JPH0191802A - スライドファスナ - Google Patents

スライドファスナ

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JPH0191802A
JPH0191802A JP11592688A JP11592688A JPH0191802A JP H0191802 A JPH0191802 A JP H0191802A JP 11592688 A JP11592688 A JP 11592688A JP 11592688 A JP11592688 A JP 11592688A JP H0191802 A JPH0191802 A JP H0191802A
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アルフオンス・フレーリツヒ
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は織物支持帯と合成樹脂モノフィラメントからな
るコイル状の噛合素子列とを有するスライドファスナに
関する。この噛合素子列は織成工程間に支持帯に織り込
まれたものである。支持帯はタテ糸と、互いに並んだダ
ブルピッキング二重ヨコ糸とからなっているが、この二
重ヨコ糸は一つの連続した基本ヨコ糸に属している。噛
合素子列は合成樹脂モノフィラメントからなるダブルピ
ッキング二重ヨコ糸で、各噛合素子は2つの脚部、前方
の噛合頭部および後方の連絡部を有している0両脚部は
スライドファスナの平面上の投影図において実質的に互
いに重なり合っている。支持帯の基本ヨコ糸は噛合素子
の噛合頭部の位置まで二重ヨコ糸として配置されている
。噛合頭部は支持帯の片側の縦縁部から突出している。
噛合素子はタテ糸で支持され、これによって、噛合素子
列と支持帯とが一体になっている・ この種の公知のスライドファスナ(西独特許公告明細書
1785363号)において、支持帯の二重ヨコ糸をな
す基本ヨコ糸は、スライドファスナの平面に対して垂直
に、かつ脚部部分間の中間において、噛合素子の脚部の
そばに位置し、そして2つの脚部は合成樹脂モノフィラ
メントの厚さ以上に(かつ噛合素子の脚部間のループの
半分に等しい距離だけ)支持帯の平面から突出している
。この公知の構成において、二重ヨコ糸として支持帯に
織り込まれた合成樹脂モノフィラメントからなる噛合素
子の両脚部の互いに重なり合った部分とこれに対応する
基本ヨコ糸部分が支持帯に織り込まれている部分とは、
常に同一のタテ糸ポケットに位置している。本明細書に
おいて、タテ糸ポケットとはタテ糸で形成された支持帯
組織のことである(特公昭55−44601号公報参照
)。
このこと仲、いわば当然の結果である。っ町り、ダブル
ピッキング装置を有する自動織機を用いて織成支持帯・
およびスライドファスナが製造されたので、必然的にそ
のような結果になるのである。しかし、この公知のスラ
イドファスナは実用上なお改良の余地がある0合成1!
!@モノフィラメントの代わりに、支持帯のヨコ糸また
はタテ糸と同様の物性とくに充分な可撓性を有する糸を
織り込むとすれば、支持帯と噛合素子列との合体に問題
は起きないであろう。しかし噛合素子列に用いられる合
成樹脂モノフィラメントからなるヨコ糸の太さは、たと
えば0.4mm以上で、いわば異物であり、支持帯の基
本ヨコ糸およびタテ糸と比較すると大きい剛性と不可撓
性を有している。この種の異物を支持帯に織り込むと歪
みが発生する。しかもそれは経時的に変化するので、織
成工程によって噛合素子間に与えられたピッチの変化を
避けることができないであろう。次に、この種のスライ
ドファスナの完成後、スライドファスナの平面内または
平面から曲げられる場合(たとえばこの種のスライドフ
ァスナが被服に縫付けられたり、着用中に外力が加えら
れたりした場合)、噛合素。
子列は隣接する支持帯部分に対して動くことができない
から、支持帯の張力が変わると噛合素子の形状も変化す
る(またはその逆である)。
従って、この種のスライドファスナは実用上柔軟性また
は可撓性が不足している。
