JPH0150941B2 - - Google Patents

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JPH0150941B2
JPH0150941B2 JP60220954A JP22095485A JPH0150941B2 JP H0150941 B2 JPH0150941 B2 JP H0150941B2 JP 60220954 A JP60220954 A JP 60220954A JP 22095485 A JP22095485 A JP 22095485A JP H0150941 B2 JPH0150941 B2 JP H0150941B2
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JP60220954A
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Masayuki Sasahara
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、スキヤナなどの画像処理装置に関
連して利用される画像修正方法およびその装置に
関する。
(従来技術とその問題点) スキヤナなどの画像処理装置においては、原画
を読取つて得られた原画像データに対して所定の
計算式に基く色修正や階調修正を施した後に記録
を行うことなどによつて、所望の記録画像を得る
という構成がとられている。ところが、このよう
な計算式による修正にはその範囲や精度に限界が
あるため、オペレータの視覚に基いた別個の修正
処理(レタツチ処理)も多く行われている。
このようなレタツチ処理は、従来、記録フイム
を化学的に処理することなどによつて行われてい
たが、近年はこれを電子処理で行う方法が開発さ
れている。そのうちで最も直接的な方法において
は、まず原画像データを記録した大容量メモリ
(たとえば磁気デイスク)から原画像データの一
部分を読出してそのまま画像メモリ中に格納す
る。次に、モニタ画像を目視しつつレタツチ作業
を電子的に行つて画像メモリ中の画像データを書
き換えた後に、原画像の対応部分へとこれを戻す
ことによつて原画像の修正を行つている。この方
法は、原画像データの一部分をそのまま書き換え
ることと同等であることから画質の劣化がないと
いう利点がある。
ところが、商業印刷物の画像のように例えば
5OMBもの画像データが存在する場合には、1
〜4MB程度の記憶容量を持つた画像メモリへ格
納できるのは原画像のほんの一部分のみ(たとえ
ば1/50〜1/12.5)であつて、上記の方法で広
い領域にわたるレタツチ作業を行なおうとすれば
作業の繰返し回数が増えてしまうだけでなく、互
いに離れた領域に対して相互の関連性を考慮しつ
つレタツチを行うことが困難であるという問題が
ある。
一方、本出願人によつて出願された特開昭58−
211154号には、原画像の全体を縮小し、レタツチ
量と重畳してCRTに表示させつつレタツチ作業
を進め、その際のレタツチ量のみをメモリにスト
アしておいて、後でそのメモリの内容を補間拡大
して原画像に加算するという方法が開示されてい
る。
この方式は、原画像の全体に相当する縮小画像
を対象としてレタツチを行うために1回のレタツ
チ作業のみで足りるという利点があるが、レタツ
チ量のみをストアしておくことから、画像の一部
分を他の部分へ移植するなどの処理が困難である
という問題がある。
また、レタツチ量そのものではなく、オペレー
タが縮小画面を目視しつつ行つたレタツチ処理の
手順をコマンドとして記憶しておき、このコマン
ドを原画像データに対して実行させるという方法
も提案されているが、この方法ではレタツチの指
示回数に比例して実処理の時間が多くかかるとい
うこととコマンドを実行するためには高価な
CPU(中央演算処理装置)が必要となる問題があ
る。
そして、このような問題は、色調変更やドツト
エツチング、エアブラシなどのレタツチ処理のみ
ならず、トリミングや切抜きなど集版作業に伴う
修正処理を含めて、種々の画像修正処理で対処す
べき問題となつている。
(発明の目的) この発明は、従来技術における上述の問題の克
服を意図しており、原画の所望の範囲を対象とし
て、絵画的レタツチなどを含む種々の画像修正
を、画質を可能な限り保持しつつ効率良く行うこ
とのできる画像修正方法およびその装置を提供す
ることを目的とする。
