JP2529251Y2 - 建設機械のキャノピー - Google Patents
建設機械のキャノピーInfo
- Publication number
- JP2529251Y2 JP2529251Y2 JP1990011970U JP1197090U JP2529251Y2 JP 2529251 Y2 JP2529251 Y2 JP 2529251Y2 JP 1990011970 U JP1990011970 U JP 1990011970U JP 1197090 U JP1197090 U JP 1197090U JP 2529251 Y2 JP2529251 Y2 JP 2529251Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- canopy
- bracket
- pin
- construction machine
- pin hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この考案は車体を吊上げる際キャノピー本体が邪魔に
ならないようにした建設機械のキャノピーに関する。。
ならないようにした建設機械のキャノピーに関する。。
（従来の技術） 従来小型のパワショベルのような建設機械は作業現場
を移動する場合、トラックなどの運搬車両に積載して移
動することが多い。
を移動する場合、トラックなどの運搬車両に積載して移
動することが多い。
また運搬車両に積載したり、降ろす場合建設機械を吊
上げており、このため建設機械には吊上げ用のフックが
設けられている。
上げており、このため建設機械には吊上げ用のフックが
設けられている。
（考案が解決しようとする課題） しかし運転席の上方にキャノピーが設けられた建設機
械では、車体を吊上げる際キャノピーが邪魔になる。
械では、車体を吊上げる際キャノピーが邪魔になる。
このため従来では車体を吊上げる場合その都度キャノ
ピーを外さなければならす、キャノピーの脱着作業が煩
雑である不具合があった。
ピーを外さなければならす、キャノピーの脱着作業が煩
雑である不具合があった。
この考案は上記不具合を改善するためになされたもの
で、車体を吊上げる際キャノピー本体が邪魔にならない
ようにした建設機械のキャノピーを提供することを目的
とするものである。
で、車体を吊上げる際キャノピー本体が邪魔にならない
ようにした建設機械のキャノピーを提供することを目的
とするものである。
（課題を解決するための手段及び作用） この考案は上記目的を達成するために、車体に設けら
れた運転席の上方にキャノピー本体を設けた建設機械に
おいて、上記キャノピー本体の支柱下端とこれを支持す
る支持部材の間に俯仰機構を設けて、この俯仰機構は支
軸により支持部材に回動自在に支承されたブラケットを
有しており、該ブラケットの上部に支柱の下端を固着
し、ブラケットの下部にはピン孔を穿設し、該ピン孔は
ブラケットを回動した際支持部材に設けた複数のピン孔
の１個と選択的に合致させてピンを挿入することにより
キャノピー本体を使用位置と前傾及び後傾位置に保持す
るようにしたもので、この俯仰機構によりキャノピー本
体が使用位置より前後に傾動できるようにしたことによ
り、車体をワイヤで吊上げる際キャノピー本体が邪魔に
ならないようにして、その都度キャノピー本体を取り外
すことなく建設機械を運搬車両などへ積み降ろしきるよ
うにした建設機械のキャノピーを提供するものである。
れた運転席の上方にキャノピー本体を設けた建設機械に
おいて、上記キャノピー本体の支柱下端とこれを支持す
る支持部材の間に俯仰機構を設けて、この俯仰機構は支
軸により支持部材に回動自在に支承されたブラケットを
有しており、該ブラケットの上部に支柱の下端を固着
し、ブラケットの下部にはピン孔を穿設し、該ピン孔は
ブラケットを回動した際支持部材に設けた複数のピン孔
の１個と選択的に合致させてピンを挿入することにより
キャノピー本体を使用位置と前傾及び後傾位置に保持す
るようにしたもので、この俯仰機構によりキャノピー本
体が使用位置より前後に傾動できるようにしたことによ
り、車体をワイヤで吊上げる際キャノピー本体が邪魔に
ならないようにして、その都度キャノピー本体を取り外
すことなく建設機械を運搬車両などへ積み降ろしきるよ
うにした建設機械のキャノピーを提供するものである。
（実施例） この考案の一実施例を図面を参照して詳述する。
図において１はパワショベルのような建設機械の車体
で、下部走行体２とこの下部走行体２上に旋回自在に設
けられた上部旋回体３よりなる。
で、下部走行体２とこの下部走行体２上に旋回自在に設
けられた上部旋回体３よりなる。
上記上部旋回体３の前後には作業キャノピー４が装着
されていると共に、後部にはエンジンを収容した動力室
５が、そして動力室５の前側に運転席６と、各種操作レ
バー７が設置されている。
されていると共に、後部にはエンジンを収容した動力室
５が、そして動力室５の前側に運転席６と、各種操作レ
バー７が設置されている。
一方８は上記運転席６の上方を覆うように設けられた
キャノピー本体で左右に設けられた支柱8aと、これら支
柱8aの上部間に設けられた屋根8bとよりなる。
キャノピー本体で左右に設けられた支柱8aと、これら支
柱8aの上部間に設けられた屋根8bとよりなる。
また各支柱8aの下端は第２図に示す俯仰機構９を介し
て運転席６の後方に突設された支持部材10に取付けられ
ている。
て運転席６の後方に突設された支持部材10に取付けられ
ている。
上記俯仰機構９は支軸11により支持部材10に回動自在
に支承されたブラケット12を有しており、このブラケッ
ト12の上部に支柱8aの下端が固着されている。
に支承されたブラケット12を有しており、このブラケッ
ト12の上部に支柱8aの下端が固着されている。
上記ブラケット12の下部にはピン孔12aが穿設されて
いて、このピン孔12aは支軸11を中心にブラケット12を
回動した際支持部材10に設けられた複数のピン孔10a,10
b,10cの１個と選択的に合致するようになっており、ブ
ラケット12のピン孔12aに挿入したピン13を支持部材10
のピン孔10a,10b,10cの１個に挿入することにより、キ
ャノピー本体８を使用位置と前傾及び後傾位置に保持で
