JPH0197976A - 現像異常検知装置 - Google Patents

現像異常検知装置

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JPH0197976A
JPH0197976A JP25500587A JP25500587A JPH0197976A JP H0197976 A JPH0197976 A JP H0197976A JP 25500587 A JP25500587 A JP 25500587A JP 25500587 A JP25500587 A JP 25500587A JP H0197976 A JPH0197976 A JP H0197976A
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JP25500587A
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Masaharu Nishikawa
正治 西川
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    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/06Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
    • G03G15/10Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a liquid developer
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、吸引式液体現像装置等における現像異常検知
装置に関する。
〔従来の技術〕
静電潜像を液体現像材を用いて現像するための装置は種
々公知である。この種の装置においては、現像液を記録
シートに作用させる現像ヘッドは小形化が可能であるか
ら、現像に必要な現像液は現像液容器に収容しておき、
現像液容器と現像ヘッドとの間をチューブで配管接続し
、両者の間を循環ポンプで現像液を循環させるようにし
た構成とすることによって、現像部が小形化すると共に
、休止時には現像液は現像液容器に回収されるため、装
置の移動時に液のこぼれが生じないようになり、現像液
の交換も現像液容器の交換ですむために手が汚れない等
の特徴を有した装置となる。
ところがこのような構成の装置においては、現像液は現
像ポンプの作用で現像ヘッドに送られるものであるから
、現像ポンプの故障や動作ミス、配管チューブの外れや
配管チューブからの漏れ、さらには記録紙によって現像
ヘッドの現像溝を密封した状態で吸引ポンプを作用させ
て現像液を循環させるものにおいて、記録紙のシワ等に
よってエヤリークを生じてしまう等の種々の原因によっ
て、現像ヘッドに現像液が循環せず、現像異常となる場
合がある。このような現像異常は、現像装置がプロッタ
やファクシミリ等の無人で運転される機器に適用される
場合においては、オペレータ等によって異常が発見でき
ないので、現像異常のまま記録が進行し、著しい記録紙
の無駄やデータの消失等の損害が発生する。
このような現像異常を検知する手段としては、実公昭5
2−25153号公報に記載されている手段等がある。
第3図は上記実公昭52−25153号公報に記載され
ている異常検知装置を示す図である。図中、5は現像液
容器、8は現像液循環ポンプ、31は現像ヘッド、32
は吸引乾燥ヘッド、33゜34は溝、35は真空スイッ
チ、36は現像液経路としての配管チューブである。図
示していない記録紙によって現像ヘッド31および吸引
乾燥ヘッド32の溝33.34を覆った状態で現像液循
環ポンプ8を作動させると、現像ヘッド31の溝33お
よび吸引乾燥ヘッド32の溝34は負圧状態となって、
−現像液容器5から現像液が吸い上げられる。吸い上げ
られた現像液は現像ヘッド31を通り、現像液循環ポン
プ8を通って現像液容器5へ戻る。現像ヘッド31の吸
引側配管部と吸引乾燥ヘッド32の接続配管チューブと
の間に設けた真空スイッチ35は、設定された負圧条件
から外れた圧力になると作動してアラーム信号を発生す
る。このアラームが発生するのは記録紙にシワが生じた
り、ジャムが発生して現像ヘッド31と吸引乾燥ヘッド
32に対する記録紙の接触状況にバランス差が生じた場
合である。
また現像液濃度を所定値に維持するための検知手段とし
ては、例えば特開昭48−11059号公報に開示され
た手段がある。この公報に記載されている装置は、現像
液濃度を一定に維持するための第1の検出手段と、補給
トナー切れを検知す、るための第1の検知手段よりも低
い現像液濃度に感応する第2の検知手段を備えている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
