JPH01512A - アルバダ式ズームファインダー - Google Patents

アルバダ式ズームファインダー

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JPH01512A
JPH01512A JP62-227061A JP22706187A JPH01512A JP H01512 A JPH01512 A JP H01512A JP 22706187 A JP22706187 A JP 22706187A JP H01512 A JPH01512 A JP H01512A
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albada
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敏秀 野沢
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オリンパス光学工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、アルバダ系を有するコンパクトで高倍率なズ
ームファインダーに関する。
〔従来の技術〕
近年、レンズシャッターカメラにおいて、撮影レンズと
して2焦点若しくはズーム機能を有するものが注目され
てきており、これに伴いファインダーも2焦点若しくは
ズーム機能を有するものが要求されてきている。
このような変倍機能を有するファインダーとしては、特
開昭61−87122号公報、特開昭61−16071
2号公報に記載されたもの等が知られている。前者には
、コンパクト化を達成したものとして第15図に示す正
、負、負、正の2枚構成から成るものが、また、後者に
はアルバダ系を有するものとして正、負、負、正の4枚
構成から成るものが夫々開示されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、前者に示された4枚構成のものは、アル
バダ系の導入を可能にしていない。
即ち、ここに示されたものにアルバダ系を導入すると、
最像側レンズの像側面で像面湾曲が正に大きく出てしま
い、視野枠の見えが非常に悪くなり、実用に供さないも
のとなってしまう。
この問題を解決するためには、他の実施例に示されてい
るように最像側レンズを2枚に分ける必要があり、4枚
構成のものに比べ、コスト高になるという問題が生じて
しまう。
また、後者に示された4枚構成のものはアルバダ系の導
入を達成しているが、全長を十分に短かく為し得ておら
ず、変倍比も1.5と小さく、更に画角も34.0 ’
 〜23,2°と小さいもので、レンズシャッターカメ
ラに要求される広角域に対応できていないといった問題
を残している。
本発明は、このような問題点に着目して成されたもので
あり、4群4枚という簡単な構成で変倍レンズシャッタ
ーカメラの要求を十分に満足する高倍率、高度倍圧、高
百角を存し、かつコンパクトで各収差も良好に補正され
たアルバダ式ズームファインダーを提供することを目的
とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明に基づくレンズ系は、第1図及び第3図に示すよ
うに、物体側より順に、正の第1レンズと、光軸上を移
動して変倍を行う負の第2レンズと、負の第3レンズと
、正の第4レンズとの4群4枚構成から成り、前記第3
レンズと前記第4レンズとでアルバダ系を構成し、以下
の条件を満足するようにしたアルバダ式ズームファイン
ダーである。
(2)    1.6   <     nz但、 R
AI  第4レンズ物体側面の曲率半径Rm+  第4
レンズ像側面の曲率半径nRl  第2レンズのd −
1ineに対する屈折率 β、、 低倍側のファインダー倍率 βア 、 高倍側のファインダー倍率 である。
〔作 用〕
この構成のうち、本発明の特徴である各条件式について
説明する。
条件(1)は、第4レンズ物体側面に適当な曲率半径を
与えて、この第4レンズで主に発生するアルバダ光枠系
の像面湾曲を補正することにより見やすい光枠を実現す
るとともに、ファインダー系の諸収差を補正して第4レ
ンズをより物体側に配置できるようにして全系のコンパ
クト化を図り、合わせて倍率、変倍比を高めることを可
能とするための条件である。この種のファインダー系で
は倍率が高くなるにつれて球面収差の補正不足の傾向が
強くなるため、この面の曲率半径はファインダー倍率に
応じて定めることが必要である。この条件の下限を越え
ると、アルバダ系の像面湾曲が正の方向へ悪化し、また
コンパクト化、高倍率化、高変倍比化が難しくなり好ま
しくない、また上限を越えると、ファインダー系の球面
収差、コマ収差が悪化し、好ましくない。
条件(2)は、変倍レンズである第2レンズの屈折力を
、屈折率で大きく負担させることにより、面の曲率を緩
<シ、ファインダー系の歪曲収差及び非点収差を良好に
し、更に、第2レンズのパワーを強くできることがら変
倍比1画角を高めるための条件である。この条件の下限
を越えると、第2レンズの面の曲率が高くなり、歪曲収
差、非点収差が悪化し、また高変倍比、高画角を得るこ
とが難しくなる。
