JPH0152655B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0152655B2
JPH0152655B2 JP56080294A JP8029481A JPH0152655B2 JP H0152655 B2 JPH0152655 B2 JP H0152655B2 JP 56080294 A JP56080294 A JP 56080294A JP 8029481 A JP8029481 A JP 8029481A JP H0152655 B2 JPH0152655 B2 JP H0152655B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
combustion
fuel
air
auxiliary agent
amount
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP56080294A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57196014A (en
Inventor
Keiun Kodo
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP56080294A priority Critical patent/JPS57196014A/ja
Priority to EP82104573A priority patent/EP0066245B1/en
Priority to DE8282104573T priority patent/DE3275849D1/de
Priority to US06/382,640 priority patent/US4418654A/en
Publication of JPS57196014A publication Critical patent/JPS57196014A/ja
Publication of JPH0152655B2 publication Critical patent/JPH0152655B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23LSUPPLYING AIR OR NON-COMBUSTIBLE LIQUIDS OR GASES TO COMBUSTION APPARATUS IN GENERAL ; VALVES OR DAMPERS SPECIALLY ADAPTED FOR CONTROLLING AIR SUPPLY OR DRAUGHT IN COMBUSTION APPARATUS; INDUCING DRAUGHT IN COMBUSTION APPARATUS; TOPS FOR CHIMNEYS OR VENTILATING SHAFTS; TERMINALS FOR FLUES
    • F23L7/00Supplying non-combustible liquids or gases, other than air, to the fire, e.g. oxygen, steam
    • F23L7/002Supplying water
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M17/00Carburettors having pertinent characteristics not provided for in, or of interest apart from, the apparatus of preceding main groups F02M1/00 - F02M15/00
    • F02M17/18Other surface carburettors
    • F02M17/26Other surface carburettors with other wetted bodies
    • F02M17/28Other surface carburettors with other wetted bodies fuel being drawn through a porous body
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M25/00Engine-pertinent apparatus for adding non-fuel substances or small quantities of secondary fuel to combustion-air, main fuel or fuel-air mixture
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M25/00Engine-pertinent apparatus for adding non-fuel substances or small quantities of secondary fuel to combustion-air, main fuel or fuel-air mixture
    • F02M25/022Adding fuel and water emulsion, water or steam
    • F02M25/0221Details of the water supply system, e.g. pumps or arrangement of valves
    • F02M25/0225Water atomisers or mixers, e.g. using ultrasonic waves
