JPH0151396B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0151396B2 JPH0151396B2 JP59237751A JP23775184A JPH0151396B2 JP H0151396 B2 JPH0151396 B2 JP H0151396B2 JP 59237751 A JP59237751 A JP 59237751A JP 23775184 A JP23775184 A JP 23775184A JP H0151396 B2 JPH0151396 B2 JP H0151396B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- engine
- axle
- line
- mounting
- car
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000002360 preparation method Methods 0.000 claims description 21
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 9
- 238000009434 installation Methods 0.000 claims description 8
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 2
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D65/00—Designing, manufacturing, e.g. assembling, facilitating disassembly, or structurally modifying motor vehicles or trailers, not otherwise provided for
- B62D65/02—Joining sub-units or components to, or positioning sub-units or components with respect to, body shell or other sub-units or components
- B62D65/10—Joining sub-units or components to, or positioning sub-units or components with respect to, body shell or other sub-units or components the sub-units or components being engines, clutches or transmissions
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
この発明は、自動車ボデーへのエンジン、アク
スル等の搭載方法、詳細には、多車種混合搭載ラ
インにおける自動車ボデーへのエンジン、アクス
ル等の搭載方法に関する。
スル等の搭載方法、詳細には、多車種混合搭載ラ
インにおける自動車ボデーへのエンジン、アクス
ル等の搭載方法に関する。
(ロ) 従来の技術
ライン上の自動車ボデーにエンジン、アクスル
等を取付けるには、従来例の概念図を表す第3図
に示すように一般に宙吊したボデー2に、台車上
に準備したエンジン9、アクスル6等を下から適
宜位置に取付ける。このとき多車種混合搭載ライ
ンにおいては、取付ける車種により異なる型式の
エンジン9、アクスル6を取付ける必要がある。
従来の多車種混合搭載ラインの平面略図を表わす
第4図にしたがい、自動車ボデーへのエンジン
9、アクスル6の取付け方法を更に詳細に説明す
る。第4図に示す主ライン1は自動車ボデー2a
〜2nの前艤装から後艤装までのライン部分を表
わし、詳細には自動車ボデーへのエンジン9、ア
クスル6装着のためのボデー吊上げからタイヤ取
付けまでの工程を表わす。
等を取付けるには、従来例の概念図を表す第3図
