JP2569670Y2 - 電動工具 - Google Patents
電動工具Info
- Publication number
- JP2569670Y2 JP2569670Y2 JP1992002381U JP238192U JP2569670Y2 JP 2569670 Y2 JP2569670 Y2 JP 2569670Y2 JP 1992002381 U JP1992002381 U JP 1992002381U JP 238192 U JP238192 U JP 238192U JP 2569670 Y2 JP2569670 Y2 JP 2569670Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power tool
- strap
- battery
- stopper
- present
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Portable Power Tools In General (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、電動工具に係り、特に
電動工具に取付けられるストラップの取付構造に関す
る。
電動工具に取付けられるストラップの取付構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、着脱可能なバッテリによって駆
動させるコードレスタイプの電動工具に広く知られてい
る。かかる電動工具には落下を防止するためストラップ
が通常取付けられている。
動させるコードレスタイプの電動工具に広く知られてい
る。かかる電動工具には落下を防止するためストラップ
が通常取付けられている。
【0003】図5は従来のコードレスタイプの電動工具
の正面図である。図中符号101はハウジングであり、
電動工具本体の外郭を構成している。そして、このハウ
ジング101のハンドル部101aの図中下方にバッテ
リ102が装着される。また、ハンドル部101aの図
中下端右側にはボス部101bが形成されており、この
ボス部101bにストラップ103がねじ104によっ
て回転可能に装着されている。
の正面図である。図中符号101はハウジングであり、
電動工具本体の外郭を構成している。そして、このハウ
ジング101のハンドル部101aの図中下方にバッテ
リ102が装着される。また、ハンドル部101aの図
中下端右側にはボス部101bが形成されており、この
ボス部101bにストラップ103がねじ104によっ
て回転可能に装着されている。
【0004】このように構成された電動工具にあって
は、バッテリ102は図中破線矢印で示すような方向に
移動され、電動工具本体に装着される。
は、バッテリ102は図中破線矢印で示すような方向に
移動され、電動工具本体に装着される。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】ところが、上述のよう
な構成のものにあっては、バッテリを電動工具本体に装
着する際、ストラップが邪魔になるといった問題点があ
る。また、装着時にストラップが電動工具本体とバッテ
リとの間に挟まってしまう恐れがあり、特にこのような
場合にはバッテリを電動工具本体に十分ロックできてい
ないにもかかわらず、電気系の接触状態によって電動工
具が作動することがあり、作業者が気付かずにいると使
用中にバッテリのみが電動工具本体から外れ、落下する
恐れがあり、危険であるといった問題点がある。
な構成のものにあっては、バッテリを電動工具本体に装
着する際、ストラップが邪魔になるといった問題点があ
る。また、装着時にストラップが電動工具本体とバッテ
リとの間に挟まってしまう恐れがあり、特にこのような
場合にはバッテリを電動工具本体に十分ロックできてい
ないにもかかわらず、電気系の接触状態によって電動工
具が作動することがあり、作業者が気付かずにいると使
用中にバッテリのみが電動工具本体から外れ、落下する
恐れがあり、危険であるといった問題点がある。
【0006】本考案は上述のような問題点に鑑みてさな
れたものであり、バッテリの装着を容易に行なうことが
できるとともに、バッテリを電動工具本体に確実に装着
することができる電動工具を提供することを目的とす
る。
れたものであり、バッテリの装着を容易に行なうことが
できるとともに、バッテリを電動工具本体に確実に装着
することができる電動工具を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案は、作業時に作業
者が把持する把持部を備えると共に2分割形成されたハ
ウジングを合着して外郭が構成され、上記把持部の下部
周辺近傍には電動工具の吊持用のストラップを回転可能
に取付ける取付部が形成され、上記把持部の下面から把
持部内に着脱可能にバッテリが装着される電動工具にお
いて、上記取付部は上記把持部の合着面に対向した一対
のボス部から成り、上記一対のボス部の少なくとも一方
には、上記ストラップの上記把持部の中心側への回転を
抑止するストッパ部が形成されていることを特徴とす
る。
者が把持する把持部を備えると共に2分割形成されたハ
