JP2018104966A - 脱線防止用ガードアングル支持装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】レールに対してガードアングルを電気絶縁状態で長期に亘って支持する脱線防止用ガードアングル支持装置を提供する。
【解決手段】レールに沿って敷設したガードアングルを支持するアングルホルダー110と、このアングルホルダー110のレール取付部112に形成されたレール載置面113とレールのレール底面との間に介在する絶縁プレート120と、アングルホルダー110をレールに締結するレール締結ユニット130と、ガードアングルをアングルホルダー110に固定するアングル固定ユニット140とを有し、絶縁プレート120が、アングルホルダー110のレール載置面113に対してレール長手方向に跨いで垂設した位置決め片124を備えている脱線防止用ガードアングル支持装置。
【選択図】図6

Description

本発明は、鉄道車両の脱線を未然に防止するガードアングルをレールに取付けるための脱線防止用ガードアングル支持装置に関する。
従来、内側レールの下面を横断し支持する所定幅のレール支持基盤が設けられ、レール支持基盤の中間の所定部位において内側レールの下部外側の脚座を下側から起立して包持係合する係合部と、レール支持基盤の係合部の位置より片側に係合部の部位から所定間隔をおいて起立する所定長さのガードアングル取付体が一体に植設され、レール支持基盤の他端に内側レールの内側下部脚座の他縁から内側に若干の距離をおいて起立する突起体が一体に形成され、内側下部脚座と突起体との間の空間に間挿体が間挿固定され、間挿体を絶縁体で構成し、レール支持基盤と内側レールとの間に絶縁シートを介在してなる鉄道のコンクリート道床線路の曲線区間脱線防止用ガードアングル支持装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この種の脱線防止用ガードアングル支持装置は、軌道のレールや枕木に沿って脱線防止用にガードアングルを設置している。
そして、ガードアングルは、鉄道車両が曲線軌道上を通過する際、曲線外側車輪に発生する横圧(水平力)が通常よりも大きくなること、輪重が通常よりも極度に小さくなること(輪重抜け)、車輪のフランジ部とレール頭部側面との接触摩擦が通常よりも大きくなることなどに起因して、車輪をレール頭部にのり上げて脱輪する現象(のり上がり脱線)が生じる前に反対側車輪の内面と接触して脱輪を防止し、鉄道車両の脱線を未然に防止している。
登録実用新案第3074439号公報(請求項3、図1参照)
しかしながら、上述した従来の曲線区間脱線防止用ガードアングル支持装置(特許文献1)は、主として、既設のコンクリート道床線路における曲線区間において、特別な前処理工事をすることなく、ガードアングルを簡易迅速に敷設する際、電気に対する作業の安全性を確保するため、間挿体を絶縁体で構成し、レール支持基盤と内側レールとの間に絶縁シートを介在することによって内側レールに対してレール支持基盤を電気的に絶縁する構造であったため、ガードアングルの敷設後、絶縁シートがレール支持基盤と内側レールとの間から移動してしまい、内側レールなどに電蝕が発生するという問題があった。
そこで、本発明は、前述したような従来技術の問題を解決するものであって、すなわち、本発明の目的は、レールに対してガードアングルを電気絶縁状態で長期に亘って支持する脱線防止用ガードアングル支持装置を提供することである。
本請求項1に係る発明は、レールに沿って敷設したガードアングルを支持するアングルホルダーと、該アングルホルダーのレール取付部に形成されたレール載置面とレールのレール底面との間に介在する絶縁プレートと、前記アングルホルダーをレールに締結するレール締結ユニットと、前記ガードアングルをアングルホルダーに固定するアングル固定ユニットとを有する脱線防止用ガードアングル支持装置であって、前記絶縁プレートが、前記アングルホルダーのレール載置面に対してレール長手方向に跨いで垂設した位置決め片を備えていることにより、前述した課題を解決するものである。
本請求項2に係る発明は、請求項1に記載された脱線防止用ガードアングル支持装置の構成に加えて、前記絶縁プレートが、前記レールのレール底部の一方側縁を掴持状態で覆う折返しカバー片を有していることにより、前述した課題をさらに解決するものである。
本請求項3に係る発明は、請求項2に記載された脱線防止用ガードアングル支持装置の構成に加えて、前記ガードアングルのアングル垂下部を支持するアングルホルダーのアングル支持起立部が、前記レール取付部に形成されたレール載置面に隣接して起立する領域をレール長手方向に一部切り欠いて設けて前記絶縁プレートの折返しカバー片を支持する支持凹溝を有していることにより、前述した課題をさらに解決するものである。
