JPH018640Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH018640Y2 JPH018640Y2 JP1981171081U JP17108181U JPH018640Y2 JP H018640 Y2 JPH018640 Y2 JP H018640Y2 JP 1981171081 U JP1981171081 U JP 1981171081U JP 17108181 U JP17108181 U JP 17108181U JP H018640 Y2 JPH018640 Y2 JP H018640Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screw blade
- discharge port
- cylindrical casing
- pressure chamber
- lid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000004576 sand Substances 0.000 claims description 8
- 239000002689 soil Substances 0.000 description 16
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 3
- 201000004569 Blindness Diseases 0.000 description 1
- 238000005243 fluidization Methods 0.000 description 1
- 239000003673 groundwater Substances 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 208000018769 loss of vision Diseases 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000003566 sealing material Substances 0.000 description 1
- 239000002002 slurry Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はシールド掘進機の排土装置に関する。
切羽土圧を保持しながら掘削するシールド掘進
機において、掘削土砂を圧力室から大気圧室に排
出する排土装置として、スクリユウコンベヤ式の
ものが使用されている。従来、このスクリユウコ
ンベヤ式排土装置は、第３図に示すように、緩や
かな角度で上向きに傾斜された筒状ケーシング１
内にスクリユウ羽根２が回転自在に配設されると
共に該スクリユウ羽根２は回転軸３を介して筒状
ケーシング１後方に設けられた回転駆動装置４に
より回転されるものであつた。
機において、掘削土砂を圧力室から大気圧室に排
出する排土装置として、スクリユウコンベヤ式の
ものが使用されている。従来、このスクリユウコ
ンベヤ式排土装置は、第３図に示すように、緩や
かな角度で上向きに傾斜された筒状ケーシング１
内にスクリユウ羽根２が回転自在に配設されると
共に該スクリユウ羽根２は回転軸３を介して筒状
ケーシング１後方に設けられた回転駆動装置４に
より回転されるものであつた。
従つて、掘削土砂の排出口５は筒状ケーシング
１の後端近傍下部に設けられている。ところで、
このものによると、掘削土砂の排出方向が上向き
傾斜から鉛直方向に急激に変化するため及び回転
軸があるため、掘削土砂内に混入した粗大礫のか
らみ合により排出口５近傍が閉塞状態になつてし
まう欠点があると共に、掘削土砂の排出状況が目
視できず、排出口５の開閉ゲート６の操作が効率
よく行なうことができないという欠点があつた。
１の後端近傍下部に設けられている。ところで、
このものによると、掘削土砂の排出方向が上向き
傾斜から鉛直方向に急激に変化するため及び回転
軸があるため、掘削土砂内に混入した粗大礫のか
らみ合により排出口５近傍が閉塞状態になつてし
まう欠点があると共に、掘削土砂の排出状況が目
視できず、排出口５の開閉ゲート６の操作が効率
よく行なうことができないという欠点があつた。
そこで、本考案は上記欠点を解消し得るシール
ド掘進機の排土装置を提供するものである。
ド掘進機の排土装置を提供するものである。