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M25/00Engine-pertinent apparatus for adding non-fuel substances or small quantities of secondary fuel to combustion-air, main fuel or fuel-air mixture
    • F02M25/022Adding fuel and water emulsion, water or steam
    • F02M25/025Adding water
    • F02M25/028Adding water into the charge intakes
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Water Supply & Treatment (AREA)
  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
  • Air Supply (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は燃焼に供される空気中に、水たアルコ
ール、両者の混合物等の燃焼補助剤を供給するた
めの燃焼補助剤の供給装置に関するものである。 自動車や農耕機、船舶、ボイラー等に用いられ
るガソリンエンジン、デイーゼルエンジンといつ
た内燃機関や外燃機等において、その燃料である
ガソリンや軽油や重油に適量の水分、又はアルコ
ール類のような含酸素炭化水素等の燃焼補助剤を
混合することで燃焼効率が向上するばかりでな
く、排気中に好まれる一酸化炭素CO、炭化水素
HO、窒素酸化物NOxの含有率が低下することが
確められている。ところが、このような燃焼補助
剤を添加混合する場合、従来においては燃料中に
燃焼補助剤を混合して両者を同時に気化すること
が一般的に行なわれており、これがために次のよ
うな問題点を有している。すなわち両者の混合を
均一に保つことが困難であることが始動時や負荷
変動時が不安定性になりやすい。例えば燃料中に
水を混入した場合、燃料である炭化水素は水に対
して不溶性であるために燃料と水とを均一に混合
することが難しく、静止状態におけば水相と油相
とに相分離を起こし、比重の大きい水が燃料タン
クの底部に沈下し、燃料が上層に位置するために
場合によつては水だけがエンジンに供給されて、
エンジンが始動しなかつたり停止したりしてしま
う。またメタノールやエタノール等のアルコール
類、アセトンといつた含酸素炭化水素を燃焼補助
剤とする場合でも、これらは燃料と比較的よく溶
解混合するものの気温の低下による溶解度の低下
がおこり、その結果燃料と燃焼補助剤との相分離
を招く。しかも上記燃焼補助剤が水溶性であるが
故に、燃料に含まれる一部の水と燃焼補助剤とが
よく溶解混合し、燃料に対する燃焼補助剤の溶解
度を低下させ、水の場合と同様に燃料との間に相
分離をきたしてしまことは多く経験されているこ
とである。従つてアルコール類を燃焼補助剤とす
る時には低級から高級までの各種を混合し、上記
の問題点を防ぐ手段がとられているものの、万全
ではない。更にデイーゼルエンジンなどにおいて
は燃料である軽油や重油に対する水やアルコール
類の溶解混合が殊に難し、このために常に撹拌手
段といつた補助手段を用いることで均一に混合を
助け、そしてマニホールド内やシリンダー中に混
合液を噴射して混合微粒子を形成している。そし
てこのように燃料と燃焼補助剤との混合状態が均
一に保たれるような手段を講ずる必要があるばか
りでなく、燃料中に燃焼補助剤を予め混入してお
くために燃料に対する燃焼補助剤の混入の割合を
負荷変動に応じて変えることができないという問
題点も有している。ボイラーのように常に一定の
燃焼を続ける場合はともかく、始動、走行、停止
を繰り返す上に常に走行速度を変える自動車など
のエンジンにおいてはその走行開始時、つまり加
速時には空燃比を下げて燃料を多くしてパワーア
ツプを図るとともにノツキングの発生を防止して
いるのであるが、燃料の増加とともに水や低カロ
リーのアルコール類といつた燃焼補助剤も増加す
るものであるから本来のパワーアツプを図ること
ができず、逆にパワーを低下させてしまう事態を
生ずることもある。燃焼補助剤が水のみである時
に特に顕著である。従つて燃焼補助剤の供給系統
を燃料の供給系統から分離し、負荷変動に応じて
燃焼補助剤の供給量を調節するための機構を設け
ることが提案されてはいるものの、その機構が複
雑であつてコストが高かつた。 本発明はこのような点に鑑み為されたものであ
り、その目的とするところは燃料供給系とは別の
燃焼補助剤の供給系によつて負荷変動に応じた燃
焼補助剤の供給を簡易な構造で行なえるように
し、もつて燃焼効率の向上、燃費の削減、そして
排気ガスの清浄化を安価に達成した燃焼補助剤の
供給装置を提供するにある。 以下本発明を図示実施例に基いて詳述する。図
中5はメタノール、エタノール、プロピレンアル
コール、ブタノール等のアルコール類やアセトン
等の水溶性の含酸素化水素、あるいは水、若しく
は両者の混合物からなる燃焼補助剤を定液位で保
持するタンクであり、内蔵したフロート弁(図示
せず)によつて別の大型タンクから常に定液位と
なるように燃焼補助剤が供給されるものである。
このタンク5から燃焼補助剤は、弁6、フイルタ
ー7、弁8、中空パイプ13を通じてタンク5よ
りも低位置に配置された中空の気化ヘツド1内の
充填室に自然流下により導びかれる。大型タンク
から燃焼補助剤を気化ヘツド1へとタンク5を経
ずに導びいてもよい。気化ヘツド1は素焼、連続
発泡型プラスチツク等の水、アルコール類の透過
性を有する多孔質材2と、中空円錐状の多孔質材
2の底部を閉塞する保持部12とから形成された