以上、本発明の構成による作用を説明したが、ここで更
に各収差を良好に補正するために、第1レンズに少なく
とも1画郭球面を挿入することが好ましい、ここに挿入
する非球面としては、近軸曲率による球面形状に対して
、光軸から離れるに従い曲率が緩くなるような形状のも
のが望ましい。この非球面の挿入により、ファインダー
系の歪曲収差、非点収差をより良好に補正でき、更には
ファインダー倍率2画角を高めることに寄与できる。
また、以下の条件(3)を満足させることにより、コン
パクト化及びアルバダ系の像面湾曲補正をより良好なも
のとすることができる。
+31 6<H,14<10 但、 H14;第3レンズと第4レンズの主点間隔(単
位は〔鵬〕) である。
この条件の下限を越えると、アルバダ系の像面湾曲が正
の方向に悪化し、好ましくない、上限を越えると、全長
が長くなり、コンパクト化の点で好ましくない。
尚、アルバダ系内に配設される光枠フレームは、第1図
に示すように物体側の面に蒸着するか、又は第3図に示
すように別部材を設けて第4レンズの近傍に配置すれば
よい、第4レンズの物体側の面に蒸着した場合、4枚の
レンズのみで視野系とアルバダ系を構成することができ
、シンプルなファインダーとなる。また、光枠フレーム
用の別部材を設けた場合、この部材を光軸に垂直な方向
に動かすことで、近距離撮影時のパララックス補正を容
易に行うことができる。更に第21図に示す様に、視野
枠のみ光枠フレーム用の部材に設け、測距枠は第4レン
ズの物体側の面に設けるようにすると、上記パララック
ス補正を測距枠を動かすことなく行うことができる。
また、この種のズームファインダーにおいては、レンズ
を第2レンズのみ可動とすると、高倍側と低倍側で視度
の値を同じになるように設計しても、ズーミング中に視
度ずれが生じ、このずれの程度が大きい場合には、ファ
インダーを覗きなから変倍すると目の疲労が激しくなり
好ましくない、このような場合には、第1レンズを変倍
に合わせて適度に光軸上で非線形移動させることにより
、変倍中に視度を一定に保つようにすると良い。
〔実施例〕
以下に、本発明の実施例を示す。
尚、本発明各実施例では、第1レンズに夫々非球面を用
いており、この非球面は、以下の式%式% 但、 X ;頂点より光軸方向に測った距離y ;頂点
より光軸に垂直な方向に測った距離 r ;頂点の曲率半径 E ;4次の非球面係数 Fi6次の非球面係数 G ;8次の非球面係数 である。
また、以下の各実施例では、変倍時の視度ずれを抑える
ために、第2図及び第4図に示すように、第1レンズを
低倍率端と高倍率端とを同位置とし、スタンダード状B
(ファインダー倍率がシT;ニー1]−となる状態)で
最も物体側に位置するように非線形移動させている。尚
、この移動は必要に応じて行なえば良く、各実施例とも
第1レンズを固定としても実用に供する性能を得ている
実施例1 ファインダー倍率0.46(β−)〜0.82(β7)
変倍比  1.78 画    角         57.8 ° 〜  
31.6゜全長(1大)32.Om r+−27,23 dem6.5  nl−1,49216シ、−57.5
0r雪・−59,87(非球面) d8・可変 rs−−400,00 ds=11.Q  ntw=1.72000 3’ t
=43.70ra−11,12 de−可変 rs−−17,27 ds=1.0  ns!1.49216  シm−57
.5Or、謹33.50 d、冨7.8 r?〜48.90 dy−2,On*電1.69680     ν 4−
55.52r−〜−24,58 d、・15.0  (アイポイントまで)ズーミング時
のd2とd#の変化 倍率 0.46  0.61  0.82dz   O
,35,39,1 d、  12.2  8.4  3.41    1 
R11 ” 0.82   Hsa・9.03 f[了7TRA 非球面係数 E −0,143xlO−’ F = −0,150XlO−’ Gヨ 0.600 X 10− ” 実施例2 ファインダー倍率0.50(βす〜0.86(β、)変
倍比  1.72 画    角         55.0  ’  〜
31.4゜全長(最大)31.1 。
r1□26.42 dt−6,4n+−1,49216p +−57,50
r2・−82,30(非球面) dニー可変 r!lIo。
ds・1.Onz−1,72000v z=50.25
    □r、=  11.54 da=可変 r、・−22,43 ds=1.o  nx−1,51633シ!=64.1
5ra−126.40 d4g’7.。
r7= 42゜40 dw−2,On4−1.71300  94=53.8
4r@=−26,50 d、−15,0(アイポイントまで) ズーミング時のd!とd4の変化 倍率 0.50  0,66  0.86d、   0
,5  5.5  9.3dオ 12.0  8.2 
 3.2 非球面係数 E −0,110X10−’ F  −−0,110X10−’ G ・  0.200 X 10− ”実施例3 ファインダー倍率0.55(β−) 〜0.94(βT
)変倍比  1,71 両    角         51.6 ° 〜29
.0゜全長(最大)30.8鶴 r、・23.80  (非球面) d、=6.2  n、−1,49216v 1−57.
