JPH018835Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH018835Y2 JPH018835Y2 JP1984129292U JP12929284U JPH018835Y2 JP H018835 Y2 JPH018835 Y2 JP H018835Y2 JP 1984129292 U JP1984129292 U JP 1984129292U JP 12929284 U JP12929284 U JP 12929284U JP H018835 Y2 JPH018835 Y2 JP H018835Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gas
- nozzle
- ejected
- tip
- truncated cone
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 claims description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 2
Landscapes
- Gas Burners (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案はガスコンロ等に使用するガスバーナ用
ノズルに関する。
ノズルに関する。
(従来の技術)
現在一般に用いられているガスバーナ用ノズル
は、これを混合管の開口に臨ませて、該ノズルか
らの噴出ガスによつて一次空気を該混合管に吸引
させるとき、これを滑かに行わせるため該ノズル
の頭部を截頭円錐型とし、その先端平坦面にガス
噴出口を開口させるを一般とし、しかもこのガス
噴出口は直径が1mm程度ときわめて小さい。この
ため該ノズルを混合管に着脱させるとき、該噴出
口端を混合管等に打ちつける等して傷付け易く、
僅かの傷でも該噴出口からの噴出ガスに片寄りを
生じて、該ガスの噴出にともなつて混合管に吸引
する一次空気の吸引に影響を及ぼすの不都合があ
る。
は、これを混合管の開口に臨ませて、該ノズルか
らの噴出ガスによつて一次空気を該混合管に吸引
させるとき、これを滑かに行わせるため該ノズル
の頭部を截頭円錐型とし、その先端平坦面にガス
噴出口を開口させるを一般とし、しかもこのガス
噴出口は直径が1mm程度ときわめて小さい。この
ため該ノズルを混合管に着脱させるとき、該噴出
口端を混合管等に打ちつける等して傷付け易く、
僅かの傷でも該噴出口からの噴出ガスに片寄りを
生じて、該ガスの噴出にともなつて混合管に吸引
する一次空気の吸引に影響を及ぼすの不都合があ
る。
これを防ぐため第4図に示すごとくガスノズル
の先端の平坦面の中央部分に窪みaを設け、該窪
みaにガス噴出口bを開口させることが考えられ
るが、かゝるものでは窪みaが深くなり、該窪み
a内で該噴出口bからの噴出ガスに渦流を生じ
て、該噴出ガスによる前記一次空気の吸引が損わ
れるの不都合を生じる。時に第5図に示すごとく
ガスノズルのガス噴出口bの先端部分のみを急傾
斜するテーパに形成したものも例えば、実開昭51
−53540号公報に知られるが、このものでは該ガ
スノズルのガス噴出b口から噴出すると直ちに拡
散し勝ちになりこれによれば、該噴出ガスによる
一次空気の吸引が損われ勝ちであり、特に該ガス
噴出口bの周面に残存する平坦面は該噴出ガスに
よるインゼクタ作用を妨げる方向に働くため該ノ
ズルをバーナ本体から離して設置する必要がある
等の不具合がある。
の先端の平坦面の中央部分に窪みaを設け、該窪
みaにガス噴出口bを開口させることが考えられ
るが、かゝるものでは窪みaが深くなり、該窪み
a内で該噴出口bからの噴出ガスに渦流を生じ
て、該噴出ガスによる前記一次空気の吸引が損わ
れるの不都合を生じる。時に第5図に示すごとく
ガスノズルのガス噴出口bの先端部分のみを急傾
斜するテーパに形成したものも例えば、実開昭51
−53540号公報に知られるが、このものでは該ガ
スノズルのガス噴出b口から噴出すると直ちに拡
散し勝ちになりこれによれば、該噴出ガスによる
一次空気の吸引が損われ勝ちであり、特に該ガス
噴出口bの周面に残存する平坦面は該噴出ガスに
よるインゼクタ作用を妨げる方向に働くため該ノ
ズルをバーナ本体から離して設置する必要がある
等の不具合がある。
(考案が解決しようとする問題点)
本考案はかゝる不都合のないガスバーナ用ノズ
ルを得ることをその目的とする。
ルを得ることをその目的とする。
(問題点を解決するための手段)
混合管の一端開口に、周面に通気間隙を存して
臨ませるガスノズルであつて、該ガスノズルは頭
部を截頭円錐型に形成すると共に該先端面中央に
ガス噴出口を開口させたものに於いて、該ガスノ
ズルの先端面を截頭円錐の先端縁から該ガス噴出
口に向つて緩く傾斜する窪み面に形成して成る。
臨ませるガスノズルであつて、該ガスノズルは頭
