JPH0193935A - ケーブル心線切替方法 - Google Patents

ケーブル心線切替方法

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JPH0193935A
JPH0193935A JP62252006A JP25200687A JPH0193935A JP H0193935 A JPH0193935 A JP H0193935A JP 62252006 A JP62252006 A JP 62252006A JP 25200687 A JP25200687 A JP 25200687A JP H0193935 A JPH0193935 A JP H0193935A
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Toshiaki Arai
敏明 新井
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Fujikura Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、ケーブル心線の切替方法に係り、特に、離
れた2点に置かれた切替装置を同期させながら働かせて
、ケーブル心線の切替を行う技術に関する。
「従来の技術及びその問題点」 第2図は、CATS切替(Cable  T rans
f’erS plicing  S ystem ;無
瞬断切替)作業の概念図である。CATS切替とは、現
在使用されている回線(既設回線)を切断せずに、新し
い回線(新設回線)と置き換える作業である。
第2図において、lは局である。局lからは、既設回線
2が、端末3に向かって布設されている。
既設回線2に沿う遠隔の2点(切替点)PA、PBには
、切替装置Aと切替装置Bとが設けられている。切替装
置A、Bは、スイッチ5Aとスイッチ5Bを同時に切り
替えることにより、既設回線2を新設回線6と置き換え
るだめの装置である。
この場合、2つの装置A、Bは、データ回線7で接続さ
れていて、データ通信機能を持っており、互いに、ある
いは、さらに第3番目の装置との間で、データやコマン
ドのやり取りを行なうことができるようになっている。
また、切替装置A、Bは、時計を持っており、ある時点
からどれだけ時間が経過したかを把握することができる
切替点PAと切替点FBでの切替処理は、同時に行なう
必要がある。どちらか一方のみ早めに切り替えてしまっ
た場合、その間回線が切断されてしまうからである。そ
のために、切替点PAの装WIAと、切替点PBの装置
Bとは、同期して動く必要があるが、従来は、次のよう
な方法が講じられていた。
■従来技術1:コマンドで同期させる方法一方の装置(
装置A)が、「今から切替を開始せよ」という意味のコ
マンドを送り、それを受信して解釈した装置(装置B)
が、すかさず切替処理をスタートさせる方法である。
この時、装置Aはコマンドの伝送時間と装置Bでの処理
時間を見越しただけ遅れてから、切替処理をスタートさ
せる。これにより、装置Aと装置Bでは、同時に切替処
理をスタートさせることができる。
第3図は、この方法による切替のフローチャートを示す
ものである。
装置Aは、装置Bに、「切替を開始せよ」とのコマンド
を送出する(ステップ5AI)。装置Bは、このコマン
ドを受信し、解析する(ステップSBI、2)。解析結
果が切替コマンドの場合は、切替処理を行う(ステップ
5B3)。一方、装置Aは、コマンド送出後、装置Aか
らBまでのコマンド伝送時間と、装置Bのコマンド解析
時間とを加算した時間だけ待ち、切替処理を行う(ステ
ップSA2.3)。
こうして、装置A、Bで同時に切替が実行される。
■従来技術2:トリガ信号によるもの 例えば、データ回線7に直流成分を流すなどのハード的
な方法で、2つの装置A、Hに同時にトリガを掛けるよ
うな方法である。
この場合、それぞれの装置A、’Bは、直流検出用のハ
ードウェアを備えていることが必要−である。
(もちろん、直流だけでなくある特定の周波数をもつ交
流をトリガ信号にすることは可能である。)この場合、
あらかじめ2つの装置A、Bに「トリガ信号が来たら切
替を開始せよ」というコマンドを与えておき、その後ト
リガ信号を流す。これを検出した各装置A、Bが一斉に
切替処理を行なうというものである。
■従来技術3:精密な内部時計に頼る方法装置A、B内
