JPH0158565B2 - - Google Patents

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JPH0158565B2
JPH0158565B2 JP58058884A JP5888483A JPH0158565B2 JP H0158565 B2 JPH0158565 B2 JP H0158565B2 JP 58058884 A JP58058884 A JP 58058884A JP 5888483 A JP5888483 A JP 5888483A JP H0158565 B2 JPH0158565 B2 JP H0158565B2
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JP
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video
track
signal
head
tape
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JP58058884A
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JPS59185019A (ja
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Isao Sannomya
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NEC Corp
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Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
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Priority to US06/596,710 priority patent/US4688109A/en
Publication of JPS59185019A publication Critical patent/JPS59185019A/ja
Publication of JPH0158565B2 publication Critical patent/JPH0158565B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/58Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • G11B5/584Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for track following on tapes
    • G11B5/588Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for track following on tapes by controlling the position of the rotating heads

Landscapes

  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、テープに記録されたテレビジヨン映
像信号を記録時のテープ走行速度と異なるテープ
走行速度で走行させて再生し、スローモーシヨン
クイツクモーシヨンおよび静止画などの特殊再生
画面を得る特殊再生装置、とくにヘリカル走査型
磁気再生装置における特殊再生装置に関する。
テレビジヨン映像信号を磁気テープに記録する
方式の一つとして、回転ヘツドを含む円筒(ドラ
ム)に磁気テープをまきつけて走行させ、テープ
上にその長手方向に斜の映像信号の記録像(ビデ
オ・トラツク)を形成させるヘリカル走査型ビデ
オ・テープ・レコーダ装置があり、民生用ばかり
でなく工業用、放送用などのプロフエツシヨナル
な装置として広く用いられている。このヘリカル
走査型ビデオ・テープ・レコーダ装置においては
通常1本のビデオ・トラツク上に1フイールド又
