JPH01503441A - 新規融合蛋白質 - Google Patents

新規融合蛋白質

Info

Publication number
JPH01503441A
JPH01503441A JP63504420A JP50442088A JPH01503441A JP H01503441 A JPH01503441 A JP H01503441A JP 63504420 A JP63504420 A JP 63504420A JP 50442088 A JP50442088 A JP 50442088A JP H01503441 A JPH01503441 A JP H01503441A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fusion protein
protein
glutathione
enzyme
expression
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP63504420A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0681596B2 (ja
Inventor
スミス、ドナルド・ブルース
Original Assignee
アムラド・コーポレーション・リミテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by アムラド・コーポレーション・リミテッド filed Critical アムラド・コーポレーション・リミテッド
Publication of JPH01503441A publication Critical patent/JPH01503441A/ja
Publication of JPH0681596B2 publication Critical patent/JPH0681596B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
    • C12N9/00Enzymes; Proenzymes; Compositions thereof; Processes for preparing, activating, inhibiting, separating or purifying enzymes
    • C12N9/10Transferases (2.)
    • C12N9/1085Transferases (2.) transferring alkyl or aryl groups other than methyl groups (2.5)
    • C12N9/1088Glutathione transferase (2.5.1.18)
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K14/00Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
    • C07K14/435Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans
    • C07K14/43504Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans from invertebrates
    • C07K14/43536Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans from invertebrates from worms
    • C07K14/43559Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans from invertebrates from worms from trematodes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
    • C12N15/00Mutation or genetic engineering; DNA or RNA concerning genetic engineering, vectors, e.g. plasmids, or their isolation, preparation or purification; Use of hosts therefor
    • C12N15/09Recombinant DNA-technology
    • C12N15/11DNA or RNA fragments; Modified forms thereof; Non-coding nucleic acids having a biological activity
    • C12N15/62DNA sequences coding for fusion proteins
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K2319/00Fusion polypeptide
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K2319/00Fusion polypeptide
    • C07K2319/20Fusion polypeptide containing a tag with affinity for a non-protein ligand
    • C07K2319/23Fusion polypeptide containing a tag with affinity for a non-protein ligand containing a GST-tag
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K2319/00Fusion polypeptide
    • C07K2319/50Fusion polypeptide containing protease site