に、精密な内部時計を持たせておき、あらかじめ装置A
と装置Bが同じ場所にある時に、先ずそれぞれの時計を
合わせてお(。−度合わせさえすれば、以降この時計は
正確な時を刻むものとする。
切替処理を始める時は、装置Aは装置Bに「何時何分何
秒になったら切替をスタートせよ」というコマンドを送
り、その時が来るのをしばら(待つ。これは伝送エラー
などで、コマンドの伝達に時間がかかってもよいように
取られた措置である。
それぞれの装置A、Bは、その時間と自分の時計と照ら
し合わせながらしばらく待ち、その時が来たらいっせい
に処理をスタートさせる。伝送エラーが頻発して、あら
かじめ設定した時間内にコマンドが伝送できなかった場
合には、互いにこのコマンドの処理を中断するので、誤
って切替をスタートさせることはない。
第4図は、この方法における切替処理のフローチャート
を示すものである。
装置Aは、[何時何分何秒に切替を開始せよ」とのコマ
ンドを装置Bの送出する(ステップSA!■)。装置B
は、こ−のコマンドを受信しくステップ5BII)、指
定された時間がくるまで待ち(ステップ5BI2)、時
間がきたら切替処理を開始する(ステップ5Bf3)。
同様に、装置Aも、上記時間になるまで待ち(ステップ
5A12)、時間がきたら切替処理を開始する(ステッ
プ5A13)。
こうして、装置A、Bの切替処理が同時に行われる。
「発明が解決−しようとする問題点」 ところで、上述した従来技術1〜3には、次のような問
題があった。
■従来技術1における問題点 データ通信では、必ず伝送エラーが発生すると考えて間
違いはない。どれだけ品質の良い回線を使っても、エラ
ーの発生する可能性は残されている。
実際のデータ通信では、それぞれプロトコルを持ってお
り、エラーが発生してもそれを検出して再送の手続きを
とる。それゆえデータを取りこぼしてしまうことは無い
(見かけ上はエラーが起きない)のだが、エラー検出、
再送要求、再送といった一連の手続きのために時間がか
かり、またそれが一定しない。
この方法でコマンドの伝送中に、伝送エラーが発生した
らどうなるであろうか。当然のことながら、装置Bが動
作しないまま、装置Aが切替を行なってしまい、既設回
線2を切断してしまうことになる。
これでは、とても2装置を同期させて動かすことはでき
ない。
■従来技術2における問題点 2つの装置A、Bは、離れた場所におかれるので、トリ
ガ信号にのってくるノイズの影響が無視できない。ノイ
ズを取り除くためには、積分回路などを入れなければな
らないが、この積分回路での時間遅れに、ばらつきが出
る可能性がある。
また、オーブンループの制御なので、トリガ信号を本当
に相手側が認識したかどうかを知るすべが無い。
■従来技術3における問題点 CATS切替では、2つの装置A、Bは、リミセコンド
(msec)オーダーで同期している必要がある。この
方法の場合、そこまでの精度を持たせることが極めて困
難である。また、作業に必要な装置のペアが、必ず限定
されてしまう(時計を合わせであるペアどうしでないと
作業できない)などと、現実的ではない。
この発明は、このような背景の下になされたもので、2
つ以上の切替装置間で、容易かつ確実に同期をとること
のできるケーブル心線切替方法を提供することを目的と
する。
「問題点を酵決するための手段」 上記問題点を解決するために、この発明は、離れた2点
に置かれた主装置と従装置との間で同期をとりながらケ
ーブル心線の切替を行うケーブル心線の切替方法におい
て、 前記主装置から従装置に同期信号を送る過程と、前記同
期信号に基づいて前記従装置の時計を前記主装置の時計
に合わせる過程と、 前記各時計が指定された時刻になったときにケーブル心
線の切替を行う過程と を有することを特徴とする。
「発明の作用」 この方法では、切替処理を行なうごとに2つの装置の内
部時計を合わせ込んでから、処理をスタートさせる方法
を取った。
すなわち、この方法は、上述した従来技術3の方法に加
え、それぞれの時計をデータ通信によって、その都度合
わせ込もうとするものである。ただし、この場合、普通
にデータ通信を行なっては、時計を合わせることはでき
ない。その理由は、上述した従来技術lの場合と同様で
ある。
そこで、先ずデータ伝送には使われないキャラクタを、
時計を合わせるための同期信号として割り当てる。
以下、この特別なキャラクタをrsyncJと表現する
。5ynCキヤラクタは割込レベルで処理され、データ
伝送には影響を与えない。
