JPS6050851B2 - 比較的板厚の薄い金属板の長手方向2側面の高周波による直接通電焼入れ方法および装置 - Google Patents

比較的板厚の薄い金属板の長手方向2側面の高周波による直接通電焼入れ方法および装置

Info

Publication number
JPS6050851B2
JPS6050851B2 JP52140702A JP14070277A JPS6050851B2 JP S6050851 B2 JPS6050851 B2 JP S6050851B2 JP 52140702 A JP52140702 A JP 52140702A JP 14070277 A JP14070277 A JP 14070277A JP S6050851 B2 JPS6050851 B2 JP S6050851B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
metal plate
electrode
high frequency
direct current
hardening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP52140702A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5474215A (en
Inventor
敏彦 平井
明 田守
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koshuha Netsuren KK
Original Assignee
Koshuha Netsuren KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Koshuha Netsuren KK filed Critical Koshuha Netsuren KK
Priority to JP52140702A priority Critical patent/JPS6050851B2/ja
Publication of JPS5474215A publication Critical patent/JPS5474215A/ja
Publication of JPS6050851B2 publication Critical patent/JPS6050851B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Heat Treatment Of Sheet Steel (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、比較的板厚の薄い金属板の長手方向2側面の
高周波による直接通電焼入れ方法および装置に関するも
のである。
更に詳細には、その2側面がスライド面として機能する
ため、当該スライド面に必要な硬度を得るために歪の発
生を小とし、かつ歪が発生したとしてもその歪取りが容
易でかつ作業性のより優れた金属板側面の焼入れ方法お
よび装置に関するものである。比較的板厚の薄い金属板
の平行する2側面が、例えばその使用目的からして特に
スライド面として機能するような場合には、耐摩耗性が
要求されるため、高い硬度が要求される。
例えば、ノギス本尺についていえば、従来はマルテンサ
イト系ステンレス鋼(SUS53)を素材とし、、電気
炉等て1000′C以上にまで全部加熱後、放冷するこ
とによつて焼入れし、しかる後500′C程度に加熱し
て焼.戻しを行うことによつて、全体がHRC47〜5
2程度の硬度のノギス本尺を得ている。このような焼入
れにおいては、板厚の比較的薄い金属板の全体焼入れで
あるので、歪の発生量が大であり、その上、全体の硬度
がHRC47〜52となよて、矯正の!ための作業時間
が大であり、又仕上け工程における研磨にも手数がかか
るものてあつた。一方、最近上述の如きスライド面の耐
摩耗性の向上がより強く要求されている。
例えば、上述のノギス本尺では、HRC55〜58に硬
度をあげる必4要にせまられている。この要求に対処す
る場合、ノギス本尺においては前述の如く素材は炭素量
の多い焼入れ性のよいものであるので、必要とされる硬
度即ちHRC55〜58を得るのは、従来通り素材全体
の炉加熱後の放冷で焼入れし焼戻し温度を上述の500
℃より低く、例えば200℃程度とすればよく、その要
請に答えることはできる。しかし、このとき大きな問題
点が顕在化してくる。即ち、従来の焼戻し後の材料の全
体硬度がHRC47〜52であつた時でも、矯正の作業
工程が非能率的で生産性が悪かつたのであるが、硬度を
HRC55〜58に上昇させた材料を矯正する場合、生
産性はより悪くなる他、矯正時の材料の折損率が飛躍的
に増ノ大し、採算ベースに全くのらないのである。ここ
に、比較的板厚の薄い金属板、例えばスライド面として
の2側面を有する金属板の硬度を上昇せしめるためには
、従来の方法と全く異つた方法による熱処理方法の開発
