JPH019272Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH019272Y2 JPH019272Y2 JP9324083U JP9324083U JPH019272Y2 JP H019272 Y2 JPH019272 Y2 JP H019272Y2 JP 9324083 U JP9324083 U JP 9324083U JP 9324083 U JP9324083 U JP 9324083U JP H019272 Y2 JPH019272 Y2 JP H019272Y2
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- JP
- Japan
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- transistor
- power supply
- transformer
- converter
- output
- Prior art date
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- Expired
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- 238000009499 grossing Methods 0.000 claims description 14
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 claims description 13
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 10
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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- Protection Of Static Devices (AREA)
- Dc-Dc Converters (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は直流入力電源と並列に複数個のDC/
DCコンバータが結合された多出力電源装置に関
し、特に、多出力電源装置を構成する変成器のサ
ージ吸収回路に関する。
DCコンバータが結合された多出力電源装置に関
し、特に、多出力電源装置を構成する変成器のサ
ージ吸収回路に関する。
この種の多出力電源装置を構成する各DC/DC
コンバータは、それぞれ、直流入力電源と直列に
変成器の一次側とトランジスタが接続され、該ト
ランジスタのペースにパルス電流を流して該トラ
ンジスタをオン、オフさせ、前記変成器の二次側
出力を整流平滑して直流出力を得るように構成さ
れている。しかし、このような構成では、上記ト
ランジスタのオフ期間中に変成器の残留エネルギ
によるフライバツク電圧によつてトランジスタに
過大な電圧が印加してトランジスタを破損した
り、変成器が磁気飽和に至つてしまう。そこで、
従来から、上記トランジスタの破損や変成器が磁
気飽和に至るのを防止するために、サージ吸収回
路を備えている。
コンバータは、それぞれ、直流入力電源と直列に
変成器の一次側とトランジスタが接続され、該ト
ランジスタのペースにパルス電流を流して該トラ
ンジスタをオン、オフさせ、前記変成器の二次側
出力を整流平滑して直流出力を得るように構成さ
れている。しかし、このような構成では、上記ト
ランジスタのオフ期間中に変成器の残留エネルギ
によるフライバツク電圧によつてトランジスタに
過大な電圧が印加してトランジスタを破損した
り、変成器が磁気飽和に至つてしまう。そこで、
従来から、上記トランジスタの破損や変成器が磁
気飽和に至るのを防止するために、サージ吸収回
路を備えている。
第1図は従来のサージ吸収回路を備えた多出力
電源装置の構成を示した回路図である。この列で
は、直流入力電源PSと並列に2個のDC/DCコ
ンバータが接続されている。各DC/DCコンバー
タは、直流入力電源PSと直列に変成器T1,T2の
一次側とトランジスタQ1,Q2に接続されている。
詳細には、トランジスタQ1,Q2はNPN型で、そ
のエミツタが直流入力電源PSの負極に、トラン
ジスタQ1,Q2のコレクタが変成器T1,T2の一次
側に接続されている。トランジスタQ1,Q2のベ
ースには、それぞれ制御回路A1,A2よりパルス
電流が流れ、これにより、トランジスタQ1,Q2
のコレクタ、エミツタに流れる電流がオン、オフ
される。変成器T1,T2の二次側に誘起された出
力は、整流平滑回路B1,B2に入力し、整流平滑
回路B1,B2の出力からは、それぞれ電圧V1,V2
の直流出力が得られる。又、整流平滑回路B1,
B2の出力は、それぞれ制御回路A1,A2の入力と
なる。従来のサージ吸収回路は、トランジスタ
Q1,Q2のコレクタにそれぞれアノードが接続さ
れたダイオードD1,D2と、ダイオードD1,D2の
カソードにそれぞれ接続された抵抗R1,R2とコ
