JPH0157380B2 - - Google Patents
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- JPH0157380B2 JPH0157380B2 JP57024280A JP2428082A JPH0157380B2 JP H0157380 B2 JPH0157380 B2 JP H0157380B2 JP 57024280 A JP57024280 A JP 57024280A JP 2428082 A JP2428082 A JP 2428082A JP H0157380 B2 JPH0157380 B2 JP H0157380B2
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Description
本発明は一般にデジタルデータ処理システムの
分野に係り、特に、種々の特性のシステムバスを
有するデータ処理システムに接続される中央処理
装置に係る。 デジタルデータ処理システムは一般に3つの基
本的な要素、即ちメモリ要素、入出力要素、及び
1つ以上のバスで接続されたプロセツサ(処理装
置)要素、を備えている。メモリ要素はアドレス
可能な記憶位置に情報を記憶する。この情報はデ
ータと、データを処理するための命令とを含んで
いる。プロセツサ要素はこれとメモリ要素との間
で情報を転送させ、入力情報をデータ又は命令の
いずれかとして解読し、そしてデータを命令に従
つて処理する。又、入出力要素もメモリ要素と通
信し、システムへ情報を転送したり、システムか
ら処理済み情報を取り出したりする。通常入出力
要素はプロセツサ要素によつて送られる制御情報
に基づいて作動する。入出力要素はオペレータコ
ンソール、プリンタ又はテレタイプライタを含ん
でもよいし、或いはデイスク駆動装置又はテープ
駆動装置のような2次記憶装置を含んでもよい。 データ処理システムは、全ての要素が接続され
た1つのシステムバスを介して情報を転送するよ
うに設計される。システムバス自体は或る所定の
論理及び電気特性を有するように設計される。情
報信号を転送したり、情報信号に対して要素の作
動を制御する制御信号を転送したりする信号路
は、バスの論理特性を決定する論理フアクタであ
る。システムの物理的構成体に使用するように選
択された部品によつて電気的特性が決定される。
部品の電気的特性は適当に標準化されているが、
その論理的特性は標準化されておらず、これは一
般にはシステム設計によつて決定される。 プロセツサは典型的に特定の論理バス特性を有
するデータ処理システムにおいて作動するように
設計される。これらの特性は、とりわけ、バスの
信号路が1バイトずつ並列に転送を行なうか又は
多数のバイトを並列に転送するかということや、
特定の時間にどんなバス制御信号が生じるかとい
うことや、メモリに設けられるアドレス可能な記
憶位置の最大数や、アドレス信号を与えるシーケ
ンスや、どのタイミング信号が特定時間巾のタイ
ミングサイクルを形成するかということを決定す
る。 例えば、バスの信号路が情報を1バイトずつ並
列にメモリとやりとりするようなデータ処理シス
テムにおいて、2バイトより成るワードを並列に
転送するシステム内で作動するように設計された
プロセツサが容易に転送を行なうためには、複雑
な構成体を開発することが必要となる。これらの
構成体はメモリ内で各ワードの個々のバイトを整
理する回路を含むことになる。或いは又、一方の
情報バイトのみが並列に転送される場合にはプロ
セツサは処理中に各ワードの一方のバイトを無視
できるが、これは情報のワードに基づいて作動す
るように設計されたプロセツサでは不経済であ
る。 別の例としては、メモリ要素の最大サイズが、
特定の記憶位置を実際にアドレスするのに要する
アドレスビツトの数を決定する。65536個の別々
にアドレス可能な記憶位置を有するメモリ要素
(典型的に“64K”メモリと称する)は16個のア
ドレスビツトを必要とするが、32768個の別々に
アドレス可能な記憶位置を有するメモリ(“32K”
メモリ)は15個のアドレスビツトしか必要としな
い。従つてせいぜい32Kメモリを有するシステム
内で作動するように設計されたプロセツサは、
64Kメモリに使用する場合は或る型式のメモリア
ドレス拡張機構なしでは作動できない。 同様に、メモリ要素によつてはアドレス信号を
異なつたパターンで与えることも必要である。或
るメモリ要素では全てのアドレスビツトを同時に
受け取らねばならないが、他のメモリではビツト
を行アドレスビツト及び列アドレスビツトと称す
る部分に分けて順次に転送することが必要とされ
る。前者の構成は典型的に静的メモリの特徴であ
り、後者の構成は典型的に動的メモリの特徴であ
る。静的メモリと動的メモリとの別の相違点は、
動的メモリでは記憶位置の内容が時間と共に減衰
するのに対して静的メモリでは減衰しないことで
ある。動的メモリの記憶位置の内容が失なわれる
のを防止するために、システムではリフレツシユ
作動が実行される。このようなリフレツシユ作動
はメモリ自体によつて開始されてもよいが、プロ
セツサによつて開始されることが多い。 又、種々のデータ処理システムごとに、例えば
転送方向又は“読取/書込”制御信号のような或
るバス制御信号のタイミングが定められる。或る
システムでは読取/書込制御信号をアドレスと同
時に与えることが必要であり、他のシステムでは
アドレス信号が転送された後にのみ読取/書込制
御信号を与えることが必要である。通常、プロセ
ツサはこのような両方のタイミングを有する制御
信号を発生しない。 データ処理システムの種々の要素は、システム
内で発生されてバスを経て転送されるタイミング
信号に対して特定の関係を有する内部タイミング
信号に応答して作動するように設計されることが
多い。例えば、或るデータ処理システムでは、プ
ロセツサにより発生されたタイミング信号がシス
テムの全てのタイミングを制御する。他のデータ
処理システムでは、プロセツサの外部のタイミン
グ標準体がタイミング信号を発生し、プロセツサ
及び他の要素はこれを受け取つて内部タイミング
信号に変換する。 更に、プロセツサ、特に同期バスと共に作動す
るように設計されたプロセツサは、特定の最大時
間巾を有する特性タイミングインターバル即ちサ
イクルで作動するように通常は設計される。同期
バスにおいては、バスを経て転送される信号が、
タイミングインターバル即ちサイクルを定める或
るタイミング信号に対して特定の関係を有する。
タイミング信号の時間巾即ちインターバルは、通
常は、システムに含まれたメモリ要素がそのアド
レス位置へ通常情報を転送したりそこから情報を
検索したりすることのできる速度を表わすように
決定される。典型的に、長い内部タイミングサイ
クルを有するプロセツサは、高速メモリを有する
システムには接続されない。というのは、このよ
うな高速メモリは通常は低速メモリより高価であ
りそして高速メモリはこのような長い内部タイミ
ングサイクルを有するシステムには必要とされな
いからである。一方、短い内部タイミングサイク
ルを有するプロセツサは、通常、著しい変更なし
に、長いタイミングサイクルを要するメモリへ接
続されることはない。 そこで本発明の目的は、種々の論理特性を有す
るデータ処理システムに接続される中央処理装置
を提供することである。 本発明の更に別の目的は、種々のサイズ及び型
式のメモリ要素を有するデータ処理システムに接
続できる中央処理装置を提供することである。 本発明の更に別の目的は、1つの情報バイト又
は多数の情報バイトを並列に転送できるシステム
バスを有したデータ処理システムに接続できる中
央処理ユニツトを提供することである。 本発明の更に別の目的は、種々の時間巾のタイ
ミングインターバルを定めるタイミング信号を発
生できる中央処理ユニツトを提供することであ
る。 本発明の更に別の目的は、中央処理装置により
発生される内部タイミング信号に対して色々な関
係を有したタイミング信号を発生するような中央
処理装置を提供することである。 本発明の更に別の目的は、転送中の種々の時間
に転送制御信号を発生できる中央処理装置を提供
することである。 概して言えば、本発明は、作動モードレジスタ
を具備した中央処理装置を提供し、この作動モー
ドレジスタはデータ処理システムの論理特性を
各々識別する個々に状態定めされる段を備えてい
る。 この中央処理装置はこのモード情報に応答して
作動を修正する。 1つの特定の実施例においては、上記作動モー
ドレジスタは、1つの情報バイトを並列に転送す
る信号路をバスが有するか又は2つの情報バイト
を並列に転送する信号路をバスを有するかという
こと、メモリが静的であるか動的であるかという
こと、メモリのサイズ、バス制御信号の相対的な
タイミング、タイミングインターバルの長さ、
等々を指示する、又、上記作動モードレジスタ
は、中央処理装置が作動を開始するアドレスを指
定する。 本発明は特許請求の範囲第に特に規定される。
本発明の上記及び他の目的並びに効果は添付図面
を参照した以下の説明より理解されよう。 1 一般的な説明 第1図に例示されたように、データ処理システ
ムの基本的な要素は本発明による中央処理装置1
0と、メモリユニツト11と、入出力(I/O)
ユニツト12とである。入出力ユニツト12は1
つ以上の2次記憶位置13を備えている。中央処
理装置10、メモリユニツト11及び入出力ユニ
ツト12は全てシステムバス14によつて接続さ
れる。 中央処理装置10はバスインターフエイス16
及び他の一般の回路を備え、これらは通常は中央
処理装置10内に物理的に配置される。中央処理
装置10をバス14との間の全ての通信はバスイ
ンターフエイス16を介して行なわれる。 メモリユニツト11は複数個のメモリ配列体2
1に接続されたメモリ制御器20を備えている。
各々のメモリ配列体21はアドレス可能な記憶位
置を含んでおり、そしてメモリ制御器20はメモ
リユニツト11と情報をやり取りしようとする中
央処理装置又は他の要素によつて指定された特定
の記憶位置へアクセスする回路を備えている。
又、メモリ制御器20はアドレスされた位置の内
容を検索したりそこに情報を記憶したりする回路
も備えている。メモリユニツト11の1つの特定
例が1980年11月25日付の米国特許第4236207号に
開示されている。 多数の型式の入出力ユニツト12が示されてい
る。例えばプリンタやビデオ表示端末装置のよう
な多数の入出力装置23をバス14に接続するこ
とができる。オペレータコンソール15をシステ
ムバス14に接続することもできる。このオペレ
ータコンソール15は、オペレータがデータを検
査及び蓄積したり、中央処理装置10の作動を停
止したり、一連のプログラム命令によつて中央処
理装置を歩進したりすることができるようにす
る。又、オペレータコンソールは、オペレータが
ブートストラツプ手順によつてシステムの作動を
開始したり全データ処理システムに対して種々の
診断テストを行なつたりすることができるように
する。 2次記憶位置13は2次記憶バスアダプタ26
及び複数個のデイスク駆動装置27を備えてい
る。更に別の2次記憶バスアダプタ28が1つ或
いはそれ以上のテープ駆動装置29に接続され
る。2次記憶バスアダプタ26及び28と各々の
デイスク駆動装置27及びテープ駆動装置29と
の相互接続の1つの特定例が米国特許第3999163
号に開示されており、2次記憶バスアダプタ26
及び28は各々デイスク駆動装置27及びテープ
駆動装置29の制御器を構成する。 バス14はデータ処理システムの種々のユニツ
ト又は要素を相互接続する。典型的に、バスは多
数の並列導体を備えている。或る導体はシステム
の要素間に情報信号を転送する。他の導体は情報
信号の転送を制御する信号を転送する。又、バス
は、中央処理装置が注目することを必要とする或
る種の事象がシステムの種々の要素内に生じた時
を指示する或るシステム制御信号を転送する導体
も含んでいる。 情報信号は、メモリユニツト11内の種々のア
ドレス可能な記憶位置の内容或いはシステムの他
の要素に存在する内容を構成する。転送制御信号
は、内容が転送さるべき記憶位置を識別するアド
レス信号、及び転送中の種々の作動を制御する制
御信号を含んでいる。情報信号は、処理の対称又
は結果であるようなデータ、或いはデータをいか
に処理すべきかを中央処理装置に指示する命令を
構成してもよい。 バス14は、転送されることが必要な全ての情
報及び制御信号と、バスを構成する導体との間に
1対1の対応を必要としない。本発明の1つの特
定実施例では、情報信号を転送する或る導体及び
システム制御信号を転送する他の導体に対してア
ドレス信号がマルチプレクスされる。然し乍ら、
このマルチプレクス作用を行なうには、その時に
導体によつて転送される信号の性質を識別する制
御信号を運搬する別の導体が必要とされる。然し
乍ら、このマルチプレクス作用が許容される導体
の本数が少ない程、1本の導体にマルチプレクス
される信号の性質を識別するのに要する導体の本
数が多くなる。 2 中央処理装置10 第2図は本発明による中央処理装置10並びに
そのバスインターフエイス16とバス14との間
の接続を示すブロツク図である。 バス14を第1図に示されたデータ処理システ
ムの中央処理装置10とその他の部分との間で情
報及び制御信号を転送する多数の導体を備えてお
り、これには次のものが含まれる。 種々の時間は情報信号及びアドレス信号を運搬
するデータ/アドレスラインDAL(15:0)3
0。このデータアドレスラインDAL(15:0)は
上位バイト部DAL(15:8)31と、下位バイト
部(7:0)32とに分けられる。 種々の時間にアドレス信号を運搬し、そして他
の時間に中央処理装置10以外の要素により送信
される割込要求信号及びバス要求信号を含むシス
テム制御信号を運搬するアドレス/割込ライン
AI(7:0)33。このアドレス/割込ラインAI
(77:0)から受け取られる割込要求信号は、ア
ドレス/割込ラインAI(7:6)からのHALT
(停止)及びPF(停電)のような割込要求信号と、
アドレス/割込ラインAI(5:1)からの割込要
求エンコード信号とを含み、この後者のライン
AI(5:1)はVECベクトル制御信号及び制御優
先順位信号CP(3:0)を運搬する。アドレス/
割込ラインAI(0)から受け取られるバス要求信
号はバス14を経て転送を開始しようとする要素
によつて発生される。又、中央処理装置10は、
後述するように或るメモリとで行なわれる転送作
動に関連してアドレス情報を送るようにアドレ
ス/割込ラインAI(7:0)を用いてもよいし、
リフレツシユ作動に関連してアドレス/割込ライ
ンAI(7:0)を用いてもよい。 データアドレスライン30を経ての情報転送の
方向を指示するように中央処理装置10によつて
送られる読取/書込制御信号を運搬するR/
WHB(読取/書込上位バイト)ライン34及び
R/WLB(読取/書込下位バイト)ライン35。
“読取”転送はメモリ位置から中央処理装置への
情報の転送を指し、“書込”転送は中央処理装置
からの情報の転送を指す。 中央処理装置10によつて送られるバス制御信
号のRAS行アドレス、CAS列アドレス及びPI割
込優先順位を各々運搬する行アドレス信号
(RAS)ライン36、列アドレス信号(CAS)ラ
イン37、及び割込優先順位(PI)ライン40。
RAS行アドレス信号の先縁は、中央処理装置1
0によつて各々のデータアドレスラインDAL
(15:0)30に送られたアドレス信号が安定化
しこれら信号がラツチ及びデコードされてもよい
ことを指示する。 第6図ないし第14図及び第26図について以
下に述べるように、或る場合には、中央処理装置
10はアドレス/割込ラインAI(7:0)に或る
種のアドレス及び制御信号も送る。RAS行アド
レス信号の先縁は、アドレス/割込ラインAI
(7:0)の信号が安定化しこれら信号がラツチ
及びデコードされてもよいことを指示する。
RAS行アドレス信号の先縁においてアドレス割
込ラインAI(7:0)に送られるアドレス信号を
ここでは行アドレスと称する。 CAS列アドレス信号は、これが発生されると、
プロセツサがアドレス/情報ラインAI(7:0)
にアドレス及び制御信号を送出した時にこれらラ
インにアドレス及び制御信号の第2部分も送出し
たことを指示する。このアドレス信号は列アドレ
スと称する。CAS列アドレス信号の先縁は、列
アドレス及びこれと同時に転送された制御信号が
アドレス/割込ラインAI(7:0)において安定
化しこれらがラツチ及びデコードされてもよいこ
とを指示する。 PI割込優先順位信号は多数の機能を果たす。
先ず第1に、このPI割込優先信号は、メモリ要
素11及び入出力要素12がデータアドレスライ
ンに情報信号を送出してもよいことをこれらの要
素に指示する。第2に、このPI割込優先順位信
号は、バス要求又は割込要求信号をアドレス割込
ラインAI(7:0)に送出できることを指示す
る。第3に、このPI割込優先順位信号は、中央
処理装置10によつてデータアドレスラインに送
られた書込情報信号が安定化しこれら信号がスト
ロープされてもよいことを指示する。情報信号
は、CAS列アドレス信号の後縁又はPI割込優先
順位信号の後縁のいずれかにおいてラツチでき
る。バス要求及び割込要求信号はPI割込優先順
位信号の後縁において中央処理装置10によつて
ラツチされる。 バス14を経ての転送作動の型式を識別するた
めに第5図に示したようにエンコードされた転送
機能選択信号SEL(1:0)を運搬するSELライ
ン41。 転送を実行するためにシステムタイミング信号
によつて通常与えられる以上の時間を必要とする
ようなユニツトにより送られたREADYバス制御
信号を運搬するREADYライン42。この
READY信号のパルスは、中央処理装置がバス1
4上のCOUTクロツク出力タイミング信号以外
の信号の状態を変えるのを防止する。 メモリ要素11及び入出力要素12が中央処理
装置と同期して作動できるか或いは他のタイミン
グ作動を実行できるようにするために中央処理装
置10からCOUTクロツク出力タイミング信号
を運搬するCOUTクロツク出力ライン43。 システムが電源に最初に接続されるのに応答し
或いは中央処理装置によるリセツト作動の実行に
続いてデータ処理システムを始動ないしはリセツ
トするBCLRバスクリア信号を運搬するBCLRラ
イン44。 バス14への上記の接続に加えて、中央処理装
置10は該装置の内部クロツクタイミングを制御
するクリスタルへ接続されたXTAL接続部45
を備えている。電源オン接続部46は中央処理装
置10へ最初に電力が与えられる時にPUP電源
オン信号を与える。 中央処理装置10の外部への接続について以上
に述べたが、中央処理装置10の内部構造及び信
号路について簡単に説明する。信号はデータアド
レスバツフア60によつてデータアドレスライン
DAL(15:0)30とやり取りされる。特に、デ
ータアドレスバツフア60は、データアドレスラ
インDAL(15:8)32と信号をやり取りする
DALバツフア(上位バイト)61と、データア
ドレスラインDAL(7:0)31と信号をやり取
りするDALバツフア(下位バイト)62とを備
えている。データアドレスバツフアはデータアド
レスライン制御器63からの信号の制御の下で制
御論理装置64からのタイミング及び他の制御信
号に従つて作動する。 データアドレスバツフア60の情報はバイト交
換器66を経て転送されそして内部バス65を経
て中央処理装置10の他部分へ送られる。1つの
特定実施例においては、内部バス65は1回に1
つのワード(2バイト即ち16ビツト)を転送する
導体を含んでいる。データアドレスバツフア60
からの情報は命令レジスタ70、状態レジスタ7
1、作動モードレジスタ72、又はレジスタフア
イル73へ転送され、このレジスタフアイル73
は8個の個々にアドレス可能なレジスタR0〜R
7を含んでいる。1実施例では、レジスタR7,
74は実行さるべき次の命令のアドレスを識別す
るプログラムカウンタであり、そしてレジスタR
6,75は割込作動中に種々のレジスタの内容が
転送されるアドレス位置を識別するスタツクポイ
ンタとして用いられる。又、レジスタフアイル7
3は3個のスクラツチパツドレジスタ、即ちRX
レジスタ80、RYレジスタ81及びRZレジスタ
82も備えている。レジスタフアイル73内のレ
ジスタの内容は入力演算論理ユニツト83へ直接
送ることができる。或いは又、レジスタフアイル
73のレジスタの内容は内部バス65を介して演
算論理ユニツトの入力へ送られてもよい。演算論
理ユニツトの1つの出力はバイト交換器66を介
して内部バス65へ信号を送り、そしてその第2
の出力は或る状態信号を状態レジスタ71へ送
る。 アドレスレジスタ84の内容は内部バス65を
経てデータアドレスバツフア60へ転送できる。
又、アドレスレジスタ84の内容はアドレスマル
チプレクサ85の一方の入力及びアドレス/割込
バツフア86を経てアドレス/割込ラインAI
(7:0)33へ送ることもできる。アドレスマ
ルチプレクサ85の他方の入力は、動的メモリを