ものであつて、多孔質材2と保持部12とで囲ま
れる充填室から多孔質材2外面までの距離が、す
なわち多孔質材2の肉厚が、ほぼ一様なものとさ
れているものである。そしてこの気化ヘツド1
は、燃焼用空気の取入口と、気化器のような燃料
供給部との間の空気管路3の管径を絞つたベンチ
ユリー部4の後段に多孔質材2の頂部を前方に向
けて中空パイプ13で保持されていることによつ
て設置されている。9は弁10を備えた空気抜き
管であり、中空パイプ13内で経て気化ヘツド1
内と連通している。尚、弁8は気化ヘツド1内の
燃焼補助剤を抜き取るための、また弁6はタンク
5内の燃焼補助剤を抜き取るためのものであり、
空気抜き管9の弁10は燃焼補助剤を最初に気化
ヘツド1内に導びく時と、気化ヘツド1から燃焼
補助剤を抜き取る時にのみ開とし、常時は閉めて
おくものである。フイルター7は燃焼補助剤を
過して気化ヘツド1における多孔質材2の目詰り
を防ぐ。11は空気取入口に設けたエアクリーナ
である。 しかして負荷変動の激しいエンジンに装着した
場合に基いてその機能を説明すると、エンジンの
吸入行程において発生する負圧により、燃焼用空
気は空気管路3を経て気化器、あるいは燃料直接
噴射型のエンジンでは直接シリンダーに送られる
のであるが、この時の空気管路3内における空気
の流れはベンチユリー部4において流速が高めら
れ、気化ヘツド1の多孔質材2の外面の圧力を大
きく降下させる。一方、気化ヘツド1内の燃焼補
助剤は多孔質材2を通じて外面に滲出するが、外
面の減圧に応じた量の燃焼補助剤が滲出するもの
であり、そして空気と混合されるものである。 この関係の一例を下表に示す。
【表】 減圧度に略比例した量が滲出する。エンジンの
回転数が高い時にはそれなりに減圧度が大きく、
より多くの燃焼補助剤が空気中に供給され、また
回転数が低い時には減圧度も小さいために空気中
に供給される燃焼補助剤の量も少なくなる。こう
して燃焼補助剤が混合された空気は、気化器にお
いて更に燃料が加わり混合されエンジンに供給さ
れたり、エンジンのシリンダー内に直接供給さ
れ、このシリンダー内に噴射される燃料と混合さ
れる。 ここにおいて、自動車用エンジンのように負荷
変動が大きいものにおいては軽負荷時には稀薄混
合気、例えばガソリンエンジンにあつては空燃比
が16〜18:1、全負荷時には濃厚混合気(13〜
14:1の空燃比)となるように気化器などで調整
している。従つて負荷変動に応じて燃焼用空気の
割合が調整されているから、燃料にではなく、燃
焼用空気に燃焼補助剤を混合することによつて、
負荷の状況に応じて燃焼補助剤が混合されるもの
である。すなわち、軽負荷時には燃料に対して空
気量が多く、また空気量に略正比例する燃焼補助
剤の量も燃料に対して多くなるものであり、全負
荷時には燃料に対して空気量及び燃焼補助剤の量
も少なくなるものである。このために全負荷とな
る発進や急加速時には低カロリーである燃焼補助
剤の供給量が少なくなつて適量の燃焼補助剤の混
合による多量の燃料の完全燃焼が促されてパワー
アツプを図ることができるものであり、また軽負
荷時には多くの割合の燃焼補助剤が空気に混合さ
れているために空燃比をより高くした。つまり燃
料の量をより少なくした状態でも馬力の低下を招
くことなく機関を運転させることができるもので
ある。しかも燃焼補助剤の混合、殊に含酸素で低
沸点の燃焼補助剤の混合による燃料の完全燃焼の
促進と燃焼温度の低下とがCO、CH、NOxの生
成量を少なくし、これらの生成による公害も軽減
できるものである。 第2図に示すものは気化ヘツド1とベンチユリ
ー部4から気化器などに接続される接続部14に
逆向きに設置した例を、また第3図はベンチユリ
ー部4の前段に気化ヘツド1を設置した例であ
る。また第4図に示すものは空気管路3を一定径
とし、保持部12の前後に多孔質材2,2を夫々
設け、この気化ヘツド1と空気管路3との間でベ
ンチユリー部4を構成した例である。またこの気
化ヘツド1を設置する空気管路3は、機関が具備
するエアクリーナと、気化器などの燃料供給部と
の間に設ける以外に、機関が具備するエアクリー
ナの空気取入口に、別のエアクリーナを備えた気
化ヘツド1及び空気管路3を接続するようにして
もよい。現用機関に後付けて容易に設置すること
もできるわけである。尚、気化ヘツド1から供給
する燃焼補助剤の量は、ベンチユリー部4におけ
る絞り量や、気化ヘツドの多孔質材2の気孔率、
孔の大きさ、表面積等によつて調整することがで
きる。 第5図はベンチユリー部4における絞り量を可
変とし構造の一例を示すものであつて、空気管路
3内に、内径を絞つたスロート部材15を螺合さ
せており、スロート部材15を螺進乃至螺退させ
れば、多孔質材2の前方頂部とストローク部材1
5との間の流路断面積、つまりベンチユリー面積
が変化するようにしたものであり、流入空気量に
対する燃焼補助剤の供給量はベンチユリー面積の
変更で行なうことができるから、燃焼補助剤の供
給量の調節を行なえるわけであり、また排気量の
異なつた内燃機関、あるいは容量の異なる外燃機
関への対応が容易にできるものである。燃焼用空
気を多量に必要とする大型の機関については大型
の燃焼補助剤の供給装置を用いる代りに、小型の
規格化されたものを並列に使用することもでき
る。 またこの第4図及び第5図に示す実施例にあつ
ては保持部12の前後に中空円錐状の多孔質材2
を設けて気化ヘツド1の全体形状が紡錘形となる
ようにしているが、これは空気管路3内を流れる
空気が乱流をおこさないようにしてその流れ抵抗
が気化ヘツド1によつて大きくなる量を軽減する
ためである。この場合、多孔質材2の表面積が大
きくなりすぎる時には保持部12の一方のみ多孔
質材2を設け、他方には非多孔質材よりなるダミ