に示すように一般に宙吊したボデー2に、台車上
に準備したエンジン9、アクスル6等を下から適
宜位置に取付ける。このとき多車種混合搭載ライ
ンにおいては、取付ける車種により異なる型式の
エンジン9、アクスル6を取付ける必要がある。
従来の多車種混合搭載ラインの平面略図を表わす
第4図にしたがい、自動車ボデーへのエンジン
9、アクスル6の取付け方法を更に詳細に説明す
る。第4図に示す主ライン1は自動車ボデー2a
〜2nの前艤装から後艤装までのライン部分を表
わし、詳細には自動車ボデーへのエンジン9、ア
クスル6装着のためのボデー吊上げからタイヤ取
付けまでの工程を表わす。
3a,3bは台車、4はリアアクスル準備ライ
ン、5はエンジン準備ラインであり、Aはボデー
吊上げ位置、Bはリアアクスル搭載位置、Cはエ
ンジン搭載位置、Dはタイヤ取付け位置である。
主ライン1上で前艤装を施された自動車ボデー2
aは、ボデー吊上げ位置Aで宙吊され、一定速度
で移動する。各自動車ボデー下部には各々対応す
る台車が、自動車ボデー2a,2b…の移動に伴
なつて同一速度でAからD方向に順次移動する。
リアアクスル搭載地点Bでは、主ライン1から分
岐するリアアクスル準備ライン4によつて用意さ
れるリアアクスル6を、台車3a上に供給する。
供給するリアアクスル6は、順次送られてくる自
動車ボデーの仕様にしたがつたリーフスプリン
グ、IRS、4リンク等のリアアクスルであり、供
給されたリアアクスルは作業員7a,7bにより
自動車ボデー2の設置位置に取付ける。ついで、
主ライン1から分岐するエンジン準備ライン5に
より用意されるエンジン9およびフロントアクス
ルは台車3b上に供給される。供給されたエンジ
ン9はエンジン搭載地点Cで作業員8a,8bに
より自動車ボデー2hへの設置位置に取付ける。
リアアクスル6、フロントアクスル、エンジン9
を取付けた自動車ボデー2nはタイヤ取付地点D
でタイヤを取付け後、後艤装地点へと移動する。
リアアクスル準備ライン4、エンジン準備ライン
5で順次用意されるエンジン9等は、順次移動し
てくる各自動車ボデー2の仕様に応じた型式のも
のであり、作業員10a〜10c,11a〜11
hにより各ライン上に設置する。
ン、5はエンジン準備ラインであり、Aはボデー
吊上げ位置、Bはリアアクスル搭載位置、Cはエ
ンジン搭載位置、Dはタイヤ取付け位置である。
主ライン1上で前艤装を施された自動車ボデー2
aは、ボデー吊上げ位置Aで宙吊され、一定速度
で移動する。各自動車ボデー下部には各々対応す
る台車が、自動車ボデー2a,2b…の移動に伴
なつて同一速度でAからD方向に順次移動する。
リアアクスル搭載地点Bでは、主ライン1から分
岐するリアアクスル準備ライン4によつて用意さ
れるリアアクスル6を、台車3a上に供給する。
供給するリアアクスル6は、順次送られてくる自
動車ボデーの仕様にしたがつたリーフスプリン
グ、IRS、4リンク等のリアアクスルであり、供
給されたリアアクスルは作業員7a,7bにより
自動車ボデー2の設置位置に取付ける。ついで、
主ライン1から分岐するエンジン準備ライン5に
より用意されるエンジン9およびフロントアクス
ルは台車3b上に供給される。供給されたエンジ
ン9はエンジン搭載地点Cで作業員8a,8bに
より自動車ボデー2hへの設置位置に取付ける。
リアアクスル6、フロントアクスル、エンジン9
を取付けた自動車ボデー2nはタイヤ取付地点D
でタイヤを取付け後、後艤装地点へと移動する。
リアアクスル準備ライン4、エンジン準備ライン
5で順次用意されるエンジン9等は、順次移動し
てくる各自動車ボデー2の仕様に応じた型式のも
のであり、作業員10a〜10c,11a〜11
hにより各ライン上に設置する。
自動車ボデー2に対応してその下部で移動する
台車3には、自動車ボデー2のエンジン、アクス
ル取付位置に対応した台車上にエンジン9等の固
定用駒を形成する。即ち、FR車(フロントエン
ジンリアドライブ車)用台車の場合、一台の台車
3の前部にはエンジン9およびフロントアクスル
の仮設可能な駒を形成し、後部にはリアアクスル
仮設可能な駒を形成する。
