JPH0154771B2 - - Google Patents
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- JPH0154771B2 JPH0154771B2 JP57164246A JP16424682A JPH0154771B2 JP H0154771 B2 JPH0154771 B2 JP H0154771B2 JP 57164246 A JP57164246 A JP 57164246A JP 16424682 A JP16424682 A JP 16424682A JP H0154771 B2 JPH0154771 B2 JP H0154771B2
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- Japan
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- signal
- track
- frequency
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- tracking
- Prior art date
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- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 7
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B15/00—Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
- G11B15/18—Driving; Starting; Stopping; Arrangements for control or regulation thereof
- G11B15/46—Controlling, regulating, or indicating speed
- G11B15/467—Controlling, regulating, or indicating speed in arrangements for recording or reproducing wherein both record carriers and heads are driven
- G11B15/4673—Controlling, regulating, or indicating speed in arrangements for recording or reproducing wherein both record carriers and heads are driven by controlling the speed of the tape while the head is rotating
- G11B15/4675—Controlling, regulating, or indicating speed in arrangements for recording or reproducing wherein both record carriers and heads are driven by controlling the speed of the tape while the head is rotating with provision for information tracking
- G11B15/4676—Controlling, regulating, or indicating speed in arrangements for recording or reproducing wherein both record carriers and heads are driven by controlling the speed of the tape while the head is rotating with provision for information tracking using signals recorded in tracks disposed in parallel with the scanning direction