本請求項4に係る発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載された脱線防止用ガードアングル支持装置の構成に加えて、前記アングルホルダーのアングル支持起立部が、前記ガードアングルのアングル垂下部と接面する部位に設けて前記アングル垂下部を上下2箇所で受圧支持する受圧支持面を有していることにより、前述した課題をさらに解決するものである。
本請求項5に係る発明は、請求項1乃至請求項4のいずれか1つに記載された脱線防止用ガードアングル支持装置の構成に加えて、前記レール締結ユニットが、前記レール載置面に面して設けて前記レール底部の他端を上方から押圧する絶縁クリップと前記レール載置面に設けられた長孔に挿通回転して位置決めされて前記絶縁クリップを固定するT字型のクリップ締結ボルトとで少なくとも構成されていることにより、前述した課題をさらに解決するものである。
本請求項6に係る発明は、請求項5に記載された脱線防止用ガードアングル支持装置の構成に加えて、前記絶縁クリップの他端が、前記レール載置面の他端に設けられた軌道外側への上り傾斜の傾斜受圧面に接面する傾斜押圧面を有していることにより、前述した課題をさらに解決するものである。
本発明の脱線防止用ガードアングル支持装置は、レールに沿って敷設したガードアングルを支持するアングルホルダーと、このアングルホルダーのレール取付部に形成されたレール載置面とレールのレール底面との間に介在する絶縁プレートと、アングルホルダーをレールに締結するレール締結ユニットと、ガードアングルをアングルホルダーに固定するアングル固定ユニットとを有していることにより、鉄道車両の脱輪を防止するとともに、絶縁プレートがレールとガードアングルとの間を絶縁して電気的障害の発生を防止することができるばかりでなく、以下のような特有の効果を奏することができる。
請求項1に係る発明の脱線防止用ガードアングル支持装置によれば、絶縁プレートがアングルホルダーのレール載置面に対してレール長手方向に跨いで垂設した位置決め片を備えていることにより、絶縁プレートの位置決め片がアングルホルダーのレール載置面とレールのレール底面との間で生じがちな列車通過時の振動などに起因する絶縁プレートの位置ズレや抜け出しを抑止するため、レールとアングルホルダーとの接触によるレールなどの電蝕を防止し、鉄道車両の軌道を長期に亘って維持することができる。
本請求項2に係る発明の脱線防止用ガードアングル支持装置によれば、請求項1に係る発明が奏する効果に加えて、絶縁プレートがレールのレール底部の一方側縁を掴持状態で覆う折返しカバー片を有していることにより、絶縁プレートの折返しカバー片がレール底部の一方側縁に位置決め固定された状態で絶縁プレートの位置決め片と協働してアングルホルダーとレールとの間で生じがちな列車通過時の振動などに起因する絶縁プレートの位置ズレや抜け出しをより確実に抑止するため、レールとアングルホルダーとの接触によるレールなどの電蝕を防止し、鉄道車両の軌道をさらに長期に亘って維持することができる。
本請求項3に係る発明の脱線防止用ガードアングル支持装置によれば、請求項2に係る発明が奏する効果に加えて、ガードアングルのアングル垂下部を支持するアングルホルダーのアングル支持起立部が、レール取付部に形成されたレール載置面に隣接して起立する領域をレール長手方向に一部切り欠いて設けて絶縁プレートの折返しカバー片を支持する支持凹溝を有していることにより、車輪が軌道の内側に移動した際、絶縁プレートの折返しカバー片がアングルホルダーの支持凹溝とレール底部とに挟まれて絶縁プレートのレール直角方向への移動に際して緩衝し、レール直角方向への位置ズレや抜け出しを抑止するため、レール底部の一端におけるレール底部とアングルホルダーとの絶縁状態を確実に維持することができる。
本請求項4に係る発明の脱線防止用ガードアングル支持装置によれば、請求項1乃至請求項3のいずれか1つに係る発明が奏する効果に加えて、アングルホルダーのアングル支持起立部が、ガードアングルのアングル垂下部と接面する部位に設けられてアングル垂下部を上下2箇所で受圧支持する受圧支持面を有していることにより、鉄道車両の車輪がガードアングルのアングル水平部に接触した際、車輪からガードアングルのアングル水平部へ伝達した押圧力がアングル垂下部からアングル支持起立部の上下2箇所に設けられた受圧支持面に分散して、アングル支持起立部における押圧力集中を抑制するため、アングル支持起立部の偏倚によるガードアングルの移動を押さえて、レールのレール底部から絶縁プレートの上面を押圧している押圧力の偏倚を抑制し、絶縁プレートの軌道に直交する方向への脈動による位置ズレや抜け出しを防止することができる。