第3図に示した実公昭52−25153号公報に示され
ている装置に設けられている真空スイッチは、設定圧よ
り高い圧力、低い圧力の双方を検知して作動することが
望ましく、双方の゛圧力に応動する特殊な負圧スイッチ
が必要になる。また記録紙の状態が正常であるにも拘わ
らず現像液容器が空であったり、配管チューブが外れて
いるような場合等の種々の原因での異常の検知を可能と
する検知レベルを、相互に矛盾なく設定することが必要
であるが、このような設定を行なうことは必ずしも容易
ではない。更に現像ヘッドの構造が制約され、現像ヘッ
ドと吸引乾燥ヘッドとが一体化されて、両者の吸引部が
ヘッド内で連通しているような合理的な構造を有するも
のに対しては適用することができない。同様に現像ロー
ラを回転させて、その外周面上に現像液を付着させて記
録紙に現像液を作用させるような現像ヘッドに対しても
適用することができない。
また特開昭48−11059号公報に開示された装置に
おいては、現像液の循環不良が生じて検知部に現像液が
送られなければ、当然第1.第2の検知手段が作動する
が、この状態と補給トナー切れの状態を分別して認知す
ることはできない。
前者の状態は装置の作動を直ちに停止し、ホスト装置に
異常を通知し、プリントデータの送出中止によるデータ
消失防止を行なうべき緊急事態であるのに対し、後者の
補給トナー切れは、その後しばらくは正常な現像が持続
して行なわれるが、やがて画濃度が低下し、しかる後に
現像濃度の著しい不良に至るものであって、プリントデ
ータが全く消失してしまうような不具合には至らないも
のである。従って両者を分別することなく検知すること
はきわめて不都合である。
そこで本発明の目的は、現像ヘッドの構造に制約される
ことなく適用可能であって、各種の原因に基く現像液循
環異常に対して広く対応可能であって、かつ動作安定性
に優れた現像異常検知装置を提供することにある。また
本発明の別の目的は現像液循環異常と通常の現像液濃度
低下とを分別検知可能な現像異常検知装置を提供するこ
とにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は上記問題点を解決し目的を達成するために、次
のような手段を講じた。すなわち、現像液容器と、現像
ヘッドと、現像液循環ポンプと、これ等を連結する循環
経路から成り、休止時には現像ヘッドから現像液が除去
され、作動時には現像液容器と現像ヘッドとの間を現像
液が循環する構成の液゛体現像装置において、前記循環
経路中に現像液の濃度ないし有無を光電的に検知する如
く設けられた検知器と、現像装置を作動させたのち、現
像液が定常的に循環するまでの遅延時間が経過した後に
上記検知器を作動させる手段とを具備するようにした。
〔作用〕
このような手段を講じたことにより、現像液経路に流れ
ている現像液を検知器により光電的に直接検知して現像
液濃度ないし有無を検知しているため、どのような原因
によって現像液に異常が発生しようとも、その異常を適
確に検知することができる。
たとえば現像液容器内に現像液がなくなった場合、ある
いは現像液の交換の操作時に配管チューブが現像液容器
に正しく挿入されなかったような場合においては、現像
液が検知器により検知されず、異常を検知することがで
きる。また吸引方式の現像ヘッドを適用したものにおい
て、記録紙にシワが発生した等の原因でエヤリークを生
じた場合、あるいは配管チューブの接続に異常があって
エヤリークを生じているような場合においても検知器に
より現像液の供給が行なわれなくなったことか検知され
るので、異常として検知することができる。
なお、現像液循環ポンプの作動開始後、検知器部分に現
像液が送られて検知可能な状態になるまで若干の時間が
必要であるが、遅延手段により検知器は一定時間経過後
において作動開始するため、誤検知は起らないものとな
る。
〔実施例〕
第1図は本発明の第1実施例の構成を示す図である。同
図において、1は現像ヘッドであり、上面に複数本の現
像溝が平行に配設されている。この現像溝は一端がジヨ
イント2に連通し、他端がジヨイント3に連通している
。ジヨイント2には配管チューブ4の一端が接続される
。配管チューブ4の他端は現像液容器5の中に挿入され
、その先端が上記容器5内の現像液6に浸された状態に
なされる。ジヨイント3には配管チューブ7の一端が接
続される。配管チューブ7の他端は現像液循環ポンプ8
に接続される。この現像液循環ポンプ8には配管チュー
ブ9の一端が接続され、同配管チューブ9の他端は現像
液容器5に接続される。
配管チューブ4は透明チューブあるいは一部に透明パイ
プ部を設けたものとなっており、この透明部分に光電検
知器10が設けられている。この光電検知器10は配管
チューブ4の透明部をはさんで、発光素子10aと受光
素子10bとを配置して構成されている。なお、11は
シーケンスコントロール回路であり、現像液循環ポンプ