ー20を設けても良い。第6図〜第8図は第1図
〜第3図に示した各実施例にダミー20を設けて
気化ヘツド1を紡錘形とした例を示す。 更に第9図に示すものはベンチユリー部4及び
気化ヘツド1の存在による流入空気の流れ抵抗の
増加から生じる流入空気量の減少を補正する手段
として、いわゆるスーパーチヤージヤーと称され
る過給器21を設けた例を示し、タービン22
と、このタービン22の回転駆動部23と、回転
駆動部23を制御するコントローラ24とから構
成した過給器21のタービン22を空気管路3中
に配置し、内燃機関あるいは外燃機関の回転数や
負荷状況に応じてコントローラ24がタービン2
2の回転数を制御し、常に最適の空気量をタービ
ン22による強制送風で得られるようにしている
ものである。多量の燃焼用空気を必要とする高負
荷時における効果が特に大きいものである。燃焼
補助剤としては前述のように水やアルコール類等
を夫々単独で使用したり、混合して使用したりす
ることが可能であるが、寒冷地においては水単独
であると凍結によつて気化ヘツド1を破壊するお
それがあるからアルコール類の混合使用が好まし
い。いずれにしてもアルコール類のように含酸素
炭化水素を燃焼補助剤とする場合には、水の場合
よりも混合量を多くすることができ、従つて燃料
の量を下げることができて化石燃料が不足してい
る時代にアルコール類をいわば代替品として使用
できることは好都合である。 次に、本発明に係る装置において、燃焼補助剤
として水を用いた場合における排気ガス清浄化と
燃費の点について実験データを示す。実験Aは自
動車用デーゼルエンジンの場合のCO濃度とHC濃
度とを、水を添加しない場合と比較したものであ
り、実験Bは、自動車用ガソリンエンジン(排気
量2800c.c.)の場合の燃費(ガソリン1あたりの
走行距離)を水を添加しない場合と比較したもの
である。
【表】
【表】 上記実験から明らかなように排気ガスの清浄化
だけでなく、燃焼効率も向上する。また実走行に
おいて加速性能が悪化することもなかつた。 以上のように本発明にあつては水やアルコール
類といつた燃焼補助剤の燃料との混合による燃料
の完全燃焼、排気ガスの清浄化、パワーアツプ、
省燃費を達成できることはもちろん、燃料とは別
系統で燃焼補助剤を供給するので燃料に予め混合
しておく場合のように燃料と燃焼補助剤との分離
による問題を生じることもなく、更には燃焼補助
剤の供給を燃焼用空気取入口と気化器のような燃
料供給部との間で燃焼用空気に対して行なうもの
であるから、負荷変動に応じた機関側の空燃比の
調節で燃料に対する燃焼補助剤の割合も自動的に
負荷内容に応じて調整されるものであり、パワー
アツプと省燃費とを負荷変動にかかわらず常に得
られるものである。加えるに燃焼用空気に対する
燃焼補助剤の供給は多孔質材を有する気化ヘツド
を空気管路中に配置して空気管路中の減圧度に応
じた量の燃焼補助剤を気化ヘツドより滲出させる
ことで行なうものであるとともに気化ヘツドの化
孔質材の全表面を燃焼補助剤の供給面としている
ものであるから、簡単な構造で安価に提供できる
ものながら、多孔質材の目詰りを防ぐだけで燃焼
補助剤の空気量に対応し、且つ機関の負荷の程度
に対応した供給を長期にわたり無保寸で正確に行
なえ、殊に気化ヘツドは中空で内部に燃焼補助剤
の充填室が設けられて、常に多量の燃焼補助剤を
控えていることから、気化ヘツドからの燃焼補助
剤の滴下という事態を招きやすい燃焼補助剤の圧
送手段を設けるというような構成をとらなくと
も、多量の燃焼補助剤の供給という要求にも容易
に応ずることができるともに、燃焼補助剤が気化
する気化ヘツド外面と充填室を囲むところの気化
ヘツド内面との間隔を各部で等しくすることがで
きるために、各部からの燃焼補助剤の気化の均一
を期待でき、更には別途制御手段を設けなくと
も、機関の負荷変動に対する燃焼補助剤の供給量
の変化に迅速に応答することができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明一実施例の断面図、第2図、第
3図及び第4図は夫々他の実施例の要部断面図、
第5図は更に他の実施例の断面図、第6図、第7
図及び第8図は夫々第1図、第2図及び第3図に
示す実施例の気化ヘツドを紡錘形とした場合の実
施例を示す断面図、第9図は過給器を設けた場合
の断面図であつて、1は気化ヘツド、2は多孔質
材、3は空気管路、4はベンチユリー部を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 燃焼用空気と燃料との混合気を燃焼させる機
    関や燃焼器における燃焼用空気の取入口から燃料
    供給部に至る空気管路中に、水やアルコール類等
    の燃焼補助剤が透過する多孔質材で形成されてい
    るとともに、内部が燃焼補助剤を充満させた充填
    室となつている中空の気化ヘツドを配置して成る
    ことを特徴とする燃焼用補助剤の供給装置。 2 空気管路中に小径部としたベンチユリー部を
    形成し、このベンチユリー部の近傍に気化ヘツド
    を配置して成ることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載の燃焼補助剤の供給装置。
JP56080294A 1981-05-27 1981-05-27 Apparatus for supplying combustion auxiliary agent Granted JPS57196014A (en)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56080294A JPS57196014A (en) 1981-05-27 1981-05-27 Apparatus for supplying combustion auxiliary agent