本請求項5に係る発明の脱線防止用ガードアングル支持装置によれば、請求項1乃至請求項4のいずれか1つに係る発明が奏する効果に加えて、レール締結ユニットが、レール載置面に面して設けられてレール底部の他端を上方から押圧する絶縁クリップとレール載置面に設けられた長孔に挿通回転して位置決めされて絶縁クリップを固定するT字型のクリップ締結ボルトとで少なくとも構成されていることにより、アングルホルダーのレール載置面をレールのレール底部に取り付ける際、アングルホルダーの上方からレール締結ユニットを組み付けられるため、レールのレール底部と軌道が敷設された道床の上面との隙間が狭い場合であっても、アングルホルダーのレール載置面にクリップ締結ボルトを取り付けてレールに取付けたレール載置面を絶縁クリップによって簡便に固定することができる。
本請求項6に係る発明の脱線防止用ガードアングル支持装置によれば、請求項5に係る発明が奏する効果に加えて、絶縁クリップの他端が、レール載置面の他端に設けられた軌道外側への上り傾斜の傾斜受圧面に接面する傾斜押圧面を有していることにより、アングルホルダーのレール載置面をレールのレール底部に取付ける際、レール載置面に積層された絶縁プレートとレール底部との積層高さの誤差を絶縁クリップの一端と他端との位置調整によって吸収するため、脱線防止用ガードアングル支持装置をレールに確実に固定することができる。
本発明の一実施例が敷設される鉄道のコンクリート道床線路の曲線区間を示す説明図。 図1に示す符号2の部分拡大図。 図2に示す符号3−3で見た横断面図。 本発明の一実施例である脱線防止用ガードアングル支持装置の使用態様図。 本発明の一実施例である脱線防止用ガードアングル支持装置の組立図。 本発明の一実施例である脱線防止用ガードアングル支持装置の分解組立図。 図6に示す符号7A−7Aから見た組付け終了状態を示す断面図。 図6に示す左斜め下方から見た組付け終了状態を示す部分拡大図。 通常走行時の状態を示す図。 脱輪を防止している状態を示す図。
本発明の脱線防止用ガードアングル支持装置は、レールに沿って敷設したガードアングルを支持するアングルホルダーと、このアングルホルダーのレール取付部に形成されたレール載置面とレールのレール底面との間に介在する絶縁プレートと、アングルホルダーをレールに締結するレール締結ユニットと、ガードアングルをアングルホルダーに固定するアングル固定ユニットとを有し、絶縁プレートが、アングルホルダーのレール載置面に対してレール長手方向に跨いで垂設した位置決め片を備えていることにより、レールに対してガードアングルを電気絶縁状態で長期に亘って支持するものであれば、その具体的な実施態様は、如何なるものであっても構わない。
例えば、絶縁プレートの位置決め片の形状は、絶縁プレートがアングルホルダーのレール載置面に対してレール長手方向に位置決めされる形状であれば、長方形、三角形、半円形、楕円形など、如何なる形状であっても構わない。
また、絶縁プレートの材質については、硬質発泡ウレタン、ポリプロピレン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂、エポキシ樹脂などの電気絶縁性を有する合成樹脂材料であれば、如何なるものであっても構わない。
さらに、アングルホルダーの材質については、強靭鋳鉄、球状黒鉛鋳鉄、可鍛鋳鉄、合金鋳鉄など強化した鋳鉄を使用したものであれば、如何なるものであっても構わない。
以下に、本発明の一実施例である脱線防止用ガードアングル支持装置について、図1乃至図6に基づいて説明する。
図1乃至図3に示すように、鉄道車両の軌道Kは、道床と、この道床の道床面Lに防振装置Bを用いて半埋設された枕木Mと、この枕木Mの左右両側に固定された2つのレール締結装置Tと、このレール締結装置Tのそれぞれによって枕木Mの左右両側に締結された2本のレールRとから構成される。
軌道Kの曲線区間には図1に示す符号2の部分拡大図である図2に示すように、軌道Kの内側にガードアングルGAが敷設される。
なお、ガードアングルGAは、軌道Kの曲線区間に限らず、直線区間に敷設しても良い。
また、ガードアングルGAは、実施例に示す軌道Kであるコンクリート直結防振軌道に限らず、砕石道床軌道、橋梁などの木枕木(合成枕木を含む)軌道などに敷設することもできる。
ガードアングルGAは、脱線防止用ガードアングル支持装置100を用いて曲線区間の内側に敷設された内軌レールRIに接続される。
これにより、ガードアングルGAが内軌レールRIに沿って敷設され、内軌レールRIとガードアングルGAとの間隔が一定に維持される。