「実施例」 以下、第1図のフローチャートを参照して、この発明の
一実施例を説明する。なお、第1図の左右両側には、時
刻が記されている。また、以下の説明において、タイマ
リセットのためのシーケンスで、主導権を持つ側の装置
を「装置A」、もう一方の装置を「装置B」とする。
装置Aは、自分のタイマを時刻−Tdにプリセットし、
次いで5yncキヤラクタを送信する(ステップ5A2
1.22)。このデータ伝送は、シリアルで行なわれる
ので、5yncキヤラクタ(パラレル8ビツト)は、パ
ラレル−シリアル変換されて、データ回線7(第2図)
に送られる。
装置Bは、送られてきた5yncキヤラクタを受信して
、シリアル−パラレル変換した後、それと認識する(ス
テップ5B21)。この場合、データのピットレートに
よって決る伝送時間Tcと、装置Bが5yncキヤラク
タを受信してからタイマのリセットを終えるまでの遅れ
時間Trがかかる。装置A側のタイマのプリセット値T
dは、この伝送遅れ時間Tcと、遅れ時間Trとを合計
したしのである。
5ynCキヤラクタを受は取った装置Bは、自分のタイ
マを0にリセットする(ステップ5B22)。
また、5yncキヤラクタを受は取ったことを装置Aに
伝えるために、5yncキヤラクタを送り返す(ステッ
プ5B23)。
この時、装置Aから装置Bへのデータ伝送エラーがなけ
れば、装置Bがタイマをリセットした時点で、装置Aの
タイマも0になっているはずである。なぜなら、装置A
側では、トータルの遅れ時間分の値Td (=Tc+T
r)を、あらかじめマイナスの値としてプリセットして
おいたからである。
さらに、装置Aでは、時間Tcが経過した時点で装置B
が返した5yncキヤラクタを受信することになる(ス
テップ5A23)。5yncキヤラクタを受信した場合
には、確実に同期が取られていることになる〇 もし、この一連のシーケンスの途中で、伝送エラーが発
生した場合、装置Aは、この時点でS)’nCキャラク
タを受は取れない。
規定時間待っても、S)’ncキャラクタが返ってこな
かった場合は、伝送エラーのために、タイマのリセット
が行なわれなかったと装置Aが判断し、今までのシーケ
ンスを再び繰り返すことになる(ステップ5A24→ス
テツプ5A21)。
以上の処理によって、装置Aと装置Bのタイマは同じ時
を刻むようになった。
次いで、装置Aが、[タイマの値がXXになった時点で
切替を開始せよ]というコマンドを送り、装置Bがこれ
を受信する(ステップ5A25.ステップ5B24)。
その後、二つの装置A、Bは、その時を待って(ステッ
プ5A26.ステップ5B25)、−斉に切替処理を行
なう(ステップ5A27.ステップ5B26)。
こうして、装置A、Bで、同時に心線の切替が実行され
る。
「発明の効果」 以上のような方法を用いて、遠隔地におかれた2装置間
で同期を取った場合、次のような利点が得られる。
■それほど精度の高くない水晶を用いても、作業ごとに
同期を堰り直すことによって、2装置間テの同期のずれ
を最小に抑えることができる。
■たとえデータ回線にノイズがあっても、正しく同期が
取れる。
■相手側が同期したかどうかを確実に把握できるので、
その後の処理を確実に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の流れを示すフローチャー
ト、第2図はCATS切替の概念を示すブロック図、第
3図は従来技術lの切替方法の流れを示すフローチャー
ト、第4図は従来技術3の切替方法の流れを示すフロー
チャートである。 !・・・・・・局、2・・・・・・既設回線、3・・・
・・・端末、5A。 5B・・・・・・スイッチ、6・・・・・・新設回線、
7・・・・・・データ回線。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 離れた2点に置かれた主装置と従装置との間で同期をと
    りながらケーブル心線の切替を行うケーブル心線の切替
    方法において、 前記主装置から従装置に同期信号を送る過程と、前記同
    期信号に基づいて前記従装置の時計を前記主装置の時計
    に合わせる過程と、 前記各時計が指定された時刻になったときにケーブル心
    線の切替を行う過程と を有することを特徴とするケーブル心線切替方法。
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