他の公知のスライドファスナ(西独特許公告明細書20
23005号)において、支持帯は基本ヨコ糸の二重ヨ
コ糸からなっているが、噛合素子列は、要するに合成樹
脂モノフィラメントをマンドレルの周囲に巻き、これを
タテ糸として(ヨコ糸または二重ヨコ糸としてではない
)用いることにより形成される。この構成によると合成
樹脂モノフィラメントからなる噛合素子列の形成にダブ
ルピッキングを利用できるように見えるが、しかしダブ
ルピッキング装置を備えた最近の自動織機の速度をフル
に利用することは困難である。
本発明の目的は、上記の種類のスライドファスナを改良
して、完成スライドファスナに、噛合リンク間の安定し
たピッチと、スライドファスナに要求される柔軟性また
は可撓性とを与え、しかもダブルピッキング装置付きの
最近の自動織機を用いて生産することができ、その際、
支持帯と合成樹脂モノフィラメントからなる噛合素子列
との両方の製造にダブルピッキングを利用できるように
することである。本発明に関するスライドファスナの織
成支持帯はダブルピッキングされた二重ヨコ糸なす基本
ヨコ糸とタテ糸とからなり、ダブルピッキングされた合
成樹脂モノフィラメントからなる噛合素子列を有してい
る。各噛合素子は前方の噛合頭部と噛合頭部から内向き
に伸びる1対の脚部と後方の連絡部とを有している。こ
の目的を達成するために、本発明の教示により、一方で
は基本ヨコ糸からなる二重ヨコ糸、他方では合成樹脂モ
ノフィラメントからなるヨコ糸は、スライドファスナの
平面に対して垂直方向になったタテ糸ポケットに位置し
ている。その際一方では支持帯と他方では噛合素子列と
の間に要求される連結を種々の構成によって行なうこと
ができる。
本発明により、基本ヨコ糸の各二重ヨコ糸または少なく
とも各第2番目または3番目の二重ヨコ糸は、噛合素子
の下方の、支持帯用基本タテ糸からなる別のタテ糸ポケ
ットに位置している。その際1つ以上のタテ糸はヨコ糸
固定用のタテ糸ポケットから支持帯の平面の外に引き出
され、噛合素子の脚部を覆った後、噛合素子固定用のタ
テ糸ポケットを支持帯の平面上に形成している。
このように構成すると、製造速度を早くし、かつ柔軟で
可撓性に富むスライドファスナを得ることができる。こ
こに噛合素子の下方というには、投影部分も含む噛合素
子下方の全範囲のことである。従って素子の直下でも、
隣りの素子との中間でも、または隣りの素子の直下でも
よい0本発明によるスライドファスナによると、一方で
は基本ヨコ糸からなる二重ヨコ糸および他方では合成樹
脂モノフィラメントからなる二重ヨコ糸は、スライドフ
ァスナの剤」分において別々のタテ糸ポケットにヨコ入
れされ、その際これらのポケットは、スライドファスナ
の平面に対して直角に互いに実質的に重なり合っている
。支持帯の噛合素子列との連結は特別の仕方で行なわれ
ている。すなわち前述の通り、支持帯のタテ糸ポケット
のいくつかのタテ糸(実際には適当なタテ糸でよい)は
、支持帯のタテ糸ポケットから噛合素子の脚部上を過つ
”(、lJrる。完成スライドフてスナの多持帯のヨー
コ糸も支持帯全体も、スライドファスナに曲げ応力が加
わり、スライドファスナの平面に歪みが生じる場合、噛
合素子列に対して動くことができるので、前述の欠点の
原因となる不利な応力を充分に受容することができる。
支持帯と噛合素f列とがたくみに連結されているので、
噛合素子間のピッチは非常に安定であって、染色、洗濯
またはアイロンかけによって変化することはない。テキ
スタイル製支持帯の糸の太さと強さとを適当に選んだ場
合、噛合素子の合成樹脂モノフィラメントの太さにかか
わらず、優れた結果を得ることができる。
本発明により、噛合素子の下方の基本ヨコ糸の二重ヨコ
糸の各1対間に、上記基本ヨコ糸の他の二重ヨコ糸が、
隣接噛合素子間のおよそ半分の位置(スライドファスナ
の縦方向において)に配置されている。これによって、
製造速度とスライドファスナの機能を−そう改良するこ
とができる。実用的には、一方では支持帯の各タテ糸ポ
ケット内に基本ヨコ糸の2つの二重ヨコ糸を収容し、他
方では噛合素子固定用のタテ糸ポケットに1つの噛合素
子を収容し、その際各タテ糸を順番に(スライドファス
