JP3949933B2 - ステアリングホイールの製造方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、芯金に木部材を組み付けるステアリングホイールの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
図3に示す如く、車両のステアリングホイール50には所謂本木ステアリングホイールがあり、このステアリングホイール50では、装飾等のために環状の芯金52の一部に木部材54が組み付けられている。このステアリングホイール50は、例えば木部材54が一対の木材片56により構成されており、一対の木材片56が互いに組み合わされて芯金52を取り囲むと共に木材片56の組み合わせ部位に接着剤58が塗布された状態で、接着剤58が硬化されることで、芯金52に木部材54が組み付けられる。
【0003】
ここで、芯金52に木部材54を組み付けるための治具60は、上面が解放された断面U字状とされると共に芯金52に対応して円弧状に湾曲されており、治具60内の底面上には板状のテフロン(R)板62が敷設(固定)されている。また、治具60はアルミニウム製とされると共に、芯金52は導電性を有する材料で形成されており、治具60及び芯金52は電極としての役割を有している。
【0004】
芯金52に木部材54を組み付ける手順としては、先ず、治具60内のテフロン(R)板62上に一方の木材片56を載置すると共に、一方の木材片56上に芯金52を載置した後、一方の木材片56に他方の木材片56を組み合わせて、一対の木材片56で芯金52を取り囲む。この際、木材片56の組み合わせ部位には接着剤58が塗布されており、また、他方の木材片56の上部は治具60の上面よりも上方へ突出している。
【0005】
さらに、木部材54(一対の木材片56)と治具60の各側壁との間に、それぞれ板状のテフロン(R)板64を挿入する。この際、各テフロン(R)板64の上端は治具60上面の高さと同一とされている。その後、治具60上方に設けられた板状の上部プレス部材66によって木部材54を下方へ押圧して、木材片56の組み合わせ部位に圧力を付与する。さらに、この状態を維持したままで、芯金52と治具60との間に高周波電流を所定時間流して(印加して)接着剤58を加熱硬化させると共に更に所定時間養生し(放置して冷却し)、その後、上部プレス部材66を上方へ移動させて治具60内から木部材54及び芯金52(ワーク)を取り出す。
【0006】
また、上記テフロン(R)板62、64は絶縁用のものであり、テフロン(R)板62、64によって高周波電流の短絡が抑制されている。
【0007】
しかしながら、このような木部材54の芯金52への組付構造では、木部材54とテフロン(R)板64との接触圧力(当たり)が部位により異なって均一でない。このため、該接触圧力の弱い部分においては、木材片56の組み合わせ部位からはみ出した接着剤58の厚みが大きくなって、接着剤58の硬化が該接触圧力の強い部分よりも遅れる。この結果、該接触圧力の弱い部分に高周波電流が集中することになり、高周波電流の短絡をテフロン(R)板62、64によっても防ぎきれずに、スパークが発生するという問題がある。
【0008】
さらに、テフロン(R)板62、64による高周波電流の短絡の抑制能力を向上させてスパークを抑制するために、テフロン(R)板62、64が板状にされて厚くされている(例えば5mm以上にされている)。このため、芯金52と治具60との間の距離が長くなって、高周波電流による接着剤58の加熱効率が低い。これにより、接着剤58の硬化温度までの昇温時間が長くなって、サイクルタイムが長くなるという問題もある。
【0009】
また、高周波電流による熱が木部材54等に奪われないようにできれば、接着剤58の硬化温度までの昇温時間を短縮できて、サイクルタイムを短縮できる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記事実を考慮し、スパークの発生を防止できるステアリングホイールの製造方法、または、サイクルタイムを短縮できるステアリングホイールの製造方法を得ることが目的である。
【0011】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載のステアリングホイールの製造方法は、略環状とされた芯金と、複数の木材片により構成され、前記複数の木材片が互いに組み合わされて前記芯金を取り囲む木部材と、前記木材片の組み合わせ部位に塗布された接着剤と、を備えたステアリングホイールの製造方法であって、前記木材片の組み合わせ部位を含む前記木部材の周面に対向して設けられ、前記芯金との間で電流が流されることで前記接着剤が硬化されて前記芯金に前記木部材が組み付けられる電極部材と、前記電極部材に設けられ、前記電極部材を加熱する加熱手段と、を備えている。
【0016】