8の0N10FFを制御する。12は遅延回路であり、
シーケンスコントロール回路11が発したON信号を所
定時間遅延させて異常信号出力回路13に与える。異常
信号出力回路13は検知器10からの信号を受けて異常
信号を出力する。
次に上記構成の動作を説明する。現像ヘッド1の上面が
例えば静電潜像を形成された記録紙(不図示)で覆った
状態において、シーケンスコントロール回路11からO
N信号S11が発せられると、現像液循環ポンプ8が動
作する。そうすると、現像ヘッド1の現像溝および各配
管チューブ4゜7内は負圧状態となる。従って現像液6
は配管チューブ4により吸い上げられ、現像ヘッド1の
現像溝を流れたのち、配管チューブ7を通って現像液循
環ポンプ8に至り、さらに配管チューブ9を通って現像
液容器5に環流する。ON信号Sllは遅延回路12に
も入力され、この遅延回路12で所定時間遅延される。
この遅延されたON信号S12は異常信号出力回路13
に与えられ、異常信号出力回路13をON状態とする。
ここで現像液6が正常に循環している場合は、配管チュ
ーブ4内は現像液6で満たされている。
従って発光素子10aからの光は現像液6に吸収され、
受光素子10bに到達する光は少ない。これに対して、
何らかの原因によって現像液6が配管チューブ4内に存
在していないと、発光素子10aと受光素子10bとの
間には透明な配管チューブあるいは透明パイプ等の透明
な部材が介在しているだけであるため、光の吸収は少な
く、受光素子10bには多量の光が入射する。従って前
記正常に動作している場合の受光素子10bにおける検
知光量との差を明瞭に検知することができる。光電検知
器10は受光素子10bが設定レベル以上の光を検知す
ると検知信号SIOを発する。
この検知信号S10は異常信号出力回路13に入力され
る。ON信号S12によってON状態となった異常信号
出力回路13に光電検知器10からの信号が入力される
と、異常信号S1Bが発生する。異常信号313は、音
や光等のアラームを発生させたり、装置全体の作動を停
止させるための停止信号等として用いられる。なお異常
信号出力回路13へのON信号を遅延回路12によって
遅延させている理由は、現像液循環ポンプ8をONにし
てから現像液経路が現像液6で満たされて、安定した流
れになるまでには若干の時間を必要とし、この間に現像
液6の有無の検知を行なうと誤検知となるので、現像液
流が安定してから検知を行なうようにするためである。
現像液6が循環路に供給されない原因は種々あるが、例
えば現像液6の消耗・流出等によって現像液容器5内の
液面が配管チューブ4の下端面よりも低くなってしまっ
た場合や、現像液6の交換時に配管チューブ4.9が正
しく容器5にさし込まれなかった場合や、現像液循環経
路にエヤリークがある場合等である。このうちのいずれ
の原因による場合であっても本実施例の構成によれば異
常を適確に検知することができる。また現像ヘッドの構
成がローラによって現像液6をくみ上げて作用させるよ
うな場合であっても、現像ヘッド1と現像液容器5とが
別の場所に配置されていて、その間を現像液循環ポンプ
の作用で現像液6が循環する構成に対しては本実施例の
適用は可能である。
また、第1図においては説明上遅延回路12をシーケン
スコントロール回路11とは別体に構成したが、両者は
一体に構成されるのが望ましい。
かくして本実施例によれば、その原因を問わず、現像液
循環経路中に異常を生じ、現像液6の循環異常が発生し
た時に異常信号を発生させることができる。したがって
画像記録装置における無駄な記録紙の消耗を防止でき、
記録されるべき画像データの記録ミスによる消失を防止
できる効果が得られる。
ところで上記実施例においては、現像液循環経路中に現
像液6の有無を検知するための専用の検知器10を設け
たが、現像液濃度検知器を有する現像装置においては、
その現像液の濃度検知器を現像液の有無検知器に兼用さ
せ、両機能を併せ持つ検知器として用いることによって
検知系全体の構成を簡略化することができる。
第2図は上記の点を配慮してなされた本発明の第2実施
例を示す図である。なお第1図と同一部分には同一符号
を付し、その説明は省略する。また、第2図において適
用した現像液濃度検知器20および関連する部材につい
ては、本発明の出願人が先に先願した特願昭60−03
1201号および特願昭61−217524号に記載さ
れている技術内容に基いている。
ジヨイント3には配管チューブ7aの一端が接続される
。この配管チューブ7aの他端は分岐ジヨイント14を
介して配管チューブ7bが接続される。そして配管チュ
ーブ7bは現像液循環ポンプ8の入口に接続される。現
像液循環ポンプ8の出口には配管チューブ9aの一端が
接続され、同配管チューブ9aの他端は現像液濃度検知
器20に接続される。現像液濃度検知器20の出口には
配管チューブ9b、分岐ジヨイント15.配管チューブ
9cを介して現像液容器5が接続される。