のすの縦方向に)2つの噛合素子上を通過させるとよい
。または同様に、基本ヨコ糸の3つの二重ヨコ糸を各タ
テ糸ポケットに収容し、他方では噛合素子固定用タテ糸
ポケットのタテ糸が順番にスライドファスナの縦方向に
3つの噛合素子上を通るようにしてもよい。逆に、基本
ヨコ糸の1つの二重ヨコ糸のみが支持帯タテ糸ポケット
に位置し、他方では固定用タテ糸ポケット内の各タテ糸
が唯一つの噛合素子上を通るようにしても、支持帯と噛
合素子列との良好な連結を得ることができる。
本発明により、噛合素子列の近くにおいてさえも、いく
つかのタテ糸が支持帯タテ糸ポケットのみにぞくするよ
うに構成すると、スライドファスナの縦横方向における
強度をとくに改良することができる。
本発明により、タテ糸を支持帯タテ糸ポケットから支持
帯の平面の外に引き出し、支持帯の縦方向に沿って、1
つ以上の噛合素子列と、これに対応する支持帯の基本ヨ
コ糸の二重ヨコ糸との間を通過させ、次に1つ以上の噛
合素子上を通過させてこの噛合素子を覆った後、支持帯
に戻して、次のタテ、糸ポケットを形成すると、スライ
ドファスナの平面内外での曲げに対向するば、かりでな
く、横方向の力に(耐える。スライドファスナを得るこ
とができる。
本発明により、スライドファスナの平面′に対して直角
に1いに重な゛古今った別々のタテ糸ポケットに基本ヨ
コ糸の二重ヨコ糸と合成樹脂モノフィラメントの二重ヨ
コ糸とを収容する(上記各タテ糸ポケットのタテ糸は高
、中、低、中の順に案内されている)。このようにタテ
糸を案内すると、基本ヨコ糸の二重ヨコ糸とモノフィラ
メントの二重ヨコ糸とのための共通のタテ糸ポケットが
存在しないばかりでなく、タテ糸ポケットはいわば別々
の2つのタテ糸ポケットに分かれ、しかも互いに重なり
合ったタテ糸ポケットの1つは基本ヨコ糸の二重ヨコ糸
、他はモノフィラメントの二重ヨコ糸を収容している。
これらのタテ糸ポケットはタテ糸によって緊密に結合さ
れているが5その際タテ糸は1つのタテ糸ポケットから
他のタテ糸ポケットへと常に動くので、第1に、基本ヨ
コ糸の二重ヨコ糸が噛合素子間のピッチを安定化し、第
2に、ピッチを維持するためにタテ糸の張力を増加する
必要がない、さらに噛合素子列の近くの糸密度が増加し
ないので、スライドファスナの可撓性に不利な影響を及
ぼさない、基本ヨコ糸の二重ヨコ糸とモノフィラメント
の二重ヨコ糸とは、常に別々のタテ糸ポケットに案内さ
れているので、タテ糸ポケットを大きくする必要がない
。従ってタテ糸の張力が増加しないので、高速度で織成
することができる。
本発明の範囲内で−そうの改良を行なうことができる。
たとえば8本以上のタテ糸で基本ヨコ糸の二重ヨコ糸と
モノフィラメントの二重ヨコ糸とを別々のタテ糸ポケッ
トにそれぞれ案内することができる。その際これらのタ
テ糸を密接させると有利である。
次に噛合素子の噛合頭部の弓形部がスライドファスナの
平面およびその縦軸に対して垂直である場合に、噛合素
子の脚部をなすためのモノフィラメントの二重ヨコ糸の
2つの部分をタテ糸ポケットに案内し、スライドファス
ナの平面上に突出した脚部が互いに重なり合うようにす
ることができる。これによって脚部に−そうの安定性を
与えることができる。
本発明により、基本ヨコ糸の二重ヨコ糸とモノフィラメ
ントの二重ヨコ糸とを別々のタテ糸ポケットに案内する
際に、2つのタテ糸ポケットがスライドファスナの平面
に対して直角に互いに重なり合うようにし、かつタテ糸
ポケットのタテ糸が高高中低の順に案内されるようにす
ることができる。また8本以上のタテ糸で基本ヨコ糸の
二重ヨコ糸とモノフィラメントの二重ヨコ糸とを別々の
タテ糸ポケットにヨコ入れする際に、タテ糸を高高中低
の順に配置することもできる。この点に関して、高中低
中の順に案内された4本以上のタテ糸で別々のタテ糸ポ
ケットを形成することもできる。いずれの場合にも、基
本ヨコ糸の二重ヨコ糸とモノフィラメントの二重ヨコ糸
とを別のタテ糸ポケットに収容する際、タテ糸を密接さ
せると有利である。
次に本発明の実施例を示す添付図面によつ゛て、本発明
を詳記する。
第1−6図に部分的に示されたスライドファスナは、織
