JP6326592B2 - せん断荷重誘導用外箱を備えたレール締結装置 - Google Patents

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Description

本発明はレール締結装置に関し、レールから伝えられる横方向荷重が締結ボルトに対するベンディング荷重で作用せずに途中に大幅に相殺された後、せん断荷重の形態に作用するように誘導することによって締結ボルトの損傷を抑制し製品全体の寿命を延長できるせん断荷重誘導用外箱を備えたレール締結装置に関する。
一般に、線路の構造は路盤、道床、枕木、レールおよび線路構造物からなる。このような線路の構造において、道床は路盤上に形成された砂利の集団で一般道床、補助道床、コンクリート道床などに大きく分けられ、枕木はレールの下に敷いてレールを定位置に確かに定置し支持すると共にレールを通じて伝えられる車両荷重を広く道床に分布させる線路材料として木製枕木、コンクリート枕木などに大きく分けられる。レールはねじスパイクおよびスプリングクリップなどを備えた締結装置によりコンクリート枕木またはコンクリート道床に定置され、このような締結装置は基本的に弾性パッドを備えて列車運行時に車輪からレールに伝えられる騒音または振動を減らすようになっている。
図1は、韓国公開特許第2010−0126699号公報に開示されたレール締結装置の構成を示す断面図である。
示すように、 従来技術に係るレール締結装置は、コンクリートで事前に製作する枕木3を含み、枕木3の自由上端部上にはハンプ−類似隆起部形態に互いに離隔されている2つの停止部4、5が形成されている。各停止部4、5が互いに向き合う面上には、各レール2と実質的に平行に延長する停止面6、7がある。このような方式で、停止部4、5はこれらの間でレール2を横切る方向に延長する受容口(receptacle)8の側面方向境界を付与し、受容口の平坦なベースは基板Uを形成し、基板Uにはレール2が架設される。
このような基盤下に、前記レール2を側方向に案内する案内板13、14と、支持要素13a、13bとを備えており、前記支持要素はレール2と遠い側の案内板側面の停止部4、5に対して装着された状態で案内板13、14を支持し、そのために前記案内板13、14と連係される支え面と前記停止部4、5と連係される支持面23を備え、前記レール2の基部2a上に弾性維持力を加える少なくとも一つのスプリングアームを備え、前記案内板13、14上で支持されるテンションクランプ17a、17bを備え、前記テンションクランプ17a、17bを固定する締結ボルト18、19を備える。
従来技術に係るレール締結装置はこのような構成を通じてレールをコンクリート枕木に付着して定着させ、特に列車がレール2上を走行する時に発生する横方向荷重(transverse force)についてはレール底部12の両側面に配置された案内板13、14がレールを支持せしめ、この案内板13、14は支持要素15a、15bを通じて各停止部4、5に側面支持されることができる。
しかし、このようなレール締結装置は、枕木3自体にハンプ−類似隆起部形態に互いに離隔されている2つの停止部4、5を形成しなければならないので、枕木3の製作が難しく過度な費用がかかる問題点があった。
また、従来技術に係るレール締結装置は、枕木3自体に形成された停止部4、5を置いて列車がレールの上を走行する時に発生する横方向荷重(transverse force)を安定的に支持できるようにしたと思うが、レール2の横方向荷重が途中に減衰されない状態で停止部4、5に集中的に加わるようになり、結局、枕木3自体に破損が発生し、このように枕木3自体が破損する場合には簡単に部品を交換する作業でない難解な復旧作業を行わなければならない。
これによって枕木自体に停止部を形成しなくてもレールの横方向荷重を支持できるように改善された形態のレール締結装置が韓国登録特許第1140389号公報(2012年04月19日)に開示されている。
このように改善された形態のレール締結装置は、図2および図3から見られるようにコンクリート枕木21上に設けられる弾性パッド22と、前記弾性パッド22上に設けられるベースプレート23と、前記ベースプレート23上に設けられるレールパッド24と、締結ボルト31によって固定設けられる支持ブラケット27と、前記締結ボルト31とテンションクランプ33によって固定設けられるガイドプレート28とを含む。
このような構成から見れば、レールの横方向動きについてはレールの下部フランジ側面と密着し締結ボルト31とテンションクランプ33によって固定設けられたガイドプレート28が担当して支持するなかで、枕木21に突出した形態の停止部を形成する代わりに、締結ボルト31によって固定設けられる支持ブラケット27が前記ガイドプレート28を支持することが分かる。
しかし、この過程でガイドプレート28を固定している締結ボルト31にレールの横方向動きによる横方向荷重が反復して加われ、その力は締結ボルト31には致命的なベンディング荷重として作用して当該締結ボルト31が曲がりながら破損する結果をもたらした。そのために、曲がった前記締結ボルト31はもちろんレール締結装置全体の寿命と交換周期が短縮される問題点があった。
