JPH018572Y2 - - Google Patents

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JPH018572Y2
JPH018572Y2 JP14291880U JP14291880U JPH018572Y2 JP H018572 Y2 JPH018572 Y2 JP H018572Y2 JP 14291880 U JP14291880 U JP 14291880U JP 14291880 U JP14291880 U JP 14291880U JP H018572 Y2 JPH018572 Y2 JP H018572Y2
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JP
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rack
teeth
gears
door
rack rod
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JP14291880U
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JPS5766024U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (考案の技術分野) 本考案は水工構造物における扉体昇降装置に係
り、殊に扉体を昇降させるためのラツク杆と歯車
の係合構造に関する。
(従来例) 水路などに設置される制水用扉体の昇降手段と
して、第2図に示すように扉体10の上部にラツ
ク杆11を立設し、そのラツク歯11aに左右か
ら歯車12,13を係合させて、該歯車12,1
3を手動や動力により回転させることにより、扉
体10を昇降させるようにしたものが知られてい
る。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながらこのものは、両歯車12,13は
段差を付与せずに同じレベルに配設されており、
かつ各歯部12a,13aは同時にラツク歯11
aに係合離脱するようになつていたため、扉体1
0を上昇させるために歯車12,13が正回転し
て各歯部12a,13aがラツク歯11aに左右
から係合するときは、該歯部12a,13aから
斜め上方の力F1,F2がラツク杆11に同時に
作用することとなり、このためラツク杆11は左
右から締め付けられて円滑に上昇しにくい問題点
があつた。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決するために本考案は、扉体1
の上部に立設されたラツク杆2のラツク歯2a
に、左右から歯車3,4を係合させて該歯車3,
4の回転により該扉体1を昇降させるようにした
扉体昇降装置において、各歯車3,4を段差Tを
付与し段違いに配設するとともに、ラツク杆2を
左右に揺動自在に配設し、各歯車3,4の歯部3
a,4aをラツク歯2aに交互に係合離脱させる
ようにしている。
(作用) このように構成すれば、左右の歯車3,4の歯
部3a,4aは交互にラツク歯2aに係合離脱
し、ラツク杆2は各歯部3a,4aから交互に受
ける斜方向の力F1,F2により左右に揺動しな
がら、円滑に昇降することができる。
(実施例) 第1図において、1は水路等に配置される制水
用扉体であつて、その上部にラツク杆2が左右に
揺動自在に立設されている。3,4は少歯車であ
つて、その歯部3a,4aはラツク杆2の側部に
形成されたピン状のラツク歯2aに左右から係合
している。各歯車3,4は段差Tを付与して段違
いに配設され、かつ左側の歯車3の歯部3aと右
側の歯車4の歯部4aは交互にラツク歯2aに係
合離脱するようになつており、かくすることによ
り一方の歯部3aがラツク歯2aに係合している
ときは他方の歯部4aはラツク歯2aから離れ、
また他方の歯部4aがラツク歯2aに係合してい
るときは一方の歯部3aはラツク歯2aから離れ
るようになつている(同図鎖線も併せて参照)。
第1図において、実線は右方の歯車4の歯部4a
がラツク歯2aに係合して力2Fによりラツク杆
2を左斜め上方に押し上げている状態を、また同
図鎖線は左方の歯車3の歯部3aがラツク歯2a
に係合して力F1により右斜め上方に押し上げて
いる状態をあらわしている。
本装置は上記のような構成より成り、扉体1を
上昇させるときは、手動あるいはモータなどの動
力により各歯車3,4を正回転させる。すると各
歯部3a,4aは交互にラツク歯2aに係合して
ラツク杆2を押し上げていくが、この場合、左側
の歯車3の歯部3aがラツク歯2aに係合すると
きは、その斜め上方の力F1によりラツク杆2は
右斜め上方に押し上げられ、また右側の歯車4の
歯部4aがラツク歯2aに係合するときは、その
斜め上方の力F2によりラツク杆2は左斜め上方
に押し上げられる。したがつてラツク杆2は交互
に作用する各力F1,F2により左右に揺動しな
がら蛇行状(波形矢印参照)に円滑に上昇するこ
とができる。lはその振幅である。また扉体1を
下降させるときも同様にして各歯車3,4を逆回
転させると、ラツク杆2は各歯部3a,4aに交
互に押されて左右に揺動しながら下降する。
(考案の効果) 以上説明したように本考案によれば、各歯車
3,4の歯部3a,4aはラツク杆2のラツク歯
2aに交互に係合離脱するので、ラツク杆2は蛇
行状に揺動しながら円滑に昇降することができ
る。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示すものであつて、第1
図は側面図、第2図は従来のものの側面図であ
る。 1……扉体、2……ラツク杆、2a……ラツク
歯、3,4……歯車、3a,4a……歯部、T…
…段差。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 扉体の上部に立設されたラツク杆のラツク歯
    に、左右から歯車を係合させて該歯車の回転によ
    り該扉体を昇降させるようにした扉体昇降装置に
    おいて、上記各歯車を段差を付与して配設すると
    ともに、上記ラツク杆を左右に揺動自在に配設
    し、各歯車の歯部を上記ラツク歯に交互に係合離
    脱させるようにしたことを特徴とする扉体昇降装
    置。
JP14291880U 1980-10-06 1980-10-06 Expired JPH018572Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14291880U JPH018572Y2 (ja) 1980-10-06 1980-10-06

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JP14291880U JPH018572Y2 (ja) 1980-10-06 1980-10-06

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Publication Number Publication Date
JPS5766024U JPS5766024U (ja) 1982-04-20
JPH018572Y2 true JPH018572Y2 (ja) 1989-03-08

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ID=29502686

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JP14291880U Expired JPH018572Y2 (ja) 1980-10-06 1980-10-06

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JPS5766024U (ja) 1982-04-20

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