JPH0322509A - コイルの製造方法及びボビン - Google Patents

コイルの製造方法及びボビン

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JPH0322509A
JPH0322509A JP1157960A JP15796089A JPH0322509A JP H0322509 A JPH0322509 A JP H0322509A JP 1157960 A JP1157960 A JP 1157960A JP 15796089 A JP15796089 A JP 15796089A JP H0322509 A JPH0322509 A JP H0322509A
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JP
Japan
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terminal
coil
wound
conducting wire
coils
Prior art date
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Pending
Application number
JP1157960A
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English (en)
Inventor
Satoru Suzuki
鈴木 ▲てつ▼
Nobuhiro Kakishima
柿島 宜弘
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Tokyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、複数個のコイルを分割巻線するのに適したコ
イルの製造方法及びボビンに関するものである。
従来の技術 一般に、コイルが巻回される複数個の分割溝が設けられ
たボビンにおいては、各分割溝毎に二個ずつの端子部が
設けられている。そして、コイルを巻回する場合には、
巻き始め部の端子部に導線を巻き付けてから分割溝に所
定回数の巻線を行い、その巻線終了後に巻き終りの端子
部に導線を巻き付けて固定した後、その導線を切断して
一つのコイルの形成を行っている。このようなコイル形
成作業を他の分割溝についても繰り返して行なうことに
より、複数個のコイルを形成している。
発明が解決しようとする課題 前述の巻線方法によると、分割溝毎に導線を切断するた
め、巻線の時間がかかると云う問題がある。
また、端子部に導線を半田付け等により固定する場合、
半田付け前においては、その端子部における導線が固定
されていないため導線の位置直しをする必要があり、作
業が煩雑であるとともに手間がかかるものである。
さらに、導線がリッッ線のような集合導体である場合に
、端末部がバラバラにならないように固定する必要があ
る。
課題を解決するための手段 コイルが巻回される複数の分割溝と各コイル毎に二個ず
つ形成された端子部とを有するボビンを設け、前記各端
子部に導線を固定しながら前記導線を前記分割溝に巻回
して複数個の巻線部を順次形成し、前記端子部の間に懸
け渡された導線を切断して独立した複数個のコイルを形
成するようにした。
また、それぞれの端子部に巻回された前記導線を半田付
け等の溶着手段により固定した後に、前記端子部の間に
懸け渡された導線を切断して独立した複数個のコイルを
形成するようにした。
さらに、ボビンとしては、フランジにより区画された複
数個の分割溝と、これらの分割溝に巻回されるコイルの
引出線が固定される複数個の端子部と、前記引出線の接
触を防止するように前記フランジの外周縁に突出形成さ
れた凸部とにより形成した。
また、分割溝に巻回されるコイルの引出線が1が定され
る複数個の端子部をフランジの外周縁より外側に位置さ
せて直線上に配列した。
作用 一本の連続した導線により各端子部への固着と各分割溝
への巻回とを順次繰り返してコイルを形成するため、そ
の作業性が高く、また、自動機を利用して巻線を行うこ
ともできる。
また、端子部では半田付け等の手段により固定及び電気
的接続を行った後に端子部の間に懸け渡された導線を切
断して独立した複数個のコイルを形成するようにしたの
で、端子部からの導線の分離もなく、作業性が向上する
さらに、ボビンには凸部を形成したので、これらの凸部
により引出線を係止してそれらの接触を防止することが
でき、また、端子部を直線上に配列したことにより、導
線を端子部に半田付けすることがきわめて容易であり、
製造の自動化を行うことが容易なものである。
実施例 本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
まず、コアが挿入されるコア挿入孔lを有する合成樹脂
製のボビン2は、互いに平行な4枚のフランジ3,4,
5.6を有し、これらのフランジ3,4,5.6により
三個の分割溝7,8.9が形威されている。そして、中
間部に位置する二枚の前記フランジ4,5には、複数個
の凸部1oが形成されている。また、端部の前記フラン
ジ6には、前記フランジ3,4.5の外周縁よりも外側
に突5− 6 出する端子台部l1が両側に突出形成され、これらの端
子台部1lには、a,b,c,d及びe,f,g,hと
表示された4個ずつの端子部l2が直線上に配列され゛
C設けられている。
なお、符号13はリッツ線による導線であり、符号14
,15,16.17は前記分割溝7,8,9に巻回され
たコイルである。
このような構成において、導線l3の巻回作業は、まず
、端子部12(a)に導線l3を巻同してからげ、この
導線13を分割溝9に巻回してコイル17を形成する。
そして、このコイル17の終端部は端子部12(f)に
巻回する。
ついで、端子部12(f)に巻回された導線13を隣の
端子部12(e)に巻回し、この端子部12(e)から
引き出された導線l3は分割溝8に巻回されてコイルl
6を形成する。そして、このコイル16の終端部は端子
部12(g)に巻回される。
つぎに、端子部tz(g)から引き出された導線13は
隣の端子部12(h)に巻回され、この端子部12(h
.)からは前記コイルl6と同じ分割溝8にそのコイル
16の上に位置させて導線l3を巻回してコイルl5を
形成する。そして、このコイル15の終端部は端子部1
 2(c)に巻回される。