が急務とされるに至つた。本発明の第1の目的は、この
ような比較的板厚の薄い金属板の2側面を焼入れし、得
られる硬度が高くかつ残留歪が比較的少なくかつ歪が発
生したとしてもその矯正が容易な焼入れ方法および装置
を提供するものである。本発明の第2の目的は、作業能
率がよく、かつ簡易な設備で実施できる焼入れ方法およ
び装置を提供するものである。
本発明の第3の目的は、歪の発生は有効に防止すること
ができるが、若し歪が発生したとしても、容易かつ安全
に歪取りを行うことができる焼入れ方法および装置を提
供するものである。
本発明のその他の目的は、以下の記載から自ずと明らか
になるであろう。本発明を第1〜第3図に示される代表
的実施例に従い説明する。
第1図および第2図は、本発明をノギス本尺の焼入れに
適用したときの実施例を示すものて、1は第1電極、2
は第2電極を表わし、高周波電源Eとともに本発明を構
成する。
3はノギス本尺を表わす。
ノギス本尺は、周知の如く平行する2つの側面31,3
「を有する。本発明は、この場合この2つの側面31,
3「の表層および端面32を高周波焼入れするものであ
る。第1電極1は、実施例においては、これを上面から
見た場合コの字状形状となつており、対向辺12,12
″はノギス本尺の平行辺31,3「と所定間隔を隔てて
対向する。
当該第1電極の対向辺12,12″の内壁121,12
「の先端には、ノギス位置決め部33の基部に近接して
、突出部11,1「が設けられ、当該突出部11,1「
をもつてノギス本尺の被加熱部である平行側面31,3
「のノギス位置決め部33の基部側一方端部311,3
1「を把持接触可能なように設定されている。第1電極
1の突出部11,1「の端面は図示の如く、平行側面3
1,31″の端部311,31「における肉厚方向全域
に亘つて接触把持するように設定することが好ましい。
第1電極1の突出部11,1「によるノギス本尺の把持
は、別に設ける押圧手段を用いてJ行つてもよいが、第
1電極自身の弾性力によつて行うことが好ましい。本実
施例においては、突出部11,1「は、自由状態におい
ては第1図に示すよりも更に矢印a及びa″方向に位置
するが、ノギス本尺3合の平行部31,3「を当該弾性
力に抗して挿入することによつて、突出部11,1「に
よつて当該平行部31,3「を自身の弾性力によつて弾
性的に把持するよう予め第1電極1が構成されている。
しかし、第1電極1は突出部11,1「によつて端部3
11,31「を把,持する如く形成されていさえすれば
本発明の目的は達成される。そうである限り、第1図に
示す如くコの字状の形状であるほか、第1の電極1は2
つに分割されていてもよい。しかしながら、金属板の把
持容易性、電極の電圧降下防止、作業の容易性等を総合
的に勘案すれば、第1図及ひ第2図で示される如き第1
電極1が好ましい。第2電極2は、側面から見た場合]
字状をなし、その水平部20につづく垂直部21の外側
面22が、ノギス本尺の位置決め部33の基部に対向す
る一方端面32と接触する如く形成されている。
この場合、第2電極2をノギス本尺方向へ押圧した状態
で通電する方が、加熱中における金属板の歪の発生を可
及的に防止でき、更に電極と被加熱物との間に発生する
おそれのあるスパークきずを防止するので好ましい。そ
の実施例の詳細が第3図A,bに示される。第3図にお
いて、出力端子25a,25bの一方の端子25b上に
は第2電極の水平部20がそれに沿つて移動可能な案内
孔241を穿つた筒部24が設けられている。
上記案内孔241の後端部分には、ばね23が設けられ
ており、第2電極2がばね23を介してc方向に移動可
能な如くなつている。この様に形成された第2電極2を
、上述の第1電極1と組合せて用いれは、ノギス本尺3
は端部311,31「において第1電極1によりa及び
a″方向に弾性把持され、かつ端面32において第2電
極2によつてc方向に弾性的に支持されるので、歪の発
生はより有効に防止される。本発明によつて、ノギス本
尺の平行部および端面を焼入れするには、ノギス本尺の
平行部を第1図および第2図に示す如き位置に、第1電
極1の突出部11,1「間に当該突出部の内方向A,a
″の弾性力に抗して順次挿入し、その端面が第2電極の
垂直部21で、弾性力によつて図おける右方向へ押圧さ
れた状態で定量する。
かくて、ノギス本尺の平行部31,3「は、前述した如
く第1電極1で1端が第1図の上下方向に、他端は第2
電極で第1図の水平方向に弾性緊定支持される。この状
態で両電極間に高周波電源Eを投入する。しかる時は高
周波電源Eからの電流は、第1図bに実線と点線矢印で
示したごとく高周波電源E一第1電極1■第1電極突出
部浮:ノギス位置決め部の基部11■ノギス両側面?1
,ニノギス端面32→第2電極外側面22→高周波電源
て流れ、ノギスの両側面31,3「および端面32が有
効に加熱され、所定時間通電後、通電を停止し放冷する
。ここに、使用する加熱電流は高周波電流(例えば20
