JPH0194453A - トレース収集出力方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複数の計算機間またはプログラム間でやりと
りされるデータ情報や制御情報を収集して編集出力する
トレーサに関し、特に障害事象を自動的に検出して障害
時のトレース情′報を自動的に編集出力しながら同時に
トレ−ス情報を行うトレース収集出力方式に関する。

〔従来の技術〕

従来、この種のトレース収集出力方式では、第３図に示
すように、トレースの起動前に操作者が操作者入力装置
１０３から中央処理装置１０１のトレース停止条件設定
手段１１１にトレース停止条件の設定を依顛し、トレー
ス停止条件設定手段１１１によりトレース停止条件をト
レース停止条件テーブル１１２にあらかじめ設定してお
くようになっていた。

ソシて、トレースが起動されると、トレース要求手段１
１３からトレース情報の収集を要求されたトレース収集
手段１１４が主記憶装置１０２のトレースバッファ１２
１にトレース情報を順次記録して収集するとともに、ト
レース要求手段１１３から要求されたトレース情報がト
レース停止条件設定テーブル１１２にあらかしめ設定さ
れているトレース停止条件に合致しているか否かをトレ
ース停止条件監視手段１１５にチェックさせ、合致して
いたならばただちにトレース収集を停止するようになっ
ていた。

また、収集されたトレース情報を編集出力するときには
、操作者が操作者入力装置１０３からトレース編集出力
手段１１６を起動して、トレースバッファ１２１に収集
されたトレース情報を編集してトレース出力装置１０４
に出力させるようになっていた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上述した従来のトレース収集出力方式では、あらかじめ
設定されたトレース停止条件に合致したトレース情報を
検出したときにトレース収集が停止されてしまい、トレ
ース情報を編集出力するためには改めてトレース編集出
力を起動しなければならないので、トレース収集の停止
によって以後トレース収集を再起動するまでの間に発生
する障害などのトレース情報を必要とする事象のトレー
ス情報が収集できないという欠点がある。

また、トレース情報の編集出力を行うためにトレース収
集停止後に必ず操作者の介在が必要であるので、せっか
く検出した障害も操作者が不在がまたは気がつかなけれ
ばトレース情報を編集出力させることができないという
欠点がある。

本発明の目的は、上述の点に鑑み、あらかじめ設定され
た障害事象の発生を自動的に検出し、かつ障害時のトレ
ース情報を自動的に編集して出力することにより、早期
の障害解析を可能とするトレース収集出力方式を提供す
ることにある。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明のトレース収集出力方式は、操作者入力装置から
入力されたトレース出力起動条件をトレース出力起動条
件テーブルに設定するトレース出力起動条件設定手段と
、トレース情報の発生元であるトレース要求手段からの
要求によってトレース情報をトレースバッファに収集す
るトレース収集手段と、このトレース収集手段からの要
求によって収集されたトレース情報が前記トレース出力
起動条件テーブルに設定されたトレース出力起動条件に
合致しているか否かをチェックするトレース出力起動条
件監視手段と、このトレース出力起動条件監視手段によ
りトレース情報がトレース出力起動条件に合致している
と判断されたときに前記トレース収集手段からの要求に
よって前記トレースバッファに収集されたトレース情報
をトレースコピーバッファに転送するトレースバッファ
転送手段と１．このトレースバッファ転送手段により前
記トレースコピーバッファに転送されたトレース情報を
編集してトレース出力装置に出力するトレース編集出力
手段とを有する。

〔作用〕

本発明のトレース収集出力方式では、トレース出力起動
条件設定手段が操作者入力装置から入力されたトレース
出力起動条件をトレース出力起動条件テーブルに設定し
、トレース収集手段がトレース情報の発生元であるトレ
ース要求手段からの要求によってトレース情報をトレー
スバッファに収集し、トレース出力起動条件監視手段が
トレース収集手段からの要求によって収集されたトレー
ス情報がトレース出力起動条件テーブルに設定されたト
レース出力起動条件に合致しているか否かをチェックし
、トレースバッファ転送手段がトレース出力起動条件監
視手段によりトレース情報がトレース出力起動条件に合
致していると判断されたときにトレース収集手段からの
要求によってトレースバッファに収集されたトレース情
報をトレースコピーバッファに転送し、トレース編集出
力手段がトレースバッファ転送手段によりトレースコピ
ーバッファに転送されたトレース情報を編集してトレー
ス出力’ＩｔＷに出力する。

〔実施例〕

次に、本発明について図面を参照して詳細に説明する。

第１図は、本発明の一実施例のトレース収集出力方式が
適用された情報処理システムを示すブロック図である。

この情報処理システムは、中央処理装置１と、主記憶装
置２と、操作者入力装置３と、トレース出力装置４とか
ら、その主要部が構成されている。

中央処理装置１は、トレース出力起動条件設定手段１１
と、トレース出力起動条件テーブル１２と、トレース要
求手段１３と、トレース収集手段１４と、トレース出力
起動条件監視手段１５と、トレースバッファ転送手段１
６と、トレース編集出力手段１７とを含んで構成されて
いる。

