−7PR
Oに加え、高速攪拌し、W10エマルジョンを生成した
安定な脂肪一連続分散体を各バッチにて生成した。但し
安定な脂肪連鎖分散体が生成しなかったバッチ9は除く
バッチ6−8と10は安定なW10エマルジョンを生成
し、これを0.23Kyタブに入れ、5℃で硬めた。こ
れらのバッチを官能評価し、バッチ7は非常に酸味があ
り、不快な味を示し、バッチ6.8および10は良好な
フレーバをもつ製品であった。
例3 表■、バッチ5の処方を有する製品をパイロットプラン
トで作った。10Kgバッチは28℃でテンバリングし
た微加塩、新鮮バター(L 75十0.2%NaC1>
を使って調製した。ゼラチン溶液は例1の方法により作
った。
バターをフル回転1769rpmで動くWauKesh
a■ポンプ、サイズ3にロートにより導入し、静置ミキ
サーを供した。この静置ミキサーはカンサス州ウィチタ
のコツホ・エンジニアリング社製のKoCh(9静置ミ
キザーユニツトである。
材料の混合物を静置ミキサーに6回通した。
静置ミキサーで混合後、材料を西独ネーベングルグ、D
 i sho分散、均質プラント、タイプ△60/10
、KOrLIIlla−HaSChlnenllaU、
 P、1lauscr KG−D−7−844を供した
。Dishoマシンに2回通した後、材料をGroen
ケトル、モデルTDC/TA/2−20、表面掻取り冷
却器に入れた。15℃ジャケット水を使って、約2分間
冷却した後、脂肪一連続分散体を生成した。生成物を0
.21gタブに入れ、15℃で硬めた。
味見して、非常に満足のいく新鮮バターの味を示し、酸
味は見られなかった。
例4 本発明による適当な連続プラント法を行ない、連続チャ
ーンを使って、スィートクリームからバターを製造した
。脂肪台ff140%のスィートクリームを殺菌し、1
1℃に冷却し、連続チャーン、Paasch & Si
lkeborg連続バター製造機、モデル)ICTIA
、2268Kg/時間で作動、に供給した。バターに1
.75%NaCj!を加えて仲か加塩(チャーンのワー
キング部における基本バター重湯)シた。チャーンには
連続遠心弁1!II機を含み、クリームからバターミル
クの殆んどを除いた。チャーユング後、バターをBra
n−Lubfeの比例ポンプ、型N−C32KA32の
第1ヘツドに送った。
ピラチン溶液は225ブルームボークスキン型Aゼラチ
ンを44℃の水に溶解して3%溶液1134 Kgを得
て作った。例1で使用した食塩は、表■のバッチ4の組
成を有するスプレッドを作るために十分な量の安息M酸
ナトリウム、ソルビン酸カリウムおよび乳酸をゼラチン
溶液に加えた。ついでゼラチン溶液を27℃に冷却し、
比例ポンプの第2ヘツドにポンプ輸送した。
比例ポンプから、バターとゼラチン溶液混合物をRos
o静〜ミキー、型LPD、直径4″、長さ36″に向け
、組成物に低剪所を与えた。静置ミキサーに通してから
、混合物をMince Master (登録商標)モ
デルA1グリフイス・ラボラトリイ社、シカゴ製に通し
、ついでラインのDisho  (登録商標)マシンに
通した。これらの各ユニットは混合物に高剪断を与え、
脂肪一連続分散体を生成した。
旧sho後、材料を直接ボテータAユニット、直径15
cIR×長さ60crnに通す。生成物は出口温度19
℃で、0.12/(5Fプリントに充填した。
官能審査により、生成物は非常に満足のいくフレーバを
有し、僅かに加塩したバターと殆んど区別できず、日中
のフレーバの放出とバターの食性を有することが分った
耐微生物汚染についてこの例の生成物の評価はフレーバ
の受容できない変化はなくかつ15℃で20週貯蔵後も
微生物汚染はなかった。
例5 乳化剤を含有する低脂肪バタースプレッドを例4の方法
により作った。f2ff1%で表わして、生成物の組成
は僅かに加塩した新鮮バター48.5%、水46.59
%、ゼラチン1.55%、塩1.00%、安息香酸ナト
リウム0.10%、ソルビン酸カリウム0.13%、乳
1’!0.13%、マイベロール018920.3%、
モノおよびジグリセリドの混合物、およびレシチンCe
ntrol■粗天然レシチン(Central 5oy
a)0.2%であった。マイベロールとレシチンは60
℃に加熱したバターを更に1%配合添加した。
この付加配合物はBran−Lubbc比例ポンプの第
3ヘツドを通じバッチに送った。
評価した結果、生成物は非常に満足のいくフレーバを有
することが分った。
例6 ホイップした低脂肪バタースプレッドは例5に記載の生
成物を調製して作り、ボテータAユニット直前に生成物
流に窒素を注入した。十分囲の窒素を注入し、約0.9
5の比重を有する通常の生成物と比較して、0.8の比
重の生成物を得た。
生成物はホイップバターと類似して、すぐれたフレーバ
と食性および口触を示した。必要なら、窒素を増して、
比重0.6以下の生成物を得ることができる。