以下、本考案の一実施例を第１図及び第２図に
基づき説明する。１１はシールド本体、１２はシ
ールド本体１１前部に設けられると共に、回転駆
動装置１３により回転自在にされたカツタヘツ
ド、１４はカツタヘツド１２内に形成された圧力
室、１５は圧力室１４内に取込まれた掘削土砂を
大気圧室１６側に排出する排土装置である。該排
土装置１５を詳しく説明すると、１７は圧力室１
４と大気圧室１６とに亘つて設けられた筒状ケー
シング、１８は該筒状ケーシング１７内に回転自
在に配設されて掘削土砂を圧力室１４から大気圧
室１６に搬送するスクリユウ羽根である。そし
て、スクリユウ羽根１８によつて搬送される掘削
土砂が排出し易いように、筒状ケーシング１７の
後端面には掘削土砂の搬送方向に略対向する排出
口１９が設けられている。即ち、筒状ケーシング
１７後端面には蓋体２０が取付けられると共に該
蓋体２０下部には排出口１９が設けられ、更に蓋
体２０には上記排出口１９を開閉するスライドゲ
ート２１か一対のシリンダ装置２２を介して取付
けられている。なお、上記筒状ケーシング１７は
通常緩やかな上向き傾斜でもつて設けられ、また
上記排出口１９は略鉛直面に設けられるため、筒
状ケーシング１７後端部は水平方向の軸心を有す
る延設部１７ａにされている。また、上記スクリ
ユウ羽根１８の回転駆動は、従来のように筒状ケ
ーシング１７後方から回転駆動させることができ
ないので、スクリユウ羽根１８後端部外周に固着
された回転環２３を介して行なわれる。即ち、回
転環２３の外周には外歯２４が設けられ、該外歯
２４はピニオン２５を介して回転駆動装置２６に
連動連結されている。なお、２７は回転環２３の
軸受、２８は上記軸受２７の外側に配置されたシ
ール材である。２９は排出口１９の後方に設けら
れた掘削土砂の搬出コンベヤである。
基づき説明する。１１はシールド本体、１２はシ
ールド本体１１前部に設けられると共に、回転駆
動装置１３により回転自在にされたカツタヘツ
ド、１４はカツタヘツド１２内に形成された圧力
室、１５は圧力室１４内に取込まれた掘削土砂を
大気圧室１６側に排出する排土装置である。該排
土装置１５を詳しく説明すると、１７は圧力室１
４と大気圧室１６とに亘つて設けられた筒状ケー
シング、１８は該筒状ケーシング１７内に回転自
在に配設されて掘削土砂を圧力室１４から大気圧
室１６に搬送するスクリユウ羽根である。そし
て、スクリユウ羽根１８によつて搬送される掘削
土砂が排出し易いように、筒状ケーシング１７の
後端面には掘削土砂の搬送方向に略対向する排出
口１９が設けられている。即ち、筒状ケーシング
１７後端面には蓋体２０が取付けられると共に該
蓋体２０下部には排出口１９が設けられ、更に蓋
体２０には上記排出口１９を開閉するスライドゲ
ート２１か一対のシリンダ装置２２を介して取付
けられている。なお、上記筒状ケーシング１７は
通常緩やかな上向き傾斜でもつて設けられ、また
上記排出口１９は略鉛直面に設けられるため、筒
状ケーシング１７後端部は水平方向の軸心を有す
る延設部１７ａにされている。また、上記スクリ
ユウ羽根１８の回転駆動は、従来のように筒状ケ
ーシング１７後方から回転駆動させることができ
ないので、スクリユウ羽根１８後端部外周に固着
された回転環２３を介して行なわれる。即ち、回
転環２３の外周には外歯２４が設けられ、該外歯
２４はピニオン２５を介して回転駆動装置２６に
連動連結されている。なお、２７は回転環２３の
軸受、２８は上記軸受２７の外側に配置されたシ
ール材である。２９は排出口１９の後方に設けら
れた掘削土砂の搬出コンベヤである。
上記構成によると、圧力室１４内に取込まれた
掘削土砂はスクリユウ羽根１８先端部によつて塑
性流動化材料（例えば泥漿）と混合撹拌された
後、筒状ケーシング１７内のスクリユウ羽根１８
によつて筒状ケーシング１７後部の延設部１７ａ
に送られ、ここで地下水圧と崩壊土圧に対抗でき
るサンドプラグが形成され、そして排出口１９の
スライドゲート２１が開かれ、水平方向で搬出コ
ンベヤ２９上に排出される。ところで、このもの
によると、斜め上向きに搬送されてきた掘削土砂
は延設部で水平方向に変更されるため、従来の鉛
直方向に変更されるものに比べてその変更角度が
90゜減じられ、従つて従来の場合に比べて曲がり
部での損失係数が非常に小さくなつて掘削土砂は
スムースに排出口に送られる。また、掘削土砂の
排出口が筒状ケーシングの水平延設部の後端面に
