JPH0152303B2 - - Google Patents

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JPH0152303B2
JPH0152303B2 JP58204639A JP20463983A JPH0152303B2 JP H0152303 B2 JPH0152303 B2 JP H0152303B2 JP 58204639 A JP58204639 A JP 58204639A JP 20463983 A JP20463983 A JP 20463983A JP H0152303 B2 JPH0152303 B2 JP H0152303B2
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JP
Japan
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mandrel
flexible material
spindle
winding
traverse
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JP58204639A
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English (en)
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JPS6097167A (ja
Inventor
Daburyu Kootsuaa Furanku
Kootsuaa Guregorii
Miide Jon
Jei Hopuko Donarudo
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Windings Inc
Original Assignee
Windings Inc
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Publication date
Application filed by Windings Inc filed Critical Windings Inc
Priority to JP20463983A priority Critical patent/JPS6097167A/ja
Publication of JPS6097167A publication Critical patent/JPS6097167A/ja
Publication of JPH0152303B2 publication Critical patent/JPH0152303B2/ja
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  • Coiling Of Filamentary Materials In General (AREA)
  • Replacing, Conveying, And Pick-Finding For Filamentary Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は一方の回転する巻取枠から他方の巻取
枠に自動的に可撓性材料を移送する方法及び装
置、に関する。更に詳しくは、可撓性材料を一定
速度で送る装置に応動して、中断することなく自
動的に二個のマンドレルの一方に可撓性材料を巻
付け、この巻かれた可撓性材料を他方のマンドレ
ルに自動的に移送する巻取機に関する。
従来の技術 糸のパツケージを形成する際、一方のチヤツク
から他方のチヤツクに走向する糸を自動的に送る
自動糸移送装置は織物産業に既知である。このよ
うな自動糸移動装置の例は米国特許第3876161号
(日本公開特許公報第50−12353号)に示されてお
り、この米国特許の糸及び類似材料の巻取装置の
自動糸移送装置は駆動ローラと、少なくとも二個
の回転自在の(ボビンホルダ(チヤツク)C1,
C2,C3)とを具え、各ボビンホルダによつて
ボビン管を支持すると共にこの各ボビンホルダを
駆動ローラ1に掛合させ離脱させて各ボビンホル
ダを駆動する。一方のボビンホルダに巻かれる走
行する糸をトラバース装置によつて横方向に動か
しボビンホルダに糸パツケージを形成する。走行
する糸を移動機構によつて自動的に一方のボビン
ホルダから他方のボビンホルダに移送する。糸パ
ツケージが他方のボビンホルダに形成された時、
走向する糸を再び最初のチヤツクに自動的に移送
する。上述の米国特許の糸移送機構は上下の案内
機構(上方及び下方スレツドガイド)と、給糸装
置とを利用しており、各給糸装置はそれぞれの作
動のため空気で作動する個々のピストンシリンダ
装置を有する。これ等上下の案内機構は給糸装置
の横方向に作動し、給糸装置によつて糸を取上げ
る位置にこの上下の案内機構によつて糸を位置さ
せる。給糸装置によつてそれぞれの走向する糸を
取上げてトラバース案内との掛合から外すよう糸
を揺動アームの方に押圧し、案内板によつてこの
糸を取上げる。
従来技術の問題点 上記米国特許に代表されるような従来技術によ
れば、糸等はいくつかのボビンに同時に巻取られ
るのであり、その結果装置は複雑化し、また様々
な種類の糸に対し融通自在な巻取りを行うことが
困難である。
従つて、自動制御巻取機を使用する分野におい
て、装置を簡単化し、また無制限に種類の多い糸
等の可撓性材料を取扱えるよう、自動巻取機に一
層有効なものにすることが要求される。
本発明の目的及び問題点を解決するための手段 本発明の基本的な目的は可撓性材料がほぼ一定
速度で停止することなく製造されている時、この
可撓性材料を巻取れるよう一方の回転する巻取マ
ンドレルから他方のマンドレルに自動的に可撓性
材料を移送する巻取装置を得るにある。
本発明の他の目的は、電線、光フアイバ材料、
平担リボン状ケーブル等のような広範囲の可撓性
材料を巻取るのに使用できる自動巻取装置を得る
にある。
本発明の更に別の目的は、操作者の注意を最少
に必要とするまでに完全に自動的に作動し得る
か、或いは例えば巻取られる材料の型式によつて
は操作者が種々の機能を遂行し得る半自動的に作
動し得る巻取装置を得るにある。
本発明の更に別の目的は巻取の休止時間を首尾
一貫したものにして巻取作業の生産性を増大し、
比較的一定速度で停止することなく材料を送る装
置に自動巻取装置の速度を一致させ、巻取工程で
送りを阻止することなく材料を巻取る自動巻取装
置を得るにある。
本発明の他の目的はマイクロプロセツサによつ
て制御され、装置が行なう巻取の型式や巻取方法
にも融通性を有する自動巻取装置を得るにある。
本発明の他の目的は可撓性材料を連続的に巻取
ることができ、第1のマンドレルの巻取が完了し
た時、可撓性材料を第1のマンドレルから第2マ
ンドレルに送り、次に第2のマンドレルでの可撓
性材料の巻取りが完了し第1のマンドレルに前に
巻いた可撓性材料が除去された時、可撓性材料を
第1のマンドレルに自動的に移送する自動巻取装
置を得るにある。
本発明による自動巻取は取外し得るフランジを
有するマンドレルをそれぞれ有する1対の離間す
る上下のスピンドルを具える。トラバース機構に
隣接する内方位置と操作者位置に隣接する外方位
置との間に動き得るテーブルに各スピンドルを取
付け、いずれか一方のマンドレルに巻いた材料を
除去する。2個のマンドレルの軸線に平行な方向
に垂直に移動するよう、1対の垂直移動アームを
付け、またトラバース機構に隣接する内方位置か
ら操作者位置に隣接する外方位置までマンドレル
間に水平に移動するよう、他の1対の水平移動ア
ームを取付ける。
手動操作又は自動操作をする前に、中央処理ユ
ニツトをプログラムしてこの制御される巻取機の
構成部材をリセツトし、手動操作又は自動操作を
開始する既知の所定位置をこれ等構成部材が占め
るようにする。この中央処理ユニツトによつてス
ピンドルと、垂直移送アームと、水平移送アーム
との運動を制御すると共に、トラバース案内と、
