JPH0193191A - 半導体レーザの製造方法 - Google Patents

半導体レーザの製造方法

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JPH0193191A
JPH0193191A JP25043387A JP25043387A JPH0193191A JP H0193191 A JPH0193191 A JP H0193191A JP 25043387 A JP25043387 A JP 25043387A JP 25043387 A JP25043387 A JP 25043387A JP H0193191 A JPH0193191 A JP H0193191A
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JP
Japan
Prior art keywords
layer
etching
semiconductor laser
ion
depth
Prior art date
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Pending
Application number
JP25043387A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsumi Yagi
克己 八木
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Optoelectronics Technology Research Laboratory
Original Assignee
Optoelectronics Technology Research Laboratory
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Filing date
Publication date
Application filed by Optoelectronics Technology Research Laboratory filed Critical Optoelectronics Technology Research Laboratory
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Publication of JPH0193191A publication Critical patent/JPH0193191A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 皮果よ立肌里立丘 光通信や光情報処理に用いる半導体レーザ、殊にリッジ
構造をもった半導体レーザの製造方法に関する。
征沸M拵 半導体レーザにおける光の横方向への閉じ込め構造の一
つとして、リッジ構造がある。その作製方法として、従
来通常のレーザのストライプ中3〜5μmをレジストで
マスクした後、イオンビームでエツチングする方法が知
られている(参考文献  Japanese  Jou
nal  八pρl1ed  Physics  vo
l  2 5 。
隘9.P1443 1986)。
ところで、リッジ構造の半導体レーザにおいて、横方向
に屈折率差を付けて光の閉じ込めを行うためには、活性
層上0.1〜0.3μmの所まで成長層表面(キャップ
層)からエツチング除去することが必要である。このこ
とは第5図のモデルにおいて、活性層上エツチング除去
されないで残ったクラッド層の厚みtを種々変化した場
合の横方向屈折率差の解析結果(第6図)からも明らか
である。即ち、図によれば、屈折率差は実線aで示すよ
うに変化するが、駆動電流が流れるとその電流の大きさ
によっては図に破線で示すところまで屈折率差が負に転
じるので、t≦0.3μmのところまでエツチング除去
しないと、横方向への光の閉じ込め効果がなくなる。
そこで、従来はイオンビームを一定時間照射して目的の
深さまでエツチングするのであるが、その場合、イオン
ビームの安定度、エツチング装置内の残留水分等によっ
てエツチング速度が異なるため、常にt≦0.3μmの
ところまでエツチング除去できるとは限らないものであ
る。例えば、イオンビームに5%の変動があれば、0.
1μmの深さが異なるので、t=0.3μmを目標値に
°していても実際にはt=0.4μmの場合が起こり得
、その結果目的とする横方向への光の閉じ込め効果が得
られないものである。
本発明はこのような問題点に鑑み、容易に目的とする深
さまでエツチング除去できて、横方向への光閉じ込め効
果の優れたりフジ構造の半導体レーザの製造方法を提供
することを目的とする。
p 占 ”′ るための 上記目的を達成するため本発明は、リッジ構造をもつ半
導体レーザの作製において、クラッド層とキャップ層の
間に組成がクラッド層の組成からキャップ層の組成に漸
時変化する組成変化層を形成すると共に、キャップ層形
成後所定範囲に前記クラッド層に達する深さまでイオン
注入を行い、しかる後イオン注入部のみエツチングによ
って選択的に除去することを特徴としている。
作−U キャップ層、クラッド膚といった結晶成長層にイオン注
入を行うと、注入領域の結晶性が悪くなるので、エツチ
ング速度が非注入領域に比べて非常に大きくなる。従っ
て、ウェットエツチングといった方法によって、イオン
注入領域のみエツチング除去することができる。尚、イ
オンの注入深さはイオンの加速電圧のみで決定されるの
で、加速電圧を適当に設定することによりエツチング深
さを正確に目的とする深さまでコントロールできる。
但し、通常の半導体レーザに対してイオン注入を行うと
、第7図(イ)に示すようにキャップ層とその下にある
クラッド層との界面において注入イオンが界面に沿って
拡がる現像を生じる。この原因は前記界面の応力による
ものと考えられるが、この界面でのイオンの拡がりのた
めに、通常の半導体レーザをイオン注入後エツチング処
理すれば、第7図(ロ)に示すようなサイドエツチング
が生じ、後の電極付工程において絶縁膜の形成不良や電
極配線の不良(脱線)を生じる。
そこで、本発明では、クラッド層とキャップ層との間に
、組成がクラッドN組成からキャップ層組成に漸時変化
する層を形成し、通常の半導体レーザにおいて存在する
クラッド層とキャップ層の界面そのものをなくし、イオ
ン注入の際イオンの界面に沿う拡がりを防止した。従っ
て、本発明によれば、サイドエツチングを生じることな
く目的とする深さまでキャップ層、組成変化層、クラッ
ド層をエツチング除去でき、それ故特性の良好な半導体
レーザを製造できる。
実−隻一斑 以下、本発明の実施例を述べる。
先ず、n型GaAs基板を用い、その(100)方位の
