JPH018563Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH018563Y2 JPH018563Y2 JP12408282U JP12408282U JPH018563Y2 JP H018563 Y2 JPH018563 Y2 JP H018563Y2 JP 12408282 U JP12408282 U JP 12408282U JP 12408282 U JP12408282 U JP 12408282U JP H018563 Y2 JPH018563 Y2 JP H018563Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- metal fitting
- rail flange
- rail
- main metal
- protrusion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 28
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Clamps And Clips (AREA)
- Connection Of Plates (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は軌道レールの近傍にレールを介して機
器を固着する締結装置に関する。
器を固着する締結装置に関する。
従来、軌道レール上を走行する車輛および移動
体などを検知するための必要機器を、軌道に沿つ
て布設する場合の軌道レールへの直接締結手段と
して締結の信頼性と設置作業の簡便性が要求され
てきた。そしてこの種機器の取付けには、例えば
鉄道ではレールを加工しないのが原則で、締結金
具とレールフランジ部とは第１図及び第２図に示
す装置が多く採用されて来た。
体などを検知するための必要機器を、軌道に沿つ
て布設する場合の軌道レールへの直接締結手段と
して締結の信頼性と設置作業の簡便性が要求され
てきた。そしてこの種機器の取付けには、例えば
鉄道ではレールを加工しないのが原則で、締結金
具とレールフランジ部とは第１図及び第２図に示
す装置が多く採用されて来た。
第１図は複数組のボルトナツト２と押へ板３に
より、ブラケツト１をレールフランジに締付けて
保持する装置であるが、この装置では列車通過の
際の振動でボルトの弛みと脱落が考えられ、保守
上に問題がのこる。第２図はブラケツト４に５の
如くレールフランジの形に合せた引掛け部を設け
て、当て金具６と組んで横方向に締付ける装置で
ある。この装置ではレールフランジの寸法誤差に
よる横方向の変位が大きく、位置調整の問題やさ
び付きなどの欠点が残る。
より、ブラケツト１をレールフランジに締付けて
保持する装置であるが、この装置では列車通過の
際の振動でボルトの弛みと脱落が考えられ、保守
上に問題がのこる。第２図はブラケツト４に５の
如くレールフランジの形に合せた引掛け部を設け
て、当て金具６と組んで横方向に締付ける装置で
ある。この装置ではレールフランジの寸法誤差に
よる横方向の変位が大きく、位置調整の問題やさ
び付きなどの欠点が残る。
本考案は上記欠点を除去すると共に締結の安定
性と取付作業の簡便化を計るため、締結装置はＬ
形の主金具と副金具の２点より構成され、レール
の両側より容易に組込み可能とし、締結による受
圧部は凸起部による定まる如くし、レールフラン
ジの寸法誤差に影響されない金具を提供せんとす
るものである。
性と取付作業の簡便化を計るため、締結装置はＬ
形の主金具と副金具の２点より構成され、レール
の両側より容易に組込み可能とし、締結による受
圧部は凸起部による定まる如くし、レールフラン
ジの寸法誤差に影響されない金具を提供せんとす
るものである。
以下に本考案の実施例を第３図乃至第７図に従
つて具体的に説明する。第３図は本考案の締結装
置の組立図で、レール横断側より見る。第４図は
レール側面から見た組立図である。図で２組を示
したのは取付機器の大小によるもので、小形軽量
のものに対しては１組でよい。図において１１に
主金具、１２は副金具、１３は締付けナツト、１
４は角座金、１５は調整板、１６は機器の置かれ
る位置を表わしている。
つて具体的に説明する。第３図は本考案の締結装
置の組立図で、レール横断側より見る。第４図は
レール側面から見た組立図である。図で２組を示
したのは取付機器の大小によるもので、小形軽量
のものに対しては１組でよい。図において１１に
主金具、１２は副金具、１３は締付けナツト、１
４は角座金、１５は調整板、１６は機器の置かれ
る位置を表わしている。
第５図は主金具１１の詳細図で、上板２１と側
板２２の２枚並びに角形パイプ２３とボルト２４
が図の如く熔接される。２５は半円形凸起部で、
２６と２７との３点が受圧部となる。第６図は副
金具１２の詳細図で、上板３１と側板３２の２枚
と半円形突起部３４が図の如く熔接され、また角
形パイプ２３が差し込み可能になされている。３
３は角座金１４に対する凹みで、３４，３５，３
６の３点が受圧部となつている。
板２２の２枚並びに角形パイプ２３とボルト２４
が図の如く熔接される。２５は半円形凸起部で、
２６と２７との３点が受圧部となる。第６図は副
金具１２の詳細図で、上板３１と側板３２の２枚
と半円形突起部３４が図の如く熔接され、また角
形パイプ２３が差し込み可能になされている。３
