JPH0192800A - 自動装置 - Google Patents

自動装置

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JPH0192800A
JPH0192800A JP62168027A JP16802787A JPH0192800A JP H0192800 A JPH0192800 A JP H0192800A JP 62168027 A JP62168027 A JP 62168027A JP 16802787 A JP16802787 A JP 16802787A JP H0192800 A JPH0192800 A JP H0192800A
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JP
Japan
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recognition
voice
candidates
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name
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JP62168027A
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English (en)
Inventor
Kensuke Uehara
上原 堅助
Hiroshi Matsuura
博 松浦
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、マン・マシーン・インターフェースを重視し
た自動装置に関する。
(従来の技術) 近年、我々の身の回りには、多くの電子機器が氾濫して
いる。そしてそれらの機器の中には複数の機能または動
作を採り得るものが多い。これは非常に便利である反面
、操作上不便なことも多い。このような観点から種々の
電子機器とこれを利用する人間との関係を考慮すること
が非常に重要となってきおり、マン・マシン・インター
フェースの問題として扱われている。
これを具体的゛に説明すると、例えば電話機の場合、自
動電子交換機の登場によりわざわざ交換手による取次ぎ
操作を行なうことなく、相手先の電話番号さえダイヤル
すれば相手先と通話することが可能となってきた。この
ような自動機能は非常に便利である。しかし、このよう
な自動機能を利用し得るのは相手先の電話番号が分って
いる時だけであって、相手先の電話番号が分らない時に
はこの自動機能を利用することが出来ない。勿論、この
ような場合の為に電話帳等が準備されているのであるが
、電話帳には利用者にとって不必要な情報も多く掲載さ
れており、一般的には使い難い。
一方、やはり身近な自動装置として、駅等に設置された
自動券売機がある。この券売機もわざわざ駅員を呼出さ
なくとも、行先駅までの運賃さえ分かれば簡単に乗車券
を購入することが出来る。
しかし行先駅までの運賃が分からないと乗車券を購入す
ることは出来ない。この時には、例えば路線図や運賃表
を見て目的駅までの運賃を調べることになるが、上記路
線図は複雑なことが多い。しかも、最近の交通網の発達
からして上記路線図が益々複雑化しつつあり、路線図に
よる行先駅までの運賃の検索が困難化している。
以上の二つは自動装置の代表例であるが、他の機器、即
ち、単一の構成ながら複数の機能・動作が実現出来る機
器にあっては、利用者が特定の機能等を利用する際に使
い勝手が非常に悪かった。
(発明が解決しようとする問題点) このように従来の自動装置にあっては、複数の機能等が
あるが故に利用者にとって使い難いものとなっていた。
本発明はこのような従来の問題点を考慮してなされたも
ので、その目的とするところは、マン・マシン・インタ
ーフェース性に優れ、使用性・操作性の向上を図ること
のできる自動装置を提供することにある。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 本発明は複数の入力情報により特定された情報に従って
所定の動作を行う自動装置において、前記入力情報を音
声情報として入力し、音声認識部にてこの入力された音
声を認識して複数の認識候補を求め、この認識部により
求められた複数の認識候補のうちの少なくとも2個以上
の認識候補を表示して利用者による選択に供し、選択手
段を解して選択された認識候補を前記特定された情報と
して扱い、この情報に従って前述した所定の動作を行う
ようにしたことを特徴とするものである。
即ち、入力音声を認識処理して求められる複数の認識候
補の中から、その候補順位の高いものから順に所定個数
求め、選択された認識候補とその認識候補に附随する情
報を相互に対応付けて表示して利用者による選択指示に
供し、指示された情報に従って所定の動作を実行させる
ようにしたものである。
具体的には、電話機の場合には、相手先を示す入力音声
を認識して相手先名とその相手先の電話番号を求めて表
示し、選択指示された相手先に対して上記電話番号を自
動発信するようにしたものである。また券売機の場合に
は、行先駅名を音声入力し、その認識結果に従って駅名
候補とその運賃等を表示し、例えば選択指示された駅ま
での運賃相当額の入金を待ってその行先駅までの乗車券
等を発行するようにしたものである。
(作用) 本発明に係る自動装置によれば音声認識によって求めら
