JPH0198204A - トランスコイル及びそのコイル形成方法 - Google Patents

トランスコイル及びそのコイル形成方法

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JPH0198204A
JPH0198204A JP62254556A JP25455687A JPH0198204A JP H0198204 A JPH0198204 A JP H0198204A JP 62254556 A JP62254556 A JP 62254556A JP 25455687 A JP25455687 A JP 25455687A JP H0198204 A JPH0198204 A JP H0198204A
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wound
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Seiichi Kijima
木嶋 精一
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は線径の異なる複数のコイルを有するトランス及
びトランスのコイル形成方法に関する。
「従来の技術j 第6図は、−次コイルP、二次コイルS、三次コイルT
を備えた公知のトランスを示す電気回路である。
この種のトランスには逓昇構造のものと、逓降構造のも
のがあるが、いずれも、−次コイルPの端子PいP2よ
り入力電圧を加え、二次コイルSの端子SいS2及び三
次コイルTの端子T□、T2より出力電圧を得るように
なっている。
そして、逓昇構造のトランスは、−次コイルPに比べて
二次コイルS及び三次コイルTの巻線数が多く、その線
形が細くなっており、逓降構造のトランスは巻線及び線
径が上記とは逆となっている。
「発明が解決しようとする問題点」 今日では上記したようなトランスのコイルは自動巻線機
によって巻線されているが、ただ、このような巻線機は
一度セットすると異なった線径導線を巻線することがで
きないため、線径の異なったコイルを巻線する場合には
他の巻線機によって巻線することになる。
例えば、上記トランスにおいて、−次、二次、三次コイ
ルの線径が全て異なって、これらがφいφ2.φ3の線
径であるとすれば、第1の巻線機によって導線φ1の一
次コイルPを巻線し、第2の巻線機によって導線φ2の
二次コイルSを巻線し。
同様に第3の巻線機によって導線φ3の三次コイルTを
巻線することとなる。
このことから1巻線機台数が多くなり、その段歯に多大
の費用がかかるのみならず、線径の異なる複数のコイル
を巻線する場合には、コイルを巻線する毎に巻線部材を
他の巻線機に移すこととなり、巻線能率が極めて低い。
「問題点を解決するための手段」 本発明は上記した問題点を解決することを目的として開
発したもので、第1発明として、線径の異なる複数のコ
イルを有するトランスにおいて。
少なくとも2個のコイルのうち、線径の細いコイルを所
定の線径の基準導線で形成し、その基準導線を複数本束
ねて線径の太いコイルに相当する巻線を形成したことを
特徴とする!・ランスコイルを提案する。
また、第2発明として、・線径の異なる複数のコイルを
有するトランスコイルの形成方法において、少なくとも
2個のコイルのうち、線径の細いコイルとして所定の線
径の基準導線で形成した後、この基準導線を切断するこ
となく所定の長さで折り返して複数本に束ね、この複数
本の基準導線を線径の太いコイルとして巻線し、その後
に、上記2つのコイル間を切断することを特徴とすトラ
ンスコイル形成方法を提案する。
「作 用」 線径の細いコイルと線径の太いコイルに相当する巻線と
を同じ線径の基準導線で形成することができるため、−
台の巻線機により巻線することが可能になり、また、線
径の細いコイルを巻線した後、基準導線を切断すること
なく、この導線を複数本束ねて線径の太いコイルに相当
する巻線を施すので、線径の異なる複数のコイルが所定
の太さの基準導線を使って連続巻線することができる。
[実施例J 次に、本発明の実施例のついて図面に沿って説明する。
第1図は本発明を説明するためのトランス回路図で、二
次コイルSが所定の線径φ2(断面積A1)の基準導線
で・巻線されているものとし、そして、三次コイルTは
二次コイルSより大きい線径φ3(断面積A、)の導線
で、また、−次コイルPは三次コイルTよりさらに大き
い線径φ、(断面積AZ)の導線で各々巻線されている
ものとする。
また、各コイルの間ではA2=3A工、A3=5A1の
関係があると仮定する。なお、φ2くφ、くφ、である
このようなトランスコイルを巻線するには第2図に示す
ように巻線する。
先ず、二次コイルSは線径φ2の基準導線を使って単線
巻きをして形成する。すなわち、第3図に示すように、
巻始端を端子S1にからげてからボビン10に所定回数
の巻線を行なって二次コイルSを形成した後、巻終端を
端子S2にからげる。
端子S2にからげた基準導線は切断することなく引き延
ばし、所定の長さの間をとるようにして折返し3本の複
線を形成する。このような複線は第4図に示す如く、所
定間隔に配置した係止杵11.12に係止させるように
折返すことによって容易に形成することができる。
上記した3本の複線は端子S2から端子T工に橋渡しし
、端子T工にからげてから複線のままでボビン10に所
定回数の巻線を行ない三次コイルTを形成し、その巻き
終りを端子T2にからげる。
端子T2にからげた3本の複線は切断することなく引き
延ばし、ここで上記同様にして基準導線を5本の複線に
形成する。
この5本形成の複線は端子T2から端子P工に橋渡しし
、端子P1にからげてから複線のままでボビン10に所
定回数の巻線を行ない一次コイルPを形成し、その巻き
終りを端子P2にからげて切断する。
上記のように巻線した後に、各端子にからげた導線を半
田付けによって止着すると共に、端子S2〜T0、T2
〜P1の間に橋渡しした導線を切断する。
なお、3本の複線の長さは三次コイルTの巻回数に、5
本の複線の長さは一次コイルPの巻回数に各々応じて定
めるが、これは係止杵11.12の間を適当に調節する
ことによって行なう。