リフレツシユする行アドレスを発生するリフレツ
シユカウンタ87からの信号を受け取る。 中央処理装置10は制御論理装置64によつて
制御され、この制御論理装置は作動モードレジス
タ72、状態レジスタ71及び命令レジスタ70
からの信号と、アドレス/割込バツフア86から
の割込及びバス要求信号とを受け取り、そして指
示された作動を実行できるようにする所要の信号
路を形成する信号を発生する。 状態レジスタ71は、中央処理装置10の現在
の作動優先順位レベルを指示する段と、演算ユニ
ツト83により行なわれる作動に関する情報、或
る結果がゼロであつたか負であつたかというこ
と、又はこれら結果が桁上げを生じたかオーバー
フロー状態を生じたかということを含む状態コー
ドを含む段とを備えている。又、状態レジスタ7
1は更に別の段も備えており、その状態によつて
或るトラツプ作動を実行しなければならないかど
うかが決定される。 第3図を参照すれば、作動モードレジスタ72
は中央処理装置10が接続されるデータ処理シス
テムの或る論理作動特性を定めるようにセツト又
はクリヤされる多数の段を備えている。 特に、作動モードレジスタの段(0)及び(1)
は、中央処理装置10によつて発生されてバス1
4に送出されたタイミング信号に作用する。作動
モードレジスタの段(1)はタイミング論理装置88
(第2図)によつて作り出されるタイミングサイ
クル(以下“マイクロサイクル”と称する)の長
さを制御し、時間巾の異なるタイミングサイクル
を必要とするデータ処理システムに中央処理装置
10を接続できるようにする。作動モードレジス
タの段(1)がセツトされると、中央処理装置10は
通常第4A図に示された3つのクロツク位相を有
する短いマイクロサイクルを作り出す。この短い
マイクロサイクルは、位相1タイミング信号、位
相2タイミング信号及び位相Wタイミング信号よ
り成る3つの順次のタイミング信号を備えてい
る。作動モードレジスタの段(1)がクリヤされる
と、タイミング論理装置は通常第4B図に示され
た長いマイクロサイクルを作り出し、この場合は
位相2タイミング信号の後に第4のタイミング信
号即ち位相Dタイミング信号が発生される。位相
Wタイミング信号は位相Dタイミング信号の後に
発生される。 作動モードレジスタの段(1)がセツトされた時に
作り出される短いマイクロサイクルにおいては、
中央処理装置10を比較的高速のメモリ、即ち典
型的にこの短いマイクロサイクルで指示された時
間内に中央処理装置10により開始される転送要
求に応答できるようなメモリ、に接続することが
できる。一方、作動モードレジスタの段(1)やクリ
ヤされた時の長いマイクロサイクルにおいては、
転送を完了するために位相Dタイミング信号によ
り与えられる余分な時間を必要とするような比較
的低速のメモリへ中央処理装置を接続することが
できる。作動モードレジスタの段(1)がセツト状態
又はクリヤ状態のいずれかにあることによつて与
えられる時間以上の長い時間が転送の完了に必要
とされる場合には、メモリがREADYライン42
を付勢し、短いマイクロサイクル又は長いマイク
ロサイクルにより与えられる時間以上の長い時間
を与えることができる。 作動モードレジスタの段(0)がセツトされる
と、タイミング論理装置が位相Wタイミング信号
を発生する時に中央処理装置10はCOUTタイ
ミング出力信号を発生するようにされる。作動モ
ードレジスタの段(0)がクリヤされると、
XTALクリスタル入力信号によつて制御される
自走タイミング信号が出力される。従つて作動モ
ードレジスタの段(0)はいずれの型式のタイミ
ング信号を必要とするデータ処理システムにも中
央処理装置10を接続できるようにする。 作動モードレジスタの段(8)がクリヤされると、
制御論理装置64(第2図)はDALデータアド
レスライン15:0上のアドレスの送信と同時に読
取/書込制御信号R/WHB及びR/WLBを送
信できる。作動モードレジスタの段(8)がセツトさ
れると、読取/書込制御信号R/WHB及びR/
WLBは遅延されそして列アドレス信号CASと同
時に送信される。従つて、作動モードレジスタの
段(8)は、転送中のいずれかの時間に読取/書込バ
ス転送制御信号R/WHB及びR/WLBを必要
とするようなデータ処理システムに中央処理装置
10を接続できるようにする。 作動モードレジスタの段(9)は、メモリ要素20
(第1図)が静的メモリである時にはセツトされ
そしてメモリ要素が動的メモリである時にはクリ
ヤされる。作動モードレジスタの段(9)がクリヤさ
れると、制御論理装置64はリフレツシユ作動を
開始できる。又、作動モードレジスタの段(9)がク
リヤされると、中央処理装置10はアドレス/割
込ラインAI(7:0)に行アドレス及び列アドレ
スを順次に送出する。従つて作動モードレジスタ
の段(9)は、行及び列アドレスを順次に送信するこ
とを必要とするメモリ要素を有したデータ処理シ
ステムにも、リフレツシユ作動を開始させる行ア
ドレスを必要とするようなメモリ要素を有したデ
ータ処理システムにも、中央処理装置10を接続
できるようにする。 作動モードレジスタの段(10)は中央処理装置10
が接続されるメモリ回路のサイズを指示する。現
在入手できる一般の4K又は16Kの集積回路パツ
ケージより成る最大サイズ32Kのアドレス可能
な記憶位置を有するメモリ11へ中央処理装置1
0を接続する時に作動モードレジスタの段(10)はセ
ツトされる。これに対して、現在入手できる集積
回路パツケージより成る最大64Kのアドレス可能
な記憶位置を有するメモリ11へ中央処理装置1
0を接続する場合には作動モードレジスタの段(10)
がクリヤされる。又、作動モードレジスタの段(10)
の状態は第5図に示されたよにSEL機能選択ライ
ンSEL(1:0)41のエンコード作用を変える。
従つて、作動モードレジスタの段(10)は、色々なア
ドレス及び制御信号条件を有するデータ処理シス
テムに中央処理装置10を接続できるようにす
る。 作動モードレジスタの段(11)は、中央処理装置1
0が接続されるデータバスが情報転送用の導体を
8本有している時、即ち1つの情報バイトを並列
に転送できる情報バスである時に、セツトされ
る。これに対して、データバスが2つのデータバ
イト(1ワード)を並列に転送できる場合には作
動モードレジスタの段(11)はクリヤされる。作動モ
ードレジスタの段(11)の状態は、中央処理装置10
によりデータアドレスラインDAL(15:0)30
及びアドレス/割込ラインAI(7:0)33を経
て転送される信号の性質を決定する。従つて、作
動モードレジスタの段(11)は、種々の情報量を並列
に運搬できるデータバスを有したデータ処理シス
テムに中央処理装置10を接続できるようにす
る。 作動モードレジスタの段(12)がセツトされると、
中央処理装置10はユーザモードで作動され、一
方作動モードレジスタの段(12)がクリヤされると、
中央処理装置10はテストモードで作動される。 作動モードレジスタの段(15:13)はエンコー
ドされた作動開始/作動再開アドレス情報を含ん
でいる。ユーザは、最初の電源オンの後にデータ
プロセツサが作動を開始する8個の初期アドレス
の1つ、或いはHALT(停止)又はPF(停電)割
込の後に作動を再開する8個の初期アドレスの1
つを選択できる。 3 転送 作動モードレジスタの段(11:8)はバス14
を経て情報を転送するように或る信号シーケンス
を制御する。第6図ないし第13図を参照して
種々の情報転送を説明し、そして第14図を参照
してリフレツシユ転送を説明する。簡単にいえ
ば、第6図ないし第9図は2つの情報バイトを並
列に転送できる情報バスを経ての情報転送に関す
るものであり、そして第10図ないし第13図は
1つのデータバイトを並列に転送できる情報バス
を経ての情報転送に関するものである。第6図、
第7図、第10図及び第11図はアドレス信号が
アドレス/割込ラインAI(7:0)を経て転送さ
れないような読取及び書込転送に関するものであ
り、一方第8図、第9図、第12図及び第13図
はアドレス信号がアドレス/割込ラインAI(7:
0)を経て転送されるような読取/書込転送に関
するものである。 A 2つの情報バイトの並列転送 (i) アドレス/割込ラインがアドレス信号を転送
しない (a) 読取トランザクシヨン 第6A図乃至第6I図は、1つの情報ワード
(2バイト)を並列に転送できる情報バスを介し
て例えばメモリユニツト11(第1図)から情報
を検索する様に中央処理装置10によつて開始さ
れた読取トランザクシヨンを実行する信号を示し
たタイミング図である。この場合アドレス信号は
データアドレスラインDAL(15:0)を経て送ら
れ、アドレス/割込ラインAI(7:0)を経て送
られる事はない。この構成は、中央処理装置10
を静的メモリへ接続する様なシステムの典型であ
る。 読取トランザクシヨンは多数の転送を含む。第
1の転送中に、中央処理装置10はメモリ制御器
によつてメモリの内容を転送すべきメモリの記憶
位置をアドレスする。次いでメモリ制御器は第2
の転送中にそのデータを中央処理装置へ転送せし
める。静的メモリ及び16導体の情報バスを有する
データ処理システムの場合には、作動モードレジ
スタの段(11)がクリヤされそして段(9)がセツトされ
る。第6A図に示されたCOUTタイミング信号
は作動モードレジスタの段(0)がセツトされた
状態でのパルスモードクロツク(PMC)を表わ
している。 このトランザクシヨンの始めに、制御論理装置
64は、レジスタR0−R7(73、第2図)の1
つ又はRX−RZスクラツチパツドレジスタ80―
82の1つに置かれたアドレスをアドレスレジス
タ84及びデータアドレスバツフア60へ移動す
る。アドレス信号はデータアドレスラインDAL
(15:0)にのみ送出される。データアドレスラ
インDAL(15:0)においてこれらのアドレス信
号が安定化した後、制御論理装置64は先ず第1
に行アドレスライン36(第2図)を付勢して
RAS行アドレス信号を発生させそして第2に列
アドレスライン37(第2図)を付勢してCAS
列アドレス信号を発生させる。次いで割込優先順
位(PI)ライン40が付勢されてPI割込優先順
位信号を発生する。 第6G図及び第6H図に例示されたように、制
御論理装置64は全読取トランザクシヨン中読
取/書込ライン34及び45を消勢状態に維持し
て読取作動を指示し、そして機能選択ライン41
は転送の性質に基づいて付勢又は消勢状態に変え
られて、第第5図に示されたエンコード作用を有
するSEL機能選択信号(1:0)を与える。 換
言するならば、単純なメモリ読取データ作動中
は、SEL(0)もSEL(1)も発生されない。しかし
ながら、モードレジスタ段MR(9)がアサートされ
且つモードレジスタ段MR(10)がデアサートされる
場合のように、命令の取出しが指示されるなら
ば、SEL(0)が第6I図に点線で示すように発
生される。 バス14に接続されたユニツト、例えばメモリ
ユニツト11は、PI割込優先順位信号の発生に
応答し、この信号は要求された情報信号をデータ
アドレスラインに安定に保持しなければならない
こと、並びに割込及びバス要求情報をアドレス/
割込ラインAI(7:0)の各ラインに安定に保持
しなければならないことを指示する。制御論理装
置64はCAS列アドレス信号を非発生状態に変
えると同時に、データアドレスラインDAL(15:
0)上の情報信号を内部レジスタ、例えば命令レ
ジスタ70、作動モードレジスタ72、又はレジ
スタフアイル73内のレジスタにラツチする。こ
の例においては、データアドレスラインDAL
(15:0)上の信号は各々のDALバツフア(上位
バイト)61及びDALバツフア(下位バイト)
62に受け取られそして各々のレジスタへ転送さ
れる。次いで制御論理装置64はアドレス/割込
ラインAI(7:0)上の割込及びバス要求信号を
アドレス/割込バツフア86にラツチできるよう
にし、そしてPI割込優先順位信号を非発生状態
に変える。次いで制御論理装置64はRAS行ア
ドレス信号を非発生状態に変えて転送を終了す
る。 (b) 書込トランザクシヨン 第7A図ないし第7I図は、作動モードレジス
タの段が第6A図ないし第6I図の読取転送と同
じ状態を有する場合に書込作動を実行する信号を
示したタイミング図である。第7A図ないし第7
F図に示された信号のタイミング図は、中央処理
装置が転送さるべき情報をデータアドレスライン
DAL(15:0)に送出すること以外は、第6A図
ないし第6F図に示されたものと同じである。制
御論理装置64はこのトランザクシヨン中SEL機
能選択信号(1:0)を非発生状態に維持する。
制御論理装置64は第7G図及び第7H図に示し
た読取/書込制御信号R/WLB及びR/WHB
を発生し、この転送中書込作動を指示する。 この転送中に読取/書込制御信号が発生される
特定の時間は作動モードレジスタ段(8)(第3図)
の状態によつて決まる。作動モードレジスタの段
(8)がクリヤされた場合には、第7G図に示された
ように、制御論理装置64はこれがデータアドレ
スラインDAL(15:0)にアドレスを送出する時
に読取/書込制御信号R/WLB及びR/WHB
を発生し、そして書込情報が除去されるまでこれ
ら信号を発生レベルに維持する。或いは又、作動
モードレジスタの段(8)がセツトされた場合には、
第7H図に示されたように、各々の読取/書込制
御信号R/WHB及びR/WLBの状態が非発生
状態から発生状態へと変化し、次いで再び非発生
状態へと変化し、そしてこれと同時に列アドレス
信号CASの状態が対応的に変化する。 (ii) アドレス/割込ラインがアドレス信号を転送
する (a) 読取トランザクシヨン 第8A図ないし第8I図は1ワード(2バイ
ト)の情報を並列に転送できる情報バスを介して
の中央処理装置10とメモリ11との間での読取
転送を示すタイミングである。この場合メモリは
アドレス/割込ラインAI(7:0)によつて与え
られるシーケンスでアドレス信号が転送されるこ
とを必要とする。この構成は中央処理装置10が
動的メモリに接続されるようなデータ処理システ
ムの典型である。この構成では、作動モードレジ
スタの段(9)及び(11)の両方がクリアされる。 第8A図ないし第8I図を参照すれば、制御論
理装置64はデータアドレスバツフア60からの
アドレスをデータアドレスラインDAL(15:0)
31(第2図)に送る。同時に、制御論理装置6
4はアドレスレジスタ84からの行アドレス、即
ちアドレスレジスタ段(…15,13,11,…1)の
内容を、アドレスマルチプレクサ85及びアドレ
ス/割込バツフア86(第2図)を介してアドレ
ス/割込ラインAI(7:0)33へ送る。アドレ
ス信号を安定化させる時間の後に、制御論理装置
64は行アドレス信号RASを発生する。次いで
制御論理装置64はアドレス/割込ラインAI
(7:0)から行アドレスを除去し、そして列ア
ドレス、即ちアドレスレジスタ段(…14,12,
10,…0)の内容を、アドレスレジスタ84から
アドレスマルチプレクサ85及びアドレス割込バ
ツフア86を介してアドレス/割込ラインAI
(7:0)33(第2図)へ送る。このアドレ
ス/割込ラインAI(7:0)においてこの列アド
レスを安定化させる時間の後に、制御論理装置6
4は列アドレスライン37(第2図)を付勢する
ことにより列アドレス信号CASを発生する。又、
制御論理装置はデータアドレスラインDAL(15:
0)からアドレス信号を除去し、読取情報を受け
取る用意をする。列アドレス信号CASが発生さ
れた或る時間の後に、列アドレス信号はアドレ
ス/割込ラインAI(7:0)から除去され、割込
及びバス要求情報を受け取る用意をする。第8F
図に示されたPI割込優先順位信号が発生された
時には、中央処理装置はアドレス/割込ライン
AI(7:0)33から列アドレスを除去してい
る。アドレス/割込ラインAI(7:0)はバス1
4上の他のユニツトが割込又はバス要求信号を中
央処理装置10へ転送するように利用できる。こ
の読取トランザクシヨンのその他の部分は第6A
図ないし第6I図について上記した読取トランザ
クシヨンと同じである。 (b) 書込トランザクシヨン 第9A図ないし第9I図は、中央処理装置10
を備えたデータ処理システムにおいて16導体のデ
ータバスを介して動的メモリへ書込トランザクシ
ヨンを行なう信号を示したタイミング図である。
第9B図ないし第9F図のアドレス及び制御信号
は第8B図ないし第8F図に示されたものと同様
であるが、その相違点は、読取/書込制御信号
R/WHB及びR/WLBが第9G図(作動モー
ドレジスタをビツト(8)はセツト)及び第9H図
(作動モードレジスタのビツト(8)はクリヤ)に示
されたタイミングでオン及びオフにされ、即ち第
7G図及び第7H図に示された読取/書込制御信
号と同じであることである。更に、アドレス/割
込ラインAI(7:0)上の割込要求信号は書込ト
ランザクシヨン中には中央処理装置によつて受け
取られない。 B 1つの情報バイトの並列転送 (i) アドレス/割込ラインがアドレス信号を転送
しない (a) 読取トランザクシヨン 第10A図ないし第10J図は、1バイトのデ
ータを並列に転送できる情報バスを経でメモリ1
1から情報を検索するように中央処理装置10に
よつて開始される読取トランザクシヨンを行なう
信号を示したタイミング図である。この場合アド
レス信号はデータアドレスラインDAL(15:0)
を経て送られ、アドレス/割込ラインAI(7:
0)を経て送られることはない。この構成は中央
処理装置10を静的なメモリに接続するようなシ
ステムの典型である。このような構成では、作動
モードレジスタの段(11)及び(9)が両方ともセツトさ
れる。 データ処理システムにおいて中央処理装置10
とメモリ要素11との間で転送を行なうには、1
つの全ワード即ち2バイトの情報転送が必要とさ
れらる。この場合、1バイトのデータしか並列に
転送できない情報バスを介して転送を完了させる
には、中央処理装置が1バイト転送を連続的に2
回行なつて全情報ワードを得ることが必要であ
る。 第10A図ないし第10J図は、1バイト情報
バスを介して1ワード(2バイト)のデータを検
索するように中央処理装置10によつて開始され
る2つの所要転送を示している。第1の転送中に
はワードの下位バイトが転送されそして第2の転
送中にはワードの上位バイトが転送される。両情
報バイトは同じデータライン特にデータアドレス
ラインDAL(7:0)を介して順次に転送され、
中央処理装置10は両バイトが検索された後にこ
れらを内部で正しく整列させるように或る種の作
動を実行する。 特に、第1の転送中に、制御論理装置64はア
ドレス信号の上位ビツトをデータアドレスライン
DAL(15:8)に送りそしてアドレス信号の下位
ビツトをデータアドレスラインDAL(7:0)に
送る。制御論理装置は第6D図ないし第6F図に
示された2バイト情報バスを介しての転送と同じ
タイミングで行アドレス信号RAS、列アドレス
信号CAS、及び割込優先順位制御信号PIを発生
する。読取/書込制御信号R/WHBは読取信号
RDとして発生される。このRD読取信号の発生
タイミングは作動モードレジスタの段(8)の状態に
よつて左右される。制御論理装置は、列アドレス
信号CASを発生する前に、データアドレスライ
ンDAL(7:0)31(第2図)から下位アドレ
スビツトを除去し、このデータアドレスライン
DAL(7:0)に情報を転送できるようにする。
上位アドレスビツトは、読取トランザクシヨンの
両転送を通じてデータアドレスラインDAL(15:
8)32に送られたまゝである。このデータアド
レスラインDAL(15:8)32はこのトランザク
シヨン中にはデータを転送しない。第10J図に
示されたように第1の転送中には機能選択(1:
0)信号SELが作用可能にされる。アドレス/割
込ラインAI(7:0)は、割込優先順位信号PIが
非発生状態に変わる時にラツチされる割込及びバ
ス要求情報を受け取るように監視される。 情報信号はDALバツフア(下位バイト)62
(第2図)に受け取られ、そしてスクラツチパツ
ドレジスタ、特に、2バイトレジスタの下位バイ
ト部分へ転送される。 次いで中央処理装置10は、当該ワードの上位
バイトを検索するように第2の読取転送を開始す
る。中央処理装置10は検索されているワードの
上位バイトのアドレスを得る。1つの特定の実施
例では、情報はワードアドレスの最下位ビツトが
“ゼロ”であるようなワード整列構成でメモリに
記憶される。この構成では、ワードアドレスがワ
ードの下位バイトのアドレスを構成する。又、上
位バイトは下位バイトのアドレスを“1”だけ増
加したアドレスを有している。従つて、上位バイ
トのアドレスを得るために、中央処理装置10は
下位バイトの検索に対して既に転送されたアドレ
スを“1”だけ増加する。更に、この既に転送さ
れたアドレスの最下位ビツトは“ゼロ”であるか
ら、中央処理装置はこのアドレスの最下位ビツト
をセツトすることによつてアドレスを増加し、新
たなアドレスを得る。 アドレスの上位及び下位バイトは第1のトラン
