JPH0197259A - 織布状積層フィルムの製造法 - Google Patents

織布状積層フィルムの製造法

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JPH0197259A
JPH0197259A JP25188687A JP25188687A JPH0197259A JP H0197259 A JPH0197259 A JP H0197259A JP 25188687 A JP25188687 A JP 25188687A JP 25188687 A JP25188687 A JP 25188687A JP H0197259 A JPH0197259 A JP H0197259A
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JP
Japan
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synthetic resin
resin film
slit
film
width direction
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JP25188687A
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English (en)
Inventor
Isao Yada
弥田 功
Takeshi Kuroki
黒木 毅
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Toyo Kasei Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Toyo Kasei Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は1合成樹脂フィルムからなる多数本のスリッ
トヤーンが格子状に積層されて織布状を呈しており、包
装材として使用可能な織布状積層フィルムを能率的に製
造する方法に関するものである。
(従来の技術) 包装材用の織布状積層フィルムを製造する方法として、
長さ方向に延伸された長尺の第1合樹脂フィルムお′よ
び第2合成樹脂フィルムを直交状に配置し、それぞれを
長さ方向に移送しながら両者の交差部の手前で幅方向に
並ぶ多数個のカッタで切断して多数本のスリットヤーン
を製造し、その間隔を拡張しながら第1合成樹脂フィル
ムが第2合成樹脂フィルムの拡張幅だけ進み、また第2
合成樹脂フィルムが第1合成樹脂フィルムの拡張幅だけ
進んだときに上記の移送を停止し、第1合成樹脂フィル
ムから得られた多数本のスリットヤーンと、これと直交
する第2合成樹脂フィルムから得られた多数本のスリッ
トヤーンとを上下に重ねて熱接着し、第2合成樹脂フィ
ルムを第1合成樹脂フィルムの耳縁に沿って切断し、以
下、上記の第1合成樹脂フィルムおよび第2合成樹脂フ
ィルムの移送およびスリットと、停止中の熱接着および
第2合成樹脂フィルムの切断とを繰返す方法が知られて
いる。また、上記の方法において、第1、第2の合成樹
脂フィルムを直接スリットする代りにミシン目状の切り
込みを入れ、幅方向に延伸することによって分繊する方
法、および多数本のスリットヤーンをあらかじめ2本の
ビームに巻取り、得られた2個のパッケージからそれぞ
れ多数本のスリットヤーンを直交方向に間欠的に引出し
て熱接着する方法が知られている。
(発明が解決しようとする問題点) 従来の方法は、いずれも長さ方向に延伸された2枚の合
成樹脂フィルムを使用して互いに直交する方向に間欠的
に移送し、移送の停止中に熱接着するものであるから、
生産速度の上昇に限度があり、製膜工程との連続化が困
難であり、かつ製造装置の運動伝達機構に往復部分が多
くなって衝撃および摩耗が増大し、故障が多くなる等の
問題があった。
この発明は、長さ方向に延伸されたフィルムと幅方向に
延伸されたフィルムとを用い、これらを平行に移送する
ことにより、移送および熱接着を連続的に行なうことを
可能にし、加工速度の大幅な上昇を達成して製膜工程と
の連続化を容易にし、ひいては装置の運動伝達機構の摩
耗、故障が減少するようにしたものである。
(問題点を解決するための手段) 第1図に示すように、長さ方向に延伸された第1合成樹
脂フィルム1を長さ方向の細い多数本のリボン状に分繊
し、かつ幅方向に拡張してニップローラ3に導びき、他
方1幅方向に延伸された第2合成樹脂フィルム2の両耳
部を除く中央部を幅方向の細い多数本のリボン状に分繊
し、かつ長さ方向に延伸して上記のニップローラ3に導
びき、このニップローラ3において上記の分繊された第