成支持帯lと合成樹脂モノフィラメントの噛合素子列2
とを有し、噛合索子列2は織成工程間に支持帯に織り込
まれている。わかりやすくするために、支持帯lの基本
ヨコ糸3は太く、タテ糸4.5.6.7は細く示されて
いるが、これらの糸は第3−6図では種々の大きさで示
されている。図示された支持帯lは、タテ糸4,5.6
.7および平行した二重ヨコ糸8とからなっている。ダ
ブルピッキングされた二重ヨコ糸8は連続して基本ヨコ
糸3の一部である。噛合素子列2は合成樹−脂モノフィ
ラメントをコイル状に成形した二重ヨコ糸として形成さ
れ、各噛合素子lOは、スライドファスナの平面上の投
影図において実質的に重なり合った脚部9とループ状の
噛合頭部11と後方の連絡部12とを有している。基本
ヨコ糸3は二重ヨコ糸として走行し、噛合素子lOの突
出した噛合頭部11に達している。噛合素子lOは、脚
部上にかかるタテ糸4.5.6.7によって全体として
支持帯lに織り込まれている。第1−6図において、基
本ヨコ糸3の第2番目の二重ヨコ糸8は、噛合素子IO
の下方のタテ糸からなる本来のタテ糸ポケット13に位
置している。タテ糸ポケット13のタテ糸4.5.6.
7のうち、少なくともいくつかの糸は、タテ糸ポケット
13から支持帯平面の外に引き出され、噛合素子IOの
脚部9上を通っている(第3−6図)。これらのタテ糸
4.5.6.7は順番に、噛合素子を支持帯に結合する
ための固有のタテ糸ポケット14を支持帯平面上に形成
している。噛合素子固定用タテ糸ポケット14は支持帯
平面の上方の、いわば別のレベルに位置している。従っ
て、支持帯全体(とくに基本ヨコ糸3)は、スライドフ
ァスナがその平面から上下に曲がった場合にも、噛合素
子列2に対して充分に偏位することができるので、スラ
イドファスナの破壊強度を改良することができる。他方
において、各噛合素子10間に多くのタテ糸4−7が走
行しているし、しかもその量を調整することもできるの
で、各噛合素子間のピッチを容易に維持することができ
る。またヨコ糸の数、太さおよび張力を選ぶことによっ
て、スライドファスナの柔軟性または可撓性を害するこ
となく、ピッチを安定化することができる。図示された
1対のダブルピッキング二重ヨコ糸8は基本ヨコ糸3に
ぞくし、噛合素子lOの下方に位置しているが、他方に
おいて、基本ヨコ糸3にぞくする別の二重ヨコ糸8aは
、たとえば、隣接する噛合素子IOの間のおよそ中間に
位置している。第3図において、基本ヨコ糸3にぞくす
る2つの二重ヨコ糸8.8aは、それぞれの支持帯のタ
テ糸ポケット13に位置しているが5噛合素子lOは噛
合素子用タテ糸ポケット14に位置している。その際噛
合素子列固定用タテ糸4.5.6.7は、スライドファ
スナの縦方向に順番に、隣接する2つの噛合素子lOの
上方を通っている。第5.6図において、タテ糸15は
噛合素子列2の範囲において二重ヨコ糸8の上下を通り
、タテ糸ポケット13をなしている。
第5.6図による構成のスライドファスナは柔軟性と可
撓性に冨み、スライドファスナの屈曲に充分に対抗する
ことができる。その際、タテ糸4.5.6.7はタテ糸
ポケット13の次の支持帯の平面から外に引き出され、
次にスライドファスナの縦方向に1つ以上の噛合素子I
Oとこれに対応する支持帯lの基本ヨコ糸の二重ヨコ糸
8との間を通り、一つ以上の噛合素子10の上部を覆っ
た後、支持帯lに戻り、次のタテ糸ポケット13を形成
している。上記の構成は簡単で、公知のダブルとツキン
グ装置つき自動織機で製造することができる。
第7.8図において、スライドファスナは織成支持帯l
と、これに織り込まれたコイル状の噛合素子列2とから
なっている。支持帯lはタテ糸4.5でwi成され、基
本ヨコ糸3をヨコ入れしている。噛合素子列2の噛合索
子10は、それぞれ2つの脚部9を有している。脚部9
は、スライドファスナの平面上の投影図において実質的
に互いに重なり合い、後方の連絡部12によって合体さ
れ、噛合素子列2をなしている。基本ヨコ糸3は二重ヨ
コ糸8をなし、支持帯1の一側に帯緑部I6をなすルー
プを形成し、かつ支持帯1の全幅を走行し、タテ糸4.