部を截頭円錐型に形成すると共に該先端面中央に
ガス噴出口を開口させたものに於いて、該ガスノ
ズルの先端面を截頭円錐の先端縁から該ガス噴出
口に向つて緩く傾斜する窪み面に形成して成る。
(実施例)
本考案実施の1例を別紙図面につき説明する。
図面で1は混合管2の一端開口3に同口に通気間
隙を存して臨ませたガスノズル、4は該ガスノズ
ル1の先端中央に開口させたガス噴出口を示し、
該ガスノズル1はその頭部を截頭円錐型に形成す
ると共にその先端面5を截頭円錐の先端縁からガ
ス噴出口4に向つて緩く傾斜する窪み面6に形成
させて成る。尚図面で7は該ガスノズル1内に設
けた前記ガス噴出口4に連なるガス通路、8は該
ガスノズル1の後端に接続したガス管を示す。
図面で1は混合管2の一端開口3に同口に通気間
隙を存して臨ませたガスノズル、4は該ガスノズ
ル1の先端中央に開口させたガス噴出口を示し、
該ガスノズル1はその頭部を截頭円錐型に形成す
ると共にその先端面5を截頭円錐の先端縁からガ
ス噴出口4に向つて緩く傾斜する窪み面6に形成
させて成る。尚図面で7は該ガスノズル1内に設
けた前記ガス噴出口4に連なるガス通路、8は該
ガスノズル1の後端に接続したガス管を示す。
(作用)
かゝるガスノズル1を混合管2の一端開口3に
臨ませ、該ガスノズル1を介して混合管2内にガ
スを噴出させると、一次空気がこれに吸引されて
混合管2内に吸引される。
臨ませ、該ガスノズル1を介して混合管2内にガ
スを噴出させると、一次空気がこれに吸引されて
混合管2内に吸引される。
このとき、ガスノズル1からのガスの大部は窪
み面6が緩く傾斜するため該窪み面6の影響を受
けることなく噴出し、しかも該噴出ガスによつて
混合管2内に吸引される一次空気Aは該截頭円錐
面に沿つて流入し、第3図に示すごとく該噴出ガ
スGと良好に混合する。尚ガスノズル1からのガ
スの1部は窪み面6に沿つた表面流となりその周
縁から離れたとき直ちに一次空気と混合する。従
つて該窪み面6を流れる1部のガスが大部のガス
の流れを阻害することもない。
み面6が緩く傾斜するため該窪み面6の影響を受
けることなく噴出し、しかも該噴出ガスによつて
混合管2内に吸引される一次空気Aは該截頭円錐
面に沿つて流入し、第3図に示すごとく該噴出ガ
スGと良好に混合する。尚ガスノズル1からのガ
スの1部は窪み面6に沿つた表面流となりその周
縁から離れたとき直ちに一次空気と混合する。従
つて該窪み面6を流れる1部のガスが大部のガス
の流れを阻害することもない。
尚窪み面6の傾斜角Θはガス噴出口4に傷をつ
けないためには深いほど良いが、深いと前述する
ごとく噴出するガスに悪影響がある。これら両要
請を満す傾斜角Θとしては、本考案者の実験によ
れば6度前後であつた。
けないためには深いほど良いが、深いと前述する
ごとく噴出するガスに悪影響がある。これら両要
請を満す傾斜角Θとしては、本考案者の実験によ
れば6度前後であつた。
(効果)
このように本考案によるときは、ガスノズルの
先端面を截頭円錐の先端縁から該ガス噴出口に向
つて緩く傾斜する窪み面に形成したので、ガス噴
出口から噴出するガスの一部は該窪み面に沿つて
流れるが、このガスは該窪み面が截頭円錐である
こと、該窪み面が截頭円錐の先端縁に連なり一次
空気によつて速かに持ち去られること等によつて
窪み面に沿つて流れるガス流は表面流となり、ガ
ス噴出口からの大部のガスの噴出を防げることな
くこのため大部のガスは該ガス噴出口から前方に
良効に噴出し、これによつて一次空気を円滑に吸
引し、しかも該噴出ガスによつて混合管内に吸引
される一次空気は截頭円錐面に沿つて流入し大部
の噴出ガスと混合し窪み面に沿つて表面流となる
一部のガスは窪み周縁から一次空気によつて持去
られるとき直ちにこれと混合するためガスと一次
空気との混合も良好となり、これらによつて混合
管に近ずけてガスノズルを設定出来等の効果があ
る。
先端面を截頭円錐の先端縁から該ガス噴出口に向
つて緩く傾斜する窪み面に形成したので、ガス噴
出口から噴出するガスの一部は該窪み面に沿つて
流れるが、このガスは該窪み面が截頭円錐である
こと、該窪み面が截頭円錐の先端縁に連なり一次
空気によつて速かに持ち去られること等によつて
窪み面に沿つて流れるガス流は表面流となり、ガ
ス噴出口からの大部のガスの噴出を防げることな
くこのため大部のガスは該ガス噴出口から前方に
良効に噴出し、これによつて一次空気を円滑に吸
引し、しかも該噴出ガスによつて混合管内に吸引
される一次空気は截頭円錐面に沿つて流入し大部
の噴出ガスと混合し窪み面に沿つて表面流となる
一部のガスは窪み周縁から一次空気によつて持去
られるとき直ちにこれと混合するためガスと一次
空気との混合も良好となり、これらによつて混合
管に近ずけてガスノズルを設定出来等の効果があ
る。
第1図は本考案実施の1例を示す側面図、第2
図は第1図−線拡大截断面図、第3図は本考