３は角座金１４に対する凹みで、３４，３５，３
６の３点が受圧部となつている。
第７図は本考案による締結時の力関係を示すも
ので、主金具はボルトを介してＦの力で、副金具
は角座金よりF′の力で、レールのフランジ側面に
作用し、力の偏心ｅによるトルクeFはｇとg′に
eF′はｆとf′の力となつて夫々の金具の位置は定
まり、且つｇ〜g′は離れて設定されており、取付
機器の位置関係はフランジの厚さの寸法誤差には
影響されなく、またＦの大小変化に対しても３つ
の受圧部は変らず、安定した保持締結を可能とす
るものである。
ので、主金具はボルトを介してＦの力で、副金具
は角座金よりF′の力で、レールのフランジ側面に
作用し、力の偏心ｅによるトルクeFはｇとg′に
eF′はｆとf′の力となつて夫々の金具の位置は定
まり、且つｇ〜g′は離れて設定されており、取付
機器の位置関係はフランジの厚さの寸法誤差には
影響されなく、またＦの大小変化に対しても３つ
の受圧部は変らず、安定した保持締結を可能とす
るものである。
以上に詳述した如く本考案は、鉄道用レールや
軌道レールを形成する形鋼などの材料に、その材
料を加工することなく、任意位置に必要機器を取
付けるための締結装置の構造に関するもので、締
結装置は主金具と副金具を組み合せで構成され、
レールへの取付けはレールフランジを利用し、そ
の長手方向に対して左右より挾む如くして組み込
まれ、主金具の捻子締めにより締結される。主、
副両金具には３点の受圧部があり、主金具・捻子
締めにより自動的に３点に加圧され、安定した締
結状態を保つと共に、支点はレールフランジの寸
法誤差に対して影響されない位置に配して構成さ
れたことを特長とする、締結の安定性と取付作業
の簡便性が考慮された締結装置である。
軌道レールを形成する形鋼などの材料に、その材
料を加工することなく、任意位置に必要機器を取
付けるための締結装置の構造に関するもので、締
結装置は主金具と副金具を組み合せで構成され、
レールへの取付けはレールフランジを利用し、そ
の長手方向に対して左右より挾む如くして組み込
まれ、主金具の捻子締めにより締結される。主、
副両金具には３点の受圧部があり、主金具・捻子
締めにより自動的に３点に加圧され、安定した締
結状態を保つと共に、支点はレールフランジの寸
法誤差に対して影響されない位置に配して構成さ
れたことを特長とする、締結の安定性と取付作業
の簡便性が考慮された締結装置である。
第１図および第２図は従来使用された締結装置
の取付け図、第３図は本考案締結装置の組立図で
レールフランジへの取付け図、第４図は第３図の
側面図、第５図は主金具の詳細図、第６図は副金
具の詳細図、第７図は締結により各金具に加わる
力の相関図である。
の取付け図、第３図は本考案締結装置の組立図で
レールフランジへの取付け図、第４図は第３図の
側面図、第５図は主金具の詳細図、第６図は副金
具の詳細図、第７図は締結により各金具に加わる
力の相関図である。
Claims (1)
- レールフランジの上面を加圧保持する突起部を
有しかつレールフランジの側面に当接する溝部、
レールフランジ下面を加圧保持する突起部を有す
るレールフランジ下面保持部、および固定ネジ部
を有する主金具と、レールフランジの上面を加圧
保持する突起部を有しかつレールフランジ側面に
当接する溝部、および主金具のレール下面保持部
に嵌合しかつレールフランジ下面を加圧保持する
突起部をそなえたレール下面保持部を有する副金
具とからなり、レールフランジの一端および他端
を前記主金具と副金具のそれぞれの溝部で挾持す
るとともに、レールフランジ下において主金具と
副金具を嵌合せしめ、前記副金具から突出した主
金具のネジ部をナツトで締付けてなる締結装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12408282U JPS5931601U (ja) | 1982-08-18 | 1982-08-18 | 締結装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12408282U JPS5931601U (ja) | 1982-08-18 | 1982-08-18 | 締結装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5931601U JPS5931601U (ja) | 1984-02-27 |
| JPH018563Y2 true JPH018563Y2 (ja) | 1989-03-08 |
Family
ID=30282994
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12408282U Granted JPS5931601U (ja) | 1982-08-18 | 1982-08-18 | 締結装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5931601U (ja) |
-
1982
- 1982-08-18 JP JP12408282U patent/JPS5931601U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5931601U (ja) | 1984-02-27 |
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