(目的を達成するための手段) 上述の目的を達成するため、第1の発明におい
ては、まず、原画像データの一部または全部を指
定して所定の縮小率で縮小した後に、当該縮小画
像データに対して所望の修正を行う。
そして、修正前後の縮小画像データの差をとる
ことによつて前記修正による縮小画像の変化量を
表現した第1の画像データを求めた後に、前記第
1の画像データを前記縮小率の逆比に相当する拡
大率で拡大し、このような拡大によつて得られる
第2の画像データを前記原画像データと演算して
原画像データを修正するようにしている。
また、第2の発明では、上記の方法を実現する
ために、原画像データを記憶した第1の記憶手
段から前記原画像データの一部または全部を読出
し、所定の縮小率で縮小して第2の記憶手段中に
記憶させる画像縮小手段と、第2の記憶手段に
記憶された縮小画像データに対して所望の修正を
行うための修正手段と、修正前後の縮小画像デ
ータの差をとることによつて修正による縮小画像
の変化量を表現した第1の画像データを求める画
像変化量算出手段と、第1の画像データを上記
縮小率の逆比に相当する拡大率で拡大する画像拡
大手段とを設け、この拡大によつて得られる第2
の画像データを前記原画像データと演算して前記
原画像を修正する装置としている。
(実施例) A 実施例の全体的構成と動作 第1図はこの発明の一実施例である画像修正装
置のブロツク図であり、いわゆるレイアウトシス
テム、トータルスキヤナーシステムとして構成し
た例を示す。同図において、画像修正の対象とな
る原画の画像データは、第1の記憶手段としての
磁気デイスク記憶装置1(以下単にデイスクと言
う。)にあらかじめ格納されている。この原画像
データのうち、後述する態様で指定された一部分
または全部が、数ライン(たとえば4〜8ライ
ン)分のメモリ容量を有するバツフアメモリB0
を介して画像縮小装置2に移される。そして、こ
の画像データが画像縮小装置2において所定の縮
小率で縮小され、第2の記憶手段としての画像メ
モリ3に収容される。こうして得られた縮小画像
データは、CRT駆動回路11によつて駆動され
るCRT12に表示される。
オペレータは、後に詳述する手続に従つて、メ
ニユーキー14によるレタツチの種類の指定と、
デジタイザ17上におけるスタイラスペン16の
操作を行うことにより、レタツチ作業を実行す
る。
このレタツチ作業による修正は、画像メモリ3
の縮小画像に対して行われるため、レタツチ作業
が完了した時点では、修正後の縮小画像データが
この画像メモリ3中にストアされていることにな
る。そして、修正後の縮小画像データと、デイス
ク1内の原画像データのうちの同一部分を、前記
したと同様にバツフアB0を介して画像縮小装置
2から与えることによつて得られる修正前の縮小
画像データとが、バツフアB2とバツフアB1を介
して画像変化量算出手段としての減算回路4に与
えられて、それら画像データの差(修正量)が画
素ごとに求められる。
このようにして得られた縮小画像の修正量を表
現する画像データ(以下、「修正量表現画像」と
呼ぶ。)は、この発明における「第1の画像デー
タ」に相当し、画像拡大装置5において、画像縮
小装置2における縮小率の逆比に相当する拡大率
で補間拡大される。拡大された画像(第2の画像
データ)は、バツフアB4を介してバツフアメモ
リB0から与えられた原画像データと加算され、
デイスク1の対応領域に再格納される。
すなわち、ここでは、画像の縮小、修正、修正
量表現画像データの算出、拡大、加算の一連の処
理が行われるわけである。
B 実施例の具体的動作 次に、第2図aに示した画像を原画像データと
した場合を例にとつて、第1図に示した実施例の
具体的動作を説明する。
まず、デイスク1内に格納されている原画像デ
ータ21のうち、いずれの部分を切り出してレタ
ツチを行うかを指定する。この指定は、あらかじ
め全画像を縮小してCRT12に表示させておき、
その中の所望の一部分をスタイラスペン16によ
つて指定するなどの方法によつて行うことができ
る。もつとも、この発明においては画像を縮小し
て画像メモリ3に入れるため、原画21の一部分
のみでなく、その全部を指定することも可能であ
つて、その範囲の選択は任意である。第2図aの
例において、オペレータがレタツチを希望する部
分がMであるときには、オペレータはたとえば画
像範囲AA′を指定すればよい。
このようにして切り出し範囲が指定されると、
デイスク1からその画像範囲AA′内に相当する画
