JPH017889Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH017889Y2 JPH017889Y2 JP8434583U JP8434583U JPH017889Y2 JP H017889 Y2 JPH017889 Y2 JP H017889Y2 JP 8434583 U JP8434583 U JP 8434583U JP 8434583 U JP8434583 U JP 8434583U JP H017889 Y2 JPH017889 Y2 JP H017889Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cap
- water
- opening
- adhesive tape
- stopping
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000003973 paint Substances 0.000 claims description 13
- 239000002390 adhesive tape Substances 0.000 description 10
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 8
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 6
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N iron(III) oxide Inorganic materials O=[Fe]O[Fe]=O JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 238000005498 polishing Methods 0.000 description 2
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 1
- 230000002542 deteriorative effect Effects 0.000 description 1
- 238000012805 post-processing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Pressure Vessels And Lids Thereof (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の利用分野〕
本考案は、造船、建築工事においてパイプやパ
ネルの開口部から内部に雨水等が流入するのを防
止する止水構造に関する。
ネルの開口部から内部に雨水等が流入するのを防
止する止水構造に関する。
一般に造船や建築工事は長期に亘るため、パイ
プやパネルの開口部から内部に雨水等が流入し、
これらの水は工事に悪影響を及ぼす場合が多い。
特に、金属パイプやパネルは水分によつて錆、腐
食が発生すると共に、甲板やパネル内部に水が流
入すると作業員も工事がし難くなる。
プやパネルの開口部から内部に雨水等が流入し、
これらの水は工事に悪影響を及ぼす場合が多い。
特に、金属パイプやパネルは水分によつて錆、腐
食が発生すると共に、甲板やパネル内部に水が流
入すると作業員も工事がし難くなる。
このため、従来キヤツプにて開口部を閉塞し、
キヤツプの周縁を粘着テープで固着してある。し
かし、この種の止水構造は、長期間経過すると粘
着テープが劣化して止水機能が損なわれる欠点が
あつた。また、キヤツプの内面にシールを設けて
止水効果を得ることも可能ではあるが、各開口部
にこのようなキヤツプを使用するとコストが高く
なる。
キヤツプの周縁を粘着テープで固着してある。し
かし、この種の止水構造は、長期間経過すると粘
着テープが劣化して止水機能が損なわれる欠点が
あつた。また、キヤツプの内面にシールを設けて
止水効果を得ることも可能ではあるが、各開口部
にこのようなキヤツプを使用するとコストが高く
なる。
本考案はかかる事情に鑑みてなされたものであ
り、その目的は、低コストで耐久性に富んだパイ
プ、パネル開口部の止水構造を提供することにあ
る。
り、その目的は、低コストで耐久性に富んだパイ
プ、パネル開口部の止水構造を提供することにあ
る。
上記目的を達成するため、本考案では、キヤツ
プと開口部との接合周縁に可剥性ペイントを塗布
して止水効果と耐久性が得られるようになしてあ
る。
プと開口部との接合周縁に可剥性ペイントを塗布
して止水効果と耐久性が得られるようになしてあ
る。
第1図は造船工事における甲板10の開口部1
2を示したものである。開口部12の周辺で水を
使用するとこの水が開口部12を通じて甲板10
内の作業に支障を来すから、この場合にはキヤツ
プ14にて開口部12を閉塞し、キヤツプ14の
周囲を粘着テープ16により甲板10に固着す
る。キヤツプ14が金属性ならば、キヤツプ14
の何箇所かを溶接して取付けてもよい。
2を示したものである。開口部12の周辺で水を
使用するとこの水が開口部12を通じて甲板10
内の作業に支障を来すから、この場合にはキヤツ
プ14にて開口部12を閉塞し、キヤツプ14の
周囲を粘着テープ16により甲板10に固着す
る。キヤツプ14が金属性ならば、キヤツプ14