ザクシヨンの場合と同様に各々のデータアドレス
ラインを経て転送され、データアドレスライン
DAL(15:8)31はまだアドレスの上位バイト
を運搬しており、そしてデータアドレスライン
DAL(7:0)32は“セツト”された最下位ア
ドレスビツトを含む下位アドレスバイトを運搬す
る。行アドレス信号RAS、列アドレス信号CAS、
割込優先順位信号PI、及び読取/書込上位バイ
ト制御信号R/WHBは前記の転送の場合と同様
にオン及びオフにされる。この第2の転送中に
は、機能選択(1:0)信号SELは作用可能にさ
れない。アドレス/割込AI(7:0)ラインは、
割込優先順位信号PIが非発生状態に変化した時
にラツチされる割込及びバス要求信号を受け取る
ように監視される。 情報ワードの上位バイトが中央処理装置10に
よつて受け取られた時には、バイト交換器66が
このバイトを内部バス65の上位ラインへ転送
し、そしてこのバイトをスクラツチパツドレジス
タの上位バイト部分へ転送する。このスクラツチ
パツドレジスタには情報ワードの下位バイトが既
に転送されている。このようにして2つの情報バ
イトが適当なレジスタに正しく配列される。 (b) 書込トランザクシヨン 第11A図ないし第11J図は、1バイトの情
報を並列に転送できる情報バスを経て中央処理装
置10から静的メモリへと行なわれる書込トラン
ザクシヨンを示したタイミング図である。信号は
読取作動に対する信号と同様であるが、その相異
点は、読取/書込制御信号R/WHBが発生され
ず、そしてアドレス/割込バツフア86がバス要
求信号のみをラツチし、割込要求信号をラツチし
ないことである。R/WLB読取/書込制御ライ
ン35は書込制御信号WTとして付勢される。第
11H図及び第11I図に示されたWT書込制御
信号のタイミングは作動モードレジスタの段(8)の
状態によつて決まり、第10H図及び第10I図
のRD読取信号のタイミングに対応する。 R/WHB(RD)信号は、第11図には示して
いない。 (ii) アドレス/割込ラインがアドレス信号を転送
する 第12A図ないし第12J図並びに第13A図
ないし第13J図は、作動モードレジスタの段(11)
がセツトされそして段(9)がクリヤされた時に中央
処理装置10によつて各々開始される読取及び書
込転送作動を示したタイミング図である。アドレ
ス/割込ラインAI(7:0)により与えられたシ
ーケンスのアドレス信号を必要とするメモリと、
1バイトの情報を並列に転送する情報バスとを備
えたデータ処理システムに中央処理装置10が接
続された時に作動モードレジスタの段(9)及び(11)は
このように調整される。このような転送を実行す
る場合には、第10A図ないし第10I図並びに
第11A図ないし第11I図に示された転送の場
合と同様に、1つの全情報ワードを転送するのに
2つの1バイト情報転送が必要とされる。アドレ
ス及び情報信号は、第10B図、第10C図、第
11B図及び第11C図の場合と同様に、第12
B図、第12C図、第13B図及び第13C図に
示されたようにデータ/アドレスラインDAL
(15:0)を経て転送される。然し乍ら、各バイ
ト転送に対しては、第8C図及び第9C図に示さ
れたように2バイトの情報を並列に転送する情報
バスを経て動的メモリへ転送を行なう場合のよう
に、行及び列アドレス情報がアドレス/割込ライ
ンAI(7:0)に送られる。行アドレス信号
RAS、列アドレス信号CAS、割込優先順位信号
PI、読取制御信号RD又は書込制御信号WTは全
て発生され、そして第10E図ないし第10I図
並びに第11E図ないし第11I図に示されたよ
うに非発生状態へと変えられる。 C リフレツシユ作動 作動モードレジスタの段(9)がセツトされた場合
には、中央処理装置10はメモリ11のリフレツ
シユ作動を開始するリフレツシユ転送を実行しな
い。然し乍ら、作動モードレジスタの段(9)がクリ
ヤされた場合には、中央処理装置10はリフレツ
シユ作動を開始するリフレツシユ転送を実行す
る。第14A図ないし第14E図はバス14を介
してのリフレツシユ転送を示すタイミング図であ
る。制御論理装置64はリフレツシユカウンタ8
7からアドレスマルチプレクサ65及びアドレ
ス/割込バツフア86を経てアドレス/割込ライ
ンAI(7:0)33(第2図)へリフレツシユア
ドレスを送る。次いで行アドレス信号RASが発
生される。SEL機能選択ライン(1:0)は第5
図に示されたリフレツシユコードでエンコーデさ
れる。各々のリフレツシユ転送の後に、リフレツ
シユカウンタ87の内容が増加され、次のリフレ
ツシユ転送の用意ができる。 4 作動モードレジスタ 本発明の1つの特定実施例における作動モード
レジスタ72のロード作動並びにその種々の段と
中央処理装置10の種々の回路との相互作用につ
いて以下に説明する。 中央処理装置10が最初に電源オンされる時及
び該装置がリセツト命令を実行する時に作動モー
ドレジスタ72はロードされる。作動モードレジ
スタは、中央処理装置10が作動されるデータ処
理システムの或る論理特性を識別する段を備えて
いる。作動モードレジスタへロードされる信号
は、データ処理システムの論理特性が変わらない
限り不変である。従つて作動モードレジスタのロ
ード構成体をデータ処理システム内に配線するこ
とができる。作動モードレジスタをロードし信号
を発する1つの構成体が第15図に示されてい
る。 第15図を参照すれば、電源オン信号PUPの
発生、又はリセツト命令の実行中に発生されるリ
セツト信号RESETの受信に応答して、制御論理
装置64は内部バスクリヤ信号IBCLRを発生し、
これは、駆動装置101を経てバスクリヤ信号
BCLRとして送られる。このバスクリヤ信号
BCLRはゲート付きの駆動装置102を作動可能
にし、セツトさるべき作動モードレジスタ段に対
応するデータアドレスラインDAL(15:0)の選
択されたラインを付勢する。これらの信号はデー
タアドレスバツフア60によつて受け取られ、作
動モードレジスタロード信号LDMRLの発生と位
相Wタイミング信号との一致に応答して作動モー
ドレジスタへ転送される。 作動モードレジスタをロードするシーケンスが
第16図のフローチヤートに示されている。電源
オン信号PUPが発生されるか、或いはリセツト
指令RESETが受け取られた場合に(ステツプ
110)、インデツクス番号“12”(8進)がRXス
クラツチパツドレジスタ80にロードされる(ステ
ツプ112)。次いでRXレジスタ80の内容が1だ
け減少され(ステツプ114)、そしてIBCLR信号
が発生されて、駆動装置101を経てBCLR信号
が発生される(ステツプ115)。次いでRXレジス
タ80の内容がテストされ(ステツプ116)、もし
ゼロであれば、IBCLR信号がオフにされ(ステ
ツプ117)、そしてシーケンスが終了する(ステツ
プ118)。ステツプ116においてRXスクラツチパ
ツドレジスタ80の内容がゼロでなければ、デー
タアドレスラインDAL(15:0)上の信号がデー
タアドレスバツフア60によつて受け取られ(ス
テツプ120)そして内部バス65を経て作動モー
ドレジスタ72へ転送される。次いでルーチンは
ステツプ114へ戻り、そこでRXレジスタ80の
内容が1だけ減少される。このルーチンはRXレ
ジスタ80の内容がゼロになるまで続き、ゼロに
なつた時には作動モードレジスタのロードシーケ
ンスが終わりとなる。 第17図は、1つの特定実施例における作動モ
ードレジスタ72の2つの段と中央処理装置10
(第2図)の或る回路との間の相互接続を示して
いる。第17図は、作動モードレジスタの段(1)の
状態に応じて第4A図に示された一連の短いマイ
クロサイクルのタイミング信号又は第4Bに示さ
れた一連の長いマイクロサイクルのタイミング信
号を発生するタイミング論理装置88(第2図)
内の回路を示した回路図である。又、第17図は
作動モードレジスタの段(0)の状態に応答して
クロツク出力信号COUTを発生する回路も示し
ている。 特に、作動モードレジスタの段(1)がセツトされ
た時には、長いマイクロサイクルの信号LMCが
発生され、第17図に示された回路は位相1タイ
ミング信号、位相2タイミング信号及び位相Wタ
イミング信号より成る短いマイクロサイクルを作
り出す。長モードサイクル信号LMCが発生され
る場合には位相Dタイミング信号は発生されな
い。然し乍ら、作動モードレジスタの段(1)がクリ
ヤされた場合には、長いマイクロサイクルの信号
LMCが発生されず、第17図に示された回路は
位相2タイミング信号の後であつて且つ位相Wタ
イミング信号の前に位相Dタイミング信号を発生
する。本発明の1つの特定実施例においては、全
ての位相タイミング信号が同じ長さであり、これ
は中央処理装置10の外部ら得られるクリスタル
タイミング信号XTALの周波数によつて決まる。
従つて、第4A図及び第4B図に示されたよう
に、作動モードレジスタの段(1)がクリヤされた時
に作り出される長いマイクロサイクルは、作動モ
ードレジスタの段(1)がセツトされた時に作り出さ
れる対応する短いマイクロサイクルよりも1/3だ
け長い。 同様に、作動モードレジスタの段(0)がセツ
トされた時には、パルスモードクロツク信号
PMCが発生され、これは位相Wタイミング信号
を表わすタイミング信号をクロツク出力タイミン
グ信号COUTとして送るようにさせる。作動モ
ードレジスタの段(0)がクリヤされた場合に
は、パルスモードクロツク信号PMCが発生され
ず、クリスタルタイミング信号XTALを表わす
タイミング信号がクロツク出力タイミング信号
COUTとして送られる。 第17図に示された回路を特に参照すれば、4
つのフリツプ―フロツプ120〜123は位相1
タイミング信号、位相2タイミング信号、位相D
タイミング信号及び位相Wタイミング信号を各々
発生するように接続される。作動モードレジスタ
の段(1)がセツトされた場合には、LMC信号がオ
アゲート128を介して発生される。次いでアン
ドゲート124は位相2タイミング信号フリツプ
―フロツプ121からの状態信号をオアゲート1
25に通し、このオアゲートはクリスタルタイミ
ング信号XTALが次に発生された時にフリツプ
―フロツプ123をリセツト状態にする。位相2
タイミング信号が発生された時には状態信号も発
生される。従つて位相2タイミング信号の直後に
位相Wタイミング信号が発生され、第4A図に示
された短いタイミングサイクルが生じる。 これに対して、作動モードレジスタの段(1)がク
リヤされた場合には、長いマイクロサイクルの信
号LMCが発生されず即ちその補数が生じ、アン
ドゲード126は位相2タイミング信号フリツプ
―フロツプ121からの状態信号をフリツプ―フ
ロツプ122の入力へ送ることができる。この状
態信号は次のクリスタルタイミング信号XTAL
の発生時にフリツプ―フロツプ122をセツト状
態にし、これにより位相Dタイミング信号が発生
される。次いで、オアゲート125は位相Dタイ
ミング信号フリツプ―フロツプ122からの状態
信号を次のクリスタルタイミング信号XTALの
発生時にフリツプ―フロツプ123へ送つてこれ
をリセツトし、これにより位相Wタイミング信号
を発生できるようにする。 クロツク出力タイミング信号COUTの性質、
即ちこれが位相Wタイミング信号を表わすか或い
はクリスタルタイミング信号XTALを表わすか、
はDLフリツプ―フロツプ131によつて決定さ
れる。作動モードレジスタの段(0)の状態は
DLフリツプ―フロツプ131の状態を決める。
作動モードレジスタの段(0)がセツトされた場
合には、パルスモードクロツク信号PMCが発生
され、これは位相Wクロツク信号が発生された時
にフリツプ―フロツプ131をセツト状態にす
る。DLフリツプ―フロツプ131がセツトされ
ると、アンドゲート132が作動可能にされ、フ
リツプ―フロツプ123からの位相Wタイミング
信号をオアゲート133を経てクロツク出力タイ
ミング信号COUTとして送出する。これに対し
て、作動モードレジスタの段(0)がクリヤされ
そしてパルスモードクロツク信号PMCが発生さ
れないか、或いは位相Wクロツク信号が発生され
ない場合には、DLフリツプ―フロツプ131が
リセツト状態にされる。フリツプ―フロツプ13
1がクリヤされると、アンドゲート134はクリ
スタルタイミング信号XTALによつて連続的に
トリガされるフリツプ―フロツプ130からの信
号をクロツク出力タイミング信号COUTとして
オアゲート133を経て送出する。 第18図は制御論理装置64のブロツク図であ
り、制御論理装置64は命令レジスタ70(第1
図)、割込及びバス要求論理装置141並びに時
間状態論理装置142からの信号によつて指示さ
れた作動を実行するようにデータ路を形成する制
御記憶装置140を備えている。 制御記憶装置140は、1つの特定実施例にお
いては、アドレス部143と、デコード・ラツチ
部144(第19図)とを備えている。アドレス
部は命令レジスタ70、割込及び要求論理装置1
41、タイミング論理及び時間状態論理装置14
2からの信号を受け取り、そして良く知られたよ
うに制御記憶デコード・ラツチ部144を制御し
て、中央処理装置10が各作動を実行できるよう
にする制御信号を発生させる。 時間状態論理装置142、即ち第20図に示さ
れた回路は、信号TS2、TS3及びTS4を発生
し、これらの信号は作動モードレジスタの段(11)が
セツトされた場合、即ち1バイトの情報を並列に
転送する情報バスに中央処理装置10が接続され
た場合に中央処理装置10が第2の転送作動を実
行できるようにする。TS2及TS3時間状態信号
は制御記憶アドレス部143に送られ、これら信
号はこれが発生されると、制御記憶デコード・ラ
ツチ144のアドレス作動が変化するのを防止す
る。即ち、TS2及びTS3時間状態信号は、制御
記憶アドレス部から制御ライン145に沿つて制
御記憶ラツチ・デコード部143へ送られた制御
信号が変化するのを防止する。 第20図を参照すれば、作動モードレジスタの
段(11)がセツトされた場合、バス14を経て転送作
動が開始された場合、及び時間状態信号TS3及
びTS4が発生されない場合には、アンドゲート
150がTS2時間状態信号を発生する。このTS
2時間状態信号は位相2タイミング信号の次の発
生時にフリツプ―フロツプ151をセツト状態に
し、これによりその後の位相Wタイミング信号に
よつてフリツプ―フロツプ152がセツト状態に
される。フリツプ―フロツプ152がセツトする
と、トランジスタ153がオンになりそしてトラ
ンジスタ154がオフになり、これによりTS3
時間状態信号が発生される。 TS3時間状態信号は、制御記憶アドレス論理
装置143(第19図)に送られ、この装置14
3が制御ライン145の制御信号を変更するのを
防止すると共に、制御記憶デコード・ラツチ14
4が第2のアドレス転送を開始してバス14を経
て第2のトランザクシヨンを始めるような状態に
する。又、第21図に示されたように、TS3時
間状態信号はアドレスレジスタ84の最下位アド
レスビツトをセツトし、第2情報転送中に転送さ
れる上位情報バイトのアドレスを与える。又、制
御記憶ラツチ・デコード部144は、TS3時間
状態信号の制御下で、アドレス転送後にバス14
を介して情報転送を開始する。 又、TS3時間状態信号はフリツプ―フロツプ
155の状態を整え、このTS3時間状態信号が
フリツプ―フロツプ152及びトランジスタ15
3,154によつて発生されたのと同様に、フリ
ツプ―フロツプ156及びトランジスタ157,
158によつてTS4時間状態信号を発生できる
ようにする。読取作動の場合には、TS4時間状
態信号がDAL下位バイトバツフア62の状態を
整えて情報バイトを受け取るようにしそしてバイ
ト交換器66の状態を整えてこの情報バイトをス
クラツチパツドレジスタの上位バイト部へ転送す
るようにする。このスクラツチパツドレジスタに
は第1の情報バイトが記憶されている。書込作動
の場合には、TS4時間状態信号がバイト交換器
66を作動可能にして、選択されたレジスタの上
位バイト部からDAL下位バイトバツフア62を
経てデータアドレスラインDAL(15:0)へ情報
信号を転送できるようにする。 第22図は作動モードレジスタの段(10)及び(9)を
用いる回路を示している。特に、作動モードレジ
スタの段(10)は或るトランザクシヨン中にアドレ
ス/割込ラインAI(0)を経てアドレス信号を転
送すべきであるか取り出し信号FETCHを転送す
べきであるかを選択する。又、作動モードレジス
タの段(10)は第5図に示されたように機能選択ライ
ンSEL(0)41のエンコード化も行なう。 特に、作動モードレジスタの段(10)は、これがセ
ツトされると、リフレツシユ転送中にのみSEL
(0)機能選択信号を発生させる。作動モードレ
ジスタの段(10)がクリヤされた場合には、命令取り
出し作動中にのみ、即ち転送情報が命令であるよ
うな読取トランザクシヨン中にのみ、SEL(0)
機能選択信号が発生される。 アドレス/割込ラインAI(0)を経て転送され
る信号に対しては、作動モードレジスタの段(10)が
セツトされた場合には、MD64R信号が発生さ
れ、これは2つの上位アドレスビツト(アドレス
ビツト15及び14)をアドレス/割込ライン
AI(0)に順次に送出させる。作動モードレジス
タの段(10)がクリヤされた場合には、MD64R信
号が発生されず、FETCH信号及び1つの上位ア
ドレスビツト(アドレスビツト14)がアドレス
マルチプレクサ85によつてアドレス/割込ライ
ンAI(0)に順次に送られる。 SEL機能選択信号に対する作動モードレジスタ
段(10)の作用については、作動モードレジスタ段(10)
がクリヤされた場合に、MD64R信号が発生さ
れず、これにより、FETCH信号が発生された時
にSEL(0)機能選択信号が発生されるようにす
る。これに対して、作動モードレジスタ段(10)がセ
ツトされた場合には、MD64R信号が発生さ
れ、これにより、リフレツシユ作動を開始するよ
うに制御記憶デコード・ラツチ144(第19
図)によつてALREFリフレツシユ作動信号が発
生された場合にSEL(0)機能選択信号が発生さ
れるようにする。 作動モードレジスタ段(9)は、これがクリヤされ
た時には、リフレツシユ作動を開始させるように
制御記憶装置140(第18図)を作動可能に
し、そしてそれに応答してALREF信号を発生さ
せる。ALREF信号が発生されると、リフレツシ
ユカウンタ87からアドレス/割込ラインAI
(7:0)にリフレツシユアドレスを送るように
アドレスマルチプレクサ85を作動でき、そして
作動モードレジスタ段(10)がクリヤされない限り
SEL(0)機能選択信号を発生することができる。 各々のバス制御信号は、位相1タイミング信
号、位相2タイミング信号又は位相Wタイミング
信号の少なくとも1つに関係している。或るバス
制御信号は位相タイミング信号の発生と同時に発
生される。例えば、行アドレス信号RASは位相
Wタイミング信号と同時に発生される。他のバス
制御信号は、特定のタイミング信号が発生された
所定時間後に発生される。例えば、列アドレス信
号CASは、位相1タイミング信号の発生後であ
つて且つ位相2タイミング信号の発生前に発生さ
れる。更に別のバス制御信号は特定のタイミング
信号の発生と同時に発生されてもよいし、特定の
タイミング信号が発生された所定時間後に発生さ
れてもよい。この後者のバス制御信号としては例
えばR/WHB及びR/WLB信号があり、これ
らは作動モードレジスタ72(第3図)の段(8)が
クリヤされた場合には位相2タイミング信号の発
生と同時に発生され、作動モードレジスタの段(8)
がセツトされた場合には位相1タイミング信号が
発生された所定時間後に発生される。 第23図はR/WHB信号を発生することので
きる回路を示しており、この回路は制御及び信号
発生部170と、タイミング信号遅延部171と
を備えている。タイミング信号遅延部は、位相1
タイミング信号の発生に応答して位相1DEL遅延
タイミング信号を発生する。 タイミング信号遅延部171は電流ミラー部1
73によつて制御されるスレツシユホールドトリ
ガ部172を備えている。電流ミラー部173は
これに流れる電流を調整する基準部174によつ
て制御される。スレツシユホールドトリガ部17
2は1つの特定実施例ではシユミツトトリガであ
り、これは電流ミラー部173のキヤパシタ17
5の電荷が所定量に達した時にトリガされて位相
1DELタイミング信号を発生することができる。
キヤパシタ175は電流ミラー部173のトラン
ジスタ176によつて調整される電源からの電流
で充電される。このキヤパシタは制御及び信号発
生部170のトランジスタ177を通して放電さ
れる。このトランジスタ177は位相1タイミン
グ信号の補数によつて制御される。位相1タイミ
ング信号が発生されない時には、トランジスタ1
77がオンにされ、キヤパシタを放電できるよう
にする。然し乍ら、位相1タイミング信号が発生
された時には、トランジスタ177がオフにさ
れ、トランジスタ176に流れる電流でキヤパシ
タを充電し、キヤパシタの電圧レベルがトリガ電