これに、本発明はこのような従来の諸般問題点を解消するために提案されたものであって、本発明の目的は、レールから伝えられる横方向荷重が締結ボルトに対するベンディング荷重として作用せずに途中に大幅に相殺された後、せん断荷重の形態に作用するように誘導することによって締結ボルトの損傷を抑制し製品全体の寿命を延長できるせん断荷重誘導用外箱を備えたレール締結装置を提供することにある。
前記のような目的を達成するために本発明の技術的な思想によるせん断荷重誘導用外箱を備えたレール締結装置は、レールの下側からレールを通じて伝えられる荷重を分散する第1ベースプレートと、前記第1ベースプレートの下側から弾性支持する弾性パッドと、レールの下部フランジ側面と密着するように設置されてレールの横方向動きを支持するガイドプレートと、レールの下部フランジを上側から押圧しながら支持する締結クランプと、前記締結クランプがレールの下部フランジに対する締結力を有するように前記締結クランプを上側から押圧しながら下部は前記ガイドプレートを貫通してコンクリート枕木に埋め込まれる締結ボルトと、前記枕木の上面と摩擦接触するように密着して設置され、前記弾性パッドとガイドプレートをマウンティングする第2ベースプレートを備えて、前記第2ベースプレートの上面に前記ガイドプレートの下端面が密着するようにマウンティングし、前記レールの延在方向に直交して延びる前記第2ベースプレートの両端側にはそれぞれ前記ガイドプレートを密着して支持する支持部とを備え、前記ガイドプレートを貫通する締結ボルトが連続的に貫通する貫通孔を備え、前記枕木とは別体の要素である外箱を含み、レールから横方向荷重が前記ガイドプレートに加わるとき、前記外箱が支持部によって前記ガイドプレートを支持しながら前記枕木との摩擦接触による抵抗で横方向荷重を減衰しその減衰した横方向荷重に対しては前記枕木と接触する平行な面上で発生するせん断荷重の形態に前記締結ボルトに作用するように誘導し、前記ガイドプレートに前記締結ボルトが貫通できるように形成された垂直通孔は前記外箱に形成された貫通孔よりも前記レールの延在方向に直交する方向における直径がさらに大きく形成されることをその技術的構成上特徴とする。
また、前記外箱の前記第2ベースプレートは前記レールの延在方向に直交して延びる長方形の形態からなり、前記外箱の支持部は下部に行くほど厚い幅を有するように形成されたことを特徴とする。
また、前記外箱の支持部とガイドプレートは相互間に段差がつけられないように高さを一致させたことを特徴とする。
また、前記外箱は前記支持部に対して横方向荷重が加わるときに前記第2ベースプレートとの交接地点で破損が発生する脆弱性を補強するために、前記レールの延在方向における前記支持部の両端部から前記第2ベースプレートを連結する補強部が形成されたことを特徴とする。
また、前記ガイドプレートは一側端部が前記レールの下部フランジに接触する本体部と、前記本体部の一側端部の反対側に位置した他側端部から下方向に形成されて側面は前記外箱の支持部に密着されかつ下端面は前記外箱の前記第2ベースプレートに密着する第1支持部と、前記本体部の一側端部から下方向に形成されて前記第1ベースプレートと弾性パッドとを貫通した状態で下端面が前記外箱の前記第2ベースプレートに密着する第2支持部と、前記本体部から下方向に形成され、前記レールの延在方向における前記第1支持部の両端部に交接する形態に形成され下端面が前記外箱の補強部の上面と前記第2ベースプレートに沿って密着するように形成された第3支持部と、からなることを特徴とする。
また、前記ガイドプレートの本体部の上面には前記締結クランプがかけられて横方向に押し出されることを防止せしめる係止突起が形成され、前記係止突起を中心に前記本体部の一側端部と他側端部にそれぞれ前記締結クランプが臨時的にかけられるようにした補助係止突起がさらに形成されたことを特徴とする。
また、前記第1ベースプレートおよび弾性パッドは、前記レールの延在方向における幅が前記外箱の前記第2ベースプレートの幅と同じ幅に形成され、前記レールの延在向に直交する方向における前記第1ベースプレートおよび弾性パッドの両端部は、前記レールの延在方向における前記外箱の端部にそれぞれ形成された補強部の間と、前記レールの延在方向における前記ガイドプレートの端部にそれぞれ形成された第3支持部の間に挿入できるように他の部位に比べて狭い幅に形成されたことを特徴とする。
また、前記レールと前記第1ベースプレートとの間には絶縁のためのレールパッドがさらに設置され、前記レールパッドはレールの縦方向変形時に押し出されないように、前記レールの延在方向における前記第1ベースプレートの端部にかけられるように下方向に突出した一対の滑り止め顎を備えたことを特徴とする。
また、前記ガイドプレートは、前記レールの下部フランジと接触する接触部が他の部位に比べて相対的に高い低摩擦および耐磨耗特性を有するように差別化されたことを特徴とする。
また、前記ガイドプレートの接触部には低摩擦および耐磨耗特性を有する物質がコーティングされたことを特徴とする。
また、前記ガイドプレートの接触部は低摩擦および耐磨耗特性を有する素材の薄板からなることを特徴とする。
また、前記接触部には垂直な多数のスライディング突起が形成されたことを特徴とする。
本発明に係るレール締結装置は、外箱を備えた構成によってレールから伝えられる横方向荷重が締結ボルトに対するベンディング荷重で作用せずに途中に摩擦接触による抵抗で大幅相殺された後、せん断荷重の形態に作用するように誘導することによって締結ボルトの損傷を抑制し、製品全体の寿命を延長することができる。