脱線防止用ガードアングル支持装置100は、レールRの長手方向に隣接しているレール締結装置Tの相互間に設けられている。
これにより、脱線防止用ガードアングル支持装置100とレール締結装置Tとの緩衝を防止するとともに、脱線防止用ガードアングル支持装置100とレール締結装置Tとの構造が複雑にならないようにしている。
また、脱線防止用ガードアングル支持装置100は、図2に示す符号3−3で見た横断面図である図3に示すように、道床の道床面Lから上方に離間して軌道Kの外側に設けられたレールRと軌道Kの内側に設けられたガードアングルGAとの間に橋渡しされた状態となっている。
これにより、レールRとガードアングルGAとの離間距離を一定に維持している。
ここで、離間距離は、レールRのレール頭部RhとガードアングルGAのアングル水平部GAhとの最短距離であり、例えば、85mmである。
脱線防止用ガードアングル支持装置100は、図4乃至図6に示すように、アングルホルダー110と絶縁プレート120とレール締結ユニット130とアングル固定ユニット140とから構成される。
アングルホルダー110は、レール取付部112とアングル支持起立部116とを有する。
レール取付部112は、レール載置面113とレール載置面113の外側に設けられたユニット締結エリア114を有している。
レール載置面113は、平坦な面であり、レールRにおけるレール底部Rbの下側面となるレール底面Rtに取り付けて載置する。
ユニット締結エリア114は、レール載置面113に対して凹形状をしている部分であり、レールRにおけるレール底部Rbの軌道Kに対する外側の底部端縁がレール締結ユニット130によって締結される。
ユニット締結エリア114の凹形状の底面には、軌道Kに対して内外方向を長軸とするボルト挿通長孔114hが軌道Kの道床面Lに向かって垂直に貫通している。
ボルト挿通長孔114hの下端側には、ボルト挿通長孔114hに対して直交する凹形状のヘッド位置決め溝114gが設けられている。
ユニット締結エリア114の凹形状の外側領域には、軌道の外側に向かって上り傾斜した傾斜受圧面114sが形成されている。
アングル支持起立部116は、レール取付部112の軌道Kに対する内側に起立して設けられた凸形状をしている部分であり、支持凹溝117とアングル受圧壁118とユニット支持壁119とを有している。
支持凹溝117は、レール取付部112に形成されたレール載置面113に隣接して起立する領域に設けられ、軌道Kに対する内側を線路方向であるレール長手方向に一部切り欠いた凹形状をしている。
アングル受圧壁118は、ガードアングルGAのアングル垂下部GAvを固定する際、アングル垂下部GAvの軌道Kに対する内側に位置し、アングル垂下部GAvに接面する部位に設けられている。
アングル受圧壁118は、アングル垂下部GAvからの押圧を上下2箇所に分散して受圧支持する受圧支持面118aを有している。
受圧支持面118aの受圧支持する上下2箇所は、受圧支持面118aの上下に離間してレール長手方向に延設された凸条であり、接面する部位が平坦な面となっている。
なお、受圧支持面118aは、上下2箇所に設けられた凸条に限らず、複数個所に設けられた凸条であっても、複数個所に設けられた凸部であっても構わない。
ユニット支持壁119は、ガードアングルGAのアングル垂下部GAvを固定する際、アングル垂下部GAvの軌道Kに対する外側に位置し、アングル垂下部GAvを固定するアングル固定ユニット140が取り付けられる部位である。
ユニット支持壁119は、軌道Kに対して内外方向にボルト挿通孔119hがアングル受圧壁118に向かって水平に貫通している。
ボルト挿通孔119hは、軸心延長線上がアングル受圧壁118の上下2箇所に設けられた受圧支持面118aの略中央となるように設けられている。
また、ユニット支持壁119の軌道Kに対する内側には、レール長手方向の両側からアングル受圧壁118に向かって延設された延設隔壁119wが設けられている。
なお、延設隔壁119wは、アングル受圧壁118の側に設けられるアングル固定ユニット140の構成部品に対する回転止めと防護とをしている。
このように、アングル受圧壁118とユニット支持壁119との間にガードアングルGAを挿入して固定する凹部が形成されている。
絶縁プレート120は、プレート本体122と位置決め片124と折返しカバー片126とを備えており、材質としてあるポリアミド樹脂などの電気絶縁性を有する合成樹脂材料が用いられている。
プレート本体122は、矩形状をした平面板である。
なお、プレート本体122は、アングルホルダー110のレール載置面113と同形状の平面板としても良い。