- G11B15/4677—Controlling, regulating, or indicating speed in arrangements for recording or reproducing wherein both record carriers and heads are driven by controlling the speed of the tape while the head is rotating with provision for information tracking using signals recorded in tracks disposed in parallel with the scanning direction using auxiliary signals, i.e. pilot signals
- G11B15/4678—Controlling, regulating, or indicating speed in arrangements for recording or reproducing wherein both record carriers and heads are driven by controlling the speed of the tape while the head is rotating with provision for information tracking using signals recorded in tracks disposed in parallel with the scanning direction using auxiliary signals, i.e. pilot signals superimposed on the main signal track
Landscapes
- Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
Description
〔発明の技術分野〕
この発明は、VTRその他の記録再生装置にお
いて、再生時にヘツドをトラツクに追従させるた
めのトラツキング制御方式に関する。 〔発明の技術的背景とその問題点〕 VTR等におけるトラツキング制御方式の一つ
として、特開昭53−116120号公報「書込みあるい
は読取りヘツドの位置制御方法および装置」に記
載されているような、４周波のトラツキング信号
（パイロツト信号）を記録時に各トラツクに情報
信号と共に記録しておき、再生時にこのパイロツ
ト信号を用いてトラツキング制御信号を得る方式
が知られている。 即ち、４種の周波数1，2，3，4のパイロツ
ト信号を用意して、これらを第１図に示すように
記録媒体上の各トラツク１毎に1〜2〜3〜4〜
1…なる循環順序の周波数順列で記録する。そし
て再生時にはパイロツト信号と同じ周波数順列の
参照番号を用意し、再生トラツクに隣接するトラ
ツクからのパイロツト信号とこの参照信号との２
種の差周波信号を検出する。例えば第１図に示す
ように周波数2のパイロツト信号が記録されてい
るトラツクをヘツド２で再生しているとき、左隣
接トラツクおよび右隣接トラツクのパイロツト信
号周波数がそれぞれ1，3、参照信号周波数が2
であるから、上記２種の差周波信号の周波数は｜
1−2｜と｜2−3｜となる。同様に3，4，
1
のパイロツト信号が記録トラツクを再生するとき
は、それぞれ｜2−3｜と｜3−4｜，｜3−4
｜
と｜4−1｜，｜4−1｜と｜1−2｜の差周波
信
号が得られる。ここで、｜1−2｜＝｜3−4｜
＝Ｍ，｜2−3｜＝｜4−1｜＝3Mとすれば、Ｍ
と3Mの周波数の差周波信号がどのトラツクを再
生するときも得られることになる。従つてＭと
3Mの差周波信号を再生信号から検出し、さらに
両信号のレベル差を検出してトラツキング信号を
得、これが例えば零となるようにトラツキング制
御を行なえば、ヘツドをトラツクに対し正確に追
従させることができる。 しかしながら、この方式では再生トラツクの右
隣接トラツクからのパイロツト信号と参照信号と
の差周波信号と、再生トラツクの左隣接トラツク
からのパイロツト信号と参照信号との差周波信号
との周波数比が一定でなく、トラツクが変る毎に
１：３と３：１とに変化する。このためＭと3M
の２種の差周波信号のレベル差をとつた場合、そ
の差信号は同方向のトラツキングずれが生じてい
るにも係わらず、トラツクが変る毎に極性が反転
してしまう。従つてトラツキング制御のための差
信号を得るためには極性反転した差信号と極性反
転しない差信号とをトラツク毎に交互に切換えて
取出す必要がある。 また、トラツク毎に差信号の極性が反転してし