は複数フイールドの映像信号が記録され、回転ヘ
ツドは記録すべき入力映像信号の垂直同期信号と
同期して回転するようになつている。1本のビデ
オ・トラツク上に1フイールドの映像信号が記録
されるようになつている場合について述べるが本
発明が1ビデオ・トラツク上に1フイールドの映
像信号を記録する場合に限定されないことは言う
までもない。
1本のビデオ・トラツク上に1フイールド映像
信号が記録される場合は、各ビデオ・トラツクの
端部(テープの縁部)にテレビジヨン信号の垂直
帰線消去部が来るように回転ヘツドの回転が制御
される。この制御は回転ヘツドの回転位相を検出
して作られたタコメータ信号と入力映像信号の垂
直同期信号とを位相比較して回転ヘツドの回転を
制御することによつて行われる。従つて、記録時
には入力映像信号の垂直同期信号とタコメータ信
号は常に一定の位相関係にある。
記録された映像信号を定常再生する場合は、回
転ヘツドは基準の同期信号発生器から送られて来
る同期信号やその他の基準信号に同期して回転す
るなど、一定の回転数を回転するように制御され
る。この場合回転ヘツドがビデオ・トラツクの真
上をたどる(トラツキングする)ようにテープの
走行位相が、例えばテープを駆動するキヤプスタ
ンの回転を制御するような方法で、制御される。
テープの走行速度だけを記録時のテープ走行速
度(定常走行速度)と異ならせて特殊モーシヨン
効果を得ようとする特殊再生の場合には、回転ヘ
ツドは記録されているビデオトラツクとは異なる
軌跡を画いてテープを走査する。例えば、テープ
停止の場合、テープの一端(例えば下端)近傍に
おける走査開始点で回転ヘツドがあるビデオトラ
ツクに完全にのつていると、一走査の終点近傍す
なわちテープの他端(例えば上端)近傍では回転
ヘツドは隣のビデオトラツク上にくる。すなわち
あるビデオトラツクを走査していた回転ヘツドは
次第にそのトラツクからはずれていき、ついには
隣のトラツクを走査することになる。
ヘリカル走査型ビデオレコーレコーダ装置によ
つて記録されたテープのテープパターンにおいて
通常ビデオトラツク間には無記録帯(ガードバン
ド)が設けられ、ビデオトラツクとガードバンド
との幅の比は約2:1に設定されていることが多
い。従つて、回転ヘツドがトラツクから落ちて行
くにつれて信号のS/N比(信号雑音比)が劣化
すると共に回転ヘツドが2本のトラツクにまたが
つて走査している期間はビート妨害が発生し、著
しく画質を損う。また、テープを静止状態から正
方向(定常走行方向)又は逆方向にゆつくり走行
させた場合、テープの走行速度に応じたスローモ
ーシヨン画面が再生されるが、この場合も一般的
には画面の中で回転ヘツドがビデオ・トラツクか
ら落ちて、ノイズやビート妨害を含んだ画像の帯
が画面に表われ、テープの走行速度に応じて画面
上、上方又は下方に移動する。
このような特殊モーシヨン再生時の画質の劣化
を防ぐため、例えば特開昭55−63187号公報に示
されるように、回転ヘツド(映像再生ヘツド)を
ビデオ・トラツクに対して垂直方向に動かす(変
位させる)ことによつてビデオ・トラツクを追い
かけ、映像再生ヘツドがビデオ・トラツクから落
ちてしまわないようにする自動トラツキング方式
が提案されている。この方式によれば、テープを
静止させて再生を行う場合に例えば第1図におい
てP点を通過した映像再生ヘツドをしだいに変位
させて一点鎖線PQ上をたどらせることができる。
この場合は映像再生ヘツドは正しくトラツク上を
トレースする(トラツキングする)ので定常再生
の場合と同様正常な再生映像信号が得られる。こ
の場合ヘツドの走査が映像信号の垂直帰線消去期
間に入ると急いでQ′点の方向に映像再生ヘツド
を変位させる。このようにすれば映像再生ヘツド
は再びP点を通過することになり、この動作を繰
返すことができる。この一連の動作中映像再生ヘ
ツドの回転平面に対する変位は鋸歯状波状にな
る。すなわちP点からQ点に向うにつれて変位は
走査に比例して増加しトラツクの端部(垂直帰線
消去期間)に来たところでQ′点へ戻つてP点で
変位は0となる。この場合映像再生ヘツドはトラ
ツクの端部で急に1トラツクピツチだけ変位する
ことになる。この変位を1トラツク・ジヤンプと
呼ぶ。
今テープがテープの定常走行と同じ方向(以後