各上下のマンドレルの固定フランジのカツタアン
ドグラバ機構との運動を制御する。
自動的にこの巻取機を作動させる場合には、水
平移送アームと垂直移送アームとの運動を共働さ
せることによつて可撓性材料を自動的に移送する
ようにして、巻かれたマンドレルからまだ巻かれ
ていないマンドレルに可撓性材料を移送し、巻か
れたマンドレルから可撓性材料を分離する。この
可撓性材料の移送に続いて、かれたマンドレルか
らフランジを除去し、このマンドレルを有するス
ピンドルを操作者位置に動かし、かれた可撓性材
料をマンドレルから除去し得るようにする。
巻取機を手動操作している間は垂直移送アーム
と水平移送アームとを作動させず、操作者によつ
て材料の移送を行ない、またこの操作者はスピン
ドルの回転と、スピンドルの内方位置と外方位置
との間の運動とを開始する。
この制御される巻取機は巻機の外部から内側コ
アまで延びる半径方向孔を有し巻かれた材料を半
径方向孔を通じて内側から繰り出すことができる
ユニバーサル巻線を含む任意既知の巻取型式に材
料を巻き取ることができる。
実施例 図面を参照して本発明の好適な実施例を説明
し、本発明の目的、利点及び要旨を明らかにす
る。
第1〜3図、特に第1図において、主フレーム
20に側フレーム22を取り付けて設け、この側
フレームによつて垂直移送アーム支持体24を支
持する。主フレーム20に棚26,28及び30
を設け、この巻取機の一連の制御を受ける種々の
構成部材を支承する。特に棚16,28に対をな
すレール組立体32,34を設け、それぞれ上下
のスピンドル駆動モータ減速機組立体36,38
を支承する。棚26から水平移送アームキヤリジ
組立体40を懸垂し、この組立体の離間した(間
隔をおいて配置される)案内レール42,44
に、水平移送アーム組立体46を移動できるよう
取付ける。この構造、作動及び機能は次に一層詳
細に説明する。
上部マンドレル(第一のマンドレル)48をス
ピンドル軸49に適切に取付け、(第17図と共
に詳細に説明する)カツタアンドグラバ組立体
(切断及び把持アセンブリ)に組合せる固定フラ
ンジ50と、第4図につき詳細に機能を説明する
取外し得るフランジ52とを上部フランジ48に
設ける。同様に、下部マンドレル(第二マンドレ
ル)54をスピンドル軸55に取付け、カツタア
ンドグラバ組立体に組合せる固定フランジ58
と、上部マンドレル48のマンドレル52に類似
する取外し得るフランジ56とを下部マンドレル
54に設ける。(第4図に詳細に示す)トラバー
ス機構60を取付け、上部マンドレル48、下部
マンドレル54でマンドレル軸49,55に平行
な方向にこのトラバース機構を往復動させそれぞ
れ上部マンドレル48と下部マンドレル54に可
撓性材料を巻付ける。第1図に示すように、上部
マンドレル48、下部マンドレル54に対し水平
移送アーム46を内方及び外方に水平に動かす。
第1図に示すように、上部マイクロスイツチ位
置センサ64と、下部マイクロスイツチ位置セン
サ66との間で垂直に移動できるよう垂直移送ア
ーム組立体62を取付ける。垂直移送アーム支持
体24に上下のシヨツクアブソーバ68,70を
取付け、上下の位置における垂直移送アーム組立
体62の停止を緩衝する。この垂直移送アーム組
立体に2個の離間した、平行に延びる支持部材7
2,74を設け、この支持部材の端部にそれぞれ
垂直移送アーム76(簡明のため第1図には1個
のみ示す)を設ける。
主フレーム20の側面図である第2図に示すよ
うに、それぞれモータ74,76、スピンドル軸
49,55に取付けたプーリ78,80をスピン
ドル駆動モータ減速機組立体36,40に設け
る。モータ74,76の軸にそれぞれ連結したベ
ルト82,84によつてプーリ78,80を駆動
する。第2図に実線で組立体36,40を最内方
位置に示し、この位置ではそれぞれマンドレル4
8,54を回転し、材料をマンドレルに巻付け
る。第2図に仮想線で組立体36,40を外側位
置に示す。この位置に向け、それぞれの組立体3
6,38を動かしてそれぞれのマンドレルへの可
撓性材料の巻付けを完了し、可撓性材料を他方の
マンドレルに連続的に巻付けながら、一方のマン
ドレルから可撓性材料を除去する。(後に詳細に
説明する)プログラムに応じて、適切なピストン
素子によつてスピンドル駆動組立体36,40を
交互に内方位置と外方位置とに交互に動かす。こ
のピストン素子は空気力又は液圧で駆動されるも
ので、よく知られているものなので説明を省略す
る。
第2図にトラバース駆動モータ86及びトラバ
ースカム機構88が示されている。カム機構88
をプーリ及びベルトによりトラバース駆動モータ
86に連結する。即ちベルト90によつてトラバ
ース機構88を歯車装置92に連結し、ベルト9
4によつてこの歯車装置92をトラバースモータ
86に連結する。第4図に更に明示するように、
案内機構60の案内管96を通して、供給源(図
示せず)から上部マンドレル又は下部マンドレル
に可撓性材料98を送り、マンドレルに可撓性材
料を巻付ける。ワイヤケーブルのような可撓性材
料を製造する機械から直接材料を送られる材料貯
蓄装置を経て可撓性材料98を供給する。このよ
うにして、製造されたまま、ワイヤケーブル又は
その他の可撓性材料を直接巻取ることができる。
この貯蓄装置内に可撓性材料を保管する目的はこ
の巻取機又は製造装置の待時間を考慮するためで
あり、これにより材料を連続的に巻取る。
最後に、第2図に示すように、ソレノイド弁1
00を主フレーム20の棚30に取付ける。この
ようなソレノイド弁を使用して、マンドレルの内
方及び外方への運動の制御及び水平移送アームキ
ヤリジ組立体の内方及び外方への運動の制御を液
圧又は空気圧によつて行なう。
第3図は上部マンドレル48と下部マンドレル
54との間の水平移送アーム組立体46の相対位
置を示す。第3図には空気シリンダ100及びピ
ストン104を示し、上部マンドレル48の取外
し得るフランジ52にピストン104を取付け
る。シリンダ100を作動させて、移動できるピ
ストン104とフランジ52とをマンドレル48
から後退させる。このようにして、上部マンドレ
ル48を(第3図で見て)後退せ、操作者がマン
ドレルから巻いた可撓性材料を除去し得るように
する。第3図に示すように、下部のスピンドル5
5に同様のシリンダ106とピストン110とを
設け、下部マンドレル54の取外し得るフランジ
56にピストン110を取付ける。更に第3図に
示すように、水平移送アーム組立体に2個の移送
アーム112,114を設ける。この移送アーム
の機能及び作用を次に説明する。
第4図の取外し得るフランジ52の仮想線の位
置は上部マンドレル48に取付けられた位置から
フランジ52を動かしているシリンダ100の作
動を示す。取外し得るフランジ52の内方位置を
第4図に実線にて示し、この位置では取外し得る
フランジを上部マンドレル48の端部に固着し、
可撓性材料を案内機構60から上部マンドレル4
8に巻付けることができる。また第4図に示すよ
うに、マイクロスイツチ118によつて感知する
内方位置と、マイクロスイツチ120によつて感
知する外方位置との間に、離間したレール42,
44(図面には1個のみ示す)に沿つて水平移送
アーム組立体46を移動できるようにする。この
組立体46の外方位置を第4図に仮想線にて示
す。更に詳細に説明すると、上部移送アーム組立
体と垂直移送アーム組立体との間の共働相互作用
によつて可撓性材料を上部マンドレル48から下
部マンドレル54に、下部マンドレル54から上
部マンドレル48に可撓性材料を移送する。移送
作用を開始する直前にある水平移送アーム組立体
46と垂直移送アーム組立体62の一方との相対
水平位置を第4図に示す。
第5図に垂直移送アーム組立体62をその最下
位置に示し、この位置でシヨツクアブソーバ70
に衝合しており、ここで下部位置センサ66が作
用し、組立体62が最下位置にあることを表示す
る。垂直移送アーム組立体のこの位置を使用して
一方の移送指片120を有する支持部材72を所
定位置に位置させて案内装置から出口と下部マン