0KHz)であるので、高周波電流の特性である表皮電
流効果と、その流路を対向するスライド面に近づけてイ
ンダクタンスを小としようとする近接効果との相剰効果
によつて投入電力(例】えば80KW)および加熱時間
(1〜3秒)の設定に従がい、その特性を十分発揮でき
、0.5〜1T!r:In程度の表層のみを均一に焼入
し、硬度HRC55〜58を得ることが可能である。又
、歪の発生も少ない。上述は、第2電極2にばね23を
装着することにより、金属板3の加熱による膨張および
冷却による収縮を吸収するように構成したが、第1の電
極1の基部13にばねを装置して、第2電極は固定とす
る構成をとることができる。
上述した実施例では、ノギス本尺を例にとつて本発明を
説明したが、本発明はノギス本尺はかりでなく、平行肉
厚面がスライドとして機能するものや、スケールとして
機能するような比較的板厚の薄い金属板の2側面の硬化
を要求されるもの一般にも広く適用されることはもちろ
んである。
本発明の第2の実施例を、第4図及び第5図に従い説明
する。図中、1は第1電極、2は第2電極を表わし、高
周波電源Eとともに本発明を構成する。
5は長方形形状の金属板である。
本発明は、金属板5の長手方向2側面51,5「の表層
に高周波電流をもつて直接通電し焼入れするものてある
。第1電極1は、上から見た場合コの字形状となつてい
て、基部13と対向辺12,12″とからなり、対向辺
12,12″は同一の長さを有し、かつ金属板5の長手
方向2側面51,5「と所定間隙を隔てて平行に対向す
る。第1電極1の当該対向辺12,12″の先端部には
、突出部11,11″が設けられている。当該突出部1
1,1「は双方とも同一寸法のかぎの手形状を有し、先
ず上記対向辺12,12″の先端部から直角に他方の対
向辺12″,12に向かつて伸び、しかる後基部13に
向かつて直角に曲がつてなる。突出部11,1「は、金
属板5の両側面51,5「の端部511,51「に接触
すると共に、耐熱絶縁駒6,6″を介して、自己の弾性
力によつて支持接触可能な如く設定されている。第1電
極1の肉厚は全部分において同一であり、金属板5の肉
厚より厚く設定してある。第2電極2としては、金,属
板5の他方端面52と接触し、かつ上述の第1の電極1
とともに金属板の長さ方向の膨張又は収縮を吸収可能な
ものであればよいが、本実施例では第3図に示されるも
のと同じものを用いている。本実施例における焼入れ装
置は、上記第1電極1及ひ第2電極2の肉厚方向押圧手
段4,4″が付加されてなる。
押圧手段4,4″は、押圧板41,4「、ロッド42,
42″及び押圧機構43,43″からなる。押圧板41
,4「は電気的3絶縁耐熱材で形成された長方形形状の
板であり、金属板5の長手方向の長さとほS゛同一の長
さを有し、かつその巾は金属板5の巾と同一もしくはや
や狭い巾に設定されている。押圧板41,4「は、ロッ
ド42,42″にとりつけられていて、4例えば油圧シ
リンダーの如き押圧機構43,43″によつて、ロッド
42,42″を介して金属板5を矢印D,d″方向に押
圧可能としてある。本実施例において、金属板5を焼入
れするには以下の手順による。先ず、金属板5の長手方
向2側面51,5「の端部511,51「を第1電極1
の両突出部11,1「によつて支持接触せしめると共に
、金属板5の他方端面52が第2電極2の垂直部21の
外側面22で、弾性力によつて図における右方向へ押圧
された状態で定置する。このとき、第1の電極の対向辺
12,12″と、金属板の長手方向2側端面の間には耐
熱絶縁駒6,6″を介在させる。かくて、金属板5は第
)1電極1によつて巾方向を弾性的に把持されると共に
第1電極1及び第2電極2により長手方向の膨張又は収
縮を吸収可能なごとく弾性緊定支持される。しかる後、
押圧機構43,43″を動作させて、ロッド42,42
″を介して押圧板41,4「を矢印D,d″方向へ移動
させ、金属板5を両面より押圧する。この状態て両電極
間に高周波電源Eを投入し、所定時間後通電を停止し、
所定時間放冷後、前記押圧機構43,43″により押圧
板41,4「を矢印D,d″とは逆方向に移動させた後
、金属板5を装置より取りはずす。金属板5の2側面5
1,5「の表層は均一に焼入れされ、歪の発生なしに所
望の硬度が得られる。上記2実施例は被加熱物たる金属
板の材質が、焼入性のよい材質からなつておる場合であ
るので、その通電加熱後の冷却は放冷で所望の硬化処理
が可能であるが、被加熱物たる金属板の材質が、上記実
施例に比べて焼入性のおとつた材質からなつている場合
、例えば構造用炭素鋼又低合金銅の如き場合には、第1
電極1の内壁121,12「に冷却流体噴射口を多数設
け冷却流体を冷却流体供給源から対向辺12,12″内
に収容された冷却流体通路を介し、通電加熱停止後噴射
し被加熱部を急冷してもよい。本発明の主たる効果は、
以下の通りである。
1被焼入面の表皮部分のみを均一に焼入れすることによ
り、歪の発生が殆んどなしに、硬度の上昇を実現するこ
