JPS6157425B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6157425B2
JPS6157425B2 JP53163509A JP16350978A JPS6157425B2 JP S6157425 B2 JPS6157425 B2 JP S6157425B2 JP 53163509 A JP53163509 A JP 53163509A JP 16350978 A JP16350978 A JP 16350978A JP S6157425 B2 JPS6157425 B2 JP S6157425B2
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JP
Japan
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warp
screen
weft
width
woven
Prior art date
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Expired
Application number
JP53163509A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5590644A (en
Inventor
Toshiji Hirohashi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON WAIDO KUROSU KK
Original Assignee
NIPPON WAIDO KUROSU KK
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Filing date
Publication date
Application filed by NIPPON WAIDO KUROSU KK filed Critical NIPPON WAIDO KUROSU KK
Priority to JP16350978A priority Critical patent/JPS5590644A/ja
Publication of JPS5590644A publication Critical patent/JPS5590644A/ja
Publication of JPS6157425B2 publication Critical patent/JPS6157425B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、各種農業、園芸作物に用いられる遮
光スクリーンの新しい構造手段の提供に関する。
各種農産物や園芸作用における日除部材とし
て、近来遮光スクリーンが多用されている。この
遮光スクリーンは黒色その他の遮光色に着色され
た合成樹脂糸を用いて、通気間隙を有するように
比較的ラフな織物組織に織成されたものである
が、その使用条件は広い面積を遮光することが必
要とされるので、織機によつて織成されたスクリ
ーン大きさでは足りず、このため従来は織成され
た遮光スクリーンを接合して目的の大きさにする
のであり、その接合構造は従来ミシンによる端縁
の重合縫着であつた。しかしかかる縫着構造では
きわめて手間が掛ると共に、外光に露呈する関係
上、糸切れ等が生じるばかりでなく、強度的にも
縫着箇所が弱く、外力による破綻その他のトラブ
ルを生じ易く、耐久性の点でも弱点が生じる。
本発明はこのような問題点を解決するためにな
されたものであつて、その特徴とする処は合成樹
脂丸糸を経糸として用い、合成樹脂帯糸を織巾に
応じて切断した定長緯糸として用いると共に、前
記経糸を複数本毎に一群としてこれら群を間隔を
置いて列設し、前記緯糸と経緯組織に織成するこ
とによつて通気間〓を有する遮光スクリーンを得
るに当り、織機織巾に亘る巾員を持つ2枚の単位
スクリーン片を同一織機上において上下離隔状に
かつ互いに独立したスクリーン片として各別組織
に同時織成すると共に、両スクリーン片の相対す
る織巾一端においては、各一端を占める一部の経
糸群と全ての緯糸群とを、その各緯糸の一端は何
れも内側に平行してU形に折り返すと共にこれら
U形折り返し緯糸群と前記した一部経糸部とを同
時に同一組織に織成することによつて両スクリー
ン片を連結しかつ経方向に続く一体の接結部と
し、これと反対の両スクリーン片の織巾他端にお
いては、各一端を占める一部経糸群と全ての緯糸
群とをそのまま別組織に織成すると共に全緯糸の
各端は共通の絡み経糸を織成した止結部を介して
自由に突出する各解放端とすることによつて、織
機織巾の2倍の幅員を持ちかつ幅員中央に接結部
を持つ連続一枚の広巾遮光スクリーンを得る点に
ある。
以下図示の実施例について本発明を詳述する
と、第1,2図は何れも本発明による遮光スクリ
ーンの実施例を示したものであり、第3図乃至第
5図はその織成手段による各要部の組織構造を例
示したものであるが、第1図に例示したものは、
実施例として2枚の単位スクリーン片を1枚に結
合した遮光スクリーンを示しており、第1図にお
いてa,a′は各単位スクリーン片を示し、その経
方向の各一側辺は本発明による1枚の織組織によ
る接結部bとされ、反対側の各一側辺は自由な解
放端とされており、図中dは各単位スクリーン片
における織物組織中における補強部であり、これ
は遮光スクリーンの強度の向上、即ち腰を強くし
て整形性を向上させるためのものである。又第2