ウジングを合着して外郭が構成され、上記把持部の下部
周辺近傍には電動工具の吊持用のストラップを回転可能
に取付ける取付部が形成され、上記把持部の下面から把
持部内に着脱可能にバッテリが装着される電動工具にお
いて、上記取付部は上記把持部の合着面に対向した一対
のボス部から成り、上記一対のボス部の少なくとも一方
には、上記ストラップの上記把持部の中心側への回転を
抑止するストッパ部が形成されていることを特徴とす
る。
【0008】
【作用】取付部に取付けられたストラップはストッパ部
によってバッテリ側への回転が抑止される。このためバ
ッテリを電動工具に取付ける際、ストラップが邪魔にな
ることがなく、また、ストラップを挟んでしまうのを防
止することができる。
によってバッテリ側への回転が抑止される。このためバ
ッテリを電動工具に取付ける際、ストラップが邪魔にな
ることがなく、また、ストラップを挟んでしまうのを防
止することができる。
【0009】
【実施例】以下、添付図面を参照して本考案の一実施例
について説明する。図1は本考案における電動工具の分
解斜視図である。図中符号1はハウジングであり、電動
工具本体の外郭を構成している。ハウジング1,1には
ハンドル部1a,1aが形成されており、このハンドル
部1aの下端部にボス部1b,1bが形成されている。
このボス部1bには2つのハウジング1,1を固定する
ねじ2用のねじ穴1c,1cが穿設されている。そし
て、この2つのボス部1b,1b間には吊り金具3が介
在されている。この吊り金具3にはリング4を介してス
トラップ5が設けられている。また、この吊り金具3は
上記ねじ2を貫通しており、吊り金具3ひいてはストラ
ップ5はハウジング1に対して回転可能に設けられてい
る。一方、上記ボス部1bの一方には図2に示すように
上記吊り金具3ひいてはストラップ5の回転を抑止する
ストッパ1dが形成されている。すなわち、このストッ
パ1dに吊り金具3が当接することにより、吊り金具3
の回転が抑止されるものである。このとき、この回転の
抑止方向は図3中ねじ穴1cを中心とした時計方向迴
り、すなわちハンドル部1aの中心線L側である。
について説明する。図1は本考案における電動工具の分
解斜視図である。図中符号1はハウジングであり、電動
工具本体の外郭を構成している。ハウジング1,1には
ハンドル部1a,1aが形成されており、このハンドル
部1aの下端部にボス部1b,1bが形成されている。
このボス部1bには2つのハウジング1,1を固定する
ねじ2用のねじ穴1c,1cが穿設されている。そし
て、この2つのボス部1b,1b間には吊り金具3が介
在されている。この吊り金具3にはリング4を介してス
トラップ5が設けられている。また、この吊り金具3は
上記ねじ2を貫通しており、吊り金具3ひいてはストラ
ップ5はハウジング1に対して回転可能に設けられてい
る。一方、上記ボス部1bの一方には図2に示すように
上記吊り金具3ひいてはストラップ5の回転を抑止する
ストッパ1dが形成されている。すなわち、このストッ
パ1dに吊り金具3が当接することにより、吊り金具3
の回転が抑止されるものである。このとき、この回転の
抑止方向は図3中ねじ穴1cを中心とした時計方向迴
り、すなわちハンドル部1aの中心線L側である。
【0010】このように構成された電動工具にあって
は、図3においてバッテリ6を電動工具本体7に取付け
る際には図中破線矢印に沿って移動させて取付けること
ができる。このとき、ストラップ5はストッパ1dによ
って吊り金具3の回転が抑止されていることに伴い、ス
トラップ5がバッテリ6の取付時に邪魔になることがな
い。また、バッテリ6と電動工具本体7との間にストラ
ップ5を挟んでしまうことを防止することができ、ひい
てはバッテリ6の落下を防止することができる。
は、図3においてバッテリ6を電動工具本体7に取付け
る際には図中破線矢印に沿って移動させて取付けること
ができる。このとき、ストラップ5はストッパ1dによ
って吊り金具3の回転が抑止されていることに伴い、ス
トラップ5がバッテリ6の取付時に邪魔になることがな
い。また、バッテリ6と電動工具本体7との間にストラ
ップ5を挟んでしまうことを防止することができ、ひい
てはバッテリ6の落下を防止することができる。
【0011】図4は本考案における電動工具の他の実施
例の正面図である。本実施例は上述第一実施例がストッ
パ1dをボス部1b,1b間に挟み込むように形成した
のに対して、ボス部1bからはみ出すように形成したも
のであり、その作用、効果は上述第一実施例のものと同
様である。
例の正面図である。本実施例は上述第一実施例がストッ
パ1dをボス部1b,1b間に挟み込むように形成した
のに対して、ボス部1bからはみ出すように形成したも
のであり、その作用、効果は上述第一実施例のものと同
様である。
【0012】また、上述第一実施例にあってはストッパ
1dは一方のボス部1bにのみ形成したが、両ボス部1
b,1bの両方にストッパ1dを形成するようにしても
よい。
1dは一方のボス部1bにのみ形成したが、両ボス部1
b,1bの両方にストッパ1dを形成するようにしても
よい。
【0013】
