JPH018468Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH018468Y2 JPH018468Y2 JP1983105700U JP10570083U JPH018468Y2 JP H018468 Y2 JPH018468 Y2 JP H018468Y2 JP 1983105700 U JP1983105700 U JP 1983105700U JP 10570083 U JP10570083 U JP 10570083U JP H018468 Y2 JPH018468 Y2 JP H018468Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pin hole
- pin
- balance weight
- operating lever
- bracket
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Jib Cranes (AREA)
- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈技術分野〉
本考案はフオークリフトトラツク等の荷役車両
のバランスウエイト取付装置に関する。
のバランスウエイト取付装置に関する。
〈従来技術〉
従来のバランスウエイト取付装置は、第１図の
如く、車両フレームＦにバランスウエイトＷが通
常のボルト１とワツシヤ２，３を用いて固定され
ていたので、バランスウエイトＷの着脱に際して
はボルト回動用工具が必要であり、その作業が面
倒であつた。
如く、車両フレームＦにバランスウエイトＷが通
常のボルト１とワツシヤ２，３を用いて固定され
ていたので、バランスウエイトＷの着脱に際して
はボルト回動用工具が必要であり、その作業が面
倒であつた。
〈目的〉
そこで本考案は、工具を用いない手作業でバラ
ンスウエイトを着脱可能状態にできる取付装置の
提供を目的としている。
ンスウエイトを着脱可能状態にできる取付装置の
提供を目的としている。
〈実施例〉
以下、本考案の実施例を第２，３，４図に基い
て説明すると、本考案取付装置は、バランスウエ
イトＷの両側部に第１ピン孔Ａ１が形成され、車
両フレームＦの両側部に、第１ピン孔Ａ１の外側
に位置する第２ピン孔Ａ２を有するブラケツト１
１が固定され、操作レバー１２付のピン１３が、
前記第１ピン孔Ａ１および第２ピン孔Ａ２に嵌合
した取付位置１３Ａと第２ピン孔Ａ２のみに嵌合
した取外可能位置１３Ｂとの間に摺動自在でかつ
第１ピン孔Ａ１に対し回動自在に設けられ、前記
取付位置１３Ａの操作レバー１２に対し係脱自在
に係合する係合片１４と前記取外可能位置１３Ｂ
の操作レバー１２に当接する抜止片１５とを有す
る位置決め板１６が前記ブラケツト１１に固定さ
れてなるものである。
て説明すると、本考案取付装置は、バランスウエ
イトＷの両側部に第１ピン孔Ａ１が形成され、車
両フレームＦの両側部に、第１ピン孔Ａ１の外側
に位置する第２ピン孔Ａ２を有するブラケツト１
１が固定され、操作レバー１２付のピン１３が、
前記第１ピン孔Ａ１および第２ピン孔Ａ２に嵌合
した取付位置１３Ａと第２ピン孔Ａ２のみに嵌合
した取外可能位置１３Ｂとの間に摺動自在でかつ
第１ピン孔Ａ１に対し回動自在に設けられ、前記
取付位置１３Ａの操作レバー１２に対し係脱自在
に係合する係合片１４と前記取外可能位置１３Ｂ
の操作レバー１２に当接する抜止片１５とを有す
る位置決め板１６が前記ブラケツト１１に固定さ
れてなるものである。
なお本実施例において、ピン１３は第２ピン孔
Ａ２に対しても回動自在とされている。また、第
１ピン孔Ａ１はバランスウエイトＷに溶接された
支板１７に形成され、前記ブラケツト１１は車両
フレームＦに溶接され、位置決め板１６はブラケ
ツト１１にネジ１８で固定されている。
Ａ２に対しても回動自在とされている。また、第
１ピン孔Ａ１はバランスウエイトＷに溶接された
支板１７に形成され、前記ブラケツト１１は車両
フレームＦに溶接され、位置決め板１６はブラケ
ツト１１にネジ１８で固定されている。
次に着脱作業を説明すると、第４図のバランス
ウエイトＷの取付状態において、これを取外可能