ドレル54との間の点で可撓性材料に掛合させ、
下部マンドレル54上に可撓性材料を巻付け終つ
た際、可撓性材料を下部マンドレル54から上部
マンドレル48に移送することができる。垂直移
送アーム組立体62の最上部位置では、上部マイ
クロスイツチ64を作動させ、(後に詳細に説明
する)制御回路に制御信号を供給し、可撓性移送
指片122を有する支持部材74を所定位置に位
置させてマンドレル48から案内装置まで延びる
可撓性材料に掛合させ、可撓性材料を上部マンド
レル48から下部マンドレル54に移送できるよ
うにする。移送脂片120,122の機能と作動
と、水平移送アーム組立体46の移送指片11
2,114との共働作用とについては次に詳細に
説明する。垂直移送アーム組立体62の適切な垂
直運動と、水平移送アーム組立体46の適切な水
平運動を適切にタイミングを合わせることによつ
て可撓性材料を上部マンドレル48から下部マン
ドレル54に、またこの反対に移送することがで
きる。第17図につき詳細に説明するカツタアン
ドグラバ機構に組合せてこの移送作用を行なう。
下部マンドレル54から上部マンドレル48へ
の可撓性材料の移送を第6〜9図に示す。第6図
に示すように、可撓性材料を下部マンドレル54
に巻終えた時、水平移送アーム組立体46に最も
近く、最内側位置トラバースを送る。下部マンド
レル54を2回転し、可撓性材料が確実に最内側
のフランジ58(第6図参照)に当たるようにす
る。次に水平移送アーム組立体46の下部水平移
送指片114を内方位置から外方にもたらし、可
撓性材料98に掛合させる。水平移送アーム組立
体46を引続いて外方に動かすことによつて可撓
性材料を第7図に示す位置にもたらす。この位置
では、可撓性材料98は上部アーム72の垂直移
送指片120の上方に延びている。第6図に示す
位置から第7図に示す位置に水平移送組立体が移
動中、水平移送指片114を垂直移送指片120
に掛合させる。垂直移送指片120は解放される
と、可撓性材料98と水平指片114とを第7図
に示す位置に達せしめる。次に第8図に示すよう
に、上部移送アーム72を垂直に動かして、垂直
移送指片120を可撓性材料98に掛合させて可
撓性材料を上方に動かす。また垂直移送アーム7
2が垂直に移動したのに続いて、水平移送アーム
組立体46を内方に動かして可撓性材料98を水
平移送指片114から解放して上部マンドレル4
8に向け上方に動かす。垂直移送アーム72を引
続いて上方に動かすことによつて可撓性材料98
を上部マンドレル48の一部に掛合させる。その
一部とは固定フランジ50に出合う場所であり、
この位置はカツタアンドグラバ機構が設置してあ
るところである。この可撓性材料はカツタアンド
グラバ機構によつて捕捉され、この機構が作動す
るや、第9図に示すように可撓性材料を切断す
る。
可撓性材料98を下部マンドレル54から上部
マンドレル48に移送する以前に、下部マンドレ
ル54のスピンドルの駆動を既に停止しており、
マンドレル組立体48上のカツタ機構の位置を感
知する。必要なら、マンドレル48を静かに押圧
し、カツタアンドグラバ機構が可撓性材料を受理
する所定位置になるようにする。
可撓性材料を完全に巻付けた上部マンドレル4
8から下部マンドレル54に移送する状態を第1
0〜13図に示す。第10図に示すように、可撓
性材料を上部マンドレル48に巻付け終ると、水
平移送アーム組立体46を上方に動かし、上部水
平移送指片112を可撓性材料98に掛合させ、
可撓性材料の外方への移送運動中、上部水平移送
指片112を下部垂直移送アーム74の垂直移送
指片122に掛合する。垂直移送指片122も可
撓性であり、これにより水平移送指片112が垂
直移送指片122に掛合すると、垂直移送指片1
22を後退させ、水平移送指片112と取付けた
可撓性材料98とを垂直移送指片122に通し、
第11図に示す位置に達せしめる。水平移送アー
ム組立体46の同時の引続いての外方への運動
と、下部垂直移送アーム74と垂直移送指片12
2との下降する下方への運動によつて可撓性材料
98を垂直移送指片122に掛合させ、第11図
に示すように可撓性材料を上部水平移送指片11
2と垂直移送指片122とに掛合させる。
第12図に示すように、水平移送組立体46を
内方に動かし、可撓性材料98を水平移送指片1
12から離脱させ、下部の垂直移送アーム74と
垂直移送指片122の下方への運動によつて可撓
性材料をカツタアンドグラバ組立体に掛合させ
る。カツタアンドグラバ組立体は下部マンドレル
54のフランジ58内に取付けられている。この
可撓性材料をこのグラバ機構によつて捕捉し、こ
のカツタ機構によつて切断し、この可撓性材料を
下部マンドレル54に保持し、水平移送アーム組
立体46の外方への移動によつて上部マンドレル
48に巻かれたこの切断した材料を下部マンドレ
ル54の付近から除去し、可撓性材料を巻付ける
ため下部マンドレル54を回転する際、水上部マ
ンドレル48から自由になつている可撓性材料の
部分が下部マンドレル54に巻かれている可撓性
材料にもつれることがないようにする。
垂直移送指片122を下部移送アーム74に取
付けて、一方のスピンドルから他方のスピンドル
に可撓性材料を移送中、水平移送指片の外方への
移動によつて掛合した時、この垂直移送指片12
2を後退できるようにする状態を第14図に示
す。第14図に示すように、ばね132の張力を
増大させる回転自在の軸130に垂直移送指片1
22を取付け、可撓性指片122を後退させる力
を釈放させると、この指片を第14図に示すよう
に平素の作動位置にもたらす。
第15図は下部及び上部の水平移送指片112
及び114の相対部分移動を示し、第14図に示
すように垂直移送指片122につき説明したのと
同様に、これ等指片112,114を取付け、垂
直移送アーム組立体46の内方への移動中に、垂
直移送指片に掛合する際、水平移送指片112,
114を後退させる。水平移送アーム組立体46
の外方への移動中、垂直移送指片は水平移送指片
に掛合する際、後退することができる。
第16図は水平移送指片112を回転自在の軸
140に取付け、水平移送指片112が軸線14
4の周りに反時針方向に回転した時、ばね142
に張力を加える方法を示す。
第17図はマンドレルの部分断面図を示し、固
定フランジ50に設置したカツタアンドグラバ機
構の構造と作動とを示す。第17図に示すよう
に、ピストンシリンダ150によつてフランジ1
52を内方に動かし、シリンダのピストン158
の突起154,156間にフランジ152を掛合
させる。フランジ152が内方に移動することに
よつてアーム160を内方に動かし、このアーム
160によつて可撓性材料を捕捉する。ピストン
158を引続いて作動させることによつてこのグ
ラバによつて可撓性材料を捕捉したままカツタ機
構によつて可撓性材料を切断する。可撓性材料を
マンドレル48上の巻回に掛合させるようマンド
レルを数回回転させた後、シリンダ150を釈放
し、グラバ機構をも釈放する。
このカツタアンドグラバ機構のグラバを所定位
置に留め、カツタを後退させることができる。グ
ラバが軽い穿孔作用を有する端縁を有するなら
ば、材料(それが絶縁導線であれば)をこの巻取
機に電気的に接続維持することができる。可撓性
材料を巻付けたまま或る種のテストを行なう必要
がある場合に、このことは重要である。
特に図示しないが、取外し得るフランジ52の
ような取外し得るフランジをマンドレル48から
後退させることによつて、スピンドルに巻付けた
可撓性材料を後退させ、マンドレル48と関連す
るスピンドル駆動機構36を案内レール32に沿
つて外方に動かす(第1図参照)。マンドレル4
8を作動位置から完全に除去した時、操作者はマ
ンドレル48の中央部を縮小させ、マンドレル4
8上の可撓性材料を容易に除去し得るようにす
る。このような後退機構は当業者には既知なの
で、詳細な説明を省略する。後退できるマンドレ
ルは本願人に譲渡された1981年3月9日に出願の
米国特許出願第242130号に開示されている。同様