きるようになっている。
いて、このピン孔12aは支軸11を中心にブラケット12を
回動した際支持部材10に設けられた複数のピン孔10a,10
b,10cの１個と選択的に合致するようになっており、ブ
ラケット12のピン孔12aに挿入したピン13を支持部材10
のピン孔10a,10b,10cの１個に挿入することにより、キ
ャノピー本体８を使用位置と前傾及び後傾位置に保持で
きるようになっている。
次に作用を説明すると、作業機４により作業をしてい
る場合はキャノピー本体８を第１図の実線に示す位置に
固定するが、作業機４と支持部材10に設けた吊上げ用フ
ッ4a,10bにワイヤ14の両端を掛合して車体１を吊上げる
場合は、ピン13を係合している割りピン15を外してピン
13を抜出し、この状態で支軸11を中心にキャノピー本体
８を前方または後方へ傾動したら、ピン13を支持部10の
ピン孔10bまたは10cへ挿入してキャノピー本体８をその
位置へ固定する。
る場合はキャノピー本体８を第１図の実線に示す位置に
固定するが、作業機４と支持部材10に設けた吊上げ用フ
ッ4a,10bにワイヤ14の両端を掛合して車体１を吊上げる
場合は、ピン13を係合している割りピン15を外してピン
13を抜出し、この状態で支軸11を中心にキャノピー本体
８を前方または後方へ傾動したら、ピン13を支持部10の
ピン孔10bまたは10cへ挿入してキャノピー本体８をその
位置へ固定する。
そしてこの状態で車体１を吊上げることにより、キャ
ノピー本体８とワイヤ14が干渉することなく車体１を吊
上げることができるようになる。
ノピー本体８とワイヤ14が干渉することなく車体１を吊
上げることができるようになる。
（考案の効果） この考案は以上詳述したように、俯仰機構によりキャ
ノピー本体が前傾または後傾できるようにしたことか
ら、車体を吊上げて運搬車両へ積載したり、運搬車両よ
り降ろす場合キャノピー本体が邪魔になることがない。
ノピー本体が前傾または後傾できるようにしたことか
ら、車体を吊上げて運搬車両へ積載したり、運搬車両よ
り降ろす場合キャノピー本体が邪魔になることがない。
これによって従来のように車体を吊上げる毎にキャノ
ピー本体を脱着する作業を必要としないので、車両の吊
上げが容易にでき、運搬車両への積み降ろしが短時間で
能率よく行えるようになる。
ピー本体を脱着する作業を必要としないので、車両の吊
上げが容易にでき、運搬車両への積み降ろしが短時間で
能率よく行えるようになる。
図面はこの考案の一実施例を示し、第１図は建設機械の
側面図、第２図は俯仰機構の拡大側面図である。 １……車体、６……運転席 ８……キャノピー本体、8a……支柱 ９……俯仰機構、10……支持部材 10a,10b,10c……ピン孔、11……支軸 12……ブラケット、12a……ピン孔
側面図、第２図は俯仰機構の拡大側面図である。 １……車体、６……運転席 ８……キャノピー本体、8a……支柱 ９……俯仰機構、10……支持部材 10a,10b,10c……ピン孔、11……支軸 12……ブラケット、12a……ピン孔
Claims (1)
- 【請求項１】車体（１）に設けられた運転席（６）の上
方にキャノピー本体（８）を設けた建設機械において、
上記キャノピー本体（８）の支柱（8a）下端とこれを支
持する支持部材（10）の間に俯仰機構（９）を設け、上
記俯仰機構（９）は支軸（11）により支持部材（10）に
回動自在に支承されたブラケット（12）を有しており、
該ブラケット（12）の上部に支柱（8a）の下端を固着
し、ブラケット（12）の下部にピン孔（12a）を穿設
し、該ピン孔（12a）はブラケット（12）を回動した際
支持部材（10）に設けた複数のピン孔（10a），（10
b），（10c）の一個と選択的に合致させてピン（13）を
挿入することにより、キャノピー本体（８）を使用位置
と前傾及び後傾位置に保持するようにしたことを特徴と
する建設機械のキャノピー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990011970U JP2529251Y2 (ja) | 1990-02-13 | 1990-02-13 | 建設機械のキャノピー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990011970U JP2529251Y2 (ja) | 1990-02-13 | 1990-02-13 | 建設機械のキャノピー |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03103357U JPH03103357U (ja) | 1991-10-28 |
| JP2529251Y2 true JP2529251Y2 (ja) | 1997-03-19 |
Family
ID=31515471
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990011970U Expired - Lifetime JP2529251Y2 (ja) | 1990-02-13 | 1990-02-13 | 建設機械のキャノピー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2529251Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018199964A (ja) * | 2017-05-29 | 2018-12-20 | 株式会社日立建機ティエラ | 小型油圧ショベル |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6311227U (ja) * | 1986-07-09 | 1988-01-25 |
-
1990
- 1990-02-13 JP JP1990011970U patent/JP2529251Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03103357U (ja) | 1991-10-28 |
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