まうため、マニユアルによるトラツキング位置の
調整が困難であり、他の装置で記録された記録媒
体を再生するときに不都合が生じる場合がある。 〔発明の目的〕 この発明の目的は、トラツキング制御のための
差信号を得るのに極性反転回路が不要で、しかも
マニユアルによるトラツキング調整も容易に行な
うことができるトラツキング制御方式を提供する
ことである。 〔発明の概要〕 この発明は、４周波パイロツト信号を用いるト
ラツキング制御方式において、再生時に用いる参
照番号の周波数順列をパイロツト信号と異ならせ
ることによつて、２種の差周波信号の極性とトラ
ツキングのずれの方向とが対応するようにしたも
のである。 即ち、この発明は記録媒体上の各トラツクに、
４種の周波数1，2，3，4のパイロツト信号を
循環的に情報信号と共に記録し、再生時に再生ト
ラツクに隣接するトラツクからのパイロツト信号
と再生トラツク毎に周波数が循環的に変化する参
照信号との２種の差周波信号を検出しさらにこれ
らの差周波信号のレベル差を検出してトラツキン
グ制御信号を得るに際し、前記記録媒体上のトラ
ツクに対する前記パイロツト信号の周波数順列を
1〜2〜3〜4〜1…としたとき、前記参照信号
の周波数順列を奇数番目または偶数番目を入れ替
えた順列3〜2〜1〜4〜3…または1〜4〜
3
〜2〜1…とすることを特徴としている。 〔発明の効果〕 この発明によれば、２種の差周波信号の差信号
の極性の反転がなく、差信号の極性はトラツキン
グずれの方向と対応する。従つて、この差信号を
極性切換え等の処理を施すことなくそのままトラ
ツキング制御信号として用いることができるた
め、回路的にも極性反転切換回路およびその制御
回路等が不要となるため、低価格化を図ることが
できる。 さらに、上記２種の差周波信号に対し相対的な
重み付けを行なうことによつて、マニユアルによ
るトラツキング調整を容易に行なうことが可能で
あり、他の装置で記録された記録媒体から再生を
行なう場合、極めて有利となる。 〔発明の実施例〕 ｜1−2｜：｜2−3｜：｜3−4｜＝Ａ：
Ｂ：Ａが１：３：１の場合を例にとると、1，
2，3，4の各パイロツト信号周波数は1 ＝Ｎ2 ＝Ｎ＋Ｍ3 ＝Ｎ＋4M4 ＝Ｎ＋3M のように表わされる。VTRの場合は、例えばＮ
≒6.5H，Ｍ≒H（H：水平同期周波数）として、
1≒6.5H，2≒7.5H，3≒10.5H，4≒9.5
Hに選
ばれる。 このような周波数1，2，3，4のパイロツト
信号を1〜2〜3〜4〜1…の周波数順列で記録
媒体上の各トラツクに記録した場合の、再生時の
各トラツクにおける各種の信号の周波数関係を次
表に示す。
いて、再生時にヘツドをトラツクに追従させるた
めのトラツキング制御方式に関する。 〔発明の技術的背景とその問題点〕 VTR等におけるトラツキング制御方式の一つ
として、特開昭53−116120号公報「書込みあるい
は読取りヘツドの位置制御方法および装置」に記
載されているような、４周波のトラツキング信号
（パイロツト信号）を記録時に各トラツクに情報
信号と共に記録しておき、再生時にこのパイロツ
ト信号を用いてトラツキング制御信号を得る方式
が知られている。 即ち、４種の周波数1，2，3，4のパイロツ
ト信号を用意して、これらを第１図に示すように
記録媒体上の各トラツク１毎に1〜2〜3〜4〜
1…なる循環順序の周波数順列で記録する。そし
て再生時にはパイロツト信号と同じ周波数順列の
参照番号を用意し、再生トラツクに隣接するトラ
ツクからのパイロツト信号とこの参照信号との２
種の差周波信号を検出する。例えば第１図に示す
ように周波数2のパイロツト信号が記録されてい
るトラツクをヘツド２で再生しているとき、左隣
接トラツクおよび右隣接トラツクのパイロツト信
号周波数がそれぞれ1，3、参照信号周波数が2
であるから、上記２種の差周波信号の周波数は｜
1−2｜と｜2−3｜となる。同様に3，4，
1
のパイロツト信号が記録トラツクを再生するとき
は、それぞれ｜2−3｜と｜3−4｜，｜3−4
｜
と｜4−1｜，｜4−1｜と｜1−2｜の差周波
信
号が得られる。ここで、｜1−2｜＝｜3−4｜
＝Ｍ，｜2−3｜＝｜4−1｜＝3Mとすれば、Ｍ
と3Mの周波数の差周波信号がどのトラツクを再
生するときも得られることになる。従つてＭと
3Mの差周波信号を再生信号から検出し、さらに
両信号のレベル差を検出してトラツキング信号を
得、これが例えば零となるようにトラツキング制
