JPS5912270Y2 - 扉体の昇降装置 - Google Patents

扉体の昇降装置

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Publication number
JPS5912270Y2
JPS5912270Y2 JP8928879U JP8928879U JPS5912270Y2 JP S5912270 Y2 JPS5912270 Y2 JP S5912270Y2 JP 8928879 U JP8928879 U JP 8928879U JP 8928879 U JP8928879 U JP 8928879U JP S5912270 Y2 JPS5912270 Y2 JP S5912270Y2
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JP
Japan
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door body
rod
operating rod
engaging
lifting device
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Expired
Application number
JP8928879U
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English (en)
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JPS5673736U (ja
Inventor
史直 谷富
Original Assignee
開成工業株式会社
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Publication date
Application filed by 開成工業株式会社 filed Critical 開成工業株式会社
Priority to JP8928879U priority Critical patent/JPS5912270Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は水門、殊に小型の水門や斜樋等の各種水門に適
した扉体昇降装置に係り、構造が簡単で取り扱い性にす
ぐれた扉体昇降装置に関する。
従来この種水門の扉体昇降装置としては、ラチェットギ
ャやピニオンラック等の伝動機構が多用されており、扉
体の昇降は巻上げ機のハンドルを回転操作することによ
り行われていた。
しかしかかる従来装置は構造が複雑であるためコスト高
となり、農業用水路のような小水路に適用することは経
済的に不利であった。
また斜樋に適用した場合、巻上げ機のハンドルの位置は
地表面近くになるため、ハンドルの回転操作がやりづら
い欠点もあった。
そこで本考案はかかる点を勘案し、殊に農業用水路のよ
うな小水路に適した水門の扉体昇降装置を提供する目的
でなされたものであって、扉体の上部に取付けられた昇
降杆に、その長さ方向に沿って複数の係合部を形或し、
水平軸に回転自在に取付けられた操作杆の先端保合部を
上記保合部に係合させて回転操作することにより、扉体
を昇降させるようにしたものであり、かくすることによ
り昇降装置の構造をきわめて簡単なものとし、かつ軽作
業にて扉体の昇降操作を行えるようにしたものである。
以下、図面に沿って本考案の実施例の説明を行V。
第1図は扉体昇降装置の側面図、第2図は正面図、第3
図は第1図のA−A矢視図であって、1は扉体であり、
その上部には昇降杆2が取付けられている。
昇降杆2にはその長さ方向(すなわち上下方向)に沿っ
て凹溝状の係合部3 a ,3 b ,3 C ,3d
,3e,3fが等間隔にて多数形威されている。
4は係合部3a〜3fに係脱自在な係止片であって、枠
体8に取付けられた回転軸6に取付けられており、かつ
回転軸6の端部には重錘杆7が取付けられている。
重錘杆7は第1図において、重錘杆7自身の自重により
回転軸6を中心に反時針方向に回転せんとする方向に位
置しており、従って回転軸6を介して重錘杆7に連結さ
れた上記係止片4も、第1図において反時針方向に回転
する方向に付勢されてその先端は上記係合部3bに係合
し、扉体1がその自重により下方に落下するのを阻止し
ている。
5は扉体1を昇降させるための操作杆であって、枠体8
に取付けられた軸9に連結された連結板10の下端に取
付けられた水平軸11に回転自在に取付けられており、
連結板10は軸9を中心に揺動できるようになっている
(第1図点線参照)。
5′は操作杆5の先端に形威された先端保合部であり、
操作杆5を操作して適宜上記係合部3a〜3fに係合離
脱させるようになっている。
12は操作杆5を係止部3a〜3fから離脱させた際に
、操作杆5を載荷しておくための係止杆である。
本昇降装置は上記のように構成されており、次に取り扱
い操作の説明を行う。