圧に達した時にシユミツトトリガをトリガして位
相1DEL遅延タイミング信号を発生することがで
きる。シユミツトトリガがトリガされると、位相
1DEL遅延タイミング信号が発生される。 トランジスタ176に流れる電流の量は、位相
1タイミング信号が発生された後にキヤパシタ1
75がシユミツトトリガのスレツシユホールドレ
ベルまで充電するに要する時間を左右する。トラ
ンジスタ176に流れる電流は、演算増巾器17
8からのVDB出力信号の電圧レベルによつて決
まる。VDB信号の電圧レベルは基準電圧信号V
−REFと、フイードバツク修正信号VFの補数と
によつて制御される。VF信号は、トランジスタ
180及び抵抗181より成るフイードバツク回
路によつて発生され、特にトランジスタ180と
抵抗181との結合点の電圧によつて発生され
る。 又、トランジスタ180に流れる電流も演算増
巾器178からのVDB信号によつて制御される。
VDB信号の電圧がその選択されたレベルより下
つた場合には、トランジスタ180に流れる電流
が減少する。VFフイードバツク修正信号の電圧
レベルが減少し、従つてVDB信号の電圧レベル
が再び増加する。これに対して、VDB信号の電
圧がその選択されたレベルより上昇した場合に
は、トランジスタ180に流れる電流が増加し、
VF修正信号の電圧レベルが増加し、VDB信号の
レベルが減少する。 第23図に示された回路の制御及び信号発生部
170を再び参照すれば、作動モードレジスタの
段(8)がセツトされて、読取/書込制御信号R/
WHBを遅延させて伝送すべきである(第6H図
に示したように)ことが指示された場合には、
NORM信号が発生される。バス制御信号論理装
置170(第18図)によつてR/WHB EN可
能化制御信号が発生された時には、アンドゲート
182が第2アンドゲート183を作動可能に
し、シユミツトトリガにによつて位相1DEL信号
が発生された時にラツチ184をセツトする。ラ
ツチ184がセツトされると、駆動装置185は
作動不能化信号DISを受け取るまで読取/書込制
御信号R/WHBを発生することができる。従つ
てラツチ184は位相1DEL遅延タイミング信号
が非発生状態へと移行された後に読取/書込制御
信号R/WHBをその発生レベルに容易に保持す
る。 作動モードレジスタの段(8)がセツトされず、読
取/書込制御信号R/WHBを位相2タイミング
信号と同時に発生すべきである(第6G図示した
ように)ことが指示された場合には、NORM信
号は発生されない。R/WHB EN可能化信号は
位相2タイミング信号が発生された時にアンドゲ
ート186を経て送られてアンドゲート187を
作動可能にし、次いでラツチ184をセツトし、
駆動装置185が読取/書込制御信号R/WHB
を発生できるようにする。 5 割込 読取転送中に、アドレス/割込AIバツフア8
6がロードされる時にアドレス/割込ラインAI
(7:1)のいずれかが付勢された場合には、割
込要求が中央処理装置10によつて受け取られて
割込要求状態が生じ、中央処理装置10が注目す
ることを必要とする状態が中央処理装置10の外
部のデータ処理システム内に生じたことを指示す
る。中央処理装置10が割込要求に応じる時間は
その要求の優先順位によつて左右される。アドレ
ス/割込ラインAI(6:7)が付勢された場合に
は、その割込は最も優先順位の高いHALT(停
止)又はPF(停電)割込である。アドレス/割込
ラインAI(4:1)が付勢された場合には、アド
レス/割込ラインAI(4:1)の状態に基づいた
割込優先順位を有する割込要求信号が受け取られ
る。これらのラインはコード優先順位信号CP
(3:0)を割込及びバス要求論理装置141へ
送る。 このコード優先順位信号CP(3:0)のコード
は、中央処理装置の4つの作動優先順位レベルに
相当する第24図に示された15個の割込優先順位
レベルの1つを識別する。中央処理装置10は内
部作動の優先順位レベルを状態レジスタ71(第
2図)に維持している。割込優先順位レベルが中
央処理装置のその時の作動優先順位レベルより高
い場合には、中央処理装置はその割込を最高の優
先順位を有するものと認識し、そしてその割込を
実行するように割込サービスルーチンを実行す
る。 割込サービスルーチンは、割込ペクトルと称す
るアドレスから始まるようにメモリに配置された
プログラムである。1つの特定実施例では、この
割込ベクトルはコード優先順位CP(3:0)信号
のコードによつて中央処理装置で決定されてもよ
いし、或いはIACK割込認識トランザクシヨン中
に割込ユニツトから得るようにしてもよい。中央
処理装置が割込ベクトルを内部で作り出すベきで
あるか、IACK割込認識トランザクシヨン中に割
込ベクトルを受け取るべきであるかの決定は、対
応するコード優先順位CP(3:0)信号がラツチ
された時にアドレス/割込ラインAI(5)の状態に
よつて制御される。もしアドレス/割込ライン
AI(5)が付勢された場合には、ベクトル信号VEC
が発生され、中央処理装置はIACKトランザクシ
ヨン中に割込ベクトルを受け取るべきである。も
しアドレス/割込ラインAI(5)が付勢されない場
合には、ベクトル信号VECは発生されず、中央
処理装置はコード優先順位CP(3:0)信号をデ
コードすることにより割込ベクトルを内部で決定
すべきである。割込ベクトルを内部で決定すべき
場合にも、中央処理装置10はIACKトランザク
シヨンを実行する。 第25図を参照すれば、アドレス/割込ライン
AI(4:1)からの信号はアドレス/割込バツフ
ア86に受け取られ、そしてコード優先順位CP
(3:0)信号として制御論理装置64の優先順
位比較器200へ接続される。状態レジスタ71
に含まれた中央処理装置10の作動優先順位もこ
の優先順位比較器200へ送られる。割込の優先
順位の方が中央処理装置の作動優先順位より高い
場合には、INT PRI OK割込優先順位信号が発
生され、これによりアドレス/割込ラインAI(5)
からのベクトル信号VECの補数が内部ベクトル
信号INTVECとしてアンドゲート201に通さ
れる。割込優先順位信号INT PRI OKが発生さ
れた時にVEC信号が発生された場合には、アン
ドゲート202によつて外部ベクトル信号
EXTVECが発生される。内部ベクトル信号
INTVECが発生された場合には、ベクトル発生
器203が作動可能にされ、コード優先順位CP
(3:0)信号に応答して内部ベクトルを作り出
す。 内部ベクトル信号INTVEC又は外部ベクトル
信号EXTVECが発生された場合には、制御論理
装置64はバス14を介してIACK割込認識トラ
ンザクシヨンを開始する。第26図には、IACK
割込認識トランザクシヨンのタイミング図が示さ
れている。中央処理装置10は、先ず初めに、ア
ドレス/割込ラインAI(5:1)から受け取つた
割込要求情報を割込認識信号としてデータアドレ
スラインDAL(12:8)に送り、特にコード優先
順位信号CP(3:0)をDALライン(11:8)
にそしてベクトル信号VECをデータアドレスラ
インDAL(12)に送る。又、中央処理装置10は機
能選択ラインSEL(1)を付勢して、IACK割込認識
転送(第5図)を指示する。機能選択ラインSEL
(0)は消勢状態に保たれる。次いで行アドレス
信号RASが発生される。割込要求を転送したユ
ニツトは、データアドレスラインDAL(12:8)
の情報を、これらユニツトがアドレス/割込ライ
ンAI(5:1)を経て既に転送した信号と比較
し、認識された割込を開始したユニツトであるか
どうかを決定する。データアドレスラインDAL
(12)が付勢された場合には、認識された割込を開始
したユニツトが次いでデータアドレスライン
DAL(7:2)に割込ベクトルを送出する。アン
ドゲート202(第25図)によつてEXTVEC
信号が発生された場合には、次いで中央処理装置
10がデータアドレスラインDAL(7:2)から
の割込ベクトル信号をRYスクラツチパツドレジ
スタにラツチする。 第27A図ないし第27C図は、割込を開始させる
に充分な優先順位を有する割込要求が受け取られ
た場合に開始される一連の作動の1部分を示した
フローチヤートである。 第27A図を参照すれば、アドレス/割込ライ
ンAI(7)が付勢されて、HALT信号の発生が指示
される場合には(ステツプ201)、インデツクス番
号“1”がスクラツチパツドレジスタRZ(80、
第2図)にロードされ(ステツプ202)そして作
動シーケンスは第27B図及び第27C図に示さ
れたMTRAPシーケンスへと進む。 アドレス/割込ラインAI(7)が付勢されない場
合には、アドレス/割込ラインAI(6)によつて送
られるPF停電信号の状態が決定される。PF停電
信号が発生された場合には(ステツプ203)、アド
レス“24”がRYスクラツチパツドレジスタ81
へロードされ(ステツプ204)そして作動シーケ
ンスはMTRAPシーケンスへと続く。 HALT信号もPF停電信号も発生されない場合
には、外部ベクトル信号EXTVECの状態が検査
される(ステツプ205)。EXTVEC信号が発生さ
れ、中央処理装置の作動を必要とするに充分な優
先順位を有する割込要求がなされたことが指示さ
れると共に、データアドレスラインDAL(7:
2)を経て割込ユニツトから割込ベクトルを検索
すべきであることが指示された場合には、中央処
理装置がバス14を経てIACK割込認識トランザ
クシヨンを実行した後に、割込ベクトルがデータ
アドレスバツフア60を介して検索されそしてス
クラツチパツドレジスタRY81へロードされる
(ステツプ206)。ベクトルの2つの最下位ビツト
がゼロであるようにするためレジスタRYの内容
と“374”(8進)との論理積をとりそしてその結
果をレジスタRZへ戻すことによつて潜在的に無
効なビツトは除外される(ステツプ207)。作動シ
ーケンスは次いでMTRAPシーケンスへと進む。 外部ベクトル信号EXTVECが発生されない場
合には(ステツプ205)、内部ベクトル信号
TNTVECの状態が検査される(ステツプ210)。
内部ベクトル信号TNTVECが発生された場合に
は、割込ベクトルは内部ベクトル発生器203
(第25図)からスクラツチパツドレジスタRY
へ送られる(ステツプ211)。作動シーケンスは次
いで第27B図に示されたMTRAPシーケンス
へと進む。 第27B図及び27C図にはMTRAPシーケ
ンスが示されている。レジスタR7(74、第2
図)であるプログラムカウンタの内容及び状態レ
ジスタ71の内容が、先ず初めに、スタツクポイ
ンタR6(75、第2図)により識別されたメモ
リ位置に転送される。新たな状態ワード及びプロ
グラムカウント(即ち、実行さるべき次の命令の
アドレス)は割込ベクトルにより決定された位置
から検索されそして各々の状態レジスタ71及び
プログラムカウンタレジスタR7(74、第2
図)へロードされる。従つて、シーケンス220
及び221においては、その時の状態レジスタ7
1及びプログラムカウンタ74の内容が、スタツ
クポインタレジスタR6(75、第2図)によつ
て指示されたメモリの位置へ転送される。次い
で、RZレジスタの内容がテストされ(ステツプ
230)、もしこれら内容が“1”であれば、作動モ
ードレジスタの段(15:13)(第3図)の状態に
より決定された電源オン/作動再開アドレスがレ
ジスタスタツク70のプログラムカウンタレジス
タR7へロードされる。次いでスタツクポインタ
レジスタR6(75、第2図)の作動が開始され
(ステツプ231)、割込がチエツクされ(ステツプ
232)、スクラツチパツドレジスタRZがクリヤさ
れ(ステツプ233)そしてMTRAPシーケンスが
終りとなる。 ステツプ230においてRZレジスタの内容が
“1”でなく、即ちステツプ202においてHALT
信号が発生されない場合には、ステツプ221の後
に、RYレジスタに含まれた割込ベクトルを用い
て割込サービスルーチンの新たなプログラムカウ
ント及びプロセツサ状態ワードが検索される(ス
テツプ241)次いでMTRAPシーケンスは終了
し、割込サービスルーチンが開始される。 以上の説明は本発明の特定の実施例に限定され
る。ここに取り上げた特定実施例はゲートレベル
論理回路の形態で説明した。然し乍ら、1つの好
ましい実施例では、メタルオキサイド半導体
(MOS)回路の形態の回路が含まれる。ここに取
り上げたゲートレベル論理回路と“MOS”回路
との対応については当業者に明らかであろう。 本発明は、色々な基体構造を有する中央処理装
置、又はここに述べたもの以外の内部回路を用い
た中央処理装置で実施することができ、本発明の
前記目的及び効果の全部又は幾つかを達成できる
ことが明らかであろう。それ故、本発明の真の精
神及び範囲内に入るあらゆる変更及び修正は特許
請求の範囲内に包含されるものとする。
分野に係り、特に、種々の特性のシステムバスを
有するデータ処理システムに接続される中央処理
装置に係る。 デジタルデータ処理システムは一般に3つの基
本的な要素、即ちメモリ要素、入出力要素、及び
1つ以上のバスで接続されたプロセツサ(処理装
置)要素、を備えている。メモリ要素はアドレス
可能な記憶位置に情報を記憶する。この情報はデ
ータと、データを処理するための命令とを含んで
いる。プロセツサ要素はこれとメモリ要素との間
で情報を転送させ、入力情報をデータ又は命令の
いずれかとして解読し、そしてデータを命令に従
つて処理する。又、入出力要素もメモリ要素と通
信し、システムへ情報を転送したり、システムか
ら処理済み情報を取り出したりする。通常入出力
要素はプロセツサ要素によつて送られる制御情報
に基づいて作動する。入出力要素はオペレータコ
ンソール、プリンタ又はテレタイプライタを含ん
でもよいし、或いはデイスク駆動装置又はテープ
駆動装置のような2次記憶装置を含んでもよい。 データ処理システムは、全ての要素が接続され
た1つのシステムバスを介して情報を転送するよ
うに設計される。システムバス自体は或る所定の
論理及び電気特性を有するように設計される。情
報信号を転送したり、情報信号に対して要素の作
動を制御する制御信号を転送したりする信号路
は、バスの論理特性を決定する論理フアクタであ
る。システムの物理的構成体に使用するように選
択された部品によつて電気的特性が決定される。
部品の電気的特性は適当に標準化されているが、
その論理的特性は標準化されておらず、これは一
般にはシステム設計によつて決定される。 プロセツサは典型的に特定の論理バス特性を有
するデータ処理システムにおいて作動するように
設計される。これらの特性は、とりわけ、バスの
信号路が1バイトずつ並列に転送を行なうか又は
多数のバイトを並列に転送するかということや、
特定の時間にどんなバス制御信号が生じるかとい
うことや、メモリに設けられるアドレス可能な記
憶位置の最大数や、アドレス信号を与えるシーケ
ンスや、どのタイミング信号が特定時間巾のタイ
ミングサイクルを形成するかということを決定す
る。 例えば、バスの信号路が情報を1バイトずつ並
列にメモリとやりとりするようなデータ処理シス
テムにおいて、2バイトより成るワードを並列に
転送するシステム内で作動するように設計された
プロセツサが容易に転送を行なうためには、複雑
な構成体を開発することが必要となる。これらの
構成体はメモリ内で各ワードの個々のバイトを整
理する回路を含むことになる。或いは又、一方の
情報バイトのみが並列に転送される場合にはプロ
セツサは処理中に各ワードの一方のバイトを無視
できるが、これは情報のワードに基づいて作動す
るように設計されたプロセツサでは不経済であ
る。 別の例としては、メモリ要素の最大サイズが、
特定の記憶位置を実際にアドレスするのに要する
アドレスビツトの数を決定する。65536個の別々
にアドレス可能な記憶位置を有するメモリ要素
(典型的に“64K”メモリと称する)は16個のア
ドレスビツトを必要とするが、32768個の別々に
アドレス可能な記憶位置を有するメモリ(“32K”
メモリ)は15個のアドレスビツトしか必要としな
い。従つてせいぜい32Kメモリを有するシステム
内で作動するように設計されたプロセツサは、
64Kメモリに使用する場合は或る型式のメモリア
ドレス拡張機構なしでは作動できない。 同様に、メモリ要素によつてはアドレス信号を
異なつたパターンで与えることも必要である。或
るメモリ要素では全てのアドレスビツトを同時に
受け取らねばならないが、他のメモリではビツト
を行アドレスビツト及び列アドレスビツトと称す
る部分に分けて順次に転送することが必要とされ
る。前者の構成は典型的に静的メモリの特徴であ
り、後者の構成は典型的に動的メモリの特徴であ
る。静的メモリと動的メモリとの別の相違点は、
動的メモリでは記憶位置の内容が時間と共に減衰
するのに対して静的メモリでは減衰しないことで
ある。動的メモリの記憶位置の内容が失なわれる
のを防止するために、システムではリフレツシユ
作動が実行される。このようなリフレツシユ作動
はメモリ自体によつて開始されてもよいが、プロ
セツサによつて開始されることが多い。 又、種々のデータ処理システムごとに、例えば
転送方向又は“読取/書込”制御信号のような或
るバス制御信号のタイミングが定められる。或る
システムでは読取/書込制御信号をアドレスと同
時に与えることが必要であり、他のシステムでは
アドレス信号が転送された後にのみ読取/書込制
御信号を与えることが必要である。通常、プロセ
ツサはこのような両方のタイミングを有する制御
信号を発生しない。 データ処理システムの種々の要素は、システム
内で発生されてバスを経て転送されるタイミング
信号に対して特定の関係を有する内部タイミング
信号に応答して作動するように設計されることが
多い。例えば、或るデータ処理システムでは、プ
ロセツサにより発生されたタイミング信号がシス
テムの全てのタイミングを制御する。他のデータ
処理システムでは、プロセツサの外部のタイミン
グ標準体がタイミング信号を発生し、プロセツサ
及び他の要素はこれを受け取つて内部タイミング
信号に変換する。 更に、プロセツサ、特に同期バスと共に作動す
るように設計されたプロセツサは、特定の最大時
間巾を有する特性タイミングインターバル即ちサ
イクルで作動するように通常は設計される。同期
バスにおいては、バスを経て転送される信号が、
タイミングインターバル即ちサイクルを定める或
るタイミング信号に対して特定の関係を有する。
タイミング信号の時間巾即ちインターバルは、通
常は、システムに含まれたメモリ要素がそのアド
レス位置へ通常情報を転送したりそこから情報を
検索したりすることのできる速度を表わすように
決定される。典型的に、長い内部タイミングサイ
クルを有するプロセツサは、高速メモリを有する
システムには接続されない。というのは、このよ
うな高速メモリは通常は低速メモリより高価であ
りそして高速メモリはこのような長い内部タイミ
ングサイクルを有するシステムには必要とされな
いからである。一方、短い内部タイミングサイク
ルを有するプロセツサは、通常、著しい変更なし
に、長いタイミングサイクルを要するメモリへ接
続されることはない。 そこで本発明の目的は、種々の論理特性を有す
るデータ処理システムに接続される中央処理装置
を提供することである。 本発明の更に別の目的は、種々のサイズ及び型
式のメモリ要素を有するデータ処理システムに接
続できる中央処理装置を提供することである。 本発明の更に別の目的は、1つの情報バイト又
は多数の情報バイトを並列に転送できるシステム
バスを有したデータ処理システムに接続できる中
央処理ユニツトを提供することである。 本発明の更に別の目的は、種々の時間巾のタイ
ミングインターバルを定めるタイミング信号を発
生できる中央処理ユニツトを提供することであ
る。 本発明の更に別の目的は、中央処理装置により
発生される内部タイミング信号に対して色々な関
係を有したタイミング信号を発生するような中央
処理装置を提供することである。 本発明の更に別の目的は、転送中の種々の時間
に転送制御信号を発生できる中央処理装置を提供
することである。 概して言えば、本発明は、作動モードレジスタ
を具備した中央処理装置を提供し、この作動モー
ドレジスタはデータ処理システムの論理特性を
各々識別する個々に状態定めされる段を備えてい
る。 この中央処理装置はこのモード情報に応答して
作動を修正する。 1つの特定の実施例においては、上記作動モー
ドレジスタは、1つの情報バイトを並列に転送す
る信号路をバスが有するか又は2つの情報バイト
を並列に転送する信号路をバスを有するかという
こと、メモリが静的であるか動的であるかという
こと、メモリのサイズ、バス制御信号の相対的な
タイミング、タイミングインターバルの長さ、
等々を指示する、又、上記作動モードレジスタ
は、中央処理装置が作動を開始するアドレスを指
定する。 本発明は特許請求の範囲第に特に規定される。
本発明の上記及び他の目的並びに効果は添付図面
を参照した以下の説明より理解されよう。 1 一般的な説明 第1図に例示されたように、データ処理システ
ムの基本的な要素は本発明による中央処理装置1