この方向を順方向と呼ぶ)にゆつくり移動した場
合(以後順方向のスローモーシヨンと呼ぶ)を考
える。映像再生ヘツドが回転平面上に固定されて
いる場合は第1図のP点付近に於いてテープの移
動にともないしだいにトラツクから落ちた場所を
走査することになる。映像再生ヘツドが変位でき
る場合は変位することによつてトラツクPQ→上を
何回か繰返し走査することができる。しかしなが
ら映像再生ヘツドが変位できる限界近くになると
1トラツク・ジヤンプを行わずQ点を通過して次
のトラツクを走査することになる(この瞬間は定
常走行のトラツク走査と同じになる)。
今テープがテープの定常走行と逆の方向(以後
この方向を逆方向と呼ぶ)にゆつくり移動した場
合(以後逆方向のスローモーシヨンと呼ぶ)を考
える。順方向のスローモーシヨンの場合と同様映
像再生ヘツドはトラツクPQ→を何回か繰返し走査
した後、変位できる限界近くに来た時2トラツク
分急に変位し、Q″点附近を通過して1本前のト
ラツクへ走査が移行する。この変位を2トラツ
ク・ジヤンプと呼ぶ。
順方向のスローモーシヨン速度がしだいに速く
なり、定常走行速度になつた時1トラツク・ジヤ
ンプはなくなる。定常走行速度より速くなつた場
合は今度は何回かに1回の割合で、映像再生ヘツ
ドが変位できる限界近くに来た時、トラツクを1
本とばして先へ進む場合が発生する。この場合を
スキツプ・ジヤンプと称する。
この静止やスローモーシヨンなどの特殊再生の
場合の映像再生ヘツドの動きを第2図に示す。第
2図において、イは定常走行の2倍速(順方向)、
ロは1.5倍速、ハは1.2倍速、ニは定常走行速度、
ホは0.8倍速、トは0.5倍速、トは0.2倍速、チは静
止、リは逆方向0.2倍速、ヌは逆方向1倍速の場
合の映像再生ヘツドの回転ヘツド内での動きの軌
跡を表わす。定常走行の場合は勿論映像再生ヘツ
ドは動く必要がない。定常走行より速い場合に上
から下へ急に動くところがスキツプ・ジヤンプで
ある。静止及び順方向スローモーシヨンの場合、
下から上へ急に動くところが1トラツク・ジヤン
プである。逆方向スローモーシヨンの場合には1
トラツク・ジヤンプの他にこの1トラツク・ジヤ
ンプの2倍量急に下から上へ割いているところが
あるがここが2トラツク・ジヤンプである。
前述の説明においては、映像再生ヘツドの走査
開始はP点すなわち映像トラツクの中央から始ま
るとした。通常定常再生の場合は前述の如くトラ
ツキングは、キヤプスタンを制御して行われるた
め映像トラツクの走査は中央から始まるとしてよ
いが、静止やスローモーシヨンなどの特殊再生の
場合は映像再生ヘツドとテープ走行との間には一
般には関係がない。このため一般にはトラツキン
グは別に考える必要がある。すなわちテープの走
行速度に応じて第2図の如くに映像再生ヘツドを
動かしたとしても映像トラツクと映像再生ヘツド
の走査軌跡とは並行にはなるがトラツキングがと
れるとはかぎらない。しかし定常走行においてキ
ヤプスタンの回転位相を制御してテープの走行位
相すなわち映像トラツクの位相を変化させてトラ
ツキングをとることと映像再生ヘツドを回転平面
に対して垂直方向に平行移動することとは映像再
生ヘツドのテープ走査位相と映像トラツクの位相
とを合致させるトラツキングということに対して
まつたく等価であるから、第2図の映像再生ヘツ
ドの動作軌跡を上下に並行移動することによつて
特殊再生の場合にもトラツキングを維持すること
ができる。
従来から、テープ走行速度に応じて映像再生ヘ
ツドを動かすことに加えて、映像再生ヘツドの走
査軌跡が映像トラツクの中央にくるように制御す
る方法として映像再生ヘツドで再生された信号
(一般には映像信号によりFM変調された高周波
信号)が最大になるように制御する方法がある。
第3図に映像再生ヘツドの映像トラツクに対する
垂直方向の相対位置と再生信号レベルの関係を示
す。映像再生ヘツドが映像トラツクの中央にある
とき(第3図a点)に再生信号レベルは最大とな
り、映像再生ヘツドが映像トラツクの中央からは
ずれていくと(第3図a−b間またはa−c間)
次第に再生信号レベルは減少し、映像再生ヘツド
が映像トラツクの中央から映像トラツク幅(ガー
ドバンドも含む)の1/2の距離だけはずれた所