御を行なえば、ヘツドをトラツクに対し正確に追
従させることができる。 しかしながら、この方式では再生トラツクの右
隣接トラツクからのパイロツト信号と参照信号と
の差周波信号と、再生トラツクの左隣接トラツク
からのパイロツト信号と参照信号との差周波信号
との周波数比が一定でなく、トラツクが変る毎に
１：３と３：１とに変化する。このためＭと3M
の２種の差周波信号のレベル差をとつた場合、そ
の差信号は同方向のトラツキングずれが生じてい
るにも係わらず、トラツクが変る毎に極性が反転
してしまう。従つてトラツキング制御のための差
信号を得るためには極性反転した差信号と極性反
転しない差信号とをトラツク毎に交互に切換えて
取出す必要がある。 また、トラツク毎に差信号の極性が反転してし
まうため、マニユアルによるトラツキング位置の
調整が困難であり、他の装置で記録された記録媒
体を再生するときに不都合が生じる場合がある。 〔発明の目的〕 この発明の目的は、トラツキング制御のための
差信号を得るのに極性反転回路が不要で、しかも
マニユアルによるトラツキング調整も容易に行な
うことができるトラツキング制御方式を提供する
ことである。 〔発明の概要〕 この発明は、４周波パイロツト信号を用いるト
ラツキング制御方式において、再生時に用いる参
照番号の周波数順列をパイロツト信号と異ならせ
ることによつて、２種の差周波信号の極性とトラ
ツキングのずれの方向とが対応するようにしたも
のである。 即ち、この発明は記録媒体上の各トラツクに、
４種の周波数1，2，3，4のパイロツト信号を
循環的に情報信号と共に記録し、再生時に再生ト
ラツクに隣接するトラツクからのパイロツト信号
と再生トラツク毎に周波数が循環的に変化する参
照信号との２種の差周波信号を検出しさらにこれ
らの差周波信号のレベル差を検出してトラツキン
グ制御信号を得るに際し、前記記録媒体上のトラ
ツクに対する前記パイロツト信号の周波数順列を
1〜2〜3〜4〜1…としたとき、前記参照信号
の周波数順列を奇数番目または偶数番目を入れ替
えた順列3〜2〜1〜4〜3…または1〜4〜
3
〜2〜1…とすることを特徴としている。 〔発明の効果〕 この発明によれば、２種の差周波信号の差信号
の極性の反転がなく、差信号の極性はトラツキン
グずれの方向と対応する。従つて、この差信号を
極性切換え等の処理を施すことなくそのままトラ
ツキング制御信号として用いることができるた
め、回路的にも極性反転切換回路およびその制御
回路等が不要となるため、低価格化を図ることが
できる。 さらに、上記２種の差周波信号に対し相対的な
重み付けを行なうことによつて、マニユアルによ
るトラツキング調整を容易に行なうことが可能で
あり、他の装置で記録された記録媒体から再生を
行なう場合、極めて有利となる。 〔発明の実施例〕 ｜1−2｜：｜2−3｜：｜3−4｜＝Ａ：
Ｂ：Ａが１：３：１の場合を例にとると、1，
2，3，4の各パイロツト信号周波数は1 ＝Ｎ2 ＝Ｎ＋Ｍ3 ＝Ｎ＋4M4 ＝Ｎ＋3M のように表わされる。VTRの場合は、例えばＮ
≒6.5H，Ｍ≒H（H：水平同期周波数）として、
1≒6.5H，2≒7.5H，3≒10.5H，4≒9.5
Hに選
ばれる。 このような周波数1，2，3，4のパイロツト
信号を1〜2〜3〜4〜1…の周波数順列で記録
媒体上の各トラツクに記録した場合の、再生時の
各トラツクにおける各種の信号の周波数関係を次
表に示す。
【表】
ここで、POは再生トラツクからのパイロツト
信号周波数、PR，PLはそれぞれ再生トラツクの
右隣接トラツクおよび左隣接トラツクからのパイ
ロツト信号周波数である。VTRの場合、一般に
パイロツト信号周波数は低域変換カラーサブキヤ
リアより下側の帯域が用いられるので、再生トラ
ツクからのパイロツト信号と同時に、右、左の隣
接トラツクからもパイロツト信号がＳ／Ｎよく再
生される。 一方、Sは参照信号周波数で、その周波数順列
はパイロツト信号の周波数順列1＝Ｎ〜2＝Ｎ＋
Ｍ〜3＝Ｎ＋4M〜4＝Ｎ＋3M〜1＝Ｎに対し、
1と3の位置を入れ替えた順列3＝Ｎ＋4M〜2
＝Ｎ＋Ｍ〜1＝Ｎ〜4＝Ｎ＋3M〜3＝Ｎ＋4M…
となつている。そして、DR，DLはそれぞれPR，
PLとSとの差である右隣接差周波信号および左
隣接差周波信号の周波数であり、DRは3M一定、
DLはＭ一定となる。即ち、DRとDLとの比はどの
トラツクでも３：１となり、従来のようにトラツ
ク毎に３：１，１：３，…と逆になることはな