台車3には、自動車ボデー2のエンジン、アクス
ル取付位置に対応した台車上にエンジン9等の固
定用駒を形成する。即ち、FR車(フロントエン
ジンリアドライブ車)用台車の場合、一台の台車
3の前部にはエンジン9およびフロントアクスル
の仮設可能な駒を形成し、後部にはリアアクスル
仮設可能な駒を形成する。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点
従来の多車種混合搭載ラインは、FR車、FWD
車(フロントエンジンフロントドライブ車)等、
エンジン9をともに自動車前部に設置するフロン
トエンジン車のみ、あるいはRR車(リアエンジ
ンリアドライブ車)、ミツドシツプ車等エンジン
9をリアアクスル付近の自動車後部に設置するリ
アエンジン車のみのように、エンジン搭載位置が
同一部にある車種間におけるものであつて、フロ
ントエンジン車(FR車、FWD車等)、リアエン
ジン車(RR車、ミツドシツプ車)間の多車種混
合搭載を目的とするものではなかつた。そのため
第3図に示すラインを用いてリアエンジン車とフ
ロントエンジン車とを混合して自動車ボデーへの
エンジン9、アクスル6を搭載すると次のような
欠点を有した。
車(フロントエンジンフロントドライブ車)等、
エンジン9をともに自動車前部に設置するフロン
トエンジン車のみ、あるいはRR車(リアエンジ
ンリアドライブ車)、ミツドシツプ車等エンジン
9をリアアクスル付近の自動車後部に設置するリ
アエンジン車のみのように、エンジン搭載位置が
同一部にある車種間におけるものであつて、フロ
ントエンジン車(FR車、FWD車等)、リアエン
ジン車(RR車、ミツドシツプ車)間の多車種混
合搭載を目的とするものではなかつた。そのため
第3図に示すラインを用いてリアエンジン車とフ
ロントエンジン車とを混合して自動車ボデーへの
エンジン9、アクスル6を搭載すると次のような
欠点を有した。
即ち、フロントエンジン車、あるいはリアエン
ジン車のみに連続してエンジン9あるいはアクス
ル6、とりわけリアアクスルを設置する場合であ
れば常にエンジン9等は台車上の一定位置、例え
ばフロントエンジン車の場合は台車前部に仮設す
ることになる。そのため仮設したエンジン9等を
自動車ボデーに取付ける場合、取付ける作業員8
a,8bの作業範囲には常に一定間隔でエンジン
9等が来ることになり、一定時間で取付作業を行
なうことが可能である。しかし、フロントエンジ
ン車とリアエンジン車とが混在していると両者の
エンジン設置位置が異なるため、作業員8a,8
bの作業範囲に来る作業すべきエンジン9の間隔
は一定とならない。例えばリアエンジン車の次に
フロントエンジン車が来ると、リアエンジン車に
取付けるべきエンジン9は台車の後部に載置され
ており、フロントエンジン車に取付けるべきエン
ジン9は台車の前部に載置されているため、ライ
ン上におけるエンジン間隔は不定となり、リアエ
ンジン車へのエンジン搭載時間が削られ、あるい
はフロントエンジン車へのエンジン搭載にかける
べき時間が削られることになる。逆にフロントエ
ンジン車の次にリアエンジン車が来ると、フロン
トエンジン車へのエンジン搭載が終わつても作業
員8a,8bの前には次に作業すべきリアエンジ
ン車の自動車ボデーは未だ来ていないことにな
り、フロントエンジン車と、リアエンジン車とを
混合して生産すると、エンジン搭載位置Bアクス
ル搭載位置Cにおいては、台車の長さ分のずれを
生じ作業可能時間はまちまちとなる欠点を有し
た。
ジン車のみに連続してエンジン9あるいはアクス
ル6、とりわけリアアクスルを設置する場合であ
れば常にエンジン9等は台車上の一定位置、例え
ばフロントエンジン車の場合は台車前部に仮設す
ることになる。そのため仮設したエンジン9等を
自動車ボデーに取付ける場合、取付ける作業員8
a,8bの作業範囲には常に一定間隔でエンジン
9等が来ることになり、一定時間で取付作業を行
なうことが可能である。しかし、フロントエンジ
ン車とリアエンジン車とが混在していると両者の
エンジン設置位置が異なるため、作業員8a,8
bの作業範囲に来る作業すべきエンジン9の間隔
