JPH0159923B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0159923B2 JPH0159923B2 JP58027690A JP2769083A JPH0159923B2 JP H0159923 B2 JPH0159923 B2 JP H0159923B2 JP 58027690 A JP58027690 A JP 58027690A JP 2769083 A JP2769083 A JP 2769083A JP H0159923 B2 JPH0159923 B2 JP H0159923B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- adhesive
- spacer
- window
- dam rubber
- opening edge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims description 27
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims description 27
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 claims description 24
- 239000005357 flat glass Substances 0.000 claims description 16
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 239000003566 sealing material Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60J—WINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
- B60J10/00—Sealing arrangements
- B60J10/70—Sealing arrangements specially adapted for windows or windscreens
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Window Of Vehicle (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
＜産業上の利用分野＞
この発明は自動車の接着ウインドウ構造に関す
る。
る。
＜従来の技術＞
従来の接着ウインドウ構造としては、例えば第
１図及び第２図に示すようなものがある。１が自
動車、２がフロントウインドウガラスである。こ
のフロントウインドウガラス２は、ルーフパネル
３、フロントピラー４、及びカウルパネル５等に
て形成される車体の窓開口縁部６へ接着によつて
取付けられる。即ち、このフロントウインドウガ
ラス２の接着に際しては、具体的には、この窓開
口縁部６、例えばルーフパネル３のフランジ部３
ａに適宜間隔で（第１図では４箇所）スペーサ７
を接着すると共に、フロントウインドウガラス２
の内側縁部２ａにダムラバー８を貼着し、且つそ
の周囲に接着剤９を塗布した後、フロントウイン
ドウガラス２を窓開口縁部６に押付けて密着させ
るものである。この場合、フロントウインドウガ
ラス２と窓開口縁部６との間に配する上記スペー
サ７によつてフロントウインドウガラス２の窓開
口縁部６に対する位置決め並びに所定量の接着剤
９の保持を可能とし、又上記ダムラバー８によつ
て接着剤９の車室内側Ａへの漏出を阻止している
ものである（例えば、自動車技術会発行「自動工
学便覧＜第３分冊＞」参照）。
１図及び第２図に示すようなものがある。１が自
動車、２がフロントウインドウガラスである。こ
のフロントウインドウガラス２は、ルーフパネル
３、フロントピラー４、及びカウルパネル５等に
て形成される車体の窓開口縁部６へ接着によつて
取付けられる。即ち、このフロントウインドウガ
ラス２の接着に際しては、具体的には、この窓開
口縁部６、例えばルーフパネル３のフランジ部３
ａに適宜間隔で（第１図では４箇所）スペーサ７
を接着すると共に、フロントウインドウガラス２
の内側縁部２ａにダムラバー８を貼着し、且つそ
の周囲に接着剤９を塗布した後、フロントウイン
ドウガラス２を窓開口縁部６に押付けて密着させ
るものである。この場合、フロントウインドウガ
ラス２と窓開口縁部６との間に配する上記スペー
