JPH0151723B2 - - Google Patents
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- JPH0151723B2 JPH0151723B2 JP55108358A JP10835880A JPH0151723B2 JP H0151723 B2 JPH0151723 B2 JP H0151723B2 JP 55108358 A JP55108358 A JP 55108358A JP 10835880 A JP10835880 A JP 10835880A JP H0151723 B2 JPH0151723 B2 JP H0151723B2
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23C—METHODS OR APPARATUS FOR COMBUSTION USING FLUID FUEL OR SOLID FUEL SUSPENDED IN A CARRIER GAS OR AIR
- F23C10/00—Fluidised bed combustion apparatus
- F23C10/18—Details; Accessories
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23C—METHODS OR APPARATUS FOR COMBUSTION USING FLUID FUEL OR SOLID FUEL SUSPENDED IN A CARRIER GAS OR AIR
- F23C2900/00—Special features of, or arrangements for combustion apparatus using fluid fuels or solid fuels suspended in air; Combustion processes therefor
- F23C2900/99006—Arrangements for starting combustion
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Incineration Of Waste (AREA)
- Fluidized-Bed Combustion And Resonant Combustion (AREA)
- Crucibles And Fluidized-Bed Furnaces (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は流動層ボイラを容易にかつ効率よく
起動する方法に関するものである。
起動する方法に関するものである。
近時石油事情に伴う石炭使用の見直し、廃棄物
の焼却装置、エネルギーの有効利用という見地か
ら流動層ボイラの採用がされてきている。しかし
流動用媒体の量が蒸気発生量の増大に伴い増大
し、流動層の形成、流動媒体が被焼却物の燃焼に
適する温度まで昇温するに要する時間の増大、起
動に際しての過熱器管の焼損防止等、起動並びに
正常運転に入つてからの制御に関する種々の問題
が提起されている。
の焼却装置、エネルギーの有効利用という見地か
ら流動層ボイラの採用がされてきている。しかし
流動用媒体の量が蒸気発生量の増大に伴い増大
し、流動層の形成、流動媒体が被焼却物の燃焼に
適する温度まで昇温するに要する時間の増大、起
動に際しての過熱器管の焼損防止等、起動並びに
正常運転に入つてからの制御に関する種々の問題
が提起されている。
更にまた流動媒体の量の増大に伴う起動時間、
制御に際しての時間遅れ、助燃燃料量の増大とい
う問題がある。また起動に際しては過熱器管には
正常運転に入るまで焼損防止のため少量の蒸気を
流しておかねばならないし、またこの蒸気の正常
運転に入るまでの処理熱エネルギー損失の問題が
ある。一方において粉細粒炭の焼却により生ずる
相当量の灰の処理の問題、未燃成分（電気集塵機
で捕集される灰中には未燃カーボンを含みEP灰
と称される）の有効利用と処理の問題もある。
制御に際しての時間遅れ、助燃燃料量の増大とい
う問題がある。また起動に際しては過熱器管には
正常運転に入るまで焼損防止のため少量の蒸気を
流しておかねばならないし、またこの蒸気の正常
運転に入るまでの処理熱エネルギー損失の問題が
ある。一方において粉細粒炭の焼却により生ずる
相当量の灰の処理の問題、未燃成分（電気集塵機
で捕集される灰中には未燃カーボンを含みEP灰
と称される）の有効利用と処理の問題もある。