また、本発明はガイドプレートを支持する支持部が形成された外箱を備えた構成によってコンクリート枕木自体にハンプ−類似隆起部形態に停止部を形成するためにかかる費用を節減することができ、レールから横方向荷重が加わるとき、枕木自体に破損が発生する問題も解消することができる。
また、本発明は外箱の支持部の前端部および後端部からベースプレートを連結する補強部によって支持部に対して横方向荷重が加わるとき、ベースプレートとの交接地点で破損が発生する構造的脆弱性を補強することができる。
また、本発明はガイドプレートは外箱の支持部にだけ密着して支持されるのではなく、補強部に対しても同時に密着して支持されることによって補強部の形成にもかかわらず、ガイドプレートは外箱に対してより広い面積で安定して支持することができる。
また、ガイドプレートの上面に形成された係止突起および複数の補助係止突起によってレール締結装置を設置し解体するとき、前記締結クランプを中間に臨時にかけられるので設置および解体作業が容易にできる。
また、本発明はレールに対するガイドプレートの接触部に対して二重、三重の耐磨耗および低摩擦特性を付与した構成により列車の走行時にレールの回転動きによるガイドプレートの損傷を最小化して交替周期を延長することができる。
従来技術に係るレール締結装置の構成を説明するための側面図である。 従来技術に係るレール締結装置の構成を説明するための斜視図である。 従来技術に係るレール締結装置の構成を説明するための側面図である。 本発明の実施例に係るレール締結装置の斜視図である。 本発明の実施例に係るレール締結装置の分解斜視図である。 本発明の実施例に係るレール締結装置の中でガイドプレートの構成を説明するための斜視図である。 本発明の実施例に係るレール締結装置の断面図である。 本発明の実施例に係るレール締結装置がレールの横方向荷重に対する作用を説明するための参照断面図である。 本発明の変形実施例に係るレール締結装置の斜視図である。 本発明の変形実施例に係るレール締結装置の分解斜視図である。 本発明の変形実施例に係るレール締結装置の中でガイドプレートの接触部の細部構成を説明するための部分断面図である。 本発明の変形実施例に係るレール締結装置の中でガイドプレートの構成を説明するための斜視図である。 本発明の変形実施例に係るレール締結装置の作用および動作を説明するための参照断面図である。
添付図面を参照して本発明の実施例に係るせん断荷重誘導用外箱を備えたレール締結装置について詳細に説明する。本発明は多様な変更を加えることができ、様々な形態を持つことができるもので、特定実施例を図面に例示しここに詳細に説明する。しかし、これは本発明を特定の開示形態に限定しようとするものではなく、本発明の思想および技術範囲に含まれるすべての変更、均等物または代替物を含むものと理解されなければならない。各図面を説明しながら同じ参照符号を類似の構成要素に対して使用した。添付図面において、構造物の大きさは本発明の明確性を期するために実際より拡大したり、概略的な構成を理解するために実際より縮小して示したものである。
また、第1および第2などの用語は、多様な構成要素を説明するために使用されたもので、前記構成要素は前記用語によって限定されてはならない。前記用語は一つの構成要素を他の構成要素から区別する目的のためにだけ使用される。例えば、本発明の権利範囲を逸脱しない限り、第1構成要素は第2構成要素に命名でき、同様に第2構成要素も第1構成要素に命名できる。一方、他に定義しない限り、技術用語や科学用語を含み、ここで使われるすべての用語は本発明の属する技術分野における通常の知識を有する者によって一般的に理解されるものと同じ意味を持っている。一般的に使われる辞典に定義されている用語は、関連技術の文脈上で持つ意味と一致する意味を持つものと解釈されなければならず、本明細書で明らかに定義しない限り、理想的な意味または過度に形式的な意味に解釈されない。
本発明の実施例に係るレール締結装置は、レールから伝えられる横方向荷重(transverse force)が直ちに締結ボルトに対するベンディング荷重で作用せずに途中に大幅に相殺された後、せん断荷重の形態に作用することができるように構成される。これによって締結ボルトの損傷を抑制し製品全体の寿命を延長することができる。
以下、本発明の実施例に係るレール締結装置の構成について詳しく説明する。
図4は本発明の実施例に係るレール締結装置の斜視図であり、図5は本発明の実施例に係るレール締結装置の分解斜視図であり、図6は本発明の実施例に係るレール締結装置の中でガイドプレートの構成を説明するための斜視図であり、図7は本発明の実施例に係るレール締結装置の断面図である。そして、図8は本発明の実施例に係るレール締結装置がレールの横方向荷重に対する作用を説明するための参照断面図である。
図4乃至図7に示されているように、本発明の実施例に係るレール締結装置は、ガイドプレート110と、レールパッド120と、ベースプレート130と、弾性パッド140と、締結ボルト160と、埋立管170と、締結クランプ180をはじめとして前記ガイドプレート110とレールパッド120とベースプレート130と弾性パッド140とをマウンティングする外箱150と、からなる。