5で織成されている。モノフィラメントの二重ヨコ糸I
7からなる噛合素子列2は、タテ糸4により支持帯lの
幅の一部に織り込まれ、噛合頭部IIは、帯締部16と
反対側の支持帯帯緑部18から突出している。1つの噛
合素子は2本の二重ヨコ糸9を有している。第7.8図
かられかるように、支持帯の二重ヨコ糸8および噛合素
子列2のモノフィラメントの二重ヨコ糸17はそれぞれ
別のタテ糸ポケット13.14に収容されているが、こ
えらのタテ糸ポケットはスライドファスナの平面に対し
て実質的に直角に互いに重なっているので、タテ糸は高
中低中の順に案内されている。
ここに高は、タテ糸4がモノフィラメントの二重ヨコ糸
17上にあること、中は、タテ糸4がモノフィラメント
の二重ヨコ糸17とこれに対応する支持帯用二重ヨコ糸
8との間にあること、低は、タテ糸、4が支持帯用二重
ヨコ糸8の下を通ることである。従って、すべてのタテ
糸4は高中低中高中低中の順に走行し、支持帯用二重ヨ
コ糸8またはモノフィラメントの二重→コ糸17で方向
を変えている。噛合素子列2を固定する8本のタテ糸4
は互いに密接しているが、噛合素子列2のそばの支持帯
部分のタテ糸5は互いに離間され、高低の順に配置され
ている。
第9図に示されたスライドファスナと上述のスライドフ
ァスナとの相違点は、へトメ状の噛合頭部Uから伸びた
2つの脚部9が、スライドファスナの平面および縦軸に
対して直角に配置され、12本のタテ糸5によってタテ
糸ポケット14に案内されている点である。その際、ス
ライドファスナの平面から突出した脚部9の延長部分は
実質的に直線状をなして並び互いに支え合っている。
第10−12図において、スライドファスナは織成支持
帯lとこれに織り込まれた、実質的にコイル状の噛合素
子列2とを有している。支持帯lはタテ糸4.5.6お
よび基本ヨコ糸3とからなっている。噛合素子10は2
つの脚部9と、両脚部をつなぐ前方の噛合頭部11と、
後方の連絡部12とからなり、その際、スライドファス
ナの平面から突出した脚部9の部分は、実質的に互いに
重なり合っている。基本ヨコ糸3は二重ヨコ糸8となっ
て、支持帯の一側に沿いループを形成し、帯締部16を
なしている。基本ヨコ糸3はタテ糸4によって支持帯に
織り込まれている。1つの噛合素子IOに、支持帯の全
幅にわたって走行する1つの二重ヨコ糸8が配属されて
いる。噛合素子lOはモノフィラメントからなる二重ヨ
コ糸17からなり、タテ糸4によって支持帯lの幅の一
部分に結合されている。その際、噛合素子IOの噛合頭
部11は編成された帯締部16と反対側の支持帯の帯締
部18から突出している。
第1O図と第12図とを比較するとわかるように、基本
ヨコ糸の二重ヨコ糸8とモノフィラメントの二重ヨコ糸
17は別々のタテ糸ポケット13.14に収容されてい
る。これらのタテ糸ポケットは、スライドファスナの平
面に対して実質的に直角に互いに重なり合い、タテ糸4
.5からなっている。噛合素子IOの後方連絡部!2に
近い8本のタテ糸4は高高中低の順に案内されているが
、タテ糸4の前方すなわち噛合頭部11に近い4本のタ
テ糸5は高中低中の順に案内されている。ここに高は、
タテ糸4がモノフィラメントの二重ヨコ糸17上にある
こと、中は、タテ糸4がモノフィラメントの二重ヨコ糸
17とこれに対応する支持帯の二重ヨコ糸8との間にあ
ること、低は、タテ糸4が二重ヨコ糸8の下を通ってい
ることである。従って、全部のタテ糸4は高高中低高高
中低の順に、また全部のタテ糸5は高中低中高中低中の
順に案内されている。
二重ヨコ糸8またはモノフィラメントの二重ヨコ糸17
はタテ糸4.5で支えられている。噛合素子列2と協働
する全部で12本のタテ糸4.5は互いに密接している
が、噛合素子列2のそばの支持帯部分に位置するタテ糸
6は互いに離間され、かつ高低の順に案内されている。
第13図に示されたスライドファスナは、上述のスライ
ドファスナと次の点において異なっている。噛合頭部1