この発明はこれらの問題を解決し起動を容易か
つ短時間にする起動方法を提案することを目的と
する。
つ短時間にする起動方法を提案することを目的と
する。
要するにこの発明は、層中に伝熱管のない起動
用流動層と、この起動用流動層と仕切壁で隔てら
れて隣接する伝熱管を層中に有する一個以上の流
動層とからなる流動層ボイラの運転方法におい
て、予め起動セルのみに流動層用媒体を供給し、
予熱温度で固体燃料の発火温度まで加熱したのち
該起動セルに媒体と固体燃料を供給し、隣接する
セルに該起動セルより加熱された媒体を仕切壁を
溢流して供給するとともに、前記隣接セルに媒体
と固体燃料を供給して該隣接するセルを流動化さ
せる流動層ボイラの起動方法である。
用流動層と、この起動用流動層と仕切壁で隔てら
れて隣接する伝熱管を層中に有する一個以上の流
動層とからなる流動層ボイラの運転方法におい
て、予め起動セルのみに流動層用媒体を供給し、
予熱温度で固体燃料の発火温度まで加熱したのち
該起動セルに媒体と固体燃料を供給し、隣接する
セルに該起動セルより加熱された媒体を仕切壁を
溢流して供給するとともに、前記隣接セルに媒体
と固体燃料を供給して該隣接するセルを流動化さ
せる流動層ボイラの起動方法である。
以下この発明の一実施例を示す装置の構造を添
付図面により説明する。このボイラの流動層部は
第１図に示すごとく火炉のドラム側から順に起動
セル２Ａ、蒸発管セル２Ｂ、過熱器管セル２Ｃと
水平方向に並び配置する。しかしドラム側に過熱
器管セル２Ｃを位置させ蒸発管セル２Ｂ、起動セ
ル２Ａの順に位置させてもよい。これらのセルを
仕切り区画する仕切壁は通常水壁管とウエブで形
成し例えば第２図に示す如く水管４の複数本をス
ペースドピツチで位置させこれをウエブ５で溶接
接続したメンブレンパネルとしこれに流動媒体の
溢流用開口６を流動層面の設計位置（層の深さ６
ａに対する）に設ける。この仕切壁の上部は水管
４を１本置きに壁面より突出位置させ蒸発管セル
２Ｂ、過熱器管セル２Ｃの排ガス通路７を形成す
る。流動層の底板たる多孔板８ａ，８ｂ，８ｃの
下部は圧力空気室となり、流動用と燃焼用空気を
兼用する圧力空気を供給するダクト（燃焼用空気
供給管路）９ａ，９ｂ，９ｃに夫々接続し、これ
らのダクトには供給空気量を制御するダンパ１０
ａ，１０ｂ，１０ｃを夫々設け、これらダンパは
相互に独立して制御操作される。燃料は細粒及び
又は粉粒の石炭が燃料供給装置１１から制御ダン
パ１３ａ，１３ｂ，１３ｃを夫々もつ管路１２
ａ，１２ｂ，１２ｃにより流動層底部ノズル経由
層中に供給される。燃焼排ガスは上下ドラムを接
続する蒸発管群１４、節炭器１５ａ，１５ｂ空気
予熱器１６ａ，１６ｂを経由し図示しない集塵装
置〔電気集塵装置（EP）〕を通過したのち図示し
ない煙突より大気中に排出される。燃焼用空気は
管路１７により図示しない送風機から空気予熱器
１６ｂ，１６ａを経由しダクト９ａ，９ｂ，９ｃ
に供給される。起動用燃料、例えばガス燃料はガ
スヘツダ１８、ガスバーナノズル１８ａを経由し
て起動セル２Ａの流動層中に供給される。流動用
媒体（砂、クリンカ、石灰石細粒等）は媒体ホツ
パ１９Na（第３Ｂ図に１９ａ丈を示す）からフイ
ーダ２０ａ、シユート２０ｂを経由して起動セル
に供給される。蒸発管セル２Ｂには蒸発管２１が
流動層内に位置し、過熱器管セル２Ｃの流動層内
には二次過熱器管２２、空塔部には一次過熱器管
２３を位置させ要すれば減温器２４をこれら２つ
の過熱器管を接続する管路に設ける。
付図面により説明する。このボイラの流動層部は
第１図に示すごとく火炉のドラム側から順に起動
セル２Ａ、蒸発管セル２Ｂ、過熱器管セル２Ｃと
水平方向に並び配置する。しかしドラム側に過熱
器管セル２Ｃを位置させ蒸発管セル２Ｂ、起動セ
ル２Ａの順に位置させてもよい。これらのセルを
仕切り区画する仕切壁は通常水壁管とウエブで形
成し例えば第２図に示す如く水管４の複数本をス
ペースドピツチで位置させこれをウエブ５で溶接
接続したメンブレンパネルとしこれに流動媒体の
溢流用開口６を流動層面の設計位置（層の深さ６
ａに対する）に設ける。この仕切壁の上部は水管
４を１本置きに壁面より突出位置させ蒸発管セル
２Ｂ、過熱器管セル２Ｃの排ガス通路７を形成す
る。流動層の底板たる多孔板８ａ，８ｂ，８ｃの
下部は圧力空気室となり、流動用と燃焼用空気を
兼用する圧力空気を供給するダクト（燃焼用空気
供給管路）９ａ，９ｂ，９ｃに夫々接続し、これ
らのダクトには供給空気量を制御するダンパ１０
ａ，１０ｂ，１０ｃを夫々設け、これらダンパは
相互に独立して制御操作される。燃料は細粒及び