に、取除き得るフランジ56をスピンドルから分
離し、マンドレル54とその関連するスピンドル
駆動機構38とを外方に動かすと、下部マンドレ
ル54に巻いた可撓性材料を除去する。
可撓性材料を上部スピンドルから下部スピンド
ルに移送し、又は下部スピンドルから上部スピン
ドルに移送するようにこの巻取機の種々の構成部
材の制御を第19a,19b図及び第20a,2
0b図に示す。
巻取機の手動操作又は自動操作の前に行なう巻
取機のリセツト操作を次に説明する。このリセツ
ト操作は第18図の制御回路の一部を示した中央
処理ユニツト(CPU)の制御によつて行なう。
第18図に示す制御機能に関しては、CPUのリ
セツトラインをパワーアツプし又は解除する際、
CPUは180でスタツクをセツトし、このスタツク
180はCPU内の必要な情報を記憶する。制御
作用181によつて示すように、CPUによつて
この制御される巻取機のすべての制御弁をオフに
する。これ等の弁は例えば空気圧ソレノイド弁で
あつて、フランジ、スピンドルテーブル、カツ
タ、垂直キヤリジ、水平キヤリジ等のような巻取
機の種々の構成部材の運動を制御する。次に
CPUはセンサ182によつて感知することによ
り、弁がオフになつているかどうかをチエツクを
する。
パワーアツプ中、著しい電気ノイズが生ずる
と、妨害のためすべてのソレノイド弁をオフにす
る制御機能181が達成されないことに注意すべ
きである。従つて、もしすべての弁がオフになつ
ていないと、第18図に示すように制御機能18
1を繰返す。このことは時々必要になることであ
る。
すべての制御弁をオフにし、制御を受けること
巻取機の種々の構成部材の生ずる運動から損傷を
生ずるのを防止すると共にこれ等構成部材同志の
衝突の可能性を除去する。
制御機能183によつてすべてのモータをクラ
ンプし、すべての表示装置をオフにする。断続器
をセツトし、特定のアドレスでCPUを再スター
トさせる。このリセツト工程における上述のステ
ツプは巻取機を任意の方法でパワーアツプして維
持するために必要である。このリセツト機能を行
なうのに千分の数秒を要するのみであり、従つて
CPUが種々のモータ及び弁をオフにする以前に、
この巻取機の構成部材が動く時間はない。リセツ
ト機能は引続いて制御機能184を行ない、上部
フランジを外方に、上部カツタを外方に、下部フ
ランジを外方に、下部カツタを外方に、水平アー
ムシリンダを内方に動かす弁をすべて付勢する。
上部フランジ上方位置センサをチエツクし、もし
上部フランジがセンサ108で感知されて外方に
ある場合には、下部フランジ外方位置センサをセ
ンサ186でチエツクし、上部スピンドル内方位
置センサをセンサ187でチエツクし、もし上部
スピンドルが内方位置にない場合には、操作者ス
テーシヨンで制御機能188によつて上部スピン
ドルを外方位置に送る。次に下部スピンドル内方
位置センサをチエツクし、もし下部スピンドルが
内方位置にない場合には、操作者ステーシヨンで
制御機能190によつて下部スピンドルを外方位
置に送る。タイマ191においてCPUによつて
生ずるように作動のこのリセツトモードは約2秒
の時間遅れに入り、この時間間隔に続いて、制御
機能192によつて、両方の上下のスピンドルテ
ーブル又はキヤリジを内方位置に動かす。センサ
193,194によつてそれぞれ上下のスピンド
ル位置をチエツクする。
上下のスピンドルの一方又は両方が内方位置に
あり、このような位置にあることが検出されない
限り、上下のスピンドルの実際の位置はCPUに
よつて知られていないから、上述のような手順は
必要である。上述の手順は上下のフランジ及び上
下のスピンドルのようなこの巻取機の種々の構成
部材を既知の位置に送るだけである。その運動の
終りに各スピンドルテーブル又はキヤリジはシヨ
ツクアブソーバに接触する。外方位置(操作者位
置)のシヨツクアブソーバはばね復帰装置であ
る。しかし、内方位置(トラバース機構に最も近
い位置)のシヨツクアブソーバは空気復帰装置で
ある。内方のシヨツクアブソーバの状態が知られ
ていないから、スピンドルテーブル又はキヤリジ
が内方位置にないことが知られていれば、スピン
ドルテーブル又はキヤリジを外方に送る必要があ
る。制御機能191によつて2秒間の時間間隔を
生ずるから、内方のシヨツクアブソーバを確実に
外方に動かすことができる。
第18図に示す作動のリセツトモードを継続す
ることによつて、タイマ制御機能195によつて
1.5秒の時間遅延を生じ、一旦上述のシヨツクア
ブソーバに接触すると、スピンドルテーブル又は
キヤリジの内方位置における振動を停止させる。
次に手動自動切替スイツチ196の状態を感知す
ることによつて、自動操作又は手動操作するため
この巻取機の状態をCPUによつてチエツクする。
自動的な作動モードを選択した場合には、制御
機能197によつて上下の両方のフランジを内方
位置に置き、センサ198,199によつてそれ
ぞれの作動の好適な完了をチエツクする。次に、
制御機能200によつて垂直アームシリンダを下
方位置に送り、センサ201によつて示されたよ
うな垂直下方位置センサをチエツクすることによ
つて垂直アームシリンダの位置を感知する。次
に、制御機能202によつて水平アームシリンダ
を外方位置に送り、第18図の機能制御のダイア
フラムに符号203によつて示した水平アーム外
方位置センサによつて水平アームの位置をチエツ
クする。もし、水平アームが外方位置にあること
を感知すれば、CPUは操業ボタンが押されるの
を待つており、従つて第20a,20bに示す制
御機能に関し後に触細に説明するように自動的に
巻取操作を開始する。
もし操作者が手動操作を選択すると、第18図
に示す制御機能204によつて上部及び下部の両
方のフランジを内方位置に送る。制御機能205
によつて水平アームシリンダから動力を除去し、
次に制御機能206によつて示された操業ボタン
が押されるのをCPUは待つており、従つて制御
される巻取機の手動操作を開始する。
この制御される巻取機を手動操作している時、
センサ207によつて垂直移送機構24上の垂直
シリンダの位置をチエツクする。このセンサ20
7は第1図に示したマイクロスイツチ64に相当
する。この時間の前に、操作者は巻取機の下部マ
ンドレル54に可撓性材料を取付け終つている。
センサ207のYES出力によつて示すように)
上部シリンダが適正な位置にある場合には、制御
機能208によつて下部シリンダをオンにし、操
作者によりワイヤを下部スピンドルモータに手動
で取付けた後、下部スピンドルモータを静かに動
かし、ワイヤを下部マンドレル54上に保持す
る。上部シリンダが適切な位置にない場合には、
モータを駆動するデジタルアナログ変換器をこの
制御機能によりオフにする。操作者によつて起動
ボタンBNを押すことにより機能209を通じて
デジタルアナログ変換器をオフにし、上部の除去
できるフランジ52をマンドレル48から機能2
10によつて外方に動かす。(混乱を避けるため
図面に示さない)適切なセンサ212によつてこ
の除去できるフランジの位置を次にチエツクす
る。上部マンドレル48の除去できるフランジ5
2が最外側位置にあれば、制御機能214によつ
て上部マンドレル48を外方に動かし、このマン
ドレル48上に巻いた材料を操作者によつて除去
することができる。次に第19a図のブロツク2
16によつて示した適切なセンサによつてチエツ
クした巻取位置にこのプログラムによつて上部マ
ンドレル48を内方に動かす。ほぼ2秒間、タイ
マを作用させ、下部マンドレルが巻取を開始する
際、可撓性材料の端部が下部マンドレルにからま
るのを防止する。このようなタイマ機能をブロツ
ク218によつて表わす。ほぼ2秒間の時間間隔
後、制御機能220によつて下部マンドレル54
に巻取りを行なわせる。この制御機能220によ
つてスピンドル駆動モータを作動させ、制御機能
224により示されるように制御装置に5秒間タ
イマを作用させる。処理機能209で上部スピン
ドルモータをオフにする以前に押されている起動