れた相手先名候補や行先駅名候補に従って相手先の電話
番号やその駅までの運賃等の情報が求められ、上記認識
候補に対応付けて表示しされて利用者による選択に供せ
られる。そしてその表示情報に対する利用者からの選択
情報に従って入力情報を特定し、例えば電話機の場合に
はその特定された相手先に自動ダイヤルする。また自動
券売機の場合には、入力金銭に対する入金処理を行い、
入金が確認された時点で上記選択指示された行先駅まで
の乗車券等を発行する。
従って利用者としては目的とする相手先名や行先駅名を
音声として発話人力するだけでその相手先名とその電話
番号、または行先駅名とその駅までの運賃等の情報の表
示による提供を受け、その表示された情報を選択指示す
ることによって自動ダイヤルや乗車券等の発行等の所定
の機能を作用させることが可能となる。従って音声と云
う媒体を有効に利用して自動動作を非常に簡単に機能さ
せることが可能となる。
(実施例) 以下、図面を参照して本発明の実施例につき説明する。
第1図は本発明の一実施例に係る電話機の概略的な機能
ブロック構成を示す図である。この電話機はCPUから
なる制御装置lを主体とし、後述する各部を備えて構成
される。即ち、この電話機は回線インターフェース8を
介して電話回線に接続されるもので、送受話器2.ダイ
ヤルパッドを含むボタン入力部5.相手先名を見出しと
してその電話番号等を格納した情報記憶部6.液晶デイ
スプレィ等からなる表示部7.および音声認識部3と認
識辞書4とからなる音声認識装置lOを備えて構成され
る。第2図はこのような機能を備えて構成される電話機
の外観構成を示すものである。
さて音声認識装置lOは前記送受話器2を介して音声入
力された相手先名を示す単語音声の特徴を音声認識部8
にて分析抽出し、認識辞書4に予め登録されている複数
の相手先名の各音声的特徴(標準パターン)とそれぞれ
照合して、その入力音声単語(相手名)を認識するもの
である。
制御装置lはこの音声認識装置10にて認識された入力
音声、即ち相手先名に対する複数の認識候補(相手先名
候補)のうち、例えば候補順位の高いものから順に所定
個数求めて、後述する選択処理に供している。
一方、情報記憶部Bには前述した認識対象とする相手先
名に対応して、その相手先の電話番号が予め登録されて
いる。尤もこの情報記憶部8には、必要に応じて相手先
に関する付属情報、例えば所属会社名、役職、住所1氏
名、職業等を記憶しておいてもよい。
ボタン入力部5はダイヤルパッドを構成するrl、2.
〜9.O,*、#J等のボタンや機能選択ボタン等から
成る。これらの各ボタンは、押下°されることによりそ
のボタンに対応した信号を制御装置llに送っている。
このボタン入力部5は、通常の電話操作(ダイヤル操作
;発信)にも用いられるが、この実施例では更に前記情
報記憶部6への情報入力にも利用されるようになってい
る。
即ち、単数又は複数のボタンの組合わせに対して、例え
ば第3図に示すように日゛本語のカナ101個を割当て
ておき、これらボタンの操作により情報入力を行い得る
ものとなっている。尚、音声認識装置lOに単音節を認
識する機能を持たせ、音声によりカナ単位に情報入力さ
せるようにしても良い。
情報記憶部Bへの入力に際し、数字情報についても前記
ボタン入力部5または音声認識装置lOを用いても良い
ことは勿論のことである。
一方、前記表示部7は液晶デイスプレィ等からなり、制
御装置lからの指示に従って種々の表示情報を可視化し
て利用者に呈示するものである。
この表示部7にて前記音声認識装置lOにて認識された
認識候補のうち、所定数の相手先名候補とその相手先に
対応する電話番号等の情報が項目別に分類されて表示さ
れる。また後述するように、この表示部7にて各種メツ
セージも表示される。更には、後述するようにこの表示
部7の左端には複数の相手先名候補から特定のもの項目
別に選択する為の選択ボタンが設けられている。
また回線インターフェイス8は制御袋g11の制御の下
で該電話機と回線との信号のやりとりを行い、該回線を
介して相手先の電話機との間の通話路を形成するもので
ある。尚、図中9は、騒音環境下での相手先名の音声入
力時に使用されるスイッチである。
次に上記構成の電話機の動作について説明する。
通話を行おうとする場合、先ず通常通り送受話器2を取
上げる。すると表示部7には、例えば「相手先名を発声
して下さい。」 等のメツセージが表示される。操作者はこれに従い相手
先名を音声人力する。このようにして発声入力された音
声が送受話器2を介して音声認識装置10に与えられ、
所定個数(例えば上位3個)の認識候補(相手先名候補
)が求められる。制御装置lはこれらの各相手先名候補
について前記情報記憶部Bを検索し、対応する各相手先
の電話番号および付属情報を読出して表示部7による表
示に供する。
操作者は表示部7に表示された認識候補(相手先名)ま
たは付属情報のうち、特定のものを選択ボタンを用いて
選択する。この選択に対して制御袋ff1lは、特定さ
れた電話番号に対応した信号を前記回線インターフェー
ス8を介して回線に送出する。以下は通常の電話機の操
作と同様にして回線接続がなされ、操作者は希望相手先
と通話可能となる。即ち、音声による自動発信が達成さ
れる。
第4図は以上の動作処理手続きの概要を示す図である。
この処理手続きは前述の送受話器2から、通話相手先名
(発信先の相手名)を示す音声を入力することから始め