案品を混合管へ組付け状態の1例を示す截断側面
図、第4図並びに第5図は従来例を示す截断側面
図である。 1……ガスノズル、2……混合管、3……一端
開口、4……ガス噴出口、5……先端面、6……
窪み面。
図は第1図−線拡大截断面図、第3図は本考
案品を混合管へ組付け状態の1例を示す截断側面
図、第4図並びに第5図は従来例を示す截断側面
図である。 1……ガスノズル、2……混合管、3……一端
開口、4……ガス噴出口、5……先端面、6……
窪み面。
Claims (1)
- 混合管の一端開口に、周面に通気間隙を存して
臨ませるガスノズルであつて、該ガスノズルは頭
部を截頭円錐型に形成すると共に該先端面中央に
ガス噴出口を開口させたものに於いて、該ガスノ
ズルの先端面を截頭円錐の先端縁から該ガス噴出
口に向つて緩く傾斜する窪み面に形成して成るガ
スバーナ用ノズル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984129292U JPH018835Y2 (ja) | 1984-08-28 | 1984-08-28 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984129292U JPH018835Y2 (ja) | 1984-08-28 | 1984-08-28 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6148234U JPS6148234U (ja) | 1986-04-01 |
JPH018835Y2 true JPH018835Y2 (ja) | 1989-03-09 |
Family
ID=30687907
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1984129292U Expired JPH018835Y2 (ja) | 1984-08-28 | 1984-08-28 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH018835Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015197273A (ja) * | 2014-04-02 | 2015-11-09 | リンナイ株式会社 | ガス供給用マニホールド |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1089635A (ja) * | 1996-09-12 | 1998-04-10 | Samii:Kk | 自然混合式ガスバーナーにおけるガスと空気の混合装置 |
JPH11182819A (ja) * | 1997-12-25 | 1999-07-06 | Toho Gas Co Ltd | ガスノズル及びそのガスノズルを使用した内部炎口バーナ |
JP2000179813A (ja) * | 1998-12-10 | 2000-06-27 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | こんろ用ノズル |
KR100826711B1 (ko) | 2006-12-20 | 2008-04-30 | 엘지전자 주식회사 | 가열조리기기 및 가열조리기기의 버너시스템 |
JP2014132205A (ja) * | 2013-01-07 | 2014-07-17 | Harman Co Ltd | ガスコンロ |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4732178U (ja) * | 1971-04-20 | 1972-12-11 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5153540U (ja) * | 1974-10-22 | 1976-04-23 |
-
1984
- 1984-08-28 JP JP1984129292U patent/JPH018835Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4732178U (ja) * | 1971-04-20 | 1972-12-11 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015197273A (ja) * | 2014-04-02 | 2015-11-09 | リンナイ株式会社 | ガス供給用マニホールド |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6148234U (ja) | 1986-04-01 |
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