JPH019209Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH019209Y2 JPH019209Y2 JP19152784U JP19152784U JPH019209Y2 JP H019209 Y2 JPH019209 Y2 JP H019209Y2 JP 19152784 U JP19152784 U JP 19152784U JP 19152784 U JP19152784 U JP 19152784U JP H019209 Y2 JPH019209 Y2 JP H019209Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tip
- spatula body
- wiring cover
- handle
- base
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000009429 electrical wiring Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Hand Tools For Fitting Together And Separating, Or Other Hand Tools (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、床面や壁面に接着された屋内の電話
線その他の電気配線用のカバーを引剥す配線カバ
ー剥離具に関する。
線その他の電気配線用のカバーを引剥す配線カバ
ー剥離具に関する。
従来床面壁面等に接着して配線を被覆した配線
カバーの剥離に際してはドライバーの刃先を用い
るか、或は第４図に示すような先端の金属板製へ
ら体１と把手２とが一直線状でへら体１の先端部
上面が先端に向つて肉薄にした傾斜面３に形成さ
れたものが用いられた。そしてへら体１の先端を
床面等の取付面４に対して傾斜させて配線カバー
５の下端縁に当て配線カバー５を取付面４から無
理に引剥したため剥離に力を要するだかりでなく
取付面４をへら体１の先で傷つけるという問題が
ある。また、取付面４を傷つけないために、第５
図に示すように、平板状金属板製へら体１の基部
を稍上向に屈曲させこれに把手２が取付けられ表
面の先端部近くから先端に向つて肉薄にした傾斜
面３を形成したものがある。そして使用に際して
はへら体１を床面等の取付面４に接した状態で取
付面４と平行に押して先端を配線カバー５に押し
込み、次にへら体１の基部の上向の屈曲部６を支
点S1として把手２を回動させることにより配線カ
バー５を取付面４よりこじ上げるようにして剥離
するものである。この場合は取付面４は傷つけら
れないがへら体１の先端から支点S1までの距離
１の長さが支点S1からの把手２の後端までの長さ
2に比べて比較的長いため力を要するという問
題があつた。
カバーの剥離に際してはドライバーの刃先を用い
るか、或は第４図に示すような先端の金属板製へ
ら体１と把手２とが一直線状でへら体１の先端部
上面が先端に向つて肉薄にした傾斜面３に形成さ
れたものが用いられた。そしてへら体１の先端を
床面等の取付面４に対して傾斜させて配線カバー
５の下端縁に当て配線カバー５を取付面４から無
理に引剥したため剥離に力を要するだかりでなく
取付面４をへら体１の先で傷つけるという問題が
ある。また、取付面４を傷つけないために、第５
図に示すように、平板状金属板製へら体１の基部
を稍上向に屈曲させこれに把手２が取付けられ表
面の先端部近くから先端に向つて肉薄にした傾斜
面３を形成したものがある。そして使用に際して
はへら体１を床面等の取付面４に接した状態で取
付面４と平行に押して先端を配線カバー５に押し
込み、次にへら体１の基部の上向の屈曲部６を支
点S1として把手２を回動させることにより配線カ
バー５を取付面４よりこじ上げるようにして剥離
するものである。この場合は取付面４は傷つけら
れないがへら体１の先端から支点S1までの距離
１の長さが支点S1からの把手２の後端までの長さ
2に比べて比較的長いため力を要するという問
題があつた。
本考案は、へら体の支点を配線カバーに接近さ
せこじ上げに要する力を少くしようとするもので
ある。
せこじ上げに要する力を少くしようとするもので
ある。
本考案は、先方に向つて巾を広く形成した金属
板製へら体の基部に稍上向きに傾斜させた把手を
取付け、前記へら体の先端に近い裏面より先端に
向つて漸次肉厚を薄くした傾斜面を形成したこと
によりへら体の裏面先端部に形成した傾斜面の基
端を支点としてへら体の把手を下方に回動させる
ことにより配線カバーを少い力でこじ上げようと
するものである。
板製へら体の基部に稍上向きに傾斜させた把手を
取付け、前記へら体の先端に近い裏面より先端に
向つて漸次肉厚を薄くした傾斜面を形成したこと
によりへら体の裏面先端部に形成した傾斜面の基
端を支点としてへら体の把手を下方に回動させる
ことにより配線カバーを少い力でこじ上げようと
するものである。
本考案は、へら体の先端部の下面に形成した傾
斜面を配線カバーの取付面に密着させ、先端縁を
配線カバーと取付面間に挿入し傾斜面の基端を支
点として把手を下方に回動させると、支点から先
端までの距離に比べて支点から把手の後端までの
距離が大となり少い力で配線カバーをこじ上げる
ことができる。
斜面を配線カバーの取付面に密着させ、先端縁を
配線カバーと取付面間に挿入し傾斜面の基端を支
点として把手を下方に回動させると、支点から先
端までの距離に比べて支点から把手の後端までの
距離が大となり少い力で配線カバーをこじ上げる
ことができる。
