JPH0196168A - インドール−3−カルボン酸の製造方法 - Google Patents

インドール−3−カルボン酸の製造方法

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JPH0196168A
JPH0196168A JP62254408A JP25440887A JPH0196168A JP H0196168 A JPH0196168 A JP H0196168A JP 62254408 A JP62254408 A JP 62254408A JP 25440887 A JP25440887 A JP 25440887A JP H0196168 A JPH0196168 A JP H0196168A
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JP
Japan
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indole
silver oxide
aldehyde
alkali
reaction
Prior art date
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Pending
Application number
JP62254408A
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English (en)
Inventor
Moriaki Nozue
野末 守章
Kazuhisa Ito
和久 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawaken Fine Chemicals Co Ltd
Original Assignee
Kawaken Fine Chemicals Co Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

Landscapes

  • Indole Compounds (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、インドール−3−カルボン酸の製造方法に関
するものである。インドール−3−カルボン酸は、医薬
、農薬の原料として、或は樹脂の改質剤として広く利用
されている。
[従来の技術] 従来、インドール−3−カルボン酸の製造方法としては
、3−シアノインドールの加水分解による方法、インド
ールのグリニヤール化物(例えばヨウ化インドリルマグ
ネシウム)に炭酸ガス或は蟻酸を反応させて製造する方
法、およびキノリン−3,4−キノン−3−ジアジドの
光線環による方法などが知られているが、いずれも原料
入手が難しかったり、収率が悪い等の欠点を有する。最
も工業的に有利な方法として、インドール−3−アルデ
ヒドの酸化によるインドール−3−カルボン酸の製造方
法が考えられる。これについては、パパーヤン等による
過マンガン酸カリを使用して酸化する方法が既に報告さ
れている。(Papayan。
G、L、、Arm、Khim、Zh、、29,1062
.(1976>)  Lがし、この方法では反応の制御
と過マンガン酸カリや二酸化マンガンの後処理がかなり
大変で、工業的に行うにはかなり問題があり、かつ収率
が65%前後と今だ充分な方法とは言えない。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明は、インドール−3−アルデヒドを酸化してイン
ドール−3−カルボン酸を製造するに際し、目的物の収
率および工業的な取り扱いに優れた新規な方法を提供す
る。
[問題点を解決するための手段] すなわち本発明は、インドール−3−アルデヒドを水溶
液中、酸化銀(I)とアルカリの存在下に酸化すること
を特徴とするインドール−3−力ルボン酸の製造方法で
ある。
本発明の原料となるインドール−3−アルデヒドは、既
知の方法によって容易に合成することが出来る。例えば
、インドールとジメチル蟻酸アミドを反応させて、高収
率で得ることが出来る。(Org、5ynth、 、3
9.30 )  酸化銀(I)は、硝酸銀の水溶液にア
ルカリを加えれば、沈殿として、はぼ定量的に得ること
が出来る。
本発明の方法において、酸化銀(1)は酸素のない状態
では酸化剤として働き、インドール−3−アルデヒドを
インドール−3−カルボン酸へ酸化すると同時に、自身
は金属銀に還元される。従って、この場合は酸化銀(I
)を等モル以上使用する必要がある。一方、酸素含有ガ
スを反応液に吹き込みながら酸化を行う方法では、酸化
銀(I)は、それほど使う必要はなく、インドール−3
−アルデヒドの】/4ないし1/2モル程度あれば、酸
化を完了することが出来る。この場合には酸化銀(T)
が触媒として作用しているのではないかと推定される2
反応終了後の銀化合物は、回収して硝酸に溶解し、次い
でアルカリを加えれば容易に酸化銀(I)に再生するこ
とが出来、何度でも繰り返し使用できる。
本発明の方法においては、アルカリの存在が必要不可欠
である。アルカリの種類としては、苛性ソーダ、苛性カ
リのようなアルカリ金属の水酸化物が特に好ましい。ア
ルカリの使用量としては、基質の2〜8倍モルが必要で
ある。
本発明を実施するには、反応温度を50〜90℃に保つ
ことが好ましい。低すぎる温度では、反応が遅くなり、
むやみに長い反応時間を要する。
一方、高すぎる温度では、分解による副反応が生起し、
収率が低下する。酸素含有ガスを使用する場合の反応圧
力については、常圧および加圧のいずれでも実施できる
。若干の加圧状態で行うのが反応時間および収率の点で
好適である0反応の形態は、バッチ式反応、連続流通式
反応のどちらでも採用できる。
本発明方法で得た反応液は、触媒濾過後、塩酸、a酸な
どの通常の無機酸で酸性にするだけで高純度のインドー
ル−3−カルボン酸が沈殿として得られるので、特に精
製の操作をする必要はない。
ただ、反応終了時に未反応のインドール−3−アルデヒ
ドが残存していないことを薄層クロマトグラフィーによ
って確認することが好ましい。
以下、実施例により本発明を更に詳しく説明する。
実施例 1 冷却管を備えた5001のフラスコに、インドール−3
−アルデヒド1.45 g (0,01モル)、水酸化
ナトリウム20g(0,05モル)、酸化銀2.32g
(0,01モル)、水2001を仕込んだ。
電磁スターラーで攪拌しながら80℃に昇温し、80℃
で7時間反応させた。沈殿生成した銀を濾別し、希塩酸
水溶液を滴下し、pHを5にした。
析出してきたインドール−3−カルボン酸を濾過し、水
洗した後乾燥して1.23 gを得た。IRで分析した
ところ標品と全く同一であった。(収率76.3%) 実施例 2 濃硝酸21を水41で希釈し、この中に実施例1で回収
した銀を投入し、溶解した。5%希水酸化ナトリウム水
溶液501を加え、60℃に1時間保った。デカンテー
ションで生成した酸化銀を洗浄した。
実施例1と同様にして、フラスコにインドール−3−ア
ルデヒド1.45g、水酸化ナトリウムZOg、水20
01と回収再生した酸化銀の全量を仕込み、電磁スター
ラーで攪拌しながら75℃で8時間反応させた。後の操
作は同様にして、インドール−3−カルボン酸1.37
 gを得た。(収゛率84.8%) 実施例 3 インドール−3−アルデヒド2.90g(0,02モル
)、水酸化ナトリウム4.0g(0,1モル)、酸化銀
232g(0,01モル)および水2001をガス吹き
込み管を装着したフラスコに仕込み、酸素ガスを常圧下
、250 ml/winの速度で供給した。80℃で7
時間反応させた0反応後の処理は実施例1と同様にして
、インドール−3−カルボン酸270gを得た。IR分
析で標品と全く同一であることを確認した。(収率83
.8%) 酸化銀は還元されずに回収された。
[発明の効果] 本発明により、高純度のインドール−3−カルボン酸が
容易に、かつ高収率で製造可能となった。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)インドール−3−アルデヒドを水溶液中、酸化銀
    ( I )とアルカリの存在下に酸化することを特徴とす
    るインドール−3−カルボン酸の製造方法。
  2. (2)酸素含有ガスを吹き込みながら行う特許請求の範
    囲第一項記載の方法。
JP62254408A 1987-10-08 1987-10-08 インドール−3−カルボン酸の製造方法 Pending JPH0196168A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002088063A (ja) * 2000-09-18 2002-03-27 Sumikin Chemical Co Ltd 複素環式芳香族カルボン酸類の製造方法
CN100387578C (zh) * 2006-01-24 2008-05-14 北京成宇化工有限公司 吲哚-3-甲酸的纯化工艺

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
ARM KHIM ZH *

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