図に例示したものは、各単位スクリーン片a,
a′の接結部bより解放端c間に至る間に、同様の
接結部bを形成した変形実施例を示したものであ
る。
次に本発明によつて第1図に示した実施例製品
を得る場合について説明すると、本発明では同一
織機上において2枚の単位スクリーン片a,a′を
各別に織成するものであり、このため繊維にはス
クリーン片aを構成する経糸のための綜絖組とス
クリーン片a′を構成する経糸のための綜絖組の両
者が準備され、両綜絖組の経糸昇降のためのスト
ロークを相違させ、スクリーン片aを織成する時
には、スクリーン片a′の織成を停止し、スクリー
ン片a′を織成する時にはスクリーン片aの織成を
停止するようにし、スクリーン片a,a′を構成す
る緯糸はその1本毎にスクリーン片a、スクリー
ン片a′は緯糸として交互に用いるようにする。こ
のため緯糸は定長に切断された1本宛の緯糸の一
端を杼に把持させて、サイドよりサイドに走行さ
せ、走行を終つた杼はコンベヤ等で再びスタート
側サイドに戻してやる型式の多数杼による1回走
行型式のものを用いるのである。
第3図はスクリーン片a,a′部分の主体組織の
一部と接結部bの織組織を例示したものであつ
て、1は図示上側のスクリーン片aにおける経
糸、1′は図示下側におけるスクリーン片a′にお
ける経糸を示し、両経糸1′,1′は共に合成樹脂
丸糸であつて、例えば黒色等の着色がなされ、2
はスクリーン片aにおける緯糸、2′はスクリー
ン片a′における緯糸であり、両緯糸2,2′は共
に合成樹脂帯糸(細巾テープ状のもの)であり、
同じく黒色等の着色がなされたものである。この
さい経糸1,1′は夫々の経糸巻枠に所要配列に
周回させて繰り出せばよいが、緯糸2,2′はロ
ール状に巻周した合成樹脂帯糸を連続的に繰り出
し、これを定寸に切断すると共にその一端を杼に
把持させ、同杼の1回走行によつて例えばこれを
スクリーン片aの緯糸2として用いた次には、別
の杼が次の定寸切断の帯糸を把持してスクリーン
片a′の緯糸として走行するように、杼は多数を準
備して1回走行完結方式とし、走行を終了した杼
はコンベア等の自動搬送手段によつて、連続的に
スタート置に返送して反復使用することになる。
緯糸打込み用箴は共通又は夫々各別のものを用い
る方式の何れでもよい。即ち同一織機上において
スクリーン片aのための経糸1群が織成位置にあ
る時、他方のスクリーン片a′のための経糸1′群
は休止位置に止まるのであり、これを緯糸の1本
毎に交互に反復させることによつて、箴の打込み
を介し、両スクリーン片a,a′は同一織機上にお
いて各別にかつ自動的に容易に織成可能である。
第3図に示したように、各スクリーン片a,a′に
おいて、その主体部分の織組織は、夫々の緯糸
2,2′に対し、夫々の経糸1,1′を平織組織の
下に織成したものであつて、このさい通気間隙を
有するために、各緯糸1,1′群は何れも4本毎
に1組のようにして密接配置して緯糸2,2′と
平織に組織し、これら複数本1組の経糸1,1′
群の各組間に相当の間隔を置くことにより、合成
樹脂帯糸による緯糸2又は2′間に通気間隙が自
由に生じることになる。このように単位スクリー
ン片a,a′を同一織機上において各別単独組織の
下に織成すると共に、本発明ではこの単位スクリ
ーン片a,a′の第1図において図向つて右側(杼
のスタート側)の経方向一側縁において、両片
a,a′の各経緯糸1,1′緯糸2,2′を同一組織
の下に同時に織成するのである。このためにはこ
の一側縁における経糸用綜絖は、先に述べた各経
糸1又は1′のための綜絖とは別の接結部b用の
綜絖組を用いる。即ち接結部綜絖には全経糸1,
1′が挿通され、1対の綜絖の上下によつて経糸
1,1′と緯糸2,2′とを共通に組織する杼道を
形成することになるのであり、図例では接結部b
の組織としては、経糸1,1′群を交互に並列
し、これに対し緯糸2,2′を2本毎に交互に配
列した平織組織としてあるが、勿論これは平織の
みに限定されることなく、両スクリーン片a,
a′を構成する全経緯糸1,1′,2,2′を一体に
組織するものならば同効であり、このさい各緯糸
2,2′の一端は折返し状に組織されている。又
図例において3はこの接結部bと両スクリーン片
a,a′の主体部分の組織境界に配置された広巾帯
条によるマーキングの区劃経糸を示しており、同
経糸3は全緯糸2,2′と平織に組織されてい
る。
第4図に例示したものは、第1図において示し
た補強部dの組織構造を示し、これは各スクリー
ン片a,a′の各別織成時に夫々織成されるもの
で、ここでは図例では10本のように多数の経糸1
又は1′群を集合させ、夫々の緯糸2又は2′と密
な平織に組織することにより、緻密で強固な帯状
の補強部として、スクリーン片a,a′に適宜間隔
にこれを配することにより、生地全体の腰を強く
し、その整形性を向上させたものである。
第5図に示したものは、第1図において示した
両スクリーン片a,a′における自由な解放端cの
構造を示しており、ここでは両スクリーン片a,
a′共に、多数の経糸1又は1′群を集合して、
夫々の緯糸2又は2′群と密な平織に組織して巾
広な帯状部分を形成して締めると共に、この組織
の外側端には絡み経糸4の1組以上を夫々配設し
て、夫々の緯糸2又は2′と絡み組織を形成し、
尚各緯糸2,2′の端末はこの絡み組織外に突出
させてある。実際の織成に当つては、前記絡み組
織の端末形成によつて両スクリーン片a,a′の解
放端c,cは一体的に係合されて、端末経糸のほ
つれもなく、生地巻取りも支障なく行なえるし、