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 新規融合蛋白質 [発明の背景コ この発明は、細菌、例えばエシェリヒア・コリにおける外来蛋白質およびポリペ プチドのクローニングおよび発現に関するものである。特にこの発明は、一般的 に可溶性であり、外来蛋白質ま1こはポリペプチドの抗原性の改変または機能的 活性の破壊を伴わずに容易に細菌リゼイトから精製され得る融合ポリペプチドと して細菌により合成された外来蛋白質ま几はポリペプチドの発現に関するもので ある。
エシェリヒア・コリにおける外来ポリペプチドの発現を誘導する幾つかの異なる ベクターが報告されている(ハリス、1983.マーストン、1986;マッキ ンタイア等、1987により概説されている)。製品精製を簡易化すべく設計さ れたベクターもあるが、これらのシステムの大部分に共通する問題点は、蛋白質 の溶解性の維持またはアフィニティー試薬からのそれらの溶離に変性試薬が必要 とされることである。変性は、外来ポリペプチドの抗原性を改変し、機能的活性 を全て破壊するものと予想され得る。例えば、エシェリヒア・コリ β−ガラク トシダーゼとのN Hを−末端またはC00H−末端融合体として発現され(グ レイ等、1982:ケーネン等、1982ニルターおよびムラー−ヒル、198 3)、1.6モルNa CQ、lOミリモルβ−メルカプトエタノールに溶は得 るポリペプチドは、p−アミノフェニル−β−D−チオガラクトシドのカラムに よるアフィニティー・クロマトグラフィー、次いで0.1モルはう酸ナトリウム (pH10)、lOミリモルβ−メルカプトエタノールにおける溶離(ゲルミノ 等、1983:ウルマン、1984)により粗細胞すゼイトから精製され得る。
またこれらの融合蛋白質は、固定された抗β−ガラクトシダーゼ抗体と結合され 、高または低pH溶液(プロメガ・バイオチク)における溶離により回収され得 る。別法として、β−ガラクトシダーゼの最後の16COOH−末端アミノ酸を 欠くβ−ガラクトシダーゼとの融合体は、不溶性であることが多いため(板金等 、1977、ヤングおよびデービス、1983.スタンレーおよびルツィオ、1 984)、変性試薬を用いた処理による再可溶化後に溶解した細菌の不溶性フラ クションから精製され得る(マーストン、1986)。同じ方法を用いることに より、trpE蛋白質のtrpEリーダー配列およびC00H−末端3基を含む 蛋白質との不溶性C00H−末端融合体として発現されたポリペプチドを精製す ることができる(フレイド等、1981)。変性条件の使用を除くと、これらの 方法は、媒体として使用されるエシェリヒア(イー)・コリ蛋白質が、特にβ− ガラクトシダーゼ(Mrl l 6000)との融合の場合において、融合蛋白 質に対する免疫応答を支配し得、望ましくない交差反応を示す抗体を誘導し得る という不利益を伴う。
他の発現ベクターは、ヒトIgG−セファロース・カラムによるアフィニティー ・クロマトグラフィーにより細胞リゼイトから精製され得るスタフィロコッカス ・プロティンAのC00H−末端との融合体としてポリペプチドの合成を導く( ウーロン等、1983.二ルッソン等、1985;アブラームゼン等、1986 .ローペンアドラー等、1986)。IgGに対するプロティンAの親和力が高 い几め、融合蛋白質の溶離には通常変性条件が要求されるが、代替的戦略、例え ば過剰天然プロティンAとの鏡台、プロティンAに対する親和力が低いヒツジI gGの使用にルッソン等、1985)、またはプロティンA担体のサイズを縮小 してIgGに対するその親和力を低下させる手法(アブラームゼン等、198B )も使用され得る。
さらに深刻を問題点は、プロティンAと結合する抗体が、それらの他の特異性と は関係無く融合蛋白質を全て認識する1こめ、IgGとの融合蛋白質の結合が、 クローンの免疫学的スクリーニングまには組換え産物の分析を面倒にすることで ある。
エシェリヒア・コリ由来の外来ポリペプチドの精製に関する別の戦略は、C00 H−末端にポリ−アルギニンを含むポリペプチドの生成である(サツセンフェル ド・アンド・ブルーワー、1984)。
強塩基性アルギニン残基は、アニオン性樹脂に対する融合蛋白質の親和力を高め るため、融合体はカチオン交換クロマトグラフィーにより精製され得、C00H −末端アルギニン残基はカルボキシペプチダーゼB処理により除去され得る。他 のベクターはべりプラスミッタ空間または培養培地へのポリペプチドの分泌を誘 導し、発現レベルの低い場合も多いが、分泌されたポリペプチドは、細菌性プロ テアーゼによる変性から保護され、大部分の他の蛋白質から分離される(マース トン、1986.アブラームゼン等、1986.ローペンアドラー等、1986 .加藤等、1987)。これらの最新方法の使用は成功する場合もあるが、特に 多くの酸性残基を含むか、または疎水性の高いポリペプチドにおけるそれらの普 遍性は不明である。
[発明の概略] この発明の御粘様によると、外来(または異種)蛋白質またはペプチド成分が酵 素グルタチオン−5−)ランスフェラーゼ、好ましくは酵素のC00H−末端と 融合されている融合蛋白質の発現をコードするヌクレオチド配列を含む組換えD NA分子が提供される。
酵素グルタチオン−5−)ランスフェラーゼ(E、C,2,5,1,18)と融 合した外来ペプチド成分を膏するこの発明の新規融合蛋白質は、既知融合蛋白質 に伴う問題点の幾つかを回避するものである。
特に、この発明の融合蛋白質は可溶性であり、非変性条件下、例えば固定グルタ チオン・カラムによるアフィニティー・クロマトグラフィーにより細菌リゼイト から精製され得る。
この明細書で詳述されているこの発明の一実施態様では、酵素は、寄生性ぜん虫 シストソーマ・ジャポニカのグルタチオン−5−)ランスフェラーゼである。し かしながら、融合蛋白質におけるグルタチオン−S−トランスフェラーゼは、ヒ トおよび他のは乳類グルタチオン−5−トランスフェラーゼを含む他の種類から 誘導され得る。
この発明を実施する作業において、広範な種類の真核生物ポリペプチドが、生理 学的条件下で容易に精製され得る可溶性および安定性グルタチオン−8−トラン スフェラーゼ融合蛋白質としてエシェリヒア・コリにおいて発現され得ることが 示された。
別の態様において、この発明は、前記ヌクレオチド配列が挿入された発現ベクタ ー、例えば細菌性プラスミドを提供する。また前記発現ベクターは、好ましくは 融合蛋白質の発現を目的とするヌクレオチド配列に機能し得るように結合された 発現制御配列を含む。さらに、この発明は、この発現ベクターを含む宿主細胞を 包含する。
さろに、この発明は、融合蛋白質の製造方法であって、前記発現ベクターを含む 宿主細胞を培養して融合蛋白質の発現を達成し、所望により前記細胞培養から融 合蛋白質を回収する工程を含む方法を包含する。
融合蛋白質は一般的に可溶性であり、細面性リゼイトから容易に回収されるにめ 、融合蛋白質の好ましい回収方法は、細菌細胞を溶かし、固定グルタチオンと接 触させることにより細菌性リゼイトから融合蛋白質を回収する工程を含む。
この発明の融合蛋白質は、その外来蛋白質まにはペプチド成分がその抗原性およ び機能的活性を保持しているため、そのままで使用され得る。別法として、融合 蛋白質を開裂することにより、合成外来蛋白質まにはペプチドが生成され得る。
前述の合成外来蛋白質またはペプチドの製造が望まれる場合、好ましくは融合蛋 白質におけるグルタチオン−5−トランスフェラーゼおよび外来(または異種) 蛋白質またはペプチド成分間に開裂可能な結合が与えられる。
この発明は多様な外来蛋白質またはペプチドの発現および精製に応じ得るため、 この発明は別の態様において、酵素グルタチオンS−トランスしエラーゼ、次い で外来(または異種)蛋白質またはペプチドとして発現され得るヌクレオチド配 列の挿入に関与する少なくとも1つの制限エンドヌクレアーゼ認識部位の発現を コードするヌクレオチド配列が挿入された発現ベクター、例えば細菌性プラスミ ドを提供する。
[発明の詳細な記載] この発明の一実施態様では、エシェリヒア・コリにおいて生産されfこ外来ポリ ペプチドの精製を簡易化する一連のプラスミド発現ベクター(pGEX)が構築 された。エシェリヒア・コリにおいて酵素活性5j26の合成を誘導するプラス ミドは既に構築されている(スミス等、1987b)。多くのは乳類グルタチオ ンS−)ランスフェラーゼ・イソ酵素は、固定グルタチオンでのアフィニティー ・クロマトグラフィー、続いて過剰還元グルタチオンとの競合による溶離により 精製され得(サイモンズ・アンド・)(ンダー・ジャブト、1977:マナーピ ツク、1985)、この特性は天然5jZ6およびエシェリヒア・コリで生産さ れた組換え5j26(スミス等、1986.1987b)の両方に共有される。
この発明によると、ポリペプチドは、グルタチオン−5−トランスフェラーゼと して寄生性ぜん虫シストソーマ・ジャポニクムによりコードされたMr2600 0抗原(Sj26)とのC00H−末端融合体として発現され、非変性条件下、 固定グルタチオン・アフィニティー・クロマトグラフィーに上り精製され得る。
溶解された細菌から得られた可溶性材料を、グルタチオン−アガロース・ビーズ と混合し、洗浄後、例えば501M還元グルタチオンを含む50 mM )リス −HCff(PH8,0)により融合蛋白質を溶離する。バッチ洗浄方法を用い ると、幾つかの融合蛋白質が2時間未満で同時に精製され得、収率は培養1リツ トル当たり1.6ないし15πりの範囲である。グルタチオン−アガロース・ビ ーズは、少なくとも8+9(融合蛋白質)/jlc(膨張ビーズ)の受容力を有 し、同融合蛋白質の相異なる製剤に対して数回使用され得るか、または3モルN aCffで洗浄することにより再使用され得る(サイモンズ・アンド・バング− ・ジャブト、1981)。
このシステムは、ビー・ファルシパルムの様々な抗原の発現および精製に有効に 適用されている。pGEXベクターにおいて発現され1ニ21種の相異なるビー ・ファルシパルムcDNAまにはcDNAフラグメントのうち、14種が固定グ ルタチオン・アフィニティー・クロマトグラフィーにより精製され得る可溶性ま たは部分的可溶性融合蛋白質を生成させる。
少数の例では精製がうまくいかないこともあっ1ニが、これらの失敗は全て融合 蛋白質の不溶性に帰し得る。不溶性はエシェリヒア・コリにおいて発現される融 合蛋白質に多く見出される特性であるか(ハリス、1983;マーストン、19 86)、この情況において驚くべきことには、少数のグルタチオンS−)ランス フェラーゼ融合蛋白質は全体的ま1こは部分的に可溶性である。不溶性に関与す る因子に関しては殆ど知られていないが(マーストン、1986)、幾つかの例 において、グルタチオンS−トランスフェラーゼ融合蛋白質の不溶性は強疎水性 領域の存在と関係があり、これらの領域を除去すると、安定度および/または溶 解度は大きく高められる。他の不溶性融合蛋白質は多くの荷電した残基を含むか 、ま1こはMrloooooより大きい。それにも拘わらず、グルタチオン−ア ガロースとの結合を崩壊しない可溶化剤、例えば1%トリトンX−100,1% トウィーン20.10mMジチオトレイトールまたは0.03%N aD od  S Oaに不溶性融合蛋白質を可溶化させると、それらはアフィニティー・ク ロマトグラフィーにより精製され得る。ポリペプチドが各々可溶性融合蛋白質を 形成する幾つかのフラグメントにおいて発現され得ない場合、他の不溶性融合蛋 白質は常法により(マーストン、+986)精製されなければな:)すい。不溶 性はエシェリヒア・コリにおける高い蛋白質安定性と関連している場合もあるか (チェンジ等、1981)、関連性の無い場合もある(シェーマ−カー等、19 85)、幾つかの例外も存在するが、不溶性および可溶性グルタチオンS−)ラ ンスフェラーゼ融合蛋白質の両方が総じて安定し、直接比較が可能な場合、可溶 性グルタチオンS−トランスフェラーゼ融合体として発現され几ポリペプチドの 安定性は、不溶性β−ガラクトシダーゼ融合体の場合と類似している。