状態に切換えるには、まず操作レバー１２を手で
持つて時計方向へ回動することにより操作レバー
１２と係合片１４の内縁１４ａとの係合を外し、
次に操作レバー１２を外方へ引出す。すると、第
３図の如く、操作レバー１２と抜止片１５とが当
接した（操作レバー１２を係合片１４の外縁１４
ｂに係合してもよい。）状態、即ちピン１３は第
２ピン孔Ａ２のみに嵌合した取外可能位置１３Ｂ
に切換るので、バランスウエイトＷをクレーンで
吊上げて取外すことができる。
ウエイトＷの取付状態において、これを取外可能
状態に切換えるには、まず操作レバー１２を手で
持つて時計方向へ回動することにより操作レバー
１２と係合片１４の内縁１４ａとの係合を外し、
次に操作レバー１２を外方へ引出す。すると、第
３図の如く、操作レバー１２と抜止片１５とが当
接した（操作レバー１２を係合片１４の外縁１４
ｂに係合してもよい。）状態、即ちピン１３は第
２ピン孔Ａ２のみに嵌合した取外可能位置１３Ｂ
に切換るので、バランスウエイトＷをクレーンで
吊上げて取外すことができる。
またこの状態からバランスウエイトＷの取付状
態に切換るには、操作レバー１２を手で持つて
（操作レバー１２と係合片１４が係合している場
合はまず反時計方向へ操作レバー１２を回動して
から）押込み、第４図の如く、次に反時計方向へ
操作レバー１２を回動して操作レバー１２を係合
片１４の内縁１４ａに係合した状態、即ちピン１
３は第１ピン孔Ａ１および第２ピン孔Ａ２に嵌合
した取付位置１３Ａに切換える。これによりバラ
ンスウエイトＷは車両フレームＦに固定される。
態に切換るには、操作レバー１２を手で持つて
（操作レバー１２と係合片１４が係合している場
合はまず反時計方向へ操作レバー１２を回動して
から）押込み、第４図の如く、次に反時計方向へ
操作レバー１２を回動して操作レバー１２を係合
片１４の内縁１４ａに係合した状態、即ちピン１
３は第１ピン孔Ａ１および第２ピン孔Ａ２に嵌合
した取付位置１３Ａに切換える。これによりバラ
ンスウエイトＷは車両フレームＦに固定される。
〈効果〉
以上の説明から明らかな通り、本考案による
と、ピンは、バランスウエイト側の第１ピン孔お
よび車両フレーム側の第２ピン孔に嵌合した取付
位置と、第２ピン孔のみに嵌合した取外可能位置
との間で摺動自在とされているので、工具を用い
ない手作業によるピンの押込、引出操作で、バラ
ンスウエイトからピンを簡単に着脱することがで
きる。
と、ピンは、バランスウエイト側の第１ピン孔お
よび車両フレーム側の第２ピン孔に嵌合した取付
位置と、第２ピン孔のみに嵌合した取外可能位置
との間で摺動自在とされているので、工具を用い
ない手作業によるピンの押込、引出操作で、バラ
ンスウエイトからピンを簡単に着脱することがで
きる。
また、ピンはその摺動動作が可能なだけでは、
車両の運転時等にピンが外れてしまうが、本考案
では、ピンが回動自在とされ、ピンの外端に固定
した操作レバーの取付位置での回動操作により、
操作レバーを係合片に係合して位置決めを行なう
ので、車両の運転時等にピンが外れるのを防止で
きる。
車両の運転時等にピンが外れてしまうが、本考案
では、ピンが回動自在とされ、ピンの外端に固定
した操作レバーの取付位置での回動操作により、
操作レバーを係合片に係合して位置決めを行なう
ので、車両の運転時等にピンが外れるのを防止で
きる。
また、ピンを第１ピン孔から抜き取外可能位置
に切換えバランスウエイトを外した状態で車両を
運転しても、操作レバーは抜止片に当接するの
で、ピンがピン孔から抜けるのを防止でき、ピン
が紛失するのを防止できる。
に切換えバランスウエイトを外した状態で車両を
運転しても、操作レバーは抜止片に当接するの
で、ピンがピン孔から抜けるのを防止でき、ピン
が紛失するのを防止できる。
さらに、位置決め板および操作レバーは車両フ
レーム側に配置されており、バランスウエイト側
にはピン孔を設けるだけでよく、荷役重量に応じ
て変更するバランスウエイトの構成が簡単にな
り、コストも低く抑えることができる。
レーム側に配置されており、バランスウエイト側
にはピン孔を設けるだけでよく、荷役重量に応じ
て変更するバランスウエイトの構成が簡単にな
り、コストも低く抑えることができる。