い。従つてこれらの差周波信号のレベル差をとつ
たとき得られる差信号の極性はトラツキングずれ
の方向に対応することになる。 また、再生時にはほかに再生トラツクからのパ
イロツト信号と参照信号との差周波数PO−Sの
成分として、周波数4Mの信号が１トラツク置き
に得られるが、これはフイルタにより実用上影響
のないレベルまで減少させることができる。ま
た、再生トラツクの隣々接トラツクからのパイロ
ツト信号と参照信号との差周波数の成分として、
周波数2Mの信号も１トラツク置きに得られるが、
これも同様に十分に減少させることができる。上
記例ではＡ：Ｂ：Ａを１：３：１としたが、この
比は任意であり３：１：３，１：５：１，５：
１：５等種々変更できる。特に１：ｎ：１または
ｎ：１：ｎとしたとき、ｎが奇数の場合が最も好
ましい。 第２図にこの発明を適用したVTR等に用いら
れるトラツキングサーボ回路の一例を示す。図に
おいて、基準発振器１１は各パイロツト信号周波
数1，2，3，4の公倍数の周波数で発振するも
ので、その出力はプリセツタダブルカウンタ１２
に導かれ、制御回路１３の制御によりパイロツト
信号周波数の２倍まで分周される。制御回路１３
はトラツク切換信号１４と記録／再生モード信号
１５とに基き、記録時にはトラツク毎にカウンタ
１２より21，22，23，24，21，…の周波数の
信号が得られるようにカウンタ１２をプリセツト
し分周比を切換える制御を行なう。 カウンタ１２の出力はフリツプフロツプ１６に
より1/2分周され、トラツク毎に周波数が1，2，
3，4，1，…と変化するデユーテイ50％の信号
となつた後、フイルタ１７により高周波成分が除
去されてパイロツト信号１８となり、ミキサ１９
でビデオ信号等の情報信号２０と混合され、記
録／再生切換スイツチ２１を介してヘツド２２に
供給される。こうしてビデオテープ等の記録媒体
上の各トラツクに1〜2〜3〜4〜1…の周波数
順列のパイロツト信号が情報信号に重畳された形
で記録される。 一方、再生時にはヘツド２２により再生されス
イツチ２１を介して取出された再生信号２３の一
部がローパスフイルタ２４に導かれ、パイロツト
信号周波数成分が抽出される。このとき制御回路
１３は記録／再生モード信号１５によつて、カウ
ンタ１２をトラツク毎に23，22，21，24，
23，…の周波数の信号を切換えて出力するよう
に制御しており、これによつてフイルタ１７の出
力には3〜2〜1〜4〜3〜…の周波数順列の信
号が得られている。この信号は参照信号２５とし
てミキサ２６に供給され、ローパスフイルタ２４
からのパイロツト信号成分と混合される。このミ
キサ２６の出力には、前述した右隣接および左隣
接差周波信号である周波数3M，Ｍの成分のほか、
4M，2Mの成分も含まれている。このミキサ２６
の出力は増幅器２７および分割回路２８を経て適
当な振幅比で２分割された後、バンドパスフイル
タ２９，３０に入力される。バンドパスフイルタ
２９，３０はそれぞれ周波数3M，Ｍに同調した
もので、これらのフイルタ２９，３０によつて右
隣接および左隣接差周波信号が分離抽出されるこ
とになる。そしてこれらのフイルタ２９，３０の
出力が検波回路３１，３２を通して差動増幅器３
３の両入力端子に供給され、両者の差が検出され
ることにより、トラツキングずれに対応した極性
およびレベルを持つトラツキング制御信号３４が
生成される。この制御信号３４はVTRの場合、
テープを駆動するキヤプスタンモータの制御ある
いは回転ヘツドをトラツク幅方向またはアジマス
方向に移動させる制御に用いられ、これによつて
ヘツドをトラツクに追従させる。 上記実施例において、検波回路３１の出力の周
波数3Mの成分は右方向へのトラツキングずれに
対応し、検波回路３２の出力の周波数Ｍの成分は
左方向へのトラツキングずれに対応するので、図
のように差動増幅器３３で3Mの成分を負、Ｍの
成分を正として両者の差をとつた場合、トラツキ
ング信号３４の極性は右方向へのトラツキングず
れが生じたとき常に負、左方向へのトラツキング
ずれが生じたとき常に正となるので、トラツク毎
の極性切換えは不要である。 また、分割回路２８の分割比、つまり3M，Ｍ
の差周波信号に対する重み付け係数を調整可能な
構成とし、使用者自身が重み付け係数を変えるこ
とによつて、使用者によるトラツキング調整が可
能となる。即ち、一般にVTRではビデオトラツ
クは直線とならず、半弧状となる。この場合、再
生時においてはヘツドがトラツクの平均中心位置