良好な抗体応答は、免疫マウス、ウサギおよびヒツジにおける融合体の外来ポリ ペプチド部分に対して発せられた。特に応答は、均等なβ−ガラクトシダーゼ融 合体の場合と同程度またはさらに良好な状態であると思われ、恐らくグルタチオ ンS−)ランスフェラーゼ担体のサイズが小さい(Mrl16000と比べてM r26000)ことを反映していると考えられる。5j26に対する応答は相異 なるマウス系統において変動しくダバーン等、1987)、同様の変動は、グル タチオンS−)ランスフェラーゼとの融合体として発現されたポリペプチドに対 する応答において妓察される。
精製されlこグルタチオンS−)ランスフェラーゼ融合蛋白質は、部位特異性プ ロテアーゼによる開裂における良好を基質であると思われる。エシェリヒア・コ リから精製された融合蛋白質の開裂における部位特異性プロテアーゼの有効な使 用(ゲルミノおよびバスチア、1984.水弁およびトガーゼン、1984)に 関する報告はこれまで殆ど為されていないが、恐らく不溶性融合蛋白質の再可溶 化に必要とされる変性試薬が蛋白質加水分解を阻むT;めであると考えられる。
逆に、多くのグルタチオンS−)ランスフェラーゼ融合蛋白質は、蛋白欠如水分 解に最適であることが知みれている条件下では可溶性である。好ましくは、使用 されるプロテアーゼは、グルタチオンS−)ランスフェラーゼ担体を開裂しない ものであり、蛋白質加水分解後、ポリペプチド生成物は、グルタチオン−アガロ ースによる吸収により担体および未開裂融合蛋白質(有れば)から分離され得る 。適当な部位特異性プロテアーゼには、例えばこの明細書で詳述されているトロ ンビンまたは血液凝固因子Xa、またはレニンがある(ハフエイ等、1987) 。
融合蛋白質の高レベル発現、フレーム・シフト・クローニング部位、迅速な精製 および有効な部位特異性蛋白質加水分解を組み合わせると、pGEXベクターは エシェリヒア・コリにおける外来ポリペプチドの発現に用いられる強力なシステ ムとなる。ポリペプチドの発現および精製の簡易化に加えて、これらのベクター は、免疫原または化学試薬として使用されるペプチドの化学合成に対する安価な 代替手段を提供し得る。特にプラスミドコード化1ac I q対立遺転子によ るtacプロモーターの抑制が、lac 1状態とは関係無く、高い形質転換効 率を有するエシェリヒア・コリ株において有効であることを要するため、これら のベクターもまたcDNAライブラリーの構築に好都合であり得る。形質転換体 は常用の核酸または免疫化学技術によりスクリーニングされ、興味の対象である クローンによりコードされた融合蛋白質はグルタチオン−アフィニティー・クロ マトグラフィーにより精製され得る。
以下、単なる実例として実施例および添付図面を示すことにより、上記において 広い範囲で概説した様々な他の態様と共にこの発明の新規融合蛋白質を説明する 。
[図面の簡単な記載コ 添付図面において、第1図は、プラスミドpSj5の構築の略図を示す。
第2図は、pSj5により形質転換された細胞に存在する蛋白質の5DS−ポリ アクリルアミドゲル分析を示す。細胞の一夜培養物を新鮮な培地において1:1 0の割合で希釈し、37℃で1時間インキュベーションした。次いで、IPTG を0.1mM液に加え、示された時間数の間インキュベーションを37℃で続行 した。分子量マーカーのサイズ(kDa、キロダルトン)および位置を示す。ク ーマシー・ブルー染色により蛋白質が検出され乙。
第3図は、組換え5326を発現する細胞のイムノプロットを示す。ptacl l(親プラスミド)またはpSj5を含む細胞試料を第2図の記載に従い調製し 、13%5DS−ポリアクリルアミドゲルにおいて分離し、ニトロセルロースに 移した。S j A wEは、シストソーマ・ジャポニクム成虫の抽出物である 。精製β−ガラクトシダーゼ−5j26融合蛋白質(スミス等、1986)に対 して調製されたウサギ抗血清、次いで!125−標識プロチインAによりニトロ セルロースをプローブした。分子量マーカーの位置およびサイズ(kDa)を示 す。
第4図は、組換え5326の精製を示す。rSj26を発現する細胞の抽出物を グルタチオン−アガロース・カラムに適用し、特異結合材料を遊離還元グルタチ オンにより溶離させた。溶離液の連続フラクションまには細胞の全抽出物を13 %5DS−ポリアクリルアミドゲルにおいて分離し、蛋白質をクーマシー・ブル ー染色により検出した。分子量マーカーの位置およびサイズ(kDa)を示す。
第5図は、(a)psjl ODBam7Stop7の構造(目盛らず)、(b )Sj26の最後の2コドン、S、i26終止コドンに導入された多重クローニ ング部位、全3フレーム(下線)におけるTGA終止コドンのヌクレオチド配列 、次いでPvun部位で始まるptac12の配列(最初の3ヌクレオチドのみ 図示、pBR322のヌクレオチド2067〜2069に対応)を示す。
第6図は、Sj26−融合蛋白質の製造および精製を示す。pt ac12(親 プラスミド)、psjl ODBamlまrニはビー・ファルシパルム抗原に由 来するEcoRIフラグメントを含むpsjl 0DBa+nlにより形質転換 された細胞の抽出物を、全抽出物(T)またはグルタチオン−アガロース・ビー ズ精製後(P)として13%5DS−ポリアクリルアミドゲルにより分離した。
クーマシー・ブルー染色により蛋白質が検出された。分子量マーカーのサイズ( kDa)および位置を示す。
第7図は、pGEXベクターの構造の例として(a)pG E X −1の概略 図を示す。特有のPstIおよびEcoRV制限部位の位置を示す。
(b)Sj26 cDNAのcOOH−末端におけるpGEX−1,pGEX− 2TおよびpGEX−3Xのヌクレオチド配列およびコード受容力。5j26c DN、Aの通常の翻訳終止コドンはヌクレオチド7から始まり、BamHI 、  5ialおよびEcoRIにおける開裂部位をコードするオリゴヌクレオチド (括弧で区切った下線部)および3フレーム全てにおけるTGA停止コドン(下 線部)の導入により破壊された。ベクターPGEX−2TおよびpGEX−3X は、トロンビンおよび血液凝固因子Xaによりそれぞれ認識されるプロテアーゼ 開裂部位をコードする追加配列を含む。
第8図は、pGEX−1により形質転換された細胞におけるグルタチオンS−) ランスフェラーゼの発現および精製を示す。
(a)誘導後の発現の時間推移。pGEX−1により形質転換され元細胞の一夜 培養物を新鮮な培地において1:lOに希釈し、90分間生長させ、I PTG を加えた(1mM)。示された時点で試料を採取し、13%N a D od  S O4−ポリアクリルアミドゲル電気泳動によす分離し、次いでクーマシー・ ブルーで染色し乙。分子量マーカー(M)の位置およびサイズ(kDa)を示す 。
(b)グルタチオンS−)ランスフェラーゼの精製。pGEX−1により形質転 換された細胞を前記と同様に生長させ(1こだし、IPTGを0 、1 mM液 に加えない)、誘導の3時間後培養物を採収し乙。
グルタチオンS−トランスフェラーゼを前記と同様に精製し、(T)全細胞、( P)不溶性沈澱および(S)遠心分離後上清、(し)グルタチオン−アガロース ・ビーズと上滑のインキュベーション後の未結合材料並びに(E)ビーズから溶 離した精製材料の試料を採取しに。試料は200μgの培養物と同等であり、前 記と同様に分析された。
第9図は、グルタチオンS−トランスフェラーゼ融合蛋白質として発現されたピ ー・ファルシパルム抗原の精製を示す。試料をlO%NaDodSO4−ポリア クリルアミドゲル電気泳動、次いでクーマシー・ブルー染色により分析した。( T)全細胞抽出物、(P)グルタチオン−アガロース精製材料。pGEX−1% pGEX−3XにおけるAg63 (EcoRV−EcoRI X63)、pS jlOにおけるAg361(361)、psjl Ol=おけ6Agl 6(1 6)およびpGEX−3XにおけるRE S AcりEcoRIフラグメント( R)により細胞を形質転換した。分子量マーカー(M)の位置およびサイズ(k Da)を示す。
第10図は、精製融合蛋白質のプロテアーゼ開裂を示す。
(a)トロンビン開裂。Ag63の580bp Rsal −EcoRIフラグ メントを含むpGEX−1ま1ニはpGEX−2Tにより形質転換された細胞か ら得られた精製融合蛋白質を、示された時間(分)数の間プロテアーゼとインキ ュベーションした。レーンT%UおよびG。
40倍容量のMTPBSでの希釈によるグルタチオン除去、次いでセントリコン −1O濃縮装置(アミコン・コーポレーション)を用いた濃縮後の開裂反応。( T)濃縮後の全反応、(′U)グルタチオン−アガロース・ビーズとのインキュ ベーション後の反応、(G)グルタチオン−アガロース・ビーズに結合した材料 。13%−NaDodSO*−ポリアクリルアミドゲル電気泳動、次いでクーマ シー・ブルー染色により試料を分析した。分子量マーカー(M)のサイズ(kD a)および位置を示す。
(b)血液凝固因子Xa開裂。Ag63の555bp EcoRV−EcoRI フラグメントを含むpGEX−1またはpGEX−3Xにより形質転換された細 胞から得られた精製融合蛋白質を様々な期間血液凝固因子Xaとインキュベーシ ョンするか、または開裂後グルタチオンーアガロースを用いて吸収させ、(a) の記載と同様J二分析し乙。
実施例1 材料および方法 細菌性プラスミドの構築 Mr26000シストソーマ・ジャポニクム・グルタチオンS−トランスフェラ ーゼ(Sj26)のcDNAを含むpSjlの780bpEcoRIフラグメン ト(スミス等、1986)を制限酵素5au96iによる部分的条件下で開裂し 、2つのアニール化オリゴヌクレオチドと連結し、ptaellのEcoR1部 位(アマン等、1983)に挿入した(第1図)。エシェリヒア・コリJMIO Iの形質転換後、tacプロモーターの後、直接EcoRI認識部位、配列AT  G T CC(Met・Setをコードする)、次いでヌクレオチド12から 3゛−末端Ec。
R1部位までのpsjlの5j26 cDNAが並ぶプラスミド(pSj5)を 含むコロニーが同定された。プラスミドpSj4も同様の方式で構築されたが、 1こだし、異なるオリゴヌクレオチドを用いて配列GA゛ TCCCACC5’ をMetコドンに導入し、5j26 cDNAをHinf I −BamHIフ ラグメントとしてps31がら分離し、再構薬され?=Sj26 cDNAをp GS62(ラングフォード等、1986)のBamHI部位に挿入した。全5j 26 cDNAを含むpSj4のBamHIフラグメントを制限酵素Mn1Iに より開裂し、BamHIリンカ−と結合し、pLK8(ラングフォード、未発表 研究)のBa@H1部位にクローン化することにより、AAA、TAA終止コド ン(BamHI認識部位の導入により破壊されて配列AAA、TCG、GAT、 CC。