は一定とならない。例えばリアエンジン車の次に
フロントエンジン車が来ると、リアエンジン車に
取付けるべきエンジン9は台車の後部に載置され
ており、フロントエンジン車に取付けるべきエン
ジン9は台車の前部に載置されているため、ライ
ン上におけるエンジン間隔は不定となり、リアエ
ンジン車へのエンジン搭載時間が削られ、あるい
はフロントエンジン車へのエンジン搭載にかける
べき時間が削られることになる。逆にフロントエ
ンジン車の次にリアエンジン車が来ると、フロン
トエンジン車へのエンジン搭載が終わつても作業
員8a,8bの前には次に作業すべきリアエンジ
ン車の自動車ボデーは未だ来ていないことにな
り、フロントエンジン車と、リアエンジン車とを
混合して生産すると、エンジン搭載位置Bアクス
ル搭載位置Cにおいては、台車の長さ分のずれを
生じ作業可能時間はまちまちとなる欠点を有し
た。
即ち、フロントエンジン車用のエンジン等搭載
ラインでリアエンジン車のエンジン9を搭載する
には、フロントエンジン車のリアアクスル搭載位
置Bでおこなうか、エンジン搭載位置Cでおこな
うかが考えられる。しかし前者では、リアアクス
ル準備ライン4にリアアクスル以外のエンジン9
も流れることになるためラインに要する人員は増
加し、エンジン準備ライン5との設備が重複し、
リアエンジン車とフロントエンジン車の生産比率
の変化によつて双方のアンバランスは大きくなる
という欠点を有した。後者の場合は、フロントエ
ンジン車と、リアエンジン車との生産比率によつ
ては、リアアクスル準備ライン4における作業量
はアンバランスとなり、リフターを用いてエンジ
ン9を搭載するとリアエンジン車とフロントエン
ジン車とでは搭載位置が異なるため搭載タイミン
グのずれが大きくなり、また大型リフターを用い
ての4点マウントエンジンの搭載はそもそも困難
であるという欠点を有した。
ラインでリアエンジン車のエンジン9を搭載する
には、フロントエンジン車のリアアクスル搭載位
置Bでおこなうか、エンジン搭載位置Cでおこな
うかが考えられる。しかし前者では、リアアクス
ル準備ライン4にリアアクスル以外のエンジン9
も流れることになるためラインに要する人員は増
加し、エンジン準備ライン5との設備が重複し、
リアエンジン車とフロントエンジン車の生産比率
の変化によつて双方のアンバランスは大きくなる
という欠点を有した。後者の場合は、フロントエ
ンジン車と、リアエンジン車との生産比率によつ
ては、リアアクスル準備ライン4における作業量
はアンバランスとなり、リフターを用いてエンジ
ン9を搭載するとリアエンジン車とフロントエン
ジン車とでは搭載位置が異なるため搭載タイミン
グのずれが大きくなり、また大型リフターを用い
ての4点マウントエンジンの搭載はそもそも困難
であるという欠点を有した。
(ニ) 問題点を解決するための手段
この発明は、主ラインで多種類の自動車ボデー
を順次吊上げ、各自動車ボデーに取付けるエンジ
ン、アクスル等を載置する台車を自動車ボデーと
ともに移動するとともに、自動車ボデーに台車に
載置するエンジン、アクスル等を取付ける多車種
混合搭載ラインにおける自動車ボデーへのエンジ
ン、アクスル等の搭載方法において、主ラインと
一部を重複してエンドレス状のエンジン、アクス
ル搭載ラインを設け、エンジン、アクスル準備ラ
インをエンジン、アクスル搭載ラインに近接して
設け、前輪用台車および後輪用台車を交互にエン
ジン、アクスル搭載ラインに移動することを特徴
とする多車種混合搭載ラインにおける自動車ボデ
ーへのエンジン、アクスル等の搭載方法を提供す
る。
を順次吊上げ、各自動車ボデーに取付けるエンジ
ン、アクスル等を載置する台車を自動車ボデーと
ともに移動するとともに、自動車ボデーに台車に
載置するエンジン、アクスル等を取付ける多車種
混合搭載ラインにおける自動車ボデーへのエンジ
ン、アクスル等の搭載方法において、主ラインと
一部を重複してエンドレス状のエンジン、アクス
ル搭載ラインを設け、エンジン、アクスル準備ラ
インをエンジン、アクスル搭載ラインに近接して
設け、前輪用台車および後輪用台車を交互にエン
ジン、アクスル搭載ラインに移動することを特徴