1合成樹脂フィルム1および第2合成樹脂フィルム2を
重ね合わせ、しかるのち両者を熱接着する。
上記の合成樹脂フィルム1.2は、熱接着が可能なもの
であれば、任意のものを使用することができ、ポリプロ
ピレン、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル等が例示される
が、強度を分担する強度層およびこれよりも低融点の熱
接着層を含む多層構造のものが好ましい。
また、第1合成樹脂フィルム1を分繊する手段は、第1
合成樹脂フィルム1を幅方向に並ぶ多数個のカッタで細
幅に切断し、得られたリボン状のスリットヤーン1aの
隣接するもの相互の隙間をガイドで拡張しながら上記ス
リットヤーン1aをニップローラ3に移送するのが便利
である。一方、第2合成樹脂フィルム2を幅方向に分繊
するには。
ミシン目状の切り目2Cを幅方向に入れ、これを延伸域
4bで長さ方向に延伸することにより、上記の切り目2
Cに沿って第2合成樹脂フィルム2を分離するのが好ま
しい、なお、第1合成樹脂フィルム1にミシン目状の切
り目を入れて幅方向に拡張してもよく、反対に第2合成
樹脂フィルム2の中央部のみを幅方向にスリットして長
さ方向に延伸してもよい。
(作用) 長さ方向に延伸された第1合成樹脂フィルム1を分繊す
ることによって長さ方向のスリットヤーン1aが得られ
1幅方向に延伸された第2合成樹脂フィルム2を分繊す
ることによって幅方向のスリットヤーン2aが得られる
。このとき、幅方向のスリットヤーン2aは、両端(分
繊前の第2合成樹脂フィルム2の両耳縁に相当する)2
b、2bがつながった状態になっている。そして、長さ
方向のスリットヤーン1aおよび幅方向のスリットヤー
ン2aをニップローラ3で重ね、引続き加熱することに
より格子状に熱接着され、織布状積層フィルムFが得ら
れる。なお、第1合成樹脂フィルム1を分繊し1幅方向
拡張域4aで拡張された後の全幅を、幅方向に延伸され
た第2合成樹脂フィルム2の全幅に一致させることによ
り、合成樹脂フィルム1,2の過不足が解消する。
上記の合成樹脂フィルム1.2として、強度層と接着層
とからなる2層構造のものを用いた場合は、得られた織
布状積層フィルムFの強度が一層向上する。また、上記
の強度層と接着層との間に中間層を挟んで3層構造に形
成した場合は、表裏両面の溶融温度差を大きくすること
により高速接着や一層強い接着が可能になる。更に1強
度層の表裏両面に接着層を設けて3層構造に形成した場
合は、織布状積層フィルムFを製造した後に別のフィル
ムを容易に熱接着することができる。
なお、熱接着後に熱接着温度よりも2〜9℃低い温度、
好ましくは3〜8℃低い温度で熱固定することにより、
織布状積層フィルムFの歪が除かれ、平面性が改善され
、寸法安定性が向上する・。
(実施例) ポリプロピレンのホモポリマー(MI=8)およびコポ
リマー(エチレン含有率3%、MI=6)を用い、第2
図に示すようにTダイ方式の第1押出機11から2M押
出しを行ない、第1製膜機12によって厚み340μの
2層構造の第1合成樹脂フィルム1(幅100an)を
製造し、第1延伸機13により温度133℃で5.5倍
に延伸し、ガイドローラ14a、14b、14cを経て
第1分繊装置15へ送り、分繊して750本の長さ方向
のスリットヤーンlaを得、これを第1分繊ピッチガイ
ダ16に送って全体の幅が150anとなるように拡張
し、2組のニップローラからなる熱接着装置17に供給
した。なお、上記の第1分繊維装置15は、多数本のが
みそり刃を定間隔に並べて固定したものであるが、多数
枚の円板カッタを回転軸に定間隔に固定したものでもよ
い。また、第1分繊ピッチガイダ16は、フィン付き溝
ローラの複数本を並設してスリットヤーン1aを定間隔
に保つようにしたものであり、幅方向のロンド上に多数
本のピンを植設したものでもよい。
一方、上記と同じポリプロピレンのホモポリマーおよび
コポリマーを用い、同じくTダイ方式の第2押出機21
から2層押出しを行ない、第2製膜機22によって厚み
400μの第2合成樹脂フィルム2を得、これを第2延
伸装置23を用いて温度135℃で幅方向に6.5倍に
延伸した。この第2延伸装置23は、特公昭57−30
056号公報に記載されているように、左右1対の延伸
用■ベルト車23aを上から見て「ハ」の字形に設け、
その上方に左右1対の無端Vベルト23bを。
その一部がVベルト車23aの上半部のV溝と嵌合する
ように張設し、このVベルト車23aのV溝とVベルト
23bとの間に未延伸の第2合成樹脂フィルム2の両耳
部を挟持し、この第2合成樹脂フィルム2をVベルト車
23aの回転により搬送し、その間に上記フィルム2を
加熱しながら幅方向に延伸してVベルト車23aの半回