ボタンを操作者が釈放する時間がこのタイマによ
つて得られるようにする。このシステムによつて
起動ボタンが押されたのをチエツクし、次に制御
機能によつて上部スピンドルを内方位置にセツト
したことをこのシステムによつてチエツクする。
この内方位置は制御機能226による上部スピン
ドルの巻取位置である。センサブロツク228に
よつて示した適切なセンサによつてこのスピンド
ルの内方位置をチエツクし、次に制御機能230
によつて示すようにこのシステムを再び5秒間だ
けタイマによつて休止させ、スピンドルキヤリジ
が躍動するのを防止する。プログラムは引続いて
上部マンドレル48の除去できるフランジ52を
巻取位置に動かし、マンドレルに取付ける。この
機能を制御機能ブロツク232によつて開始し、
上部マンドレル48の取外し得るフランジの位置
をセンサ機能234によつてチエツクする。次に
この制御システムによつて長さカウンタをチエツ
クし、下部マンドレル54に適切な量の可撓性材
料が巻かれており、センサ236によつてそれが
チエツクされた時、制御機能238によつて下部
マンドレルの回転を停止する。
次に操作者が手動で可撓性材料を切り、その端
部を上部マンドレルに引掛ける。操作者は次にボ
タンBNを押し、上部マンドレルを動かし、十分
な量の可撓性材料が上部マンドレルに巻取られる
ようにする。起動マンドレル復帰ボタンBN押せ
ば、制御機能240によつてD/A変換器をオフ
にし、制御機能242によつて上部マンドレルの
巻取を開始させる。起動マンドレル復帰ボタン
BNを押さない場合は、巻取機は制御機能238
と制御機能240との間の制御ループに留まる。
上部マンドレルによつて巻取を行なう場合、下
部フランジを制御機能244から除去し、センサ
246によつて作動が好適に完了したことを感知
する。この状態では、制御機能248によつて下
部スピンドルを操作者の位置の外に動かすことが
できる。5秒間の時間間隔によつて操作者が起動
マンドレル復帰ボタンを釈放するための適切な時
間を与える。このボタンBNは制御機能250に
よつて制御機能240が生ずる以前に押されてい
る。起動マンドレル復帰ボタンBNを押し、制御
機能252によつて空の下部スピンドルを内方位
置に戻し、センサ254によつて、この作業が好
適に完了したことをチエツクする。制御機能25
6によつて5秒間の時間遅れを生ぜしめ、下部ス
ピンドルキヤリジが躍動することがないようにす
る。次に制御機能258によつて下部フランジを
下部マンドレル上に動かし、この作動が完了した
ことをセンサ260によつてチエツクする。可撓
性材料が巻かれているマンドレルの長さカウンタ
を制御機能262によつてチエツクし、巻かれた
可撓性材料が適切な長さに達した時、制御機能2
64によつて上部スピンドルの駆動を停止する。
次に、プログラムは最初の起動点に入る。
第20a,20bに示す制御機能によるこの制
御される巻取機の自動作動を次に説明する。
CPUによつて下部スピンドルをオンにし、プロ
グラム機能310によつて巻取を行なわせる。更
に、CPUによつてソレノイド弁をオンにし、上
部の除去できるフランジを外方に送る(上部マン
ドレルはオフ状態)。次に、上部フランジが外方
位置に即ちマンドレルから離れている場合にはス
イツチ312を閉じる。この上部フランジの位置
をセンサ314で感知し、プログラム機能316
によつて上部マンドレルを外方位置に位置させる
ことによつてこのプログラムを継続する。次にこ
のプログラムをタイマ318によつて開始される
4.5秒の時間遅延状態にする。すべての時間的な
機能はソフトウエアによつて生じ、CPUによつ
て実行される。次にプログラム機能320によつ
て下部カツタを外方位置に位置させることによつ
てこの開始プログラムを継続する。
機能310には2個の入口点があり、その一方
は上述したところであり、他方の入口点はこのプ
ログラムの終端から始まる。機能438でCPU
によつて下部カツタは内方位置に送られているか
ら、制御機能318,320は必要である。この
プログラムでの最初の時には機能440を作動状
態にしていない。最初の時には機能318,32
0は不必要であるが、その後は常に必要である。
次にこのプログラムによつてスピンドル復帰ボ
タン322を感知し、プログラム機能324によ
つて上部マンドレルを内方位置に設置することに
よつてこのプログラムを継続する。センサ326
によつて上部マンドレルの位置を感知し、次にタ
イマ328によつてこのプログラムを約2.5秒間
の時間遅延状態にする。プログラム機能330に
よつて上部フランジを内方位置に位置させること
によつてこの制御される巻取機をこのプログラム
により始動させ、センサ332によつてこのフラ
ンジの位置を感知させる。サブルーチン334に
よつて上部スピンドルカツタを位置決めさせるこ
とによりこの作動プログラムを継続し、センサ3
36によつて長さカウンタをチエツクし、長さカ
ウンタの接点が開いた場合には、プログラム機能
338によつて下部スピンドルモータをオフにす
る。この時、機能340によつて水平シリンダを
(トラバースに向け)内方に送る。次に機能34
2によつてトラバースカムを位置させる。センサ
344によつて水平シリンダの位置をチエツク
し、外方位置にないことを確かめる。次に、プロ
グラム機能346によつて下部スピンドルモータ
をオンにし、トラバース案内から下部スピンドル
に可撓性材料の巻取を開始し、可撓性材料を確実
に内方フランジに押しつける。次に、タイマ機能
348によつてこのプログラムを1.5秒の時間遅
延状態にし、機能350によつて下部スピンドル
モータをオフにする。プログラム機能352によ
つて水平シリンダを外方位置に置き、次にセンサ
354によつて水平シリンダの位置をチエツクす
る。プログラム機能356によつて垂直シリンダ
を上部位置に送り、次にセンサ358によつてこ
の垂直シリンダの位置をチエツクする。
制御機能356で垂直シリンダを上方位置
(VU)に送るが、このプログラムは垂直移送機
構が尚下方にあるかどうかを感知しつつある。い
かなる制御システムでも、制御される構成部材が
作用するための時間が必要である。機能358に
よつて垂直移送機構が下方位置にないことを確か
める。この機構が上方位置にあるかどうかは、な
おわからない。わかつているのはそれが途中にあ
ることである。機能356によつて制御される弁
の付勢と、スイツチ358の開放との間の時間を
カウンタ359によつて計数する。この時間は垂
直移送指片と水平移送指片とがその通路が交差し
ているため衝突を避ける目的で必要である。
機能360によつて水平アームを内方位置に置
くことによりこのプログラムを継続する。センサ
362によつて垂直シリンダの位置をチエツク
し、垂直シリンダが上方位置にある場合には、プ
ログラム機能364を通じてスピンドルを位置決
めすることによつてこのプログラムを継続する。
この作動をチエツクし、ここに説明した移送工程
にカツタが動いていないことを確かめる。次に、
プログラム機能366によつて上部カツタを内方
位置に置くことによつてこのプログラムを継続す
る。センサ368によつて上部カツタの位置をチ
エツクし、上部カツタが内方位置にある場合に
は、このプログラムを継続し、(第21図につき
詳細に説明する)デジタルアナログ変換器によつ
て下部スピンドル駆動モータをオンにする。この
機能をプログラム機能370によつて遂行する。
次にタイマ372によつて1.5秒間の時間にわた
りこのプログラムを時間遅延状態にする。この時
間遅延は、巻かれた材料に十分な張力を加え、カ
ツタと上部マンドレルとが打ち合うのを防止する
ため必要である。次にプログラム機能374によ
つて下部スピンドルをオフにする。更にプログラ
ム機能376によつて上部スピンドルモータをオ
ンにし、上部スピンドルに巻取を行なわせる。次
にこのプログラムによつて下部フランジを外方位
置に動かし、この下部フランジの位置をセンサ3
80によつてチエツクする。更に、下部スピンド
ルを外方位置に動かし、この下部スピンドルに巻