又は粉粒の石炭が燃料供給装置１１から制御ダン
パ１３ａ，１３ｂ，１３ｃを夫々もつ管路１２
ａ，１２ｂ，１２ｃにより流動層底部ノズル経由
層中に供給される。燃焼排ガスは上下ドラムを接
続する蒸発管群１４、節炭器１５ａ，１５ｂ空気
予熱器１６ａ，１６ｂを経由し図示しない集塵装
置〔電気集塵装置（EP）〕を通過したのち図示し
ない煙突より大気中に排出される。燃焼用空気は
管路１７により図示しない送風機から空気予熱器
１６ｂ，１６ａを経由しダクト９ａ，９ｂ，９ｃ
に供給される。起動用燃料、例えばガス燃料はガ
スヘツダ１８、ガスバーナノズル１８ａを経由し
て起動セル２Ａの流動層中に供給される。流動用
媒体（砂、クリンカ、石灰石細粒等）は媒体ホツ
パ１９Na（第３Ｂ図に１９ａ丈を示す）からフイ
ーダ２０ａ、シユート２０ｂを経由して起動セル
に供給される。蒸発管セル２Ｂには蒸発管２１が
流動層内に位置し、過熱器管セル２Ｃの流動層内
には二次過熱器管２２、空塔部には一次過熱器管
２３を位置させ要すれば減温器２４をこれら２つ
の過熱器管を接続する管路に設ける。
まずこの流動層ボイラの起動の順序を図面によ
り説明する。送風機、給水ポンプの起動、起動前
の排ガス管路のパージについては従来のボイラの
場合と同様である。流動媒体は起動セル２Ａのみ
に適当量好ましくは正常運転時の層高の約1/2程
度供給しておき、蒸発管セル２Ｂ、過熱器管セル
２Ｃは空にしておく。ダンパ１０ｂ，１０ｃは閉
としておく。起動に際してはガスバーナノズル１
８ａ（加熱ガスを発生させ供給する軽油バーナを
使用してもよい）に供給し点火し収容した約1/2
量の流動媒体を加熱する。流動媒体が約500℃迄
加熱され石炭の着火温度になつたとき管路１２ａ
により主たる燃料（図示例は微粉炭、細粒炭を示
す。軽油、重油を使用するときは別にノズルを設
けて使用することもできる。）をノズル２５ａよ
り供給し前記の収容した流動媒体の昇温を早め
る。この時点で起動用又は助燃用のガスの供給を
停止し主燃料のみ切換することができる。流動媒
体は媒体ホツパ１９ａより供給され、流動層のレ
ベルは昇温しながら上昇し、ついに溢流用開口６
から蒸発管セル２Ｂに溢流し供給される。蒸発管
２１は管内に水が供給されているのでこの溢流が
あつても焼損することはない。またこの場合にお
いて蒸発管の底部に近い管と多孔板８ｂとの間に
適当な間隔を設けておくときは溢流媒体は蒸発管
により冷却されることなく管路１２ｂの燃料によ
り蒸発管セルの起動を急速にすることができる。
図示しない媒体ホツパ１９ｂからの媒体の供給と
起動セル２Ａからの溢流媒体と主燃料の供給と燃
焼により急速に蒸発管セル２Ｂは起動され蒸気は
主蒸気管２６により過熱器管２３，２２に供給さ
れ蒸発管セル２Ｂからの溢流媒体により蒸発管が
焼損することはない。蒸発管セルの起動の場合と
同様に媒体ホツパ１９ｃ（図示せず）からの媒体
の供給、蒸発管セル２Ｂからの加熱媒体の供給、
管路１２ｃからの主燃料の供給で過熱器管セル２
Ｃは急速に起動される。
り説明する。送風機、給水ポンプの起動、起動前
の排ガス管路のパージについては従来のボイラの
場合と同様である。流動媒体は起動セル２Ａのみ
に適当量好ましくは正常運転時の層高の約1/2程
度供給しておき、蒸発管セル２Ｂ、過熱器管セル
２Ｃは空にしておく。ダンパ１０ｂ，１０ｃは閉
としておく。起動に際してはガスバーナノズル１
８ａ（加熱ガスを発生させ供給する軽油バーナを
使用してもよい）に供給し点火し収容した約1/2
量の流動媒体を加熱する。流動媒体が約500℃迄
加熱され石炭の着火温度になつたとき管路１２ａ
により主たる燃料（図示例は微粉炭、細粒炭を示
す。軽油、重油を使用するときは別にノズルを設
けて使用することもできる。）をノズル２５ａよ
り供給し前記の収容した流動媒体の昇温を早め
る。この時点で起動用又は助燃用のガスの供給を
停止し主燃料のみ切換することができる。流動媒
体は媒体ホツパ１９ａより供給され、流動層のレ
ベルは昇温しながら上昇し、ついに溢流用開口６
から蒸発管セル２Ｂに溢流し供給される。蒸発管
２１は管内に水が供給されているのでこの溢流が
あつても焼損することはない。またこの場合にお
いて蒸発管の底部に近い管と多孔板８ｂとの間に
適当な間隔を設けておくときは溢流媒体は蒸発管
により冷却されることなく管路１２ｂの燃料によ
り蒸発管セルの起動を急速にすることができる。
図示しない媒体ホツパ１９ｂからの媒体の供給と
起動セル２Ａからの溢流媒体と主燃料の供給と燃
焼により急速に蒸発管セル２Ｂは起動され蒸気は
主蒸気管２６により過熱器管２３，２２に供給さ
れ蒸発管セル２Ｂからの溢流媒体により蒸発管が