0と、メモリユニツト11と、入出力(I/O)
ユニツト12とである。入出力ユニツト12は1
つ以上の2次記憶位置13を備えている。中央処
理装置10、メモリユニツト11及び入出力ユニ
ツト12は全てシステムバス14によつて接続さ
れる。 中央処理装置10はバスインターフエイス16
及び他の一般の回路を備え、これらは通常は中央
処理装置10内に物理的に配置される。中央処理
装置10をバス14との間の全ての通信はバスイ
ンターフエイス16を介して行なわれる。 メモリユニツト11は複数個のメモリ配列体2
1に接続されたメモリ制御器20を備えている。
各々のメモリ配列体21はアドレス可能な記憶位
置を含んでおり、そしてメモリ制御器20はメモ
リユニツト11と情報をやり取りしようとする中
央処理装置又は他の要素によつて指定された特定
の記憶位置へアクセスする回路を備えている。
又、メモリ制御器20はアドレスされた位置の内
容を検索したりそこに情報を記憶したりする回路
も備えている。メモリユニツト11の1つの特定
例が1980年11月25日付の米国特許第4236207号に
開示されている。 多数の型式の入出力ユニツト12が示されてい
る。例えばプリンタやビデオ表示端末装置のよう
な多数の入出力装置23をバス14に接続するこ
とができる。オペレータコンソール15をシステ
ムバス14に接続することもできる。このオペレ
ータコンソール15は、オペレータがデータを検
査及び蓄積したり、中央処理装置10の作動を停
止したり、一連のプログラム命令によつて中央処
理装置を歩進したりすることができるようにす
る。又、オペレータコンソールは、オペレータが
ブートストラツプ手順によつてシステムの作動を
開始したり全データ処理システムに対して種々の
診断テストを行なつたりすることができるように
する。 2次記憶位置13は2次記憶バスアダプタ26
及び複数個のデイスク駆動装置27を備えてい
る。更に別の2次記憶バスアダプタ28が1つ或
いはそれ以上のテープ駆動装置29に接続され
る。2次記憶バスアダプタ26及び28と各々の
デイスク駆動装置27及びテープ駆動装置29と
の相互接続の1つの特定例が米国特許第3999163
号に開示されており、2次記憶バスアダプタ26
及び28は各々デイスク駆動装置27及びテープ
駆動装置29の制御器を構成する。 バス14はデータ処理システムの種々のユニツ
ト又は要素を相互接続する。典型的に、バスは多
数の並列導体を備えている。或る導体はシステム
の要素間に情報信号を転送する。他の導体は情報
信号の転送を制御する信号を転送する。又、バス
は、中央処理装置が注目することを必要とする或
る種の事象がシステムの種々の要素内に生じた時
を指示する或るシステム制御信号を転送する導体
も含んでいる。 情報信号は、メモリユニツト11内の種々のア
ドレス可能な記憶位置の内容或いはシステムの他
の要素に存在する内容を構成する。転送制御信号
は、内容が転送さるべき記憶位置を識別するアド
レス信号、及び転送中の種々の作動を制御する制
御信号を含んでいる。情報信号は、処理の対称又
は結果であるようなデータ、或いはデータをいか
に処理すべきかを中央処理装置に指示する命令を
構成してもよい。 バス14は、転送されることが必要な全ての情
報及び制御信号と、バスを構成する導体との間に
1対1の対応を必要としない。本発明の1つの特
定実施例では、情報信号を転送する或る導体及び
システム制御信号を転送する他の導体に対してア
ドレス信号がマルチプレクスされる。然し乍ら、
このマルチプレクス作用を行なうには、その時に
導体によつて転送される信号の性質を識別する制
御信号を運搬する別の導体が必要とされる。然し
乍ら、このマルチプレクス作用が許容される導体
の本数が少ない程、1本の導体にマルチプレクス
される信号の性質を識別するのに要する導体の本
数が多くなる。 2 中央処理装置10 第2図は本発明による中央処理装置10並びに
そのバスインターフエイス16とバス14との間
の接続を示すブロツク図である。 バス14を第1図に示されたデータ処理システ
ムの中央処理装置10とその他の部分との間で情
報及び制御信号を転送する多数の導体を備えてお
り、これには次のものが含まれる。 種々の時間は情報信号及びアドレス信号を運搬
するデータ/アドレスラインDAL(15:0)3
0。このデータアドレスラインDAL(15:0)は
上位バイト部DAL(15:8)31と、下位バイト
部(7:0)32とに分けられる。 種々の時間にアドレス信号を運搬し、そして他
の時間に中央処理装置10以外の要素により送信
される割込要求信号及びバス要求信号を含むシス
テム制御信号を運搬するアドレス/割込ライン
AI(7:0)33。このアドレス/割込ラインAI
(77:0)から受け取られる割込要求信号は、ア
ドレス/割込ラインAI(7:6)からのHALT
(停止)及びPF(停電)のような割込要求信号と、
アドレス/割込ラインAI(5:1)からの割込要
求エンコード信号とを含み、この後者のライン
AI(5:1)はVECベクトル制御信号及び制御優
先順位信号CP(3:0)を運搬する。アドレス/
割込ラインAI(0)から受け取られるバス要求信
号はバス14を経て転送を開始しようとする要素
によつて発生される。又、中央処理装置10は、
後述するように或るメモリとで行なわれる転送作
動に関連してアドレス情報を送るようにアドレ
ス/割込ラインAI(7:0)を用いてもよいし、
リフレツシユ作動に関連してアドレス/割込ライ
ンAI(7:0)を用いてもよい。 データアドレスライン30を経ての情報転送の
方向を指示するように中央処理装置10によつて
送られる読取/書込制御信号を運搬するR/
WHB(読取/書込上位バイト)ライン34及び
R/WLB(読取/書込下位バイト)ライン35。
“読取”転送はメモリ位置から中央処理装置への
情報の転送を指し、“書込”転送は中央処理装置
からの情報の転送を指す。 中央処理装置10によつて送られるバス制御信
号のRAS行アドレス、CAS列アドレス及びPI割
込優先順位を各々運搬する行アドレス信号
(RAS)ライン36、列アドレス信号(CAS)ラ
イン37、及び割込優先順位(PI)ライン40。
RAS行アドレス信号の先縁は、中央処理装置1
0によつて各々のデータアドレスラインDAL
(15:0)30に送られたアドレス信号が安定化
しこれら信号がラツチ及びデコードされてもよい
ことを指示する。 第6図ないし第14図及び第26図について以
下に述べるように、或る場合には、中央処理装置
10はアドレス/割込ラインAI(7:0)に或る
種のアドレス及び制御信号も送る。RAS行アド
レス信号の先縁は、アドレス/割込ラインAI
(7:0)の信号が安定化しこれら信号がラツチ
及びデコードされてもよいことを指示する。
RAS行アドレス信号の先縁においてアドレス割
込ラインAI(7:0)に送られるアドレス信号を
ここでは行アドレスと称する。 CAS列アドレス信号は、これが発生されると、
プロセツサがアドレス/情報ラインAI(7:0)
にアドレス及び制御信号を送出した時にこれらラ
インにアドレス及び制御信号の第2部分も送出し
たことを指示する。このアドレス信号は列アドレ
スと称する。CAS列アドレス信号の先縁は、列
アドレス及びこれと同時に転送された制御信号が
アドレス/割込ラインAI(7:0)において安定
化しこれらがラツチ及びデコードされてもよいこ
とを指示する。 PI割込優先順位信号は多数の機能を果たす。
先ず第1に、このPI割込優先信号は、メモリ要
素11及び入出力要素12がデータアドレスライ
ンに情報信号を送出してもよいことをこれらの要
素に指示する。第2に、このPI割込優先順位信
号は、バス要求又は割込要求信号をアドレス割込
ラインAI(7:0)に送出できることを指示す
る。第3に、このPI割込優先順位信号は、中央
処理装置10によつてデータアドレスラインに送
られた書込情報信号が安定化しこれら信号がスト
ロープされてもよいことを指示する。情報信号
は、CAS列アドレス信号の後縁又はPI割込優先
順位信号の後縁のいずれかにおいてラツチでき
る。バス要求及び割込要求信号はPI割込優先順
位信号の後縁において中央処理装置10によつて
ラツチされる。 バス14を経ての転送作動の型式を識別するた
めに第5図に示したようにエンコードされた転送
機能選択信号SEL(1:0)を運搬するSELライ
ン41。 転送を実行するためにシステムタイミング信号
によつて通常与えられる以上の時間を必要とする
ようなユニツトにより送られたREADYバス制御
信号を運搬するREADYライン42。この
READY信号のパルスは、中央処理装置がバス1
4上のCOUTクロツク出力タイミング信号以外
の信号の状態を変えるのを防止する。 メモリ要素11及び入出力要素12が中央処理
装置と同期して作動できるか或いは他のタイミン
グ作動を実行できるようにするために中央処理装
置10からCOUTクロツク出力タイミング信号
を運搬するCOUTクロツク出力ライン43。 システムが電源に最初に接続されるのに応答し
或いは中央処理装置によるリセツト作動の実行に
続いてデータ処理システムを始動ないしはリセツ
トするBCLRバスクリア信号を運搬するBCLRラ
イン44。 バス14への上記の接続に加えて、中央処理装
置10は該装置の内部クロツクタイミングを制御
するクリスタルへ接続されたXTAL接続部45
を備えている。電源オン接続部46は中央処理装
置10へ最初に電力が与えられる時にPUP電源
オン信号を与える。 中央処理装置10の外部への接続について以上
に述べたが、中央処理装置10の内部構造及び信
号路について簡単に説明する。信号はデータアド
レスバツフア60によつてデータアドレスライン
DAL(15:0)30とやり取りされる。特に、デ
ータアドレスバツフア60は、データアドレスラ
インDAL(15:8)32と信号をやり取りする
DALバツフア(上位バイト)61と、データア
ドレスラインDAL(7:0)31と信号をやり取
りするDALバツフア(下位バイト)62とを備
えている。データアドレスバツフアはデータアド
レスライン制御器63からの信号の制御の下で制
御論理装置64からのタイミング及び他の制御信
号に従つて作動する。 データアドレスバツフア60の情報はバイト交
換器66を経て転送されそして内部バス65を経
て中央処理装置10の他部分へ送られる。1つの
特定実施例においては、内部バス65は1回に1
つのワード(2バイト即ち16ビツト)を転送する
導体を含んでいる。データアドレスバツフア60
からの情報は命令レジスタ70、状態レジスタ7
1、作動モードレジスタ72、又はレジスタフア
イル73へ転送され、このレジスタフアイル73
は8個の個々にアドレス可能なレジスタR0〜R
7を含んでいる。1実施例では、レジスタR7,
74は実行さるべき次の命令のアドレスを識別す
るプログラムカウンタであり、そしてレジスタR
6,75は割込作動中に種々のレジスタの内容が
転送されるアドレス位置を識別するスタツクポイ
ンタとして用いられる。又、レジスタフアイル7
3は3個のスクラツチパツドレジスタ、即ちRX
レジスタ80、RYレジスタ81及びRZレジスタ
82も備えている。レジスタフアイル73内のレ
ジスタの内容は入力演算論理ユニツト83へ直接
送ることができる。或いは又、レジスタフアイル
73のレジスタの内容は内部バス65を介して演
算論理ユニツトの入力へ送られてもよい。演算論
理ユニツトの1つの出力はバイト交換器66を介
して内部バス65へ信号を送り、そしてその第2
の出力は或る状態信号を状態レジスタ71へ送
る。 アドレスレジスタ84の内容は内部バス65を
経てデータアドレスバツフア60へ転送できる。
又、アドレスレジスタ84の内容はアドレスマル
チプレクサ85の一方の入力及びアドレス/割込
バツフア86を経てアドレス/割込ラインAI
(7:0)33へ送ることもできる。アドレスマ
ルチプレクサ85の他方の入力は、動的メモリを
リフレツシユする行アドレスを発生するリフレツ
シユカウンタ87からの信号を受け取る。 中央処理装置10は制御論理装置64によつて
制御され、この制御論理装置は作動モードレジス
タ72、状態レジスタ71及び命令レジスタ70
からの信号と、アドレス/割込バツフア86から
の割込及びバス要求信号とを受け取り、そして指
示された作動を実行できるようにする所要の信号
路を形成する信号を発生する。 状態レジスタ71は、中央処理装置10の現在
の作動優先順位レベルを指示する段と、演算ユニ
ツト83により行なわれる作動に関する情報、或
る結果がゼロであつたか負であつたかというこ
と、又はこれら結果が桁上げを生じたかオーバー
フロー状態を生じたかということを含む状態コー
ドを含む段とを備えている。又、状態レジスタ7
1は更に別の段も備えており、その状態によつて
或るトラツプ作動を実行しなければならないかど
うかが決定される。 第3図を参照すれば、作動モードレジスタ72
は中央処理装置10が接続されるデータ処理シス
テムの或る論理作動特性を定めるようにセツト又
はクリヤされる多数の段を備えている。 特に、作動モードレジスタの段(0)及び(1)
は、中央処理装置10によつて発生されてバス1
4に送出されたタイミング信号に作用する。作動
モードレジスタの段(1)はタイミング論理装置88
(第2図)によつて作り出されるタイミングサイ
クル(以下“マイクロサイクル”と称する)の長
さを制御し、時間巾の異なるタイミングサイクル
を必要とするデータ処理システムに中央処理装置
10を接続できるようにする。作動モードレジス
タの段(1)がセツトされると、中央処理装置10は
通常第4A図に示された3つのクロツク位相を有
する短いマイクロサイクルを作り出す。この短い
マイクロサイクルは、位相1タイミング信号、位
相2タイミング信号及び位相Wタイミング信号よ
り成る3つの順次のタイミング信号を備えてい
る。作動モードレジスタの段(1)がクリヤされる
と、タイミング論理装置は通常第4B図に示され
た長いマイクロサイクルを作り出し、この場合は
位相2タイミング信号の後に第4のタイミング信
号即ち位相Dタイミング信号が発生される。位相
Wタイミング信号は位相Dタイミング信号の後に
発生される。 作動モードレジスタの段(1)がセツトされた時に
作り出される短いマイクロサイクルにおいては、
中央処理装置10を比較的高速のメモリ、即ち典
型的にこの短いマイクロサイクルで指示された時
間内に中央処理装置10により開始される転送要
求に応答できるようなメモリ、に接続することが
できる。一方、作動モードレジスタの段(1)やクリ
ヤされた時の長いマイクロサイクルにおいては、
転送を完了するために位相Dタイミング信号によ
り与えられる余分な時間を必要とするような比較
的低速のメモリへ中央処理装置を接続することが
できる。作動モードレジスタの段(1)がセツト状態
又はクリヤ状態のいずれかにあることによつて与
えられる時間以上の長い時間が転送の完了に必要
とされる場合には、メモリがREADYライン42
を付勢し、短いマイクロサイクル又は長いマイク
ロサイクルにより与えられる時間以上の長い時間
を与えることができる。 作動モードレジスタの段(0)がセツトされる
と、タイミング論理装置が位相Wタイミング信号
を発生する時に中央処理装置10はCOUTタイ
ミング出力信号を発生するようにされる。作動モ
ードレジスタの段(0)がクリヤされると、
XTALクリスタル入力信号によつて制御される
自走タイミング信号が出力される。従つて作動モ
ードレジスタの段(0)はいずれの型式のタイミ
ング信号を必要とするデータ処理システムにも中
央処理装置10を接続できるようにする。 作動モードレジスタの段(8)がクリヤされると、
制御論理装置64(第2図)はDALデータアド
レスライン15:0上のアドレスの送信と同時に読
取/書込制御信号R/WHB及びR/WLBを送
信できる。作動モードレジスタの段(8)がセツトさ
れると、読取/書込制御信号R/WHB及びR/
WLBは遅延されそして列アドレス信号CASと同
時に送信される。従つて、作動モードレジスタの
段(8)は、転送中のいずれかの時間に読取/書込バ
ス転送制御信号R/WHB及びR/WLBを必要
とするようなデータ処理システムに中央処理装置
10を接続できるようにする。 作動モードレジスタの段(9)は、メモリ要素20
(第1図)が静的メモリである時にはセツトされ
そしてメモリ要素が動的メモリである時にはクリ
ヤされる。作動モードレジスタの段(9)がクリヤさ
れると、制御論理装置64はリフレツシユ作動を
開始できる。又、作動モードレジスタの段(9)がク
リヤされると、中央処理装置10はアドレス/割
込ラインAI(7:0)に行アドレス及び列アドレ
スを順次に送出する。従つて作動モードレジスタ
の段(9)は、行及び列アドレスを順次に送信するこ
とを必要とするメモリ要素を有したデータ処理シ
ステムにも、リフレツシユ作動を開始させる行ア
ドレスを必要とするようなメモリ要素を有したデ
ータ処理システムにも、中央処理装置10を接続
できるようにする。 作動モードレジスタの段(10)は中央処理装置10
が接続されるメモリ回路のサイズを指示する。現
在入手できる一般の4K又は16Kの集積回路パツ
ケージより成る最大サイズ32Kのアドレス可能
な記憶位置を有するメモリ11へ中央処理装置1
0を接続する時に作動モードレジスタの段(10)はセ
ツトされる。これに対して、現在入手できる集積
回路パツケージより成る最大64Kのアドレス可能
な記憶位置を有するメモリ11へ中央処理装置1
0を接続する場合には作動モードレジスタの段(10)
がクリヤされる。又、作動モードレジスタの段(10)
の状態は第5図に示されたよにSEL機能選択ライ
ンSEL(1:0)41のエンコード作用を変える。
従つて、作動モードレジスタの段(10)は、色々なア
ドレス及び制御信号条件を有するデータ処理シス
テムに中央処理装置10を接続できるようにす
る。 作動モードレジスタの段(11)は、中央処理装置1
0が接続されるデータバスが情報転送用の導体を
8本有している時、即ち1つの情報バイトを並列
に転送できる情報バスである時に、セツトされ
る。これに対して、データバスが2つのデータバ
イト(1ワード)を並列に転送できる場合には作
動モードレジスタの段(11)はクリヤされる。作動モ
ードレジスタの段(11)の状態は、中央処理装置10
によりデータアドレスラインDAL(15:0)30
及びアドレス/割込ラインAI(7:0)33を経
て転送される信号の性質を決定する。従つて、作
動モードレジスタの段(11)は、種々の情報量を並列
に運搬できるデータバスを有したデータ処理シス
テムに中央処理装置10を接続できるようにす
る。 作動モードレジスタの段(12)がセツトされると、
中央処理装置10はユーザモードで作動され、一
方作動モードレジスタの段(12)がクリヤされると、
中央処理装置10はテストモードで作動される。 作動モードレジスタの段(15:13)はエンコー
ドされた作動開始/作動再開アドレス情報を含ん
でいる。ユーザは、最初の電源オンの後にデータ
プロセツサが作動を開始する8個の初期アドレス
の1つ、或いはHALT(停止)又はPF(停電)割
込の後に作動を再開する8個の初期アドレスの1
つを選択できる。 3 転送 作動モードレジスタの段(11:8)はバス14
を経て情報を転送するように或る信号シーケンス
を制御する。第6図ないし第13図を参照して
種々の情報転送を説明し、そして第14図を参照
してリフレツシユ転送を説明する。簡単にいえ
ば、第6図ないし第9図は2つの情報バイトを並
列に転送できる情報バスを経ての情報転送に関す
るものであり、そして第10図ないし第13図は
1つのデータバイトを並列に転送できる情報バス
を経ての情報転送に関するものである。第6図、
第7図、第10図及び第11図はアドレス信号が
アドレス/割込ラインAI(7:0)を経て転送さ
れないような読取及び書込転送に関するものであ
り、一方第8図、第9図、第12図及び第13図
はアドレス信号がアドレス/割込ラインAI(7:
0)を経て転送されるような読取/書込転送に関
するものである。 A 2つの情報バイトの並列転送 (i) アドレス/割込ラインがアドレス信号を転送
しない (a) 読取トランザクシヨン 第6A図乃至第6I図は、1つの情報ワード
(2バイト)を並列に転送できる情報バスを介し
て例えばメモリユニツト11(第1図)から情報
を検索する様に中央処理装置10によつて開始さ
れた読取トランザクシヨンを実行する信号を示し
たタイミング図である。この場合アドレス信号は
データアドレスラインDAL(15:0)を経て送ら
れ、アドレス/割込ラインAI(7:0)を経て送
られる事はない。この構成は、中央処理装置10
を静的メモリへ接続する様なシステムの典型であ
る。 読取トランザクシヨンは多数の転送を含む。第
1の転送中に、中央処理装置10はメモリ制御器
によつてメモリの内容を転送すべきメモリの記憶
位置をアドレスする。次いでメモリ制御器は第2
の転送中にそのデータを中央処理装置へ転送せし
める。静的メモリ及び16導体の情報バスを有する
データ処理システムの場合には、作動モードレジ