(第3図b点またはc点)で再生信号レベルは最
小となり、更にはずれると隣の映像トラツクに記
録された信号を再生することにより再び再生信号
レベルは増加する。
今、映像再生ヘツドが映像トラツクに対して第
3図P0点にあつたとすると再生信号レベルS0
得られる。ここで映像再生ヘツドを故意にΔPだ
けb点の方向へ寄つたP1点へ移動すると、再生
信号レベルはS0からS1へ減少する。逆に映像再生
ヘツドをP0点からP2点へ移動すると再生信号レ
ベルはS0からS2へ増加する。また、映像再生ヘツ
ドがa点にあるとき即ちトラツキングがとれてい
るとき映像再生ヘツドの位置を微少量移動すると
移動方向に無関係に再生信号のレベルは減少し、
逆にb点やc点のように映像再生ヘツドが映像ト
ラツクから完全にはずれているとき映像再生ヘツ
ドを微少量移動すると移動方向に無関係に再生信
号レベルは増加する。
映像再生ヘツドを微小量移動させるとその移動
方向と、再生信号レベルの増減から映像トラツク
の中央を知ることができるが、第3図b点または
c点からこの制御を開始した時に、映像トラツク
の中央a点を知ることができないことがある。そ
れは映像再生ヘツドが映像トラツクの垂直方向へ
どちら側へ移動しても再生信号レベルが増大する
からであり、この場合でもa点または1つ隣りの
映像トラツクの中央というように範囲を広げて考
えれば、必ず映像トラツクの中央を知ることがで
きると言えよう。しかし実際には映像再生ヘツド
が映像トラツクの中央を完全にトレースしたとし
ても、磁気テープと映像再生ヘツドとの当りの変
化や、テープテンシヨンの変化及び記録周波数等
により再生信号レベルSaは時々刻々変化する。
すなわち映像トラツクと映像再生ヘツドとの相対
位置の変化以外の要因でも再生信号レベルが変化
するので、映像再生ヘツドを微小量移動したとき
の再生信号レベルの増減のみから映像再生ヘツド
を映像トラツクの中央へ乗せる即ちトラツキング
を維持することは困難である。
以上はテープ上に記録されたビデオトラツクが
理想的な直線と仮定しても、精度の高い制御信号
を得る上での障害となる外乱要素が種々の要因か
ら存在することを意味する。更に現実のビデオト
ラツクの直線性は定められた規格の範囲内に於て
曲りを持つていることが知られている。同一メー
カーの装置間に於ては曲りの形状及びその量は比
較的似ており、装置間のビデオトラツク曲りの偏
差は小さい。同一装置に於ても温度や湿度等の使
用条件、使用テープの新旧度、装置のテープ走行
機構部の摩耗度等の種々の要因によりビデオトラ
ツク曲りは微妙に変化するものである。この場合
にはビデオトラツク曲りの偏差は一般にトラツキ
ングの精度上問題とされる程大きくはない。しか
し異なるメーカーで製造された装置間に於てはビ
デオトラツク曲りの形状が異なる為にビデオトラ
ツク曲りの偏差が大きくなり、トラツキングの精
度に影響を与え、画質の劣下を引き起こしたりひ
どい場合には画像にノイズが認められるという決
定的なトラブルとなることがある。この関係を第
4図に示す。一般に図に示す如くビデオトラツク
の中央部を一致させた場合テープ両端部に於てx
とyのビデオトラツク間の曲りの差が著るしいこ
とがわかる。
次に順方向スローモーシヨンと逆方向スローモ
ーシヨンにおけるビデオトラツク曲りの差を考え
てみるに、順方向スローモーシヨンの場合には記
録時のテープ走行方向と同一である。従つて回転
ヘツドの取付けられているビデオヘツドドラム機
構前後のテープテンシヨンは記録時とほぼ同一に
保たれ得る。しかし逆方向スローモーシヨンに於
てはテープ走行方向は記録時とは逆となり、ビデ
オヘツドドラム機構前後でのテープテンシヨンは
記録時とは逆の関係となる。このテープテンシヨ
ンが異なることによつてビデオトラツク曲りが影
響を受けて等価的に第6図に示されるようなビデ
オトラツク両端の曲りが発生しトラツキング上の
誤差の原因となる。以上述べたビデオトラツク曲
りに起因するトラツキング上の誤差は従来発表さ
れている自動トラツク追従装置例えば特開昭57−
23368では補正されない。
本発明の目的は、安定なトラツキング制御が可
能で且つ上記ビデオトラツク曲りに起因するトラ
ツキング上の誤差を補正しうる特殊再生装置を提
供することにある。