ここで、前記外箱150は前記ガイドプレート110とコンビネーションをなしながらレール10からガイドプレート110を通じて伝えられる横方向荷重(transverse force)が締結ボルト160に対するベンディング荷重で作用せずに図8に示されているように外箱150とコンクリート枕木との間の摩擦接触による抵抗F3を積極利用して横方向荷重を大幅減衰し、その状態でせん断荷重F4の形態に作用するように誘導するときに中枢的な役割を果たすという点に注目することができる。
このため、前記外箱150は下面が前記枕木の上面と摩擦接触するように密着して設置され、前記ガイドプレート110とレールパッド120とベースプレート130と弾性パッド140とをマウンティングしてベースプレート151にガイドプレート110を密着させる。前記外箱150のベースプレート151はレール10の延在方向に直交して延びる長方形に構成され、その両端側にそれぞれ前記ガイドプレート110を密着して支持する支持部152を備え、前記ガイドプレート110を貫通した状態の締結ボルト160が連続的に貫通できる貫通孔151aを備える。ここで、前記外箱150の下面はコンクリート枕木との摩擦力F3を増大させるために表面処理を通じて摩擦係数を高くすることが望ましい。このような表面処理には外箱150の下面に粗度を高める方法やマイクロ単位の微細な凹凸部を形成する方法、摩擦係数を高める特定物質を塗布する方法などの多様な方法を含むことができる。
また、前記外箱150の支持部152は下部に行くほど厚い幅を有するように形成される。このような構成を通じて前記支持部152は構造的に堅固に備えることができ、前記ガイドプレート110を通じて集中的に伝えられるレール10の横方向荷重を安定して支持することができる。それに加えて、前記外箱150はレール10の延在方向における支持部152の端部からベースプレート151を連結する形態に形成された補強部153をさらに備える。ここで、前記外箱150の補強部153はレール10の延在方向にみたとき、上面が傾いた台形に形成されて支持部152から離れるほど高さが低くなることになる。このように前記外箱150は補強部153を備えることによって支持部152に対して横方向荷重が加わるときに構造的に最も脆弱であると思われるベースプレート151と支持部152との交接地点で破損が発生する問題を解消することができる。
前記ガイドプレート110はレール10の横方向動きを支持する役割を果たす。このために前記ガイドプレート110は本体部111と第1支持部112と第2支持部113と第3支持部114と、からなる。ここで、前記ガイドプレート110の本体部111は平板の形態に形成され、その一側端部がレールの下部フランジに接触する。前記ガイドプレート110の第1支持部112は前記本体部111の一側端部の反対側に位置した他側端部から下方向に形成された壁体の形態に構成され、その側面は前記外箱150の支持部152に密着しながら下端面は前記外箱150のベースプレート151に密着する。前記ガイドプレート110の第2支持部113は前記本体部111の一側端部から下方向に形成された突起の形態に構成され、前記ベースプレート130と弾性パッド140を貫通した状態で下端面が前記外箱150のベースプレート151に密着し締結ボルト160の外周面に接するように垂直通孔111aに沿う半円状の溝を備える。一方、前記ガイドプレート110の第3支持部114は前記本体部111から下方向に形成された壁体の形態に構成され、なおレール10の延在方向における壁体の形態に構成された前記第1支持部112の端部に交接する形態に形成される。そして、その下端面が前記外箱150の補強部153の上面と対応して接する傾いた第1部位114aとベースプレートに接する第2部位114bと前記第1部位114aと第2部位114bとを連結する垂直な第3部位114cと、からなる。
このようなガイドプレート110の構成で突起形状を有する前記第2支持部113がベースプレート130と弾性パッド140の第1嵌合孔131aおよび第2嵌合孔141aに嵌合され、これはガイドプレート110によって弾性パッド140に伝えられる垂直荷重がかからないようにしてレール10に荷重載荷時にガイドプレート110とベースプレート130との干渉が発生しないようにする。そして、前記第2支持部113が形成された境界線上の位置を上下に貫通する垂直通孔111aが形成されて外箱150に形成された貫通孔151aと連続線上に位置することができるようにする。これによって締結ボルト160が前記垂直通孔111aと貫通孔151aを通じて貫通した後、枕木に埋め込まれることができる。ここで、前記ガイドプレート110に形成される垂直通孔111aは前記外箱150に形成される貫通孔151aとは異なり、前記締結ボルト160を圧迫しないように前記貫通孔151aに比べて大きく形成されるのが望ましい。これはレール10から伝えられる水平方向荷重が前記ガイドプレート110を通じて締結ボルト160の上部に加わってベンディング荷重で作用するのを防止し、代わりに外箱150を通じて締結ボルト160の下部で集中してせん断荷重の形態に作用できるようにするためである。
また、前記ガイドプレート110において第1支持部112と第3支持部114とが互いに交接する形態に形成された状態で第3支持部114の下端面プロファイルが第1部位114aと第2部位114bと第3部位114cとからなり前記外箱150の補強部153の上面とベースプレートに沿って密着するように形成された構成により、前記ガイドプレート110がレール10から横方向に荷重を受けるときに前記外箱150の支持部152にだけ密着して支持されるのではなく補強部153に対しても同時に密着して支持される。したがって、前記ガイドプレート110が外箱150に対してより安定して支持される。