を生ずる)ま、での5j26の全コード配列を有するBamH1フラグメントを 含むプラスミド(pSj7)を製造した。5j26 BamHIフラグメントを pSj7から分離し、plc19H(マーシュ等、1984.)のBamHI部 位に挿入することにより、5j26の5°−末端がPstI制限部位の隣に位置 するプラスミド(pSj8)を製造した。このプラスミドからのDNAを制限酵 素Pstlに上り開裂し、1単位のエキソヌクレアーゼBal 31 (ベゼス ダ・リサーチ・ラボラトリーズ)と2分間インキュベーションし、E coRV により開裂し、ptac12− E co(エシェリヒア・コリDNAポリメラ ーゼのフレノウ・フラグメントによるEcoRI消化D N Aの処理および再 結合による特有なEcoR1部位の除去によりptac12(アマン等、198 3)から生成された)のPvu11部位に挿入した。ニス・ジャポニクムの全成 虫に対して生じたウサギ抗血清(セイント等、1986)を用いたクルーザー等 (198El)記載のコロニー免疫検定により、形質転換体を5j26の発現に ついてスクリーニングした。強い免疫反応を示す一クローン(psjlO)が同 定されたが、2つのBamHI認識部位を含んでいた。5j26eDNAの5′ −末端のBamH1部位を、部分的BamHI消化ps310 DNAの補充お よび再連結により開裂した。DNAをJMIOI(プラスミドpsjl 0DB aIIllを生成)またはメチラーゼ欠損エシェリヒア・コリ株GM48(ヤニ ッシューペロン等、1985)に形質転換しj:、−GM48形質転換体から得 られたプラスミドDNA(pS310DBam?)を部分的条件下でC1aIに より開裂し、3つ全部のリーディング・フレームにおいてTGA終止コドンをコ ードする一組のアニール化オリゴヌクレオチドと結合してプラスミドpsjl  ODBam7Stop7を生成した(第5図)。
DNAの操作は、マニアチス等(19B 2)の記載に従い行なわれた。
制限酵素は二ニーイングランド・バイオラブズから入手した。
Sj26−融合蛋白質の精製 細菌の一夜培養物を新鮮な培地(8001ff)においてl:10に希釈し、3 7℃で1時間生長させ、0.1 ミリモルI PTGにより誘導し、さらに3− 5時間生長させた。遠心分離により細胞を集め、PBS中音波処理により溶解さ せ、13000gで10分間4℃で回転させた。上溝をグルタチオン−アガロー ス・カラム(硫黄連結)(シグマ)に適用し、カラムをPBSで洗浄し、5mM 還元グルタチオン(シグマ)含有50mM)リス−HCQp89.6により融合 蛋白質を溶離させた(シモンズおよびバング−・ジャブト、1977、ハーベイ およびポイトラー、1982)。小規模精製(1,E++f2の培養物)は、3 0分間50μgの膨潤グルタチオン−アガロース・ビーズと溶解細胞の上清との インキュベーションおよび蛋白質ゲル試料緩衝液中での洗浄したビーズの沸騰に より行なわれた。ニス・ジャポニクム成虫抽出物の製造および5DS−ポリアク リルアミドゲル電気泳動および免疫プロッティングは、セイント等(1986) の記載に従い行なわれた。
RNAのプライマー伸長配列決定 ニス・ジャポニクム(ソーソゴン株)の成虫を感染したウサギの門脈潅流により 得、RN Aをセイント等(1986)の記載に従い純化した。PSjl 5j 26 cDNAのヌクレオチド53〜37に相補的なオリゴヌクレオチドを、p sjl 5j26 cDNAの完全コピーを含むM13ファージから分離された 一本鎖DNA鋳型において伸長させた。反応は20℃で30分間行なわれ、アニ ール化鋳型およびプライマー、”PdATPおよび”PdCTPの各々10μC i、0゜05ミリモルdTTP、10mM)リス−H0ff(pH8,5)、5 ミリモルMgC+2tおよびのエシェリヒア・コリDNAポリメラーゼIのフレ ノウ・フラグメント2単位を含んだ。伸長されたプライマー(34ヌクレオチド )を10%ポリアクリルアミド、7.6モル尿素ゲルから取り出し、0.5M酢 酸アンモニウム、5ミリモルE D T A 。
0.1%SDSに4℃で16時間浸漬後エタノール沈澱により回収し1ニ。全ニ ス・ジャポニクムRNA約0.5μ?を、50mM)’JスーHCff(pH8 ,3)、0.1ミリモルEDTA% lOミリモルDTT。
7.5ミリモルMgCl2.10ミリモルNaC]の存在下100℃で1分間1 100000cpの”P−標識プライマーと加熱し、次いで60℃で20分間イ ンキュベーションした。次に、混合物を4つに分割し、5単位のりボヌクレアシ ン(BRL)、0.5単位のとりマイオブラストシス・ウィルス逆転写酵素(ラ イフ・サイニンシーズ・インコーホレイテッド)、0 、1 mMの各デオキシ ヌクレオチドおよび0.o 75 ミ!J%ルddATP、0.06 ミ’1モ ルddcTP、0゜3ミリモルddGTPまたは0.15ミリモルddTTPを 含む反応物中、42℃で15分間インキュベーションした。反応生成物を8%ポ リアクリルアミド−尿素ゲルで分離し、オートラジオグラフィーにより検出した 。
結果 psjl ODBamlの構築 寄生性ぜん虫シストソーマ・ジャポニクムの成虫は、機能的グルタチオンS−ト ランスフェラーゼであるMr26000抗原(Sj26)を含む(ミッチェル等 、1984;スミス等、1986)。天然5526と同一の分子をコードすると 予想されるプラスミド(pS j 5 )を構築した(第1図)。5326の正 確な5−末端構造(Met、 S et。
Pro、 I le、、、、、)を、ニス・ジャポニクムの成虫から精製された S526mRNAの直接配列分析から推理しく材料および方法)、成熟寄生虫か らのS326ON−末端の蛋白質配列決定により確認し7;(ジヨイント・プロ ティン・ストラフチャー・ラボラトリ−のエム・ルビラ、ルードビヒ・インステ ィテユート・フォー・キャンサー・リサーチ、ウォルター・アンド・エリーザ・ ホール・インスティテユート・オフ・メディカル・リサーチと共同した)。この プラスミドは、SDSポリアクリルアミドゲルでのその移動性(第2図)または その抗原性(第3図)による天然5526との識別が不可能なMr26000分 子(組換え体Sj26、rSj26)のエシェリヒア・コリにおける合成を指図 する。さらに、この分子は可溶性で、グルタチオンS−トランスフェラーゼとし ての酵素活性を示し、固定グルタチオンのカラムと結合する多くのグルタチオン S−トランスフェラーゼ(シモンズおよびバング−・ジャブト、1977;ハー ベイおよびボイトラー、1982)の特性を保持している(第4図)。
tacプロモーター(アマン等、1983)の転写制御下のS326の完全コー ド配列および続いて幾つかの特有な制限エンドヌクレアーゼ認識部位を含むプラ スミドpsjl ODBamlを構築した(材料および方法)。このプラスミド により形質転換された細胞を誘導することにより、豊富なMr28000分子の 合成が行なわれた(第6図)。この蛋白質のサイズが大きいのは、BamHIリ ンカ−の導入によりpsjlODBamlにおける通常の5j26終止コドンが 破壊され1;結果、フレーム内終止コドンと出会う前にさらに14の追加アミノ 酸が翻訳されるためである。これらの追加アミノ酸にも拘わらず、改編されたグ ルタチオンS−トランスフェラーゼは可溶性であり、グルタチオンと結合するた め(第6図)、S326のC00H−末端に小配列を追加しても必ずしも結合は 崩壊されないことを示唆している。
Sj26融合ポリペプチドの発現 プラスモディウム・ファルシパルムの様々な相異なる抗原に対応する5j26  cDNAのC0OH末端に大きな配列を追加した場合の影響を試験するために、 psjlODBamlの唯一のEcoR1部位への挿入を行った。これらのcD NAは全て、それらが5326−融合蛋白質として発現されるための正確なリー ディング・フレームに存することが知られているにめ選択された。これらのcD NAは、抗原16(コツペル等、1983)、44(アンダース等、1984) 、361(ピーダーリン、原稿準備中)および32(カラマン等、1984)に 対応し1こ。各場合とも、SDSポリアクリルアミドゲル電気泳動(第6図)後 クーマシー染色により容易に同定され得るM r >28000の新規融合蛋白 質を発現する形質転換体が同定され得た。
さらに各場合とも、これらのクローンにより合成されたSj26融合蛋白質は可 溶性であり、グルタチオン−アガロース・ビーズとのインキュベージジンにより 細菌超音波分解体から精製され得た(第6図)e精製工程を1リツトルの細胞懸 濁液に規模拡大すると、ポリアクリルアミドゲルのクーマシー染色により判断し 1こところでは汚染物質を含んでいない約5!9の蛋白質が得られた。グルタチ オン・カラムによる非形質転換細胞すゼイトのクロマトグラフィーの結果、蛋白 質は一切精製されなかった。5j26融合蛋白質は、それらが特異的抗血清によ りウェスタン・プロットにおいて認められたため、抗原性を保持していた(デー タは示さず)。
実施例2 材料および方法 PGEXベクターの構築 特有のMn1l開裂部位におけるBamH1リンカ−の導入によりpSjl S j26 cDNA(スミス等、1986.1987a)において多重クローニン グ部位を作製することにより、5j26のTAA翻訳終止クドりを配列TCGG ATCCと置き換えた。また、5”−末端EcoRI −5au96 iフラグ メントを、BamHI開裂部位、次いで配列CACCATGTCC,次いでps jl cDNAのヌクレオチド12−38を含むオリゴヌクレオチドと置き換え ることにより、pSjl cDNAの5°−末端を改編し、天然5326(スミ ス等、1987b)をコードするBamHIフラグメントを作製した。このBa mHlフラグメントを、cDNA 3’−末端の後に特有のSmal、EcoR I、C1alおよびE coRV開裂部位が続く形でplc19H(v−シュ等 、1984)のBall1)(I部位に挿入した。再構築された5j26cDN Aを含むプラント末端BamH1−EcoRVフラグメントを、taeプロモー ターからの転写に関して正確な配向てptae12ΔE co(特有のEcoR 1部位を補充し、再連結することにより修飾され1:ptac 12 (アマン 等、1983))のPvu11部位に挿入した。さらに、3フレ一ム全部におい て停止コドンをコードするオリゴヌクレオチド(TGACTGACTGA)をc DNA3°−末端のプラント末端C1aI部位に導入することによりこのプラス ミド(psjlO)を修飾し、エシェリヒア・コリDNAポリメラーゼlのフレ ノウ・フラグメントを用いて補充することによりcDNA 5°−末端のBam H1開裂部位を削除した。
このプラスミド(psjlOΔBal117Stop7)により形質転換され、 I PTGにより誘導されに細胞は、Mr27500ポリペプチドを合成したが 、pSj5、天然5j26(スミス等、1987b)をコードするptacll から誘導されたプラスミドにより形質転換された細胞においては、20%未満の レベルであった。発現におけるこの差異は、高いGCC含量量よびpS310Δ Bam7 S top? (ストルモ等、1982;ド・ボア等、1983b) におけるtacリポソーム結合部位およびATG翻訳開始コドン間の領域の長さ に起因し得るため、多重クローニング部位および終止コドンを含むps310Δ Bam7St。
p7における修飾5j26 cDNAの3゛−末端は、下記の要領でpsj5に 導入された。
テトラサイクリン耐性遺伝子をコードするpSj5のHindlll−Ndel フラグメントを、1aclq対立遺伝子および凪の一部分を含むpMC9(ミラ ー等、1984)から誘導された! 、7kb EcoR1フラグメントと置き 換えた。イー・つりDNAポリメラーゼ1のフレノウ・フラグメントによる処理 後に精製され几フラグメントのプラント末端結合により、lac I q、 a mp’およびtac−Sj26が全て同じ方向で転写されているプラスミド(p 4.5)が生成された。M。