を通るようにトラツキングを行なうと、再生信号
のＳ／Ｎは最良点とならず、一般には若干トラツ
キングをずらせた方が良いＳ／Ｎが得られる。こ
れは特に、他のVTRで記録されたテープを再生
する場合に多く観察される。従つて、このような
場合、この実施例の如く使用者自身によりトラツ
キング位置をずらせることができれば、容易に最
良のＳ／Ｎが得られる。 また、一般にBPF２９，３０の通過帯域特性
を厳密に所望の値に一致させるのは困難であり、
往々にしてBPF２９，３０の特性が所望値より
ずれてしまうことがある。この場合、トラツキン
グを行つても再生信号のＳ／Ｎが最良とはならな
いという問題が同様に生じるが、この問題も分割
回路２８の分割比を適当に調整することにより解
決することができる。 尚、上述の実施例ではパイロツト信号と参照信
号を同一の発振器１１より得ているが、発振器を
２箇用意し、記録時と再生時に切換えてそれぞれ
の発振器を使用し、パイロツト信号と参照信号と
をそれぞれ得てもよい。この場合には周波数順列
を異ならせるための制御回路は不要となる。
信号周波数、PR，PLはそれぞれ再生トラツクの
右隣接トラツクおよび左隣接トラツクからのパイ
ロツト信号周波数である。VTRの場合、一般に
パイロツト信号周波数は低域変換カラーサブキヤ
リアより下側の帯域が用いられるので、再生トラ
ツクからのパイロツト信号と同時に、右、左の隣
接トラツクからもパイロツト信号がＳ／Ｎよく再
生される。 一方、Sは参照信号周波数で、その周波数順列
はパイロツト信号の周波数順列1＝Ｎ〜2＝Ｎ＋
Ｍ〜3＝Ｎ＋4M〜4＝Ｎ＋3M〜1＝Ｎに対し、
1と3の位置を入れ替えた順列3＝Ｎ＋4M〜2
＝Ｎ＋Ｍ〜1＝Ｎ〜4＝Ｎ＋3M〜3＝Ｎ＋4M…
となつている。そして、DR，DLはそれぞれPR，
PLとSとの差である右隣接差周波信号および左
隣接差周波信号の周波数であり、DRは3M一定、
DLはＭ一定となる。即ち、DRとDLとの比はどの
トラツクでも３：１となり、従来のようにトラツ
ク毎に３：１，１：３，…と逆になることはな
い。従つてこれらの差周波信号のレベル差をとつ
たとき得られる差信号の極性はトラツキングずれ
の方向に対応することになる。 また、再生時にはほかに再生トラツクからのパ
イロツト信号と参照信号との差周波数PO−Sの
成分として、周波数4Mの信号が１トラツク置き
に得られるが、これはフイルタにより実用上影響
のないレベルまで減少させることができる。ま
た、再生トラツクの隣々接トラツクからのパイロ
ツト信号と参照信号との差周波数の成分として、
周波数2Mの信号も１トラツク置きに得られるが、
これも同様に十分に減少させることができる。上
記例ではＡ：Ｂ：Ａを１：３：１としたが、この
比は任意であり３：１：３，１：５：１，５：
１：５等種々変更できる。特に１：ｎ：１または
ｎ：１：ｎとしたとき、ｎが奇数の場合が最も好
ましい。 第２図にこの発明を適用したVTR等に用いら
れるトラツキングサーボ回路の一例を示す。図に
おいて、基準発振器１１は各パイロツト信号周波
数1，2，3，4の公倍数の周波数で発振するも
ので、その出力はプリセツタダブルカウンタ１２
に導かれ、制御回路１３の制御によりパイロツト
信号周波数の２倍まで分周される。制御回路１３
はトラツク切換信号１４と記録／再生モード信号
１５とに基き、記録時にはトラツク毎にカウンタ
１２より21，22，23，24，21，…の周波数の
信号が得られるようにカウンタ１２をプリセツト
し分周比を切換える制御を行なう。 カウンタ１２の出力はフリツプフロツプ１６に
より1/2分周され、トラツク毎に周波数が1，2，
3，4，1，…と変化するデユーテイ50％の信号
となつた後、フイルタ１７により高周波成分が除
去されてパイロツト信号１８となり、ミキサ１９
でビデオ信号等の情報信号２０と混合され、記
録／再生切換スイツチ２１を介してヘツド２２に
供給される。こうしてビデオテープ等の記録媒体
上の各トラツクに1〜2〜3〜4〜1…の周波数
順列のパイロツト信号が情報信号に重畳された形
で記録される。 一方、再生時にはヘツド２２により再生されス
イツチ２１を介して取出された再生信号２３の一
部がローパスフイルタ２４に導かれ、パイロツト
信号周波数成分が抽出される。このとき制御回路
１３は記録／再生モード信号１５によつて、カウ
ンタ１２をトラツク毎に23，22，21，24，
23，…の周波数の信号を切換えて出力するよう
に制御しており、これによつてフイルタ１７の出