かれた材料を操作者によつて除去し得るように
し、タイマ384によつてプログラムを4.5秒の
時間遅延状態にする。次にプログラム機能386
によつて上部カツタを外方位置に設置し、センサ
388によつてスピンドル復帰ボタンをチエツク
する。次にプログラム機能390によつて下部ス
ピンドルを内方位置に設置し、センサ392によ
つて下部スピンドルの位置をチエツクする。次
に、タイマ394によつてこのプログラムを2.5
秒間の時間遅延状態にする。次にこのプログラム
はプログラム機能396によつて下部フランジを
内方位置に設置し、センサ398によつてこの下
部フランジの位置をチエツクする。次にプログラ
ム機能400によつてスピンドルを位置決めし、
(センサ336と同様の)センサ402によつて
長さカウンタをチエツクする。次にプログラム機
能404によつて上部スピンドルモータをオフに
する。更にプログラム機能406によつてトラバ
ースカムを適切な位置にし、次にプログラム機能
408によつて(第21図につき後に詳細に説明
する)デジタルアナログ変換器によつて上部スピ
ンドルモータをオンにする。次にタイマ410に
よつてこのプログラムを1秒間の時間遅延状態に
し、プログラム機能412によつて上部スピンド
ルモータをオフにする。更にプログラム機能41
4によつて水平シリンダを外方位置に設置し、こ
の水平シリンダの位置をセンサ416によつてチ
エツクする。水平シリンダが外方位置にあること
をこのセンサが示した時、プログラム機能418
によつて垂直シリンダを下方位置に設置し、マイ
クロスイツチセンサ420によつて垂直シリンダ
の位置をチエツクする。次にタイマ422によつ
てこのプログラムを0.5秒の時間遅延状態にする
(この機能は上述した通りである)。次にプログラ
ム機能424によつて水平シリンダを内方位置に
設置し、この位置をセンサ426によつてチエツ
クし、水平シリンダが内方位置にあることをセン
サ426が示した時、プログラムを進行させる。
水平シリンダのこの内方位置はトラバース機構に
とつて水平シリンダの外方位置までのほぼ中間位
置である。次にプログラム機能428によつてこ
の水平シリンダをオフにし、垂直シリンダが下方
位置にあるかどうかを見るためセンサ430によ
つて垂直シリンダの位置をチエツクする。垂直シ
リンダが下方位置にあることをセンサが示した
時、プログラム機能432によつて水平シリンダ
を外方位置に設置し、センサ434によつて水平
シリンダの位置をチエツクする。水平シリンダを
外方位置へ2度目に送るこの工程によつて、切断
されて懸垂する材料が下部マンドレルにもつれる
のを防止する。水平シリンダが外方位置にあるこ
とをセンサ434が示した時、機能436によつ
てスピンドル位置をチエツクし、機能438によ
つて下部カツタを内方位置に駆動し材料を切断す
る。材料が切断されたことをセンサ440が示し
た時、タイマ442によつてこのプログラムを
1.5秒間の時間遅延状態にする。次に、プログラ
ムを機能ブロツク310に進行させ、下部スピン
ドルをオンにし、材料を巻取り、全プログラムを
繰返し、このようにして上下のマンドレルに材料
を巻き、巻き終ると上下のマンドレル間に材料を
適切に移送する。
第21図はこの制御される巻取機の制御回路の
ブロツクダイアグラムである。全体の制御機能は
中央処理ユニツト(CPU)500で生じ、この
CPU500はクロツク、ROM501及びRAM
503を有し、操作者からの入力及び種々のリミ
ツトスイツチ機能を入力する。このリミツトスイ
ツチによつて垂直シリンダ、水平シリンダ、スピ
ンドルテーブル、カツタ、起動スピンドル復帰ボ
タン、長さカウンタ等の位置を検出する。更に
種々のソレノイド弁によつて水平シリンダ、垂直
シリンダ、スピンドルテーブル、カツタ、フラン
ジ等の位置決めを行なう。CPU500はまた上
下のスピンドルの位置と、トラバース機構上のカ
ムの位置を受理し、ガムデジタルアナログ変換器
及びスケーリング回路502とに適切な出力を供
給する。CPU500はまた断続信号を受理する。
またCPU500はカム位置ポートと、(材料を巻
いたスピンドルに応じて)スピンドル位置ポート
とを読取る。このつまみホイールの設定と、断続
制御とによつてトラバースカムをどの位置にすべ
きかを決定する。次にCPUはカムデジタルアナ
ログ変換器に信号を送る。もし実際のカム位置の
値が計算されたカムの位置の値より小さい場合に
は出力はプラスであり、大きい場合にはマイナス
である。また等しい場合は零である。更にCPU
500はスピンドルデジタルアナログ変換器50
4に入力を供給する。
上部スピンドル駆動装置508と下部スピンド
ル駆動装置510とをそれぞれ制御するスピンド
ルセレクトマルチプレクサ506にスピンドルデ
ジタルアナログ変換器504は入力を供給する。
上下のスピンドル駆動装置のためのマスク速度は
リニアランプ513を通じてマスタ速度ポテンシ
ヨメータ512によつて供給される。
上下のスピンドルモータにそれぞれデユアルチ
ヤンネル符号器を設ける。この符号器は当業者に
既知のアンチジツタ回路を有する。上部スピンド
ルモータ514に関しては、符号器516の出力
はデユアルチヤンネルであり、即しチヤンネル
A、B間で位相が90゜ずれている。A、Bチヤン
ネルにおける符号器516の出力は上下カウンタ
518に送られる。ホールセンサ機構520によ
つて上部スピンドルモータ514の回転を表示
し、その出力は2で割られて上下カウンタ518
に供給される。上下カウンタ518のカウントは
百位、十位及び一位の数の度数で位置を示す。こ
れにより上部スピンドル位要ポートを構成する。
上下カウンタ518の出力も断続マルチプレクサ
522に供給される。
同様に、下部スピンドルモータ524には上下
カウンタ528に入力を供給するデユアルチヤン
ネルA、Bを有する符号器526を設ける。ホー
ル検出回路530によつてデイバイドバイツウ回
路を通じて上下カウンタ528に入力を供給す
る。上下カウンタ528の出力は百位、十位及び
一位の数でスピンドルの位置を示す。上下カウン
タ528の出力は断続マルチプレクサ522に供
給され、このマルチプレクサの出力はCPU50
0に供給するマスクできる断続信号536を構成
する。
上部スピンドルモータ符号器516と下部スピ
ンドルモータ符号器526との出力も各セレクタ
及び周波数電圧変換回路540に入力され、その
出力は速度誤差回路542に入力する。速度誤差
回路はまたカムデジタルアナログ変換器502か
らの位置誤差出力を受理する。
トラバースモータ550もデユアルチヤンネル
符号器552を有し、この符号器によつて上下カ
ウンタ554にA及びBチヤンネル出力を供給
し、このカウンタ554の出力によつて百位、十
位及び一位の数で位置を表示するカム位置ポート
出力を生ずる。ジユアルチヤンネル符号器552
のAチヤンネル出力を周波数電圧変換器556に
入力し、この変換器556の出力を速度誤差回路
542に入力する。トラバースモータ550を制
御するトラバース駆動装置558に速度誤差回路
542によつて出力を供給する。ホール感知機構
560はトラバースモータ550の回転を示すパ
ルスを発生し、この出力を上下カウンタ544に
入力する。毎回同一場所即ち同一位置で、このホ
ール装置によつて上下カウンタを零にリセツトす
る。このようにして各ホールパルス出力からいか
なる雑音パルスをも確実に除去する。
ホール感知装置520,530及び560のお
のおのにリセツト機構を設け、約720カウントで
ある上下カウンタからの一トラバースカウントに
このリセツト機構をリセツトする。
インジケータポート572、セレクタ及び加速
回路506への入力である選択ライン出力570
を断続マルチプレクサ522の他の出力は有す
る。
可撓性材料をユニバーサル巻線のように巻取技
術分野で既知の方法で巻取つてもよい。このユニ
バーサル巻線とは巻線の外部から内部中心コアま
で延びる1個又は2個以上の半径方向の孔があつ
て、この孔を通して巻線の内側から可撓性材料即