また、前記ガイドプレート110の本体部111の上面には前記締結クランプ180がかけられて横方向に押し出されるのを防止せしめる係止突起115aが形成され、前記係止突起115aを中心に前記本体部111の一側端部と他側端部にそれぞれ前記締結クランプ118が臨時的にかけられるように補助係止突起115b、115cがさらに形成される。前記補助係止突起115b、115cの場合、本発明に係るレール締結装置を設置し解体する時に前記締結クランプ118を中間に臨時にかけられるようにして設置および解体作業を容易にする。
前記レールパッド120はレール10とベースプレート130との間を絶縁する役割を果たす。このためにレール10の下側に設置され、レール10の延在方向に直交する方向における両端側に設けられたガイドプレート110とガイドプレート110の間の領域に対応する面積を有する四角板状からなる。
また、前記レールパッド120はレールの縦方向変形時に押し出されないように、レール10の延在方向における前記ベースプレートの端部にかかるように下方向に突出した一対の滑り止め顎121を備える。
前記ベースプレート130はレール10を通じて伝えられる荷重を分散する役割を果たす。このため、前記ベースプレート130は鋼材素材からなり前記レールパッド120と弾性パッド140との間に設けられる。その形状は四角板状からなりレール10の延在方向に直交する方向における両端側にはそれぞれガイドプレート110の嵌合突起111に嵌合される第1嵌合孔131aが形成される。また、前記ベースプレート130のレール10の延在方向における幅は前記外箱150のベースプレート151の幅と同じ幅で形成され、レール10の延在方向に直交する方向における両端部はレール10の延在方向における前記外箱150の端部にそれぞれ形成された補強材153の間と、レール10の延在方向における前記ガイドプレート110の端部にそれぞれ形成された第3支持部114の間に挿入されるように他の部位に比べて狭い幅で形成される。このように前記ベースプレート130は前記外箱150のベースプレート151のうち支持部152と補強部153が形成された部位の干渉を避けながらこれらを除いた残りの全領域を覆うことができる大きさおよび形態に形成される。
前記弾性パッド140は弾性材質からなり、レール10の下部で弾性支持する役割を果たす。前記弾性パッド140は前記ベースプレート130の下側に設置され前記ベースプレート130と同様に四角板状からなり、レール10の延在方向に直交する方向における両端側にはそれぞれガイドプレート110の嵌合突起111に嵌合される第2嵌合孔141aが形成される。前記弾性パッド140の場合においても、そのレール10の延在方向における幅はレール10の延在方向における前記外箱150のベースプレート151の幅と同じ幅で形成され、レール10の延在方向に直交する方向における両端部は、レール10の延在方向における前記外箱150の端部にそれぞれ形成された補強材153の間とレール10の延在方向における前記ガイドプレート110の端部にそれぞれ形成された第3支持部114の間に挿入されるように他の部位に比べて狭い幅で形成される。このように前記弾性パッド140も前記ベースプレート130とともに前記外箱150のベースプレート151のうち支持部152と補強部153が形成された部位の干渉を避けながらこれらを除いた残りの全領域を覆うことができる大きさおよび形態に形成される。
前記締結ボルト160は締結クランプ180がレール10の下部フランジに対する締結力を有するようにヘッド部162により前記締結クランプ180を上側から押圧しながら下部に雄ねじ161が形成されて前記ガイドプレート110および外箱150を貫通してコンクリート枕木に埋め込まれた埋立管170と締結される。
前記締結クランプ180はレール10の下部フランジを上側から押圧しながら支持する役割を果たす。前記締結クランプ180は前記締結ボルト160により押圧されながらレール10の下部フランジ上に安着された締結部を通じて前記レール10の下部フランジにスプリング−弾性維持力(spring−resilient holding force)を加えることになる。
前述の構成を有する本発明の実施例に係るレール締結装置は図8に示されているようにレール10の横方向動き時にレール10の下部フランジに密着しているガイドプレート110に横方向荷重F1が伝達され、前記ガイドプレート110は自分を支持している外箱150の支持部152を通じて外箱150に横方向荷重F2を伝達することになる(この過程でガイドプレート110から締結ボルト160に横方向荷重が伝えられる程度は微々であると思われるが、これは前記締結ボルト160が貫通しているガイドプレート110の垂直通孔111aが締結ボルト160に密着しないように比較的に余裕ある大きさで形成されるためである)。次に、外箱150に伝達された横方向荷重は締結ボルト160に伝えられて作用することになるが、その以前に前記外箱150の下面と枕木の上面との摩擦接触による抵抗F3で横方向荷重が相当幅減衰した状態となり、この状態で前記外箱150の下面と枕木の上面が接触する平行な面上の領域Aでせん断荷重F4の形態に締結ボルト160に作用することになる。このようにレール10から発生した横方向荷重が締結ボルト160に対してベンディング荷重で作用せずに外箱150と枕木が接触する平行な面上の領域Aでせん断荷重の形態に作用するので締結ボルト160が容易に曲がる問題がなくなり、より安定して支持できる。