焼損することはない。蒸発管セルの起動の場合と
同様に媒体ホツパ１９ｃ（図示せず）からの媒体
の供給、蒸発管セル２Ｂからの加熱媒体の供給、
管路１２ｃからの主燃料の供給で過熱器管セル２
Ｃは急速に起動される。
起動セル２Ａを小容量媒体で起動し主燃料の供
給で起動と溢流が急速にされ、蒸発管セル２Ｂは
より大なる量の主燃料、媒体の供給がされ、過熱
器管セル２Ｃでは更に大なる量の主燃料と媒体の
供給がされるので流動層ボイラの起動時間は短縮
されるが過熱器管焼損の心配は全く除かれること
となる。また排ガス管路に通常のボイラにおける
蒸発管群１４、節炭器１５ａ，１５ｂ、空気予熱
器１６ａ，１６ｂを配置しているので蒸気発生か
ら外部への送気までの時間は一層短縮されること
になる。
給で起動と溢流が急速にされ、蒸発管セル２Ｂは
より大なる量の主燃料、媒体の供給がされ、過熱
器管セル２Ｃでは更に大なる量の主燃料と媒体の
供給がされるので流動層ボイラの起動時間は短縮
されるが過熱器管焼損の心配は全く除かれること
となる。また排ガス管路に通常のボイラにおける
蒸発管群１４、節炭器１５ａ，１５ｂ、空気予熱
器１６ａ，１６ｂを配置しているので蒸気発生か
ら外部への送気までの時間は一層短縮されること
になる。
起動セル２Ａは流動媒体を急速加熱して隣接す
るセルに加熱された媒体を供給することが主要な
役目であり、従つて流動層内には伝熱管群は設け
ない。また流動層用の媒体を収容する媒体ホツパ
（例えば１９ａ）からは常温の媒体が加変速ロー
タリフイーダ２０ａでその供給量を制御され、更
にシユートたる流動媒体補給管路２０ｂは起動セ
ル２Ａの側壁と接続し、その開口から媒体が供給
される。
るセルに加熱された媒体を供給することが主要な
役目であり、従つて流動層内には伝熱管群は設け
ない。また流動層用の媒体を収容する媒体ホツパ
（例えば１９ａ）からは常温の媒体が加変速ロー
タリフイーダ２０ａでその供給量を制御され、更
にシユートたる流動媒体補給管路２０ｂは起動セ
ル２Ａの側壁と接続し、その開口から媒体が供給
される。
起動セル２Ａの流動媒体収容量は２Ｂ，２Ｃの
セルよりはその量が小さくして媒体の急速加熱を
容易にしており、これらセルの媒体収容量の比は
好ましくはほぼ起動セル１、蒸発管セル２、過熱
器管セル３，５にする。
セルよりはその量が小さくして媒体の急速加熱を
容易にしており、これらセルの媒体収容量の比は
好ましくはほぼ起動セル１、蒸発管セル２、過熱
器管セル３，５にする。
流動層の多孔板８ａ，８ｂ，８ｃには起動時の
細粉粒炭の供給量を制御するダンパ１３ａ，１３
ｂ，１３ｃ付きの管路１２ａ，１２ｂ，１２ｃと
接続しており主燃料量の供給量は制御箱２９の指
令により制御される。
細粉粒炭の供給量を制御するダンパ１３ａ，１３
ｂ，１３ｃ付きの管路１２ａ，１２ｂ，１２ｃと
接続しており主燃料量の供給量は制御箱２９の指
令により制御される。
第３Ａ図、第３Ｂ図に流動ボイラの起動を制御
する系統を示す。起動セル２Ａ、蒸発管セル２
Ｂ、過熱器管セル２Ｃには第４図に示す如くそれ
ぞれ多孔板下の圧力取出口２７a′と空塔部の圧力
取出口２７a″とにより流動層深さを表示すること
となる流動層差圧検知器２７ａ，２７ｂ，２７
ｃ、層内温度計測発信器２８ａ，２８ｂ，２８ｃ
を設けそれぞれの計測数値は制御箱２９に送られ
る。この制御箱２９はデータをインプツトして記
憶させることができ、また送られた数値は記憶す
る数値と対比され必要とする信号は管路１２ａ，
１２ｂ，１２ｃに設けたダンパ１３ａ，１３ｂ，
１３ｃに送られ供給燃料量の制御をする。この場
合ロータリフイーダ２０ａ（２０ｂ，２０ｃを含
む）により流動媒体の供給量を制御するとともに
ダンパ１０ａ，１０ｂ，１０ｃを制御して燃焼用
空気の制御をする。この制御箱２９により自動的
に最適量の流動媒体の供給量の制御がされ、かつ
流動層内の層温は粉細粒炭の着火燃焼に好適なほ
ぼ500℃に保たれしかも主燃料の供給を起動を適
当にする量に制御でき、主供給燃料量の過度又は
過少を生ずることはない。また層の深さH1H2H3
は側壁に取付けした媒体抜き出し管２９a′，１９
a″，２９ａ弁３０a′，３０a″，３０ａの開閉
により制御することができる。
する系統を示す。起動セル２Ａ、蒸発管セル２
Ｂ、過熱器管セル２Ｃには第４図に示す如くそれ
ぞれ多孔板下の圧力取出口２７a′と空塔部の圧力
取出口２７a″とにより流動層深さを表示すること
となる流動層差圧検知器２７ａ，２７ｂ，２７
ｃ、層内温度計測発信器２８ａ，２８ｂ，２８ｃ
を設けそれぞれの計測数値は制御箱２９に送られ