位置決め片124は、アングルホルダー110のレール載置面113に対してレール長手方向に跨いで垂設している2つの片からなる。
折返しカバー片126は、レールRのレール底部Rbの一方側縁を掴持状態で覆うとともに、アングルホルダー110の支持凹溝117に嵌合するように絶縁プレート120の一方側縁を折返すことによって形成されている。
レール締結ユニット130は、レール載置面113のユニット締結エリア114に面して設けられ、クリップ締結ボルト132と絶縁クリップ134と平ワッシャ―135とスプリングワッシャ―136とロックナット138とから構成されている。
クリップ締結ボルト132は、ボルト軸132aとボルト軸132aの終端にボルト軸132aに対して垂直に設けられたT型ヘッド132hとを有し、いわゆるT字型をしている。
絶縁クリップ134は、ボルト挿通孔134hと係合段差面134bと傾斜押圧面134sとを有している。
ボルト挿通孔134hは、ボルト軸132aよりも若干大きめの径を有している。
これにより、クリップ締結ボルト132のボルト軸132aの位置調整を行うことができる。
係合段差面134bは、絶縁クリップ134の一端の下側角部に設けられ、レール長手方向に一部切り欠いた階段状の段差形状をしている。
傾斜押圧面134sは、絶縁クリップ134の他端の下側角部に設けられ、レール長手方向に一部切り欠いた傾斜形状をしている。
なお、絶縁クリップ134の材質については、硬質発泡ウレタン、ポリプロピレン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂、エポキシ樹脂などの電気絶縁性を有する合成樹脂材料であれば、如何なるものであっても構わない。
さらに、所望する電気絶縁性を損なわない範囲で合成樹脂材料の素材の中に、石膏繊維、アラミド繊維、炭素繊維、ガラス繊維などのフィラーと呼ばれるミクロサイズやナノサイズの物質を混ぜ合わせることによって、強度を高めてもよい。
このように、レール締結ユニット130は、クリップ締結ボルト132と絶縁クリップ134とを少なくとも有している。
これにより、アングルホルダー110のレール取付部112をレールRのレール底部Rbに締結する。
アングル固定ユニット140は、アングル固定ボルト142とスプリングワッシャ―146とロックナット148とから構成される。
これにより、ガードアングルGAをアングル支持起立部116に固定している。
次に、アングルホルダー110のレール取付部112をレールRのレール底部Rbに取り付けて載置する手順を説明する。
最初に、レール取付部112のレール載置面113に絶縁プレート120のプレート本体122を載置し、絶縁プレート120の位置決め片124をアングルホルダー110のレール載置面113に対してレール長手方向に跨いで垂設するように設置するとともに、折返しカバー片126をアングルホルダー110の支持凹溝117に嵌合させる。
次に、クリップ締結ボルト132をユニット締結エリア114のボルト挿通長孔114hに取付ける。
ここで、クリップ締結ボルト132をアングルホルダー110のユニット締結エリア114のボルト挿通長孔114hに取付ける手順を詳述する。
T型ヘッド132hを下側にするとともに、クリップ締結ボルト132におけるT型ヘッド132hの長軸とユニット締結エリア114におけるボルト挿通長孔114hの長軸とを一致させる。
クリップ締結ボルト132のT型ヘッド132hをユニット締結エリア114におけるボルト挿通長孔114hの上方から下方に通過させる。
クリップ締結ボルト132のT型ヘッド132hを90°回転させた後、クリップ締結ボルト132を上方に移動してボルト挿通長孔114hの下端側に設けたヘッド位置決め溝114gにT型ヘッド132hを挿着する。
ここで、アングルホルダー110にクリップ締結ボルト132を取り付けた状態で道床の道床面LとレールRのレール底面Rtとの間を通過させることができないような狭い場合には、図7Aおよび図7Bに示すように、道床の道床面Lとアングルホルダー110の底面との高さの差である離間高さHによって生じた空間を活用し、アングルホルダー110にクリップ締結ボルト132を取り付ける。
なお、図7Aに示すように、アングルホルダー110の底面にクリップ締結ボルト132のT型ヘッド132hの高さより深い凹形状を設けることによって、離間高さHを確保することもできる。
このように、クリップ締結ボルト132が、アングルホルダー110におけるレール載置面113のユニット締結エリア114に設けられたボルト挿通長孔114hに挿通回転して位置決めされる。
なお、クリップ締結ボルト132のボルト挿通長孔114hへの取付けは、絶縁プレート120をレール載置面113に設置する前であっても構わない。