EP82104573A EP0066245B1 (en) 1981-05-27 1982-05-26 Fuel supplement supplying device for an internal combustion engine
DE8282104573T DE3275849D1 (en) 1981-05-27 1982-05-26 Fuel supplement supplying device for an internal combustion engine
US06/382,640 US4418654A (en) 1981-05-27 1982-05-27 Fuel supplement supplying device for an internal combustion engine

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56080294A JPS57196014A (en) 1981-05-27 1981-05-27 Apparatus for supplying combustion auxiliary agent

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57196014A JPS57196014A (en) 1982-12-01
JPH0152655B2 true JPH0152655B2 (ja) 1989-11-09

Family

ID=13714245

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP56080294A Granted JPS57196014A (en) 1981-05-27 1981-05-27 Apparatus for supplying combustion auxiliary agent

Country Status (4)

Country Link
US (1) US4418654A (ja)
EP (1) EP0066245B1 (ja)
JP (1) JPS57196014A (ja)
DE (1) DE3275849D1 (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4671215A (en) * 1985-04-16 1987-06-09 Waechter Kenneth F Liquid injection system with venturi injector
USRE35237E (en) * 1989-11-22 1996-05-14 Gunnerman Rudolf W Aqueous fuel for internal combustion engine and method of combustion
US5156114A (en) * 1989-11-22 1992-10-20 Gunnerman Rudolf W Aqueous fuel for internal combustion engine and method of combustion
DE4129297C2 (de) * 1991-09-03 1998-11-19 Oberland Mangold Gmbh Vorrichtung zum Zuführen eines Kraftstoff-Zusatzmittels für einen Verbrennungsmotor
WO1994005905A1 (en) * 1992-09-09 1994-03-17 American Technologies Group Inc. Delivery system and method for combustion enhancing material
US5312566A (en) * 1992-09-09 1994-05-17 American Technologies Group, Inc. Air intake system device
US6302929B1 (en) 1994-04-04 2001-10-16 Rudolf W. Gunnerman Aqueous fuel for internal combustion engine and method of preparing
TW582451U (en) * 2003-01-02 2004-04-01 Mei-Hua Jiang Cleaning device that induces suction force in intake manifold of internal combustion engine
US20050161028A1 (en) * 2004-01-23 2005-07-28 Leendert Wolters Gaseous fuel mixer and method of operation
JP5540298B2 (ja) * 2009-05-25 2014-07-02 伊藤レーシングサービス株式会社 燃料供給装置用混合器及び燃料供給システム
CN102777243A (zh) * 2012-08-16 2012-11-14 杨明俊 一种汽车尾气治理节能减排系统

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB152622A (en) * 1919-10-11 1921-04-28 Jules Maurice Meyer Improvements relating to humidifiers or charge moistening devices for internal combustion engines