前述のように正しくトラツキングがとれた状態
においても種々の外乱により再生信号レベルは一
定値にならないが、各映像トラツクの同一地点に
おける再生信号レベルはほぼ同じ値を示す。この
様子を第5図、第6図を参照して説明する。第5
図において磁気テープTは回転ドラムDの周りに
巻き付けられており、映像再生ヘツドは回転ドラ
ムDに固定されて回転ドラムDと共に矢印の方向
へ回転して磁気テープTを摺動する。また、磁気
テープTは同図矢印の方向へ走行して、映像再生
ヘツド1回転で1トラツク分の信号を再生する。
第6図に再生された信号振幅の包絡線を模式的に
示す。同一映像トラツク内の再生信号レベルを見
ると例えばP1、P2、P3地点で再生された信号レ
ベルは同じ値を示していない。しかし例えば一地
点P2での再生信号レベルに着目すると各映像ト
ラツクでほぼ同じ値になる。即ち、第5図のよう
な方法で磁気テープに記録された映像信号を再生
すると、その再生信号の振幅変化は各映像トラツ
ク間で相関関係をもつていることになる。従つて
映像再生ヘツドで再生された映像再生信号レベル
の増減と映像再生ヘツドの変位方向とから、映像
再生ヘツドの映像トラツクに対するトラツキング
状態を最適値付近に制御する本発明による特殊再
生装置においては映像再生信号レベルの各映像ト
ラツク間の相関関係を用いて映像再生信号レベル
の増減比較を行うことで種々の外乱による映像再
生信号レベルの変化を取り除くことが可能であ
り、映像再生信号レベルの増減比較を正確に行う
ことができる。
本発明はテープ走行速度に応じた傾斜を持つ鋸
歯状の第一の制御信号を作る手段と、ビデオトラ
ツクからの再生信号の振幅を検出し記憶する手段
と相隣合うビデオトラツク間での再生信号の振幅
を比較する比較手段と、前記比較手段の出力に応
じてビデオヘツドを変位させる第二の制御信号を
作る手段と、手動にて設定されたデータ値の大小
に応じた傾きを持つ鋸歯状波信号又はその近似曲
線信号を発生し、ビデオヘツドを変位させる第三
の制御信号を作る手段とにより構成され、前記第
一、第二及び第三の制御信号を合せた信号でビデ
オヘツドを変位させることを特徴とする。本発明
の一実施例について第7図〜第10図を参照して
説明する。第7図は本装置の構成を示すブロツク
図である。同図に於て磁気テープ1から映像ヘツ
ド2を介して再生された再生映像信号aは増幅器
3にて増幅され検波器4にて整流されて、検波器
4の出力には再生映像信号aの包絡線(以下再生
信号bと称する)として出力される。再生信号b
は更にローパスフイルタ5を通つて不要な高域周
波数成分が取り除かれ、アナログ−デジタル変換
器6にてデジタル信号に変換された後インターフ
エース回路7を経由してバスライン8へ接続され
る。一方再生ヘツド駆動信号Cはバスライン8か
らインターフエース回路12を通つてデジタル−
アナログ変換器13にてアナログ信号になり更に
再生ヘツド駆動信号増幅器14にて増幅されて再
生ヘツド駆動機構15へ入力される。映像再生ヘ
ツド2は再生ヘツド駆動機構15と機械的に結合
されているので、この再生ヘツド駆動信号Cによ
つてテープ1に記録されている映像トラツクに対
して垂直方向に相対位置を変えることができるよ
うになつている。A/D変換された再生信号bを
記憶しておく為のランダムアクセスメモリ9(以
下RAMと称する)本装置の制御を行う中央処理
装置(CPU)10、制御プログラムが格納され
ているリードオンリーメモリ11がバスライン8
に接続されている。テープ走行速度信号dはイン
ターフエース回路16を介してバスライン8へ接
続されている。更に映像再生ヘツド2の変位に応
じて1トラツクジヤンプ信号e1、2トラツクジヤ
ンプ信号e2、スキツプジヤンプ信号e3を外部へ出
力するインターフエース回路17がバスライン8
に接続される。データのプリセツト用スイツチ群
18のプリセツトデータはインターフエース回路
16を介してバスライン8へ接続されている。
次に再生ヘツド駆動信号Cの生成方法について
説明する。第8−1図は静止再生の一例を示した
もので制御信号C1はテープ走行速度信号dから
生成される鋸歯状波状の制御信号、制御信号C2
は映像再生ヘツド2を映像トラツクの中央へ乗せ