ンデンサC1,C2からなる平滑回路から構成され
ている。
電源装置の構成を示した回路図である。この列で
は、直流入力電源PSと並列に2個のDC/DCコ
ンバータが接続されている。各DC/DCコンバー
タは、直流入力電源PSと直列に変成器T1,T2の
一次側とトランジスタQ1,Q2に接続されている。
詳細には、トランジスタQ1,Q2はNPN型で、そ
のエミツタが直流入力電源PSの負極に、トラン
ジスタQ1,Q2のコレクタが変成器T1,T2の一次
側に接続されている。トランジスタQ1,Q2のベ
ースには、それぞれ制御回路A1,A2よりパルス
電流が流れ、これにより、トランジスタQ1,Q2
のコレクタ、エミツタに流れる電流がオン、オフ
される。変成器T1,T2の二次側に誘起された出
力は、整流平滑回路B1,B2に入力し、整流平滑
回路B1,B2の出力からは、それぞれ電圧V1,V2
の直流出力が得られる。又、整流平滑回路B1,
B2の出力は、それぞれ制御回路A1,A2の入力と
なる。従来のサージ吸収回路は、トランジスタ
Q1,Q2のコレクタにそれぞれアノードが接続さ
れたダイオードD1,D2と、ダイオードD1,D2の
カソードにそれぞれ接続された抵抗R1,R2とコ
ンデンサC1,C2からなる平滑回路から構成され
ている。
このような構成により、例えばトランジスタ
Q1と変成器T1を有するDC/DCコンバータでは、
トランジスタQ1のオフ期間中に変成器T1の残留
エネルギをダイオードD1を介して抵抗R1、コン
デンサC1からなる平滑回路で吸収し、トランジ
スタQ1のコレクタに過大な電圧がかかるのを防
止でき、かつ変成器T1が磁気飽和に至るのを防
止できる。なお、トランジスタQ2と変成器T2を
有するDC/DCコンバータの場合も同様に動作す
る。しかし、従来の構成では、各DC/DCコンバ
ータごとにサージ吸収回路を備えており、回路構
成が複雑になるという欠点があつた。
Q1と変成器T1を有するDC/DCコンバータでは、
トランジスタQ1のオフ期間中に変成器T1の残留
エネルギをダイオードD1を介して抵抗R1、コン
デンサC1からなる平滑回路で吸収し、トランジ
スタQ1のコレクタに過大な電圧がかかるのを防
止でき、かつ変成器T1が磁気飽和に至るのを防
止できる。なお、トランジスタQ2と変成器T2を
有するDC/DCコンバータの場合も同様に動作す
る。しかし、従来の構成では、各DC/DCコンバ
ータごとにサージ吸収回路を備えており、回路構
成が複雑になるという欠点があつた。
本考案の目的は、上記従来の欠点を解決し、回
路構成が簡単で安価なサージ吸収回路を提供する
ことにある。
路構成が簡単で安価なサージ吸収回路を提供する
ことにある。
本考案によれば、直流入力電源と並列に複数個
のDC/DCコンバータが供給され、該各DC/DC
コンバータが、それぞれ、前記直流入力電源と直
列に変成器の一次側とトランジスタが接続され、
該トランジスタのベースにパルス電流を流して該
トランジスタをオン、オフさせ、前記変成器の二
次側出力を整流平滑して直流出力を得るように構
成された多出力電源装置において、前記各DC/
DCコンバータの前記変成器の一次側と前記トラ
ンジスタの間にアノードが接続されたダイオード
を有し、該各ダイオードのカソードを1組の抵抗
とコンデンサからなる平滑回路に接続してなる多
出力電源装置のサージ吸収回路が得られる。
のDC/DCコンバータが供給され、該各DC/DC
コンバータが、それぞれ、前記直流入力電源と直
列に変成器の一次側とトランジスタが接続され、
該トランジスタのベースにパルス電流を流して該
トランジスタをオン、オフさせ、前記変成器の二
次側出力を整流平滑して直流出力を得るように構
成された多出力電源装置において、前記各DC/
DCコンバータの前記変成器の一次側と前記トラ
ンジスタの間にアノードが接続されたダイオード
を有し、該各ダイオードのカソードを1組の抵抗
とコンデンサからなる平滑回路に接続してなる多
出力電源装置のサージ吸収回路が得られる。
以下、図面を参照して本考案の実施例を説明す
る。
る。
第2図は本考案によるサージ吸収回路の一実施
例を備えた多出力電源装置の構成を示した回路図
である。第2図において、第1図と同一記号のも
のは同一の構成のものを示している。従来のサー
ジ吸収回路では、第1図に示されるように、
DC/DCコンバータごとに、ダイオードD1,D2、
抵抗R1,R2、コンデンサC1,C2を設けていたが、
本考案では、平滑回路として1組の抵抗R1、コ
ンデンサC1を備え、DC/DCコンバータごとに設
けられたダイオードD1,D2のカソードをこの1
組の平滑回路に接続している。
例を備えた多出力電源装置の構成を示した回路図
である。第2図において、第1図と同一記号のも
のは同一の構成のものを示している。従来のサー
ジ吸収回路では、第1図に示されるように、
DC/DCコンバータごとに、ダイオードD1,D2、
抵抗R1,R2、コンデンサC1,C2を設けていたが、
本考案では、平滑回路として1組の抵抗R1、コ
ンデンサC1を備え、DC/DCコンバータごとに設
けられたダイオードD1,D2のカソードをこの1
組の平滑回路に接続している。