像データが、たとえば走査方向Lに沿つた各ライ
ンごとに読出され、バツフアメモリB0に順次格
納された後に、画像縮小装置2に転送される。
この画像縮小装置2では、画素の間引きや隣接
画素の平均化などによつて縮小を行う。この縮小
は、常に一定の縮小率で行つてもよく、また、指
定された画像範囲AA′の大きさと画像メモリ3の
記憶容量との関係に応じてキーボード13から指
定した縮小率で行つてもよい。さらに、指定され
た画像範囲を常に画像メモリ3の記憶容量の全体
で記憶するように縮小率を自動設定してもよい。
このような可変縮小率とすれば、細かな部分につ
いての繊細なタツチが可能になるという利点があ
る。
なお、いずれの場合にも後の拡大処理において
拡大率を計算しなければならない関係上、その縮
小率を記憶しておく。
このようにして縮小された画像例が第2図bに
示されており、同図aの画像範囲AA′と想定され
たレタツチ希望範囲Mとが、それぞれ範囲aa′,
mへと縮小されている。そして、縮小された画像
データは、第1図のCRT駆動回路11を介して
CRT12の画面上に表示される。
次にレタツチ作業においては、まず、どのよう
な種類のレタツチを行うかをメニユーキー14に
よつて指定する。これは、たとえばドツトエツチ
ングやエアブラシ等である。
次に、オペレータは、図示しないシヤフトエン
コーダなどを用いてそのレタツチの特性等を設定
するとともに、スタイラスペン16によつてデジ
タイザ17上の位置を指示し、その座標を座標検
出回路15によつて読込ませることによつてレタ
ツチを行う。なお、この部分の動作についは周知
のため、詳細は省略する。
このようにして指示された修正は、マイクロコ
ンピユータ8を介して画像メモリ3内の画像に対
して実行される。これは、たとえば修正部分の縮
小画像をメモリ10に読込み、修正を加えた後に
画像メモリ3に戻すなどの処理によつて行われ
る。そして、修正された縮小画像はCRT12に
表示される。
したがつて、オペレータはCRT12の画面を
目視しつつ、次々とレタツチ作業を進めることが
できる。また、この装置では修正量のみをストア
しておく方式と異なり、画像メモリ3の内容の書
換えを行うわけであるから、移植などの絵画的レ
タツチも容易に行うことができる。なお、修正書
込みによる画像メモリ3へのアクセスは、CRT
12のブランキング期間を利用するなどの方法に
よつて解決すればよい。
このような処理を繰返して所望のレタツチ作業
が完了すると、キーボード13を操作して後処理
に移る。この後処理に際しては、まず画像縮小装
置2を再度動作させることなど(他の方法につい
ては後述)によつて、数ライン分ずつ順次修正前
の縮小画像をもう一度作り出す。そして、この修
正前の縮小画像はバツフアB1に与えられる。そ
して、この修正前の修正前の縮小画像は、画像メ
モリ3から読出されてバツフアB2に与えられた
修正後の対応するライン数分の縮小画像ととも
に、減算回路4に入力される。
減算回路4では、このようにして入力される修
正前後の縮小画像について、それらの画像データ
の差を求めて修正量表現画像とし、バツフアB3
へ出力する。この処理の例が第3図に示されてお
り、修正前後の画素Pの画像データがそれぞれ同
図a,bのV1,V2であつたときに、それらの
差: V3=V2−V1 を求めて、同図cのような修正量表現画像データ
とするのである。
したがつて、この例では、修正量表現画像デー
タは±の符号を持つたデータとなる。このため、
たとえば修正前後の縮小画像データがmビツトの
データ長によつて、2m=n階調を有していたとし
ても、修正量表現画像においては±の符号を表現
するビツトを必要とするために、mビツトのデー
タ長では±のそれぞれについて、実質的に、2m-1
=n/2階調ずつ持つのみとなり、後にこのデータ を用いて原画像データに対する修正を行うときに
は、レタツチ時の階調が必ずしも完全に再現され
ない可能性もある。このような状況は、移植など
のようにレタツチ量が大きいときに生ずるもの
で、たとえば、 V1=n,V2=0 のときには、 V3=−n となるが、実際にはmビツトに±符号を含ませる
ので、一般に、 V3=±n/2 となつて、範囲がせまくなつてしまうといつた状
況が例として考えられる。
通常のレタツチにおいてはこのようにmビツト
のままでも十分であるが、移植時の特に高い階調
再現性を必要とするときには、±の各符号にひと
つずつのデータを割当てて、±の各符号について