また、これら3本または5本の複線は単に寄せ集めた束
の状態でもよいが、瑳り線として形成してもよい。
上記のように巻線したコイルは二次コイルSの断面積が
A1、三次コイルTの断面積がA2= 3 A1゜−次
コイルPの断面積がA3=5A1となるから、巻回数を
同じようにすれば、第2図に示すトランスコイルと等価
なコイルとなる。
第5図は写真撮影用の公知の閃光放電発光装置に組み込
まれている電源回路を示すが、このような電源回路の発
振トランス13は二次コイルSの巻終端とフライバック
コイルFの巻始端とを接続し、この接続部aを発振トラ
ンジスタ14のベースに接続する構成としたものが多い
。なお、この発振トランス13の場合、二次コイルSは
線径の導線で数多く巻線され、フライバックコイルFは
二次コイルSに比べて太い導線が使用され、また、−次
コイルPが最も線径の大きい導線で巻線されている。そ
して、フライバックコイルFと一次コイルPとは二次コ
イルSに比べて極めて少ない巻回数となっている。
したがって、この発振トランス13のコイルを巻線する
場合には、二次コイルSを線径φ2の基準導線で巻線し
て端子S2にからげた後、上記同様にしてフライバック
コイルFの断面積に合わせた基準導線の複線を形成し、
この複線を端子F1にがらげ、フライバックコイルFを
巻線した後端子F2にからげるようにする。
そして、−次コイルPは所定の太さの導線で独立に巻線
する。この発振トランス13の場合、コイル端を各端子
に半田付けするが、端子82〜F1間に橋渡しした導線
は切断することなくそのまま残す。なお、第6図におい
て、仮線で示した回路15はコンバータ、16は整流用
のダイオード、17はメーンコンデンサ、18は発振始
動用の抵抗、19は動作安定用のコンデンサ、20は電
池電源、21は電源スィッチである。
以上、本発明の実施例について説明したが1本発明は必
ずしも奇数の複線として形成する必要がなく、また、ト
ランスとして装備させるコイルのうち任意のものを複線
としても充分に効果がある。
また、上記実施例のように、ボビン10の一方鍔10a
の端子にのみコイル端を止着させることなく、両側の鍔
10a、10bの端子に止着させることができ、さらに
、コイルはトランス鉄心に直接巻線することもできる。
「発明の効果」 上記した通り、本発明では、線径の異なる複数のコイル
を有するトランスの巻線において、線径の細いコイルを
巻線する基準導線を複線に形成し、この複線をもって線
径の太いコイルに相当する巻線を施すため、最小の巻線
機台数でコイル巻線が可能になると共にコイル線径が異
なる毎に巻線部材を他の巻線機に移す必要がなく、巻線
設備を少なくして生産能率の極めて高いトランスコイル
となる。
また、線径の細いコイルを基準導線で巻線した後、この
基準導線を切断せずに引き延ばして複線を形成し、この
複線をもって線径の太いコイルに相当する巻線を施すよ
うにすれば、線径の異なる複数のコイルが基準導線を使
用して連続巻線することができ、コイル巻線能率をなお
一層高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を説明するためのトランス回路図、第2
図は本発明の一実施例を示すトランスコイルの展開図、
第3図は巻線過程を示すボビンの斜視図、第4図は複線
の形成例を示す簡略図、第5図は写真撮影用閃光放電発
光器の電源回路を示す図、第6図は従来例として示した
トランス回路図である。 P・・・・−次コイル S・・・・二次コイル T・・・・三次コイル F・・・・フライバックコイル φ1、φ2、φ3・・・・コイル線径 A工、A2、A3・・・・コイル断面積P工、P2・・
・・−次コイルの端子 S1、S2・・・・二次コイルの端子 Tよ、T2・・・・三次コイルの端子 特許出願人   株式会社 キジマ 代理人弁理士  小 池 寛 治 11・−・) 第1図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)線径の異なる複数のコイルを有するトランスにお
    いて、少なくとも2個のコイルのうち、線径の細いコイ
    ルを所定の線径の基準導線で形成し、その基準導線を複
    数本束ねて線径の太いコイルに相当する巻線を形成した
    ことを特徴とするトランスコイル。
  2. (2)線径の異なる複数のコイルを有するトランスコイ
    ルの形成方法において、少なくとも2個のコイルのうち
    、線径の細いコイルとして所定の線径の基準導線で形成
    した後、この基準導線を切断することなく所定の長さで
    折り返して複数本に束ね、この複数本の基準導線を線径
    の太いコイルとして巻線し、その後に、上記2つのコイ
    ル間を切断することを特徴とすトランスコイル形成方法
JP62254556A 1987-10-12 1987-10-12 トランスコイル及びそのコイル形成方法 Expired - Lifetime JP2571697B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02276212A (ja) * 1989-04-18 1990-11-13 Kijima:Kk 小形トランス
JPH0456371A (ja) * 1990-06-26 1992-02-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd ガスレーザ発振装置
JPH0456370A (ja) * 1990-06-26 1992-02-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd ガスレーザ発振装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02276212A (ja) * 1989-04-18 1990-11-13 Kijima:Kk 小形トランス
JPH0456371A (ja) * 1990-06-26 1992-02-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd ガスレーザ発振装置
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