力には3〜2〜1〜4〜3〜…の周波数順列の信
号が得られている。この信号は参照信号２５とし
てミキサ２６に供給され、ローパスフイルタ２４
からのパイロツト信号成分と混合される。このミ
キサ２６の出力には、前述した右隣接および左隣
接差周波信号である周波数3M，Ｍの成分のほか、
4M，2Mの成分も含まれている。このミキサ２６
の出力は増幅器２７および分割回路２８を経て適
当な振幅比で２分割された後、バンドパスフイル
タ２９，３０に入力される。バンドパスフイルタ
２９，３０はそれぞれ周波数3M，Ｍに同調した
もので、これらのフイルタ２９，３０によつて右
隣接および左隣接差周波信号が分離抽出されるこ
とになる。そしてこれらのフイルタ２９，３０の
出力が検波回路３１，３２を通して差動増幅器３
３の両入力端子に供給され、両者の差が検出され
ることにより、トラツキングずれに対応した極性
およびレベルを持つトラツキング制御信号３４が
生成される。この制御信号３４はVTRの場合、
テープを駆動するキヤプスタンモータの制御ある
いは回転ヘツドをトラツク幅方向またはアジマス
方向に移動させる制御に用いられ、これによつて
ヘツドをトラツクに追従させる。 上記実施例において、検波回路３１の出力の周
波数3Mの成分は右方向へのトラツキングずれに
対応し、検波回路３２の出力の周波数Ｍの成分は
左方向へのトラツキングずれに対応するので、図
のように差動増幅器３３で3Mの成分を負、Ｍの
成分を正として両者の差をとつた場合、トラツキ
ング信号３４の極性は右方向へのトラツキングず
れが生じたとき常に負、左方向へのトラツキング
ずれが生じたとき常に正となるので、トラツク毎
の極性切換えは不要である。 また、分割回路２８の分割比、つまり3M，Ｍ
の差周波信号に対する重み付け係数を調整可能な
構成とし、使用者自身が重み付け係数を変えるこ
とによつて、使用者によるトラツキング調整が可
能となる。即ち、一般にVTRではビデオトラツ
クは直線とならず、半弧状となる。この場合、再
生時においてはヘツドがトラツクの平均中心位置
を通るようにトラツキングを行なうと、再生信号
のＳ／Ｎは最良点とならず、一般には若干トラツ
キングをずらせた方が良いＳ／Ｎが得られる。こ
れは特に、他のVTRで記録されたテープを再生
する場合に多く観察される。従つて、このような
場合、この実施例の如く使用者自身によりトラツ
キング位置をずらせることができれば、容易に最
良のＳ／Ｎが得られる。 また、一般にBPF２９，３０の通過帯域特性
を厳密に所望の値に一致させるのは困難であり、
往々にしてBPF２９，３０の特性が所望値より
ずれてしまうことがある。この場合、トラツキン
グを行つても再生信号のＳ／Ｎが最良とはならな
いという問題が同様に生じるが、この問題も分割
回路２８の分割比を適当に調整することにより解
決することができる。 尚、上述の実施例ではパイロツト信号と参照信
号を同一の発振器１１より得ているが、発振器を
２箇用意し、記録時と再生時に切換えてそれぞれ
の発振器を使用し、パイロツト信号と参照信号と
をそれぞれ得てもよい。この場合には周波数順列
を異ならせるための制御回路は不要となる。
第１図はビデオテープ上のトラツキング用パイ
ロツト信号の周波数配列を説明するための図、第
２図はこの発明の一実施例に係るトラツキングサ
ーボ回路の構成図である。 １…トラツク、２…ヘツド、１１…基準発振
器、１２…プリセツタブルカウンタ、１３…制御
回路、１６…フリツプフロツプ、１７…フイル
タ、１８…パイロツト信号、１９…ミキサ、２１
…記録／再生切換スイツチ、２２…ヘツド、２４
…ローパスフイルタ、２５…参照信号、２６…ミ
キサ、２７…増幅器、２８…分割回路、２９，３
０…バンドパスフイルタ、３１，３２…検波回
路、３３…差動増幅器、３４…トラツキング制御
信号。
ロツト信号の周波数配列を説明するための図、第
２図はこの発明の一実施例に係るトラツキングサ
ーボ回路の構成図である。 １…トラツク、２…ヘツド、１１…基準発振
器、１２…プリセツタブルカウンタ、１３…制御
回路、１６…フリツプフロツプ、１７…フイル
タ、１８…パイロツト信号、１９…ミキサ、２１
…記録／再生切換スイツチ、２２…ヘツド、２４
…ローパスフイルタ、２５…参照信号、２６…ミ
キサ、２７…増幅器、２８…分割回路、２９，３
０…バンドパスフイルタ、３１，３２…検波回
路、３３…差動増幅器、３４…トラツキング制御