n階調を持たせることによつて実質的に倍長デー
タ(「m+1」ビツト)とすれば、この問題は解
消される。そして、この場合には、後述する第2
の画像データも実質的に倍長データとされる。
なお、カラースキヤナにおいては、画像メモリ
3をイエロ、シアン、マゼンタおよびブラツクの
各色ごとに設けるとともに、この修正量表現画像
も各色ごとに作成する。
このようにして得られた修正量表現画像は、バ
ツフアB3を介して画像拡大装置5に与えられる。
ここでは、記憶されていた縮小率の逆比(たとえ
ば1/10に対して10倍)の拡大率で補間拡大が行
われる。したがつて、第4図に例示するように、
修正量表現画像における領域aa′は、原画の領域
AA′に応じた大きさへと拡大され、これに応じて
レタツチされた領域に属する画素Pは、画素領域
P′へと拡大される。
一方、バツフアメモリB0を介して数ライン分
ずつ順次与えられた領域AA′についての原画像
は、上述したような修正前の縮小画像を得る目的
で画像縮小装置2に出力されるほか、バツフア
B4にも出力される。そして、上記拡大処理が行
われた後の修正量表現画像がバツフアB5に与え
られた後に、これらのバツフアB4,B5からそれ
ぞれのバツフア内容が加算回路7に出力される。
この加算回路では、領域AA′についての原画像
と、拡大された修正量表現画像とのそれぞれにお
ける画像データを画素ごとに互いに加算する。
このため、この加算回路7の出力V4は、領域
AA′内の各画素について V4=V1+V3=V1+(V2−V1)=V2 となり、レタツチが行われた後の画像が再生され
る。このようにして得られた画像によつて、デイ
スク1内の領域AA′に相当する記憶内容の書き換
えを行うことにより、本発明によるレタツチ処理
は完了する。
この動作において、加算による画像データの変
更が行われるのは、レタツチによつて実際に修正
が行われた画素のみである。領域AA′のうち修正
が行われなかつた画素についてはV3=0である
ため、上記の式によつてV4=V1となり、この部
分における画像が乱されることはない。仮に画像
メモリ3の出力画像をそのまま拡大して原画の対
応部分と差し換えた場合には、修正を行わなかつ
た画素についても縮小と拡大とが行われて、画素
の間引きや補間にともなう鮮鋭度等の低下がある
ことを考えれば、これは大きな利点である。
また、修正を行つた画素については縮小時の画
像情報の喪失による鮮鋭度等の低下作用を厳密に
禁じ得ないが、これらは実用上ほとんど差しつか
えない程度のことが多い。差しつかえのある場合
又は移植時を行つたときに元の輪郭線が若干残つ
てしまうような場合には、画像縮小装置2や画像
拡大装置5の縮小率や拡大率を等倍(1/1)し
設定し直してレタツチを行うようにすれば、最終
的な微修正を画質の劣化なく行うこともできる。
このことは従来技術の項で説明した処理と同じで
あるが、移植時の場合には本発明を適用した後で
あるので、CRTモニタには品質の低下した画像
が見えており、低下していない画像との置換え作
業が移植位置の狂いがなくスムーズに行え、結果
として作業能率が向上する。もちろん、従来のレ
タツチ機能を持つた装置と組合わせてて使用する
ことも可能である。又、バツフアメモリB0,B1
B2,B3,B4,B5は記憶装置であつてもよい。
C 変形例 ところで、この発明は上記実施例に限定される
ものではなく、たとえば次のような変形も可能で
ある。
上記実施例において、第1の画像データ、第
2の画像データのデータ長がmビツトに制限さ
れ、かつ、前記移植時の特に高い階調再現性を
必要とする処理を行う場合には、プラス成分の
みの修正とマイナス成分のみの修正を行う。こ
の修正の順序はどちらでもよい。
例えば減算回路4においてバツフアB2の信
号V2からバツフアB1の信号V1を引き、プラス
成分のみのmビツトの第1の画像データを求
め、上述したように第2の画像に変換して加算
回路7にて原画像データと演算してラツチさせ
ておき、次いでマイナス成分のみのmビツトの
第1の画像データを求め、同様に第2の画像デ
ータに変換し、ラツチされておいた画像データ
と演算することによつて、mビツトでの原画像
データを修正することができる。
又、プラス成分のみの修正を行つた画像デー
タをデイスク1に収納し、ついで、修正した画
像データに、マイナス成分のみの修正を行うこ
とによつて、mビツトでの原画像データを修正
することができる。
上記実施例では、中間的に得られる各画像デ
