JPH0198113A - 記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は映像信号や音声信号を記録再生する装置、例え
ばＶＴＲやディジタルオーディオテープレコーダなどの
ような記録再生装置に関するものである。

従来の技術 現在市販されているＶＨ３方式ＶＴＲのトラックピッチ
は、２時間モードで６８μｍ、６時間モードで２０μｍ
である。一般にＶＴＲのトラック軌跡は曲がっておシ、
同じ方式のＶＴＲでも、ＡのＶＴＲで記録したテープを
ＢのＶＴＲで編集する場合、ＶＴＲに固有の曲がシ方を
しているため、つなぎ目でトラックピッチの実効的減少
を呈する。

このようすを第２図に示す。同図で実線２と点線３はと
もにテープ１上に記録したトラック中心の軌跡で、実線
２はＡのＶＴＲによるもの、点線３はＢのＶＴＲで実線
２の上にインサート編集によシ記録したものである。Ａ
とＢＯＶＴＲどうしでトラックの曲が９方が異なるため
に、インサート編集の入側と出側で実効的にトラックピ
ッチが減少し、当該部分のＳ／Ｎの劣化をまねく。ＶＨ
３方式ＶＴＲの場合、２時間モードの場合はトラックピ
ッチが５８μｍと比較的広いため、問題はないが、６時
間モードになるとトラックピッチが２０μｍと狭くなる
ため、インサート編集時のＳ／Ｎの劣化が大きくなる。

発明が解決しようとする問題点 このように、トラックピッチが狭くなると、異なるＶＴ
Ｒ間のインサート編集時に、入側と出側で実効的トラッ
クピッチの減少によるＳ／Ｎの劣化が大きくなる。

問題点を解決するための手段 本発明は、同一の電気機械変換素子上に記録ヘッドと先
行再生ヘッドを少なくとも１個づつ設けるとともに、前
記先行再生ヘッドからの再生情報を前記電気機械変換素
子に入力して、前記記録ヘッドの位置を調節する手段を
備えた記録再生装置である。

作　　用 本発明は前記した構成により、目１Ｊ記先行再生ヘッド
が、記録媒体に記録されたトラック軌跡上の信号を再生
し、その再生情報からトラッキング誤差を検出して前記
電気機械変換素子に入力し、トラッキング誤差が小さく
なるように前記電気機械変換素子を制御することによシ
、前記記録ヘッドが前記記録媒体に記録済のトラック軌
跡上をトラックずれが少なくなるようにトレースし、前
記記録媒体に記録済のトラック軌跡とほぼ同じトランク
軌跡で新しい信号を記録できるため、インサート編集時
にも実効的にトラックピッチが減少することなく、良好
なＳ／Ｎが確保できる。

実施例 第１図は本発明の１実施例における記録再生装置のブロ
ック図を示すものである。第１図において、チーブ１は
右から左へ走行し、先行再生へラド６で再生した信号を
、ヘッドアンプ１０で増幅し、誤差検出回路１１で前記
再生信号からトランキング誤差信号を検出する。次に前
記誤差信号をマイクロコンピュータ１２に入力し、トラ
ッキング誤差を小さくするため電気機械変換素子７に与
えるべき電気信号を計算する。その計算した電気信号を
ドライブ回路１３を通して、電気機械変換素子７に入力
する。電気機械変換素子７には、通常、バイモルフと呼
ばれるピエゾ素子を使う。この電気機械変換素子７と、
先行再生ヘッド６と記録ヘッド６は機械的に一体となっ
ており、先行再生ヘッド５からの誤差情報にもとづき、
マイクロコンピュータ１２で制御信号を計算して、それ
を電気機械変換素子子に与えて、記録ヘッド６が記録済
のトラック上を、オントラックするように制御する。記
録ヘッド６には、端子８から記録アンプ９を通して、イ
ンサートすべき記録信号を供給する。

先行再生ヘッド６からヘッドアンフ″ＩＯ１誤差検出回
路１１、マイクロコンピュータ１２、ドライブ回路１３
、電気機械変換素子７に至る径路は、１インチｖＴ′Ｆ
Ｌや８１！１ｈＶＴＲなどでＡＳＴ、あるいはＤＴＰと
いう名前で、再生ヘッドが記録済のトラック上を、オン
トラックする手段として使われている。本発明は同じ電
気機械変換素子Ｔ上に記録ヘッド６も搭載し、先行再生
ヘッド６からの再生誤差情報を用いて、記録ヘッド６を
記録済トラックにオントラックさせる。したがって従来
技術がかなり使用でき、実現可能な技術である。

ただ、先行再生へラド６と記録ヘッド６の位置をなるべ
く近接させて、先行再生ヘッド６の誤差情報が記録ヘッ
ド６に生かせるようにしたい。その時、記録ヘッド６か
ら先行再生ヘッド６へのクロストークが問題になる。こ
の問題を解決するため手段の一つは、超伝導材料などを
用いて、記録ヘッド６と先行再生ヘッド６の間を磁気的
に隔離することである。もう一つの手段は、８ｉＡＶＴ
Ｒのようにトラッキング信号を信号成分の低周波数側に
記録する場合に使用できる。この場合、先行再生ヘッド
６からの再生トラッキング信号は、記録ヘッド６に流れ
るトラッキング信号によって妨害される。そこで先行再
生ヘッド６からの誤差情報の検出は間歇的に行ない、そ
の検出期間中は、記録ヘッド６によるトラッキング信号
の記録を中止する。ただし、信号成分はその検出期間中
に記録しても、トラッキング信号とは周波数帯域が異な
るため、フィルタによってクロストークを除去すること
ができる。

また本実施例では、６は記録ヘッドとしたが、記録再生
兼用ヘッドでももちろんさしつかえない。

また本実施例では記録ヘッド６は電気機械変換素子７上
に１個の場合を示したが、記録ヘッド６を２個にしても
よい。この場合、先行再生ヘッド６はおのおのの記録ヘ
ッド６に対に２個搭載してもよいが、１個だけでもよい
。記録ヘッド６が２個で先行再生ヘッド５が１個の場合
、この先行再生ヘッドは、２個の記録ヘッドによる２個
のトラックのどちらか一方にオントラックするようにし
てもよいし、２個のトラックの中間にあって、２個のト
ラックから等距離にあるように制御してもよい。

発明の詳細 な説明したように、本発明によれば、トランクピッチが
狭いフォーマットのＶＴＲで、インサート編集する場合
、先行再生ヘッド５で記録済のトラックの位置を検出し
ながら、記録ヘッド６をその記録済のトラックにオント
ラックするように制御するため、トラックの曲がり方が
異なる２台のＶＴＲのうち１台で記録したテープ上にも
う１台のＶＴＲを用いてインサート編集する場合でも、
インテートの入側と出側で実効的なトランクピッチが減
少することなく、良好なＳ／Ｎが得られ、狭いトラック
ピンチのフォーマットでの編集を可能にし、その実用的
効果は大きい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明における１実施例の記録再生装置のブロ
ック図、第２図は従来例におけるインサート編集でのト
ラックパターンのモデル図である。 １・・・・・・テープ、６・・・・・・先行再生ヘッド
、６・・・・・・記録ヘッド、７・・・・・・電気機械
変換素子。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 同一の電気機械変換素子上に少なくとも１個づつ設けた
   記録ヘッドと先行再生ヘッドと、前記先行再生ヘッドか
   らの再生情報を前記電気機械変換素子に入力して、前記
   記録ヘッドの位置を調節する手段とを備えた記録再生装
   置。