扉体1を上昇させるときは操作杆5の後端部を握り、操
作杆5の先端保合部5′を保合部(例えば3e)に挿入
して係合させる(第1図実線参照)。
そしてそのまま操作杆5の後端部を押し下げれば(矢印
a参照)、操作杆5は水平軸11を中心に第1図におい
て時針方向に回転し、先端保合部5′は保合部3eに係
合したまま回転して扉体1を係合部3a〜3fの1ピッ
チ分だけ引き上げる。
このとき係止片4は、昇降杆2の上昇に伴って少々時針
方向に回転して保合部3bから一旦離脱し、次いで次位
の保合部3Cに係合して扉体1が自重により落下するの
を阻止する。
すなわち係止片4はワンウエイクラッチの作用をなして
おり、扉体1が自重により落下するのは阻止するが、扉
体1が上昇するのは許容するようになっている。
さて、上述のようにして扉体1を係合部の1ピッチ分上
昇させたなら、操作杆5を操作して先端係合部5を係合
部3eから離脱させ、当初の保合部3eの位置まで上昇
した次位の保合部3fに係合させて再び上記の操作を繰
り返す。
このように操作杆5の先端係合部5を昇降杆2の保合部
に係合させて、操作杆5の後端部を押し下げる操作を繰
り返すことにより、扉体1を簡単に上昇させることがで
きる。
次に扉体1を下降させるときは、重錘杆7を第1図にお
いて時針方向に回転させて係止片4を係合部3a〜3f
から離脱させるとともに、操作杆5の先端係合部5を係
合部3a〜3fから離脱させれば、扉体1は自重により
下降する。
なお斜樋の場合は、扉体1と扉体1を載置する戸当りと
の摺接摩擦により、扉体1が自重により下降しない場合
もあるが、かかる場合は先端保合部5′を昇降杆2の係
合部3a〜3fに係合させ、操作杆5の後端部を握って
先程と反対方向(第1図矢印C参照)に操作すれば、先
端保合部5′は昇降杆2の保合部に係合したまま反時針
方向に回転して扉体1は強制的に下降せられる。
以上説明したように本考案に係る水門の扉体昇降装置は
、扉体の上部に取付けられた昇降杆に、その長さ方向に
沿って複数の保合部を形或し、該保合部に係脱自在に係
合する係止片を設けるとともに、その先端保合部が前記
昇降杆の各係合部に係脱自在な操作杆を、水平軸に回転
自在に取付けるようにしているので、構造や取り扱いが
きわめて簡単であり、殊に農業用水路のような小水路に
設置される小型の水門や斜樋に有利に適用できる利点が
ある。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示すものであって、第1図は扉体
昇降装置の側面図、第2図は正面図、第3図は第1図の
A−A矢視図である。 1・・・・・・扉体、2・・・・・・昇降杆、3a〜3
f・・・・・・係合部、4・・・・・・係止片、5・・
・・・・操作杆、5′・・・・・・先端係合部、11・
・・・・・水平軸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 扉体の上部に取付けられた昇降杆に、その長さ方向に沿
    って複数の保合部を形或し、該係合部に係脱自在に係合
    する係止片を設けるとともに、その先端保合部が前記昇
    降杆の各係合部に係脱自在な操作杆を、水平軸に回転自
    在に取付けたことを特徴とする水門の扉体昇降装置。
JP8928879U 1979-06-26 1979-06-26 扉体の昇降装置 Expired JPS5912270Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8928879U JPS5912270Y2 (ja) 1979-06-26 1979-06-26 扉体の昇降装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8928879U JPS5912270Y2 (ja) 1979-06-26 1979-06-26 扉体の昇降装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5673736U JPS5673736U (ja) 1981-06-17
JPS5912270Y2 true JPS5912270Y2 (ja) 1984-04-13

Family

ID=29666431

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8928879U Expired JPS5912270Y2 (ja) 1979-06-26 1979-06-26 扉体の昇降装置

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JP (1) JPS5912270Y2 (ja)

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JPS5673736U (ja) 1981-06-17

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