ータについてのバツフアB1〜B5を用いること
によつて画像データ転送のタイミング制御を行
つているが、これらを使用せずにデイスク1内
にフアイルとして一時的にこれらの画像の保存
を行い、必要に応じてその画像を読出すように
してもよい。特に、修正前の縮小画像をこのよ
うにして保存しておけば、縮小画像を2度作り
出さずに済む。
この発明は、レタツチ処理のみでなく、切抜
きなどの集版作業に伴う画像修正にも適用可能
である。また、原画の一部分を指定することに
よつて修正を行つた際に、その部分を原画の元
の部分に戻すことは必須ではなく、必要に応じ
て他の部分と差換えて、新たなレイアウトを持
つ画像を作成してもよい。
(発明の効果) 以上説明したように、この発明によれば、縮小
画像に対する修正を行つて修正量表現画像をいつ
たん求めた後に拡大を行い、それによつて原画の
修正を行うようにしているため、原画の所望の範
囲を対象として修正が可能であり、絵画的レタツ
チなどを含む種々の修正を、画質を保持しつつ既
設の装置をも用い得て効率良く行うことができる
画像修正方法およびその装置を得ることができ
る。特に、上述した実施例や変形例のように、演
算ビツトを増やしたり、又は成分別演算修正を行
うようにすれば、この効果をいつそう顕著に得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例のブロツク図、第
2図は画像縮小動作を例示する図、第3図は修正
量表現画像を求める処理を示す図、第4図は修正
量表現画像拡大処理を例示する図である。 1…デイスク、2…画像縮小装置、3…画像メ
モリ、4…減算回路、5…画像拡大装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 原画像データの一部または全部を指定して所
    定の縮小率で縮小した後に、当該縮小画像データ
    に対して所望の修正を行い、前記修正前後の縮小
    画像データの差をとることによつて縮小画像デー
    タの修正量を表現した第1の画像データを求めた
    後に、前記第1の画像データを前記縮小率の逆比
    に相当する拡大率で拡大し、前記拡大によつて得
    られる第2の画像データを前記原画像データと演
    算して前記原画像データを修正することを特徴と
    する画像修正方法。 2 第1の画像データ及び第2の画像データは、
    プラス成分とマイナス成分とが別々に求められ、
    各々の成分の第2の画像データを原画像データと
    各々演算して前記原画像データをプラス成分修正
    及びマイナス成分修正する、特許請求の範囲第1
    項記載の画像修正方法。 3 第1および第2の画像データは、修正前後の
    縮小画像におけるデータ長に対して実質的に倍長
    データとされた、特許請求の範囲第1項記載の画
    像修正方法。 4 縮小率は、原画像データのうちの指定された
    領域の大きさに応じて決定される、特許請求の範
    囲第1項または第3項記載の画像修正方法。 5 原画像データを記憶した第1の記憶手段から
    前記原画像データの一部または全部を読出し、所
    定の縮小率で縮小して第2の記憶手段中に記憶さ
    せる画像縮小手段と、 前記第2の記憶手段に記憶された縮小画像デー
    タに対して所望の修正を行うための修正手段と、 前記修正前後の縮小画像の差をとることによつ
    て縮小画像の修正量を表現した第1の画像データ
    を求める画像変化量算出手段と、 前記第1の画像データを前記縮小率の逆比に相
    当する拡大率で拡大する画像拡大手段とを備え、 前記拡大によつて得られる第2の画像データを
    前記原画像データと演算して前記原画像データを
    修正することを特徴とする画像修正装置。 6 第1および第2の画像データは、修正前後の
    縮小画像におけるデータ長に対して実質的に倍長
    データとされた、特許請求の範囲第5項記載の画
    像修正装置。 7 縮小率を任意に設定するための縮小率設定手
    段が設けられた、特許請求の範囲第5項または第
    6項記載の画像修正装置。
JP60220954A 1985-10-02 1985-10-02 画像修正方法およびその装置 Granted JPS6279575A (ja)

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