5における5j26 cDNAの3゛−末端のEcoRI開裂部位を補充および 再連結により除去し、30−merオリゴヌクレオチドを用いたマンデツキ(1 986)により記載された突然変異手法によりcD−ターおよび5j26 cD NAの5°一部分を含むこのプラスミドのBe1lフラグメントを、斐21、釘 および1aclqの5°一部分を含むp4.5のBcl I −EcoR1フラ グメントと、5j26cDNAの3°−末端、次いで多重クローニング部位、終 止コドンおよびPBR322のヌクレオチド2067−2246を含むpsjl oΔBam7Stop7のBaall−Acclフラグメントとを連結すること により形成されたプラスミドの特有のBe11部位に挿入した。Bcllによる 開裂は、メチラーゼ欠損GM4 B細胞(マリヌス、1983)で生長させたプ ラスミドDNAにおいて行なわれ、エシェリヒア・コリDNAポリメラーゼlの フレノウ・フラグメントで処理することによりEcoRIおよびAcel末端を プラント末端化した。第7図に示す構造を有するプラスミド(pGEX−1)を 含む形質転換体が同定された。トロンビンまたは血液凝固因子Xaの開裂認識部 位をコードするオリゴヌクレオチドをpGEX−10BamH1部位に挿入する ことにより、特有のBamHI部位が1個ま1ニは2個のヌクレオチドによりフ レーム・シフトされているプラスミド(pGEX−2TおよびpGEX−3X) を製造した(第7b図)。プラスミドDNAのジデオキシヌクレオチド配列決定 (チェノおよびシーバーブ、1985)によりヌクレオチド配列を確認し、例外 が示され、プラスミドはイー・コlJ株JM109(ヤニッシューペロン等、1 985)に形質転換されkc制限酵素およびDNA修飾酵素はニューインク1ラ ンド・バイオラブズから購入され、メーカーの指示に従い使用された。
pcExベクターに挿入さオー几ピー・ファルシパルムcDNAは、各々Sma l −EcoRI開裂pGEX−3XおよびpGEX−2TにおけるAg63( ビアンコ等、1986)の555bp EcoRV−EeoRIフラグメントお よび580bp RsaI −EcoRIフラグメント、EcoR1開裂psj 10におけるAg16(コツペル等、1983)およびAg361 (ビーダー リン、私所見)の763bpおよび1010bpEcoRI:7ラグメント並ヒ i: E eoR1切断pGEX−3Xl:おけるRESA(ファバロロ等、1 986)の1317bp EcoRIフラグメントであった。
融合蛋白質のアフィニティー精製 親または組換えPGEXプラスミドにより形質転換されたイー・コリの一夜培養 物を新鮮な培地800πg中1:10に希釈し、1時間37℃で生長させ、IP TGを加えた(0.1+oM)、さらに3−7時間生長させた後、沈澱した細胞 を1 / 50−1 / l 00培養容量のマウス毒性燐酸緩衝食塩水(MT  P B SX150 ミリモルN a C1s16ミリモ゛ルNa1HPO, ,4ミリモルNaHtPO4(PH7,3))に再懸濁した。緩い音波処理によ り細胞を氷上で溶解させ、トリトンX−100CBDH’!ミカルズ)を加えた (1%)後、4℃で5分間10000gで遠心分離を行った。上滑を回転プラッ トホーム上に置いた50vrQのポリプロピレン管中室温で1−2RQの50% グルタチオン−アガロース・ビーズ(硫黄連結、シグマ)と混合しfこ。使用前 、ビーズをMTPBS中で予め膨潤させ、同緩衝液で2回洗浄し、4℃でMTP BS中50%中休0%体積)溶液として貯蔵した。吸収後、ビーズを10秒間遠 心分離(500g)により集め、50好のMTPBSで3回洗浄した。2×1ビ 一ズ体積の5mM還元グルタチオン(シグマ)含有5mM)リス−HC4(pH 8、0)(最終pH7、5、新たに調製)を用いて遊離グルタチオンと競合させ ることにより融合蛋白質を溶離させた。グルタチオン−アガロース・ビーズへの 融合蛋白質の吸収および後続の溶離は共に2分以内に完了する。グルタチオン− アガロースへの融合蛋白質の結合は、他の中性緩衝液、例えば5OmM)リス− HCl2(pH7,4)またはMTPBS(トリトンX−100を含まず)にお いても行なわれ得るが、デタージエントを含有させると、エシェリヒア・コリ蛋 白質に伴う汚染が減少する。汚染はまた、細胞を音波処理に付す期間を最小限に することにより低減化され得る。非安定性融合蛋白質の収率は、細胞採収の1時 間足らず前までI PTGの添加を遅らせることにより高められ得る。融合蛋白 質の収率は、pGEX−1により形質転換された細胞から精製された蛋白質の蛋 白質濃度評価(バートリー、1972)から誘導され7: 1 0 D ta。
=0.5r、9/vQの関係を用い、標準としてうし血清アルブミンを用いて2 80μmでの吸光度から計算された。
融合蛋白質発現を目的とする形質転換体のマススクリーニングは、好都合には3 00μCのMTPBSに再懸濁した1、5i12培養物において実施される。音 波処理および遠心分離後、上清を50μQの50%グルタチオン−アガロース・ ビーズと混合し、3 x i taのMTPBSで洗浄し、ビーズを100μg の試料緩衝液中で煮沸して、−プル、1973)分析、次いで0.05%クーマ シー・ブルー染色を行った。
融合蛋白質の部位特異的蛋白質加水分解トロンビンによる精製融合蛋白質の開裂 は、25℃で150ミリモルNaC1,2,5ミリモルCa C1tおよび10 0r+9ひとトロンビンむ溶離緩衝液中において行なわれた。ひと血液凝固因子 Xaによる開裂は、25℃で100ミリモルNaC1,1ミリモルCaC1t、 500n9ひと因子Xaおよび50μりの精製融合蛋白質(水弁およびトガーゼ ン、1984)を含む溶離緩衝液中において行なわれに。因子Xaへの因子X( シグマ)の活性化は、37℃で5分間、7μりの因子X、75n9の活性化酵素 、811IMトリスーHC((pH8,0)、70ミリモルNaC1および8ミ リモルCaC1*を含む反応においてラッセルのクサリヘビ毒液活性化酵素(シ グマ)を用いた処理により行なわれた(藤用等、1972)。
結果 pGEXベクターの構築および構造 プラスミドpSj5は、強いイソプロピルβ−D−チオガラクトピラノシド(I PTG)−誘導可能jにプロモーター(スミス等、1987b)の制御下でのエ シェリヒア・コリにおける5j26の合成を指図する。一連の操作を通してpS j5を修飾した結果、外来ポリペプチドが5326のC00H−末端との融合体 として発現され得た。
生成したプラスミド(pGEX−IX第7図)は、(a)taeプロモーター( アマン等、1983.ド・ボア等、1983a)、次いでSj26の完全コード 配列(スミス等、1986.1987a)(ただし、通常の終止コドンが制限エ ンドヌクレアーゼBamHI。
SmalおよびEcoRIに対する特有の認識部位を含むポリリンカーにより置 き換えられ、3リーデイング・フレーム全部におけるTGA翻訳終止コドンが続 り)(第7b図)、(b)アンピシリン耐性を付与するβ−ラクタマーゼ遺伝子 、(c)複製開始点および (d)lacリプレッサーの過剰発現1ac I−q対立遺伝子および]acZ の一部を含むlacオペロンのフラグメントを含む。多重クローニング部位のリ ーディング・フレームが、部位特異性プロテアーゼ・トロンビン(pGEX−2 Tの場合)または血液凝固因子Xa(pGEX−3Xの場合)の開裂認識配列を コードするオリゴヌクレオチドの導入を介して1個または2個のヌクレオチドに よりシフトされている、pGEX−177)2つの誘導体(pGEX−2Tおよ びpGEX−3X。
第7b図)が構築された。
pGEX−1により形質転換された細胞でのI PTGによるり9プロモーター の誘導の結果、C00H−末端に10個の追加アミノ酸残基を有する5326か ら成るMr27500ポリペプチドの合成が行なわれる(第8a図)。その豊富 さにも拘わらず、Mr27500ポリペプチドは不溶性細胞封入体を形成せず、 音波処理により溶解され、5分間10000gでの遠心分離に付された細胞の上 清に残存している(第8b図)。さらに、Sj26へのC00H−末端の伸長は グルタチオン−アガロースとの結合に影響を与えないため、細胞抽出物のアフィ ニティー・クロマトグラフィーの結果、少なくとも1529/I2C培養物)の 収率によりイー・コリ蛋白質に伴う検出可能な汚染物質・が存在しない状態でM r27500分子が効果的に精製される(第8b図)。共にC00H−末端に1 4追加残基を含むpGEX−2TおよびpGEX−3Xによりコードされた修飾 S+26ポリペプチドの場合にも似た特性が観察される。誘導物質の不在下では 、野生型1ac I対立遺伝子を担うイー・コリ株、例えばC600またはGM 48(マリヌス、1973)の場合でも、プラスミド・コード化1acIq対立 遺伝子はtacプロモーターからの転写抑制に有効である(未発表データ)(第 8a図)e プラスモディウム・ファルシパルム抗原の発現および精製外来ポリペプチドの発 現および精製用システムとしてのpGEXベクターの普遍性を試験する1ニめに 、ファルシパルム・マラリアの原因となるプラスモディウム・ファルシパルムの 幾つかの相異なる抗原に対応するcDNAを、適当なpGEXベクターの多重ク ローニング部位に挿入した。選ばれ7: c D N Aは、共に熱シヨツク蛋 白質70(ビアンコ等、1986.ビーダーリン等、1987)に関連した2種 の相異なる抗原(Ag63、Ag361)、および縦一列に反復したペプチドを 含む2種の抗原(Ag16、EcoRI −RESAXコツペル等、1983. ファバロロ等、1986)の一部分をコードする。
各場合において、豊富なグルタチオンS−)ランスフェラーゼ−融合蛋白質の合 成が観察され、これらの融合蛋白質は、固定グルタチオンにおける細胞抽出物の アフィニティー・クロマトグラフィーにより精製され得、収率は培養物1リツト ルに対し1.6ないし52gであった(第9図)。pGEXベクターを用いて有 効に発現および精製された他のポリペプチドは、8種の他のピー・ファルシパル ム抗原、寄生性条虫テニア・オビスおよびティー・テニアホルミスの10種の相 異なる抗原およびねずみインターロイキン−4およびか粒球マクロファージ・コ ロニー刺激因子を含む(未発表データ)。
精製融合蛋白質のプロテアーゼ開裂 精製後、グルタチオン−5−)ランスフェラーゼ担体が部位特異的プロテアーゼ 開裂に上り融合蛋白質から除去され得る場合、エシェリヒア・コリでの外来ポリ ペプチドの生産に用いられるPGEXベクターの有用性は高くなり得る。この方 法は、血液凝固因子Xa(永井およびトガーゼン、19B4)またはコラゲナー ゼ(ゲルミノおよびバスチア、1984)の認識部位を含む融合蛋白質量して有 効で。
あることが判ったが、有効で;い場合もあった(アレン等、1985)。