られる(ステップa)。送受話器2から入力された音声
信号は、例えば図示しないA/D変換器によりディジタ
ル化された後、音声認識部lOに供給される。音声認識
部lOは音声信号の入力レベルを常時監視しており、音
声信号の入力レベルが所定値を越えた時、これを音声信
号の入力として検出している。
尚、騒音環境下で音声を入力する場合には第2図に示す
スイッチ9を併用し、このスイッチ9が投入された後の
所定期間(*述する様に相手先が選択されるまでの期間
)に亙って入力される信号を入力音声として抽出するよ
うにすれば良い。
このようにして送受話器2から音声が入力されると前記
音声認識部lOによる音声認識処理が開始される(ステ
ップb)。この音声認識処理は、先ず入力信号から音声
区間の切出しを行い、その音声区間の入力信号の音声パ
ワー変化や周波数分析結果の変化を求める等して、その
音響的特徴を入力音声パターンとして抽出することから
行われる。
そしてこの音響分析により抽出した入力音声パターンと
、前記認識辞書4に予め登録されている相手先名の標準
パターンとの間マツチング度を求める等してそれぞれ照
合し、入力音声に対する認識候補を求める。この入力音
声の認識処理に供される認識辞書4は、例えば多数の複
数の不特定話者から収集された音声データを統計処理し
、認識対象とする複数の相手先名についてそれぞれ求め
られている標準パターンを登録したものである。しかし
利用者が限定されている電話機の場合には、該電話機を
使用する特定の話者(単数又は複数)から音声データを
収集し、この収集データから作成された標準パターンを
認識辞書4に登録しておくようにしても良い。
しかして上記照合処理は上記入力音声パターンと標準パ
ターンとの間の類似度や距離値を計算する等して行われ
る。そしてその照合結果から認識候補順位の高いものを
、例えば第1位から第3位までを前述の入力音声に対す
る認識候補(相手先名候補)として抽出する(ステップ
C)。この複数個の相手先名候補の抽出は、単語音声の
認識精度の点から、通常の入力音声に対してはその単語
を全て正確に認識することは困難であが、認識候補の上
位3位までに着目すればその中に正しい認識結果が含ま
れる確率が高いことに立脚している。
このようにして人力音声(相手先名を示す単語音声)に
対する認識処理を行った後、前述した制御装置lにて認
識結果が抽出されたか否かを判定する(ステップd)。
この判定処理にて入力音声に対するリジェクトが生じた
ことが確認された場合、つまり認識候補の抽出が出来な
かった場合には、制御装置lの制御の下で前記表示部7
を用いて音声認識が不首尾に終わったことを示すメツセ
ージ、例えば 「もう−度発声して下さい。」 というメツセージを表示して利用者に相手先名の再人力
を促す(ステップe)。このメツセージにより再入力さ
れた音声信号に対して同様にして音声認識処理を施す。
尚、繰返し入力された音声に対してその認識処理が全て
不首尾に終わる様な場合には、例えば所定回数の繰返し
時点において、自動ダイヤルが出来ないこと、そして電
話番号簿を調べてボタン入力部5を操作してダイヤルす
ることを促す旨のメツセージを出力したり、発話者を他
の人に代わって貰う旨のメツセージを表示するようにす
ればよい。
尚、ここでのメツセージ出力を表示部7による表示出力
だけでなく音声で出力してもよいし、またメツセージの
表示出力と音声出力とを併用してもよい。この音声出力
に関しては、例えば文字コード列で示される所定のメツ
セージ・データを音声規則合成を用いる等して音声合成
して出力するようにすれば良い。
さて、入力音声に対する複数の認識候補として相手先名
候補が求められると、制御装置lはこれらの相手先名に
ついて前記情報記憶部Bを検索する(ステップf)。こ
の情報記憶部6には相手先名を見出しとして電話番号と
所属会社名等の付属情報が蓄積されている。制御装置l
はこのような情報記憶部6から電話番号、付属情報を前
述した相手先名候補に従ってそれぞれ検索抽出する。そ
して検索抽出された相手先名と電話番号を、また必要に
応じてこれに付属する情報を前記表示部7に表示してい
る(ステップg)。
具体的には、例えば「カトウ」と利用者が発声した入力
音声に対して「カトウ」 「サトウ」 「サイトウ」な
る第3位までの認識候補(相手先名候補)が音声認識に
よって求められた場合、上記各相手先名の番号を r365−5049J r044−655−3021J r045−321−6025J として前記情報記憶部6から求め、第5図のように表示
する。
この際、制御装置1は表示した相手先名の認識候補と電
話番号に対して、利用者にその選択操作を指示するべく
表示部7を介して、例えばr希望するボタンを押して下
さい。
希望する相手先がなかったら もう一度発声して下さい。 」 等のメツセージを出力する。
しかして表示された相手先名候補のなかに希望する相手
先名がある場合、操作者はその表示項目に対応して設け
られている選択ボタンの押下を行う。選択ボタンの押下
が行われると、そのボタンに応じて選択指示情報の入力
処理が行われる(ステップh)。この選択指示情報の入
力により、相手先の電話番号が情報記憶部Bから読み出
され、続いて前記回線インターフェース8を介して上記
電話番号が送信されて自動ダイヤルされる(ステップi
)。
これにより本電話機と相手先の電話機が交換機(図示せ
ず)を介して接続され(ステップj)、送受話器2の入
出力音声は回線インターフェース8から交換機を介して