両解放端c,cは事後その突出自由端を拡開して
やれば容易に分離できるのである。
又第2図で示したスクリーン片a,a′の主体部
分において接結部bを形成することは、接結部と
して用いる両経糸1,1′のための綜絖を、主体
部分の綜絖と別箇に介入させて置けば容易に織成
可能である。
本発明によれば、2箇の単位スクリーン片a,
a′の両者が織組織による接結部bによつて一体化
された遮光スクリーンを、きわめて効率的に量産
できるのであり、その両スクリーン片a,a′の接
結部bは全経緯糸1,1′2,2′による織組織の
ため、きわめて密度に高い強靭な連続部分とし
て、従来のミシン縫合等の脆弱性が全く生じない
のであり、しかも外観的にも佳良なものが容易に
得られる点で優れている。しかも2箇の単位スク
リーン片a,a′の個別織成と同時に簡単な綜絖使
用によつて接結部bは経方向に連続して自動的に
形成されてゆき、従来の端縁重合や縫着手間が不
要となり、工数の減少、取扱いの容易さにおいて
きわめて有利である。このような強固な接結部b
はこれに例えば鳩目金具等を付設して吊持部分等
として充分に利用できるので使用上の便益も又大
である。織機がシングル巾にせよダブル巾にせ
よ、本発明によれば常に織機織巾の倍大の大型遮
光スクリーンが得られ、無駄な裁断ロス等もなく
より大判のスクリーンの提供によつて、ユーザー
におけるクレイムやトラブルをなくし、耐久性の
大きな強靭な遮光スクリーンとして利用価値大で
あり、しかもその製造に当つても、従来織機に若
干の改造、付加を行なうのみで容易に実施できる
点でもきわめて有利である。
【図面の簡単な説明】
第1,2図は本発明遮光スクリーン実施例の全
体平面図、第3図は同接結部構造の部分平面図、
第4図は同補強部構造の部分平面図、第5図は同
解放端の部分平面図である。 1,1′……経糸、2,2′……緯糸、3……区
劃経糸、4……絡み経糸、a,a′……単位スクリ
ーン片、b……接結部、c……解放端、d……補
強部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 合成樹脂丸糸を経糸として用い、合成樹脂帯
    糸を織巾に応じて切断した定長緯糸として用いる
    と共に、前記経糸を複数本毎に一群としてこれら
    群を間隔を置いて列設し、前記緯糸と経緯組織に
    織成することによつて通気間〓を有する遮光スク
    リーンを得るに当り、織機織巾に亘る巾員を持つ
    2枚の単位スクリーン片を同一織機上において上
    下離隔状にかつ互いに独立したスクリーン片とし
    て各別組織に同時織成すると共に、両スクリーン
    片の相対する織巾一端においては、各一端を占め
    る一部の経糸群と全ての緯糸群とを、その各緯糸
    の一端は何れも内側に平行してU形に折り返すと
    共にこれらU形折り返し緯糸群と前記した一部経
    糸群とを同時に同一組織に織成することによつて
    両スクリーン片を連結しかつ経方向に続く一体の
    接結部とし、これと反対の両スクリーン片の織巾
    他端においては、各一端を占める一部経糸群と全
    ての緯糸群とをそのまま別組織に織成すると共に
    全緯糸の各端は共通の絡み経糸を織成した止結部
    を介して自由に突出する各解放端とすることによ
    つて、織機織巾の2倍の幅員を持ちかつ幅員中央
    に接結部を持つ連続一枚の広巾遮光スクリーンを
    得ることを特徴とする遮光スクリーンの製造法。
JP16350978A 1978-12-28 1978-12-28 Production of light barrier screen Granted JPS5590644A (en)

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JP16350978A JPS5590644A (en) 1978-12-28 1978-12-28 Production of light barrier screen

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JPS5590644A JPS5590644A (en) 1980-07-09
JPS6157425B2 true JPS6157425B2 (ja) 1986-12-06

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ID=15775209

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Families Citing this family (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63266688A (ja) * 1987-04-24 1988-11-02 Hitachi Ltd 磁気記録装置
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JPH0438252U (ja) * 1990-07-30 1992-03-31

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JPH047389U (ja) * 1990-05-08 1992-01-23

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