クリップ締結ボルト132をアングルホルダー110のユニット締結エリア114のボルト挿通長孔114hに取付けた後、絶縁プレート120のプレート本体122の上側にレールRのレール底部Rbを取り付けて載置する。
ここで、レールRにおけるレール底部Rbの一端側縁が、支持凹溝117に挿置される。
これにより、ガードアングルGAおよびアングルホルダー110のレールRに対する下方への沈降やガードアングルGAおよびアングルホルダー110の軌道Kに対する外側への移動がレール底部Rbの一端側縁とアングルホルダー110の支持凹溝117との緩衝によって抑止されるため、レール底部Rbの一端側縁におけるレール底部Rbとアングルホルダー110との絶縁状態を確実に維持するとともにレールRとガードアングルGAとの相対的な位置関係が維持される。
続いて、クリップ締結ボルト132のボルト軸132aに絶縁クリップ134のボルト挿通孔134hを挿通させて、絶縁クリップ134をクリップ締結ボルト132に上方から取付けて押圧する。
ここで、レールRにおけるレール底部Rbの他端側縁に対して絶縁クリップ134の係合段差面134bが上方から庇形状となるように取付けるとともに、絶縁クリップ134の傾斜押圧面134sをユニット締結エリア114に設けられた傾斜受圧面114sに接面させる。
これにより、アングルホルダー110のレール載置面113をレールRのレール底部Rbに取付ける際に係合段差面134bがレール底部Rbの他端側縁を上方から保持し、ガードアングルGAおよびアングルホルダー110のレールRに対する下方への沈降やガードアングルGAおよびアングルホルダー110の軌道Kに対する内側への移動がレール底部Rbの他端側縁と絶縁クリップ134の係合段差面134bとの緩衝によって抑止されるため、レールRとガードアングルGAとの相対的な位置関係が維持される。
さらに、傾斜押圧面134sと傾斜受圧面114sとが軌道Kの内外方向に摺接移動(摺動)によって位置調整してレール載置面113に積層された絶縁プレート120とレール底部Rbとの積層厚さのバラツキを吸収する。
最後に、平ワッシャ―135とスプリングワッシャ―136とのボルト挿通孔をクリップ締結ボルト132のボルト軸132aに挿通した後、クリップ締結ボルト132とロックナット138とを螺合する。
このように、アングルホルダー110のレール取付部112をレールRのレール底部Rbに取り付ける際、道床の道床面Lとアングルホルダー110の底面との離間によって生じた空間を利用して、アングルホルダー110の上方からの作業だけでレール締結ユニット130を全て組み付けられる。
特に、既設のレールRのレール底部Rbと道床面Lとの隙間が狭い軌道Kであり、アングルホルダー110にクリップ締結ボルト132を取り付けた状態で道床の道床面LとレールRのレール底面Rtとの間を通過させることができないような場合であっても、脱線防止用ガードアングル支持装置100の取付け対象を取り付けることが可能となる。
アングルホルダー110に取付けられたレールRは、アングルホルダー110のレール取付部112に形成されたレール載置面113とレールRのレール底面Rtとの間に絶縁プレート120のプレート本体122が介在している。
これにより、絶縁プレート120は、レールRとガードアングルGAとの間に介在するアングルホルダー110のレール載置面113とレールRのレール底面Rtとの間を絶縁することによって、レールRとガードアングルGAとの間を間接的に絶縁し、電気的障害の発生を防止している。
次に、アングルホルダー110のアングル支持起立部116にガードアングルGAのアングル垂下部GAvを固定する手順を説明する。
最初に、ユニット支持壁119のレール長手方向の両側に設けられた延設隔壁119wの間にアングル固定ユニット140のスプリングワッシャ―146とロックナット148とを設置する。
なお、スプリングワッシャ146は、ユニット支持壁119とロックナット148との間に挟まれるように設置される。
次に、アングル固定ユニット140のアングル固定ボルト142をユニット支持壁119のボルト挿通孔119hを挿通させた後、アングル固定ボルト142を右回転させてロックナット148を軽く螺合した仮締め状態にする。
ここで、ロックナット148は、ユニット支持壁119の延長隔壁119wによって、回転止めされている。
続いて、アングル受圧壁118とユニット支持壁119とによって形成された凹部にガードアングルGAのアングル垂下部GAvを挿入する。
最後に、アングル固定ボルト142を右回転させて、アングル固定ボルト142の先端がガードアングルGAのアングル垂下部GAvに当接した後、ロックナット148のレール側の面がスプリングワッシャ146を介してユニット支持壁119に突き当たる状態となるまでアングル固定ボルト142を螺合して本締め状態にする。