とする多車種混合搭載ラインにおける自動車ボデ
ーへのエンジン、アクスル等の搭載方法を提供す
る。
(ホ) 作用
自動車ボデーを吊上げ移動するとともに、エン
ジン、アクスル準備ラインでは、送られてくる自
動車ボデーの順番にしたがつた各仕様のエンジ
ン、アクスルを流し、前輪取付用部品、後輪取付
用部品に分けた上で、エンジン、アクスル準備ラ
イン端部で各々前輪用台車、後輪用台車に分けて
載置する。前輪用台車、後輪用台車は順次移動
し、主ラインとエンジン、アクスル搭載ラインの
重複位置で、各台車に載置するエンジン、アクス
ルを自動車ボデーに前輪用台車、後輪用台車毎に
取付ける。即ち、フロントエンジン車では前輪用
台車に載置するフロントアクスル、エンジンと、
後輪用台車に載置するリアアクスルを取付ける。
リアエンジン車では、前輪用台車に載置するフロ
ントアクスルと、後輪用台車に載置するエンジン
およびリアアクスルを取付ける。エンジン、アク
スルを取付けられた自動車ボデーは更に移動し、
各台車と離れる。空となつた台車はエンドレス状
ラインに従つてもとに戻る。
ジン、アクスル準備ラインでは、送られてくる自
動車ボデーの順番にしたがつた各仕様のエンジ
ン、アクスルを流し、前輪取付用部品、後輪取付
用部品に分けた上で、エンジン、アクスル準備ラ
イン端部で各々前輪用台車、後輪用台車に分けて
載置する。前輪用台車、後輪用台車は順次移動
し、主ラインとエンジン、アクスル搭載ラインの
重複位置で、各台車に載置するエンジン、アクス
ルを自動車ボデーに前輪用台車、後輪用台車毎に
取付ける。即ち、フロントエンジン車では前輪用
台車に載置するフロントアクスル、エンジンと、
後輪用台車に載置するリアアクスルを取付ける。
リアエンジン車では、前輪用台車に載置するフロ
ントアクスルと、後輪用台車に載置するエンジン
およびリアアクスルを取付ける。エンジン、アク
スルを取付けられた自動車ボデーは更に移動し、
各台車と離れる。空となつた台車はエンドレス状
ラインに従つてもとに戻る。
(ヘ) 実施例
この発明の実施例を表わす第1図、第2図にし
たがい説明する。
たがい説明する。
第1図は、この実施例の多車種混合搭載ライン
の平面図、詳細には自動車ボデーの前艤装から後
艤装までのラインの平面図、更に詳細には自動車
ボデーへのエンジン、アクスル装着のためのボデ
ー吊上げからタイヤ取付けまでの工程のラインの
平面略図である。第2図は、エンジン搭載位置に
おける一部拡大正面図である。1は主ライン、2
a〜2nは、主ライン1上を順次移動する自動車
ボデーである。Aは主ライン1におけるボデー吊
上げ位置、Eは同エンジン、アクスル搭載位置、
Dは同タイヤ取付位置である。12はエンジン、
アクスル準備ライン、13はエンジン、アクスル
搭載ラインである。エンジン、アクスル搭載ライ
ン13はエンドレス状からなり、主ライン1と一
部を重複し、エンジン、アクスル準備ラインの一
端はエンジン、アクスル搭載ライン13に近接す
る。14は自動車ボデーの前輪用台車、15は自
動車ボデー後輪用台車であり、両者は一台おきに
並んで等速度でエンジン、アクスル搭載ライン1
3上を移動する。前輪用台車14と後輪用台車1
5は各1台ずつで一組となつており、一組の両台
車間は自動車ボデー2の両アクスル間と略等し
い。前輪用台車14、後輪用台車15はともに、
エンジン、アクスル搭載ライン13上に敷設され
たレールに従つて移動する基台16,17、と基
台16,17上に載置される作業面18,19と
を有する。作業面18,19は、ロールベアリン
グ、ボールベアリング、カムフロアー等を介して
基台16,17上に載置しているため、前後両横
方向あるいはねじれ方向に基台上で移動すること
が可能である。さらに作業面18,19は基台1
6,17上に内蔵するリフトにより、上昇が可能
である。作業面18,19上にはエンジン9、リ
アアクスル6等の載置可能な駒20a,20b,
20c,20dを有する。主ライン1上には、フ
ロントエンジン車およびリアエンジン車が流れる
ため、前輪用台車14の作業面18上には、FR
車用およびFWD車用エンジンマウント位置およ
