JPH017712Y2 - - Google Patents

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JPH017712Y2
JPH017712Y2 JP1984123097U JP12309784U JPH017712Y2 JP H017712 Y2 JPH017712 Y2 JP H017712Y2 JP 1984123097 U JP1984123097 U JP 1984123097U JP 12309784 U JP12309784 U JP 12309784U JP H017712 Y2 JPH017712 Y2 JP H017712Y2
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JP
Japan
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electrode
rack
induction coil
rack teeth
steering
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JP1984123097U
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JPS6139154U (ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P10/00Technologies related to metal processing
    • Y02P10/25Process efficiency

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  • Heat Treatment Of Articles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車のラツクピニオン式舵取装置の
ステアリングラツクの高周波焼入装置に関する。
この種ステアリングラツクの高周波焼入装置
は、第4図に示す如く、ステアリングラツク1の
ラツク歯部2の両端部3,3に接触する電極4,
4と、その電極4,4に対向位置する保持部材
6,6とにより、前記ステアリングラツク1を挟
持固定している。このように、ステアリングラツ
クのラツク歯部2間を拘束状態にしているので、
ラツク歯部2が加熱時に熱膨張するが、その熱膨
張は前記挟持固定位置で拘束され、その拘束され
た熱膨張の影響により前記ラツク歯部2の歪曲が
複雑かつ大きなものとなり、焼入れ後の矯正作業
が難しく、作業能率が悪く、製造コストを高める
ことになる。
又、前記ラツク歯部2の歪曲を軽減するため、
前記保持部材6,6の押圧力を低く調整して、前
記ラツク歯部2の熱膨張の拘束力を緩和した場
合、ステアリングラツクと電極との接触圧を十分
に確保することが出来ず、電極がスパークしやす
くなり、電極寿命を短くする。
本考案の目的は、ステアリングラツクと電極と
の接触圧を低くすることなく焼入時の歪曲を小さ
くすることが出来るステアリングラツクの高周波
焼入装置を提供することにある。
以下第1図に基づき、本考案の実施例を説明す
る。
導体8の上方に電気絶縁物9を介して導体10
を並設させ、この導体8の上方にステアリングラ
ツク11のラツク歯部12に対向する直方体形状
の誘導コイル13を固着させ、その誘導コイル1
3の両端に隣接して、一方の電極14をネジ15
等によつて交換可能に前記導体8に固定し、もう
一方の電極16も電極14と同様に固定し、これ
らの電極14,16のラツク歯部との接触部に円
弧溝17,18を設け、この溝に転動自在にコロ
状転動子19,20を装着し、この電極14,1
6の転動子19,20に、前記ステアリングラツ
ク11のラツク歯部12の両端部21,22を接
触させ、前記ラツク歯部12と前記誘導コイル1
3とを所定距離tを存して対向させ、前記電極1
4,16に対向位置した一方の流体圧シリンダー
などの押圧装置23に固着される断面コ字形状の
支持部材24を電気絶縁物25を介して設け、こ
の支持部材24に揺動自在に扇状転動体26を装
着し、もう一方の押圧装置27に保持接触面V字
形状の保持部材28を電気絶縁物29を介して設
け、前記ステアリングラツク11を前記電極1
4,16との間で挟持固定し、ラツク歯部12の
両端部21,22と電極14,16とを接触さ
せ、前記導体8と前記導体10とに高周波電源3
0を接続してループ回路を形成し、前記電極1
4,16と前記誘導コイル13に高周波電源30
からの高周波電流を供給する。そして、ラツク歯
部加熱後誘導コイル13の対向面に設けた小孔3
1から水などの冷却水を噴出するように前記誘導
コイル13内に水などの冷却液を供給する冷却液
供給装置32を設けた。
尚、前記扇状転動体26は、第2図に示す如
く、ステアリングラツク11の背面形状に合つた
円弧溝35を備え、この円弧溝35は第1図に破
線で示す如く、転動体26の揺動中心を中心とす
る円弧状に形成されている。
ところで、焼入に際してステアリングラツク1
1は誘導コイル13による誘導電流と電極14,
16による通電電流とによつて、そのラツク歯部
12が局部的に加熱され、その熱膨張によつて弓
形に反ろうとし、又、冷却時には一度逆向きの弓
形に反つた後元の状態に戻ろうとする。
本考案は、電極のラツク歯部との接触部に転動
子を設けると共に、電極に対向位置する保持部材
の少なくとも一方の接触部に転動体を設けたこと
により、加熱、冷却に伴うステアリングラツクの
前記反りを、転動子19,20と転動体26とが
揺動することによつて自由に許容し、不都合な拘
束力を与えることがないので、ラツク歯部の焼入
歪曲が少なく、且つ単純な形状となる。
尚、前記保持部材の両方を転動体を有する保持
部材とすれば更にラツク歯部の加熱時の熱膨張に
よる反りが吸収され歪曲量を小さく出来るという
効果がある。
本考案装置は、電極のラツク歯部の接触部に転
動子を設け、少なくとも前記電極に対向位置する
一方の保持部材の接触部に転動体を設けたもので
あるから、ステアリングラツクのラツク歯部の挟
持固定位置の押圧力を低くせずに高い押圧力で拘
束状態を緩和出来、熱膨張によるラツク歯部の歪
曲を軽減することが出来るので、焼入れ後の矯正
作業が容易となり、作業能率の向上が図れ、製造
コストを低減することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の一部切欠き正面図であ
り、第2図は第1図のA−A線に沿つた断面図、
第3図は第1図のB−B線に沿つた断面図、第4
図は従来例の一部切欠き正面図である。 符号の説明、1,11……ステアリングラツ
ク、2,12……ラツク歯部、13……誘導コイ
ル、4,4……電極、6,6……保持部材、1
4,16……電極、17,18……円弧溝、1
9,20……転動子、28,31……保持部材、
26……扇状転動体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ステアリングラツクのラツク歯部に対向する誘
    導コイルと、前記誘導コイルの両端に隣接して前
    記ラツク歯部の両端部に接触する電極と、前記電
    極に対向位置する保持部材と、前記電極と前記誘
    導コイルに高周波電流を供給する高周波電源と、
    前記誘導コイル内に冷却液を供給する冷却液供給
    装置とを有するステアリングラツクの高周波焼入
    装置において、前記電極のラツク歯部との接触部
    に転動子を設けると共に、電極に対向位置する保
    持部材の少なくとも一方の接触部に転動体を設け
    たことを特徴とするステアリングラツクの高周波
    焼入装置。
JP1984123097U 1984-08-11 1984-08-11 ステアリングラツクの高周波焼入装置 Granted JPS6139154U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984123097U JPS6139154U (ja) 1984-08-11 1984-08-11 ステアリングラツクの高周波焼入装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984123097U JPS6139154U (ja) 1984-08-11 1984-08-11 ステアリングラツクの高周波焼入装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6139154U JPS6139154U (ja) 1986-03-12
JPH017712Y2 true JPH017712Y2 (ja) 1989-03-01

Family

ID=30681848

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JP1984123097U Granted JPS6139154U (ja) 1984-08-11 1984-08-11 ステアリングラツクの高周波焼入装置

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JPS6139154U (ja) 1986-03-12

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