転後に次工程へ送り出すようにしたものであり、第2合
成樹脂フィルム2の搬送路を半円状に湾曲させているの
で、据付面積を狭くできる特長がある。そして、この幅
方向に延伸された第2合成樹脂フィルム2を、ガイドロ
ーラ24a、24b、24cを経て第2分繊装置25に
送り1幅方向のミシン目状の切り口2cを入れ、第2分
繊ピッチガイダ26で長さ方向に延伸して分繊し1幅方
向スリットヤーン2aを得、これを上記の熱接着装置1
7に供給した。なお、上記の第2分繊装置25は、ねじ
状の刃を有する長いローラ状カッタをフィルムの幅方向
に対し傾斜状に設けて刃をフィルムの幅方向を向け、フ
ィルムを走行させなからローラ状カッタを回転すること
によってフィルムに幅方向の切り目を入れるようにした
ものであり、ローラ状カッタはフィルムのほぼ全幅に対
して斜めにまたがる1本のものでもよく、また、2本の
短いローラ状カッタを交差状に並べてもよい。また。
第2分繊ピッチガイダ26は、幅方向に長いローラの両
端付近、上記幅方向の切り目の両端に当る位置にスプロ
ケット状の多数の歯形を有するものであり、この歯形が
幅方向のスリットの両端に入り、その歯厚に応じて延伸
し、スリットヤーン2aのピッチを保持する。
熱接着装置17に送られた第1合成樹脂フィルム1のス
リットヤーン1aおよび第2合成樹脂フィルム2のスリ
ットヤーン2aは、ポリプロピレンのコポリマーからな
る接着層が互いに接するように重ねられ、これを140
℃に加熱して熱接着を行ない、織布状積層フィルムFと
し、これを熱固定装置18へ送り、長さ方向および横方
向に緊張した状態で130℃に加熱して熱固定を行ない
しかるのち片側25mmずつトリミングを行なって14
00+nmの仕上り幅とし、40m/分の速度で外径9
0mmの紙管19上に巻取った。得られた織布状積層フ
ィルムFは、平面性が良好で、中心線上と両側耳縁部の
線長差は、0.2%以下であった。
また、上記織布状積層フィルムFの目付量は55g/、
?であり、スリットヤーン1a、2aの厚みは双方とも
62μ、その幅および間隔は、いずれも1ma+であっ
た。
(発明の効果) この発明は、長さ方向に延伸した第1合成樹脂フィルム
の分繊によって長さ方向のスリットヤーンを得、幅方向
に延伸した第2合成樹脂フィルムの分繊によって幅方向
のスリットヤーンを得、これらを重ねて熱接着するもの
であるから、第1合成樹脂フィルムおよび第2合成樹脂
フィルムを同方向に連続的に移送しながら重ね合わすこ
とができる。したがって、従来法のように間欠送りの必
要がなく、生産速度が大幅に向上し、製膜工程との連続
化が可能になる。そして、装置に往復運動の部分が無く
なるので、衝撃、摩耗および故障が減少する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の詳細な説明するための斜視図、第2
図は実施態様を例示する装置の全体側面図である。 1:長さ方向に延伸された第1合成樹脂フィルム、1a
:長さ方向のスリットヤーン、2:幅方向に延伸された
第2合成樹脂フィルム、2a:幅方向のスリットヤーン
、3.17:ニップローラ。 F:織布状積層フィルム。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)長さ方向に延伸された第1合成樹脂フィルムを長
    さ方向の細い多数本のリボン状に分繊し、かつ幅方向に
    拡張してニップローラに導びき、他方、幅方向に延伸さ
    れた第2合成樹脂フィルムの両耳部を除く中央部を幅方
    向の細い多数本のリボン状に分繊し、かつ長さ方向に延
    伸して上記のニップローラに導びき、このニップローラ
    において上記の分繊された第1合成樹脂フィルムおよび
    第2合成樹脂フィルムを重ね合わせ、しかるのち両者を
    熱接着することを特徴とする織布状積層フィルムの製造
    法。
  2. (2)第1合成樹脂フィルムおよび第2合成樹脂フィル
    ムが等しい幅に拡張されてニップローラに導びかれる特
    許請求の範囲第1項記載の織布状積層フィルムの製造法
  3. (3)第1合成樹脂フィルムおよび第2合成樹脂フィル
    ムが、それぞれ強度を負担する強度層およびこれよりも
    低融点の接着層の少なくとも2層を含む多層構造のもの
    である特許請求の範囲第1項または第2項記載の織布状
    積層フィルムの製造法。
JP25188687A 1987-10-06 1987-10-06 織布状積層フィルムの製造法 Pending JPH0197259A (ja)

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