これにより、ガードアングルGAのアングル垂下部GAvがアングル受圧壁118の受圧支持面118aに設圧した状態で固定される。
ここで、ボルト挿通孔119hの軸心延長線上がアングル受圧壁118の上下2箇所に設けられた受圧支持面118aの略中央となるように設けられていることから、ガードアングルGAのアングル垂下部GAvが、上下2箇所に設けられた受圧支持面118aを両端支持梁の支持点、略中央をアングル固定ボルト142のボルト軸142aによる集中荷重の作用する両端支持梁の作用点となる。
そして、アングルホルダー110のアングル支持起立部116にガードアングルGAのアングル垂下部GAvを固定する際、アングル垂下部GAv生じた表面の凹凸によって平面度公差(平坦度公差)を受圧支持面118aとアングル固定ボルト142とによって吸収される。
このように、ガードアングルGAのアングル垂下部GAvをアングルホルダー110のアングル支持起立部116に形成されたアングル受圧壁118とユニット支持壁119とからなる凹部に挿入して確実に固定している。
なお、レールRにガードアングルGAを取り付ける際、脱線防止用ガードアングル支持装置100にガードアングルGAを先に取り付けても、脱線防止用ガードアングル支持装置100にレールRを先に取り付けても、何れであっても構わない。
次に、図8Aおよび図8Bを参照しながら、鉄道車両の走行時に車輪Wが軌道Kの内側に移動した際、本発明の脱線防止用ガードアングル支持装置100を用いた軌道Kが鉄道車両の脱輪を防止する動作を説明する。
まず、図8Aに示すように、鉄道車両の通常走行時の状態では、鉄道車両の通過に応じてレール長手方向に車重の支点が移動する。
このレール長手方向への車重の支点移動によって、絶縁プレート120には、レール長手方向への脈動が生ずる。
このレール長手方向への脈動によって、主に絶縁プレート120をレール長手方向に移動する力が生ずる。
しかし、絶縁プレート120の位置決め片124が、アングルホルダー110のレール載置面113に対してレール長手方向に跨いでいるため、絶縁プレート120のレール長手方向への移動に際して緩衝し、レール長手方向への位置ズレや抜け出しを抑止する。
さらに、鉄道車両が軌道Kの内側に移動した際、例えば、図8Bに示すように、鉄道車両の車輪Wのリム部Wrもしくはリム部Wrに設けられたフランジWfがガードアングルGAのアングル水平部GAhに接触するような内側に移動した際、鉄道車両の通過に応じてレール長手方向への車重の支点移動に加えて線路直角方向であるレール長手方向に対して直交するレール直角方向への車重の支点移動が発生する。
このレール直角方向への車重の支点移動によって、絶縁プレート120には、レール直角方向にも脈動が生ずる。
このレール直角方向への脈動によって、主に絶縁プレート120をレール直角方向に移動する力が生ずる。
しかし、絶縁プレート120の折返しカバー片126が、アングルホルダー110の支持凹溝117とレール底部Rbの端部側縁とに挟まれているため、絶縁プレート120のレール直角方向への移動に際して緩衝し、レール直角方向への位置ズレや抜け出しを抑止する。
このように、絶縁プレート120の位置決め片124と折返しカバー片126とが、アングルホルダー110のレール載置面113とレールRにおけるレール底部Rbのレール底面Rtとの間で生じがちな列車通過時の振動などに起因する絶縁プレート120のレール長手方向とレール直角方向との位置ズレや抜け出しを抑止している。
このようにして得られた本発明の一実施例である脱線防止用ガードアングル支持装置100は、レールRに沿って敷設したガードアングルGAを支持するアングルホルダー110と、このアングルホルダー110のレール取付部112に形成されたレール載置面113とレールRのレール底面Rtとの間に介在する絶縁プレート120と、アングルホルダー110をレールRに締結するレール締結ユニット130と、ガードアングルGAをアングルホルダー110に固定するアングル固定ユニット140とを有し、絶縁プレート120がアングルホルダー110のレール載置面113に対してレール長手方向に跨いで垂設した位置決め片124を備えていることにより、レールRとアングルホルダー110との接触によるレールRなどの電蝕を防止し、鉄道車両の軌道Kを長期に亘って維持することができる。
また、絶縁プレート120がレールRのレール底部Rbの一方側縁を掴持状態で覆う折返しカバー片126を有していることにより、レールRとアングルホルダー110との接触によるレールRなどの電蝕を防止し、鉄道車両の軌道Kをさらに長期に亘って維持することができるなど、その効果は甚大である。