US1601185A (en) * 1924-06-20 1926-09-28 Moench Frederick Humidifier for carburetors
US2422402A (en) * 1943-11-16 1947-06-17 Gazda Antoine Humidifier for carbureters
US2843216A (en) * 1954-05-13 1958-07-15 Darrel A Rush Air filter and humidifier
US3845745A (en) * 1972-07-03 1974-11-05 C Dunlap Water injection system for an internal combustion engine
US4208989A (en) * 1974-02-07 1980-06-24 Hart Radford H Water vapor injection system
US3991724A (en) * 1974-03-01 1976-11-16 Universal Oil Products Company Apparatus for moisture addition to engine air-fuel input
US4068625A (en) * 1976-05-12 1978-01-17 Charles Lester Brown Engine intake air moisturizer
US4240380A (en) * 1977-03-21 1980-12-23 Slagle Bernie L Water injection system
US4170960A (en) * 1978-07-03 1979-10-16 Germack Walter F Additive supply and control device
GB2048112A (en) * 1979-05-04 1980-12-10 Robert R C Air filter for ic engine intake
US4191134A (en) * 1979-08-10 1980-03-04 The Goodman Systems, Inc. Fluid injection system and method for an internal combustion engine
US4306519A (en) * 1979-08-29 1981-12-22 Schoenhard James D Air humidity device for internal combustion engine
US4306520A (en) * 1979-12-18 1981-12-22 Slaton David E Water vapor injector for combustion engine air intake

Also Published As

Publication number Publication date
EP0066245A2 (en) 1982-12-08
EP0066245A3 (en) 1984-02-22
US4418654A (en) 1983-12-06
JPS57196014A (en) 1982-12-01
EP0066245B1 (en) 1987-03-25
DE3275849D1 (en) 1987-04-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3983882A (en) Method and apparatus for hydrogen fueled internal combustion engines
US3875922A (en) Vapor injection system
US3931801A (en) Fuel vaporizer and control system
US3810606A (en) Carburetor output control device
JPH0152655B2 (ja)
US4068637A (en) Multicylinder internal combustion engine
US2700967A (en) Fuel system of internal-combustion engines
US4446080A (en) Carburetor with starting system
AU706102B2 (en) Fuel consumption optimizer and carbon dioxide emissions reducer based on an air-vacuum liquid compensation system
JP2639000B2 (ja) 酸素富化エンジンの酸素富化空気制御装置
KR20000017147U (ko) 밴츄리 어댑터
US1394921A (en) Priming device
JPS585078Y2 (ja) 気化器の混合気制御装置
JPS58222973A (ja) 内燃機関の複合式燃料供給装置
JPS6121568Y2 (ja)
JPS6022188B2 (ja) 改質lpg混合気の製造装置
US1788338A (en) Carburetor
JPS6121567Y2 (ja)
JPS6041217B2 (ja) 内燃機関用気化器のエンリツチメント装置
JPS62139955A (ja) スタ−タ−付き気化器
JP2000110668A (ja) 気体燃料エンジン
JPS5817345B2 (ja) エンジンの燃料制御装置
JPS62282151A (ja) 電子制御気化器
JPH02181027A (ja) 水素・液化天然ガス用エンジン
JPH09317562A (ja) 分離給油式エンジンのキャブレタ