図9は本発明の変形実施例に係るレール締結装置の斜視図であり、図10は本発明の変形実施例に係るレール締結装置の分解斜視図であり、図11は本発明の変形実施例に係るレール締結装置の中でガイドプレートの接触部の細部構成を説明するための部分断面図であり、図12は本発明の変形実施例に係るレール締結装置の中でガイドプレートの構成を説明するための斜視図であり、図13は本発明の変形実施例に係るレール締結装置の作用および動作を説明するための参照断面図である。
図9ないし図13に示されているように、本発明の変形実施例に係るレール締結装置の場合、変形前の実施例と比較してガイドプレート110とレールパッド120とベースプレート130と弾性パッド140と締結ボルト160と埋立管170と締結クランプ180をはじめとして、前記ガイドプレート110とレールパッド120とベースプレート130と弾性パッド140とをマウンティングする外箱150と、からなる構成は大同小異であるが、レールの横方向動きを支持するために備わる前記ガイドプレート110の場合、レール10の下部フランジと接触する接触部110bが他の部位に比べて相対的に高い低摩擦および耐磨耗特性を有するように差別化された独特の構成を持つという点において特徴がある。これにより、レール10の動的動き時に摩擦接触による損傷を制御できるようになる。
ここで、レールの横方向動きを支持するために備わる前記ガイドプレート110の場合、レール10の下部フランジと接触する接触部110bが他の部位に比べて相対的に高い低摩擦および耐磨耗特性を有するように差別化された独特の構成を有し、これによってレール10の動的動き時に摩擦接触による損傷を制御できるようになる。
前記ガイドプレート110はレール10の横方向動きを支持する役割を果たすもので、特に本発明の変形実施例ではレール10の回転動きによる損傷を最小化できるように構成される。このため、前記ガイドプレート110は前記レール10の下部フランジと接触する接触部110bが他の部位に比べて相対的に高い低摩擦および耐磨耗特性を有するように差別された構成を有する。具体的には、前記ガイドプレート110は接触部110bに図4に示されているように低摩擦および耐磨耗特性を有する物質がコーティングされたコーティング層117が形成される。このような低摩擦および耐磨耗特性の物質は多様に知られているので、その中から一つを採用して適用することができる。例えば、低摩擦および耐磨耗特性を有する物質を紹介している次のような特許出願の事例がある。
Figure 0006326592
このような事例に開示された低摩擦および耐磨耗特性の物質中では高価に属するものもあるが、ガイドプレートの頻繁な交換に応じた消耗費用と工事費および列車運行中断に応じた損失などを総合的に考慮して適切なものと採用することができる。
また、前記のように低摩擦および耐磨耗特性の物質をコーティングするのと選択的にあるいは重複して前記ガイドプレート110の接触部110b自体を本体部111と分離してより高い低摩擦および耐磨耗特性を有する薄板状の素材で設けられる。ここで、前記接触部110b自体を低摩擦および耐磨耗特性の素材で設け、その表面に再度低摩擦および耐磨耗特性を有する他の物質でコーティングして二重の構成をとったら初期には前記コーティング層117がレール10との摩擦接触により磨耗しないように抵抗し前記コーティング層117が損傷した以降には低摩擦および耐磨耗特性の素材からなる接触部110bが磨耗しないように耐えられるようになりレールとの摩擦接触による損傷を最大限抵抗できるのである。そして、損傷がある程度進行すると、ガイドプレート110全体を交換するのではなくガイドプレート110の本体部111から薄板状の接触部110bだけを分離して交換すれば良い。これによってガイドプレート110の損傷による交替周期と費用を大幅節減できるようになる。
さらに、前記接触部110bには垂直な多数のスライディング突起116が形成される。このようなスライディング突起116はレール10の横方向動きに対しては相変わらず十分な支持力を発揮するなかで、レール10の回転動きに対しては下部フランジとの接触面積を減らしてスライディングされるように誘導して摩擦接触による損傷を最小化させることになる。