現像液濃度検知器20は次のように構成されている。チ
ェンバー21は、仕切板22によって二つの室21a、
21bに分離されている。この二つの室21aおよび2
1bは仕切板22の底部において連通している。一方の
室21aの上面には入口ジヨイント23が設けられ、こ
れに前記配管チューブ9aの他端が接続されている。な
お室21aの上面には、エアー抜きのための開口(不図
示)が設けられている。他方の室21bの側壁の上部に
は出口ジヨイント24が設けられ、これに前記配管チュ
ーブ9bが接続されている。また、この室21bの下部
には液抜きチューブ25の一端が接続され、その他端は
分岐ジヨイント15に接続されている。チェンバー21
の上部には回転円盤26が軸27を中心に回転可能に支
持され、ている。この回転円盤26の周辺部には検知孔
28が設けられている。10は光電検知器であり、検知
孔28が通る部分の両側に発光素子(不図示)と受光素
子(不図示)とを配置しである。29はコンクトナーボ
トルであり、電磁弁30を介して分岐ジヨイント14に
接続されている。16は検知信号処理回路である。
次に上記構成の動作を説明する。シーケンスコントロー
ル回路11からON信号が発せられるとポンプ8が作動
し、現像液流路が負圧状態となり、現像液6が流れる。
このとき現像液濃度検知器20においては、現像液6は
入口ジヨイント23を通って室21aに流れ込み、底部
の連通孔を通って室21bを満す。そして液面が出口ジ
ヨイント24の高さに達すると、現像液6はチェンバー
21外へ流れ出す。従ってチェンバー21内の液面は一
定に保たれる。そして、チェンバー21から流れ出した
現像液6は配管チューブ9cを介して現像液容器5に戻
る。ここで回転円盤26を回転させると、回転円盤26
に設けられた検知孔28が液面下に入った時に、検知孔
は現像液6で満され、液膜が形成される。そして、液膜
が形成された検知孔28が光電検知器10の部分を通過
する際に現像液6の濃度が光電的に検知され、後述する
如く信号処理される。なお仕切板22によってチェンバ
ー21が仕切られているので、現像ヘッド1でエアーを
巻込んだ現像液6から気泡が除去され、検知孔28に液
膜が安定に形成される。
また液抜きチューブ26を設けているので、停止時にチ
ェンバー21から現像液6を抜取ることができ、現像液
6中のトナーの沈澱、固化等が防止される。また図示を
省略しであるが、現像液濃度検知器20に適した流量以
上に現像液6が循環する場合には、チューブ9aと9C
とを直接連結するバイパス流路を設けるとよい。
本実施例装置においては、上記現像液濃度検知器20を
用いて、現像液6の濃度を検知すると共に、現像液6の
有無検知を同時に行なうものであるが、その原理は現像
液6が循環していない場合には前記検知孔28に現像液
6の液膜が形成されないことから、液膜形成時に比べて
著しく光透過率が増加することをもって検知するように
したことによる。
検知信号処理回路16は現像液濃度を検知するための第
1の検知レベルおよびまたは補給トナー切れを検知する
第2の検知レベルを設定したコンパレータと、現像液6
の有無を検知す池ための第3の検知レベルを設定したコ
ンパレータとを有しており、それぞれ別の出力端子a、
bから処理信号を送出するものとなっている。
現像液濃度を検知する場合には、検知孔28の光透過率
は低(、これに対応させたコンパレータによって検知孔
28の透過率が所定値を上回ったことが判定された場合
には、出力端子aから電磁弁30を所定時間開くための
ON信号が送出される。電磁弁30が開かれると、分岐
ジヨイント14部分が負圧になっているために、コンク
トナーボトル29から濃縮現像液が現像液6中に吸込ま
れる。
検知円盤26が回転して再び光電検知器10に検知孔2
8が到達した時、正常にコンクトナーの補給が行なわれ
ていれば現像液濃度が高くなっているので、再度のトナ
ー補給信号は発生しないが、コンクトナーボトル29が
空になった場合には再度トナー補給信号が発生する。し
たがって再度のトナー補給信号の送出をもってコンクト
ナー切れ情報とする。この場合は端子すから第2の検知
レベル検知信号を送出してコンクトナー切れ信号を送出
するようにしてもよい。
現像液循環路に正常に現像液6が循環しない時、回転円
盤26の検知孔28には現像液膜が形成されず、検知孔
28は高い光透過率を示す。この状態は検知信号処理回
路16に備えられた第3のコンパレータにより検知され
、その検知出力が端子すから送出され、異常信号として
警告、装置作動停止等を指令する。
本実施例の装置においても、現像液循環ポンプ8がON
になってからチェンバー21が現像液6で満されて動作
可能となるまでには若干の時間を必要とする。その間の
検知ミスを防止するために、検知を一時的に不動作とす
るための遅延回路12を設ける必要性については第1実
施例と同様である。また第1実施例の装置の検出器は現