サ７によつてフロントウインドウガラス２の窓開
口縁部６に対する位置決め並びに所定量の接着剤
９の保持を可能とし、又上記ダムラバー８によつ
て接着剤９の車室内側Ａへの漏出を阻止している
ものである（例えば、自動車技術会発行「自動工
学便覧＜第３分冊＞」参照）。
尚、フロントウインドウガラス２の内側縁部２
ａには黒色プリント１０が施され、スペーサ７、
ダムラバー８、接着剤９等が外部側Ｂから見える
のを防止している。また、１１はフロントウイン
ドウガラス２の外周を覆うモールデイングであ
る。
ａには黒色プリント１０が施され、スペーサ７、
ダムラバー８、接着剤９等が外部側Ｂから見える
のを防止している。また、１１はフロントウイン
ドウガラス２の外周を覆うモールデイングであ
る。
＜発明が解決しようする課題＞
しかしながらこのような従来の接着ウインドウ
構造にあつては、第２図ロに示した如くスペーサ
７の配された部分については接着剤９が窓開口縁
部６（フランジ部３ａ）に十分に密着しないとい
う状態が生じ易く、その部位のシール性が低下す
るという不具合があつた。この不具合を解消する
には、接着幅Ｗを広く確保すればよいが、接着幅
Ｗを広く確保すると必然的にそれだけ窓の実質開
口が小さくなつて視界が狭くなり、加えてそれだ
け多量の接着剤を必要とすることになる。
構造にあつては、第２図ロに示した如くスペーサ
７の配された部分については接着剤９が窓開口縁
部６（フランジ部３ａ）に十分に密着しないとい
う状態が生じ易く、その部位のシール性が低下す
るという不具合があつた。この不具合を解消する
には、接着幅Ｗを広く確保すればよいが、接着幅
Ｗを広く確保すると必然的にそれだけ窓の実質開
口が小さくなつて視界が狭くなり、加えてそれだ
け多量の接着剤を必要とすることになる。
又、この他にこのようなスペーサを予め窓開口
縁部６に配するという接着ウインドウ構造は、そ
の作業能率、或いは各部品の管理の点等に於いて
好ましいとは言えないものであつた。
縁部６に配するという接着ウインドウ構造は、そ
の作業能率、或いは各部品の管理の点等に於いて
好ましいとは言えないものであつた。
この発明はこのような従来の不具合な点に着目
して為されたもので、特に接着幅を広げたり、接
着剤の量を多くしたりすることなしにシール性が
良好であり、又、部品点数が少なく作業性の点に
於いても良好な接着ウインドウ構造を提供するこ
とをその目的としている。
して為されたもので、特に接着幅を広げたり、接
着剤の量を多くしたりすることなしにシール性が
良好であり、又、部品点数が少なく作業性の点に
於いても良好な接着ウインドウ構造を提供するこ
とをその目的としている。
＜課題を解決するための手段＞
そして、この発明はこの意図の下に、ダムラバ
ーの長手方向に沿つた複数箇所に、部分的に切欠
くか又は切れ目を入れて形成した溝部を設け、且
つ該溝部内に上記スペーサを一体的に備えて成る
ものとすることを、その構成の特徴とし、ダムラ
バーの配設と同時にスペーサの実質配置を終了自
在とし、シール性及び作業性の向上を図るもので
ある。
ーの長手方向に沿つた複数箇所に、部分的に切欠
くか又は切れ目を入れて形成した溝部を設け、且
つ該溝部内に上記スペーサを一体的に備えて成る
ものとすることを、その構成の特徴とし、ダムラ
バーの配設と同時にスペーサの実質配置を終了自
在とし、シール性及び作業性の向上を図るもので
ある。
＜実施例＞
以下この発明を図面に基づいて説明する。尚、
以下では本発明の各実施例に於いて従来と同様な
部位については同一の符号で添符号のみ適宜変え
て用いるものとし、重複説明及び重複図示は省略
する。
以下では本発明の各実施例に於いて従来と同様な
部位については同一の符号で添符号のみ適宜変え
て用いるものとし、重複説明及び重複図示は省略
する。
第３図〜第５図はこの発明の一実施例を示す図
である。図はスペーサ７1を一体的に備えたダム
ラバー８1を示している。このダムラバー８1は断
面が略正方形状を呈しており、従来同様の伸縮性
のある素材で形成される。そしてこのダムラバー
８1の長手方向に沿つた複数箇所に、部分的に切
欠いた「溝部」としてのＶ溝１２を形成し、この
Ｖ溝１２に係合するようにスペーサ７1を予め一
体に固着しておくものである。このときスペーサ
７1の頂部１３の切断量ｌを変えることにより車
種に応じた所望のスペーサ高さｈを任意に調整可
能である。
である。図はスペーサ７1を一体的に備えたダム
ラバー８1を示している。このダムラバー８1は断
面が略正方形状を呈しており、従来同様の伸縮性
のある素材で形成される。そしてこのダムラバー