の何箇所かを溶接して取付けてもよい。
次に粘着テープ16に可剥性ペイント18を塗
布して粘着テープ16を完全に被覆する。これに
より工事が長期間に亘つても粘着テープ16が劣
化して止水作用が損なわれることもなくなる。ま
た、キヤツプ14を溶接した場合、従来は止水効
果を得るため全周囲の溶接が必要とされ、従つて
キヤツプ14を除去した後、グラインダー等によ
る研磨作業が不可欠とされていた。しかし、本考
案の場合には可剥性ペイント18が止水作用を行
なうから、溶接箇所は最少限で済み、後処理も短
時間で行なうことができる。
布して粘着テープ16を完全に被覆する。これに
より工事が長期間に亘つても粘着テープ16が劣
化して止水作用が損なわれることもなくなる。ま
た、キヤツプ14を溶接した場合、従来は止水効
果を得るため全周囲の溶接が必要とされ、従つて
キヤツプ14を除去した後、グラインダー等によ
る研磨作業が不可欠とされていた。しかし、本考
案の場合には可剥性ペイント18が止水作用を行
なうから、溶接箇所は最少限で済み、後処理も短
時間で行なうことができる。
第2図は、建築現場におけるパイプ20の例を
示している。この場合にも同様にキヤツプ14に
て開口部22を閉塞し、粘着テープ16で固定し
てから可剥性ペイント18を塗布する。可剥性ペ
イント18は前述の止水作用の他、開口部12,
22の防錆、防食作用をも行なうから、後に溶接
をする場合には研磨作業を省略することができ
る。
示している。この場合にも同様にキヤツプ14に
て開口部22を閉塞し、粘着テープ16で固定し
てから可剥性ペイント18を塗布する。可剥性ペ
イント18は前述の止水作用の他、開口部12,
22の防錆、防食作用をも行なうから、後に溶接
をする場合には研磨作業を省略することができ
る。
可剥性ペイントは刷毛や塗装機で塗布可能であ
り、所定時間経過後は手が簡単に剥がすことがで
きる。この種の工事に好適な可剥性ペイントとし
ては、クリパツクCA−25ブラツク(商品名)が
挙げられる。剥離性能の点から可剥性ペイントの
膜厚は300μ以上にするのが望ましい。
り、所定時間経過後は手が簡単に剥がすことがで
きる。この種の工事に好適な可剥性ペイントとし
ては、クリパツクCA−25ブラツク(商品名)が
挙げられる。剥離性能の点から可剥性ペイントの
膜厚は300μ以上にするのが望ましい。
所要の工事を終えたら可剥性ペイント18及び
粘着テープ16を剥がして、キヤツプ14を除去
する。可剥性ペイント18及び粘着テープ16に
はできるだけ糊残りのないものを使用する。
粘着テープ16を剥がして、キヤツプ14を除去
する。可剥性ペイント18及び粘着テープ16に
はできるだけ糊残りのないものを使用する。
叙上の如く本考案によれば、簡単で耐久性に富
んだパイプ、パネル開口部の止水構造が得られ
る。
んだパイプ、パネル開口部の止水構造が得られ
る。
第1図は甲板開口部の止水構造を示した縦断面
図、第2図はパイプ開口部の止水構造を示した縦
断面図である。 10……甲板、12……開口部、14……キヤ
ツプ、16……粘着テープ、18……可剥性ペイ
ント、20……パイプ、22……開口部。
図、第2図はパイプ開口部の止水構造を示した縦
断面図である。 10……甲板、12……開口部、14……キヤ
ツプ、16……粘着テープ、18……可剥性ペイ
ント、20……パイプ、22……開口部。
Claims (1)
- パイプ、パネル開口部を閉塞するキヤツプと、
キヤツプを前記開口部に固定する手段と、キヤツ
プと開口部との接合周縁を被覆する可剥性ペイン
トとから成るパイプ、パネル開口部の止水構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8434583U JPS59188349U (ja) | 1983-06-02 | 1983-06-02 | パイプ、パネル開口部の止水構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8434583U JPS59188349U (ja) | 1983-06-02 | 1983-06-02 | パイプ、パネル開口部の止水構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59188349U JPS59188349U (ja) | 1984-12-13 |
JPH017889Y2 true JPH017889Y2 (ja) | 1989-03-02 |
Family
ID=30214296
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8434583U Granted JPS59188349U (ja) | 1983-06-02 | 1983-06-02 | パイプ、パネル開口部の止水構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59188349U (ja) |
-
1983
- 1983-06-02 JP JP8434583U patent/JPS59188349U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59188349U (ja) | 1984-12-13 |
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