相手先の電話機とやりとりされることにより通話可能と
なる。
かくして本実施例に係る電話機によれば、相手先名を音
声入力するだけでその相手先名の候補とその電話番号が
表示されるので、従来のように電話番号簿等から相手先
名を探し出し、そこに記載されている相手先の番号を確
認するという煩わしさが無い。そして相手先名候補とし
て表示された相手先名と電話番号を確認し、希望する相
手先名や電話番号を選択指示して自動的にダイヤルする
ことができる。
従って音声というマン・マシンΦインターフェースに優
れた媒体を利用して非常に簡易に所望する相手先に自動
ダイヤルすることが可能となり、その操作性の大幅な向
上を図ると共に、利用者に対するサービス性の向上を図
ることが可能となる。
尤も、自動ダイヤルという観点からすると表示部7で表
示するものは相手先名だけでよく、必ずしも電話番号等
までを表示する必要はないが、付属情報等の表示は誤発
信防止という観点からは意味がある。
このように本発明は上述した実施例に限定されるもので
はない。例えば表示された認識候補の中に希望する相手
先名がない場合、上述の実施例では再度発声を行ったが
、これに限られない。例えば第3位までの認識候補とし
て第4図に示す結果が得られたとする。しかしこの中に
は正しい相手先名が無い場合、例えばrツギJなる次候
補の表示指示により、或いは#キーの押下を次候補の表
示要求と解釈して、例えば第6図に示すように第4位か
ら第6位までの認識候補を表示するようにし、でも良い
尚、相手先名候補の選択については上述した選択ボタン
の利用には限定されない。例えば選択ボタンに代わり各
表示項目に■、■、■の識別表示を行い、前記ボタン入
力部5のキーバッドによる該当キーの押下指示によって
その選択を行なうようにしても良い。また「イチ〕「二
」 rサンJ等の入力音声を認識してその選択情報の入
力を行なうようにしても良い。
また前述のように情報記憶部Bは相手先名に対して電話
番号等を記憶していることから、例えば制御装置lの制
御により該記憶内容を所定の順序に表示させることもで
きる。この機能を利用すると相手先名の音声入力も上記
実施例に限定されない。例えば音声入力時に「イチラン
」と発声し、第7図に示すように登録された相手先名と
その電話番号とを50音順に表示する。そして更に、も
う−度rイチラン」 「ツギ」と発声して次に続く記憶
内容を順次表示するようにする。そして利用者は希望の
相手先が表示されたときに選択ボタンを押すようにすれ
ば、上述した実施例と同様にして相手先を特定し、その
相手先に自動ダイヤルすることができる。この場合でも
電話番号等の表示は必ずしも必要ではない。
次に本発明を自動券売機に適用した実施例につき説明す
る。
第8図は実施例に係る自動券売機の概略的な機能ブロッ
ク構成を示すものである。この自動券売機はCPUから
なる制御装置11を主体とし、後述する各部を備えて構
成される。マイクロフォン12゜音声認識部13.およ
び認識辞書14からなる不特定話者単語認識装置は上記
マイクロフォン12を介して入力された行先駅名を示す
単語音声の特徴を音声認識部13にて分析抽出し、認識
辞書14に予め登録されている認識対象とする複数の駅
名の各音声的特徴とそれぞれ照合して前記入力音声を認
識するものである。この音声認識装置にて入力音声が示
す行先駅名に対する複数の認識候補(行先駅名候補)が
、例えば候補順位の高いものから順に所定個数(例えば
第1順位から第3順位までの3つ認識候補)が求められ
る。
スイッチ部15はこの音声認識装置に対して前述した認
識対象とする駅名の削除を行うものであり、例えば本装
置が特定の駅に設置されたとき、前記制御装置itによ
って起動される。このスイッチ部15によって前記認識
辞書4に予め登録されている複数の認識対象駅名の内、
その設置駅の駅名を始めとする乗車券販売の対象外とな
る駅名が選択的に削除される。
一方、情報記憶部IBは前述した認識対象とする各駅名
にそれぞれ対応して、本装置が設置される駅から上記対
象駅名で示される各駅までの乗車運賃やその他の乗車料
金に関する情報(急行料金や特急料金等の乗車運賃に附
随する情報や、他社線にまたがる料金、乗継駅名と乗継
駅によって変化する料金の情報等)を格納したものであ
る。これらの乗車料金に関する情報は、例えば本装置の
駅への設置時等に前記制御装置11の制御の下で前記ス
イッチ部15を操作する等して初期設定されるものであ
る。
しかして前記制御装置11は前記音声認識装置にて駅名
を示す入力音声にて所定個数の認識候補(行先駅名候補
)が求められたとき、これらの各行先駅名候補について
上記情報記憶部1Bを検索して各駅までの乗車料金に関
する情報をそれぞれ求めている。そして求められた乗車
料金の情報に従って前記駅名候補をソートする等して接
客部171;よるメツセージ出力に供している。尚、こ
のソート処理は必要に応じて行われるもので、例えば同
一運賃で示される駅名を1単位にまとめ、乗車運賃の安
いものから順に上記行先駅名候補を並べ変える等して行
われる。
さて上記接客部1丁は、例えば上述した如く求められた
複数の駅名候補とその駅までの乗車料金に関する情報を
それぞれの項目毎に分類して表示する第1の表示装置と
、この第1の表示装置に項目別に分類されて表示された
上記駅名や乗車料金等を選択指示する為の選択釦や、こ
れらの選択釦の操作を指示するメツセージ等を表示出力
する為の第2の表示装置等を備えて構成される。尚、メ