例7 本発明により作ったいくつかの生成物を試験して、2つ
の別々の水性相の存在を測定した。この実験では、3つ
の低脂肪バタースプレッドは温度プログラミング脱乳化
法を使い検査し、遊離水相のpHに対する影響を測定し
た。
試F41は表1のバッチ5の組成を有する、例3に示し
た方法により作った生成物である。それは評1iIli
時約3日経ていた。試料2は例1の方法により作り、人
工のバッチ4の組成を有った。この生成物は評価特約1
週間経っていた。試料3は例4の方法により作った。但
し、異なるが類似している装置を使用し、剪断を与えた
。この試料は4ケ月経ていた。
使用方法は次の通り。
低脂肪バタースプレッドの各試料は25℃の温度−調整
セルにて1:100の比率で蒸留水と混合した。pHは
1分間に1℃の割合で25℃から40℃まで試料温度を
上げる加熱プログラム中に記録した。結果は第1図に示
す。
約30℃まで、低pHの添加したゼラチン水溶液相だけ
が試料から分けた。32℃から約36℃の温度範囲では
、最初のバター乳清相がM211シて来、pHはシャー
プに増大する。
3つの試料の内若干の定量的差異はあるが、試料の組成
、加工変数および古さの差により説明できる。本発明の
生成物は2つの別々の水性相を有することは明らかであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は1分間に1℃の割合で加熱した時の各試料のp
H変化を示す。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)i)連続脂肪相と、実質的に未修飾シラムを含ま
    ない不連続水性相から成る食用可塑性分散体(A)と、
    ii)pH4.7以下でありかつ実質的にミルクと大豆
    タン白を含まないがハイドロコロイドを含有する食用水
    性組成物(B)との混合物を作り(a)、ついでこの混
    合物を可塑性分散体(A)の脂肪相が可塑性のままにあ
    る温度でワーキング処理して、連続脂肪相を有する生成
    物を形成することを特徴とする、連続脂肪相を有する食
    用スプレツドの製造法。
  2. (2)可塑性分散体(A)はポンプ輸送可能な可塑性の
    コンシスタンシイをもつマーガリン又はバターである、
    請求項1記載の方法。
  3. (3)可塑性分散体(A)の水性相滴の容積重量平均直
    径は15μ未満で、望ましくは0.1〜10μ、最も望
    ましくは1〜5μである、請求項1又は2記載の方法。
  4. (4)工程(a)は可塑性分散体(A)と水性組成物(
    B)の流れを一緒にし、ついでその合わせた流れを低剪
    断ミキサーに通して、連続水性相を有する分散体を構成
    する混合物を形成するものであり、工程(b)は混合物
    をワーキング処理して、脂肪−連続分散体を形成させて
    連続脂肪相を有する生成物を形成するものである、請求
    項1〜3のいずれか1項記載の方法。
  5. (5)工程(a)と(b)の生成物は30℃未満の温度
    である、請求項1〜4のいずれか1項記載の方法。
  6. (6)工程(b)の生成物は40μ未満の容積重量平均
    直径を有する分散水性滴を含む、請求項1〜5のいずれ
    か1項記載の方法。
  7. (7)未修飾バター乳清のpHは4.7以上である、請
    求項1〜6のいずれか1項記載の方法。
  8. (8)混合直前の水性組成物(B)の温度は15〜50
    ℃である、請求項5記載の方法。
  9. (9)低脂肪バタースプレツドの製造法において、a)
    チヤーニングにより、ポンプ輸送可能な可塑性コンシス
    タンシイのバター流をつくり、b)工程(a)の生成物
    とゼラチン水溶液流とを一緒にして、バターとゼラチン
    溶液を有する生成物流を得、 c)工程(b)の生成物を全体的に混合し、d)工程(
    c)の生成物を高剪断ミキサーに通して、連続バター相
    にゼラチン滴の分散を達成せしめ、そして e)この分散体を冷却して、低脂肪バタースプレツドを
    得ることを特徴とする、上記製造法。
  10. (10)連続脂肪相を有し、かつ未修飾バター乳清から
    本質的に成る第1不連続水性相およびハイドロコロイド
    を有しかつpH4.7以下の第2不連続水性相を含み、
    第2水性層には乳タン白と大豆タン白を実質的に含まな
    い、低脂肪バタースプレツド。
  11. (11)第1水性相のpHは4.7以上であり、0.1
    〜10μの容積重量平均直径の滴として存在し、第2水
    性相は40μ未満の容積重量平均直径の滴から成る、請
    求項10記載の低脂肪バタースプレツド。
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