トロンビン(チャンク、1985)または血液凝固因子Xa(永井およびトガー ゼン、1984)の開裂認識部位をコードするオリゴヌクレオチドをpGEX− 1の多重クローニング部位へ5°に隣接して導入することにより、それぞれプラ スミドpGEX−2TおよびpGEX−3Xが生成された(第7b図)。Ag6 3 cDNA(ビアンコ等、1986)の580塩基対(bp)Rsa I − EcoRIフラグメントをI)GEX−2TのSmal −EcoR1部位に挿 入しに結果、グルタチオン−アガロースにおいて精製され得るMr43000融 合蛋白質の発現が行なわれた(第10a図)。この蛋白質をトロンビンとインキ ュベーションすると、一方はグルタチオンS−トランスフェラーゼ担体および他 方はAg63のMr22500部分の2種のフラグメントが生成された(第10 a図)。有効な開裂は、1 :500の酵素対基質比で30分以内に行なわれた 。小比率の融合蛋白質は、lO倍高濃度の酵素との2時間のインキュベーション 後でも開裂に対する抵抗を示した。同様に、pGEX−3Nベクターを用いたA g63の555bp EcoRV−EcoRIフラグメントの発現の結果、血液 凝固因子Xaにより2つのフラグメントに開裂されるMr43000融合蛋白質 の合成が行なわれた(第10b図)。因子Xaによる開裂は、トロンビンの場合 よりも緩慢で効率も劣ったが、恐らく因子Xの非効率的な活性化に起因すると考 えられる。3種の他のpGEX−27融合体および1種の追加pGEX−3X融 合体が、適当なプロテアーゼによる開裂に対する感受性に関して試験されにが、 各場合とも有効な開裂が観察された(未発表データ)。どのプロテアーゼもグル タチオンS−)ランスフェラーゼ担体を開裂しないため、蛋白質加水分解後担体 および未開裂融合蛋白質は、グルタチオン−アガロース吸収により共に開裂反応 から除去され得、精製されたポリペプチド生成物のみが残り得る(第1O図)。
(参考文献) l、アブラハムゼン、モックス、ニルッソンおよびウーレン、(1986)、「 二二−クリーク・アシッズ・リサ−fJ(Nucl、 Ac1dsRes、)、 14.7487−7500゜2、アレン、ペインターおよびウィンザー、(19 85)、「ジ工3、アマン、ブロシウスおよびブタジン、(1983)、「ジニ ン」(Gene)、旦、167−178゜ 4、アンダース、コツペル、ブラウン、セイント、コラマン、リンゲルバッハ、 ミッチェルおよびケンプ、(1984)、「モル、パイオル、メト、 j(Mo 1. Biol、 Med、)、2:177−191゜5、バロウル、ソンダー マイヤー、ドレイヤー、エム・カプロン、グリツィヒ、ピアス、カーバロ、ルコ ックおよびニー・カプロン、(1987)、[ネイチ+ −j(N ature )、326.149−153゜6、ビアンコ、ファバロロ、バーコツト、カルベ ナー、クルーザ−、ブラウン、アンダース、コツペルおよびケンブ、(198B )、「プロシーディングズ・オフ・ザ・ナショナル・アカデミ−・オフ・サイエ ンシーズ・オフ・ザ・ユナイテッド・ステーブ・才ブ・ア9、チェンジ、ディー ・ワイ・クラオー、ティー・ジエイ・クラ第10、コツペル、コラマン、リンゲ ルバッハ、ブラウン、セイント、ケンブおよびアンダース、(1983)、「ネ イチャー」、l立見、751−756゜ 11、コラマン、コツペル、セイント、ファバロロ、クルーイー、スタール、ビ アンコ、ブラウン、アンダースおよびケンブ、(1984)、璽モル、パイオル 、メト、:、2:207−221゜12、クルーイー、ビアンコ、ブラウン、コ ツペル、スタール、ケ13、ダバーン、チウ、モラハン、ライト、ガルシアおよ びミッチェル、(1987)、「イミュノル、セル、パイオイル、 j(Imm unol、 Ce11、 Bioil、X印刷中)。
14、ド・ボア、カムストックおよびバッサ−1(1983a)、「プロシーデ ィングズ・オフ・ザ・ナショナル・アカデミ−・オフ・サイエンシーズ・オフ・ ザ・ユナイテッド・ステーブ・オフ・アメリカ」、見立、21−25゜ 15、ド・ボア、カムストックおよびバッサ−1(1983b)、「DNAJ、 主、231−235c 16、イートン、ロドリゲスおよびベハー、(1986)、「バイオケミストリ ーj(B iochemistry)、旦、505−512c17、ファバロロ 、コツペル、コーコラン、フープ、ブラウン、アンダースおよびケンブ、(19 86)、「ニュークリーク・アシツズ・リサーチ」、14.8265−8277 ゜1B、藤用、レガスおよびディー、(1972)、「バイオケミストリー」、 上上、4892−4899゜ 19、ゲルミノおよびバスチア、(1984)、rプロシーデイングズ・オフ・ ザ・ナショナル・アカデミ−・オフ・サイエンシーズ・オフ・ザ・ユナイテッド ・ステーブ・オフ・アメリカ」、■、4692−4696゜ 20、ゲルミノ、グレイ、シャルボンノ、バナマンおよびバスチア、(1983 )、rプロシーディングズ・オフ・ザ・ナショナル・アカデミ−・オフ・サイエ ンシーズ・オフ・ザ・ユナイテッド・ステーブ・オフ・アメリカ」、見立、68 4g−6852゜21、グレイ、コルット、ガレンテおよびロスバージ>、(1 982)、「プロシーディングズ・才ブ・ザ・ナショナル・アカデミ−・オフ・ サイエンシーズ・オフ・ザ・ユナイテッド・ステーブ・オフ・アメリカ」、L見 、6598−6602゜22、バッフエイ、レーマンおよびボガー、(1987 )、rDNAj、6.565゜ 23゜ハリス(1983)。ウィリアムソン(編集)−「ジェネティック・エン ジニアリングj(Genetic Engineering)、アカデミツク・ プレス、ロンドン、第4巻、128−175゜24、バートリー、(1972) 、rアナリティカル・バイオケミストリー」(A nal、 B 1oches 、)、−先」−1422−427゜25、ハーベイおよびボイトラー、(198 2)。「ブラッドj(Blo。
d)、 60−二 1227−1230 。
26、板金、広瀬、フレア、リッグス、ハイネッカー、ポリパルおよびボイヤー 、(1977)、「サイエンスj(S cience)、±98.1056−1 063゜ 27、加藤、小林、工藤、古里、村上、日中、馬場、大石、大塚、197−20 2゜ 28.ケーネン、ルターおよびムラー−ヒル、(1982)、「アンダ・ジャー ナJl、j(EMBOJ、)、上、509−512゜29、クライト、ヤンスラ 、スモール、ダウベンコ、ムーア、グルブマン、マツカーチャー、モーガン、ロ バートソンおよびバハラハ、(1981)、「サイエンス」、凪、1125−1 129゜30、レムリおよびファブル、(1973)、rジャーナル・オフ・3 1、ラングフォード、エドワーズ、スミス、ミッチェル、モス、ラングおよびア ンダース、(1986)、「モル、セル、パイオル、」、6:3191−319 9゜ 32、ローペンアドラー、ニルッソン、アブラームゼン、モックス、リュングク ビスト、ホルムグレン、パレウス、ヨセフソン、フィリブソンおよびウーレン、 (1986)、「アンダ・ジャーナル」、5゜2393−2398゜ 33、マツキンダイア、コツペル、スミス、スタール、ニーコラン、ラングツ1 −ド、ファバロロ、クルーイー、ブラウン、ミツチェル、アンダーソンおよびラ ング、(1987)、「インターナショナル・。
オフ・バラサイトロジーj(Int、 J、 Parasitol、)、上7c 59−67゜ 34、マンデツキ、(1986)、「プロシーディングズ・オフ・ザ・ナショナ ル・アカデミ−・オフ・サイエンシーズ・オフ・ザ・ユナイテッド・ステーブ・ オフ・アメリカ」、83,7177−7181゜ 35、マニアチス、フリーチュおよびザンブルック、「モレキュラー・クローニ ングニア・ラボラトリ−・マニュアルj(Molecularcloning  : a 1aboratory manual)、コールド0スプリング0ハー バ−・ラボラトリ−11982゜ 36、マンナービック、(1985)、rアトパンシーズ・イン・エンサイモロ ジーj(Adv、 Enzymol、)、57.357−417゜37、マリヌ ス、(1973)、「モレク、ジエン、ジエネツ、j(Molec、 gen、  Genet、)、127,47−55゜38、マーシュ、ニーフルおよびワイ クス、(1984)、「ジーン」、32.481−485c 39、マーストン、(1986)、「バイオケミカル・ジャーナル」(Bioc hem、 J、)、主王立、1−12゜40、ミラー、レブコウスキー、グライ ゼンおよびカロス、(1984)、「アンダ・ジャーナル」、主、3117−3 121゜41、ミラー、クルイズ、ガルシアおよびチウ、(1984)、rジャ 810−812゜ 43、ニルッソン、アブラームゼンおよびウーレン、(1985)、?アンダ・ ジャーナル」、土、1075−1080゜44、ペーダーリン、クルーイー、ト ンプソン、ニーコラン、コツペル、ブラウン、アンダースおよびラング、(19 87)、rDNAJ(印刷中)。
45、ルターおよびムラー−ヒル、(1983)、「アンダ・ジャーナル」、主 、1791−1794゜ 46、セイント、ビオール、グルモント、ミッチェルおよびガルシア、(198 6)、「モル、バイオケム、パラシトル円(Mo1. Biochem、 P  arasitol、)、18:333−342゜47、サツセンフェルドおよび ブルーワー、(1984)、rバイオ。
テクノロジーj(B io、 T echnology)、2,76−81゜4 8、シェーマ−カー、プラスネットおよびマーストン、(1985)、「アンダ ・ジャーナル」、土、775−780゜49、シモンズおよびバンダー・ジャブ ト、(1977)、「アナリティカル・バイオケミストリーj(A nal、  B iochem、)、82.3350、シモンズおよびバンダー・ジャブト、 (1981)、「メソッズ・インーxンザイモロジーj(Methods En zymol、)、工1.235−237゜ 51、スミス、ダバーン、ボード、チウ、ガルシアおよびミンチェル、(198 6)、rブロシーディングズ・オフ・ザ・ナショナル・アカデミ−・オフ・サイ エンシーズ・オフ・ザ・ユナイテッド・ステーブ・オフ・アメリカム83.87 03−8707゜52、スミス、ダバーン、ボード、チウ、ガルンアおよびミッ チェル、(1987a)、「プロシーディングズ・オフ・ザ・ナショナル・アカ デミ−・オフ・サイエンシーズ・オフ・ザ・ユナイテッド・ステーブ・オフ・ア メリカJ、84.6541゜53、スミス、ルビラ、シンプソン、ダバーン、チ ウ、ボードおよびミッチェル、(1987b)、「モル、バイオケム、バラシト ル、」(Mo1. Biochem、 Parasitol、X印刷中)。
54、スタンレーおよびロツィオ、(1984)、rアンボ・ジャーナル」、主 、1429−1434゜ 55、ストーモ、シュナイダーおよびゴールド、(1982)、「ニュークリー ク・アシッズ・リサーチ」、1見、2971−2996゜56、ウーレン、ニル ッソン、ゲス、リンドバーグ、ガーテンベッ78゜ 57、ウルマン、(1984)、「ジーンム玄9,27−31゜58、ヤニッシ ューベロン、ビニイラおよびメツシング、(1985)、「ジーン」、主1.1 03−119゜59、ヤングおよびデービス、(1983)、[ブロシーディン グズ・万ブ・ザ・ナショナル・アカデミ−・オフ・サイエンシーズ・オフ・ザ・ ユナイテッド・ステーブ・オフ・アメリカ」、影±、1194−1198゜ 0 0−5 1 1・5 225 0 1 2 3 0 + 2 3 AwE、−、−Cコ囁;C) − FIG、J。
TPTPTPTPTPT P 口 ←− LJ 0く ロく ロく 1− LJ L IJ LIJ ユI++ 乙り 乙U Ftc、8A。
MTPSUE pGEX−16336116R MT PTPPPP ゝ−” −六+V楓−4−一、−一〜・−−B pGEX−1pGEX−3X− Ag63国際調査報告 −1M+hI物+haebtw−11e、p(τ/ALI8B/Co:64M1  77170787 DK 4380/87 E? 26E!501 FR26 03040二〇OFλMζX