８1の長手方向に沿つた複数箇所に、部分的に切
欠いた「溝部」としてのＶ溝１２を形成し、この
Ｖ溝１２に係合するようにスペーサ７1を予め一
体に固着しておくものである。このときスペーサ
７1の頂部１３の切断量ｌを変えることにより車
種に応じた所望のスペーサ高さｈを任意に調整可
能である。
この接着ウインドウ構造はこのようなスペーサ
７1付のダムラバー８1を用い、まずこのダムラバ
ー８1をフロントウインドウガラス２の内側縁部
２ａに貼着し、次いでその周囲に接着剤９を塗布
した後、フロントウインドウガラス２を窓開口縁
部６に押付けて密着・固定するというだけで取付
が完了する。尚、このダムラバー８1はフロント
ウインドウガラス２と窓開口縁部６との間に配さ
れればよいものであり、フロントウインドウガラ
ス２の方でなく窓開口縁部６の方に予め貼着した
上で上記押付けを行うのは自由である。ダムラバ
ー８1を配することが同時にスペーサ７1を配する
ことになるのは言うまでもない。又、スペーサ７
１によつて接着剤９の窓開口縁部６への密着性が
低下することはない。
７1付のダムラバー８1を用い、まずこのダムラバ
ー８1をフロントウインドウガラス２の内側縁部
２ａに貼着し、次いでその周囲に接着剤９を塗布
した後、フロントウインドウガラス２を窓開口縁
部６に押付けて密着・固定するというだけで取付
が完了する。尚、このダムラバー８1はフロント
ウインドウガラス２と窓開口縁部６との間に配さ
れればよいものであり、フロントウインドウガラ
ス２の方でなく窓開口縁部６の方に予め貼着した
上で上記押付けを行うのは自由である。ダムラバ
ー８1を配することが同時にスペーサ７1を配する
ことになるのは言うまでもない。又、スペーサ７
１によつて接着剤９の窓開口縁部６への密着性が
低下することはない。
尚、以上ではフロントウインドウ構造について
説明してきたが、リヤウインドウ構造等について
も全く同様に考えることができる。
説明してきたが、リヤウインドウ構造等について
も全く同様に考えることができる。
第６図及び第７図は夫々この発明の実施例を示
す。
す。
第６図の実施例は、断面略正方形状のダムラバ
ー８2に切れ目を入れた「溝部」としてのスリツ
ト１４を切設し、このスリツト１４に円筒状のス
ペーサ７2を埋設することによつて両者８2，７2
を一体化するものである。スペーサ高さｈは円筒
の外径Ｄによつて決定される。
ー８2に切れ目を入れた「溝部」としてのスリツ
ト１４を切設し、このスリツト１４に円筒状のス
ペーサ７2を埋設することによつて両者８2，７2
を一体化するものである。スペーサ高さｈは円筒
の外径Ｄによつて決定される。
第７図の実施例は断面略正方形状のダムラバー
８3に部分的に切欠いた矩形状の「溝部」として
の凹部１５を形成し、この凹部１５に矩形状のス
ペーサ７3を係合させることによつて両者８3，７
３を一体化している。スペーサ高さｈは任意に設
定可能である。
８3に部分的に切欠いた矩形状の「溝部」として
の凹部１５を形成し、この凹部１５に矩形状のス
ペーサ７3を係合させることによつて両者８3，７
３を一体化している。スペーサ高さｈは任意に設
定可能である。
＜発明の効果＞
この発明に係る接着ウインドウ構造は、以上説
明してきた如き内容のものなので、従来ダムラバ
ーの他にスペーサを別途取付けていたものを、こ
れをダムラバーの取付けのみで済ませられること
となり、部品点数の減少及び作業工程数の削減化
が図れる。又、接着剤とスペーサとが干渉するこ
とがなくなるため、特に接着幅を広げたりするこ
となく良好なシール性を確保することができる。
その為視界性が悪化したり、接着剤を多く必要と
したりすることもないものである。
明してきた如き内容のものなので、従来ダムラバ
ーの他にスペーサを別途取付けていたものを、こ
れをダムラバーの取付けのみで済ませられること
となり、部品点数の減少及び作業工程数の削減化
が図れる。又、接着剤とスペーサとが干渉するこ
とがなくなるため、特に接着幅を広げたりするこ
となく良好なシール性を確保することができる。
その為視界性が悪化したり、接着剤を多く必要と
したりすることもないものである。
第１図は従来の接着ウインドウ構造の一例を示
す自動車の斜視図、第２図イ，ロは各々第１図
−線に沿う取付説明断面図、第３図〜第５図は
各々この発明の一実施例を示すもので、第３図は
スペーサ付きダムラバーの斜視図、第４図は第３
図矢示方向から見た側面図、第５図は第２図ロ
相当の断面図、そして、第６図及び第７図は夫々
この発明の他の実施例を示す第３図相当の斜視図
である。 ２……（フロント）ウインドウガラス、６……