ツセージの出力に関してはスピーカを介する音声出力に
より行うようにしても良い。
このような接客部17の第1の表示装置に表示された駅
名とその乗車料金に関する情報に対して前記選択釦から
その選択指示情報が入力されると、前記制御装置11は
その選択指示情報に従りて利用者が購入しようとしてい
る乗車券等の行先駅名または乗車料金に関する情報を特
定する。そして硬貨処理部1B、紙幣処理部19.およ
びカード処理部20からなる金銭処理装置を起動し、利
用者が購入しようとしている乗車券等の運賃等によって
示される購入代金の入金処理を行う。この入金処理は、
硬貨処理部18にてコイン投入口から投入された硬貨の
真偽を判別し、且つその種別を判別して入金金額を計算
すると共に、紙幣処理部19にて紙幣挿入口から挿入さ
れた紙幣の真偽を判別し、且つその種別を判別して入金
金額を計算することによって行われる。またカード挿入
口からオレンジカード等と称される金銭情報カードが挿
入された場合には、カード処理部20にてそのカードに
残されている金銭情報を読取り入力することによって行
われる。そしてこれらの各金銭処理部1g、 19.2
0を介して入金された金額が前述した如く選択された行
先駅までの運賃等の乗車料金を満すことが確認されたと
き、前記制御装置11は印刷装置21を起動して乗車券
等を発行するものとなっている。
この印刷装置21による乗車券等の発行は、例えば所定
のロール紙に運賃等の金額情報や行先駅名、発行駅名、
発行年月日、路線会社名、発券管理番号等の情報を電子
印刷し、これを規定の寸法に切断して受皿に放出する等
して行われる。
この際、制御装置11は乗車券発行に見合う金額以上の
入金があったか否かを判定しており、硬貨または紙幣に
よる過剰な入金があった場合には、その過剰入金相当額
を釣銭として前記乗車券等と共に上記受皿に返却処理し
ている。また前述したカードに対しては受領金額の情報
を記録し、該カードに残高金額の情報だけが残るように
している。
以上が本発明に係る音声入力形式の自動券売機の基本的
な概略構成である。そして利用者としてはマイクロフォ
ン12を介して行先駅名を発話人力すれば、その認識候
補として所定数(例えば3個)の駅名とその運賃等の情
報が項目別に分類されて表示される。そこで購入目的と
する乗車券等の行先駅名や運賃等を選択指示し、その料
金に見合う金額の金銭を投入することによって乗車券等
の発行を受け、また必要な釣銭の返却を受けることが可
能となる。
次に本発明の具体的な実施例につき説明する。
第9図は実施例に係る自動券売機の表面パネル構成を示
すものである。このパネル面31には利用者が発声する
行先駅名を音声入力する為のマイクロフォン12を始め
として、このマイクロフォン12を介して音声入力され
前述した不特定話者音声認識装置にて認識された所定数
の行先駅名候補や運賃等の情報を項目別に分類して表示
する為の第1の表示装置32、各種のメツセージ情報を
表示する為の第2の表示装置3B、前記第1の表示装置
32にて表示された行先駅名候補や運賃等の情報を項目
別に選択指示する為の選択釦34、硬貨を投入するため
のコイン投入口35、紙幣を挿入する為の紙幣挿入口3
B、前述した金銭情報カードが挿入されるカード挿入口
37、および乗車券等の発行や釣銭の返却がなされる受
皿38等が設けられる。
尚、上記第1および第2の表示装置32.88は液晶デ
イスプレィやプラズマ・デイスプレィ等として実現され
、前述した制御装置11の制御を受けて文字・数字の組
合せにより駅名や運賃、各種メツセージを表示するもの
である。
第10図はこのようなパネル面を備えた自動券売機にお
ける処理手続の流れを示すものである。
この処理の流れに沿って本自動券売機の処理機能につい
て説明すると、この処理手続は前記マイクロフォン12
からの行先駅名を示す音声を入力することから始められ
る(ステップA)。この音声の入力処理は、例えばボイ
ススイッチを用いてマイクロフォン12が入力される音
響信号の入力レベルを常時監視し、所定レベル以上の音
響信号が入力されたとき、これを音声信号の入力として
検出して行われる。
尚、騒音環境下で音声を入力する場合には音声入力指示
スイッチを併用し、該スイッチが投入された後の所定期
間に亙って人力される音響信号を入力音声として抽出す
るようにすれば良い。この場合には、前記パネル面31
のマイクロフォン12の設置部位近傍に音声入力開始指
示用のスイッチを設置しておけば良い。また或いは音声
入力指示スイッチが投入されている期間に入力される信
号を入力音声として抽出するようにしても良い。この場
合には、所謂ブレストーク型のマイクロフォンを用いて
その送話スイッチが押下されている期間の音声信号を入
力したり、電話端末における送受話器(ハンドセット)
のマイクロフォンを用い、そのオフフックをスイッチの
投入として検出して音声入力を行うようにすれば良い。
しかしてマイクロフォン12から音声が入力されると音
声認識処理が起動される(ステップB)。
この音声認識処理は先ず入力信号から音声区間の切出し
を行い、その音声区間の入力i号の音声パワー変化や周
波数分析結果の変化を求める等し、その音響的特徴を入
力音声パターンとして抽出することから行われる。そし
てこの音響分析により抽出した入力音声パターンと、予
め多数の不特定な話者から収集された音声データを統計
処理し、認識対象とする複数の駅名についてそれぞれ求