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)外来蛋白質またはペプチドが酵素グルタチオン−S−トランスフェラーゼ と融合されている融合蛋白質の発現をコードするヌクレオチド配列を含む組換え DNA分子。 (2)ヌクレオチド配列が、外来蛋白質またはペプチドが酵素のCOOH−末端 と融合されている融合蛋白質の発現をコードする、請求項1記載の組換えDNA 分子。 (3)酵素が、シストソーマ・ジャポニクム(日本住血吸虫)の26kDaグル タチオン−S−トランスフェラーゼである、請求項1または請求項2記載の組換 えDNA分子。 (4)ヌクレオチド配列が、外来蛋白質またはペプチドが開裂可能な結合を介し て酵素と融合されている融合蛋白質の発現をコードする、請求項1、2または3 記載の組換えDNA分子。 (5)開裂可能な結合が、部位特異性プロテアーゼにより開裂され得る結合であ る、請求項4記載の組換えDNA分子。 (6)開裂可能な結合が、トロンビン、血液凝固因子Xaまたはレニンにより開 裂可能な結合である、請求項5記載の組換えDNA分子。 (7)請求項1〜6のいずれか1項記載のヌクレオチド配列が挿入されている発 現ベクター。 (8)融合蛋白質の発現を目的として前記ヌクレオチド配列に機能し得るように 結合された発現制御配列を含む、請求項7記載の発現ベクター。 (9)細菌性プラスミドである、請求項7または請求項8記載の発現ベクター。 (10)請求項7〜9のいずれか1項記載の発現ベクターにより形質転換された 宿主細胞。 (11)エシェリヒア・コリである、請求項10記載の宿主細胞。 (12)融合蛋白質が回収可能な量で発現される条件下での請求項10または請 求項11記載の宿主細胞の培養工程を含む、融合蛋白質の製造方法。 (13)細胞培養からの融合蛋白質の回収工程を含む、請求項12記載の方法。 (14)宿主細胞を溶解させ、リゼイトを固定グルタチオンと接触させることに よりリゼイトから融合蛋白質を分離する工程により、融合蛋白質が回収される、 請求項13記載の方法。 (15)請求項12〜14のいずれか1項記載の方法により融合蛋白質を製造し 、次いで融合蛋白質を開製して外来蛋白質またはペプチドを酵素から分離させる 工程を含む、蛋白質またはペプチドの製造方法。 (16)請求項12〜14のいずれか1項記載の方法により製造される融合蛋白 質または請求項15記載の方法により製造される蛋白質。 (17)酵素グルタチオン−S−トランスフェラーゼに対応する第1配列および 異種蛋白質またはペプチドに対応する第2配列を含む融合蛋白質。 (18)酵素グルタチオン−S−トランスフェラーゼとして発現され得るヌクレ オチド配列、次いでグルタチオン−S−トランスフェラーゼと融合した外来蛋白 質またはペプチドとして発現され得るヌクレオチド配列の挿入を目的とする少な くとも1つの制限エンドヌクレアーゼ認識部位が挿入されている、発現ベクター 。 (19)酵素が、シストソーマ・ジャポニクムの26kDaグルタチオン−S− トランスフェラーゼである、請求項18記載の発現ベクタ(20)ヌクレオチド 配列が、酵素および外来蛋白質またはポリペプチド間の開裂可能な結合として発 現され得る配列を含む、請求項18または請求項19記載の発現ベクター。 (21)開裂可能な結合が部位特異性プロテアーゼにより開裂され得る結合であ る、請求項20記載の発現ベクター。 (22)融合蛋白質の発現を目的としてヌクレオチド配列に機能し得るように結 合された発現制御配列を含む、請求項18〜21のいずれか1項記載の発現ベク ター。 (23)細菌性プラスミドである、請求項18〜22のいずれか1項記載の発現 ベクター。 (24)pSjlO、pSjlO DBamlおよびpSjlO DBam7S top7から成る群から選ばれるプラスミドを含む、請求項18記載の発現ベク ター。 (25)pGEX−1、pGEX−2TおよびpGEX−3Xから成る群から選 ばれるプラスミドを含む、請求項18記載の発現ベクター。
JP63504420A 1987-05-28 1988-05-27 新規融合蛋白質 Expired - Lifetime JPH0681596B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
AU2195 1987-05-28
AUPI219587 1987-05-28
PCT/AU1988/000164 WO1988009372A1 (en) 1987-05-28 1988-05-27 Novel fusion proteins containing glutathione-s-transferase