る為の信号で、第7図の再生信号bの増減と映像
再生ヘツド2の映像トラツクの垂直方向に対する
制御方向とから生成される階段波状の制御信号で
ある。ここで制御信号C2はヘツドからのRF出力
に於て0.5〜1.0dB程度変化を与える変位信号であ
る。ここで制御信号C3は映像トラツク両端の曲
りによるトラツキング誤差を補正する為の制御信
号でこの例ではビデオトラツク中央部1/3の区間
は0電位に固定されており、両端の1/3の区間は
プリセツトされたデータに応じた傾斜をもつ鋸歯
状の制御信号である。これら制御信号C1制御信
号C2および制御信号C3を混合器21へ加えて再
生ヘツド駆動信号Cを得る。
第8図を参照して制御信号C2の生成について
詳述する。映像トラツクを区別する為に映像トラ
ツクを再生順にN−2、N−1、Nと仮称する。
但し、例えば静止再生時はテープに記録された映
像トラツクの同一トラツクを再生するから、N−
2〜Nはテープ上では同一映像トラツクであり、
定速再生時はN−2〜Nはテープ上では連続した
相隣り合う映像トラツクである。またヘツド制御
方向Dとは映像トラツクの垂直方向に対して例え
ば上か下かの2値をもつ。今、映像再生ヘツドを
D1の方向へ変位して映像トラツクN−1を再生
して、再生信号レベルb1を得たとする。ここで、
映像トラツクNを再生する為にヘツド制御方向
D0を演算する。N−2トラツクの再生信号レベ
ルb2に対して映像再生ヘツド2をD1の方向へ変
位させて再生信号レベルb1を得たので、再生信号
レベルb2とb1の値を比較してその増減とD1の方
向とから、ヘツド制御方向D0は決定される。こ
の真理値表を第10図に示す。第10図では制御
方向を映像トラツクの垂直方向に対して例えば上
を1下を0と考える。例えば、b1>b2かつD1
0のとき即ち映像トラツクN−1の区間1を再生
するとき映像再生ヘツド2を下側へ変位して再生
信号レベルが増加したときは、映像トラツクNの
区間1を再生するとき映像再生ヘツド2を下側へ
変位することを意味する。つまり、再生信号レベ
ルが増加または同一のとき映像再生ヘツド2を前
回と同一方向へ変位させ、再生信号レベルが減少
したときは、前回と減方向へ変位させる。この例
では映像再生ヘツドの制御を1トラツクを3分割
した中央1/3の区間において行う。その理由は一
般に映像トラツクの中央部が最も安定した再生信
号が得られることによる。第9図の再生信号レベ
ルとヘツド制御方向とは1トラツク分を第7図の
RAM9へ記憶し、第10図の真理表は装置全体
の制御プログラムと共に第7図ROM11に格納
されており、各演算・制御は第7図のCPU10
にて行なわれる。
制御信号C2に於ては、映像トラツク中央部の
再生信号レベル比較によつて得られる制御電圧が
1トラツク全部に渡り適用される。制御信号C1
及びC2のみを混合して再生ヘツド駆動信号とす
る場合、映像トラツクの曲りの形状及び量が同一
傾向をもつ装置(記録装置に対して)で再生する
とすれば、ほぼ良好なトラツキングが維持される
ものである。しかし映像トラツクの曲りの傾向の
異なる装置で再生した場合一般に映像トラツク両
端部でトラツキング誤差を生ずることになる。こ
の誤差を補正する為の制御信号C3について詳述
する。制御信号C3の映像トラツク中央1/3の区間
は0電位に固定される。両端の各1/3の区間のみ
補正用の制御信号を発生させる。これは両端にお
ける映像トラツク曲りによるトラツキング誤差が
著しいためである。第8−2図を参照して説明す
る。第7図のデータプリセツト用スイツチ群18
によつて与えられたデータ値はインタフエース回
路19を通してデータバスライン8に接続され
る。この値はCPU10により読み込まれる。こ
の図の例では映像トラツク端部1/3の区間の中央
点m1のデータM1、終端点m2のデータM2が与え
られた場合図に示されるような折線状の制御信号
を発生させる。同様にもう一方の映像トラツク端
部1/3の区間に対しても折線状の制御信号を発生
させる。これらの制御信号を1映像トラツク制御
用に結合した信号が第8−1図の制御信号C3
ある。一般に或る記録済のテープを或る装置で再
生する場合記録時の映像トラツクと再生時の見掛
けの映像トラツクの間の曲りの形状とその量の偏