設けられているため、掘削土砂の排出状態が目視
でき、従つて掘削土砂の排出量に応じて時間的に
遅れることなくスライドゲートの開度を調節でき
る。更に、粗大礫を排出する場合、第３図に示す
従来のもののように、掘削土砂搬出用コンベヤの
設置高さを変化させる必要がない。
掘削土砂はスクリユウ羽根１８先端部によつて塑
性流動化材料（例えば泥漿）と混合撹拌された
後、筒状ケーシング１７内のスクリユウ羽根１８
によつて筒状ケーシング１７後部の延設部１７ａ
に送られ、ここで地下水圧と崩壊土圧に対抗でき
るサンドプラグが形成され、そして排出口１９の
スライドゲート２１が開かれ、水平方向で搬出コ
ンベヤ２９上に排出される。ところで、このもの
によると、斜め上向きに搬送されてきた掘削土砂
は延設部で水平方向に変更されるため、従来の鉛
直方向に変更されるものに比べてその変更角度が
90゜減じられ、従つて従来の場合に比べて曲がり
部での損失係数が非常に小さくなつて掘削土砂は
スムースに排出口に送られる。また、掘削土砂の
排出口が筒状ケーシングの水平延設部の後端面に
設けられているため、掘削土砂の排出状態が目視
でき、従つて掘削土砂の排出量に応じて時間的に
遅れることなくスライドゲートの開度を調節でき
る。更に、粗大礫を排出する場合、第３図に示す
従来のもののように、掘削土砂搬出用コンベヤの
設置高さを変化させる必要がない。
なお、上記実施例においては、回転軸に固着さ
れたスクリユウ羽根を有する排土装置について説
明したが、勿論、中心に回転軸が無いコイル状ス
クリユウ羽根（リボン状スクリユウ羽根とも言
う）を有するものにも適用できる。
れたスクリユウ羽根を有する排土装置について説
明したが、勿論、中心に回転軸が無いコイル状ス
クリユウ羽根（リボン状スクリユウ羽根とも言
う）を有するものにも適用できる。
以上のように、本考案のシールド掘進機の排土
装置によれば、スクリユウ羽根を有すると共に上
下方向に傾斜された筒状ケーシングの後部に水平
延設部を設け、その端面に掘削土砂の排出口を設
けたので、斜め上向きに搬送されてきた掘削土砂
は延設部で水平方向に変更されるため、従来の鉛
直方向に変更されるものに比べてその変更角度が
90゜減じられ、従つて従来の場合に比べて曲がり
部での損失係数が非常に小さくなつて掘削土砂は
スムースに排出口に送られて排出されるため、筒
状ケーシング内後部での閉塞発生を防止すること
ができる。また、排出口は水平延設部の端面に設
けられているため、容易に掘削土砂の排出状態を
目視できるので、排出状態に応じてゲートの開度
を調節することができる。
装置によれば、スクリユウ羽根を有すると共に上
下方向に傾斜された筒状ケーシングの後部に水平
延設部を設け、その端面に掘削土砂の排出口を設
けたので、斜め上向きに搬送されてきた掘削土砂
は延設部で水平方向に変更されるため、従来の鉛
直方向に変更されるものに比べてその変更角度が
90゜減じられ、従つて従来の場合に比べて曲がり
部での損失係数が非常に小さくなつて掘削土砂は
スムースに排出口に送られて排出されるため、筒
状ケーシング内後部での閉塞発生を防止すること
ができる。また、排出口は水平延設部の端面に設
けられているため、容易に掘削土砂の排出状態を
目視できるので、排出状態に応じてゲートの開度
を調節することができる。
第１図は本考案の一実施例の全体縦断面図、第
２図は第１図の−失視断面図、第３図は従来
例の要部縦断面図である。 １１……シールド本体、１４……圧力室、１５
……排土装置、１６……大気圧室、１７……筒状
ケーシング、１７ａ……延設部、１８……スクリ
ユウ羽根、１９……排出口、２０……蓋体、２１
……スライドゲート。
２図は第１図の−失視断面図、第３図は従来
例の要部縦断面図である。 １１……シールド本体、１４……圧力室、１５
……排土装置、１６……大気圧室、１７……筒状
ケーシング、１７ａ……延設部、１８……スクリ
ユウ羽根、１９……排出口、２０……蓋体、２１
……スライドゲート。
Claims (1)
- 圧力室と大気圧室とに亘つてしかも上下方向に
傾斜して設けられた筒状ケーシング内に掘削土砂
搬送用スクリユウ羽根を有するシールド掘進機の
排土装置の上部筒状ケーシング後端部を水平方向
に延設して延設部と成し、該延設部の後端面に鉛
直方向で蓋体を設けると共に該蓋体に排出口を形
成し、上記排出口を開閉するスライドゲートを上
記蓋体に沿つて摺動自在に設け、且つ上記スクリ