スタの段(11)がクリヤされそして段(9)がセツトされ
る。第6A図に示されたCOUTタイミング信号
は作動モードレジスタの段(0)がセツトされた
状態でのパルスモードクロツク(PMC)を表わ
している。 このトランザクシヨンの始めに、制御論理装置
64は、レジスタR0−R7(73、第2図)の1
つ又はRX−RZスクラツチパツドレジスタ80―
82の1つに置かれたアドレスをアドレスレジス
タ84及びデータアドレスバツフア60へ移動す
る。アドレス信号はデータアドレスラインDAL
(15:0)にのみ送出される。データアドレスラ
インDAL(15:0)においてこれらのアドレス信
号が安定化した後、制御論理装置64は先ず第1
に行アドレスライン36(第2図)を付勢して
RAS行アドレス信号を発生させそして第2に列
アドレスライン37(第2図)を付勢してCAS
列アドレス信号を発生させる。次いで割込優先順
位(PI)ライン40が付勢されてPI割込優先順
位信号を発生する。 第6G図及び第6H図に例示されたように、制
御論理装置64は全読取トランザクシヨン中読
取/書込ライン34及び45を消勢状態に維持し
て読取作動を指示し、そして機能選択ライン41
は転送の性質に基づいて付勢又は消勢状態に変え
られて、第第5図に示されたエンコード作用を有
するSEL機能選択信号(1:0)を与える。 換
言するならば、単純なメモリ読取データ作動中
は、SEL(0)もSEL(1)も発生されない。しかし
ながら、モードレジスタ段MR(9)がアサートされ
且つモードレジスタ段MR(10)がデアサートされる
場合のように、命令の取出しが指示されるなら
ば、SEL(0)が第6I図に点線で示すように発
生される。 バス14に接続されたユニツト、例えばメモリ
ユニツト11は、PI割込優先順位信号の発生に
応答し、この信号は要求された情報信号をデータ
アドレスラインに安定に保持しなければならない
こと、並びに割込及びバス要求情報をアドレス/
割込ラインAI(7:0)の各ラインに安定に保持
しなければならないことを指示する。制御論理装
置64はCAS列アドレス信号を非発生状態に変
えると同時に、データアドレスラインDAL(15:
0)上の情報信号を内部レジスタ、例えば命令レ
ジスタ70、作動モードレジスタ72、又はレジ
スタフアイル73内のレジスタにラツチする。こ
の例においては、データアドレスラインDAL
(15:0)上の信号は各々のDALバツフア(上位
バイト)61及びDALバツフア(下位バイト)
62に受け取られそして各々のレジスタへ転送さ
れる。次いで制御論理装置64はアドレス/割込
ラインAI(7:0)上の割込及びバス要求信号を
アドレス/割込バツフア86にラツチできるよう
にし、そしてPI割込優先順位信号を非発生状態
に変える。次いで制御論理装置64はRAS行ア
ドレス信号を非発生状態に変えて転送を終了す
る。 (b) 書込トランザクシヨン 第7A図ないし第7I図は、作動モードレジス
タの段が第6A図ないし第6I図の読取転送と同
じ状態を有する場合に書込作動を実行する信号を
示したタイミング図である。第7A図ないし第7
F図に示された信号のタイミング図は、中央処理
装置が転送さるべき情報をデータアドレスライン
DAL(15:0)に送出すること以外は、第6A図
ないし第6F図に示されたものと同じである。制
御論理装置64はこのトランザクシヨン中SEL機
能選択信号(1:0)を非発生状態に維持する。
制御論理装置64は第7G図及び第7H図に示し
た読取/書込制御信号R/WLB及びR/WHB
を発生し、この転送中書込作動を指示する。 この転送中に読取/書込制御信号が発生される
特定の時間は作動モードレジスタ段(8)(第3図)
の状態によつて決まる。作動モードレジスタの段
(8)がクリヤされた場合には、第7G図に示された
ように、制御論理装置64はこれがデータアドレ
スラインDAL(15:0)にアドレスを送出する時
に読取/書込制御信号R/WLB及びR/WHB
を発生し、そして書込情報が除去されるまでこれ
ら信号を発生レベルに維持する。或いは又、作動
モードレジスタの段(8)がセツトされた場合には、
第7H図に示されたように、各々の読取/書込制
御信号R/WHB及びR/WLBの状態が非発生
状態から発生状態へと変化し、次いで再び非発生
状態へと変化し、そしてこれと同時に列アドレス
信号CASの状態が対応的に変化する。 (ii) アドレス/割込ラインがアドレス信号を転送
する (a) 読取トランザクシヨン 第8A図ないし第8I図は1ワード(2バイ
ト)の情報を並列に転送できる情報バスを介して
の中央処理装置10とメモリ11との間での読取
転送を示すタイミングである。この場合メモリは
アドレス/割込ラインAI(7:0)によつて与え
られるシーケンスでアドレス信号が転送されるこ
とを必要とする。この構成は中央処理装置10が
動的メモリに接続されるようなデータ処理システ
ムの典型である。この構成では、作動モードレジ
スタの段(9)及び(11)の両方がクリアされる。 第8A図ないし第8I図を参照すれば、制御論
理装置64はデータアドレスバツフア60からの
アドレスをデータアドレスラインDAL(15:0)
31(第2図)に送る。同時に、制御論理装置6
4はアドレスレジスタ84からの行アドレス、即
ちアドレスレジスタ段(…15,13,11,…1)の
内容を、アドレスマルチプレクサ85及びアドレ
ス/割込バツフア86(第2図)を介してアドレ
ス/割込ラインAI(7:0)33へ送る。アドレ
ス信号を安定化させる時間の後に、制御論理装置
64は行アドレス信号RASを発生する。次いで
制御論理装置64はアドレス/割込ラインAI
(7:0)から行アドレスを除去し、そして列ア
ドレス、即ちアドレスレジスタ段(…14,12,
10,…0)の内容を、アドレスレジスタ84から
アドレスマルチプレクサ85及びアドレス割込バ
ツフア86を介してアドレス/割込ラインAI
(7:0)33(第2図)へ送る。このアドレ
ス/割込ラインAI(7:0)においてこの列アド
レスを安定化させる時間の後に、制御論理装置6
4は列アドレスライン37(第2図)を付勢する
ことにより列アドレス信号CASを発生する。又、
制御論理装置はデータアドレスラインDAL(15:
0)からアドレス信号を除去し、読取情報を受け
取る用意をする。列アドレス信号CASが発生さ
れた或る時間の後に、列アドレス信号はアドレ
ス/割込ラインAI(7:0)から除去され、割込
及びバス要求情報を受け取る用意をする。第8F
図に示されたPI割込優先順位信号が発生された
時には、中央処理装置はアドレス/割込ライン
AI(7:0)33から列アドレスを除去してい
る。アドレス/割込ラインAI(7:0)はバス1
4上の他のユニツトが割込又はバス要求信号を中
央処理装置10へ転送するように利用できる。こ
の読取トランザクシヨンのその他の部分は第6A
図ないし第6I図について上記した読取トランザ
クシヨンと同じである。 (b) 書込トランザクシヨン 第9A図ないし第9I図は、中央処理装置10
を備えたデータ処理システムにおいて16導体のデ
ータバスを介して動的メモリへ書込トランザクシ
ヨンを行なう信号を示したタイミング図である。
第9B図ないし第9F図のアドレス及び制御信号
は第8B図ないし第8F図に示されたものと同様
であるが、その相違点は、読取/書込制御信号
R/WHB及びR/WLBが第9G図(作動モー
ドレジスタをビツト(8)はセツト)及び第9H図
(作動モードレジスタのビツト(8)はクリヤ)に示
されたタイミングでオン及びオフにされ、即ち第
7G図及び第7H図に示された読取/書込制御信
号と同じであることである。更に、アドレス/割
込ラインAI(7:0)上の割込要求信号は書込ト
ランザクシヨン中には中央処理装置によつて受け
取られない。 B 1つの情報バイトの並列転送 (i) アドレス/割込ラインがアドレス信号を転送
しない (a) 読取トランザクシヨン 第10A図ないし第10J図は、1バイトのデ
ータを並列に転送できる情報バスを経でメモリ1
1から情報を検索するように中央処理装置10に
よつて開始される読取トランザクシヨンを行なう
信号を示したタイミング図である。この場合アド
レス信号はデータアドレスラインDAL(15:0)
を経て送られ、アドレス/割込ラインAI(7:
0)を経て送られることはない。この構成は中央
処理装置10を静的なメモリに接続するようなシ
ステムの典型である。このような構成では、作動
モードレジスタの段(11)及び(9)が両方ともセツトさ
れる。 データ処理システムにおいて中央処理装置10
とメモリ要素11との間で転送を行なうには、1
つの全ワード即ち2バイトの情報転送が必要とさ
れらる。この場合、1バイトのデータしか並列に
転送できない情報バスを介して転送を完了させる
には、中央処理装置が1バイト転送を連続的に2
回行なつて全情報ワードを得ることが必要であ
る。 第10A図ないし第10J図は、1バイト情報
バスを介して1ワード(2バイト)のデータを検
索するように中央処理装置10によつて開始され
る2つの所要転送を示している。第1の転送中に
はワードの下位バイトが転送されそして第2の転
送中にはワードの上位バイトが転送される。両情
報バイトは同じデータライン特にデータアドレス
ラインDAL(7:0)を介して順次に転送され、
中央処理装置10は両バイトが検索された後にこ
れらを内部で正しく整列させるように或る種の作
動を実行する。 特に、第1の転送中に、制御論理装置64はア
ドレス信号の上位ビツトをデータアドレスライン
DAL(15:8)に送りそしてアドレス信号の下位
ビツトをデータアドレスラインDAL(7:0)に
送る。制御論理装置は第6D図ないし第6F図に
示された2バイト情報バスを介しての転送と同じ
タイミングで行アドレス信号RAS、列アドレス
信号CAS、及び割込優先順位制御信号PIを発生
する。読取/書込制御信号R/WHBは読取信号
RDとして発生される。このRD読取信号の発生
タイミングは作動モードレジスタの段(8)の状態に
よつて左右される。制御論理装置は、列アドレス
信号CASを発生する前に、データアドレスライ
ンDAL(7:0)31(第2図)から下位アドレ
スビツトを除去し、このデータアドレスライン
DAL(7:0)に情報を転送できるようにする。
上位アドレスビツトは、読取トランザクシヨンの
両転送を通じてデータアドレスラインDAL(15:
8)32に送られたまゝである。このデータアド
レスラインDAL(15:8)32はこのトランザク
シヨン中にはデータを転送しない。第10J図に
示されたように第1の転送中には機能選択(1:
0)信号SELが作用可能にされる。アドレス/割
込ラインAI(7:0)は、割込優先順位信号PIが
非発生状態に変わる時にラツチされる割込及びバ
ス要求情報を受け取るように監視される。 情報信号はDALバツフア(下位バイト)62
(第2図)に受け取られ、そしてスクラツチパツ
ドレジスタ、特に、2バイトレジスタの下位バイ
ト部分へ転送される。 次いで中央処理装置10は、当該ワードの上位
バイトを検索するように第2の読取転送を開始す
る。中央処理装置10は検索されているワードの
上位バイトのアドレスを得る。1つの特定の実施
例では、情報はワードアドレスの最下位ビツトが
“ゼロ”であるようなワード整列構成でメモリに
記憶される。この構成では、ワードアドレスがワ
ードの下位バイトのアドレスを構成する。又、上
位バイトは下位バイトのアドレスを“1”だけ増
加したアドレスを有している。従つて、上位バイ
トのアドレスを得るために、中央処理装置10は
下位バイトの検索に対して既に転送されたアドレ
スを“1”だけ増加する。更に、この既に転送さ
れたアドレスの最下位ビツトは“ゼロ”であるか
ら、中央処理装置はこのアドレスの最下位ビツト
をセツトすることによつてアドレスを増加し、新
たなアドレスを得る。 アドレスの上位及び下位バイトは第1のトラン
ザクシヨンの場合と同様に各々のデータアドレス
ラインを経て転送され、データアドレスライン
DAL(15:8)31はまだアドレスの上位バイト
を運搬しており、そしてデータアドレスライン
DAL(7:0)32は“セツト”された最下位ア
ドレスビツトを含む下位アドレスバイトを運搬す
る。行アドレス信号RAS、列アドレス信号CAS、
割込優先順位信号PI、及び読取/書込上位バイ
ト制御信号R/WHBは前記の転送の場合と同様
にオン及びオフにされる。この第2の転送中に
は、機能選択(1:0)信号SELは作用可能にさ
れない。アドレス/割込AI(7:0)ラインは、
割込優先順位信号PIが非発生状態に変化した時
にラツチされる割込及びバス要求信号を受け取る
ように監視される。 情報ワードの上位バイトが中央処理装置10に
よつて受け取られた時には、バイト交換器66が
このバイトを内部バス65の上位ラインへ転送
し、そしてこのバイトをスクラツチパツドレジス
タの上位バイト部分へ転送する。このスクラツチ
パツドレジスタには情報ワードの下位バイトが既
に転送されている。このようにして2つの情報バ
イトが適当なレジスタに正しく配列される。 (b) 書込トランザクシヨン 第11A図ないし第11J図は、1バイトの情
報を並列に転送できる情報バスを経て中央処理装
置10から静的メモリへと行なわれる書込トラン
ザクシヨンを示したタイミング図である。信号は
読取作動に対する信号と同様であるが、その相異
点は、読取/書込制御信号R/WHBが発生され
ず、そしてアドレス/割込バツフア86がバス要
求信号のみをラツチし、割込要求信号をラツチし
ないことである。R/WLB読取/書込制御ライ
ン35は書込制御信号WTとして付勢される。第
11H図及び第11I図に示されたWT書込制御
信号のタイミングは作動モードレジスタの段(8)の
状態によつて決まり、第10H図及び第10I図
のRD読取信号のタイミングに対応する。 R/WHB(RD)信号は、第11図には示して
いない。 (ii) アドレス/割込ラインがアドレス信号を転送
する 第12A図ないし第12J図並びに第13A図
ないし第13J図は、作動モードレジスタの段(11)
がセツトされそして段(9)がクリヤされた時に中央
処理装置10によつて各々開始される読取及び書
込転送作動を示したタイミング図である。アドレ
ス/割込ラインAI(7:0)により与えられたシ
ーケンスのアドレス信号を必要とするメモリと、
1バイトの情報を並列に転送する情報バスとを備
えたデータ処理システムに中央処理装置10が接
続された時に作動モードレジスタの段(9)及び(11)は
このように調整される。このような転送を実行す
る場合には、第10A図ないし第10I図並びに
第11A図ないし第11I図に示された転送の場
合と同様に、1つの全情報ワードを転送するのに
2つの1バイト情報転送が必要とされる。アドレ
ス及び情報信号は、第10B図、第10C図、第
11B図及び第11C図の場合と同様に、第12
B図、第12C図、第13B図及び第13C図に
示されたようにデータ/アドレスラインDAL
(15:0)を経て転送される。然し乍ら、各バイ
ト転送に対しては、第8C図及び第9C図に示さ
れたように2バイトの情報を並列に転送する情報
バスを経て動的メモリへ転送を行なう場合のよう
に、行及び列アドレス情報がアドレス/割込ライ
ンAI(7:0)に送られる。行アドレス信号
RAS、列アドレス信号CAS、割込優先順位信号
PI、読取制御信号RD又は書込制御信号WTは全
て発生され、そして第10E図ないし第10I図
並びに第11E図ないし第11I図に示されたよ
うに非発生状態へと変えられる。 C リフレツシユ作動 作動モードレジスタの段(9)がセツトされた場合
には、中央処理装置10はメモリ11のリフレツ
シユ作動を開始するリフレツシユ転送を実行しな
い。然し乍ら、作動モードレジスタの段(9)がクリ
ヤされた場合には、中央処理装置10はリフレツ
シユ作動を開始するリフレツシユ転送を実行す
る。第14A図ないし第14E図はバス14を介
してのリフレツシユ転送を示すタイミング図であ
る。制御論理装置64はリフレツシユカウンタ8
7からアドレスマルチプレクサ65及びアドレ
ス/割込バツフア86を経てアドレス/割込ライ
ンAI(7:0)33(第2図)へリフレツシユア
ドレスを送る。次いで行アドレス信号RASが発
生される。SEL機能選択ライン(1:0)は第5
図に示されたリフレツシユコードでエンコーデさ
れる。各々のリフレツシユ転送の後に、リフレツ
シユカウンタ87の内容が増加され、次のリフレ
ツシユ転送の用意ができる。 4 作動モードレジスタ 本発明の1つの特定実施例における作動モード
レジスタ72のロード作動並びにその種々の段と
中央処理装置10の種々の回路との相互作用につ
いて以下に説明する。 中央処理装置10が最初に電源オンされる時及
び該装置がリセツト命令を実行する時に作動モー
ドレジスタ72はロードされる。作動モードレジ
スタは、中央処理装置10が作動されるデータ処
理システムの或る論理特性を識別する段を備えて
いる。作動モードレジスタへロードされる信号
は、データ処理システムの論理特性が変わらない
限り不変である。従つて作動モードレジスタのロ
ード構成体をデータ処理システム内に配線するこ
とができる。作動モードレジスタをロードし信号
を発する1つの構成体が第15図に示されてい
る。 第15図を参照すれば、電源オン信号PUPの
発生、又はリセツト命令の実行中に発生されるリ
セツト信号RESETの受信に応答して、制御論理
装置64は内部バスクリヤ信号IBCLRを発生し、
これは、駆動装置101を経てバスクリヤ信号
BCLRとして送られる。このバスクリヤ信号
BCLRはゲート付きの駆動装置102を作動可能
にし、セツトさるべき作動モードレジスタ段に対
応するデータアドレスラインDAL(15:0)の選
択されたラインを付勢する。これらの信号はデー
タアドレスバツフア60によつて受け取られ、作
動モードレジスタロード信号LDMRLの発生と位
相Wタイミング信号との一致に応答して作動モー
ドレジスタへ転送される。 作動モードレジスタをロードするシーケンスが
第16図のフローチヤートに示されている。電源
オン信号PUPが発生されるか、或いはリセツト
指令RESETが受け取られた場合に(ステツプ
110)、インデツクス番号“12”(8進)がRXス
クラツチパツドレジスタ80にロードされる(ステ
ツプ112)。次いでRXレジスタ80の内容が1だ
け減少され(ステツプ114)、そしてIBCLR信号
が発生されて、駆動装置101を経てBCLR信号
が発生される(ステツプ115)。次いでRXレジス
タ80の内容がテストされ(ステツプ116)、もし
ゼロであれば、IBCLR信号がオフにされ(ステ
ツプ117)、そしてシーケンスが終了する(ステツ
プ118)。ステツプ116においてRXスクラツチパ
ツドレジスタ80の内容がゼロでなければ、デー
タアドレスラインDAL(15:0)上の信号がデー
タアドレスバツフア60によつて受け取られ(ス
テツプ120)そして内部バス65を経て作動モー
ドレジスタ72へ転送される。次いでルーチンは
ステツプ114へ戻り、そこでRXレジスタ80の
内容が1だけ減少される。このルーチンはRXレ
ジスタ80の内容がゼロになるまで続き、ゼロに
なつた時には作動モードレジスタのロードシーケ
ンスが終わりとなる。 第17図は、1つの特定実施例における作動モ
ードレジスタ72の2つの段と中央処理装置10
(第2図)の或る回路との間の相互接続を示して
いる。第17図は、作動モードレジスタの段(1)の
状態に応じて第4A図に示された一連の短いマイ
クロサイクルのタイミング信号又は第4Bに示さ
れた一連の長いマイクロサイクルのタイミング信
号を発生するタイミング論理装置88(第2図)
内の回路を示した回路図である。又、第17図は
作動モードレジスタの段(0)の状態に応答して
クロツク出力信号COUTを発生する回路も示し
ている。 特に、作動モードレジスタの段(1)がセツトされ
た時には、長いマイクロサイクルの信号LMCが
発生され、第17図に示された回路は位相1タイ
ミング信号、位相2タイミング信号及び位相Wタ
イミング信号より成る短いマイクロサイクルを作
り出す。長モードサイクル信号LMCが発生され
る場合には位相Dタイミング信号は発生されな
い。然し乍ら、作動モードレジスタの段(1)がクリ
ヤされた場合には、長いマイクロサイクルの信号
LMCが発生されず、第17図に示された回路は
位相2タイミング信号の後であつて且つ位相Wタ
イミング信号の前に位相Dタイミング信号を発生
する。本発明の1つの特定実施例においては、全
ての位相タイミング信号が同じ長さであり、これ
は中央処理装置10の外部ら得られるクリスタル
タイミング信号XTALの周波数によつて決まる。
従つて、第4A図及び第4B図に示されたよう
に、作動モードレジスタの段(1)がクリヤされた時
に作り出される長いマイクロサイクルは、作動モ
ードレジスタの段(1)がセツトされた時に作り出さ
れる対応する短いマイクロサイクルよりも1/3だ
け長い。 同様に、作動モードレジスタの段(0)がセツ
トされた時には、パルスモードクロツク信号