請求項1に記載のステアリングホイールの製造方法では、複数の木材片が互いに組み合わされて木部材が芯金を取り囲むと共に、木材片の組み合わせ部位に接着剤が塗布されている。さらに、木材片の組み合わせ部位を含む木部材の周面に対向して電極部材が設けられており、電極部材と芯金との間で電流が流されることで、接着剤が硬化されて芯金に木部材が組み付けられる。
【0017】
ここで、電極部材に設けられた加熱手段が電極部材を加熱するため、木部材が温められる。これにより、前記電流による熱が木部材に奪われにくくなり、接着剤の硬化温度までの昇温時間を短縮できて、サイクルタイムを短縮できる。
【0018】
請求項2に記載のステアリングホイールの製造方法は、略環状とされた芯金と、複数の木材片により構成され、前記複数の木材片が互いに組み合わされて前記芯金を取り囲む木部材と、前記木材片の組み合わせ部位に塗布された接着剤と、を備えたステアリングホイールの製造方法であって、前記木材片の組み合わせ部位を含む前記木部材の周面に対向して設けられ、前記芯金との間で電流が流されることで前記接着剤が硬化されて前記芯金に前記木部材が組み付けられる電極部材と、シート状とされて前記木部材と前記電極部材との間に設けられ、絶縁用のものにされて前記電流の局所的な集中による短絡を抑制する短絡抑制部材と、を備えている。
【0019】
請求項2に記載のステアリングホイールの製造方法では、複数の木材片が互いに組み合わされて木部材が芯金を取り囲むと共に、木材片の組み合わせ部位に接着剤が塗布されている。さらに、木材片の組み合わせ部位を含む木部材の周面に対向して電極部材が設けられており、電極部材と芯金との間で電流が流されることで、接着剤が硬化されて芯金に木部材が組み付けられる。
【0020】
また、木部材と電極部材との間には短絡抑制部材が設けられており、短絡抑制部材によって前記電流の短絡が抑制される。
【0021】
ここで、短絡抑制部材がシート状にされて薄くされている(例えば5mm未満にされている)ため、芯金と電極部材との間の距離が縮まって、前記電流による接着剤の加熱効率を上げることができる。このため、接着剤の硬化温度までの昇温時間を短縮できて、サイクルタイムを短縮できる。
【0022】
【発明の実施の形態】
図1には、本発明の実施の形態に係るステアリングホイール12の組付構造10が断面図(図2の1−1線断面図)にて示されており、図2には、ステアリングホイール12の組付構造10が正面図にて示されている。
【0023】
本実施の形態に係る車両のステアリングホイール12は、所謂本木ステアリングホイールとされている。このステアリングホイール12はボス部14を備えており、ボス部14は車両のステアリングシャフト(図示省略)に固定されている。さらに、ボス部14には、複数(本実施の形態では3つ)のスポーク部16の末端が連設されており、複数のスポーク部16はそれぞれボス部14から下方、右方及び左方へ延伸している。
【0024】
各スポーク部16の先端は、芯金18に連設されており、芯金18は金属製(例えばマグネシウム製)とされて導電性を有している。芯金18は正面視環状とされており、芯金18は運転席に対向するように設置されている。
【0025】
ステアリングホイール12の上部、右斜め下部及び左斜め下部には、装飾等のために木部材20が設けられており、各木部材20は、天然木の無垢材を材料として、芯金18に対応して円弧状に湾曲した形状とされている。各木部材20は筒状とされており、各木部材20の内部には嵌合孔22が形成されている。各木部材20は、一対の木材片24により構成されており、一方の木材片24はステアリングホイール12の前面側に配置されると共に、他方の木材片24はステアリングホイール12の裏面側に配置されている。
【0026】
ここで、一対の木材片24が互いに組み合わされて芯金18を取り囲む(嵌合孔22内に芯金18を嵌合させる)と共に木材片24の組み合わせ部位に接着剤26が塗布された状態で、接着剤26が加熱硬化されることで、芯金18に木部材20が組み付けられる。
【0027】
また、ステアリングホイール12の組付構造10は、ステアリングホイール12の複数の木部材20に対応して、治具28を複数(本実施の形態では3つ)備えている。各治具28は、芯金18に対応して平面視円弧状に湾曲されると共に、板状の底部材30と電極部材としての一対の側部材32とを有して全体として上面が解放された断面U字状とされている。各側部材32は径方向に移動可能とされると共に、各側部材32の下端には断面四角形状の挿入凹部34が形成されており、各側部材32の挿入凹部34には底部材30の径方向端部が挿入可能とされている。なお、ステアリングホイール12の右斜め下部及び左斜め下部に設けられる各木部材20に対応する各治具28の径方向外側の側部材32は、一体とされて一部品とされている。
【0028】