さらに、端子部12(c)に巻回された導線l3を隣の
端子部12(b)に巻回し、この端子部12(b)から
引き出された導線13は分割溝7に巻回されてコイルl
4を形成する。そして、このコイル14の終端部は端子
部12(d)に巻回される。
したがって、導線13の両端部は、端子部12(a)と
端子部12(d)とに巻回されており、中間部は連続し
た状態で分割溝7,8.9に巻回されて1本の導線13
により4種のコイル14,15,16.17を形成して
いる。そのため、互いに隣合う端子部12(f)・端子
部12(e)、端子部12(g);端子部12(h)、
端子部1 2(c)一端子部12(d)の間には、それ
ぞれ導線l3が懸け渡されている。
ついで、a,b,c,dと表示した側の端子部l2の部
分を半田溜めに入れ一度に半田{dけして導線13を端
子部12に固定し、かつ、電気的な接続をも行う。また
、e+  f+  g+  hと表示した側の端子部1
2の部分も同様に一度に半田付けがなされ、前述の場合
と同様に導線l3を端子部12に固定し、かつ、電気的
な接続をも行う。
このようにして導線13部分の固定を行ってから、互い
に隣合う端子部12(f)・端子部12(e)、端子部
12(g)・端子部12(h)、端子部12(c)・端
子部12(d)の間の導線13を切断し、コイル14,
15,16.17をそれぞれ独立させる。
また、各コイル14,15,16.17のための引出線
は、ボビン2のフランジ4,5に形成された凸部9によ
り係止したので、それぞれの引出線が接触することがな
く、短絡事故等を未然に防止する。
このように形成されたコイル14,15,16.17の
実際の利用例を第5図に基づいて説明する。
すなわち、第5図に示すものは、蛍光灯点灯装置に関す
るものであり、コイル17とコイル14とはチョークコ
イルであり、コイルl6はフィラメントコイルであり、
コイルl5はランプの寿命末期等を検出する検出コイル
である。そして、電源に接続された発振回路18はトラ
ンス19に接続され、かつ、この発振回路l8はトラン
ス19と前記コイル14,15,16.17及び複数個
のコンデンサ20とともに二本の蛍光ランプ21に接続
されて蛍光灯点灯回路が形成されている。また、端子部
12(e)と端子部1 2(c)との位置にある接続点
A,Bは図示しないランプ寿命末期検出回路に接続され
ている。
なお、本発明は上述の実施例に限定されるものではない
。前記実施例では導線13の各端子部1−9 10− 2への固着手段は、端子部12に導:a13を絡げ固着
して半田上げ固定により実施したものであるが、端子部
l2と導線13との固着手段は電気溶接固定手段などを
採用してもよいものである。
発明の効果 本発明は上述のように、コイルが巻回される複数の分割
溝と各コイル毎に二個ずつ形成された端子部とを有する
ボビンを設け、前記各端子部に導線を固定しながら前記
導線を前記分割溝に巻回して複数個の巻線部を順次形成
し、前記端子部の間に懸け渡された導線を切断して独立
した複数個のコイルを形成するようにしたので、一本の
連続した導線により端子部への固定と各分割溝への巻回
とを順次繰り返してコイルを形成することができ、その
ため、その作業性が高く、また、自動機′を利用して巻
線を行うことも容易であり、また、それぞれの端子部に
巻回された前記導線を半田付け等の溶着手段により固定
した後に、前記端子部の間に懸け渡された導線を切断し
て独立した複数個のコイルを形成するようにしたので、
端子部からの導線の分離もなく、作業性が向上し、さら
に、ボビンとしては、フランジにより区画された複数個
の分割溝と、これらの分割溝に巻回されるコイルの引出
線が固定される複数個の端子部と、前記引出線の接触を
防止するように前記フランジの外周縁に突出形威された
凸部とにより形成したことにより、引出線を凸部で係止
してそれらの接触を防止することができ、また、端子部
を直線上に配列したことにより、導線を端子部に半田付
けすることがきわめて容易であり、製造の自動化を行う
ことが容易である等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は斜視図
、第2図はその正面図、第3図は各コイルと端子部との
関係を示す展開図、第4図は端子部間の導線の懸け渡し
状態を示す正面図、第5図は一つの応用例を示す回路図
である。 2・・・ボビン、3,4,5.6・・・フランジ、7,
8,9・・・分割溝、10・・・凸部、12・・・端子
部、13・・・導線、14,↓5,16.17  ・コ
イル出 願 人   東京電気株式会社 13 3(1)叫 ,lZ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.コイルが巻回される複数の分割溝と各コイル毎に二
    個ずつ形成された端子部とを有するボビンを設け、前記
    各端子部に導線を固定しながら前記導線を前記分割溝に
    巻回して複数個の巻線部を順次形成し、前記端子部の間
    に懸け渡された導線を切断して独立した複数個のコイル
    を形成するようにしたことを特徴とするコイルの製造方
    法。
  2. 2.コイルが巻回される複数の分割溝と各コイル毎に二
    個ずつ形成された端子部とを有するボビンを設け、前記
    各端子部に導線を巻き付けて固定しながら前記導線を前
    記分割溝に巻回して複数個の巻線部を順次形成し、それ
    ぞれの端子部に巻回された前記導線を半田付け等の溶着
    手段により固定した後に、前記端子部の間に懸け渡され
    た導線を切断して独立した複数個のコイルを形成するよ
    うにしたことを特徴とするコイルの製造方法。
  3. 3.フランジにより区画された複数個の分割溝と、これ
    らの分割溝に巻回されるコイルの引出線が固定される複
    数個の端子部と、前記引出線の接触を防止するように前
    記フランジの外周縁に突出形成された凸部とよりなるこ
    とを特徴とするボビン。
  4. 4.フランジにより区画された複数個の分割溝と、前記
    フランジの外周縁より外側に位置して直線上に配列され
    前記分割溝に巻回されるコイルの引出線が固定される複
    数個の端子部とよりなることを特徴とするボビン。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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