本考案の実施例を、第１図ないし第３図につい
て説明する。
て説明する。
７は金属板製へら体で、基部より先方に向つて
梯形に巾広く形成され、先端巾広部８の裏面先端
部に、先端に向つて漸次厚さを薄くした傾斜面９
を形成し、この傾斜面９の先端縁１０はへら体７
の巾方向に直線でエツジ状に形成されている。
梯形に巾広く形成され、先端巾広部８の裏面先端
部に、先端に向つて漸次厚さを薄くした傾斜面９
を形成し、この傾斜面９の先端縁１０はへら体７
の巾方向に直線でエツジ状に形成されている。
また、へら体７の基部１１は稍上向に屈曲さ
れ、この基部１１と平行方向に把手１２が一体に
取付けられている。
れ、この基部１１と平行方向に把手１２が一体に
取付けられている。
次にこの実施例の作用を説明する。
第１図に示すように配線カバー５を接着した取
付面４にへら体７の裏面の傾斜面９を当接し、先
端縁１０を配線カバー５と取付面４間圧入し、傾
斜面９の基端を支点S2として把手１２を下方に回
動させる。このとき支点S2から傾斜面９の先端縁
１０までの距離3はS2から把手１２の後端まで
の距離4に比べてはるかに小であるから、少い
力で配線カバー５をこじ上げることができる。ま
た取付面４に対する把手１２の角度θ2が従来のθ1
に比べて大となつているから、作業性も良い。
付面４にへら体７の裏面の傾斜面９を当接し、先
端縁１０を配線カバー５と取付面４間圧入し、傾
斜面９の基端を支点S2として把手１２を下方に回
動させる。このとき支点S2から傾斜面９の先端縁
１０までの距離3はS2から把手１２の後端まで
の距離4に比べてはるかに小であるから、少い
力で配線カバー５をこじ上げることができる。ま
た取付面４に対する把手１２の角度θ2が従来のθ1
に比べて大となつているから、作業性も良い。
本考案によれば、先方に向つて巾を広く形成し
た金属板製へら体の基部に稍上向きに傾斜させた
把手を取付け、前記へら体の先端に近い裏面より
先端に向つて漸次肉厚を薄くした傾斜面を形成し
たため、へら体の裏面の傾斜面を配線カバーの取
付面に当接し、先端縁を配線カバーと取付面間に
挿入し傾斜面の基部を支点としてへら体を回動さ
せることにより先端から支点までの距離を短かく
し少い力で配線カバーを剥離することができるも
のである。しかも剥離に際して取付面を傷つける
おそれもない。
た金属板製へら体の基部に稍上向きに傾斜させた
把手を取付け、前記へら体の先端に近い裏面より
先端に向つて漸次肉厚を薄くした傾斜面を形成し
たため、へら体の裏面の傾斜面を配線カバーの取
付面に当接し、先端縁を配線カバーと取付面間に
挿入し傾斜面の基部を支点としてへら体を回動さ
せることにより先端から支点までの距離を短かく
し少い力で配線カバーを剥離することができるも
のである。しかも剥離に際して取付面を傷つける
おそれもない。
第１図は本考案の一実施例を示す配線カバー剥
離具の側面図、第２図は同上平面図、第３図は同
上裏面からの斜視図、第４図、第５図は何れも従
来の剥離具の側面図である。 ７……へら体、９……傾斜面、１１……基部、
１２……把手。
離具の側面図、第２図は同上平面図、第３図は同
上裏面からの斜視図、第４図、第５図は何れも従
来の剥離具の側面図である。 ７……へら体、９……傾斜面、１１……基部、
１２……把手。
Claims (1)
- 先方に向つて巾を広く形成した金属板製へら体
の基部に稍上向きに傾斜させた把手を取付け、前
記へら体の先端に近い裏面より先端に向つて漸次
肉厚を薄くした傾斜面を形成したことを特徴とす
る配線カバー剥離具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19152784U JPH019209Y2 (ja) | 1984-12-18 | 1984-12-18 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19152784U JPH019209Y2 (ja) | 1984-12-18 | 1984-12-18 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61108010U JPS61108010U (ja) | 1986-07-09 |
| JPH019209Y2 true JPH019209Y2 (ja) | 1989-03-14 |
Family
ID=30748966
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19152784U Expired JPH019209Y2 (ja) | 1984-12-18 | 1984-12-18 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH019209Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5212763B2 (ja) * | 2005-05-13 | 2013-06-19 | 株式会社リンテック２１ | 剥離方法 |
| JP5247176B2 (ja) * | 2008-02-08 | 2013-07-24 | 中国電力株式会社 | 取り外し工具 |
-
1984
- 1984-12-18 JP JP19152784U patent/JPH019209Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61108010U (ja) | 1986-07-09 |
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