信号。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 記録媒体上の各トラツクに、｜1−2｜：｜
2−3｜：｜3−4｜＝Ａ：Ｂ：Ａを満たす４種
の周波数1，2，3，4のパイロツト信号を循環
的に情報信号と共に記録し、再生時に再生トラツ
クに隣接するトラツクからのパイロツト信号と再
生トラツク毎に周波数が循環的に変化する参照信
号との２種の差周波信号を検出しさらにこれらの
差周波信号のレベル差を検出してトラツキング制
御信号を得るに際し、前記記録媒体上のトラツク
に対する前記パイロツト信号の周波数順列を1〜
2〜3〜4〜1…としたとき、前記参照信号の周
波数順列を奇数番目または偶数番目を入れ替えた
順列3〜2〜1〜4〜3…または1〜4〜3〜
2〜
1…とすることを特徴とするトラツキング制御方
式。 ２ ３以上の奇数をｎとしたとき、Ａ：Ｂ：Ａを
１：ｎ：１またはｎ：１：ｎとすることを特徴と
する特許請求の範囲第１項記載のトラツキング制
御方式。 ３ 前記２種の差周波信号のレベル差を検出する
に当り、両信号に重み付けを施すことを特徴とす
る特許請求の範囲第１項記載のトラツキング制御
方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57164246A JPS5954086A (ja) | 1982-09-21 | 1982-09-21 | トラツキング制御方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57164246A JPS5954086A (ja) | 1982-09-21 | 1982-09-21 | トラツキング制御方式 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5954086A JPS5954086A (ja) | 1984-03-28 |
| JPH0154771B2 true JPH0154771B2 (ja) | 1989-11-21 |
Family
ID=15789449
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57164246A Granted JPS5954086A (ja) | 1982-09-21 | 1982-09-21 | トラツキング制御方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5954086A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5965962A (ja) * | 1982-10-06 | 1984-04-14 | Sony Corp | トラツキング制御装置 |
| JPS59144060A (ja) * | 1983-02-08 | 1984-08-17 | Akai Electric Co Ltd | ４周波パイロツト方式ｖｔｒにおけるトラツキング方式 |
| JPS59157875A (ja) * | 1983-02-26 | 1984-09-07 | Nec Home Electronics Ltd | トラツキングエラ−検出システム |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5552531A (en) * | 1978-10-12 | 1980-04-17 | Philips Nv | Recording information and tracking signal* and device therefor |
-
1982
- 1982-09-21 JP JP57164246A patent/JPS5954086A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5552531A (en) * | 1978-10-12 | 1980-04-17 | Philips Nv | Recording information and tracking signal* and device therefor |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5954086A (ja) | 1984-03-28 |
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