る。この制御箱２９はデータをインプツトして記
憶させることができ、また送られた数値は記憶す
る数値と対比され必要とする信号は管路１２ａ，
１２ｂ，１２ｃに設けたダンパ１３ａ，１３ｂ，
１３ｃに送られ供給燃料量の制御をする。この場
合ロータリフイーダ２０ａ（２０ｂ，２０ｃを含
む）により流動媒体の供給量を制御するとともに
ダンパ１０ａ，１０ｂ，１０ｃを制御して燃焼用
空気の制御をする。この制御箱２９により自動的
に最適量の流動媒体の供給量の制御がされ、かつ
流動層内の層温は粉細粒炭の着火燃焼に好適なほ
ぼ500℃に保たれしかも主燃料の供給を起動を適
当にする量に制御でき、主供給燃料量の過度又は
過少を生ずることはない。また層の深さH1H2H3
は側壁に取付けした媒体抜き出し管２９a′，１９
a″，２９ａ弁３０a′，３０a″，３０ａの開閉
により制御することができる。
この発明を実施することにより、起動用燃料と
してのガス使用量を最小にでき主燃料の使用開始
を早め、過熱器管の焼損は全く生ずる機会がな
く、しかも節約数値のインプツトされた制御箱の
制御により、最短時間でかつ燃料効率の良い急速
起動をすることができる等種々の効果を奏するも
のである。
してのガス使用量を最小にでき主燃料の使用開始
を早め、過熱器管の焼損は全く生ずる機会がな
く、しかも節約数値のインプツトされた制御箱の
制御により、最短時間でかつ燃料効率の良い急速
起動をすることができる等種々の効果を奏するも
のである。
第１図はこの発明にかかる流動層ボイラの起動
装置と管系統図、第２図は水冷壁構造の流動媒体
の溢流開口部の斜視図、第３Ａ図は制御系統を示
す図面、第３Ｂ図は第３Ａ図のＡ―Ａ断面図、第
４図は差圧検知器と層高制御装置の配置を示す断
面図である。 １……流動層ボイラ、２Ａ……起動セル、２Ｂ
……蒸発管セル、２Ｃ……過熱器管セル、３Ａ…
…仕切壁、４……水管、５……ウエブ、６……溢
流用開口、７……排ガス通路、８ａ，８ｂ，８ｃ
……多孔板、１１……燃料供給装置、１４……蒸
発管群、１５ａ，１５ｂ……節炭器、１６ａ，１
６ｂ……空気予熱器、１８ａ……ガスバーナノズ
ル、２１……蒸発管、２２……二次過熱器、２３
……一次過熱器、２９……制御箱。
装置と管系統図、第２図は水冷壁構造の流動媒体
の溢流開口部の斜視図、第３Ａ図は制御系統を示
す図面、第３Ｂ図は第３Ａ図のＡ―Ａ断面図、第
４図は差圧検知器と層高制御装置の配置を示す断
面図である。 １……流動層ボイラ、２Ａ……起動セル、２Ｂ
……蒸発管セル、２Ｃ……過熱器管セル、３Ａ…
…仕切壁、４……水管、５……ウエブ、６……溢
流用開口、７……排ガス通路、８ａ，８ｂ，８ｃ
……多孔板、１１……燃料供給装置、１４……蒸
発管群、１５ａ，１５ｂ……節炭器、１６ａ，１
６ｂ……空気予熱器、１８ａ……ガスバーナノズ
ル、２１……蒸発管、２２……二次過熱器、２３
……一次過熱器、２９……制御箱。
Claims (1)
- １ 層中に伝熱管のない起動用流動層と、この起
動用流動層と仕切壁で隔てられて隣接する伝熱管
を層中に有する一個以上の流動層とからなる流動
層ボイラの運転方法において、予め起動セルのみ
に流動層用媒体を供給し、予熱温度で固体燃料の
発火温度まで加熱したのち該起動セルに媒体と固
体燃料を供給し、隣接するセルに該起動セルより
加熱された媒体を仕切壁を溢流して供給するとと
もに、前記隣接セルに媒体と固体燃料を供給して
該隣接するセルを流動化させることを特徴とする
流動層ボイラの起動方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10835880A JPS5733705A (en) | 1980-08-08 | 1980-08-08 | Method and apparatus for starting of fluidized bed boiler |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10835880A JPS5733705A (en) | 1980-08-08 | 1980-08-08 | Method and apparatus for starting of fluidized bed boiler |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5733705A JPS5733705A (en) | 1982-02-23 |
| JPH0151723B2 true JPH0151723B2 (ja) | 1989-11-06 |
Family