びフロントアクスル載置位置に駒20c,20d
を形成するとともに、リアエンジン車用フロント
アクスル載置位置にも駒を形成する。駒はスライ
ドあるいは折畳み可能であり、他の形式のエンジ
ンあるいはフロントアクスルを載置時に邪魔とな
らない位置まで移動可能である。エンジンの形式
が多種にわたる場合は、その種類に応じて駒数を
増やせばよい。同様に、後輪用台車15の作業面
19には、リアエンジンマウント位置に対応した
駒、およびリーフサスペンシヨン載置用駒、4リ
ンクサスペンシヨン載置用駒、IRS載置用駒を、
各々スライド自在にあるいは折畳み自在に設け
る。エンジン、アクスル準備ライン12のエンジ
ン、アクスル搭載ライン13寄り端部上には、エ
ンジン等の持ち上げ可能なリフトを設置する。2
1a〜21fはエンジン、アクスル準備ライン1
2用の作業員、22a〜22hはエンジン、アク
スル搭載ライン13用作業員である。
の平面図、詳細には自動車ボデーの前艤装から後
艤装までのラインの平面図、更に詳細には自動車
ボデーへのエンジン、アクスル装着のためのボデ
ー吊上げからタイヤ取付けまでの工程のラインの
平面略図である。第2図は、エンジン搭載位置に
おける一部拡大正面図である。1は主ライン、2
a〜2nは、主ライン1上を順次移動する自動車
ボデーである。Aは主ライン1におけるボデー吊
上げ位置、Eは同エンジン、アクスル搭載位置、
Dは同タイヤ取付位置である。12はエンジン、
アクスル準備ライン、13はエンジン、アクスル
搭載ラインである。エンジン、アクスル搭載ライ
ン13はエンドレス状からなり、主ライン1と一
部を重複し、エンジン、アクスル準備ラインの一
端はエンジン、アクスル搭載ライン13に近接す
る。14は自動車ボデーの前輪用台車、15は自
動車ボデー後輪用台車であり、両者は一台おきに
並んで等速度でエンジン、アクスル搭載ライン1
3上を移動する。前輪用台車14と後輪用台車1
5は各1台ずつで一組となつており、一組の両台
車間は自動車ボデー2の両アクスル間と略等し
い。前輪用台車14、後輪用台車15はともに、
エンジン、アクスル搭載ライン13上に敷設され
たレールに従つて移動する基台16,17、と基
台16,17上に載置される作業面18,19と
を有する。作業面18,19は、ロールベアリン
グ、ボールベアリング、カムフロアー等を介して
基台16,17上に載置しているため、前後両横
方向あるいはねじれ方向に基台上で移動すること
が可能である。さらに作業面18,19は基台1
6,17上に内蔵するリフトにより、上昇が可能
である。作業面18,19上にはエンジン9、リ
アアクスル6等の載置可能な駒20a,20b,
20c,20dを有する。主ライン1上には、フ
ロントエンジン車およびリアエンジン車が流れる
ため、前輪用台車14の作業面18上には、FR
車用およびFWD車用エンジンマウント位置およ
びフロントアクスル載置位置に駒20c,20d
を形成するとともに、リアエンジン車用フロント
アクスル載置位置にも駒を形成する。駒はスライ
ドあるいは折畳み可能であり、他の形式のエンジ
ンあるいはフロントアクスルを載置時に邪魔とな
らない位置まで移動可能である。エンジンの形式
が多種にわたる場合は、その種類に応じて駒数を
増やせばよい。同様に、後輪用台車15の作業面
19には、リアエンジンマウント位置に対応した
駒、およびリーフサスペンシヨン載置用駒、4リ
ンクサスペンシヨン載置用駒、IRS載置用駒を、
各々スライド自在にあるいは折畳み自在に設け
る。エンジン、アクスル準備ライン12のエンジ
ン、アクスル搭載ライン13寄り端部上には、エ
ンジン等の持ち上げ可能なリフトを設置する。2
1a〜21fはエンジン、アクスル準備ライン1
2用の作業員、22a〜22hはエンジン、アク
スル搭載ライン13用作業員である。
そこで、前艤装の済んだ自動車ボデー2aを吊
上げ、D位置まで等速度で移動する。一方エンジ
ン、アクスル準備ライン12では送られてくる自
動車ボデーの順番にしたがつた各仕様のフロント
アクスル、エンジン、リアアクスルを流し、前輪
取付け用部品、後輪取付け用部品に分け、ライン