とができる。
従つて、引続く歪取り工程を省略することができ、製品
中に歪が残存することがないので、真直なノギス本尺等
の製品を提供することができる。又、若し歪取りを行う
場合でも被処理材の側端面以外は硬化されないので歪取
りが容易かつ折損等の事故は皆無である。2高周波によ
る直接通電焼入れであり、所要時間も短くかつ電力の効
率も良い。3定置一発焼入れであり、所要設備も少ない
4第1の電極と第2の電極により、被焼入れ物を弾性支
持した状態で加熱することができるので、上記1に加え
てさらに歪の発生を極度に減少することができる。
5押圧手段により、板厚方向に被焼入れ物を押圧しつつ
加熱するときには、歪の発生をさらにより減少すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図aは本発明をノギス本尺の焼入れに適用したとき
の平面図、第1図bは第1図aにおける電流の流れを示
す模式図、第2図aは第1図aの正面図、第2図bは第
1図aの■−■″線断面図、第3図aは第1図〜第2図
における第2電極の詳細側面図、第3図bは第3図aの
■−■″線断面図、第4図は本発明の他の実施例を示す
平面図(但し押圧手段は図示されていない)、第5図a
は第4図の正面図、第5図bは第4図の■−■″線断面
図てある。 1・・・・・・第1電極、2・・・・・・第2電極、3
・・・・・・ノギlス本尺、4・・・・・・押圧手段、
41,4「・・・・押圧板、5・・・・・・長方形形状
金属板。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 比較的板厚の薄い細長い金属板の長手方向2側面の
    表層を焼入れする方法において、第1電極と第2電極を
    用い、第1電極の両端部で金属板の長手方向2側面の1
    方端部をほぼ対称位置で弾性的に支持し、第2電極端面
    は金属板の他方端面に接触し、かつ上記両電極で金属板
    の長手方向の膨張又は収縮を吸収可能な状態において当
    該金属板に高周波電流をもつて直接通電加熱をすること
    を特徴とする高周波による直接通電焼入れ方法。 2 金属板が長手方向2側面をスライド面としたノギス
    本尺である特許請求の範囲第1項記載の高周波による直
    接通電焼入れ方法。 3 第1電極自身の弾性によつて、金属板の1方端部を
    把持する特許請求の範囲第1項記載の高周波による直接
    通電焼入れ方法。 4 第2電極で金属板の端面を弾性的に支持する特許請
    求の範囲第1項記載の高周波による直接通電焼入れ方法
    。 5 比較的板厚の薄い細長い金属板の長手方向2側面の
    表層を焼入れする方法において、第1電極と第2電極と
    板厚方向押圧手段とを具え、第1電極の両端部で金属板
    の長手方向2側面の1方端部をほぼ対称位置で接触する
    と共に第1電極の当該金属板に対向する両側面で耐熱絶
    縁駒を介して金属板を弾性的に支持し、第2電極端面は
    金属板の他方端面に弾性的に接触し、上記両電極で金属
    板の長手方向の膨張又は収縮を吸収可能で、しかも上記
    板厚方向押圧手段で金属板のほぼ全或を板厚方向に押圧
    した状態で、当該金属板に高周波電流をもつて直接通電
    加熱をすることを特徴とする高周波による直接通電焼入
    れ方法。 6 比較的板厚の薄い金属板の長手方向2側面の表層を
    焼入れする装置であつて、金属板の被加熱部を含む当該
    金属板の部分がその内に定置される凹部を有する第1電
    極と第2電極とからなり、第1電極の凹部の両先端は金
    属板の被加熱部の1方端部を弾性的に支持するように、
    又第2電極はその先端で金属板の他方端面に接触するよ
    うに設定し、かつ両電極のいづれかに金属板の膨張、収
    縮による長手方向の変位を吸収する弾性機構を設けたこ
    とからなる高周波による直接通電焼入れ装置。 7 第1電極を、その凹部両先端が自己の弾性力をもつ
    て金属板の被加熱部の一方端部を弾性支持するように予
    め形成した特許請求の範囲第6項記載の高周波による直
    接通電焼入れ装置。 8 第2電極の支承部にばね等の弾性機構を設け、当該
    弾性機構を介して金属板の端面を弾性支持するようにし
    た特許請求の範囲第6項記載の高周波による直接通電焼
    入れ装置。 9 比較的板厚の薄い金属板の長手方向2側面の表層を
    焼入れする装置であつて、金属板の被加熱部がその内に
    定置される凹部を有する第1電極と第2電極と板厚方向
    押圧手段とからなり、第1電極の凹部の両先端部は金属
    板の被加熱部の1方端部を弾性的に支持するように、又
    第2電極はその先端で金属板の他方端部に接触するよう
    に設定し、かつ両電極のいづれかに金属板の膨張、収縮
    による長手方向の変位を吸収する弾性機構を設けるとと