各側部材32は、アルミニウム製とされて導電性を有しており、上述の如く導電性を有する芯金18と共に電極としての役割を有している。また、底部材30の材質はテフロン(R)等の絶縁体とされており、底部材30は下記ヒータ40から直接伝熱される熱に対する耐熱性を有している。
【0029】
治具28の底部材30上には一方の木材片24が載置されると共に、一方の木材片24上には芯金18が載置されており、さらに、一方の木材片24には他方の木材片24が組み合わされて、一対の木材片24(木部材20)が芯金18を取り囲んでいる(嵌合孔22内に芯金18が嵌合されている)。この際、木材片24の組み合わせ部位には接着剤26が塗布されており、木材片24の組み合わせ部位を含む木部材20の周面(各側面)は治具28の各側部材32に対向している。また、他方の木材片24の上部は、治具28の一対の側部材32上面よりも上方へ突出している。
【0030】
治具28の各側部材32には、木部材20側側面において、短絡抑制部材としての絶縁用のテフロン(R)シート36が付着されており、各テフロン(R)シート36によって下記高周波電流の短絡が抑制される。各テフロン(R)シート36はシート状とされて薄くされており(5mm未満とされており)、具体的には各テフロン(R)シート36の肉厚は例えば2mm以上(好ましくは0.13mm以上、より好ましくは0mm以上)3mm以下程度とされている。
【0031】
治具28の各側部材32の湾曲方向中央には、押圧手段としての空圧シリンダ38が連結されており、各空圧シリンダ38が作動されて各側部材32を木部材20側へ押圧することで、各側部材32の挿入凹部34に底部材30の径方向端部が挿入される。これにより、各テフロン(R)シート36が木部材20の周面(各側面)に均一に押し当てられる。
【0032】
治具28(底部材30及び一対の側部材32)は、加熱手段としての板状のヒータ40上に載置されている。ヒータ40には操作部42が接続されており、上述の如く各空圧シリンダ38が作動されて各側部材32を木部材20側へ押圧する前には、操作部42を操作(温度調整を含む)してヒータ40を発熱させることで、治具28の底部材30及び一対の側部材32にヒータ40から熱が伝熱されて、予め底部材30及び一対の側部材32が加熱される。
【0033】
治具28の上方には、板状の上部プレス部材44が設けられており、上述の如く各空圧シリンダ38が作動されて各側部材32を木部材20側へ押圧した際には、上部プレス部材44が下降することで、上部プレス部材44が木部材20を下方へ押圧して、木材片24の組み合わせ部位に圧力が付与される。
【0034】
ここで、上部プレス部材44が木部材20を下方へ押圧した際には、芯金18と治具28の各側部材32との間に高周波電流を所定時間流して(印加して)接着剤26を加熱硬化させると共に、更に所定時間養生する(放置して冷却する)。これにより、芯金18に木部材20が組み付けられ、その後、上部プレス部材44を上方へ移動させて治具28内から木部材20及び芯金18(ワーク)を取り出す構成である。
【0035】
次に、本実施の形態の作用をステアリングホイール12の組付手順と併せて説明する。
【0036】
以上の構成のステアリングホイール12を組み付ける際(芯金18に木部材20を組み付ける際)には、治具28の底部材30上に一方の木材片24を載置すると共に、一方の木材片24上に芯金18を載置した後、一方の木材片24に他方の木材片24を組み合わせて、一対の木材片24で芯金18を取り囲む。この際、木材片24の組み合わせ部位に接着剤26を塗布しておく。また、操作部42を操作してヒータ40を発熱させることで、治具28の底部材30及び一対の側部材32にヒータ40から熱を伝熱させて、予め底部材30及び一対の側部材32を加熱しておく。
【0037】
次に、各空圧シリンダ38を作動させて治具28の各側部材32を木部材20側へ押圧することで、各側部材32の挿入凹部34に底部材30の径方向端部を挿入させて、各テフロン(R)シート36を木部材20の周面に均一に押し当てる。その後、上部プレス部材44を下降させることで、上部プレス部材44が木部材20を下方へ押圧して、木材片24の組み合わせ部位に圧力を付与する。
【0038】
さらに、この状態(各空圧シリンダ38により治具28の各側部材32を各木部材20側へ押圧しかつ上部プレス部材44により木部材20を下方へ押圧した状態)を維持しつつ、芯金18と治具28の各側部材32との間に高周波電流を所定時間流して接着剤26を加熱硬化させると共に、更に所定時間養生して、芯金18に木部材20を組み付ける。その後、上部プレス部材44を上方へ移動させて治具28内から木部材20及び芯金18を取り出す。
【0039】