ち巻線を繰出すようにした巻線である。ここに説
明した制御される巻取機の中央処理装置はスピン
ドル駆動機構とトラバース案内機構とを変化させ
るようプログラムすることができ、可撓性材料の
任意希望する巻取りに応ずることができる。
ここに説明した本発明巻取機は巻取技術に適用
できる既知の原理と技術とに従つて変更を加える
ことができ、従つて本発明はここに説明した特定
の実施例に限定されることなく、特許請求の範囲
内で種々の変更を加えることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明巻取機の基本構成部材の斜視
図、第2図は第1図の巻取機の側面図、第3図は
第1図の巻取機のマンドレル、スピンドル及び駆
動モータの相互の関係と、これ等部材と巻取機と
の相互の連結を示す第2図の3−3線上の断面
図、第4図は第1図の巻取機のマンドレルに対す
るトラバース機構の関係を示す第2図の4−4線
上の断面図、第5図は一方のスピンドルから他方
のスピンドルに可撓性材料を移送する直前のスピ
ンドルと垂直移送アームとの関係を示す、第4図
の4−4線上の断面図、第6〜13図はそれぞれ
本発明巻取機において、スピンドルに巻取を完了
した際、下部スピンドルから上部スピンドルに、
上部スピンドルから下部スピンドルに可撓性材料
を移送する際の垂直移送アームと水平移送アーム
との作動を示す斜視図、第14図は本発明巻取機
の垂直移送アームの構造を示す詳細斜視図、第1
5図は2個の水平移送アームの詳細斜視図、第1
6図は垂直移送アームの構造を示す詳細正面図、
第17図は本発明巻取機のスピンドルと、カツタ
アンドグラバ組立体との部分断面図、第18図は
本発明巻取機の作動のリセツトモードのための制
御機能を示し、第19a及び19b図は本発明巻
取機の種々の構成部材の手動操作を示すフローチ
ヤート図、第20a及び20b図は本発明巻取機
の作動の自動モードを示すフローチヤート図、第
21図は本発明巻取機の制御回路の概略ブロツク
線図である。 24…垂直移送アーム支持体、32,34…レ
ール組立体(案内手段)、36,38…スピンド
ル駆動モータ減速機組立体、40…水平移送アー
ムキヤリジ組立体、42,44…案内レール、4
6…水平移送アーム組立体(水平移送手段)、4
8…上部マンドレル(第一のマンドレル)、49
…スピンドル(第一のスピンドル)、50…固定
フランジ、52…取外し得るフランジ、54…下
部マンドレル(第二のマンドレル)、55…スピ
ンドル(第二のスピンドル)、56…取外し得る
フランジ、58…固定フランジ、60…トラバー
ス案内、62…垂直移送アーム組立体(垂直移送
手段)、64…上部マイクロスイツチ位置センサ、
66…下部マイクロスイツチ位置センサ、72,
74…支持部材、76…垂直移送アーム、96…
案内管、98…可撓性材料、112,114…移
送アーム。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 可撓性材料を連続的に巻取る巻取機におい
    て、巻取機フレーム上で、離間した平行軸線上を
    回転するように取付けた、独立して作動する第一
    スピンドル49及び第二スピンドル55と、前記
    第一及び第二スピンドルそれぞれに取外しできる
    ように取りつけた第一マンドレル48及び、第二
    マンドレル54と、前記両スピンドルと平行に、
    かつこれと間隔をおいて往復動する、巻取機フレ
    ームに取付けたトラバース案内60と、トラバー
    ス案内から第一及び第二マンドレルの一方に延び
    る可撓性材料と掛合するため、前記離間した平行
    軸線に対して垂直な面上を移動するよう取付けた
    垂直移送手段62と、トラバース案内から第一及
    び第二マンドレルの一方に供給される可撓性材料
    と掛合するため、前記離間した平行軸線に対して
    平行な面上を移動するように取付けた水平移送手
    段46と、連続的な巻付けのため、可撓性材料を
    完全に巻付けた第一もしくは第二マンドレルから
    他方のマンドレルへ可撓性材料を移送しうるよ
    う、前記両移送手段を制御する制御手段、とを設
    けたことを特徴とする可撓性材料の巻取機。 2 前記垂直移送手段が、前記スピンドルに平行
    に延び相互に平行に離間したアーム72,74を
    有し、前記アームがそれぞれ水平に延びる移送指
    片120,122を有し、指片は前記第一及び第
    二マンドレルからの可撓性材料に掛合する位置で
    移動できるようにし、前記水平移送手段が、前記
    スピンドル軸線に対して横断方向に移動しうる一
    対の指片112,114を有する特許請求の範囲
    第1項に記載の巻取機。 3 巻いた可撓性材料を引出しうるよう取外し可
    能なフランジ52,56を有するマンドレル4
    8,54をそれぞれ第一及び第二スピンドルに設
    け、可撓性材料をマンドレル上に巻付けることが
    できる第一の位置とこの巻いた可撓性材料をマン
    ドレルから引出し得る第二の位置との間に、スピ
    ンドルの軸線と横断する方向に、水平に移動でき
    る案内手段32,34を設け、この案内手段に第
    一のスピンドルと第二のスピンドルとを取付けた
    特許請求の範囲第2項に記載の巻取機。 4 巻取操作の始めに可撓性材料を保持すること
    ができ、巻取操作の終了時に可撓性材料を切断す
    ることができ、この可撓性材料を一方のマンドレ
    ルから他方のマンドレルに移送するためのカツタ
    アンドグラバ機構を有する固定フランジを、各前
    記マンドレルに設けた特許請求の範囲第3項に記
    載の巻取機。 5 トラバース案内と第二のマンドレルとの間で
    可撓性材料に離間した指片を掛合させるため、前
    記第一の位置から前記第二の位置に向け水平移送
    手段を前記制御手段によつて動かし、前記第2の
    位置に隣接する水平移送手段に可撓性材料を掛合
    させるため下方位置から上方位置に垂直移送手段
    を前記制御手段によつて動かし、次いで上方位置
    に隣接する垂直移送手段によつて可撓性材料を第
    一のマンドレルに接触させるよう下方位置から上
    方位置に垂直移送手段を制御手段によつて動かす
    特許請求の範囲第2項に記載の巻取機。 6 可撓性材料が第一のマンドレルに接触したと
    き可撓性材料と掛合し第一のマンドレルが少なく
    とも数回転した後、可撓性材料を切断するカツタ
    アンドグラバ機構を、第一のマンドレルに設けた
    特許請求の範囲第5項に記載の巻取機。 7 トラバース案内と前記第一のマンドレルとの
    間で可撓性材料を上方位置と下方位置の間の垂直
    移送手段の指片を掛合させるよう、第一の位置か
    ら第二の位置に向け水平移送手段を制御手段によ
    つて動かし、次いで制御手段によつて垂直移送手
    段を上方位置と下方位置との間に動かして可撓性
    材料を指片に掛合させる、かつ制御手段によつて
    垂直移送手段を下方に動かすことによつて可撓性
    材料を第二のマンドレルに接触させる特許請求の
    範囲第2項に記載の巻取機。 8 可撓性材料が第一のマンドレルに接触したと
    きこの可撓性材料に掛合し、第一マンドレルが少
    なくとも数回転した後、この可撓性材料を切断す
    るカツタアンドグラバ機構を、第二マンドレルに
    設けた特許請求の範囲第7項に記載の巻取機。 9 垂直及び水平移送手段それぞれの移動中、移
    送指片の相互の掛合によつて指片の一方又は他方
    を後退させるようにする特許請求の範囲第5項に
    記載の巻取機。 10 垂直及び水平移送手段それぞれの移動中、
    前記移送指片の相互の掛合によつて前記移送指片
    の一方又は他方を後退させるようにする特許請求
    の範囲第7項に記載の巻取機。 11 水平移送装置を支持し移動できるキヤリジ