像液中にあまり気泡が混入しない位置、例えば現像液容
器5から現像ヘッド1に至る流路の途中に設けるのが好
ましいのに対し、本実施例装置における現像液濃度検知
器20は大気に開放された構造となっているから、例え
ば現像液循環ポンプ8から現像液容器5に至る大気開放
可能な流路中に設ける必要がある。
以上本実施例によれば、現像液6の有無検知を現像液濃
度検知器20によって行なうことができ、極めて好都合
である。また現像液濃度検知器2゜は検知孔28中に現
像液6を保持する構成であるために、検知器部分にトナ
ーが付着固化して検知を不安定にすることがない利点が
ある。
なお本実施例において、適正な現像液濃度を検知する第
1の検知レベルに対し、補給トナー切れを検知する第2
の検知レベルは、両者を分別できる検知器ち¥能の範囲
で第1の検知レベルに接近したやや低い液濃度に感応す
るレベルに設定することにより、画像濃度が異常に低く
なる前に補給トナー切゛れを検知することができて好都
合である。
これに対し現像液6の循環不良を検知する第3の検知レ
ベルは、検知分解能の範囲内で極力低い現像液濃度に至
るまで異常信号を送出することかないようにレベル設定
することにより、誤動作の発生を防止することが望まし
い。
なお、本発明は上記各実施例に限定されるものではない
。たとえば現像ヘッドの構成、動作原理等は実施例のも
のに限られるものではなく、各種方式の現像ヘッドを適
用した液体現像装置に広く適用することができる。この
ほか本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能
であるのは勿論である。
〔発明の効果〕
本発明によれば、現像液容器と、現像ヘッドと、現像液
循環ポンプと、これ等を連結する循環経路から成り、休
止時には現像ヘッドから現像液が除去され、作動時には
現像液容器と現像ヘッドとの間を現像液が循環する構成
の液体現像装置において、前記循環経路中に現像液の濃
度ないし有無を光電的に検知する如く設けられた検知器
と、現像装置を作動させたのち、現像液が定常的に循環
するまでの遅延時間が経過した後に上記検知器を作動さ
せる手段とを具備するようにしたので、現像ヘッドの構
造に制約されることなく適用可能であって、各種の原因
に基く現像液循環異常に対して広く対応可能であって、
かつ動作安定性に優れたものである上、現像液循環異常
と通常の現像液濃度低下とを分別検知可能な現像異常検
知装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例を示す図、第2図は本発明
の第2実施例を示す図、第3図は従来の技術を示す図で
ある。 1・・・現像ヘッド、2,3・・・ジヨイント、4,7
゜7a、7b、9,9a、9b、9cm・・配管チュー
ブ、5・・・現像液容器、6・・・現像液、8・・・現
像液循環ポンプ、10・・・光電検知器、10a・・・
発光素子、1゛Ob・・・受光素子、11・・・シーケ
ンスコントロール回路、12・・・遅延回路、13由異
常信号出力回路、14.15・・・分岐ジヨイント、1
6・・・検知信号処理回路、20・・・現像液濃度検知
器、21・・・チェンバー、21a、21b・・・室、
22・・・仕切板、23・・・入口ジヨイント、24・
・・出口ジヨイント、25・・・液抜きチューブ、26
・・・回転円盤、27・・・軸、28・・・検出孔、2
9・・・コンクトナーボトル、30・・・電磁弁。 出願人代理人 弁理士 坪井 淳 第1図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)現像液容器と、現像ヘッドと、現像液循環ポンプ
    と、これ等を連結する循環経路から成り、休止時には現
    像ヘッドから現像液が除去され、作動時には現像液容器
    と現像ヘッドとの間を現像液が循環する構成の液体現像
    装置において、前記循環経路中に現像液の濃度ないし有
    無を光電的に検知する如く設けられた検知器と、現像装
    置を作動させたのち現像液が定常的に循環するまでの遅
    延時間が経過した後に上記検知器を作動させる手段とを
    具備したことを特徴とする現像異常検知装置。
  2. (2)前記検知器には、現像に適した液濃度信号を検知
    する第1の検知レベルおよびまたはそれよりも低い液濃
    度信号を検知する第2の検知レベルと、更にそれよりも
    低い液濃度信号を検知する第3の検知レベルとを備えた
    信号処理手段が付加されていることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の現像異常検知装置。
JP25500587A 1987-10-09 1987-10-09 現像異常検知装置 Pending JPH0197976A (ja)

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