められて認識辞書14に登録されている各駅名の標準パ
ターンとの間でそれぞれ照合する。この照合処理は、上
記入力音声パターンと標準パターンとの間の類似度や距
離値を計算する等して行われる。
そしてその照合結果から認識候補順位の高いものを、例
えば第1位から第3位までを前記入力音声に対する認識
候補(行先駅名候補)として抽出する(ステップC)。
この複数個の行先駅名候補の抽出は、不特定話者に対す
る単語音声の認識精度の点から、通常の入力音声に対し
てはその単語を全て正確に認識することは困難であるが
、認識候補の上位3つ目までを着目すればその中に正し
い認識結果が含まれる確率が非常に高いことに立脚して
いる。
このようにして入力音声(行先駅名を示す単語音、声)
に対する認識処理を行った後、前記制御装置11にて認
識候補が抽出されたか否かを判定する(ステップD)。
この判定処理にて入力音声に対するりジェクトが生じた
ことが確認された場合、つまり認識候補の抽出が出来な
かった場合には、制御装置11の制御の下で前記第2の
表示装置33を用いて音声認識が不成功に終わったこと
を示すメツセージ、例えば第12図に示すように「もう
−度発声して下さい。」 なるメツセージを表示して利用者に行先駅名の再入力を
促しくステップE)、このメツセージに対、して再入力
された音声信号に対して同様にして音声認識処理を施す
す尚、繰返し入力された音声に対してその認識処理が全
て不首尾に終わるような場合には、例えば所定回数の繰
返し時点において駅員を呼出す旨のメツセージを出力し
たり、或いは発話者を他の人に代りで貰う旨のメツセー
ジを表示出力するようにしておけば良い。また第2の表
示装置23を用いたメツセージ表示に代えて、スピーカ
を介するメツセージの音声出力を行うようにしても良く
、またこの音声出力と表示装置33によるメツセージの
表示出力とを併用することも可能である。この音声出力
に関しては、例えば文字コード列で示される所定のメツ
セージ・データを音声規則合成法を用いる等して音声合
成して出力するようにすれば良い。
さて人力音声に対する複数の認識候補として行先駅名候
補が求められると、制御装置11はこれらの各駅名につ
いて前記情報記憶部16を検索する(ステップF)。こ
の情報記憶部IBには行先駅名を見出しとして当該自動
券売機が設置される駅を発駅とする上記行先駅までの普
通乗車運賃や子供乗車運賃、また必要に応じて急行料金
や特急料金等の特別料金、更には乗継駅名を含む乗継乗
車運賃等がデータベース化して登録されている。制御装
置11は゛このようにして情報記憶部16に登録されて
いる乗車料金に関する情報、例えばその普通乗車運賃と
子供乗車運賃を前記行先駅名候補に従ってそれぞれ検索
抽出している。そして検索抽出された運賃の情報を情報
を相互に比較し、前述した行先駅名候補を乗車運賃の安
いものから順に並べ変え、その乗車運賃と共にその行先
駅名を項目別に分類して前記第1の表示装置E32に表
示している(ステップG)。
具体的には入力音声に対して「新宿」 「新橋」「品用
」なる第3位までの認識候補(行先駅名候補)が音声認
識によって求められた場合、上記各駅名によって示され
る行先駅までの乗車運賃をr  100円(50円’)
 J  r  170円(80円) J  r  14
0円(70円)」としてそれぞれ求めている。尚、上記
運賃の内()で示される料金は子供運賃を示している。
そしてこれらの運賃(金額)を相互に比較して運賃の安
いものから並べ変え、第11図に示すようにして第1の
表示装置32の予め枠組みされた各項目毎に分類表示し
ている。ここでは駅名に対応して普通乗車運賃と子供乗
車運賃とを併記し、選択釦34によって上記駅名と共に
普通乗車運賃と子供乗車運賃との選択を行い得るように
表示制御している。
この際、制御装置1ellは上述した如く表示した行先
駅名の認識候補と運賃に対して、利用者にその選択操作
を指示するべく第2の表示装置33を介して、例えば 「希望するボタンを押して下さい。
希望する駅名がなかったら もう一度発声して下さい。   J 等のメツセージを出力している。
尚、認識候補として求められた複数の行先駅についてそ
れぞれ検索された乗車運賃で相互に等しいものがある場
合には、これらの乗車運賃の等しい駅名候補を1つの項
目としてまとめ、例えば第13図に示すように表示する
ことが好ましい。このような表示制御を施せば表示され
た乗車運賃の見誤りの確率を低減することが可能となる
また必要に応じて前述した如く求められた行先駅名候補
によって示される駅までの乗車運賃と同額運賃で乗車可
能な駅までの駅名を前記情報記憶部1Bから求めておき
、これを前述した分類項目内に参照情報として同時表示
することも可能である。
しかして上述したメツセージに従って利用者により前記
選択釦34の押、下が行われると、その操作選択釦34
に応じて選択指示情報の入力処理が行われる(ステップ
H)。この選択指示情報の入力によって制御装置llは
利用者がどの種別の乗車券を購入しようとしているのか
を特定する(ステップり。この乗車券種別の特定は行先
駅名の確定であっても良く、その運賃の確定であっても
良い。
この場合、普通乗車券の購入指示であるか、或いは子供
乗車券の購入指示であるかを前述した選択釦34の操作
から同時に判定することは勿論のことである。
以上の処理続きによって購入目的とする乗車券等の種別
(行先駅名や運賃等)の判定(確定)が行われ、次に入
金処理が行われる(ステップJ。