ユウ羽根を、上記スクリユウ羽根外周に固着され
た回転環を介して回転駆動させるようにしたこと
を特徴とするシールド掘進機の排土装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17108181U JPS5876698U (ja) | 1981-11-16 | 1981-11-16 | シ−ルド掘進機の排土装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17108181U JPS5876698U (ja) | 1981-11-16 | 1981-11-16 | シ−ルド掘進機の排土装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5876698U JPS5876698U (ja) | 1983-05-24 |
| JPH018640Y2 true JPH018640Y2 (ja) | 1989-03-08 |
Family
ID=29963023
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17108181U Granted JPS5876698U (ja) | 1981-11-16 | 1981-11-16 | シ−ルド掘進機の排土装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5876698U (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS554452A (en) * | 1978-06-27 | 1980-01-12 | Kumagai Gumi Co Ltd | Method and device for shieldinggtype excavation of tunnel |
-
1981
- 1981-11-16 JP JP17108181U patent/JPS5876698U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS554452A (en) * | 1978-06-27 | 1980-01-12 | Kumagai Gumi Co Ltd | Method and device for shieldinggtype excavation of tunnel |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5876698U (ja) | 1983-05-24 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH018640Y2 (ja) | ||
| US5180252A (en) | Earth pressure system shield process | |
| JPS6139029Y2 (ja) | ||
| JPH0139839Y2 (ja) | ||
| JPS6315433Y2 (ja) | ||
| JPS6136630Y2 (ja) | ||
| JPH0354240Y2 (ja) | ||
| JPS603198Y2 (ja) | シ−ルド掘進機の排土装置 | |
| JPS6340554Y2 (ja) | ||
| JPH0144634Y2 (ja) | ||
| JPH0313455Y2 (ja) | ||
| JPS5840158Y2 (ja) | シ−ルド掘進機 | |
| JPS6124634Y2 (ja) | ||
| JPS6136631Y2 (ja) | ||
| JPS6040711Y2 (ja) | シ−ルド掘進機の排土装置 | |
| WO1993001365A1 (en) | Bucket for earth moving equipment | |
| JPS6214230Y2 (ja) | ||
| JPS6235747Y2 (ja) | ||
| JPS6123360B2 (ja) | ||
| JPH0415832Y2 (ja) | ||
| JPH0223676Y2 (ja) | ||
| JPS6139030Y2 (ja) | ||
| JPH069112Y2 (ja) | シールド掘進機 | |
| JPS6038799Y2 (ja) | シ−ルド掘進機の掘削土砂撹拌装置 | |
| JPH0230558Y2 (ja) |