窓開口縁部、７，７1〜７3……スペーサ、８，８
１〜８3……ダムラバー、９……接着剤。
す自動車の斜視図、第２図イ，ロは各々第１図
−線に沿う取付説明断面図、第３図〜第５図は
各々この発明の一実施例を示すもので、第３図は
スペーサ付きダムラバーの斜視図、第４図は第３
図矢示方向から見た側面図、第５図は第２図ロ
相当の断面図、そして、第６図及び第７図は夫々
この発明の他の実施例を示す第３図相当の斜視図
である。 ２……（フロント）ウインドウガラス、６……
窓開口縁部、７，７1〜７3……スペーサ、８，８
１〜８3……ダムラバー、９……接着剤。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 車体の窓開口縁部と、この窓開口縁部に接着
剤を介して固着されるウインドウガラスとの間
に、ウインドウガラス位置決め用のスペーサと接
着剤漏出阻止用のダムラバーとを配して成る接着
ウインドウ構造に於いて、 上記ダムラバーの長手方向に沿つた複数箇所
に、部分的に切欠くか又は切れ目を入れて形成し
た溝部を設け、且つ該溝部内に上記スペーサを一
体的に備えて成ることを特徴とする接着ウインド
ウ構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58027690A JPS59153615A (ja) | 1983-02-23 | 1983-02-23 | 接着ウインドウ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58027690A JPS59153615A (ja) | 1983-02-23 | 1983-02-23 | 接着ウインドウ構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59153615A JPS59153615A (ja) | 1984-09-01 |
| JPH0159923B2 true JPH0159923B2 (ja) | 1989-12-20 |
Family
ID=12227960
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58027690A Granted JPS59153615A (ja) | 1983-02-23 | 1983-02-23 | 接着ウインドウ構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59153615A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2660449B2 (ja) * | 1990-05-29 | 1997-10-08 | シャープ株式会社 | 磁気記録再生装置 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6319423U (ja) * | 1986-07-23 | 1988-02-08 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS596511B2 (ja) * | 1979-07-11 | 1984-02-13 | 富士電機株式会社 | 半導体素子へのガラス塗布装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS596511U (ja) * | 1982-07-06 | 1984-01-17 | 富士重工業株式会社 | 接着式窓ガラスのダムラバ−構造 |
-
1983
- 1983-02-23 JP JP58027690A patent/JPS59153615A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS596511B2 (ja) * | 1979-07-11 | 1984-02-13 | 富士電機株式会社 | 半導体素子へのガラス塗布装置 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2660449B2 (ja) * | 1990-05-29 | 1997-10-08 | シャープ株式会社 | 磁気記録再生装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59153615A (ja) | 1984-09-01 |
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