K)。
この入金処理はコイン投入口35から投入された硬貨、
または紙幣挿入口3Bから入力された紙幣を前述した如
く判定処理し、またカード挿入口37から挿入された金
銭情報カードから金銭情報を読取ってその入金金額の計
算することによって実行される。この際、入金された上
記硬貨の分類処理や紙幣の分類処理も同時に行われ、そ
の一部は釣銭用として準備される。そして前述した如く
選択指定された行先駅名の駅までの運賃に相当する金額
の入金があったことが確認されると(ステップK)、次
に前述した印刷装*21が起動されて指定された乗車券
等の発行が行われ、発行した乗車券等の前記受皿38へ
の放出が行われる(ステップL)。
またこの乗車券等の発行処理手続と並行して前述した入
金金額に対する釣銭の必要性の有無が判定され(ステッ
プM)、釣銭が必要な場合にはその釣銭金額に相当した
金銭の払い戻しが行われる(ステップN)。
これらの入金処理、および乗車券等の発行と釣銭の払い
戻し処理手続は従来の自動券売機と同様にして行われる
かくして本実施例に係る自動券売機によれば、行先駅名
を音声入力するだけでその行先駅名の候補とその行先候
補状までの運賃等の料金に関する情報が表示されるので
、従来のように自動券売機の近傍に設置された路線図や
運賃表から行先駅名を探し出し、そこに記載されている
目的駅までの運賃を確認すると云う煩わしさがない。そ
して行先候補として表示された駅名とその駅間での運賃
を確認し、希望する駅名やその駅までの運賃を選択指示
して上記運賃に該当する金額の入金を行うだけで目的と
する駅までの乗車券を購入することができる。
従って音声と云うマン・マシン−インターフェースに優
れた媒体を利用して非常に簡易に所望とする乗車券等を
購入することが可能となり、その操作性の大幅な向上を
図ると共に、また利用者に対するサービス性の向上を図
ることが可能となる。
尚、本発明は上述した実施例に限定されるものではない
。例えば音声入力部の起動に関して成る金額の入金が行
われた時点で音声認識装置を起動するようにしても良い
。この場合には、第14図に例示するように認識候補と
して求められた行先駅名と共に表示する運賃の情報に加
えて、その運賃から先に入力された金額を差引いた不足
金額を同時に表示するようにすることが望ましい。
また!1115図に示すように行先候補駅名とその駅ま
での運賃を表示した表示装置22の表示項目に対応して
コイン投入口35や紙幣挿入口36等をそれぞれ設けて
おき、どの項目のコイン投入口35や紙幣挿入口38等
から入金があるかによって、これを選択情報として用い
るようにしても良い。この場合には子供乗車券の発行頻
度が少ないことから、子供乗車券の購入時にのみ子供選
択釦39を押下操作するようにすれば良い。
また選択情報の指示入力手段として上述した選択釦84
. Hに代えてタッチパネルを用いるようにしても良い
。即ち、第16図に示すように感圧シート型の透明タブ
レット41を前述した表示装置32の表示面上に積層一
体化しておき、指によって押圧される上記ダブレット面
上の座標位置を指示座標検出部42にて検出するように
する。そして上記表示装置32にて前述した駅名等の表
示を制御する表示メモリ43上で各表示情報の項目別に
分類された領域の情報と、上記指示位置検出された座標
値とを指示情報判定部44にて照合判定し、どの項目が
選択指示されたかを判定し、これを選択指示情報として
用いるようにしても良い◎ またここでは主として乗車券の発行を例に説明したが、
急行券や特急券、更にはグリーン乗車券の発行を可能と
しても良い。また入場券の発行も同様にして可能であり
、他社路線にまたがる乗車券の発行も可能である。この
場合、例えばその路線名や乗継駅名を音声人力し、認識
された路線名や乗継駅名に応じて行先駅名とその乗車運
賃等を表示するようにすれば良い。また行先駅までの路
線として複数の経路が考えられる場合には、その路線名
や乗継駅名等の情報も表示することが可能である。
更には購入目的とする乗車券等の種別とその枚数等を予
め音声入力し、その認識結果を同様にして表示して確認
処理を行った上で前述した音声入力による乗車券等の発
行を行わせることも可能である。−また枚数選択釦をパ
ネル面31上の表示装置32の近傍に併設しておくこと
も可能である。また前述した不特定話者音声認識装置に
学習機能を持たせておき、入力音声か、ら攻込られた認
識候補とそれに対して選択された行先駅名とから、その
認識処理に用いる認識辞書14を逐次学習させることも
勿論可能である。更には中央局に設けられたバンキング
システムとの間でオンライン接続されて乗車券等の発行
を行うようにシステムを構築し、ICカードの入力によ
つて乗車券等の発行を行うようにしても良い。この場合
には、上述した音声認識部を用いて個人照合(同定)を
行うようにすることが望ましい。またこのようにしてオ
ンライン化した場合には、前述した情報記憶部をデータ
ベースとして中央局に準備することも可能である。
また上述した実施例では音声認識した上位3位までの認
識候補を選択表示し、所望とする認識結果が得られなか
った場合には音声を再入力するようにし゛たが、正しい
認識結果が上位3位までに含まれなくても、tti6位
までに含まれる可能性が非常に高い。従ってrツギ」な
る音声によって第4位から第6位までの認識候補を次候
補として同様に表示して、その選択処理に供するように
しても良い。このようにすれば音声の再入力頻度を低減