PMCが発生され、これは位相Wタイミング信号
を表わすタイミング信号をクロツク出力タイミン
グ信号COUTとして送るようにさせる。作動モ
ードレジスタの段(0)がクリヤされた場合に
は、パルスモードクロツク信号PMCが発生され
ず、クリスタルタイミング信号XTALを表わす
タイミング信号がクロツク出力タイミング信号
COUTとして送られる。 第17図に示された回路を特に参照すれば、4
つのフリツプ―フロツプ120〜123は位相1
タイミング信号、位相2タイミング信号、位相D
タイミング信号及び位相Wタイミング信号を各々
発生するように接続される。作動モードレジスタ
の段(1)がセツトされた場合には、LMC信号がオ
アゲート128を介して発生される。次いでアン
ドゲート124は位相2タイミング信号フリツプ
―フロツプ121からの状態信号をオアゲート1
25に通し、このオアゲートはクリスタルタイミ
ング信号XTALが次に発生された時にフリツプ
―フロツプ123をリセツト状態にする。位相2
タイミング信号が発生された時には状態信号も発
生される。従つて位相2タイミング信号の直後に
位相Wタイミング信号が発生され、第4A図に示
された短いタイミングサイクルが生じる。 これに対して、作動モードレジスタの段(1)がク
リヤされた場合には、長いマイクロサイクルの信
号LMCが発生されず即ちその補数が生じ、アン
ドゲード126は位相2タイミング信号フリツプ
―フロツプ121からの状態信号をフリツプ―フ
ロツプ122の入力へ送ることができる。この状
態信号は次のクリスタルタイミング信号XTAL
の発生時にフリツプ―フロツプ122をセツト状
態にし、これにより位相Dタイミング信号が発生
される。次いで、オアゲート125は位相Dタイ
ミング信号フリツプ―フロツプ122からの状態
信号を次のクリスタルタイミング信号XTALの
発生時にフリツプ―フロツプ123へ送つてこれ
をリセツトし、これにより位相Wタイミング信号
を発生できるようにする。 クロツク出力タイミング信号COUTの性質、
即ちこれが位相Wタイミング信号を表わすか或い
はクリスタルタイミング信号XTALを表わすか、
はDLフリツプ―フロツプ131によつて決定さ
れる。作動モードレジスタの段(0)の状態は
DLフリツプ―フロツプ131の状態を決める。
作動モードレジスタの段(0)がセツトされた場
合には、パルスモードクロツク信号PMCが発生
され、これは位相Wクロツク信号が発生された時
にフリツプ―フロツプ131をセツト状態にす
る。DLフリツプ―フロツプ131がセツトされ
ると、アンドゲート132が作動可能にされ、フ
リツプ―フロツプ123からの位相Wタイミング
信号をオアゲート133を経てクロツク出力タイ
ミング信号COUTとして送出する。これに対し
て、作動モードレジスタの段(0)がクリヤされ
そしてパルスモードクロツク信号PMCが発生さ
れないか、或いは位相Wクロツク信号が発生され
ない場合には、DLフリツプ―フロツプ131が
リセツト状態にされる。フリツプ―フロツプ13
1がクリヤされると、アンドゲート134はクリ
スタルタイミング信号XTALによつて連続的に
トリガされるフリツプ―フロツプ130からの信
号をクロツク出力タイミング信号COUTとして
オアゲート133を経て送出する。 第18図は制御論理装置64のブロツク図であ
り、制御論理装置64は命令レジスタ70(第1
図)、割込及びバス要求論理装置141並びに時
間状態論理装置142からの信号によつて指示さ
れた作動を実行するようにデータ路を形成する制
御記憶装置140を備えている。 制御記憶装置140は、1つの特定実施例にお
いては、アドレス部143と、デコード・ラツチ
部144(第19図)とを備えている。アドレス
部は命令レジスタ70、割込及び要求論理装置1
41、タイミング論理及び時間状態論理装置14
2からの信号を受け取り、そして良く知られたよ
うに制御記憶デコード・ラツチ部144を制御し
て、中央処理装置10が各作動を実行できるよう
にする制御信号を発生させる。 時間状態論理装置142、即ち第20図に示さ
れた回路は、信号TS2、TS3及びTS4を発生
し、これらの信号は作動モードレジスタの段(11)が
セツトされた場合、即ち1バイトの情報を並列に
転送する情報バスに中央処理装置10が接続され
た場合に中央処理装置10が第2の転送作動を実
行できるようにする。TS2及TS3時間状態信号
は制御記憶アドレス部143に送られ、これら信
号はこれが発生されると、制御記憶デコード・ラ
ツチ144のアドレス作動が変化するのを防止す
る。即ち、TS2及びTS3時間状態信号は、制御
記憶アドレス部から制御ライン145に沿つて制
御記憶ラツチ・デコード部143へ送られた制御
信号が変化するのを防止する。 第20図を参照すれば、作動モードレジスタの
段(11)がセツトされた場合、バス14を経て転送作
動が開始された場合、及び時間状態信号TS3及
びTS4が発生されない場合には、アンドゲート
150がTS2時間状態信号を発生する。このTS
2時間状態信号は位相2タイミング信号の次の発
生時にフリツプ―フロツプ151をセツト状態に
し、これによりその後の位相Wタイミング信号に
よつてフリツプ―フロツプ152がセツト状態に
される。フリツプ―フロツプ152がセツトする
と、トランジスタ153がオンになりそしてトラ
ンジスタ154がオフになり、これによりTS3
時間状態信号が発生される。 TS3時間状態信号は、制御記憶アドレス論理
装置143(第19図)に送られ、この装置14
3が制御ライン145の制御信号を変更するのを
防止すると共に、制御記憶デコード・ラツチ14
4が第2のアドレス転送を開始してバス14を経
て第2のトランザクシヨンを始めるような状態に
する。又、第21図に示されたように、TS3時
間状態信号はアドレスレジスタ84の最下位アド
レスビツトをセツトし、第2情報転送中に転送さ
れる上位情報バイトのアドレスを与える。又、制
御記憶ラツチ・デコード部144は、TS3時間
状態信号の制御下で、アドレス転送後にバス14
を介して情報転送を開始する。 又、TS3時間状態信号はフリツプ―フロツプ
155の状態を整え、このTS3時間状態信号が
フリツプ―フロツプ152及びトランジスタ15
3,154によつて発生されたのと同様に、フリ
ツプ―フロツプ156及びトランジスタ157,
158によつてTS4時間状態信号を発生できる
ようにする。読取作動の場合には、TS4時間状
態信号がDAL下位バイトバツフア62の状態を
整えて情報バイトを受け取るようにしそしてバイ
ト交換器66の状態を整えてこの情報バイトをス
クラツチパツドレジスタの上位バイト部へ転送す
るようにする。このスクラツチパツドレジスタに
は第1の情報バイトが記憶されている。書込作動
の場合には、TS4時間状態信号がバイト交換器
66を作動可能にして、選択されたレジスタの上
位バイト部からDAL下位バイトバツフア62を
経てデータアドレスラインDAL(15:0)へ情報
信号を転送できるようにする。 第22図は作動モードレジスタの段(10)及び(9)を
用いる回路を示している。特に、作動モードレジ
スタの段(10)は或るトランザクシヨン中にアドレ
ス/割込ラインAI(0)を経てアドレス信号を転
送すべきであるか取り出し信号FETCHを転送す
べきであるかを選択する。又、作動モードレジス
タの段(10)は第5図に示されたように機能選択ライ
ンSEL(0)41のエンコード化も行なう。 特に、作動モードレジスタの段(10)は、これがセ
ツトされると、リフレツシユ転送中にのみSEL
(0)機能選択信号を発生させる。作動モードレ
ジスタの段(10)がクリヤされた場合には、命令取り
出し作動中にのみ、即ち転送情報が命令であるよ
うな読取トランザクシヨン中にのみ、SEL(0)
機能選択信号が発生される。 アドレス/割込ラインAI(0)を経て転送され
る信号に対しては、作動モードレジスタの段(10)が
セツトされた場合には、MD64R信号が発生さ
れ、これは2つの上位アドレスビツト(アドレス
ビツト15及び14)をアドレス/割込ライン
AI(0)に順次に送出させる。作動モードレジス
タの段(10)がクリヤされた場合には、MD64R信
号が発生されず、FETCH信号及び1つの上位ア
ドレスビツト(アドレスビツト14)がアドレス
マルチプレクサ85によつてアドレス/割込ライ
ンAI(0)に順次に送られる。 SEL機能選択信号に対する作動モードレジスタ
段(10)の作用については、作動モードレジスタ段(10)
がクリヤされた場合に、MD64R信号が発生さ
れず、これにより、FETCH信号が発生された時
にSEL(0)機能選択信号が発生されるようにす
る。これに対して、作動モードレジスタ段(10)がセ
ツトされた場合には、MD64R信号が発生さ
れ、これにより、リフレツシユ作動を開始するよ
うに制御記憶デコード・ラツチ144(第19
図)によつてALREFリフレツシユ作動信号が発
生された場合にSEL(0)機能選択信号が発生さ
れるようにする。 作動モードレジスタ段(9)は、これがクリヤされ
た時には、リフレツシユ作動を開始させるように
制御記憶装置140(第18図)を作動可能に
し、そしてそれに応答してALREF信号を発生さ
せる。ALREF信号が発生されると、リフレツシ
ユカウンタ87からアドレス/割込ラインAI
(7:0)にリフレツシユアドレスを送るように
アドレスマルチプレクサ85を作動でき、そして
作動モードレジスタ段(10)がクリヤされない限り
SEL(0)機能選択信号を発生することができる。 各々のバス制御信号は、位相1タイミング信
号、位相2タイミング信号又は位相Wタイミング
信号の少なくとも1つに関係している。或るバス
制御信号は位相タイミング信号の発生と同時に発
生される。例えば、行アドレス信号RASは位相
Wタイミング信号と同時に発生される。他のバス
制御信号は、特定のタイミング信号が発生された
所定時間後に発生される。例えば、列アドレス信
号CASは、位相1タイミング信号の発生後であ
つて且つ位相2タイミング信号の発生前に発生さ
れる。更に別のバス制御信号は特定のタイミング
信号の発生と同時に発生されてもよいし、特定の
タイミング信号が発生された所定時間後に発生さ
れてもよい。この後者のバス制御信号としては例
えばR/WHB及びR/WLB信号があり、これ
らは作動モードレジスタ72(第3図)の段(8)が
クリヤされた場合には位相2タイミング信号の発
生と同時に発生され、作動モードレジスタの段(8)
がセツトされた場合には位相1タイミング信号が
発生された所定時間後に発生される。 第23図はR/WHB信号を発生することので
きる回路を示しており、この回路は制御及び信号
発生部170と、タイミング信号遅延部171と
を備えている。タイミング信号遅延部は、位相1
タイミング信号の発生に応答して位相1DEL遅延
タイミング信号を発生する。 タイミング信号遅延部171は電流ミラー部1
73によつて制御されるスレツシユホールドトリ
ガ部172を備えている。電流ミラー部173は
これに流れる電流を調整する基準部174によつ
て制御される。スレツシユホールドトリガ部17
2は1つの特定実施例ではシユミツトトリガであ
り、これは電流ミラー部173のキヤパシタ17
5の電荷が所定量に達した時にトリガされて位相
1DELタイミング信号を発生することができる。
キヤパシタ175は電流ミラー部173のトラン
ジスタ176によつて調整される電源からの電流
で充電される。このキヤパシタは制御及び信号発
生部170のトランジスタ177を通して放電さ
れる。このトランジスタ177は位相1タイミン
グ信号の補数によつて制御される。位相1タイミ
ング信号が発生されない時には、トランジスタ1
77がオンにされ、キヤパシタを放電できるよう
にする。然し乍ら、位相1タイミング信号が発生
された時には、トランジスタ177がオフにさ
れ、トランジスタ176に流れる電流でキヤパシ
タを充電し、キヤパシタの電圧レベルがトリガ電
圧に達した時にシユミツトトリガをトリガして位
相1DEL遅延タイミング信号を発生することがで
きる。シユミツトトリガがトリガされると、位相
1DEL遅延タイミング信号が発生される。 トランジスタ176に流れる電流の量は、位相
1タイミング信号が発生された後にキヤパシタ1
75がシユミツトトリガのスレツシユホールドレ
ベルまで充電するに要する時間を左右する。トラ
ンジスタ176に流れる電流は、演算増巾器17
8からのVDB出力信号の電圧レベルによつて決
まる。VDB信号の電圧レベルは基準電圧信号V
−REFと、フイードバツク修正信号VFの補数と
によつて制御される。VF信号は、トランジスタ
180及び抵抗181より成るフイードバツク回
路によつて発生され、特にトランジスタ180と
抵抗181との結合点の電圧によつて発生され
る。 又、トランジスタ180に流れる電流も演算増
巾器178からのVDB信号によつて制御される。
VDB信号の電圧がその選択されたレベルより下
つた場合には、トランジスタ180に流れる電流
が減少する。VFフイードバツク修正信号の電圧
レベルが減少し、従つてVDB信号の電圧レベル
が再び増加する。これに対して、VDB信号の電
圧がその選択されたレベルより上昇した場合に
は、トランジスタ180に流れる電流が増加し、
VF修正信号の電圧レベルが増加し、VDB信号の
レベルが減少する。 第23図に示された回路の制御及び信号発生部
170を再び参照すれば、作動モードレジスタの
段(8)がセツトされて、読取/書込制御信号R/
WHBを遅延させて伝送すべきである(第6H図
に示したように)ことが指示された場合には、
NORM信号が発生される。バス制御信号論理装
置170(第18図)によつてR/WHB EN可
能化制御信号が発生された時には、アンドゲート
182が第2アンドゲート183を作動可能に
し、シユミツトトリガにによつて位相1DEL信号
が発生された時にラツチ184をセツトする。ラ
ツチ184がセツトされると、駆動装置185は
作動不能化信号DISを受け取るまで読取/書込制
御信号R/WHBを発生することができる。従つ
てラツチ184は位相1DEL遅延タイミング信号
が非発生状態へと移行された後に読取/書込制御
信号R/WHBをその発生レベルに容易に保持す
る。 作動モードレジスタの段(8)がセツトされず、読
取/書込制御信号R/WHBを位相2タイミング
信号と同時に発生すべきである(第6G図示した
ように)ことが指示された場合には、NORM信
号は発生されない。R/WHB EN可能化信号は
位相2タイミング信号が発生された時にアンドゲ
ート186を経て送られてアンドゲート187を
作動可能にし、次いでラツチ184をセツトし、
駆動装置185が読取/書込制御信号R/WHB
を発生できるようにする。 5 割込 読取転送中に、アドレス/割込AIバツフア8
6がロードされる時にアドレス/割込ラインAI
(7:1)のいずれかが付勢された場合には、割
込要求が中央処理装置10によつて受け取られて
割込要求状態が生じ、中央処理装置10が注目す
ることを必要とする状態が中央処理装置10の外
部のデータ処理システム内に生じたことを指示す
る。中央処理装置10が割込要求に応じる時間は
その要求の優先順位によつて左右される。アドレ
ス/割込ラインAI(6:7)が付勢された場合に
は、その割込は最も優先順位の高いHALT(停
止)又はPF(停電)割込である。アドレス/割込
ラインAI(4:1)が付勢された場合には、アド
レス/割込ラインAI(4:1)の状態に基づいた
割込優先順位を有する割込要求信号が受け取られ
る。これらのラインはコード優先順位信号CP
(3:0)を割込及びバス要求論理装置141へ
送る。 このコード優先順位信号CP(3:0)のコード
は、中央処理装置の4つの作動優先順位レベルに
相当する第24図に示された15個の割込優先順位
レベルの1つを識別する。中央処理装置10は内
部作動の優先順位レベルを状態レジスタ71(第
2図)に維持している。割込優先順位レベルが中
央処理装置のその時の作動優先順位レベルより高
い場合には、中央処理装置はその割込を最高の優
先順位を有するものと認識し、そしてその割込を
実行するように割込サービスルーチンを実行す
る。 割込サービスルーチンは、割込ペクトルと称す
るアドレスから始まるようにメモリに配置された
プログラムである。1つの特定実施例では、この
割込ベクトルはコード優先順位CP(3:0)信号
のコードによつて中央処理装置で決定されてもよ
いし、或いはIACK割込認識トランザクシヨン中
に割込ユニツトから得るようにしてもよい。中央
処理装置が割込ベクトルを内部で作り出すベきで
あるか、IACK割込認識トランザクシヨン中に割
込ベクトルを受け取るべきであるかの決定は、対
応するコード優先順位CP(3:0)信号がラツチ
された時にアドレス/割込ラインAI(5)の状態に
よつて制御される。もしアドレス/割込ライン
AI(5)が付勢された場合には、ベクトル信号VEC
が発生され、中央処理装置はIACKトランザクシ
ヨン中に割込ベクトルを受け取るべきである。も
しアドレス/割込ラインAI(5)が付勢されない場
合には、ベクトル信号VECは発生されず、中央
処理装置はコード優先順位CP(3:0)信号をデ
コードすることにより割込ベクトルを内部で決定
すべきである。割込ベクトルを内部で決定すべき
場合にも、中央処理装置10はIACKトランザク
シヨンを実行する。 第25図を参照すれば、アドレス/割込ライン
AI(4:1)からの信号はアドレス/割込バツフ
ア86に受け取られ、そしてコード優先順位CP
(3:0)信号として制御論理装置64の優先順
位比較器200へ接続される。状態レジスタ71
に含まれた中央処理装置10の作動優先順位もこ
の優先順位比較器200へ送られる。割込の優先
順位の方が中央処理装置の作動優先順位より高い
場合には、INT PRI OK割込優先順位信号が発
生され、これによりアドレス/割込ラインAI(5)
からのベクトル信号VECの補数が内部ベクトル
信号INTVECとしてアンドゲート201に通さ
れる。割込優先順位信号INT PRI OKが発生さ
れた時にVEC信号が発生された場合には、アン
ドゲート202によつて外部ベクトル信号
EXTVECが発生される。内部ベクトル信号
INTVECが発生された場合には、ベクトル発生
器203が作動可能にされ、コード優先順位CP
(3:0)信号に応答して内部ベクトルを作り出
す。 内部ベクトル信号INTVEC又は外部ベクトル
信号EXTVECが発生された場合には、制御論理
装置64はバス14を介してIACK割込認識トラ
ンザクシヨンを開始する。第26図には、IACK
割込認識トランザクシヨンのタイミング図が示さ
れている。中央処理装置10は、先ず初めに、ア
ドレス/割込ラインAI(5:1)から受け取つた
割込要求情報を割込認識信号としてデータアドレ
スラインDAL(12:8)に送り、特にコード優先
順位信号CP(3:0)をDALライン(11:8)
にそしてベクトル信号VECをデータアドレスラ
インDAL(12)に送る。又、中央処理装置10は機
能選択ラインSEL(1)を付勢して、IACK割込認識
転送(第5図)を指示する。機能選択ラインSEL
(0)は消勢状態に保たれる。次いで行アドレス
信号RASが発生される。割込要求を転送したユ
ニツトは、データアドレスラインDAL(12:8)
の情報を、これらユニツトがアドレス/割込ライ
ンAI(5:1)を経て既に転送した信号と比較
し、認識された割込を開始したユニツトであるか
どうかを決定する。データアドレスラインDAL
(12)が付勢された場合には、認識された割込を開始
したユニツトが次いでデータアドレスライン
DAL(7:2)に割込ベクトルを送出する。アン
ドゲート202(第25図)によつてEXTVEC
信号が発生された場合には、次いで中央処理装置
10がデータアドレスラインDAL(7:2)から
の割込ベクトル信号をRYスクラツチパツドレジ
スタにラツチする。 第27A図ないし第27C図は、割込を開始させる
に充分な優先順位を有する割込要求が受け取られ
た場合に開始される一連の作動の1部分を示した
フローチヤートである。 第27A図を参照すれば、アドレス/割込ライ
ンAI(7)が付勢されて、HALT信号の発生が指示
される場合には(ステツプ201)、インデツクス番
号“1”がスクラツチパツドレジスタRZ(80、
第2図)にロードされ(ステツプ202)そして作
動シーケンスは第27B図及び第27C図に示さ
れたMTRAPシーケンスへと進む。 アドレス/割込ラインAI(7)が付勢されない場
合には、アドレス/割込ラインAI(6)によつて送
られるPF停電信号の状態が決定される。PF停電
信号が発生された場合には(ステツプ203)、アド
レス“24”がRYスクラツチパツドレジスタ81
へロードされ(ステツプ204)そして作動シーケ
ンスはMTRAPシーケンスへと続く。 HALT信号もPF停電信号も発生されない場合
には、外部ベクトル信号EXTVECの状態が検査
される(ステツプ205)。EXTVEC信号が発生さ
れ、中央処理装置の作動を必要とするに充分な優
先順位を有する割込要求がなされたことが指示さ