1から伸びた両脚部9は、スライドファスナの平面およ
び縦軸に対して実質的に直角に配置され、12本のタテ
糸4.5によって支持帯lに織り込まれている。またス
ライドファスナの平面上の投影図において両脚部9の部
分は実質的に直線状をなし、かつ実質的に並んで互いに
支え合っている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるスライドファスナの一部の平面図
、第2図は第1図の矢印六方向における一部切欠図、第
3図は第1図の線B−Bにおける断面図、第4図は次の
実施例による第3図と同様の図、第5図はその次の実施
例による第3図と同様の図、第6図は別の実施例による
第3図と同様の図、第7図はスライドファスナの半分の
一部の平面図、第8図は第7図の線C−Cにおける断面
図、第9図は他の実施例による第7図と同様の図、第1
O図はスライドファスナの半分の一部平面図、第11図
は第1O図の線D−Dにおける断面図、第12図は第1
0図の線E−Eにおける断面図、第13図は次の実施例
による第1O図と同様の図である。 1・・・支持帯、2・・・噛合素子列、3・・・基本ヨ
コ糸、4・・・タテ糸、5・・・タテ糸、6・・・タテ
糸、7・・・タテ糸、8,8a・・・支持帯の二重ヨコ
糸、9・・・脚部、I O−・・噛合素子、l!−噛合
頭部、+ 2−・・連絡部、13・−ヨコ糸固定用タテ
糸ポケット、14・・・噛合素子固定用タテ糸ポケット
、+ 5−・・タテ糸、16−帯緑部、17・・・モノ
フィラメントの二重ヨコ糸、18−・縦縁部。 特許出願人  オブチ・パテント・フオルシュンクス・
ラント・フ7ブリカチオンス・Yクチ ェンゲゼルシャフト

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)織物支持帯と支持帯に織り込まれた合成樹脂モノフ
    ィラメント製噛合素子列とを有し、その際、支持帯は経
    糸と連続した基本緯糸の二重緯糸とからなり、噛合素子
    列の各噛合素子は、連続したコイル状をなし、前方の噛
    合頭部、スライドファスナの平面上の投影図において互
    いに重なり合った上下脚部および後方の連絡部からなり
    、さらにその際、二重緯糸は、噛合素子列の下方の平面
    において、噛合素子の脚部に平行に走行し、脚部は緯糸
    方向に位置しかつ支持帯に織り込まれ、さらにその際い
    くつかの経糸は支持帯平面から出て、互いに偏位し、噛
    合素子の脚部上に伸びている、スライドファスナにおい
    て、 噛合素子列(2)の範囲において、基本緯糸の二重緯糸
    (8)とモノフィラメントの二重緯糸(17)とが、経
    糸(4)によって、それぞれの経糸ポケット(13また
    は14)に共に織り込まれ、その際前記経糸がスライド
    ファスナの平面上の投影図において、高−中−低−中の
    繰り返し単位をなして案内されていることを特徴とする
    スライドファスナ。 2)噛合素子列(2)の範囲において、基本緯糸の二重
    緯糸(8)とモノフィラメントの二重緯糸(17)とが
    、8本以上の経糸(4)によって、対応する経糸ポケッ
    ト(13または14)に共に織り込まれている、特許請
    求の範囲1記載のスライドファスナ。 3)噛合素子列(2)の範囲において、基本緯糸の二重
    緯糸(8)とモノフィラメントの二重緯糸(17)とを
    共に対応する経糸ポケット(13または14)に織り込
    むための経糸(4)が密接して配置されている、特許請
    求の範囲1記載のスライドファスナ。
JP11592688A 1978-04-27 1988-05-12 スライドファスナ Granted JPH0191802A (ja)

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