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01503441A true JPH01503441A (ja) 1989-11-22
JPH0681596B2 JPH0681596B2 (ja) 1994-10-19

Family

ID=3772204

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63504420A Expired - Lifetime JPH0681596B2 (ja) 1987-05-28 1988-05-27 新規融合蛋白質

Country Status (14)

Country Link
EP (1) EP0293249B1 (ja)
JP (1) JPH0681596B2 (ja)
AT (1) ATE79902T1 (ja)
AU (1) AU607511B2 (ja)
CA (1) CA1338903C (ja)
DE (1) DE3873989T2 (ja)
DK (1) DK169975B1 (ja)
ES (1) ES2045115T3 (ja)
GR (1) GR3006173T3 (ja)
NO (1) NO178894C (ja)
NZ (1) NZ224663A (ja)
SG (1) SG25093G (ja)
WO (1) WO1988009372A1 (ja)
ZA (1) ZA883681B (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0781848A2 (en) 1995-12-28 1997-07-02 FUJIREBIO Inc. Fused DNA sequence, fused protein expressed from said fused DNA sequence and method for expressing said fused protein
JP2012511325A (ja) * 2008-12-12 2012-05-24 ユニヴァーシティ サインズ マレーシア トキソカラ症を検出するための組換え抗原

Families Citing this family (40)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0456662A4 (en) * 1989-01-31 1991-12-11 Daratech Pty. Ltd. Vaccine for the preventative treatment of infection of liver fluke in ruminants
USRE37919E1 (en) 1989-05-12 2002-12-03 The General Hospital Corporation Recombinant DNA method for production of parathyroid hormone
US5171670A (en) * 1989-05-12 1992-12-15 The General Hospital Corporation Recombinant dna method for production of parathyroid hormone
FR2657883A1 (ja) * 1990-02-07 1991-08-09 Transgene Sa
US6077694A (en) * 1990-09-21 2000-06-20 The United States Of America As Represented By The Department Of Health And Human Services Method for over-expression and rapid purification of biosynthetic proteins
WO1993003157A1 (en) * 1991-07-29 1993-02-18 Dana Farber Cancer Institute Plasmids for the rapid preparation of modified proteins
US6372249B1 (en) 1991-12-16 2002-04-16 Baylor College Of Medicine Senscent cell-derived inhibitors of DNA synthesis
US5596079A (en) * 1991-12-16 1997-01-21 Smith; James R. Mimetics of senescent cell derived inhibitors of DNA synthesis
WO1993019091A1 (en) * 1992-03-18 1993-09-30 Amrad Corporation Limited Tripartite fusion proteins of glutathione s-transferase
GB9210337D0 (en) * 1992-05-14 1992-07-01 Univ Court Of The University O Feline leukaemia virus vaccine
AU6172194A (en) * 1993-02-08 1994-08-29 Paravax, Inc. Defective sindbis virus vectors that express (toxoplasma gondii) p30 antigens
US5532142A (en) * 1993-02-12 1996-07-02 Board Of Regents, The University Of Texas System Method of isolation and purification of fusion polypeptides
US5480864A (en) * 1993-08-06 1996-01-02 Shiseido Co., Ltd. Modified maxadilan protein, its preparation and use, and DNA encoding the protein
EP0723402B1 (en) * 1993-08-30 2010-08-18 Baylor College Of Medicine Senescent cell-derived inhibitors of dna synthesis
US6303369B1 (en) 1993-09-30 2001-10-16 Carl Spana Protein expression system
GB9502489D0 (en) * 1995-02-09 1995-03-29 Animal Health Trust Expression of the non-structural protein NS1 of influenza virus and detection of anti-NS1 antibody in serum
US5800811A (en) * 1995-06-06 1998-09-01 Hall; Frederick L. Artificial skin prepared from coclagen matrix containing transforming growth factor-β having a collagen binding site
GB9513683D0 (en) * 1995-07-05 1995-09-06 Ciba Geigy Ag Products
DE19653498C1 (de) * 1996-12-20 1998-07-23 Wolf M Prof Dr Bertling Klonierungsvektor-System mit Fusionssequenz
EP1005654B1 (en) 1997-08-01 2006-04-12 Max-Planck-Gesellschaft zur Förderung der Wissenschaften e.V. Novel method of detecting amyloid-like fibrils or protein aggregates
WO1999006545A2 (en) * 1997-08-01 1999-02-11 MAX-PLANCK-Gesellschaft zur Förderung der Wissenschaften e.V. Composition and method for the detection of diseases associated with amyloid-like fibril or protein aggregate formation
US6056954A (en) 1997-10-31 2000-05-02 New Horizons Diagnostics Corp Use of bacterial phage associated lysing enzymers for the prophylactic and therapeutic treatment of various illnesses
US6428784B1 (en) 1997-10-31 2002-08-06 New Horizons Diagnostics Corp Vaginal suppository for treating group B Streptococcus infection
US6432444B1 (en) 1997-10-31 2002-08-13 New Horizons Diagnostics Corp Use of bacterial phage associated lysing enzymes for treating dermatological infections
US6406692B1 (en) 1997-10-31 2002-06-18 New Horizons Diagnostics Corp Composition for treatment of an ocular bacterial infection
US7232576B2 (en) 1997-10-31 2007-06-19 New Horizons Diagnostics Corp Throat lozenge for the treatment of Streptococcus Group A
US6277399B1 (en) 1997-10-31 2001-08-21 New Horizon Diagnostics Corporation Composition incorporating bacterial phage associated lysing enzymes for treating dermatological infections
US6423299B1 (en) 1997-10-31 2002-07-23 Vincent Fischetti Composition for treatment of a bacterial infection of an upper respiratory tract
US6752988B1 (en) 2000-04-28 2004-06-22 New Horizons Diagnostic Corp Method of treating upper resiratory illnesses
US6077689A (en) * 1997-12-24 2000-06-20 Amgen Inc. Enhanced solubility of recombinant proteins
US6187558B1 (en) 1998-06-24 2001-02-13 Boyce Thompson Institute For Plant Research, Inc. Invertebrate intestinal mucin cDNA and related products and methods
WO1999067373A2 (en) * 1998-06-24 1999-12-29 Boyce Thompson Institute For Plant Research, Inc. Invertebrate intestinal mucins, cdnas, antibodies and their use
GB9821821D0 (en) * 1998-10-07 1998-12-02 Univ Wales Schistomiasis vaccine
US7063837B2 (en) 1999-09-14 2006-06-20 New Horizons Diagnostics Corp Syrup composition containing phage associated lytic enzymes
US6632638B1 (en) 2000-11-17 2003-10-14 Amgen, Inc. Enhanced solubility of recombinant proteins using Uracil DNA glycosylase inhibitor
US7094757B2 (en) 2001-06-22 2006-08-22 Roche Diagnostics Corporation Complexes comprising a prion protein and a peptidyl prolyl isomerase chaperone, and method for producing and using them
US6962982B2 (en) 2001-06-22 2005-11-08 Roche Diagnostics Corporation Soluble complexes of target proteins and peptidyl prolyl isomerase chaperones and methods of making and using them
ATE522603T1 (de) 2001-06-22 2011-09-15 Hoffmann La Roche Löslicher komplex, der retrovirale oberflächen- glykoproteine und fkpa oder slyd enthält
ES2255347B1 (es) * 2003-05-21 2007-05-16 Universidad De Vigo Proteina de fusion gst-fucosidasa con actividad enzimatica alfa-l-fucosidasica. proteina recombinante alfa-l-fucosidasa humana.
GB0823550D0 (en) 2008-12-24 2009-01-28 Kinasource Ltd Peptide tag and uses thereof

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU3036684A (en) * 1983-07-07 1985-01-10 Genex Corp. Production of bovine calf chymosin
MA20977A1 (fr) * 1986-05-19 1987-12-31 Ciba Geigy Ag Plantes tolerant les herbicides contenant le gene de gluthathione S-Transferase
AU613583B2 (en) * 1986-08-22 1991-08-08 Transgene S.A. Proteins and the method for preparing them, DNA sequences, antibodies and their application, poxviruses, transformed or infected cells, pharmaceutical compositions which are useful in the prevention of schistosomiasis and application by way of an agent possessing glutathione s-transferase activity
EP0264118B1 (en) * 1986-10-14 1993-08-04 SHIONOGI SEIYAKU KABUSHIKI KAISHA trading under the name of SHIONOGI & CO. LTD. Novel method for preparing proteins

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
PROC.NATL.ACAD.SCI=1986US *

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0781848A2 (en) 1995-12-28 1997-07-02 FUJIREBIO Inc. Fused DNA sequence, fused protein expressed from said fused DNA sequence and method for expressing said fused protein
JP2012511325A (ja) * 2008-12-12 2012-05-24 ユニヴァーシティ サインズ マレーシア トキソカラ症を検出するための組換え抗原

Also Published As

Publication number Publication date
DK38189A (da) 1989-01-27
AU607511B2 (en) 1991-03-07
DK38189D0 (da) 1989-01-27
NO890325D0 (no) 1989-01-26
AU1793288A (en) 1988-12-21
DE3873989T2 (de) 1993-02-04
CA1338903C (en) 1997-02-11
ZA883681B (en) 1989-07-26
NO178894C (no) 1996-06-26
GR3006173T3 (ja) 1993-06-21
WO1988009372A1 (en) 1988-12-01
DE3873989D1 (de) 1992-10-01
NZ224663A (en) 1990-11-27
ATE79902T1 (de) 1992-09-15
EP0293249B1 (en) 1992-08-26
DK169975B1 (da) 1995-04-18
EP0293249A1 (en) 1988-11-30
JPH0681596B2 (ja) 1994-10-19
NO890325L (no) 1989-03-06
ES2045115T3 (es) 1994-01-16
NO178894B (no) 1996-03-18
SG25093G (en) 1993-06-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH01503441A (ja) 新規融合蛋白質
US5932433A (en) Biotinylation of proteins
JP2686090B2 (ja) 新規融合蛋白質およびその精製方法
US5391490A (en) Ubiquitin-specific protease
US5654176A (en) Fusion proteins containing glutathione-s-transferase
JPS62500700A (ja) ストレプトアビジン様ポリペプチドの製造
EP3448876B1 (en) Streptavidin muteins and methods of using them
AU2019380620B2 (en) Novel triple-helical polypeptides lacking binding affinity for the Fc domain of immunoglobulin and uses thereof
JP2004506449A (ja) イソマルチュロース・シンターゼ
EP1001980A1 (en) Recombinant expression of insulin c-peptide
KR910000461B1 (ko) L-페닐알라닌 암모니아리아제의 아미노산배열, l-페닐알라닌 암모니아리아제의 구조유전자, 이것을 함유하는 신규의 dna배열, 이것을 함유하는 신규의 조환형 dna 플라스미드, 이것에 의해 형성되는 형질전환체 및, 이것을 사용한 l-페닐알라닌의 제조방법
US5620923A (en) Synthesis of peptides as cloned ubiquitin extensions
EP1981978B1 (en) Affinity polypeptide for purification of recombinant proteins
JPH06311884A (ja) プラスミド及びそれで形質転換されたエ シェリチア・コリ
JPH01503514A (ja) 免疫原性ポリペプチドとその精製法
JP4838412B2 (ja) リボ核タンパク質の組換え製造方法
KR101598581B1 (ko) 광활성 메티오닌 모사체 도입 단백질 g 변이체
Grewal et al. Expression and partial purification of human pro-opiomelanocortin in Escherichia coli
JP2599111B2 (ja) ヒト・ガンマ・インターフェロン様ポリペプチド発現用のポリデオキシリボヌクレオチド
Mercy et al. A new series of trpE vectors that enable high expression of nonfusion proteins in bacteria
JP2732960B2 (ja) 組換えヒト・オステオカルシン
CN117778345A (zh) 可固化和重复利用的幽门螺杆菌岩藻糖基转移酶突变体
JPH11287804A (ja) 免疫測定試薬の製造方法、免疫測定試薬及び免疫測定方法
KR20170065783A (ko) C형 간염 바이러스의 친수성 단편을 포함하는 융합 폴리펩티드, 그를 포함하는 c형 간염 바이러스 감염을 진단하기 위한 조성물, 키트, 및 방법
Magner Analysis of the functional domains of the 1.3 S subunit of transcarboxylase

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S202 Request for registration of non-exclusive licence

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R315201

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081019

Year of fee payment: 14

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081019

Year of fee payment: 14

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081019

Year of fee payment: 14