    もに、板厚方向押圧手段は、金属板の被加熱部を含むほ
    ぼ全域と接触可能な押圧板を含み、当該押圧板を上下動
    させて金属板を板厚方向に押圧可能に設定されているこ
    とを特徴とする高周波による直接通電焼入れ装置。
JP52140702A 1977-11-25 1977-11-25 比較的板厚の薄い金属板の長手方向2側面の高周波による直接通電焼入れ方法および装置 Expired JPS6050851B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP52140702A JPS6050851B2 (ja) 1977-11-25 1977-11-25 比較的板厚の薄い金属板の長手方向2側面の高周波による直接通電焼入れ方法および装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP52140702A JPS6050851B2 (ja) 1977-11-25 1977-11-25 比較的板厚の薄い金属板の長手方向2側面の高周波による直接通電焼入れ方法および装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5474215A JPS5474215A (en) 1979-06-14
JPS6050851B2 true JPS6050851B2 (ja) 1985-11-11

Family

ID=15274738

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP52140702A Expired JPS6050851B2 (ja) 1977-11-25 1977-11-25 比較的板厚の薄い金属板の長手方向2側面の高周波による直接通電焼入れ方法および装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6050851B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4215259A (en) * 1978-07-12 1980-07-29 Thermatool Corporation Surface hardening of metals using electric currents
JPS6032107Y2 (ja) * 1981-02-13 1985-09-25 トヨタ自動車株式会社 直接通電式高周波焼入れ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5474215A (en) 1979-06-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6050851B2 (ja) 比較的板厚の薄い金属板の長手方向2側面の高周波による直接通電焼入れ方法および装置
JP6679595B2 (ja) 金属シートの伝導加熱方法、そのための電極及び加熱装置
JP5416477B2 (ja) 直接通電式焼入装置及び直接通電式焼入方法
US2972043A (en) Resistance heating process and apparatus
JPH0235012B2 (ja)
JP3396897B2 (ja) 固体成形焼入方法
JPS6016486B2 (ja) 抵抗発熱による鋼材の局部的焼入れ法
JP5692126B2 (ja) 通電加熱装置及び通電加熱方法
JPH0312130B2 (ja)
JPS6336041Y2 (ja)
JP2003113416A (ja) 鋼板の高周波焼入装置
JPS5938329A (ja) ばねの焼入れ方法
JPS57192221A (en) Precise heat-treatment of thin hollow cylindrical body, apparatus therefor, and precisely heat-treated thin hollow cylindrical body obtained thereby
JPS6332129Y2 (ja)
US1376984A (en) Method of hardening or tempering cam-shafts
JPS6126360Y2 (ja)
US2864937A (en) Axle housing straightening
JPH0128816B2 (ja)
JPS6226440Y2 (ja)
JPS6215608B2 (ja)
JPH0227410B2 (ja)
JP2001226714A (ja) 金型の高周波焼入方法及びこれに使用できる金型の高周波焼入加熱装置
JPS5839735A (ja) ステアリングラツクの高周波通電誘導焼入れ方法
RU2093589C1 (ru) Способ термической обработки упругих элементов из сталей и сплавов
JPH017712Y2 (ja)