差は一義的に定まる。従つてこのテープをその装
置で特殊再生しながら、再生RF信号をオシロス
コープ等で観測して、トラツクの端部でRF信号
レベルが低下しないように前記データプリセツト
用スイツチ群18を適当に手動にてあらかじめ一
度だけプリセツトすることによつて前記映像トラ
ツク曲りに起因するトラツキング誤差を補正する
ことが可能である。この例では二値をプリセツト
することによる折線近似したがこれに限つたもの
ではなく又曲線にて近似することもできるのは明
らかである。又特に言及していないが順方向スロ
ーモーシヨンと逆方向スローモーシヨンの間で映
像トラツク曲りに差が発生しトラツキング誤差を
生ずることを前述したがこの誤差を補正すること
は順方向用補正と逆方向用補正を切換えることに
よつて可能であることも明らかである。以上の演
算・制御は制御信号C2の場合と同様に第7図
ROM11及び同図CPU10によつてなされる。
これら三つの制御信号C1,C2及びC3を混合器2
1で混合し最終の再生ヘツド駆動信号Cを得る。
本発明は以上説明したように、テープ走行速度
信号から生成される鋸歯状の制御信号、映像再生
ヘツドを映像トラツクの中央に追跡させる為の制
御信号及び映像トラツク曲りにより生ずるトラツ
キング誤差を補正する為の制御信号を作りこれら
三つの制御信号を混合して映像再生ヘツドを変位
させる信号となすように構成することにより、映
像再生信号への外乱に対し安定にトラツキング追
従動作を維持し且つ映像トラツク曲りに起因する
トラツキング誤差を補正することを可能とならし
め以つて良質なスローモーシヨン再生を可能とす
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施されるヘリカル走査型ビ
デオ・テープ・レコーダ装置のテープ上の映像ト
ラツクを説明する図。第2図イ〜ヌは特殊再生の
場合の映像再生ヘツドの変位状況を示す図。第3
図は、映像再生ヘツドと映像トラツクとの相対位
置に対する映像再生信号レベルを示す図。第4図
は映像トラツクの曲り形状を示す図。第5図は本
発明が実施されるヘリカル走査型ビデオ・テー
プ・レコーダ装置のテープと映像再生ヘツドの位
置を示す図。第6図は映像再生信号のトラツク間
相関を示す図。第7図は本発明の一実施例の構成
を示すブロツク図。第8図は映像再生ヘツドの駆
動信号を示す図。第9図は映像再生ヘツド駆動信
号の生成を説明する図。第10図は映像再生ヘツ
ドの制御方向を示す図。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ヘリカルスキヤン型のビデオテープレコーダ
    における回転ヘツドに取付けられたビデオヘツド
    をビデオトラツクに対して垂直方向に鋸歯状波状
    に変位させる装置において、テープ走行速度に応
    じた傾斜を持つ鋸歯状の第一の制御信号を作る手
    段と、ビデオトラツクからの再生信号の振幅を検
    出し記憶する手段と、相隣合うビデオトラツク間
    でビデオトラツクの平坦部における再生信号の振
    幅を比較する比較手段と、前記比較手段の出力に
    応じてビデオヘツドを変位させる第二の制御信号
    を作る手段と、手動にてあらかじめ設定されたデ
    ータ値の大小に応じた傾きを持つ鋸歯状波信号又
    はその近似曲線信号を発生させる発生手段と、前
    記発生手段の出力に応じてビデオトラツク端部に
    おいてビデオヘツドを変位させトラツク端部での
    ビデオトラツクの曲りを補正する第三の制御信号
    を作る手段とを具備し、前記第一、第二及び第三
    の制御信号を合せた信号でビデオヘツドを変位さ
    せることを特徴とする特殊再生装置。
JP58058884A 1983-04-04 1983-04-04 特殊再生装置 Granted JPS59185019A (ja)

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JPS59185019A JPS59185019A (ja) 1984-10-20
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