れると共に、データアドレスラインDAL(7:
2)を経て割込ユニツトから割込ベクトルを検索
すべきであることが指示された場合には、中央処
理装置がバス14を経てIACK割込認識トランザ
クシヨンを実行した後に、割込ベクトルがデータ
アドレスバツフア60を介して検索されそしてス
クラツチパツドレジスタRY81へロードされる
(ステツプ206)。ベクトルの2つの最下位ビツト
がゼロであるようにするためレジスタRYの内容
と“374”(8進)との論理積をとりそしてその結
果をレジスタRZへ戻すことによつて潜在的に無
効なビツトは除外される(ステツプ207)。作動シ
ーケンスは次いでMTRAPシーケンスへと進む。 外部ベクトル信号EXTVECが発生されない場
合には(ステツプ205)、内部ベクトル信号
TNTVECの状態が検査される(ステツプ210)。
内部ベクトル信号TNTVECが発生された場合に
は、割込ベクトルは内部ベクトル発生器203
(第25図)からスクラツチパツドレジスタRY
へ送られる(ステツプ211)。作動シーケンスは次
いで第27B図に示されたMTRAPシーケンス
へと進む。 第27B図及び27C図にはMTRAPシーケ
ンスが示されている。レジスタR7(74、第2
図)であるプログラムカウンタの内容及び状態レ
ジスタ71の内容が、先ず初めに、スタツクポイ
ンタR6(75、第2図)により識別されたメモ
リ位置に転送される。新たな状態ワード及びプロ
グラムカウント(即ち、実行さるべき次の命令の
アドレス)は割込ベクトルにより決定された位置
から検索されそして各々の状態レジスタ71及び
プログラムカウンタレジスタR7(74、第2
図)へロードされる。従つて、シーケンス220
及び221においては、その時の状態レジスタ7
1及びプログラムカウンタ74の内容が、スタツ
クポインタレジスタR6(75、第2図)によつ
て指示されたメモリの位置へ転送される。次い
で、RZレジスタの内容がテストされ(ステツプ
230)、もしこれら内容が“1”であれば、作動モ
ードレジスタの段(15:13)(第3図)の状態に
より決定された電源オン/作動再開アドレスがレ
ジスタスタツク70のプログラムカウンタレジス
タR7へロードされる。次いでスタツクポインタ
レジスタR6(75、第2図)の作動が開始され
(ステツプ231)、割込がチエツクされ(ステツプ
232)、スクラツチパツドレジスタRZがクリヤさ
れ(ステツプ233)そしてMTRAPシーケンスが
終りとなる。 ステツプ230においてRZレジスタの内容が
“1”でなく、即ちステツプ202においてHALT
信号が発生されない場合には、ステツプ221の後
に、RYレジスタに含まれた割込ベクトルを用い
て割込サービスルーチンの新たなプログラムカウ
ント及びプロセツサ状態ワードが検索される(ス
テツプ241)次いでMTRAPシーケンスは終了
し、割込サービスルーチンが開始される。 以上の説明は本発明の特定の実施例に限定され
る。ここに取り上げた特定実施例はゲートレベル
論理回路の形態で説明した。然し乍ら、1つの好
ましい実施例では、メタルオキサイド半導体
(MOS)回路の形態の回路が含まれる。ここに取
り上げたゲートレベル論理回路と“MOS”回路
との対応については当業者に明らかであろう。 本発明は、色々な基体構造を有する中央処理装
置、又はここに述べたもの以外の内部回路を用い
た中央処理装置で実施することができ、本発明の
前記目的及び効果の全部又は幾つかを達成できる
ことが明らかであろう。それ故、本発明の真の精
神及び範囲内に入るあらゆる変更及び修正は特許
請求の範囲内に包含されるものとする。
第1図は本発明による中央処理装置を備えたデ
ジタルデータ処理システムのブロツク図、第2図
は本発明による中央処理装置のブロツク図、及び
第1図に示されたシステムバスを構成する信号転
送ライン及び対応信号を詳細に示した図、第3図
は第2図に示された作動モードレジスタの種々の
段を詳細に示した図、第4A図及び第4B図より
成る第4図は第2図にブロツク図で示された中央
処理装置のタイミング論理装置によつてモードレ
ジスタ段(1)の状態の関数として発生されたタイミ
ング信号を示すタイミング図、第5図は第2図に
示された中央処理装置により付随転送の性質の関
数として決定されるシステムバスの機能選択ライ
ンの状態を示す表、第6図ないし第13図は第1
図に示されたシステムバスを経て情報を転送する
ように第2図に示された中央処理装置によつて発
生された信号を詳細に示すタイミング図、第14
A図ないし第14E図より成る第14図は、メモ
リユニツトが動的メモリである場合に第1図に示
されたメモリユニツトでリフレツシユ作動を行な
うように第2図に示された中央処理装置によつて
発生される信号を詳細に示したタイミング図、第
15図は第3図に示されたモードレジスタをロー
ドする中央処理装置の回路の1部を示した回路
図、第16図は第15図に示された回路を用いて
第3図に示されたモードレジスタをロードするよ
うに中央処理装置によつて行なわれる一連のステ
ツプを詳細に示したフローチヤート、第17図は
第2図に示されたタイミング論理装置の回路を詳
細に示す回路図、第18図は第2図に示された中
央処理装置の制御論理装置の回路を示すブロツク
図、第19図は制御論理装置の回路を更に詳細に
示したブロツク図、第20図は第18図に示され
たタイミング状態論理装置の回路を詳細に示した
回路図、第21図は第2図に示された中央処理装
置のアドレスレジスタに関連した回路を詳細に示
した回路図、第22図は第2図に示された中央処
理装置のアドレスプレクサに関連した回路を詳細
に示した回路図、第23図は第2図に示された中
央処理装置のバスインターフエイスの回路の1部
を詳細に示した回路図、第24図は第2図に示さ
れた中央処理装置によつて受け取られる種々の割
込優先順位コード信号の相対的な割込優先順位を
示す表、第25図は第18図に示された制御論理
装置の回路を詳細に示した回路図、第26A図な
いし第26E図より成る第26図はIACK割込認
識トランザクシヨン中に第1図及び第2図に示さ
れたシステムバスを介して転送される信号を詳細
に示したタイミング図、そして第27A図ないし
第27C図より成る第27図は割込サービスルー
チンの処理に関連して第2図に示された中央処理
装置によつて行なわれる作動シーケンスを示した
フローチヤートである。 10……中央処理装置、11……メモリユニツ
ト、12……入出力ユニツト、13……2次記憶
装置、14……システムバス、15……オペレー
タコンソール、16……バスインターフエイス、
20……メモリ制御器、21……メモリ配列体、
23……入出力装置、25……入出力バス、26
……バスアダプタ、27……デイスク駆動装置、
28……バスアダプタ、29……テープ駆動装
置、30……データ/アドレスライン、33……
アドレス/割込ライン、34……読取/書込上位
バイトライン、35……読取/書込下位ライン、
36……行アドレス信号ライン、37……列アド
レス信号ライン、40……割込優先順位ライン、
41……機能選択信号ライン、42……READY
ライン、43……クロツク出力COUTライン、
44……バスクリヤ信号BCLRライン、60……
データアドレスバツフア、64……制御論理装
置、65……内部バス、66……バイト交換器、
70……命令レジスタ、71……状態レジスタ、
72……作動モードレジスタ、73……レジスタ
フアイル、80……RXレジスタ、81……RY
レジスタ、82……RZレジスタ、83……演算
論理ユニツト、84……アドレスレジスタ、85
……アドレスマルチプレクサ、86……アドレ
ス/割込バツフア、87……リフレツシユカウン
タ、88……タイミング論理装置。
ジタルデータ処理システムのブロツク図、第2図
は本発明による中央処理装置のブロツク図、及び
第1図に示されたシステムバスを構成する信号転
送ライン及び対応信号を詳細に示した図、第3図
は第2図に示された作動モードレジスタの種々の
段を詳細に示した図、第4A図及び第4B図より
成る第4図は第2図にブロツク図で示された中央
処理装置のタイミング論理装置によつてモードレ
ジスタ段(1)の状態の関数として発生されたタイミ
ング信号を示すタイミング図、第5図は第2図に
示された中央処理装置により付随転送の性質の関
数として決定されるシステムバスの機能選択ライ
ンの状態を示す表、第6図ないし第13図は第1
図に示されたシステムバスを経て情報を転送する
ように第2図に示された中央処理装置によつて発
生された信号を詳細に示すタイミング図、第14
A図ないし第14E図より成る第14図は、メモ
リユニツトが動的メモリである場合に第1図に示
されたメモリユニツトでリフレツシユ作動を行な
うように第2図に示された中央処理装置によつて
発生される信号を詳細に示したタイミング図、第
15図は第3図に示されたモードレジスタをロー
ドする中央処理装置の回路の1部を示した回路
図、第16図は第15図に示された回路を用いて
第3図に示されたモードレジスタをロードするよ
うに中央処理装置によつて行なわれる一連のステ
ツプを詳細に示したフローチヤート、第17図は
第2図に示されたタイミング論理装置の回路を詳
細に示す回路図、第18図は第2図に示された中
央処理装置の制御論理装置の回路を示すブロツク
図、第19図は制御論理装置の回路を更に詳細に
示したブロツク図、第20図は第18図に示され
たタイミング状態論理装置の回路を詳細に示した
回路図、第21図は第2図に示された中央処理装
置のアドレスレジスタに関連した回路を詳細に示
した回路図、第22図は第2図に示された中央処
理装置のアドレスプレクサに関連した回路を詳細
に示した回路図、第23図は第2図に示された中
央処理装置のバスインターフエイスの回路の1部
を詳細に示した回路図、第24図は第2図に示さ
れた中央処理装置によつて受け取られる種々の割
込優先順位コード信号の相対的な割込優先順位を
示す表、第25図は第18図に示された制御論理
装置の回路を詳細に示した回路図、第26A図な
いし第26E図より成る第26図はIACK割込認
識トランザクシヨン中に第1図及び第2図に示さ
れたシステムバスを介して転送される信号を詳細
に示したタイミング図、そして第27A図ないし
第27C図より成る第27図は割込サービスルー
チンの処理に関連して第2図に示された中央処理
装置によつて行なわれる作動シーケンスを示した
フローチヤートである。 10……中央処理装置、11……メモリユニツ
ト、12……入出力ユニツト、13……2次記憶
装置、14……システムバス、15……オペレー
タコンソール、16……バスインターフエイス、
20……メモリ制御器、21……メモリ配列体、
23……入出力装置、25……入出力バス、26
……バスアダプタ、27……デイスク駆動装置、
28……バスアダプタ、29……テープ駆動装
置、30……データ/アドレスライン、33……
アドレス/割込ライン、34……読取/書込上位
バイトライン、35……読取/書込下位ライン、
36……行アドレス信号ライン、37……列アド
レス信号ライン、40……割込優先順位ライン、
41……機能選択信号ライン、42……READY
ライン、43……クロツク出力COUTライン、
44……バスクリヤ信号BCLRライン、60……
データアドレスバツフア、64……制御論理装
置、65……内部バス、66……バイト交換器、
70……命令レジスタ、71……状態レジスタ、
72……作動モードレジスタ、73……レジスタ
フアイル、80……RXレジスタ、81……RY
レジスタ、82……RZレジスタ、83……演算
論理ユニツト、84……アドレスレジスタ、85
……アドレスマルチプレクサ、86……アドレ
ス/割込バツフア、87……リフレツシユカウン
タ、88……タイミング論理装置。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 データ処理システムに接続する中央処理装置
において、 A 情報転送を行なう手段であつて、各々の情報
信号転送ライン及び割込み要求信号転送ライン
を介して、データ処理システムの他のユニツト
ヘアドレス信号及びデータ信号を含む情報信号
を送信する手段、及び上記他のユニツトからデ
ータ信号及び割込み要求信号を受信する手段を
備えているような手段と、 B セツト状態及びリセツト状態を有する第1の
段を含んだ作動モードレジスタと、 C 上記作動モードレジスタの上記第1の段と、
上記送信手段及び受信手段とに接続され、上記
第1段がセツトされた時には上記送信手段が情
報信号転送ラインを経てデータ信号を送信する
と同時に割込み要求信号転送ラインを経てアド
レス信号も転送できるようにする一方、上記第
1段がリセツトされた時には情報信号転送ライ
ンを経てアドレス信号とデータ信号を交互に送
信できるようにする手段とを具備することを特
徴とする中央処理装置。 2 上記作動モードレジスタは、更に、セツト及
びリセツト状態を有する他の段を備え、上記中央
処理装置は、更に、 a クロツク信号源に接続する手段と、 b クロツク信号に応答してタイミング信号を発
生する手段と、 c タイミング信号転送ライン及び上記作動モー
ドレジスタの上記他の段に接続されて、上記他
の段がリセツトされた時には上記タイミング信
号をデータ処理システムの他のユニツトにそし
て上記他の段がセツトされた時には自走クロツ
ク信号を上記他のユニツトに選択的に送信する
ような手段とを具備している特許請求の範囲第
1項に記載の中央処理装置。 3 上記タイミング信号発生手段は、複数の位相
を有するタイミング信号を発生する手段を備え、
上記選択的に送信する手段は、上記作動モードレ
ジスタの上記他の段がセツトされた時に1つの上
記位相を有するタイミング信号を送信する特許請
求の範囲第2項に記載の中央処理装置。 4 上記選択的に送信する手段は、 a 上記1つの位相に応答してタイミング信号を
発生する手段であつて、 上記作動モードレジスタの上記他の段がセ
ツト状態によつて作動可能とされた時に上記
タイミング信号の上記1つの位相の発生に応
答してセツトされるフリツプ―フロツプと、 上記フリツプ―フロツプの出力及び上記タ
イミング信号の上記1つの位相によつて作動
可能にされ、上記位相の発生に応答してタイ
ミング信号を発生するようにさせる一致手段
とを備えている手段と、 b 上記自走クロツク信号を発生する手段であつ
て、 上記クロツク信号によつてタイミングどり
されるように接続されて、作動可能信号を発
生する手段と、 上記作動可能信号発生手段及びフリツプ―
フロツプに接続されて、上記フリツプ―フロ
ツプがリセツトされた時に上記自走クロツク
信号を発生する一致手段とを備えているよう
な手段とを具備している特許請求の範囲第3
項に記載の中央処理装置。 5 上記作動モードレジスタは、更に、セツト及
びリセツト状態を有する別の段を備え、上記中央
処理装置は、更に、複数の位相を有するタイミン
グ信号発生手段と、上記作動モードレジスタの上
記他の段がセツト状態を有するのに応答して選択
された数の位相を送信すると共に上記他の段がリ
セツト状態を有するのに応答して更に別の位相を
送信する手段とを備えている特許請求の範囲第1
項に記載の中央処理装置。 6 上記タイミング信号発生手段は、タイミング
信号の各位相に各々関連した複数のフリツプ―フ
ロツプを備え、全てのフリツプ―フロツプは、ク
ロツク信号に応答してタイミングどりされるよう
に接続されると共に、タイミング信号の位相に関
連した各フリツプ―フロツプがその手前のタイミ
ング信号の位相に関連したフリツプ―フロツプに
よつて作動可能とされるように順次に接続され、
上記タイミング信号発生手段は、更に、上記作動
モードレジスタの他の段がセツト状態になるのに
応答して1つのフリツプ―フロツプからの出力信
号を次のタイミング信号位相に関連したフリツプ
―フロツプに接続すると上記他の段がリセツト状
態になるのに応答してフリツプ―フロツプからの
出力信号更にその次に続くタイミング信号位相に
関連したフリツプ―フロツプに接続するように上
記作動モードレジスタの他の段に接続された手段
を具備している特許請求の範囲第5項に記載の中
央処理装置。 7 上記作動モードレジスタは、更に、セツト及
びリセツト状態を有する別の段を備え、上記中央
処理装置は、更に、上記他の段がセツト状態にな
るのに応答して2つの相次ぐ転送を行なう手段を
備えており、この情報転送手段は、 a この情報転送手段が情報の転送を行なえるよ
うにしてそしてこれに応答して転送信号を発生
するようにこの情報転送手段に接続されている
制御手段と、 b 上記作動モードレジスタの上記他の段のセツ
ト状態と、上記制御手段からの転送信号とに応
答して、上記制御手段からの転送信号とに応答
して、上記制御手段が第2の情報転送を行える
ようにする第2の転送可能手段を発生する時間
状態手段とを備えている特許請求の範囲第1項
に記載の中央処理装置。 8 上記制御手段は、更に、転送を行なうべき位
置のアドレスを記憶するメモリアドレスレジスタ
を備え、上記制御手段は、更に、上記第2の転送
可能信号に応答して上記メモリドレスレジスタに
記憶されたアドレスを増加させる手段を備えてい
る特許請求の範囲第7項に記載の中央処理装置。 9 上記作動モードレジスタは、更に、セツト及
びリセツト状態を有する別の段を備え、上記中央
処理装置は、更に、 a 上記他の段がリセツト状態である時のリフレ
ツシユ転送を含む情報転送を行えるようにする
制御手段と、 b リフレツシユアドレスを発生する手段と、 c 上記制御手段及び上記リフレツシユアドレス
発生手段に接続され、上記制御手段によつて作
動可能とされた時に、情報信号としてのリフレ
ツシユアドレスとリフレツシユ制御信号とを選
択的に送信する手段とを具備している特許請求
の範囲第1項に記載の中央処理装置。 10 上記制御手段は、更に、アドレスを記憶す
るためのメモリアドレスレジスタを備え、上記選
択的にアドレスを送信する手段は、上記制御手段
によつて作動可能にされた時に上記メモリアドレ
スレジスタの内容又はリフレツシユアドレスを選
択的に送信するように上記制御手段に接続された
マルチプレクサを備えている特許請求の範囲第9
項に記載の中央処理装置。 11 上記作動モードレジスタは、更に、セツト
及びリセツト状態を有する別の段を備え、上記情
報転送手段は、更に、情報の転送を制御するため
の制御信号を発生する手段を備え、上記制御信号
発生手段は、上記別の段に応答して、送信すべき
制御信号を選択する特許請求の範囲第1項に記載
の中央処理装置。 12 上記作動モードレジスタは、更に、セツト
及びリセツト状態を有する別の段を備え、上記情
報転送手段は、更に、情報の転送を制御するため
の制御信号を発生する手段を備え、上記制御信号
発生手段は、上記別の段に応答して、選択された
制御信号のタイミングを制御し、更に、 a タイミング信号及び遅延されたタイミング信
号を発生する手段と、 b 上記他の段にセツト状態、選択された制御信
号及び上記タイミング信号に応答し、情報の転
送を制御するための制御信号を発生する手段
と、 c 上記他の段にセツト状態、選択された制御信
号及び上記タイミング信号に応答し、情報の転
送を制御するための制御信号を発生する手段と
を備えている特許請求の範囲第1項に記載の中
央処理装置。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US06/234,926 US4519028A (en) | 1981-02-17 | 1981-02-17 | CPU with multi-stage mode register for defining CPU operating environment including charging its communications protocol |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57185542A JPS57185542A (en) | 1982-11-15 |
JPH0157380B2 true JPH0157380B2 (ja) | 1989-12-05 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57024280A Granted JPS57185542A (en) | 1981-02-17 | 1982-02-17 | Multimode central processor |
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---|---|
US (1) | US4519028A (ja) |
JP (1) | JPS57185542A (ja) |
CA (1) | CA1173564A (ja) |
DE (1) | DE3204905A1 (ja) |
FR (1) | FR2500187B1 (ja) |
GB (1) | GB2095009B (ja) |
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