端部でリフトを用いて、各々前輪用台車14、後
輪用台車15に分けて駒上に載置する。台車は矢
示方向に順次移動する。前輪用台車14に載置す
るフロントアクスルおよびフロントエンジン車に
おけるエンジンおよび補機類の自動車ボデーへの
取付けは、主ライン1とエンジン、アクスル搭載
ライン13の重複位置であるエンジン、アクスル
搭載位置Eにおけるボデー吊上げ位置A寄りのE
1位置でおこなう。後輪用台車15に載置するリ
アアクスルおよびリアエンジン車におけるエンジ
ンおよび補機類の自動車ボデーへの取付けは、エ
ンジン、アクスル搭載位置Eにおけるタイヤ取付
け位置D寄りの位置E2でおこなう、エンジン、
アクスル等の取付けは、各台車が自動車ボデーの
取付部付近下に来たときに、基台16,17に内
蔵するリフトを用いて作業面18,19を上昇さ
せ、エンジン等を取付位置に近接させておこな
う。
上げ、D位置まで等速度で移動する。一方エンジ
ン、アクスル準備ライン12では送られてくる自
動車ボデーの順番にしたがつた各仕様のフロント
アクスル、エンジン、リアアクスルを流し、前輪
取付け用部品、後輪取付け用部品に分け、ライン
端部でリフトを用いて、各々前輪用台車14、後
輪用台車15に分けて駒上に載置する。台車は矢
示方向に順次移動する。前輪用台車14に載置す
るフロントアクスルおよびフロントエンジン車に
おけるエンジンおよび補機類の自動車ボデーへの
取付けは、主ライン1とエンジン、アクスル搭載
ライン13の重複位置であるエンジン、アクスル
搭載位置Eにおけるボデー吊上げ位置A寄りのE
1位置でおこなう。後輪用台車15に載置するリ
アアクスルおよびリアエンジン車におけるエンジ
ンおよび補機類の自動車ボデーへの取付けは、エ
ンジン、アクスル搭載位置Eにおけるタイヤ取付
け位置D寄りの位置E2でおこなう、エンジン、
アクスル等の取付けは、各台車が自動車ボデーの
取付部付近下に来たときに、基台16,17に内
蔵するリフトを用いて作業面18,19を上昇さ
せ、エンジン等を取付位置に近接させておこな
う。
エンジン、アクスルを取付けた自動車ボデー2
fは、タイヤ取付位置D方向に移動し、タイヤ取
付けをする。空となつた台車は順次エンジン、ア
クスル準備ライン12方向に移動し、新たにエン
ジン、アクスルを作業面18,19上に載置す
る。
fは、タイヤ取付位置D方向に移動し、タイヤ取
付けをする。空となつた台車は順次エンジン、ア
クスル準備ライン12方向に移動し、新たにエン
ジン、アクスルを作業面18,19上に載置す
る。
(ト) 効果
この発明は、以上のような構成作用を有するた
め、エンジン搭載位置の異なる車種を同一ライン
で効率よく生産することが可能となり、ラインも
コンパクトとなる。
め、エンジン搭載位置の異なる車種を同一ライン
で効率よく生産することが可能となり、ラインも
コンパクトとなる。
第1図はこの発明の実施例平面図であり、第2
図は同一部拡大正面図である。第3図は従来例の
概念図を示す一部拡大正面図であり、第4図は従
来例を示す平面図である。 1……主ライン、2……自動車ボデー、3……
台車、6……リアアクスル、9……エンジン、1
2……エンジン、アクスル準備ライン、13……
エンジン、アクスル搭載ライン、14……前輪用
台車、15……後輪用台車、16,17……基
台、18,19……作業面、20a,20b,2
0c,20d……駒、A……ボデー吊上げ位置、
D……タイヤ取付位置、E……エンジン、アクス
ル搭載位置。
図は同一部拡大正面図である。第3図は従来例の
概念図を示す一部拡大正面図であり、第4図は従
来例を示す平面図である。 1……主ライン、2……自動車ボデー、3……
台車、6……リアアクスル、9……エンジン、1
2……エンジン、アクスル準備ライン、13……
エンジン、アクスル搭載ライン、14……前輪用
台車、15……後輪用台車、16,17……基
台、18,19……作業面、20a,20b,2
0c,20d……駒、A……ボデー吊上げ位置、
D……タイヤ取付位置、E……エンジン、アクス
ル搭載位置。
Claims (1)
- 1 主ラインで多種類の自動車ボデーを順次吊上