主記憶装置２は、トレースバッファ２１と、トレースコ
ピーバッファ２２とを含んでいる。

第２図を参照すると、トレース出力起動条件チー゛プル
１２には、トレース収集開始前かトレース収集中にトレ
ース編集出力を起動するためのトレース出力起動条件、
主に障害事象が設定される。詳しくは、トレース出力起
動条件テーブル１２には、ｎ（正整数）件のトレース出
力起動条件（障害事象）が設定可能で、また１件のトレ
ース出力起動条件（障害事象）についてｍ（正整数）種
のチェック条件が設定可能となっている。

次に、このように構成された本実施例のトレース編集出
力方式の動作について説明する。

トレースの起動前または起動中に、操作者は操作者入力
装置３からトレース編集出力を自動的に起動するための
トレース出力起動条件を入力し、トレース出力起動条件
設定手段１１によってトレース出力起動条件をトレース
出力起動条件テーブル１２に設定させる。

トレースが起動されて、トレース要求手段１３において
トレース情報が発生すると、トレース要求手段１３はト
レース収集手段１４にトレース情報のトレース要求を行
う。

トレース収集手段１４は、トレース要求を受は付けると
、まずトレースバッファ２１にトレース情報を収集する
０次に、トレース収集手段１４は、要求されたトレース
情報がトレース出力起動条件に合致するか否かの調査を
トレース出力起動条件監視手段１５に依願する。

トレース出力起動条件監視手段１５は、トレース出力起
動条件テーブル１２を参照して要求されたトレース情報
とあらかじめ設定されたトレース出力起動条件とのチェ
ックを行い、合致するトレース出力起動条件が設定され
ていれば合致の結果を、合致するトレース出力起動条件
が設定されていなければ不合致の結果をトレース収集手
段１４に返却する。

トレース出力起動条件監視手段１５から返却される結果
が不合致である間は、トレース収集手段１４は、トレー
ス要求手段１３から要求されたトレース情報をトレース
バッファ２１に順次記録して収集していく。

トレース出力起動条件監視手段１５において要求された
トレース情報がトレース出力起動条件に合致したことが
確認されて合致の結果が返却されると、トレース収集手
段１４はトレースバッファ転送手段１６を起動する。な
お、トレース収集手段１４は、トレースバッファ転送手
段１６を起動した後も、トレースバッファ転送手段１６
およびトレース編集出力手段１７と並行して上述のトレ
ース収集を続行する。

起動されたトレースバッファ転送手段１６は、トレース
バッファ２１に収集された全てのトレース情報を転送す
るためにトレースコピーバッファ２２を用意して、トレ
ースバッファ２１のトレース情報のトレースコピーバッ
ファ２２への転送処理を行う。

そして、トレース情報の転送処理が完了すると、トレー
スバッファ転送手段１６はトレース編集出力手段１７を
起動する。

起動されたトレース編集出力手段１７は、トレースコピ
ーバッファ２２のトレース情報を出力形式に＆Ｉ集して
トレース出力装置４に出力する。

〔発明の効果〕

′以上説明したように本発明は、トレース出力起動条件
テーブルによってあらかじめ障害などのトレース情報の
出力が必要な事象のトレース出力起動条件を管理してお
き、障害事象発生を自動的に検出してその時点までに収
集されたトレース情報を即座に編集して出力することに
より、操作者の介在なしにトレース情報の編集出力がで
き、障害解析を速めて障害解析工数を削減するという効
果がある。

また、トレース情報の＆Ｇ’ＪＬ出力中も新たなトレー
ス情報の収集が並行して行われるようにしたことにより
、トレース情報の取逃しを防止することができるという
効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のトレース収集出力方式が適
用された情報処理システムを示すブロック図、 第２図は第１図中のトレース出力起動条件テーブルの内
容を示す図、 第３図は従来のトレース収集出力方式が適用された情報
処理システムを示すブロック図である。 図において、 １・・・中央処理装置、 ２・・・主記憶装置、 ３・・・操作者入力装置、 ４・・・トレース出力装置、 １１・・・トレース出力起動条件設定手段、１２・・・
トレース出力起動条件テーブル、１３・・・トレース要
求手段、 １４・・・トレース収集手段、 １５・・・トレース出力起動条件監視手段、１６・・・
トレースバッファ転送手段、１７・・・トレース編集出
力手段、 ２１・・・トレースバッファ、 ２２・・・トレースコピーバッファである。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 操作者入力装置から入力されたトレース出力起動条件を
   トレース出力起動条件テーブルに設定するトレース出力
   起動条件設定手段と、 トレース情報の発生元であるトレース要求手段からの要
   求によってトレース情報をトレースバッファに収集する
   トレース収集手段と、 このトレース収集手段からの要求によって収集されたト
   レース情報が前記トレース出力起動条件テーブルに設定
   されたトレース出力起動条件に合致しているか否かをチ
   ェックするトレース出力起動条件監視手段と、 このトレース出力起動条件監視手段によりトレース情報
   がトレース出力起動条件に合致していると判断されたと
   きに前記トレース収集手段からの要求によって前記トレ
   ースバッファに収集されたトレース情報をトレースコピ
   ーバッファに転送するトレースバッファ転送手段と、 このトレースバッファ転送手段により前記トレースコピ
   ーバッファに転送されたトレース情報を編集してトレー
   ス出力装置に出力するトレース編集出力手段と、 を有することを特徴とするトレース収集出力方式。