次に第2図を参照して本考案の動作について説
明すると、変成器T1のオフ時によるフライバツ
クサージは、第1図と同様ダイオードD1を介し
て抵抗R1、コンデンサC1よりなる平滑回路で吸
収されるが、変成器T2のオフ時によるフライバ
ツクサージも、ダイオードD2を介して抵抗R1、
コンデンサC1よりなる平滑回路で吸収される。
明すると、変成器T1のオフ時によるフライバツ
クサージは、第1図と同様ダイオードD1を介し
て抵抗R1、コンデンサC1よりなる平滑回路で吸
収されるが、変成器T2のオフ時によるフライバ
ツクサージも、ダイオードD2を介して抵抗R1、
コンデンサC1よりなる平滑回路で吸収される。
この様に、従来は各DC/DCコンバータに対し
て各々1組ずつの抵抗とコンデンサからなる平滑
回路を備えていたが、本考案では1組の平滑回路
により、各DC/DCコンバータにそれぞれ設けた
ダイオードを介して、いずれの変成器からのフラ
イバツクサージも吸収できることがわかる。
て各々1組ずつの抵抗とコンデンサからなる平滑
回路を備えていたが、本考案では1組の平滑回路
により、各DC/DCコンバータにそれぞれ設けた
ダイオードを介して、いずれの変成器からのフラ
イバツクサージも吸収できることがわかる。
以上の説明で明らかなように、本考案によれ
ば、複数のDC/DCコンバータを有する多出力電
源装置において、回路構成が簡単で安価なサージ
吸収回路を提供できるという効果がある。
ば、複数のDC/DCコンバータを有する多出力電
源装置において、回路構成が簡単で安価なサージ
吸収回路を提供できるという効果がある。
尚、上記説明では、本考案を特定の一実施例を
用いて説明したが、本考案の要旨を逸脱しない範
囲で種々の設計変更が可能なことは言うまでもな
い。
用いて説明したが、本考案の要旨を逸脱しない範
囲で種々の設計変更が可能なことは言うまでもな
い。
第1図は従来のサージ吸収回路を備えた多出力
電源装置の構成を示した回路図、第2図は本考案
によるサージ吸収回路の一実施例を備えた多出力
電源装置の構成を示した回路図である。 PS……直流入力電源、Q1,Q2……トランジス
タ、T1,T2……変成器、D1,D2……ダイオー
ド、C1,C2……コンデンサ、R1,R2……抵抗、
A1,A2……制御回路、B1,B2……整流平滑回
路。
電源装置の構成を示した回路図、第2図は本考案
によるサージ吸収回路の一実施例を備えた多出力
電源装置の構成を示した回路図である。 PS……直流入力電源、Q1,Q2……トランジス
タ、T1,T2……変成器、D1,D2……ダイオー
ド、C1,C2……コンデンサ、R1,R2……抵抗、
A1,A2……制御回路、B1,B2……整流平滑回
路。
Claims (1)
- 直流入力電源と並列に複数個のDC/DCコンバ
ータが結合され、該各DC/DCコンバータが、そ
れぞれ、前記直流入力電源と直列に変成器の一次
側とトランジスタが接続され、該トランジスタの
ベースにパルス電流を流して該トランジスタをオ
ン、オフさせ、前記変成器の二次側出力を整流平
滑して直流出力を得るように構成された多出力電
源装置において、前記各DC/DCコンバータの前
記変成器の一次側と前記トランジスタの間にアノ
ードが接続されたダイオードを有し、該各ダイオ
ードのカソードを1組の抵抗とコンデンサからな
る平滑回路に接続してなる多出力電源装置のサー
ジ吸収回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9324083U JPS602387U (ja) | 1983-06-20 | 1983-06-20 | 多出力電源装置のサ−ジ吸収回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9324083U JPS602387U (ja) | 1983-06-20 | 1983-06-20 | 多出力電源装置のサ−ジ吸収回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS602387U JPS602387U (ja) | 1985-01-09 |
JPH019272Y2 true JPH019272Y2 (ja) | 1989-03-14 |
Family
ID=30223950
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9324083U Granted JPS602387U (ja) | 1983-06-20 | 1983-06-20 | 多出力電源装置のサ−ジ吸収回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS602387U (ja) |
-
1983
- 1983-06-20 JP JP9324083U patent/JPS602387U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS602387U (ja) | 1985-01-09 |
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