して、マン・マシンψインターフェースの向上を図るこ
とが可能となる。また駅名候補の表示に際しては、例え
ば入力音声の認識が不首尾に終ったとき等、最寄り駅か
ら順に、或いはアイウェオ順等に従って駅名候補を順に
表示するようにしても良い。その他、本発明の要旨を逸
脱しない範囲で種々変形して実施することが出来る。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、電話機に対して相
手先名を音声入力すれば、また券売機に対して行先駅名
を音声人力すれば、その相手先名候補とその電話番号や
行先駅名候補とその駅までの運賃等の情報が表示される
ので、その表示情報を選択指示することによって自動ダ
イヤルや乗車券等の発行を受けることが可能となり、そ
の処理操作手続の簡易化を図り得る。しかも従来のよう
に電話帳を検索したり、また路線図や運賃表等を検索す
る必要がないので、その装置の取扱いに不馴れな利用者
や、目的とする情報を忘れた利用者であっても簡易に所
望とする動作を簡易に行なうことができ、利用者に対す
るサービス性の向上を図り得る等の実用上多大なる効果
が奏せられる。
つまり音声を媒体としてマン・マシン・インターフェー
ス性良く、所定の処理機能を効果的に作動させることが
できる等の実用上多大なる効果が奏せられる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を電話機に適用した実施例装置の概略構
成を示す機能ブロック図、第2図は実施例に係る電話機
の表面パネルの構成例を示す図、第3図は情報記憶装置
に情報入力するカナに対するキーの割当て例を示す図、
第4図は実施例に係る処理手続の流れを示す図、第5図
乃至第7図はそれぞれ音声認識された相手先名候補とそ
の相手先の電話番号の表示例とその選択指示の形態の例
を示す図、第8図は本発明を自動券売機に適用した実施
例装置の概略構成を示す機能ブロック図、第9図は実施
例に係る自動券売機の表面パネルの構成例を示す図、第
10図は実施例に係る処理手続の流れを示す図、第11
図乃至第15図はそれぞれ音声認識された行先駅名候補
とその駅までの運賃の表示例とその選択指示の形態の例
を示す図、第16図は選択指示手段としてのタッチパネ
ルの構成例を示す図である。 l・・・制御装置、2・・・送受話器、3・・・音声認
識部、4・・・認識辞書、5・・・ボタン人力部、6・
・・情報記憶部、7・・・表示部、8・・・回線インタ
ーフェース、9・・・スイッチ、11・・・制御装置f
、12・・・マイクロフォン、13・・・音声認識部、
14・・・認識辞書、15・・・スイッチ部、1B・・
・情報記憶部、17・・・接客部、1B・・・硬貨処理
部、19・・・紙幣処理部、20・・・カード処理部、
21・・・印刷装置、32.33・・・表示装置、34
・・・選択釦、35・・・コイン投入口、8B・・・紙
幣挿入口、37・・・カード挿入口、38・・・受皿。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 M4図 ト 第S″図 第6図 箔8図 第10図 第1S″図 第76図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数の入力情報により特定された情報に従って所
    定の動作を行う自動装置において、 前記入力情報を音声情報として入力する入力手段と、こ
    の入力手段により入力された音声を認識して複数の認識
    候補を求める認識手段と、この認識手段により得られた
    複数の認識候補のうち少なくとも2個以上の認識候補を
    表示する表示手段と、この表示手段により表示された認
    識候補のうちの一つを選択する為の選択手段と、この選
    択手段により選択された認識候補を前記特定された情報
    として扱い前記所定の動作を行う手段とを具備したこと
    を特徴とする自動装置。
  2. (2)表示手段は、認識候補の中から候補順位の高いも
    のから順に表示するものである特許請求の範囲第1項記
    載の自動装置。
  3. (3)表示手段は、認識候補とその認識候補に附随する
    情報を相互に対応付けて表示するものである特許請求の
    範囲第1項記載の自動装置。
JP62168027A 1987-06-30 1987-07-06 自動装置 Pending JPH0192800A (ja)

Priority Applications (1)

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JP62168027A JPH0192800A (ja) 1987-06-30 1987-07-06 自動装置

Applications Claiming Priority (3)

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JP62-163010 1987-06-30
JP62160880A JPH04297002A (ja) 1987-06-30 1987-06-30 超電導コイル
JP62168027A JPH0192800A (ja) 1987-06-30 1987-07-06 自動装置

Publications (1)

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