50rz・−18(i、88 d2・可変 r3=−aoo、o。
dz□1.o  nx・1.72916   v ts
54.68r、= 12.27 da−可変 rs=−46,55 ds”1.Onz=1.49216   y 1−57
.5Or、−20,97 d、・6.5 ry= 32.50 d−J、Onn−1,60311W 4=60.7Or
、−−27,27 ds−15,0(アイポイントまで) ズーミング時のd2とd4の変化 倍率 0.55  0.72  0.94dt   O
,85,99,8 d、、  12.1   B、2  3.1非球面係数 E −−0,280X10−’ F −−0,100X10−’ G 、 −0,260X10−” 実施例4 ファインダー倍率0.50(β−)〜0.87(βア)
変倍比  1.74 画    角         57.4 ° 〜31
.8゜全長く最大)32.3m膳 rIll 24.28 dt−6,4n、−1,49216ν、=57.50r
t=−106,24(非球面) d2・可変 ri;−468,14 d2=i、o  n2−1.72000   シ!−5
0.25r、、= 11.53 dl、可変 rs−−28,33 ds#1.o  nl−1,49216シm−57.5
Or−−24,83 d、千6.6 r7=   (至) dy−0,6na==1−51633   シイ64.
15rs=   閃 dm−0,3 rgz 40.57 d−=2.7  n5=1.62299  ν5m5s
、 14r+o−−24,58 d、。−15,0(アイポイントまで)ズーミング時の
d、とdo’の変化 倍率 0.50  0,66  0.87dよ   0
.5    5.5    9.3a、   12.0
     B、2    3.2非球面係数 E −0,942X10−’ P・−0,870x 10−” G・ 0.274 X 10−” 但、 r五;物体側より順次にレンズ又は平板各面の曲
率半径(非球面の場合は 基準曲率半径) dL;物体側より順次に各レンズ又は平板の肉厚及び空
気間隔 nii物体側より順次に各レンズ又は平板のd −1i
neに対する屈折率 ν1;1体物より順次に各レンズ又は平板のアツベ数 RA;第4レンズの物体側面の曲率半径R1;第4レン
ズの像側面の曲率半径 である。
また、実施例1乃至3においてはノ1−フミラーは14
面に、光枠フレームは17面に設けた。実施例4におい
てはハーフミラ−は16面に、光枠フレームはr、面に
設けた。
〔発明の効果〕
第5図乃至第8図、第9図乃至第12図、′第13図乃
至第16図、第17図乃至第20図は、夫々実施例1乃
至4の収差曲線図である。これらの収差曲線図からも明
らかなよ゛うに、本発明によれば、アルバダ系の非点収
差を含め、各収差とも良好に補正され、実施例に示され
た各値からも明らかなように高倍率P高変倍比、高画角
を有し、かつコンパクトなアルバダ式ズームファインダ
ーが提供される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例1乃至3のレンズ構成の断面図、
第2図は本発明実施例1乃至3のズーミング時のレンズ
群の移動状況を示す図、第3図は本発明実施例4のレン
ズ構成の断面図。 第4図は本発明実施例4のズーミング時のレンズ群の移
動状況を示す図、第5図乃至第8図。 第9図乃至第12図、第13図乃至第16図、第17図
乃至第20図は夫々実施例1乃至4の収差曲線図。 第21図は本発明光枠配置の一実施例を示す断面図、第
22図は従来技術のレンズ構成の断面図である。尚、第
1図、第3図中Mはハーフミラ−9Fは光枠フレームで
あり、コマ収差図中ωは入射角、ω゛は射出角である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 物体側より順に、正の第1レンズと、光軸上を移動して
    変倍を行う負の第2レンズと、負の第3レンズと、正の
    第4レンズとの4群4枚構成から成り、前記第3レンズ
    と前記第4レンズとでアルバダ系を構成し、以下の条件
    を満足することを特徴とするアルバダ式ズームファイン
    ダー。 (1)▲数式、化学式、表等があります▼ (2)1.60<n_2 但、R_A;第4レンズ物体側面の曲率半径R_B;第
    4レンズ像側面の曲率半径 n_2;第2レンズのd−lineに対する屈折率 β_W;低倍側のファインダー倍率 β_T;高倍側のファインダー倍率 である。
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