ID=14482695
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10835880A Granted JPS5733705A (en) | 1980-08-08 | 1980-08-08 | Method and apparatus for starting of fluidized bed boiler |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5733705A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4453494A (en) * | 1982-03-22 | 1984-06-12 | Combustion Engineering, Inc. | Fluidized bed boiler having a segmented grate |
| JPS59107106A (ja) * | 1982-12-09 | 1984-06-21 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 流動床ボイラの起動装置 |
| JP2778839B2 (ja) * | 1990-12-27 | 1998-07-23 | 三菱重工業株式会社 | 流動床加熱装置 |
| CN100417862C (zh) * | 2005-12-09 | 2008-09-10 | 清华大学 | 一种卧式循环流化床燃烧设备及其循环燃烧方法 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52149639A (en) * | 1976-06-08 | 1977-12-12 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Fluidized reactor |
| JPS5331001A (en) * | 1976-09-03 | 1978-03-23 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | Fluid layer boiler |
| JPS549027A (en) * | 1977-05-02 | 1979-01-23 | Appa Thermal Exchanges Ltd | Fluidized bed combustion apparatus |
| JPS54137503A (en) * | 1978-04-10 | 1979-10-25 | Foster Wheeler Corp | Fluidizing bed type heat exchanger having obliquely extendedheat exchanging tube |
-
1980
- 1980-08-08 JP JP10835880A patent/JPS5733705A/ja active Granted
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52149639A (en) * | 1976-06-08 | 1977-12-12 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Fluidized reactor |
| JPS5331001A (en) * | 1976-09-03 | 1978-03-23 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | Fluid layer boiler |
| JPS549027A (en) * | 1977-05-02 | 1979-01-23 | Appa Thermal Exchanges Ltd | Fluidized bed combustion apparatus |
| JPS54137503A (en) * | 1978-04-10 | 1979-10-25 | Foster Wheeler Corp | Fluidizing bed type heat exchanger having obliquely extendedheat exchanging tube |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5733705A (en) | 1982-02-23 |
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