一方、前記ガイドプレート110を全体的に察してみると、レール10の横方向動きを支持する役割を果たすために本体部111と第1支持部112と第2支持部113と第3支持部114と、からなる。ここで、前記ガイドプレート110の本体部111は平板状からなり、その一側端部にレールの下部フランジに接触する接触部110bが形成される。前記ガイドプレート110の第1支持部112は前記本体部111の一側端部の反対側に位置した他側端部から下方向に形成された壁体の形態からなり、その側面は前記外箱150の支持部152に密着しながら下端面は前記外箱150のベースプレート151に密着する。前記ガイドプレート110の第2支持部113は前記本体部111の一側端部から下方向に形成された突起の形態からなり、前記ベースプレート130と弾性パッド140を貫通した状態で下端面が前記外箱150のベースプレート151に密着し締結ボルト160の外周面に接することができるように垂直通孔111aに沿う半円状の溝を備える。一方、前記ガイドプレート110の第3支持部114は前記本体部111から下方向に形成された壁体の形態からなり、なお壁体の形態からなる前記第1支持部112のレール10の延在方向における両端部に交接する形態に形成される。そして、その下端面が前記外箱150の補強部153の上面と対応して接する傾いた第1部位114aと、ベースプレートに接する第2部位114bと、前記第1部位114aと第2部位114bとを連結する垂直な第3部位114cと、からなる。
このようなガイドプレート110の構成で突起形状を有する前記第2支持部113がベースプレート130と弾性パッド140の第1嵌合孔131aおよび第2嵌合孔141aに嵌合されるが、これはガイドプレート110によって弾性パッド140に伝えられる垂直荷重がかからないようにしてレール10に荷重載荷時にガイドプレート110とベースプレート130の干渉が発生しないようにする。そして、前記第2支持部113が形成された境界線上の位置に上下に貫通する垂直通孔111aが形成されて外箱150に形成された貫通孔151aと連続線上に位置できるようにする。これにより、締結ボルト160が前記垂直通孔111aと貫通孔151aを通じて貫通した後、枕木に埋め込まれる。ここで、前記ガイドプレート110に形成される垂直通孔111aは前記外箱150に形成される貫通孔151aとは異なり、前記締結ボルト160を圧迫しないように前記貫通孔151aに比べて大きく形成するのが望ましい。これは、レール10から伝えられる水平方向荷重が前記ガイドプレート110を通じて締結ボルト160の上部に加わってベンディング荷重で作用するのを防止し、代わりに外箱150を通じて締結ボルト160の下部に集中してせん断荷重の形態に作用できるようにするためである。
また、前記ガイドプレート110で第1支持部112と第3支持部114とが互いに交接する形態に形成された状態で第3支持部114の下端面プロファイルが第1部位114aと第2部位114bと第3部位114cとからなり、前記外箱150の補強部153の上面とベースプレートに沿って密着するように形成された構成により、前記ガイドプレート110がレール10から横方向に荷重を受けるとき、前記外箱150の支持部152にだけ密着して支持されるのではなく、補強部153に対しても同時に密着して支持される。したがって、前記ガイドプレート110が外箱150に対してより安定して支持される。
また、前記ガイドプレート110の本体部111の上面には前記締結クランプ180がかけられて横方向に押し出されるのを防止する係止突起115aが形成され、前記係止突起115aを中心に前記本体部111の一側端部と他側端部にそれぞれ前記締結クランプ118が臨時的にかけられるように補助係止突起115b、115cがさらに形成される。前記補助係止突起115b、115cの場合、本発明に係るレール締結装置を設置し解体するときに前記締結クランプ118を中間に臨時にかけられるようにして設置および解体作業が容易になることは変形前の実施例と同様である。
前述の構成を有する本発明の変形実施例に係るレール締結装置は、図13に示されているようにレール10の回転(FM)動き時にレール10の下部フランジに密着しているガイドプレート110の接触部110bがレール10の下部フランジによって上下方向に摩擦接触される。しかし、前記ガイドプレート110の接触部110bに垂直方向に形成された多数のスライディング突起116がレール10の下部フランジとの接触面積を減らし前記下部フランジが前記接触部110bに形成されたスライディング突起116に沿って上下方向にスライディングされながら一次保護を受ける。
次に、前記ガイドプレート110の接触部110bに形成された低摩擦および耐磨耗物質のコーティング層117も前記レール10の下部フランジが円滑に接触するように誘導して接触による損傷を最小化することができる。また、前記接触部110bが本体部111に接合された薄板形態の部材からなり、低摩擦および耐磨耗素材からなる場合には前記コーティング層117が損傷した以降にもレール2の下部フランジとの接触による損傷を最小化できるように3次保護を受ける。
したがって、レール10の下部フランジと直接的に接触するガイドプレート110の寿命および交替周期を大幅に延長することができる。
以上で本発明の望ましい実施例を説明したが、本発明は多様な変化と変更および均等物を使用することができる。本発明は前記実施例を適切に変形して同様に応用できることが明らかである。したがって、前記記載内容は下記の特許請求の範囲によって決定される本発明の範囲を限定するものではない。
110 ガイドプレート
111 本体部
110b 接触部
112 第1支持部
113 第2支持部
114 第3支持部
115a 係止突起
115b、115c 補助係止突起
116 スライディング突起
120 レールパッド
130 ベースプレート
140 弾性パッド
150 外箱
151 ベースプレート
151a 貫通孔
152 支持部
153 補強部
160 締結ボルト
170 埋立管
180 締結クランプ

Claims (12)