また、治具28の各側部材32に付着された各テフロン(R)シート36が、木部材20と各側部材32との間に配置されて、前記高周波電流の短絡が抑制される。しかも、治具28の底部材30の材質が絶縁体とされているため、仮に木材片24の組み合わせ部位に塗布された接着剤26が底部材30上または底部材30近傍に溢れた場合でも、その部位から前記高周波電流が短絡することが抑制される。
【0040】
ここで、治具28の各側部材32に連結された各空圧シリンダ38が各側部材32を木部材20側へ押圧することで、各テフロン(R)シート36が木部材20の周面(木材片24の組み合わせ部位を含む各側面)に均一に押し当てられる。このため、木部材20と各テフロン(R)シート36との接触圧力(当たり)を均一して、木材片24の組み合わせ部位からはみ出した接着剤26の厚みを均一にできる。これにより、接着剤26の硬化が局所的に遅れることを防止して前記高周波電流が局所的に集中すること防止でき、この結果、前記高周波電流の短絡を良好に抑制できて、スパークの発生を防止できる。
【0041】
さらに、治具28が載置されるヒータ40が治具28を予め加熱するため、治具28の熱によって各テフロン(R)シート36や木部材20が温められる。これにより、前記高周波電流による熱が木部材20、各テフロン(R)シート36及び底部材30に奪われにくくなり、接着剤26の硬化温度までの昇温時間を短縮できて、サイクルタイムを短縮できる。
【0042】
また、上述の如く前記高周波電流の短絡を良好に抑制できてスパークを防止できることにより、各テフロン(R)シート36がシート状にされて薄くされている。このため、芯金18と治具28の各側部材32との間の距離が縮まって、前記高周波電流による接着剤26の加熱効率を上げることができる。これにより、接着剤26の硬化温度までの昇温時間を一層短縮できて、サイクルタイムを一層短縮できる。
【0043】
なお、本実施の形態では、木部材20をステアリングホイール12の上部、右斜め下部及び左斜め下部に設けた構成としたが、木部材はステアリングホイールの何れの部位に設けてもよく、また、木部材をステアリングホイールの全周囲に設けた構成としてもよい。
【0044】
さらに、本実施の形態では、木部材20を一対の木材片24で構成したが、木部材を3つ以上の木材片で構成してもよい。
【0045】
【発明の効果】
請求項1に記載のステアリングホイールの製造方法では、加熱手段が電極部材を加熱するため、木部材が温められる。これにより、電流による熱が木部材に奪われにくくなり、接着剤の硬化温度までの昇温時間を短縮できて、サイクルタイムを短縮できる。
【0047】
請求項2に記載のステアリングホイールの製造方法では、短絡抑制部材がシート状にされて薄くされているため、電流による接着剤の加熱効率を上げることができ、これにより、接着剤の硬化温度までの昇温時間を短縮できて、サイクルタイムを短縮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るステアリングホイールの組付構造を示す断面図(図2の1−1線断面図)である。
【図2】本発明の実施の形態に係るステアリングホイールの組付構造を示す正面図である。
【図3】従来のステアリングホイールの組付構造を示す断面図である。
【符号の説明】
10 ステアリングホイールの組付構造
12 ステアリングホイール
18 芯金
20 木部材
24 木材片
26 接着剤
32 側部材(電極部材)
36 テフロン(R)シート(短絡抑制部材)
38 空圧シリンダ(押圧手段)
40 ヒータ(加熱手段)

Claims (2)

  1. 略環状とされた芯金と、
    複数の木材片により構成され、前記複数の木材片が互いに組み合わされて前記芯金を取り囲む木部材と、
    前記木材片の組み合わせ部位に塗布された接着剤と、
    を備えたステアリングホイールの製造方法であって、
    前記木材片の組み合わせ部位を含む前記木部材の周面に対向して設けられ、前記芯金との間で電流が流されることで前記接着剤が硬化されて前記芯金に前記木部材が組み付けられる電極部材と、
    前記電極部材に設けられ、前記電極部材を加熱する加熱手段と、
    を備えたステアリングホイールの製造方法
  2. 略環状とされた芯金と、
    複数の木材片により構成され、前記複数の木材片が互いに組み合わされて前記芯金を取り囲む木部材と、
    前記木材片の組み合わせ部位に塗布された接着剤と、
    を備えたステアリングホイールの製造方法であって、
    前記木材片の組み合わせ部位を含む前記木部材の周面に対向して設けられ、前記芯金との間で電流が流されることで前記接着剤が硬化されて前記芯金に前記木部材が組み付けられる電極部材と、
    シート状とされて前記木部材と前記電極部材との間に設けられ、絶縁用のものにされて前記電流の局所的な集中による短絡を抑制する短絡抑制部材と、
    を備えたステアリングホイールの製造方法
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