    と、前記第一の位置と第二の位置とにある前記キ
    ヤリジの位置を感知するセンサ、とを設けた特許
    請求の範囲第5項に記載の巻取機。 12 前記垂直移送手段62を支持する垂直支持
    体24と、垂直移送手段の上方位置と下方位置と
    を感知するセンサとを設けた特許請求の範囲第7
    項に記載の巻取機。 13 スピンドルモータと、このスピンドルモー
    タの回転を表示する符号器とを、それぞれ別個に
    作動する前記第一のスピンドルと第二スピンドル
    とに設け、トラバース駆動モータと、前記トラバ
    ース案内の位置を符号化する符号器とを前記トラ
    バース案内に設け、前記トラバース案内の位置を
    制御するため前記第一のスピンドルモータと第二
    のスピンドルモータとの回転と前記トラバースモ
    ータの回転とを制御する制御手段と、前記第一の
    スピンドルと第二のスピンドルと前記トラバース
    案内との符号化位置を受信する手段と、前記第一
    のスピンドルと第二のスピンドルとの希望する回
    転と実際の回転との間の差と前記トラバース案内
    の希望する位置と実際の位置との間の差とを決定
    する決定手段とを、前記制御手段が有する特許請
    求の範囲第1項に記載の巻取機。 14 第一のスピンドルと第二のスピンドルとの
    回転を符号化する符号器にそれぞれ応動する断続
    マルチブレクサと、第一のスピンドルと第二のス
    ピンドルとの位置をそれぞれ表わす電圧信号を生
    ずるよう前記断続マルチプレクサの出力に応動し
    決定手段に出力を供給する周波数電圧変換器とを
    前記制御手段が有する特許請求の範囲第13項に
    記載の巻取機。 15 上下カウンタと、第一のスピンドルモータ
    との第二のスピンドルモータとトラバースモータ
    とのそれぞれの位置を表示するため上下カウンタ
    のおのおのに応動する手段を、前記符号器が有す
    る特許請求の範囲第14項に記載の巻取機。 16 前記トラバース案内の位置を符号化する符
    号器には、前記トラバース符号器に関係する前記
    上下カウンタをリセツトする手段が設けられてい
    る特許請求の範囲第15項に記載の巻取機。 17 垂直移送手段と水平移送手段とのそれぞれ
    の内方位置と外方位置とを決定する手段を両移送
    手段に設け移動できるフランジと、スピンドルに
    対するこのフランジの位置を決定する手段とをそ
    れぞれ別個に作動する第一のスピンドルと第二の
    スピンドルとに設けた特許請求の範囲第1項に記
    載の巻取機。 18 巻取機の手動操作を行なう手段と、自動操
    作を行なう手段とを制御手段に設けた特許請求の
    範囲第17項に記載の巻取機。 19 可撓性材料を連続的に巻取る方法であつ
    て、巻取機フレーム上で、離間した平行軸線上を
    回転するよう取付けた第一及び第二スピンドルを
    独立して回転させ、前記第一及び第二スピンドル
    それぞれに取外しできるように取りつけた第一及
    び第二マンドレルに可撓性材料を連続的に巻付け
    るため、前記離間した平行軸線と平行に、かつこ
    れと間隔をおいてトラバース案内を往復動させ、
    トラバース案内から第一及び第二マンドレルの一
    方に延びる可撓性材料と掛合するため、前記離間
    した平行軸線に対して垂直な面上に、垂直移送手
    段を動かし、トラバース案内から第一及び第二マ
    ンドレルの一方に供給される可撓性材料と掛合す
    るため、前記離間した平行軸線の間を平行に水平
    移送手段を動かし、連続的な巻付けのため、可撓
    性材料を完全に巻付けた一方のマンドレルから他
    方へ可撓性材料を移送するよう、前記両移送手段
    をそれぞれ制御することを含む可撓性材料の巻取
    方法。 20 巻いた可撓性材料を除くため、取外し可能
    なフランジを有するマンドレルを第一のスピンド
    ルと第二のスピンドルとにそれぞれ設けた特許請
    求の範囲第19項に記載の方法。 21 巻取作業が完了するとマンドレル上の可撓
    性材料を切断し、可撓性材料を一方のマンドレル
    から他方のマンドレルに移送することによつて巻
    取作業を開始する際、前記他方のマンドレルに可
    撓性材料を保持する特許請求の範囲第20項に記
    載の方法。 22 第一のスピンドルと第二のスピンドルとを
    第一の位置と第二の位置との間にそれぞれ移動で
    きるようにし、巻取を完了したマンドレルから他
    方のマンドレルに可撓性材料を移送してこの他方
    のスピンドルに巻取作業を開始するため第一の位
    置から第二の位置に前記スピンドルの一方を動か
    す特許請求の範囲第19項に記載の方法。 23 第一のスピンドルと第二のスピンドル及び
    垂直移送手段と水平移送手段のそれぞれの位置を
    決定し、可撓性材料の巻取の開始前に第一のスピ
    ンドルと第二のスピンドル及び垂直移送手段と水
    平移送手段をそれぞれの位置に動かすことにより
    可撓性材料の巻取作業を開始する特許請求の範囲
    第19項に記載の方法。 24 第一及び第二マンドレルの可撓性材料の移
    送を手段で制御するため、可撓性材料を第一もし
    くは第二マンドレルに手で取付け、可撓性材料を
    取付けたマンドレルを回転させ、トラバース案内
    の運動を開始して、前記マンドレルに可撓性材料
    を巻付け、次いでこのマンドレルを装備するスピ
    ンドルの回転とトラバース案内の運動とを停止
    し、第一のマンドレルと第二のマンドレルの間の
    可撓性材料を切断し、可撓性材料を他方のマンド
    レルに移送してその回転とトラバース案内の運動
    とを開始し、他方のマンドレルの回転とトラバー
    ス案内の運動とを停止し、上述の工程をそれぞれ
    繰返す特許請求の範囲第23項記載の方法。 25 第一のスピンドルと第二のスピンドル及び
    垂直移送手段と水平移送手段とを所定の初期位置
    に自動的にリセツトすることによつて前記制御手
    段により巻取工程を自動的に制御するため、第一
    のマンドレル又は第二のマンドレル上に可撓性材
    料を保持し、可撓性材料を保持するスピンドルの
    回転とトラバース案内運動とを開始し、マンドレ
    ル上に巻かれた可撓性材料の量を決定し、この量
    を希望する量と比較し、回転するマンドレルの回
    転とトラバース案内の運動とを停止し、巻戻した
    可撓性材料を他方のマンドレルに移送し、トラバ
    ース案内とマンドレルに巻いた可撓性材料との間
    でこの可撓性材料を切断し、他方のマドレルの作
    動とトラバース案内の回転とを開始して他方のマ
    ンドレルに可撓性材料を巻付け、他方のマンドレ
    ルに巻かれた可撓性材料の量を決定し、希望する
    量が巻かれると、他方のマンドレルの回転とトラ
    バース案内の運動とを停止し、トラバース案内か
    ら第一のマンドレルへ可撓性材料を移送し可撓性
    材料を切断し、第一のマンドレルの回転とトラバ
    ース案内の運動とを開始して可撓性材料を巻き、
    上述の工程を順次繰返す特許請求の範囲第19項
    に記載の方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5012353A (ja) * 1973-04-26 1975-02-07

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JPS5012353A (ja) * 1973-04-26 1975-02-07

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