100 ・・・ 脱線防止用ガードアングル支持装置
110 ・・・ アングルホルダー
112 ・・・ レール取付部
113 ・・・ レール載置面
114 ・・・ ユニット締結エリア
114h ・・ ボルト挿通長孔
114g ・・ ヘッド位置決め溝
114s ・・ 傾斜受圧面
116 ・・・ アングル支持起立部
117 ・・・ 支持凹溝
118 ・・・ アングル受圧壁
118a ・・ 受圧支持面
119 ・・・ ユニット支持壁
119h ・・ ボルト挿通孔
119w ・・ 延設隔壁
120 ・・・ 絶縁プレート
122 ・・・ プレート本体
124 ・・・ 位置決め片
126 ・・・ 折返しカバー片
130 ・・・ レール締結ユニット
132 ・・・ クリップ締結ボルト(T型ボルト)
132a ・・ ボルト軸
132h ・・ T型ヘッド
134 ・・・ 絶縁クリップ
134h ・・ ボルト挿通孔
134b ・・ 係合段差面
134s ・・ 傾斜押圧面
135 ・・・ 平ワッシャ―(平座金)
136 ・・・ スプリングワッシャ―
138 ・・・ ロックナット
140 ・・・ アングル固定ユニット
142 ・・・ アングル固定ボルト
142a ・・ ボルト軸
146 ・・・ スプリングワッシャ―
148 ・・・ ロックナット
K ・・・ 軌道
T ・・・ レール締結装置
M ・・・ 枕木
L ・・・ 道床面
B ・・・ 防振装置
R ・・・ レール
Rh ・・・ レール頭部
Rb ・・・ レール底部
Rt ・・・ レール底面
GA ・・・ ガードアングル
GAh ・・・ アングル水平部
GAv ・・・ アングル垂下部
W ・・・ 車輪
Wr ・・・ リム部(タイヤ)
Wf ・・・ フランジ
H ・・・ 離間高さ

Claims (6)

  1. レールに沿って敷設したガードアングルを支持するアングルホルダーと、該アングルホルダーのレール取付部に形成されたレール載置面とレールのレール底面との間に介在する絶縁プレートと、前記アングルホルダーをレールに締結するレール締結ユニットと、前記ガードアングルをアングルホルダーに固定するアングル固定ユニットとを有する脱線防止用ガードアングル支持装置であって、
    前記絶縁プレートが、前記アングルホルダーのレール載置面に対してレール長手方向に跨いで垂設した位置決め片を備えていることを特徴とする脱線防止用ガードアングル支持装置。
  2. 前記絶縁プレートが、前記レールのレール底部の一方側縁を掴持状態で覆う折返しカバー片を有していることを特徴とする請求項1に記載の脱線防止用ガードアングル支持装置。
  3. 前記ガードアングルのアングル垂下部を支持するアングルホルダーのアングル支持起立部が、前記レール取付部に形成されたレール載置面に隣接して起立する領域をレール長手方向に一部切り欠いて設けて前記絶縁プレートの折返しカバー片を支持する支持凹溝を有していることを特徴とする請求項2に記載の脱線防止用ガードアングル支持装置。
  4. 前記アングルホルダーのアングル支持起立部が、前記ガードアングルのアングル垂下部と接面する部位に設けて前記アングル垂下部を上下2箇所で受圧支持する受圧支持面を有していることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載の脱線防止用ガードアングル支持装置。
  5. 前記レール締結ユニットが、前記レール載置面に面して設けて前記レール底部の他端を上方から押圧する絶縁クリップと前記レール載置面に設けられた長孔に挿通回転して位置決めされて前記絶縁クリップを固定するT字型のクリップ締結ボルトとで少なくとも構成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1つに記載の脱線防止用ガードアングル支持装置。
  6. 前記絶縁クリップの他端が、前記レール載置面の他端に設けられた軌道外側への上り傾斜の傾斜受圧面に接面する傾斜押圧面を有していることを特徴とする請求項5に記載の脱線防止用ガードアングル支持装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020045613A (ja) * 2018-09-14 2020-03-26 東日本旅客鉄道株式会社 レール用取付器具
CN115491934A (zh) * 2022-09-26 2022-12-20 中铁二院工程集团有限责任公司 一种车辆通过小半径曲线地段的减震降噪护轨方法及装置

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