げ、各自動車ボデーに取付けるエンジン、アクス
ル等を載置する台車を自動車ボデーとともに移動
するとともに、自動車ボデーに台車に載置するエ
ンジン、アクスル等を取付ける多車種混合搭載ラ
インにおける自動車ボデーへのエンジン、アクス
ル等の搭載方法において、主ラインと一部を重複
してエンドレス状のエンジン、アクスル搭載ライ
ンを設け、エンジン、アクスル準備ラインをエン
ジン、アクスル搭載ラインに近接して設け、前輪
用台車および後輪用台車を交互にエンジン、アク
スル搭載ラインに移動させ同一台車でエンジン、
アクスルを載置することを特徴とする多車種混合
搭載ラインにおける自動車ボデーへのエンジン、
アクスル等の搭載方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59237751A JPS61115784A (ja) | 1984-11-12 | 1984-11-12 | 多車種混合搭載ラインにおける自動車ボデ−へのエンジン、アクスル等の搭載方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59237751A JPS61115784A (ja) | 1984-11-12 | 1984-11-12 | 多車種混合搭載ラインにおける自動車ボデ−へのエンジン、アクスル等の搭載方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61115784A JPS61115784A (ja) | 1986-06-03 |
JPH0151396B2 true JPH0151396B2 (ja) | 1989-11-02 |
Family
ID=17019928
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59237751A Granted JPS61115784A (ja) | 1984-11-12 | 1984-11-12 | 多車種混合搭載ラインにおける自動車ボデ−へのエンジン、アクスル等の搭載方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61115784A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1993007042A1 (en) * | 1991-09-30 | 1993-04-15 | Mitsubishi Jidosha Kogyo Kabushiki Kaisha | Device for conveyance |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010083457A (ja) * | 2008-10-02 | 2010-04-15 | Honda Motor Co Ltd | 駆動系部品集合体の運搬装置及び車両の組立方法 |
DE102015015104A1 (de) * | 2015-11-21 | 2017-05-24 | Man Truck & Bus Ag | Verfahren und Vorrichtung zur Montage eines Fahrzeugs, insbesondere eines Nutzfahrzeugs |
-
1984
- 1984-11-12 JP JP59237751A patent/JPS61115784A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1993007042A1 (en) * | 1991-09-30 | 1993-04-15 | Mitsubishi Jidosha Kogyo Kabushiki Kaisha | Device for conveyance |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61115784A (ja) | 1986-06-03 |
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