  1. レールをコンクリート枕木に付着して定着させるレール締結装置において、
    レールの下側からレールを通じて伝えられる荷重を分散する第1ベースプレートと、
    前記第1ベースプレートの下側から弾性支持する弾性パッドと、
    レールの下部フランジ側面と密着するように設置されてレールの横方向動きを支持するガイドプレートと、
    レールの下部フランジを上側から押圧しながら支持する締結クランプと、
    前記締結クランプがレールの下部フランジに対する締結力を有するように前記締結クランプを上側から押圧しながら下部は前記ガイドプレートを貫通してコンクリート枕木に埋め込まれる締結ボルトと、
    前記枕木の上面と摩擦接触するように密着して設置され、前記弾性パッドとガイドプレートをマウンティングする第2ベースプレートを備えて前記第2ベースプレートの上面に前記ガイドプレートの下端面が密着するようにマウンティングし、前記レールの延在方向に直交して延びる前記第2ベースプレートの両端側にはそれぞれ前記ガイドプレートを密着して支持する支持部を備え、前記ガイドプレートを貫通する締結ボルトが連続的に貫通する貫通孔を備え、前記枕木とは別体の要素である外箱を含み、
    レールから横方向荷重が前記ガイドプレートに加わるとき、前記外箱が支持部によって前記ガイドプレートを支持しながら前記枕木との摩擦接触による抵抗で横方向荷重を減衰しその減衰した横方向荷重に対しては前記枕木と接触する平行な面上で発生するせん断荷重の形態に前記締結ボルトに作用するように誘導し、
    前記ガイドプレートに前記締結ボルトが貫通できるように形成された垂直通孔は前記外箱に形成された貫通孔よりも前記レールの延在方向に直交する方向における直径がさらに大きく形成されることを特徴とするレール締結装置
  2. 前記外箱の前記第2ベースプレートは前記レールの延在方向に直交して延びる長方形の形態からなり、前記外箱の支持部は下部に行くほど厚い幅を有するように形成されることを特徴とする請求項に記載のレール締結装置。
  3. 前記外箱の支持部とガイドプレートは相互間に段差がつけられないように高さを一致させたことを特徴とする請求項に記載のレール締結装置。
  4. 前記外箱は前記支持部に対して横方向荷重が加わるとき、前記第2ベースプレートとの交接地点で破損が発生する脆弱性を補強するために、前記レールの延在方向における前記支持部の両端部から前記第2ベースプレートを連結する補強部が形成されることを特徴とする請求項に記載のレール締結装置。
  5. 前記ガイドプレートは一側端部が前記レールの下部フランジに接触する本体部と、前記本体部の一側端部の反対側に位置した他側端部から下方向に形成され側面は前記外箱の支持部に密着しながら下端面は前記外箱の前記第2ベースプレートに密着する第1支持部と、前記本体部の一側端部から下方向に形成されて前記第1ベースプレートと弾性パッドを貫通した状態で下端面が前記外箱の前記第2ベースプレートに密着する第2支持部と、前記本体部から下方向に形成されて、前記レールの延在方向における前記第1支持部の両端部に交接する形態に形成され下端面が前記外箱の補強部の上面と前記第2ベースプレートに沿って密着するように形成された第3支持部と、からなることを特徴とする請求項に記載のレール締結装置。
  6. 前記ガイドプレートの本体部の上面には前記締結クランプがかけられて横方向に押し出されるのを防止せしめる係止突起が形成されて、前記係止突起を中心に前記本体部の一側端部と他側端部にそれぞれ前記締結クランプが臨時的にかけられるようにした補助係止突起がさらに形成されることを特徴とする請求項に記載のレール締結装置。
  7. 前記第1ベースプレートおよび弾性パッドは、前記レールの延在方向における幅が前記外箱の前記第2ベースプレートの幅と同じ幅で形成されて、前記レールの延在方向に直交する方向における前記第1ベースプレートおよび弾性パッドの両端部は、前記レールの延在方向における前記外箱の端部にそれぞれ形成された補強部の間と、前記レールの延在方向における前記ガイドプレートの端部にそれぞれ形成された第3支持部の間に挿入できるように他の部位に比べて狭い幅で形成されることを特徴とする請求項に記載のレール締結装置。
  8. 前記レールと前記第1ベースプレートの間には絶縁のためのレールパッドがさらに設置され、前記レールパッドはレールの縦方向変形時に押し出されないように、前記レールの延在方向における前記第1ベースプレートの端部にかけられるように下方向に突出した一対の滑り止め顎を備えたことを特徴とする請求項1に記載のレール締結装置。
  9. 前記ガイドプレートは、前記レールの下部フランジと接触する接触部が他の部位に比べて相対的に高い低摩擦および耐磨耗特性を有するように差別化されたことを特徴とする請求項1に記載のレール締結装置
  10. 前記ガイドプレートの接触部には低摩擦および耐磨耗特性を有する物質がコーティングされることを特徴とする請求項に記載のレール締結装置。
  11. 前記ガイドプレートの接触部は低摩擦および耐磨耗特性を有する素材の薄板からなることを特徴とする請求項に記載のレール締結装置。
  12. 前記接触部には垂直な多数のスライディング突起が形成されることを特徴とする請求項11に記載のレール締結装置。
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