【考案の効果】本考案は上述のように構成したことによ
り、バッテリの装着時にストラップが邪魔になることが
なく容易に装着することができる。また、バッテリと電
動工具本体との間にストラップが挟まるのを防止するこ
とができるので、バッテリを確実に電動工具本体にロッ
クすることができ、バッテリの落下を防止することがで
きる等の効果を奏する。
り、バッテリの装着時にストラップが邪魔になることが
なく容易に装着することができる。また、バッテリと電
動工具本体との間にストラップが挟まるのを防止するこ
とができるので、バッテリを確実に電動工具本体にロッ
クすることができ、バッテリの落下を防止することがで
きる等の効果を奏する。
【図1】本考案における電動工具の分解斜視図である。
【図2】本考案における電動工具の要部拡大斜視図であ
る
る
【図3】本考案における電動工具の正面図である。
【図4】本考案における電動工具の他の実施例の正面図
である。
である。
【図5】従来の電動工具の正面図である。
1…ハウジング 1a…ハンドル部(把持部) 1b…ボス部(取付部) 1d…ストッパ(ストップ部) 5…ストラップ 6…バッテリ
Claims (1)
- 【請求項1】 作業時に作業者が把持する把持部を備え
ると共に2分割形成されたハウジングを合着して外郭が
構成され、上記把持部の下部周辺近傍には電動工具の吊
持用のストラップを回転可能に取付ける取付部が形成さ
れ、上記把持部の下面から把持部内に着脱可能にバッテ
リが装着される電動工具において、上記取付部は上記把
持部の合着面に対向した一対のボス部から成り、上記一
対のボス部の少なくとも一方には、上記ストラップの回
転を抑止して、一方向への回転範囲を規制するストッパ
部が形成されていることを特徴とする電動工具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992002381U JP2569670Y2 (ja) | 1992-01-27 | 1992-01-27 | 電動工具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992002381U JP2569670Y2 (ja) | 1992-01-27 | 1992-01-27 | 電動工具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0560778U JPH0560778U (ja) | 1993-08-10 |
JP2569670Y2 true JP2569670Y2 (ja) | 1998-04-28 |
Family
ID=11527661
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992002381U Expired - Lifetime JP2569670Y2 (ja) | 1992-01-27 | 1992-01-27 | 電動工具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2569670Y2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3767494B2 (ja) * | 2002-02-22 | 2006-04-19 | 日立工機株式会社 | 電動工具 |
JP3807445B2 (ja) * | 2005-07-15 | 2006-08-09 | 日立工機株式会社 | 携帯用工具 |
JP3807444B2 (ja) * | 2005-07-15 | 2006-08-09 | 日立工機株式会社 | 携帯用工具の操作方法 |
JP3856040B2 (ja) * | 2005-07-15 | 2006-12-13 | 日立工機株式会社 | 携帯用工具 |
JP2008302453A (ja) * | 2007-06-06 | 2008-12-18 | Tjm Design Corp | 携帯工具 |
EP2370238B1 (en) * | 2008-12-30 | 2015-07-01 | Husqvarna AB | Portable hand-held power tool |
JP5327705B2 (ja) * | 2009-02-27 | 2013-10-30 | 日立工機株式会社 | 携帯用工具 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6031910Y2 (ja) * | 1980-12-26 | 1985-09-24 | 三菱電機株式会社 | 携帯用電動工具の吊り輪 |
JP3130385U (ja) * | 2006-10-12 | 2007-03-29 | 直樹 深井 | 重心移動ダーツ |
-
1992
- 1992-01-27 JP JP1992002381U patent/JP2569670Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0560778U (ja) | 1993-08-10 |
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