面に分子線エピタキシャル(MBE)法を用いて下表に
示す各層をその順番に連続して結晶成長させた。但し、
基板温度は680℃とした。
〔以下、余白〕
+I    elJ    曽    寸    −の
上表中(5)の組成変化層は、AIとGaのモル比χを
最初はクラフト層のそれと同じ(χ=0.3)にし、徐
々に減少して最終的に零、つまり次に成長させるキャッ
プ層のそれと同一にした。MBE法においてこのような
モル比χの変化は、GaとAIの蒸発量の比を制御する
ことにより可能である。
上表の全ての層を形成した後、CVD法によってSin
、を5000人の厚みに形成し、更にその上にAuを5
000人の厚みに形成する。そして、このSiO□とA
uの膜をホトエツチングにより中央部分4μmの幅だけ
残して除去する。第1図はこの段階での半導体レーザ(
半完成品)の構成を示している。7は前記ホトエツチン
グにより除去されないで残ったSingとAuの膜で、
次のイオン注入時におけるマスクとして機能する。
続いて、この半導体レーザに上方から加速電圧140K
V、 ドープ1110IScI11−2の条件でイオン
注入を行う。第1図中の破線で囲んだ領域8はイオンが
注入された領域を示している。上記イオン注入後、半導
体レーザをフッ酸エツチング液(HF+10H20)を
用いて室温で20秒間エツチングした。このエツチング
処理によりイオン注入領域のみが選択的に除去され、非
注入領域は全く除去されないので、所望のりフジ形状を
得ることができる。第2図にこのときの半導体のレーザ
の構成を示す。エツチング処理後、イオン注入マスク7
を除去して後、Sin、から成る絶縁膜を成長層表面全
面に形成する。そして、リッジ上部のみ3μm幅のスト
ライプ状に窓あけして、Au/Z n / A uの順
に電極付けを行った。又、GaAS基板側を100μm
厚まで研磨し、N i / Q 6/ A uの順に電
極付けを行った。
第3図、第4図に上記の如くして作製した半導体レーザ
(共振器長400μm)の遠視野像(横方向)と、光出
力対電流特性を示す。第3図から、レーザ光が横方向に
単峰なピークをもって閉じ込められていることがわかる
。このことから、上記実施例の製法によって活性層上0
.3μm以内のところまで正確にエツチング除去された
半導体し一ザが得られたことが理解される。また、第4
図の電流対光出力特性において、外部微分量子効率35
%(片面)を得た。これは、共振器長400μmの素子
としては、理論値に極めて近い値であり、良好に素子加
工ができていると判断できる。
尚、上記実施例では、MBE法で結晶成長を行っている
が、他に公知の方法にて結晶成長を行ってもよいことは
勿論である。
全■東着来 以上説明したように本発明によれば、クラッド層とキャ
ップ層の間に組成変化層を介在してので、従来の半導体
レーザにおけるようなりラッド層とキャップ層の間の界
面が存在しなくなり、従ってイオン注入時にイオンが横
方向に拡がったすせず、イオン加速電圧によって決まる
負荷さて正確にイオンの注入を行うことができる。
そして、イオン注入によって結晶性を悪くした状態でエ
ツチングするので、イオン注入領域のみエツチング除去
することができ、エツチング深さのバラツキが少なくな
り、横方向への光の閉じ込め効果の優れたりフジ構造の
半導体レーザを安定して製作できるという効果がある。
加えて、エツチング深さは、イオン注入時の加速電圧に
よってコントロールできるので、従来のようにイオンビ
ームの安定度、残留ガスの影響がなくなり、従って、エ
ツチング装置の厳密な管理が不要となり、半導体レーザ
の製作の容易化及びコストダウンが可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1回、第2図は本発明方法によって半導体レーザを製
作する手順を説明する図、第3図、第4図は本発明方法
によって製作された半導体レーザの遠視野層(横方向)
、及び光出力対電流特性を示す図、第5図及び第6図は
エツチング深さが変化した場合における屈折率差の変化
を説明するための図、第7図は組成変化層を形成しない
で°イオン注入した場合の問題点を指摘する図である。 4・・・クラッド層、5・・・組成傾斜層、6・・・キ
ャップ層、8・・・イオン注入領域。 第1図 第2図 第3図 角A幡) 第4図 ’0  20  40   !0 80電九(mA) 第5図 第6図 3みt (1,+m)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)リッジ構造をもつ半導体レーザの作製において、
    クラッド層とキャップ層の間に組成がクラッド層の組成
    からキャップ層の組成に漸時変化する組成変化層を形成
    すると共に、キャップ層形成後所定範囲に前記クラッド
    層に達する深さまでイオン注入を行い、しかる後イオン
    注入部のみエッチングによって選択的に除去することを
    特徴とする半導体レーザの製造方法。
  2. (2)前記エッチングがウェットエッチングであること
    を特徴とする特許請求の範囲第(1)項に記載の半導体
    レーザの製造方法。
JP25043387A 1987-10-02 1987-10-02 半導体レーザの製造方法 Pending JPH0193191A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20040021863A (ko) * 2002-09-05 2004-03-11 삼성전기주식회사 반도체 레이저 다이오드의 제조방법
JP2007088132A (ja) * 2005-09-21 2007-04-05 Sharp Corp 半導体レーザ
WO2013013754A1 (en) 2011-07-25 2013-01-31 Merck Patent Gmbh Copolymers with functionalized side chains
WO2023237458A1 (en) 2022-06-07 2023-12-14 Merck Patent Gmbh Method of printing a functional layer of an electronic device by combining inks

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WO2013013754A1 (en) 2011-07-25 2013-01-31 Merck Patent Gmbh Copolymers with functionalized side chains
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