また、ピンの取外し操作とバランスウエイトの
移動操作とは別に行なうため、互いに影響を受け
ず容易に着脱作業が行なえるといつた優れた効果
がある。
移動操作とは別に行なうため、互いに影響を受け
ず容易に着脱作業が行なえるといつた優れた効果
がある。
第１図は従来装置の分解斜視図、第２図は本考
案実施例の分解斜視図、第３図はバランスウエイ
トの取外可能状態の組立斜視図、第４図は同バラ
ンスウエイトの取付状態組立斜視図である。 Ｆ：車両フレーム、Ｗ：バランスウエイト、Ａ
１：第１ピン孔、Ａ２：第２ピン孔、１１：ブラ
ケツト、１２：操作レバー、１３：ピン、１３
Ａ：取付位置、１３Ｂ：取外可能位置、１４：係
合片、１５：抜止片、１６：位置決め板。
案実施例の分解斜視図、第３図はバランスウエイ
トの取外可能状態の組立斜視図、第４図は同バラ
ンスウエイトの取付状態組立斜視図である。 Ｆ：車両フレーム、Ｗ：バランスウエイト、Ａ
１：第１ピン孔、Ａ２：第２ピン孔、１１：ブラ
ケツト、１２：操作レバー、１３：ピン、１３
Ａ：取付位置、１３Ｂ：取外可能位置、１４：係
合片、１５：抜止片、１６：位置決め板。
Claims (1)
- バランスウエイトＷの両側部に第１ピン孔Ａ１
が形成され、車両フレームＦの両側部に、第１ピ
ン孔Ａ１の外側に位置する第２ピン孔Ａ２を有す
るブラケツト１１が固定され、前記第１ピン孔Ａ
１および第２ピン孔Ａ２に嵌合した取付位置１３
Ａと第２ピン孔Ａ２のみに嵌合した取外可能位置
１３Ｂとの間で摺動自在でかつ第１ピン孔Ａ１お
よび第２ピン孔Ａ２に対し回動自在なピン１３が
設けられ、該ピン１３の外端に操作レバー１２が
固定され、前記ブラケツト１１に位置決め板１６
が固定され、該位置決め板１６は、前記取付位置
１３Ａでの操作レバー１２の回動により該操作レ
バー１２を係脱自在に係合する係合片１４と、前
記取外可能位置１３Ｂの操作レバー１２に当接す
る抜止片１５とが有せしめられたことを特徴とす
る荷役車両のバランスウエイト取付装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10570083U JPS6013873U (ja) | 1983-07-06 | 1983-07-06 | 荷役車両のバランスウエイト取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10570083U JPS6013873U (ja) | 1983-07-06 | 1983-07-06 | 荷役車両のバランスウエイト取付装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6013873U JPS6013873U (ja) | 1985-01-30 |
| JPH018468Y2 true JPH018468Y2 (ja) | 1989-03-07 |
Family
ID=30247645
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10570083U Granted JPS6013873U (ja) | 1983-07-06 | 1983-07-06 | 荷役車両のバランスウエイト取付装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6013873U (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5614145U (ja) * | 1979-07-12 | 1981-02-06 |
-
1983
- 1983-07-06 JP JP10570083U patent/JPS6013873U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5614145U (ja) * | 1979-07-12 | 1981-02-06 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6013873U (ja) | 1985-01-30 |
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